音葉「…ラルゴな付き合い……」 (214)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
エルフ語注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434865603
輝子「トモダチ付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433061149
レナ「この賭け、付き合う?」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433244362
加蓮「その時までなら……付き合うよ……」
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凛「今日はちょっと……付き合えないかな」
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瑛梨華「よし、付き合っちゃう!」
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雪美「………付き合う……」
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の続きです
1日遅れての88作目
(音葉さんのSSを書く音葉)
朝 音葉Pの家 寝室
音葉「………………」スヤスヤ……
音葉「………ん…………」
パチッ………パチパチッ……
音葉「………朝………カプリチオーネな太陽が奏でる……今日と言う日のプレリュード……………」
音葉「……月日は…まるでパッサカリアのようでしょう…………変わらないようで……変わっていく………」
音葉「…………今朝も……様々な音色が満ち溢れている…………」
音葉「…………………………」
音葉「……この音色は……鳥たちのロンド………この音色は……朝露のコンチェルト………………」
音葉「………とても………綺麗…………世界は音楽に溢れている………………」
音葉「……………暫く……耳を澄ませましょう………………」
音葉「……………………………」
音葉「…………聖ちゃんが歌いたくなるのも………分かるわ…………」
音葉「………………………………♪」
音葉「…………〜〜〜♪」
音葉P「…………ううん……」スヤスヤ……
音葉「……あっ……いけない……」
音葉P「…………そこはもっと……ポルタメントにし給え………」スヤスヤ……
音葉「………ふぅ……良かった……………………」
音葉P「…………ユニゾンを………丁寧に………………」スヤスヤ……
音葉「……………………」ナデナデ
音葉「……音葉Pさん……昨夜は遅かったから………寝かせておいてあげないと……………」
音葉P「…………………」スヤスヤ……
音葉「…………………………」
音葉P「……………………」
スヤスヤ……
音葉「…………………」ナデナデ
音葉P「…………………」スヤスヤ……
音葉「>>10」
~♪(優しい子守歌を歌う)
音葉Pさんの寝息の旋律……まるで…そう…星屑のアダージョ…
音葉「音葉Pさんの寝息の旋律……まるで…そう…星屑のアダージョ………」
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………これもまた一つの音楽…………ふふっ………」ナデナデ
音葉P「…………李衣菜君は…歯で弦を弾こうとするな………」スヤスヤ…
音葉「……………ふふっ………夢の中でも……タクトを振るっているのでしょう………」ナデナデ
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………どこまでも……音色の旅人なのですね………自然とスコアが生まれてくる………」
音葉P「…………………」スヤスヤ…
音葉「………あなたのそんなところが……………………」///
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………………………」///
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………今なら……………」///
音葉「……………………」///
スゥ…………
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「…………音葉Pさんの奏でるアダージョに………少しだけのアクセントを……………」///
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………………………」///
音葉P「………………………」スヤスヤ…
音葉「………失礼します…………」///
チュッ……
音葉「………………………」///
音葉P「…………ううん………」
スヤスヤ…
音葉「…………………愛しています…………音葉Pさん……」///
音葉P「……………………」スヤスヤ…
音葉「………………………朝の支度をしないと…………」///
音葉P「………………」スヤスヤ…
音葉「>>16」
…愛してます音葉Pさん…///さぁ、今日は何を作りましょうか
(冷蔵庫を開けて)
……牛乳がない……!急いで買いにいかないと
音葉「………牛乳がない……急いで買いにいかないと…………」
音葉P「……………………」スヤスヤ
音葉「……ゆっくり……寝ていてくださいね…………」
音葉P「………………音葉君………」
スヤスヤ
音葉「………………………」
音葉P「……………………」スヤスヤ
音葉「………お休みなさい………」
ダイニングキッチン
音葉「………まずは……着替えないと……………」
柑奈「おはようございます!」
トントントントン
聖「おはようございます………!」
音葉「………おはようございます………」
柑奈「今日も新しいラブに出会える予感がしますね!こほん……ら〜♪ら〜♪」
聖「……あ、あの………料理をしながらは………」
柑奈「あっ……!あはは………」
音葉「……包丁の音……お鍋が煮える音………何か……いい香りがします………」
柑奈「今日の朝ご飯はじっちゃんがレシピを遺してくれた六兵衛です!……あ、まだ生きてますけどね!」
トントントントン
音葉「…………六兵衛………?」
柑奈「長崎の郷土料理です!たまにはこう言うのもいいかなって!」
聖「……お鍋……コトコト……………歌ってる……」
音葉「………いつもありがとうございます…………」
柑奈「いえ!師匠の弟子である以上これぐらいは当たり前です!」
音葉「……助かります………聖ちゃんもありがとう………」
聖「い、いえ………」///
音葉「………ふふっ………」
柑奈「…………あ、師匠はまだ寝……お休みですか?」
音葉「………はい………朝食までは…寝かせておいてあげてください……」
柑奈「分かりました!」
聖「>>23」
はい……(ちょっと寝顔見に行こうかな…///)
↑うっかり外が大雪に
聖「はい……(ちょっと寝顔見に行こうかな……///)」
音葉「……六兵衛とは……どんな料理でしょうか………?」
柑奈「うーん、さつまいもの麺をワラスボで出汁をとった汁で食べる料理です!」
音葉「……さつまいも………ワラスボ………不思議な和音………」
柑奈「美味しいんですよ!そして、隠し味にラブです!ら〜……ら〜……ら〜……♪」
音葉「………ふふっ………朝食が楽しみです…………」
聖(音葉Pさんの………寝顔………)///
聖(……もし……寝言で………私の名前を呼んでくれたりしたら……………)//////カァァァ………
ヒュゴォォォォ……!!
