女「男くぅん！」

男「なんだいハニー」

女「え！？付き合ってくれるの？」

男「多額の生命保険をかけてくれたらな」

女「やだもぉー」ﾊﾟｼﾊﾟｼ

友「なんだよコイツら」

女「うるさい黙れ」

友「はい」

女「あのさ！今日のお弁当一緒に食べない？」

男「…」ﾊﾟﾁ

友「？」

男（どうしたらいい？）

友（知らん）

男（俺には幼馴染がいるんだが）

友（お前嫌われてんじゃん）

男（違うし！ちょっと何か避けられてるだけだし！）

友（それが嫌われてるサインなんだよ）

男（まだ大丈夫だよコサインくん）

友（何がまだだよタンジェントが）

女「…何で見つめあってるんだろ…」

男（つまりあれだ、照れてんだよ）

友（照れてるぅ？）

男（そうそう聞いてくれよ）

男（幼馴染から手紙もらったんだ）

友（ほぉ、内容によっては嫌われてるかわかるな）

男（その内容なんだけどよ、マグルの俺には開けられないんだ）

友（この世にはマグルしかいないだろ）

男（いやもしかしたら半純潔のプリンスが…）

友（じゃあ薬学講師を探せ）

女「おぉい」

男（つーかさ、何なのあの手紙）

男（電流が流れてたんだけど）

友（有刺鉄線？）

男（いや全然違う）

友（あ、電流が流れてたから魔法が～みたいな？）

男（魔法なんて言ってませんけど？）

男（おこちゃまでちゅね）

友（お前明日の寝起き覚えてろよ）

友（ダンゴムシ百匹供えてやる）

男（やめろ、下手したら立ち直れないぞ）

女「もしもーし」

男（女うるさいな）

男（…あ、昼食うかどうかを聞いてたんだったな）

友（もう食えばよくね？）

男（いやでも幼馴染を…）

友（でも幼馴染のことを聞き出すのにいいんじゃね）

男（おまいは天才か）

男（いや天災か）

友（地域密集型の天災ですっ！ってなんやでねん）

男（うわっ…）

友（おいドン引きするな寂しい）

女「…無視ですかー、でもカッコいいから許しちゃう！」

男「えー…存分に話し合った結果」

友「どうでもいいことをな」

女「あんたうるさい」

友「…」

男「見事、食べることに決定いたしました！」

女「イェーイ！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

男「じゃあまたあとで」

女「うんぅ！」ﾀﾀﾀ

友「よし、手紙を見せてくれ」

男「ファンレターでいいか？」

友「そんなの見せてほしくないわ」

仕事いってきます

男「ほら」ｽｯ

友「どれどr」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

友「」

男「電流流れてるって言っただろマグルめ」

友「ななななんでででおまおまおまへいききき」

男「いやほら、ここだけ電流通ってない」

友「それそれそれささきききいいいええ」

男「まぁよんd」

友「あ」

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

男、友「あばばばばばば」

――――

男「電気が抜けた」

友「早速読ましてもらうか」ﾊﾟﾗ

大っ嫌い
好奇心旺盛な目で見るな
キモいから

あんたと隣ってだけでも虫酸が走る
いきてる価値ないよ
死んで
手が込んだ罠を
ルーマニアにもってって死んで

男「…」

友「…」

友「お前なにしたん」

男「なんもしてねぇよ…強いて言えばお風呂でばったりくらい」

友「それだろ」

男「違う、あれは不可抗力だ」

男「親父が背負い投げをして受け身取ったらあいつの風呂場にいたんだよ」

友「はい？」

男「まぁそんなことはどうでもいい」

男「今は女との交流戦を乗りきる方が大切だ」

友「…いや普通に聞けばいいだろ」

友「幼馴染のことおちえてっ☆ﾐ」

男「キモい死ねトラックに轢かれて死ね」

友「…まぁ報告を待ってる」

男「おうよ」

>>11
男が幼馴染にとんでもなく好かれてる件

昼、屋上

女「はい、あーん」

男「あんっ」

女「せめて伸ばして、いやらしい」

男「アッーーーー」

女「…」

女「私といるのが嫌なの…？」

男「そんなことないよ、マイスウィートハニー」

女「ホントっ！？」

男「２割」

女「ほぼ嘘じゃん！」

