P「ほい、オレンジジュース」
伊織「乾杯…」
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P「どうだ?美味いか?」
伊織「このオレンジジュースの果汁は…」
P「ん?もちろんご希望通りに…」
伊織「フルパワ───100%中の100%!!!」
P「そそ」
P「思ったんだけどさぁ、今日なんか雰囲気違くないか?」
伊織「そうかね?」
P「普段サングラスしてたっけ?あとなんか身長も俺より高い気が…」
ガチャ
響「はいさーい!」
響「あれ?プロデューサーと伊織だけか?」
いぬ美「バウッ!バウッ!」
響「あ!どうしたんだ、いぬ美!」
伊織「よしよし」
伊織「こう見えてもねェ、結構動物好きなんですよ」
響「そういえば伊織も確か飼ってたもんな」
伊織「ヘレンって言うんですよ」
響「あれ?そんな名前だったっけ?」
P「そういえば伊織は今日は竜宮小町の仕事じゃなかったっけ?」
P「まぁ、いいか!おーい!二人共オーディションに行くぞー!」
響「わかったぞ!」
伊織「アイアイサー」
オーデション会場
響「大きいビルだなー!」
伊織「3分でこのビルを平らにしてみせようか?」
響「そんな事しちゃダメだぞ!」
P「準備は大丈夫か二人共?」
伊織「問題無いねェ」
響「なんたって自分達は完璧だからな!」
P「よし!行ってこい!」
───
─
P「響は合格で、伊織は不合格か」
伊織「まあ20%ぐらいでもやれたでしょうが、なにせ臆病なモンでね」
P「そこは100%でやれよ!危機感が足り無いんじゃないか!?」
伊織「その台詞はオレの…」
響「まぁまぁ!落ち着くさ!」
P「響は良くやったなぁ」ナデナデ
響「えへへ」
伊織「やるねェ」
765プロ
P「戻りましたー!」
響「ただいまー!」
律子「おかえりなさい」
P「お?竜宮も仕事終わったのか?」
律子「ええ。向こうでみんなくつろいでますよ」
亜美「兄ちゃん!聞いてよー!さっきいおりんがね!」
伊織「ちょっと亜美!その話はしないって約束だったでしょ!?」
あずさ「あらあら~」
P「あれ?向こうにも伊織?」
律子「どうしたんですか?」
P「俺たちさっき伊織とオーディションに行ってたんだけど」
響「そうだぞ!なぁ?いぬ美?」
いぬ美「バウ!」
律子「何言ってるんですか?今日は私たちずっと一緒だったんですよ?」
P「え?じゃあさっきの伊織は…」
伊織?「腕がなるねェ」ズズ…ズ
P「まぁ、いいか!みんなジュース買ってきたぞー!」
亜美「わーい!」
あずさ「太っちゃわないかしら~?」
響「やったぞー!」
律子「ありがとうございます。でも経費じゃ落ちませんよ?」
伊織「よくないわよ!誰よアレ!」
律子「それよりアンタのランクアップのお祝いしちゃいましょう」
P「お?何ランクになったんだ?」
伊織「え?“B”だけど…」
伊織?「」ピクッ
伊織「な、なによ?」
伊織?「初めて“敵”に会えた…いい試合をしよう…」
伊織「ひっ」
ガチャ
やよい「あー!いましたよー!」
???「なぁにぃー?本当か!?」
伊織「や、やよい?」
???「戸愚呂!テメェこんな所で何やってるんだよ!」
伊織「こ、今度は誰よ!?」
やよい「私の同級生で浦飯幽助くんですよー!」
伊織「同級生!?」
幽助「浦飯幽助!超不良!」
やよい「なんでも戸愚呂さんが迷子になっちゃったみたいで…」
───
─
戸愚呂「世話ばかりかけちまったな…」
P「ははっ、気にしなくていいさ!」
伊織「私は気にするわよ!」
P「まぁまぁ、何か飲むか?」
戸愚呂「酒はダメなんでオレンジジュースください」
P「ほい、オレンジジュースっと…うわっ!」バシャーン
亜美「あぁ!あずさお姉ちゃんにオレンジジュースが!」
響「服にかかってびしょ濡れだぞ!」
律子「ちょっと!誰か早くタオルを!」
幽助「うひょー!絶景だぜ!」
やよい「タオル持ってきましたー!」
あずさ「あらあら~」どたぷ~ん
戸愚呂「今日はでかい奴の厄日だね」
伊織「何言ってんのよアンタは!」スパコーン
おわり
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