音葉・柑奈「?!」
聖「……………………」//////
音葉「………雪の…トーンクラスター………」
柑奈「ひ、聖ちゃん、外っ!!」
聖「…………あ…!ご、ごめんなさい……!つい、うっかり………!」
〜〜〜
音葉「……次からは…気をつけましょう………」ナデナデ
聖「………はい…………」
柑奈「ひゃああ……うったまげた〜………」
聖(音葉Pさんの事………考えたら…………………///)
音葉「………では………私は少し出てきます………確か…牛乳が切れていたので…………」
柑奈「それなら私が……!」
音葉「いえ……朝の旋律の中を逍遥するのも………また音色と出会えますから………」
柑奈「えっと………じゃあお願いします!」
音葉「……はい………何か他に……必要な物はありませんか……?」
柑奈「………で、出来たらあご出汁を…………」
音葉「……あご出汁ですね……分かりました…………では…………」
柑奈「行ってらっしゃい!ピース!ピース!ピース!」
聖「……………あ…い、行ってらっしゃい………!」///
音葉「………行ってきます……」
通り
音葉「………朝の旋律………澄み渡った空気が……音を運んでくる……………」
音葉「…………………………」
音葉「………新しい音色……………爽やかなフーガ…………」
音葉「…………………………」
音葉「………牛乳………2本買っておいた方が……いいかしら………?」
音葉「>>30」
……料理用と、聖ちゃんの胸の成長のために……なんて
あら…この旋律は…?(何処かから某天使体操的なリズムが)
音葉「あら…この旋律は…?」
イチ、ニー、サン、シ、ゴー、ロク、シチ、ハチ!
音葉「……公園の方から……かしら………?」
音葉「………………………」
音葉「……何だか……心を惹かれる…………少しだけの休符なら…………」
音葉「…………………………」
スタスタスタスタスタ……
音葉「………少しだけ………少しだけ……………」スタスタスタスタスタ……
公園
音葉「……一体…………?」
のあ「いち、にー、さん、し、ごー、ろく、しち、はち!」
←キレッキレ
ライラ「いち、にー、さん、し、ごー、ろく、しち、はちでございます。」
のあ「ひー、ふー、みー、よー……指先までしっかり伸ばして。」
ライラ「分かりましたです。いつ、むー、なな、やー……」
音葉「……………………………」
音葉「……のあさんと……………」
のあ「貴女も参加したいのかしら?」
音葉「えっと……………」
のあ「大丈夫よ。途中からの参加でもスタンプは押してあげるわ。」
音葉「………………あの……?」
ライラ「いち、にー、さん、し、ごー、ろく、しち、はち………」
のあ「さあ、早く入りなさい!」
音葉「……………………………」
〜〜〜
音葉(……よく分からないまま……参加してしまったわ………)
ライラ「スタンプを所望するでございますです。」っスタンプ台帳
のあ「一週間よく頑張ったわね。」
ポン
のあ「ご褒美のハーゲンダッツよ。」スッ
ライラ「おお…………!」キラキラキラキラ…
のあ「次の一週間も頑張りなさい。」
音葉「………あの………これは………?」
のあ「エンゼル体操よ。」
音葉「…………………………?」
のあ「>>36」
三日三晩この体操を踊り続けることで、私たちは輿水幸子になるのよ
安価把握
相葉ちゃんがみゃーもりなのはイメージ通りすぎます
一時中断します
再開します
のあ「七日七晩この体操を踊り続けることで、私たちは輿水幸子になるのよ。」
音葉「…………えっ……?」
ライラ「運動の後のアイスは美味でございます。」マグマグ
のあ「ああ、正確には輿水幸子のようになる事が出来るのよ。」ドヤァ
音葉「……………??」
のあ「………?だから、こうよ。」
トドヤァ
音葉「………………???」
ライラ「今日のアイスはお抹茶でございますですか……これぞ東洋のシンピ………パパとママにも半分ずつ持って帰るです。………ハッ、ライラさんが半分は食べてしまったです。」マグマグ
のあ「もう2個あげるから安心なさい。」
ライラ「オオー、ノアさんはお腹が太い方でございますですね…!」
マグマグ
のあ「フッ……」ドヤァ
音葉「……………………………」
のあ「砂漠に咲く花もある。これは輿水幸子という存在の追体験。彼女の存在を学ぶ物。」
音葉「……………???」
のあ「……………………………」
一週間 楽屋
幸子「フフーン、ボクは今日もカワイイですね!」ドヤァ
みく「はいはい、分かったにゃ、カワイイ、カワイイ。(学生の本分は勉強。空いた時間で勉強しないと………)」
のあ「…………!!」ガタッ!
幸子「どうしました、のあさん?今更ボクのカワイさに驚いちゃ………」
のあ「………私が輿水幸子になるわ。」
幸子「…………えっ………?」
現在 公園
のあ(そう……私はあの時輿水幸子に………いえ、存在は唯一無二……ならばせめて輿水幸子のように………!)
音葉(……のあさんの旋律は複雑………けれど……きっと何か深い意味があるのでしょう………)
のあ(待っていなさい、輿水幸子。必ず私もみくにカワイイと言われる存在になってみせるわ。)
ライラ「公園でお喋りするのはたくさん発見があって楽しいでございます。」マグマグ
音葉(……………この子は………どこかで……………?)