>>14
シー！

男「そうそう、幼馴染ってどんなやつ？」

女「え？あのこ？」

女「あのこは…何て言うか…照れ屋だね」

男「照れ屋？」

女「うん、何か…素直に自分の気持ちを出せないみたい」

男「まぁそうだよな昔からツンデレっぽいバカだったし」

女「そうなんだ」

男「ではここらで現場の友さーん？」

――――
友「はいこちら天災、もとい天才の友です」

委員長「あ、友くん！」

友「ん？」

委員長「男くんはどこ！」

友「アジアのどこかじゃね」

委員長「いいから答えなさい」

友「恐らく屋上です」

委員長「ありがと！」ﾀﾀﾀ

友「私って不憫な子」

友「暇だし委員長を追ってみるかな、面白いもん見れそうだし」ﾀﾀﾀ

屋上

男「美味しかった、ありがと」

女「ううん、いいの」

女「…いつかおよm」

ﾊﾞﾝｯ！

委員長「男くん！ご飯一緒にって…」

委員長「なんであんたいるの！」

女「本妻ですから」

男「はっはっは」

委員長「あんたなんかが本妻なわけないでしょ！？」

委員長「せいぜい盆栽よ！」

女「はぁ！？何で植物になるわけ！？」

委員長「誰かから何かしてもらわないと生きていけない貢がれ女でしょ」

女「はぁ！？」

友「男くん！ご飯一緒にって…」

友「何であんたいるn」

委員長、女「うるさい黙れ夏のモスキート！」

友「…モスキート…」

男「叩かれ嫌われる存在か」

友「てめぇ…」

男「そんなことより助けてくれ」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

友「…こっちこい」

男「ありがたや」ｺｿｺｿ

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

第一音楽室

男「ふう」

友「おい抜くな」

男「こんなとこで抜かねぇよ」

友「変態だから抜くかと思ったわ」

男「変態というなの紳士さ」

友「…俺水飲んでくる」ｽﾀｽﾀ

男「おーう」

―――――
ｼﾞｰ

男「視線が感じる」

ｼﾞｰ

男「俺は振り返りこう言った」

ｸﾙｯ

男「誰だ？」

ﾋﾞｸｩ

男「…でてこーい」

男「でも幽霊なら出てこなくていいよ」

「…幽霊じゃダメですか… 」

男「ちょ、友ぉぉぉぉ！」

男「友ぉぉぉぉ！美和さん呼んできてー！」

ｼｰﾝ

「誰も来ませんよ」

昼のバイトなので行きます、ではまた

男「残念だが俺は寺生まれのtさんだ」

「はっ！まさか…私を…」

男「そうだ、この学校で悪さをするお前を退治しに来た」

男「何万星医科一手見炉」

男「はぁっ！」

「う、うわぁぁぁぁ！」

男「…」

「…」

「あ、あの…」

男「殺さないで」

「殺しませんよ…というか殺せませんよ…」

男「ハーッハッハッハー！殺せないなら怖くはない！」

「あ、でも呪えます」

男「やめてごめんなさい度が過ぎました」

―――――
男「ふむ、二十年前にいじめで自殺し、恋らしい恋をしないまま死んだため、現世に留まっていると」

男「そして、たまたまこの教室に入ってきた俺様に一目惚れしたと」

幽霊「ちょっと図に乗ってません？」

男「さぁ、これが俺様だから」

幽霊「…まぁいいです」

男「そう言えば何で出てきたの？」

幽霊「えっと…その…」

幽霊「はっ、初めて…その…す、すきな人に…」

ｶﾞﾗﾗ

友「遅くなった！美和さんじゃないけど同じクラスの岩薪広を連れてきた」

男「誰だよいわまきひろって」

友「いわ、まきひろだ」

男「どうでもいいわ」

岩「貴方の木材はそうは言ってないみたいだわよ」

ｶﾞﾗﾗ

友「何がしたいのあいつ」

男「いやおまえが…」

幽霊「な、なんで…ちゃんと眠らしたはずなのに…」

男「こいつに罠、誘惑、勧誘は通じないぞ」

幽霊「そんな…」

友「え、独り言？いたいわー」

ﾊﾞｼｯ

友「ｲｰｼﾞｰｶﾑ！」ﾋﾞﾀﾝ

男「え？触れるの？」

幽霊「はい、さっきもギリギリchopで沈めました」

男「だからｲｰｼﾞｰｶﾑって言ったのか」

幽霊「でもなんでこんな早くイッツショータイムするなんて…」

男「こいつは一度zeroになるからな」

友「なんだよさっきからそのb'zの曲紹介は！」