ライラ「>>48」
そう言えば体操と併せてドーナツを食べるといいと夕美さんに熱弁されましたです
ライラ「そう言えば体操と併せてドーナツを食べるといいと夕美さんに熱弁されましたです。」
音葉(………どこだったかしら………?………確か……ドバイでのコンサートで…………)
ライラ「ではドーナツを買いに行くです。お二方ともまた会う日まででございますです。」タタタタタタタタ
音葉「………あ……さようなら………?」
ライラ「どんどんドーナツ、ドーンと行こうでございます。」タタタタタタタタ……
音葉「…………………………」
音葉「…………………………」
音葉「………のあさ………あら………?」
音葉「…………のあさんは……今日もまた風のよう……………」
音葉「…………………………」
音葉「………スタンプ………どうしましょう………?」
音葉「……………牛乳を買って帰りましょう………」
音葉Pの家 寝室
音葉「………と言うような事がありました………」スゥッ……スゥッ……
音葉P「成る程。それは中々謎に満ちているね。ふふっ……のあ君の音色は面白い…………」
音葉「……不思議な人です………………痛くありませんか………?」スゥッ……スゥッ……
音葉P「丁度だよ。音葉君に髪を梳かしてもらうのは心地が良い……」
音葉「………ありがとうございます………」///スゥッ……スゥッ……
音葉P「…………………………」
音葉「…………………………」
スゥッ……スゥッ……
音葉P「………こうして音葉君が身嗜みを整えてくれているから、僕は人前に立てる。感謝しているよ。」
音葉「……………私は………この時間が好きです………メヌエットのような時間が……流れますから…………」
スゥッ……スゥッ……
音葉P「………僕もこの時間は好きだよ………音葉君の音色が僕を満たしてくれる………………」
音葉「………………………」///
スゥッ……スゥッ……
音葉P「>>55」
……少し気が早いが、今夜は音葉くんのシンフォニーを聞かせてもらえないかな…?
……ところで、世界で初めて珍獣うづパカの繁殖に成功した研究施設を取材する仕事のオファーが来たのだけれど……
音葉P「……ところで、世界で初めて珍獣うづパカの繁殖に成功した研究施設を取材する仕事のオファーが来たのだが…………」
音葉「……うづパカ……ですか………?」
音葉P「……音葉君との画を撮りたい、との事だが………君はどうしたいかね?」
音葉「……やらせてください……」
音葉P「………ふむ…………」
音葉「………動物の音色も……また生命の和音でしょう………少し騒がしいかもしれませんが………それもまた音色でしょう………」
音葉P「……………………………」
音葉「……私はアイドルの仕事が好きです…………音葉Pさんのくれる……仕事なら……より…………」
音葉P「………僕が愚かだったようだね。或いは、君のその言葉が聴きたかったのかもしれない。」
音葉「………音楽は………あらゆるところにありますから………私が………私の旋律を届けられるなら…………それはメロディーです…………」
音葉P「………分かった。一ヶ月後の予定に入れておこう。………よし、覚えた。」
音葉「……………………………」
音葉P「……一度聴いたフレーズを忘れない………それがこの様に役立つとは思わなかったな………」
音葉P「…世の中どうなるか分からないな………だが……こうして音葉君とシンフォニーを奏でられているのだから………それも悪くない。」
音葉「…………本当に………偶然………いえ…奇跡ですね………」
音葉P「あの時の幼い少女が……僕の永遠の伴奏者になるとは…………今では……誰よりも美しい音色の持ち主だ……………」
音葉「………………………」//////
音葉P「……音葉君と出逢わなかった僕の生涯など……想像できない………」
音葉「……音楽が……私たちを引き合わせてくれました………」
音葉P「……ああ…………………」
音葉「………………………」
音葉「………私は…今でも鮮明に思い出せます………あの時の……感覚を……………」
音葉P「…………あんな音色は初めてだった………」
音葉「…………分からないですね………運命は……スコアに記されていませんから…………」
音葉P「……予想外の連続だった………………………もっとも…音葉君に身長を抜かれるとは思っていなかったがね……………」
音葉「>>61」
予想外と言えば李衣菜ちゃんがコンクールで優勝するとは思いませんでしたね
音葉「……予想外と言えば……李衣菜ちゃんがコンクールで優勝するとは………思いませんでしたね………」
音葉P「そうだね………まさかあそこまで短期間で上達するとはね………ヴァイオリンが。」
音葉「星花さんも……教えてよかった……と喜んでいました………」
音葉P「事務所には優れた環境と優れた指導者が居た………それも大きかっただろうね。」
音葉「………ふふっ………そうかもしれませんね………指導者さん………」
音葉P「……指導者は僕と星花君、なのだよ。」
音葉P「………他にもたくさん………ふふっ………様々な音色が重なってこそ一つの曲となる…………曲も人も同じさ。」
音葉「………そうですね…………」
音葉P「……彼女はとても不満そうだがね……ふふふふふ……………」
音葉「………とても素敵なのに……………ロックではありませんが…………」
音葉P「ふふふ……彼女にはそれは黙っておいてくれ給え。」
音葉「……………ふふっ………はい…………」
音葉P「………さて……僕の身嗜みに乱れは無いかね?」
音葉「………はい………大丈夫です……………」スッ
音葉P「………………」スッ ギュッ……
音葉「………………………」
音葉P「ありがとう、音葉君。」
スクッ…
音葉「……いえ…………行きましょう………」
音葉P「……ああ………行くとしよう。」
ダイニングキッチン
柑奈「おはようございます、師匠!」
聖「あ……おはようございます………!」///
音葉P「おはよう、二人とも。柑奈君は何時も以上に音色が豊かだ。何か良い事があったのかね?」
柑奈「はい!じっちゃんから手紙が来たんです!お前みたいな声のデカい娘が居たらさぞ迷惑にされてるだろう、って!」
音葉P「ふふっ………僕は迷惑などしていないのだよ。……些かボリュームを下げくれれば有り難い事は有り難いのだがね………聖君は何かあったのかね?声が上ずっているが………」
聖「>>67」
↑そのあと、親鳥さん?から手紙をもらいました
安価把握
りーな……お前はどこへ………
お休みなさい
再開します
聖「…歌っていたら…小鳥達が集まってきて………一緒に合唱したんです……」///
音葉「…あら……それは可愛らしいコーラスだったでしょう……ふふっ………」
柑奈「小鳥たちとあいのうたを歌い合いました!正にラブ&ピース!」
音葉P「おやおや、僕は素晴らしいコンサートに遅刻してしまったようだね……………」
聖「………………………」///
柑奈「師匠たちにも聴かせてあげたかったです、私たちのあいのうた!」
音葉P「…ふふっ……全くだよ、僕は次回公演まで待たなくてはならないようだ。」
聖「……あっ……そのあと、親鳥さん?…からお手紙をもらいました………」
音葉P「……成る程。…音葉君。」
音葉「……はい……それを見せて…もらえるかしら………?」
聖「……はい………」///スッ
音葉「……ありがとう………」
スッ ペラッ……
音葉「……………翠Pさんからですね………メモリが同梱されています………」
音葉P「ふむ………読んでくれ給え。」
音葉「………『その小鳥たちは飛行の練習の為に同伴させた……何分まだ幼いので粗相があった場合は許してほしい。……貴兄に依頼されたサンプルはそのメモリに収録してある。』……だそうです……」
音葉P「……翠P君には礼を言わなければならないね……さて、これでより良い曲を完成させる事が出来る。」
聖「…………………?」
音葉P「少し頼み事をしていたのだよ。ありがとう、君の歌のおかげで鳥たちは迷わずに飛んで来れたようだ。」スッ
聖「………………………」トコトコトコ
音葉P「……………………」ナデナデ…
聖「………………………」//////
柑奈「えっと……つまり、あの鳥たちは翠Pさんのお使いだったんですね!」
音葉P「そう言う事だったようだね。ふふっ……何のサンプルか気になるかね?」
柑奈「はい!何のサンプルなんですか?」
音葉P「鳥たちの歌声のサンプルさ。」
聖「…鳥たちの………?」
音葉P「ふふっ……朝食を食べなから聴くとしようではないかね。……音葉君。」
音葉「……はい…………」
事務所 レッスンルーム
音葉「…鳥たちのコーラス………美しいハーモニーでした………」
音葉P「ああ……非常に参考になった。次の曲にはあのメロディーを組み込もう。」
音葉「………いいですね……きっと………豊かな曲になるでしょう……」
音葉P「……一日の始まりとしては言う事無しだよ。……柑奈君の料理も素朴な温かみがあった………」
音葉「>>78」
温かみで思い出しました…
聖ちゃんが言っていた春風の精…女の子だったかしら、未だに姿を見せてくれませんけど…(花びらを拾う)
音葉「…温かみで思い出しました… …聖ちゃんが言っていた春風の精…女の子だったかしら………未だに姿を見せてくれませんが…………」
スッ……
音葉P「恥ずかしがり屋さんなのかもしれないね。ふふっ……しかし、僕らに興味は持ってくれているようだ。」
音葉「……どんな子なのでしょう………?……温かな旋律が見えます…………」
音葉P「……いずれ自分から姿を見せてくれる時が来るだろう。それまでは待とうではないかね。」
音葉「…………ふふっ………そうですね………」
音葉「……聖ちゃんと似た子でしょうか………?それとも…………何だか楽しみです………」
音葉P「…ああ…………君はどの様な音色を聴かせてくれるのかね?」
音葉P「………………………」
音葉「……逃げられてしまいましたね………」
音葉P「おやおや……本当に恥ずかしがり屋さんなのだよ。」
音葉「……またいつでも……聴きに来て……」
音葉「…………………………」
音葉「………………ふふっ………彼女も音楽を……愛してくれているよう…………」
音葉P「………音楽は良い………音楽は世界共通の言語だ。」
音葉「……はい………心をスラーで結ぶ………そんな役割をしてくれます………」
音葉P「…………………………」
音葉「……………………………」
音葉P「………そろそろレッスンの時間かね…?」
音葉「……今朝は…周子さんと、志希さん……拓海さんと夕美さん……です……」
音葉P「ありがとう、音葉君。それから君もだね。………レッスンが終われば仕事だ。気を付けておき給え。」
音葉「……はい………一緒に行きましょう………」
音葉P「……ああ……一緒に行こう。」
音葉「……あっ………一応…仕事の内容を……確認しておきたいのですが………」
音葉P「>>85」
音楽関連とは言えない仕事だが…夕美君のドーナツ品評の付き添いだな
ついでに夕美君のドーナツの謎も暴いてくるといい
音葉P「音楽関連とは言えない仕事なのだが…夕美君のドーナツ品評の付き添いだね、ついでに夕美君のドーナツの謎も暴いてくるといい。」
音葉「……ドーナツの品評………それもまた一つの作品でしょう………楽しみです……」
音葉P「共演者は夕美君……そして、勿論法子君だ。………アイドルには様々な種類の人間がいる……さながら音楽の様だ。」
音葉「………響き合って作品を織り成す………それはシンフォニーでしょう………」
音葉P「……その通りだね。」
ガチャ
音葉P「さあ、始めよう。」
ロケバス 車内
法子「マラサダ!」
夕美「えっと……ダリア!」
音葉「……アラルガンド………」
法子「ドーナツ!……あ、二人ともドーナツ食べる?」ドナッ
夕美「うーん……これからたくさん食べないといけないから……一個だけもらおっかな?」
音葉「………………………」
夕美「……私がドーナツを食べれるのって、やっぱり気になる?」
音葉「あっ………い、いえ………!」
夕美「いいよ、いいよ。私も自分が一番びっくりしてるもん。……みんなみたいに食事ができる日が来るなんて…………」
音葉「……………………………」
法子「………夕美さん…」
夕美「……法子ちゃんにはお世話になったね、ありがとう。」
夕美「……どうしても『食事』がしてみたくて……頑張って練習したら少しだけだけど…物を食べられるようになったんだ………」
音葉「……………………………」