幽霊「」ﾋﾞｸｩ

男「聞こえたのか？」

友「いやなんとなく」

男「すげぇなお前」

幽霊「…二人っきりじゃないならもういいです、失礼します」ｽｳｳｳ

男「おぉ…」

友「何かノリのいい二十年前の幽霊が拗ねて消えたような感覚だ」

男「お前ホントすげぇな」

男「よっ！天災！」

友「世界規模で活動します！ってなんでやねん」

男「うわぁ…」

友「もういいよその下りは…」

教室

男「そういえばなんだがあの手紙、幼馴染に聞けば万事解決じゃね」

友「じゃあやってみろよ」

男「おぉやってやんよ」ｽﾀｽﾀ

幼「…」

男「なぁこの手紙って」

幼「見てわかんないの？そのままの意味」

男「嫌いってことか…」

幼「は、はぁ？そんなこと言ってないし」

男「じゃあ好きなのか？」

幼「調子乗らないで変態」

男「…」



友「あいつが…押されてるだと…！？」

ｽﾀｽﾀ

男「もう無理だ」

友「諦めんな変態」

男「変態じゃない、ちょっと変わったことで興奮するだけだ」

美少女「男っ」

友「おおぉっとここで学校一、いや新垣結衣にも勝ってるのではないかと言われる美少女さんの」

友「登場だぁぁぁ！」

美少女「あのさ、今日一緒に帰らない？」

友「見事にスルーだ、これはマラドーナでも見抜けない！」

男「いいけど家逆じゃなかった？」

美少女「いいのぉ、じゃあまたねっ」

美少女「あ、友くん」

美少女「うるせぇんだよ包茎」ﾎﾞｿｯ

友「…」

男「何いったの！？」

―――――
男「さて、五時間目になったけどダルいのでサボり中の私たち」

友「誰にしゃべってんの？」

男「つーかさー」

男「何でこんな嫌われてんの」

友「キモいから」

男「キモい…あぁ、気持ちよくさせてくれるいい男って意味ね」

友「なにそのポジティブ変換」

友「あれじゃね、そういう時期なんじゃね」

男「危機？」

友「うわぁー！自慰中にかーちゃんがー！って違うわ」

男「あれか、歌が下手だからって理由でされるポジション」

友「それは指揮」

男「日本にある４つの…」

友「四季だ」

男「ロック界のドンの嫁」

友「樹木希林だ」

男「人間と同じで首の骨が七本の…」

友「キリンだ」

友「そうじゃねぇよ、疲れたわ」

男「具、カレーだ？」

友「具がカレーって、具がカレーって」

ダメだ、頭が働かない…

夜にまた来ます…

放課後

美少女「かえろっ」

男「はいよ」

友「かえろっ」

女「しね」

友「かえろっ」

委員長「しね」

友「かえr」

ｶﾞｼｯ

美少女「黙れ」ﾎﾞｿｯ

友「…」

男「おーいいくぞー」

美少女「いまいくー！」ﾀﾀﾀ

友「」ｼｸｼｸﾒｿﾒｿｴｯｻｯｻ

男「踊るんじゃないよ」

帰り道

男「ｵｱﾏｰ！」ｽﾞｻﾞｻﾞｰ

美少女「え！？」

男「いてて…転けた」

美少女「何もないとこで転けるドジッ子属性も持ってるの？」

男「持ってるわけないだろ常識的に考えて」

美少女「あ、うんそうだね」

美少女「…うちよってく？消毒ぐらいするよ」

男「あ、いや…別にいいよ」



友「幼馴染さんに言ったらキョドりながら拒否された」

友「じゃあもうつけるしかないぜ」

男「いやほんと大丈夫だから」

美少女「でっでも…」

男「いやその…友！友の家に呼ばれてるから！」

美少女「あぁ…？」

男「え？」

美少女「ううん、何でもないよっ」ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ


友「」ﾌﾞﾙｯ

男「だから今日はこのまま…」

美少女「五分もかからないから寄っていきなよっ」ｸﾞｲｯ

男「あ～れ～」



友「美少女の家にいくのか」

友「何回か侵入したけど…罠が多いんだよな……死ぬなよ」ﾀﾀﾀ

美少女の家

男「おじゃまします」

美少女「はーいっ」

美少女「…こっち来て！」

男「消毒は…」

美少女「もうちょっと待って」



裏庭の換気扇

ｶﾞｺｯ

友「この家の唯一の欠点がここだ」

友「…いくか」ｿﾛｿﾛ

でんじゃらすじーさんネタを使う辺り>>1は……

美少女部屋

美少女「モニターオン」

男「ﾊﾟｲﾙﾀﾞｰｵﾝ」

美少女「ﾎﾞｿｯと言わない」

男「ここで何が見れるんだ？」