夕美「……サラセニアとかウツボカズラの力の応用なんだけど…………本当何が役に立つかって分からないね…………初めてドーナツを食べれた時は………嬉しかったなぁ……………………」
法子「………はい、フレンチクルーラー。」スッ……
夕美「………ありがとう……音葉さんも食べる?」
音葉「>>93」
では私はこのオールドファッションを……
音葉「……では……私はこのオールドファッションを……」
夕美「……………………」
法子「オッケー!」スッ
音葉「…ありがとう……………」
法子「…えへへ……ドーナツはみんなを輪っかみたいにまぁるく一つに繋いでくれるんだよ!」
音葉「…………………………」
音葉「………………あ………美味しい………ドルチェな味…………」
法子「…………?」
音葉「えっと………甘くて優しい……かしら…?………ドーナツ…美味しいですね……夕美さん。」
夕美「……………!………う、うん…………美味しい………」
音葉(夕美さんのメロディー……例えるなら…蕾が開いたようでしょう…………)
法子「……それは良かったな!……まだまだあるから一個と言わずに好きなだけ食べてね!」
夕美「……うん……………」
音葉「…………………………」
ロケバス 後部座席
音葉P(最近の夕美君の音色は明るい…………彼のおかげだね……)
夕美P「……?ムッシュー、僕の顔に何か?」
音葉P「何、君の音色も軽やかで温かい、と言う話だよ。夕美君への愛の旋律、と言う奴かね?」
夕美P「マイスイートハニーへの愛が抑えきれないんです、ああ、それを愛の旋律と呼ぶならば!……呼ぶならば……そうなのかもしれません!」
音葉P「ふふっ……中々面白いね、君は。君の音色は少しP君に似ているよ。」
法みP「……二人とも元気ですね…………」
夕美P「愛は不滅なのさ、愛こそが僕の力……Oh……マイリトルエンジェル………君は今日も何と美しいのだろう!」
法みP「………はぁ………」
音葉P「そう言う君は何時にも増して胃を痛めているような声だね?」
法みP「……はい……昨日みちると食べ歩きをして………胃と財布が……………」
音葉P「………君も律儀だね。もっと自分を大切にし給え。」
法みP「>>99」
性分ですので…それよりいいんですか、夕美ちゃん「ドーナツ熱弁」スイッチ入っちゃいますよアレ…
安価把握
一時中断します
再開します
法みP「……性分ですので…それよりいいんですか、夕美ちゃん「ドーナツ熱弁」スイッチ入っちゃいますよアレ………」
夕美P「ああ、マイスイートエンジェル!君の口から出る言葉は全てが天上の鐘の音のようだ!」
音葉P「ふふっ……好きな物に夢中になれると言うのは良い事ではないのかね?」
夕美P「僕は……僕は……!君の声だけを聞いて残りの生涯を過ごしたいぐらいだ!ああ、ああ……君の声だ けを…!!」
法みP「確かに………好きな物の話をしている子は…かわいいですけど…………痛たた………胃が痛い…………」
音葉P「聴き給え、夕美君の声を。あれ程楽しげに話しているところに水を差す必要は無いと思うがね。」
法みP「………………………」
夕美P「マァァァァイスゥィィィトハ………!」
音葉P「夕美P君は少しの間だけで良いから静かにしてくれ給え。」
夕美P「ニ………あ、はい………」
法みP(元気だなぁ……痛たた…………)
音葉P「……ふふっ………いざとなれば助け舟を出すよ。」
収録後 ドーナツショップ
夕美「それでプレーンシュガーが…………」
法子「ふんふん。」マグマグ
音葉(………少し食べすぎてしまったかしら…………でも……美味しかったわ……………)
音葉P「音葉君、此方に来てくれ給え。」
音葉(………………少しお腹に………………)///
音葉P「…音葉君?」
音葉「………あ……は、はい……!」
音葉「……な、何でしょう………?」///
音葉P「……?いや、単に良い仕事だったと言おうと思っていただけだが…………」
音葉「…………あ、ありがとうございます…………あの……私の声………低くなっていたりは………?」///
音葉P「別段オクターブは変わらないが………」
音葉(……あ……良かったわ………その…………太ったりしていなくて………)///
音葉P「……………?」
音葉「>>108」
いえ…なんでもないんです…あら?(花びらが)
音葉「……いえ…なんでもないんです…///…あら……?」ヒラヒラ……
音葉「………………桜の花びら………と言う事は」
音葉P「………ああ………まだ姿を見せてはくれないのかね?」
音葉「…………あっ………………」
音葉P「彼女は僕たちが気になって仕方が無い様だね。ふふっ…………恥ずかしいかね?」
音葉P「…………………………」
音葉P「………おやおや…また逃げられてしまったよ。……ふふふ………音葉君、近い将来に僕らの事務所に新しいアイドルが増える事になるかもしれないね。」
音葉「…………春風の精………ふふっ…もしそうなら…………新たなハーモニーを生む……風になるでしょう………」
音葉P「…………いつでも歓迎しているよ。気が向いたら顔を見せてくれ給え。」
音葉「…………待っているわ………恥ずかしがり屋の春風の精さん………」
音葉P「………次の仕事に向かうとしようか、音葉君。」
音葉「………はい………行きましょう………」
樹上 葉の陰
???「…………………」//////
サァァァァァ……
???「…………………」//////
レコーディングスタジオ
音葉「………よろしくお願いします…………」
音響スタッフ「……よ、よろしくお願いします……(…いつ見ても綺麗な人だな………妖精みたいだ……)」///
音葉「………何か………?」
音響スタッフ「い、いえ………」///
音葉P「ふふっ………………」
音響スタッフ「あっ……!」///
音葉P「>>115」
お気持ちはよくわかりますよ。私も常に彼女にときめきを隠せません
音葉P「…お気持ちはよく分かりますよ。私も常に彼女にときめきを隠せません。」
音響スタッフ「あっ……あはは………」//////
音葉P「ふふっ……なんてね。音葉君が幾ら美しいからと言って何時迄も見とれられていては仕事にならない。」
音響スタッフ「あっ……す、すいません…………で、では………!」//////
タッタッタッタッ!
音葉P「転ばないように気を付け給えよ………ふふふ…………」
音葉「………………………」//////
音葉「…………意地悪です………」//////キュッ……
音葉P「僕は只有りのままの気持ちを言っただけなのだがね?」
音葉「…………もう………………」//////
音葉P「……ふふっ……嘘ではないよ、こうしている間にも握り合った手から音葉君を感じる………澄みきったせせらぎのような………音葉君の音色…………」
音葉「………………………」//////
音葉P「…………………………」
音葉P「………愛しているよ、音葉君。」
音葉「……………」//////カァァァァ……
音葉P「……ふふっ……………」
音葉「…………セレナーデには………まだ早いです…………」//////
音葉P「……そうだね。ふふっ………彼に言っておいて僕が仕事にならなくては世話がない。ふふふふふ……………」
音葉「………………………」//////
音葉P「………お互いに仕事を終えよう。音葉君は曲の収録、僕はその立会い。」
音葉「………………………」///
音葉P「ふふっ……そう怒らないでくれ給え。」
音葉「……………許しません………」///
音葉P「……おやおや…………それは困ったね……」
音葉「>>121」
↑
音葉「……許して欲しかったら…………帰ったら…キスしてください…………」//////
音葉P「ふふっ……仕方がないね。了承した。」
音葉「………………………」//////
音葉P「…………だからまずは目の前の仕事に集中してくれ給え、音葉君。」
音葉「…………はい………………分かりました……………」//////
音葉P「……………ふふっ…………」
〜〜〜
音葉P「……美しい歌声だったよ、音葉君。」
音葉「…………ありがとうございます………音色が私に流れ込んで来ました…………だからでしょう……」
音葉P「…………………………」
音葉「……………………………」///
音葉P「……さあ、今日は少しだけ忙しい。次は……僕か。」
音葉「………練習しますか…………?」
音葉P「そうだね。着いたら少し指慣らしはしよう。」
コンサートホール ピアノの前
音葉P「……………………」
〜〜〜♪
音葉「………そろそろですね…………あと30分で開演の時間です…………」
音葉P「…………ああ…………ではここまでにしよう。もう十分だ。」
音葉「…………………」スタスタスタスタ スッ
音葉P「………………」スッ ギュッ
音葉「……もう少しだけ…………聴きたかったけど………………」
音葉P「ふふっ…………後で好きなだけ聴かせてあげるから我慢し給え。」スクッ
音葉「…………………………」
音葉P「……どうかね?」
音葉「…………タイを少しだけ締めます…………」キュッ
音葉P「む………………」
音葉「……後は皺を伸ばせば…………大丈夫です…………」
ポンポン
音葉P「…………ありがとう、音葉君。君が居るから僕は演奏が出来る。」
音葉「>>127」
これも私の楽しみの一つですから・・・
音葉「……これも私の楽しみの一つですから…………」
音葉P「…………………………」
音葉「……こうする事が…………好きなんです…………音葉Pさんとはデュオ…………一音だけでは和音にならないでしょう…………」
音葉P「………そうか…………そうだね…………僕の音楽は、僕らの音楽だ…」
音葉「…………はい………………」
音葉P「…………………………」
音葉「……こうした……何気ない日常でさえモティーフ………旋律を紡ぐ要素でしょう………………私は幸せです………………」
音葉P「…………君に出会えた幸運に感謝しよう。……僕も幸せだ…」
音葉「…………はい……さあ……私に聴かせてください………音葉Pさんの……いえ、私たちの音楽を…………」
音葉P「……ああ…………僕らの音楽を…………聴衆と、そして君に届けよう。」
音葉「……………………………」///
夜 音葉Pの家 玄関
ガチャ
聖「………………!」
音葉「………………ただい………」
聖「…お帰りなさい……音葉さん、音葉Pさん……!」
音葉「………………ただいま……聖ちゃん……」
音葉P「……ふふっ…………ただいま、聖君。」
聖「……………はい………!」///
音葉P「…………今日も出迎えをありがとう。」
聖「…い、いえ………そんな………………」///
音葉「…………ありがとう……………」ナデナデ
聖「…………………………あっ……今夜はシチューを作ってみたんです…………上手く作れたか……分からないけど………………」//////
音葉P「……聖君が作ってくれたと言うだけで嬉しいよ。冷めないうちにいただかなくてはならないね。」
聖「>>133」
音葉Pさん……///
(うっかり外が大雪に)
安価把握
異常気象の原因はここに……
お休みなさい
>>5
軍曹の劇場いいね
聖「………音葉Pさん…………」///
ヒュゴォォォォォォォォ!!