美少女「……不法侵入したネズミ」

男「ネズミ？」

美少女「まぁ見てて」


キッチン

友「いない…消毒ならここのはずだが」

ﾋﾞｰﾋﾞｰ

友「！マズイ！」ｻｻｯ

ｼｭｵﾝ

友「あぶねぇ…首を持ってかれるとこだった…」

>>46
でんじーのネタなんですか？

友「次は……リビング」

リビング

友「…変鉄のない綺麗な部屋、だが赤外線スコープを見ると」

ﾋﾟﾝｯ

友「この通り、センサーだらけだ」

友「よし」ｶﾛﾔｶﾆｽﾃｯﾌﾟ

友「下にハブの群れだと…」

友「鉤爪ロープを出さないとな」ｺﾞｿｺﾞｿ

ﾋｭﾝｯｶﾁ

ｶﾞｺﾝ

友「ああああぁぁぁぁぁ！これが罠かぁぁぁ！」ﾋｭｩｩｩ

美少女部屋

美少女「退治完了、いくよ」

男「何がなんだかついていけない…」

地下室

友「くそっ」

友「なんなんだ…」

ｺﾞｰｵｰｵ

美少女「なんだかんだと言われたら」

男「ｴﾄ…答えてあげるが…世の情け」

美少女「世界の平和と愛を貫く」

男「ラブリーチャーミーな敵役」

友「ロケット団乙」

男「あと少しぐらい言わせろよ」

美少女「…なんでいるわけ？」

友「そこに男がいるから」

男「」ﾎﾟｯ

友「顔赤らめるなキメェ」

友「襲われたら助けてやろうと思ってな」

美少女「はっ！？」

男「童貞が助けられるとは到底思わんな、童貞だけに」

友「うまくねーんだよ」

美少女「襲うわけないじゃん」

友「昔っから男をとっかえひっかえして何を」

男「俺は一人だ」

美少女「そ、それは…」

友「その度に助けてやろうとしたが…」

美少女「…」

男「…ｶｴﾛ」ｽﾀｽﾀ

美少女「あんたがいけないんでしょ！？」

友「なにがだよ」

美少女「人の気持ちも知らないでかわいいこに鼻の下伸ばして！」

友「俺のw杯が反応するんだからしかたないだろ！」

美少女「じゃあなんで私には反応しないのよ！」

友「えっ？」

美少女「…」

さっきの帰り道

男「お、幼馴染ﾊｹｰﾝ」

男「追跡開始」ｳｨｰﾝｶﾞｯﾁｬﾝ

男「ふむ、上から」

男「83.52.79ってとこだな」

男「いい具合に発育したのぉ…フォッフォッフォ」

委員長「おーとこくん！何してるの？」

男「え？あ、えーっと…」

男「委員長を待ってたんだ」

委員長「逆立ちしながら！？」

男「カムサハムニダの舞と呼べ」

委員長「あ、うん」

委員長「今暇？」

男「暇っちゃ暇だけど正直微妙」

委員長「そんなイケメンを前にする女みたいな反応されても…」

委員長「あ、でも暇なら一緒にいきたいとこあるんだけど…」

男「産婦人科？」

委員長「妊娠してないよ！」

委員長「でっでもね？男くんだったら私…その…」

男「tsutayaだな、わかったいこう」

tsutaya

委員長「何借りようかな～」

男「これとかどう？」

委員長「nhk特集…微塵も興味ないよ！」

男「じゃあこれは？」

委員長「シックスセンs…セッセック…センス！？」

男「プレイボーイが女の幽霊を見て逝かせる映画だ」

委員長「何で子供向けのコーナーに置いてあるの…」

男「精神年齢コーナーだ、間違えるな」

委員長「回りくどいけど結構バカにしてるよね」

そして二分後

委員長「これでいいや」

男「バトロワとデスノートとカイジ…」

男「藤原竜也が命懸けの映画ばかりだな」

委員長「私嫌いなんだけどね、藤原竜也」

男「じゃあ何で借りるの？」

委員長「人が死ぬゲームって見てて面白いじゃん？」

男「同意を求めるな」

そして外へ

男「まさか店員が藤原竜也だとはな」

委員長「顔真っ赤になって何か書いてたね」

男「死神かなんか見えたんだろ」

男「じゃあもう解散で」

委員長「最後一件だけ！」

男「どこ？」

委員長「お墓」

男「アリーヴェデルチ」

委員長「イタリア語でさよなら言わないで待って」

お墓

男「結局来ちゃったよ」

男「何でここに？」

委員長「おかーさんの友達の墓なの」

委員長「後輩なんだけどね、生きてたら40近くなるのかなぁ」

男「でも割りと若いな」

男「どんな人なんだ？」

委員長「虐められてたみたいなんだ、おかーさん助けれなかったって言ってた」

男「ほー…」

幽霊「あっ！お見舞い来てくれたんですか！？」