音葉P・音葉・聖「…………………」
音葉「………………フォルティシモ…………」
音葉P「………聖く……」
聖「…………あ…!ま、また………………!………すみません………!」
ダイニングキッチン
音葉P「……聖君は少し感情の表現方法がダイナミックだね。」
聖「……うう………すみま…………」
音葉P「謝る必要はないよ。褒めているのだからね。」
聖「……えっ………………?」
音葉P「少々加減を覚えた方が良いのは確かだが………それはこれから少しずつ覚えていけば良いのだよ。前に比べれは大分抑えられるようになったではないかね。」
聖「………で、でも………………」
音葉P「……感情をそうやって表してくれる様になって嬉しいよ。聖君は心を日々理解していくね。」
聖「……………………………」
音葉P「…………少しずつ学んでいこうではないかね。コモドに行こう。」」ナデナデ…
聖「…………………………」//////
音葉P「ふふっ…………」ナデナデ…
聖「…………………………」//////
音葉「……シチューは……柑奈さんの分も……よそっておいた方がいいでしょうか…………?」
音葉P「……ああ、そうした方が良いだろうね。何故なら……」
ガチャ!
聖「……………あっ…………!」
タタタタタタ ガチャ!
柑奈「ただいま帰りました!」
音葉P「…お帰り、柑奈君。…そちらはどうだったかね?」
柑奈「>>144」
↑ヘレンの提案により次は和太鼓に挑戦することに
柑奈「遂に成し遂げましたよ…!李衣菜さんがバイオリンでロックを…遂に…ぐすっ……!」
音葉「………ヴァイオリンで…………それは………まさしくロックでしょう……」
柑奈「はい!ラブとピースとロックに満ちた感動でした!あっ、思い出したら歌いたくなってきました!ら〜…………ら〜……♪」ボロロン…
聖「……よく分からないけど………ロックです………!」
音葉P「ああ……ロックだね。ふふっ……その話を詳しく聞かせてくれるかね?」
柑奈「ら〜……ら〜………♪……あ、はい!」
柑奈「遂に成し遂げましたよ…!李衣菜さんがバイオリンでロックを…遂に…ぐすっ……!」
音葉「………ヴァイオリンで…………それは………まさしくロックでしょう……」
柑奈「はい!ラブとピースとロックに満ちた感動でした!あっ、思い出したら歌いたくなってきました!ら〜…………ら〜……♪」ボロロン…
聖「……よく分からないけど………ロックです………!」
音葉P「ああ……ロックだね。ふふっ……その話を詳しく聞かせてくれるかね?」
柑奈「ら〜……ら〜………♪……あ、はい!」
〜〜〜
柑奈「李衣菜さんのロックへのラブが…バイオリンでのロックを可能にしたんです!」
音葉「………音楽は日々発見に溢れています………まるで音階の海辺の様………」
聖「…それで……どうなったんですか……?!」
柑奈「そこからはもうラブ&ピース……そして、ロックでしたね!
あ、それから李衣菜さんはヘレンさんの提案で、次は和太鼓に挑戦することになりました!」
音葉「……和太鼓……雅楽とロックのアルペジオ……どんな音色になるのかしら………?」
聖「……和太鼓………お祭りの時に叩く……あの楽器ですか……?」
音葉「ふふっ……ええ、そうよ……」
聖「……あの音色でロック………あの………そもそもロックって………?」
柑奈「ラブ&ピースですね!」
聖「……………?」
柑奈「ロックとはつまりラブをピースに奏でる音楽、じっちゃんの遺した言葉です……あ、まだ生きてますけどね!」
聖「…………………えっと………」
音葉「……ロックを演奏する………それがロック………少し難しいかしら………?」
聖「……うーん……分かるようで………分からないような…………」
音葉「……例えば…このシチューは……聖ちゃんの気持ちがこもっているでしょう………?」
聖「……は、はい………」///
音葉「……食材と……心のアンサンブル………それがハーモニーになる………ロックも同じ………」
聖「………成る程………分かりました………!」
音葉「………ふふっ………本当に美味しいシチューですね………?」
音葉P「…あつっ………」←猫舌
音葉「……………………………」
音葉P「………………………」
柑奈「……あ、師匠は……!」
音葉P「ち、違う!僕は決して猫舌などでは無いのだよ、ただ、少しだけ熱かった……訳ではないが………」
聖「……冷やしましょうか………?
音葉P「だ、だから違うと………いや、冷ましてもらえるとありがたいが………」
音葉「…………ふふっ……」ニコニコ
音葉P「な、何だね……?」
音葉「>>153」
いえ…なんだか…ふふっ………あら、ハートの花びら……
音葉「いえ…なんだか…ふふっ………あら、ハートの花びら……」
聖「……あっ……それはきっと……今日のお礼です……」
音葉P「……コホン……お、お礼……?」
聖「……はい……それと……次はちゃんと姿を見せます…って………」
音葉「………それは楽しみね……ふふっ………可愛いお礼………」
柑奈「………えっと………?」
音葉P「春風の精君からだね。」
柑奈「は、春風の精……ですか……?いや………聖ちゃんが居るし普通………?」
聖「………あの子は………恥ずかしがり屋さんだから…………すみません………」
音葉P「構わないよ。楽しみが増えると言うものさ、そうだね、音葉君。」
音葉「…はい………こうしてお礼もくれたし………近いうちに会える気がします……」
音葉P「ふふっ………その時はゆっくりと音色を聴かせてもらいたいものだ。」
聖(…………あ……そうだ…力をうんと抑えて…………)
聖「……あの……私のシチュー……量が多いから……交換してもらえませんか…?(……ちゃんと冷やしたから……大丈夫…………)」
音葉「…………あら……」
柑奈(………あっ……ふふふ……なるほど………!)
音葉P「……構わないが…音葉君、僕と聖君の皿を取り替えてくれ給え。」
音葉「………はい………ふふっ………(ありがとう……聖ちゃん……)」ニコッ
聖「………………!」//////
食後 防音室
音葉P「…さて、では今日の個人的なレッスンを開始するとしよう。音葉君、聖君、柑奈君。準備は良いかね?」
柑奈「はい、お願いします!」
音葉「……はい……いつでも大丈夫です………」
聖(……今日も歌……教えてもらえる………)///
柑奈「師匠、今日も学ばせてもらいます!」
音葉P「ふふっ、熱心な生徒は教え甲斐がある。…今日も頑張り給え。」
柑奈「はい!」
音葉P「>>159」
↑
音葉P「まずは…そうだね、テーマを決めようか…今日の出来事で何か一つ印象に残った事、それを音に乗せて表現し給え。」
聖(……印象に残った事…………)
音葉「……………………」
柑奈「……はい、じゃあまずは私からやってもいいですか?!」
音葉P「ああ、構わないよ。遠慮せずに君の音色を僕に聴かせてくれ給え。」
柑奈「……はい!………」スッ……
〜〜〜♪
柑奈「………………」〜〜〜♪
音葉P「…………………」
柑奈「…………………」〜〜〜♪
柑奈「………っと、こんな感じです!」
音葉「……不思議なメロディー…………」
音葉P「ふふっ……それが李衣菜君のロックかね?」
柑奈「はい、今日一番印象に残った事はこれでした!ロックへのラブ、表現出来てましたか?」
音葉P「ああ……伝わって来たよ。成る程…………………面白い………」
音葉P「……しかし、それだけでは無いね。……音色が足されていないかね?」
柑奈「あっ、バレましたか?!……実は私の音色も加えてラブ&ピースな感じにアレンジしてみたんですけど……!」
音葉P「……ふふっ…李衣菜君と星花君とのユニットを正式な物にすべきだね。………柑奈君、そうやって成長を続け給え。期待しているよ。」
柑奈「…………!ありがとうございます!」
音葉P「ふふっ………それぞれが高め合う……良い関係だ………ポリフォニーのように響き合う………」
聖「………楽しい音色…………あっ……次は……私が歌います……」
音葉P「…聴かせてくれ給え。」
聖「……すぅ………〜〜〜〜〜♪」
音葉P「……………………」
聖「〜〜〜……♪…〜〜〜♪……〜〜〜〜〜♪」
音葉P「………………………」
聖「〜〜〜………♪…………どう………ですか………?」///
音葉P「……鳥たちの囀りだね。それと………もう一つ。」
聖「……はい……今日のお仕事が楽しかったので………」///
音葉P「ふふっ…どの仕事かね?」
聖「>>165」
幸子対麗奈の水泳勝負に妨害役として参加
聖「……幸子さんと…麗奈ちゃんの水泳勝負に……妨害役として参加したのが………」///
音葉P「おや、どの辺りが楽しかったのかね?」
聖「……えっと……その………妨害しないと……いけなかったんですけど…………最後は水鉄砲の打ち合いになって…………ふふっ………その時の二人が…………」///
音葉P「幸子君と麗奈君もそう言ってもらえれば本望だろう。……頑張ったね、聖君。」
聖「………………………」//////
音葉P「…ふふっ……………」
聖「…………それで……………」
音葉P「……?」
聖「………次は……私も泳いでみないか……って……言われたんです…………」///
音葉P「ふむ………聖君はどうしたいかね?」
聖「……あっ………え、えっと…………水着の仕事は………まだ…やった事がないから…………」//////
音葉P「………恥ずかしいかね?」
聖「………………………」//////
音葉P「……ふふっ…………さて、ではどうするかね?」
聖「………そ、その…………!」//////
聖「………恥ずかしいけど………やってみたいかな……って…………」//////
音葉P「……分かった。聖君の予定に入れておこう。何、音葉君も最初はとても恥ずかしがっていたのだよ?」
音葉「………………!」//////
聖「…そうなんですか………?」
柑奈「撮り慣れてる感じがありましたけど………」
音葉P「誰だって最初は初心者だ。ふふっ………あの時の音葉君は大変可愛らしくてね………」
音葉「………〜〜〜!」//////
音葉P「ふふっ……分かった、この話はしないでおくよ。」
音葉「……………………」//////
音葉P「……悪かった、ふふふ………」
音葉「………もう…………」//////
音葉P「……………………」
音葉「…………コホン……では……最後は私が………」
音葉P「………ああ。」
音葉「…………〜〜〜〜〜♪」
音葉P「……………………」
音葉「〜〜〜〜〜……♪〜〜〜……♪」
聖(……明るくて……楽しい歌………何の歌かな………?)
音葉「〜〜〜〜〜〜♪」
柑奈(……ピースの歌………丸い輪……………)
音葉「〜〜〜〜♪…………これしか思い付かなくて………」///
音葉P「………ドーナツだね?」
音葉「……………………」//////
音葉P「ふふっ………可愛らしい歌だったよ。」
音葉「>>172」
ドーナツは地球を救うんです
安価把握
変な話、ドーナツが拡散していっています……
一時中断します
変な話、危険ドーナツじゃないですよねw
>>174
こ、これはただの小麦粉じゃ…!
再開します
音葉「…ドーナツは……地球を救うんです……」
柑奈・聖「?!」
音葉P「……成る程……君はその中にスケルツァンドなポリフォニーを聴いたのか………」
柑奈・聖「……?!」
音葉「……ドーナツもまた音楽なのだと……悟りました………味はまるでレチタティーヴォ……食感はイントラーダ……」
音葉P「ふむ……僕も食べておくべきだったか……まさかドーナツがその様な味わい深い楽曲だったとは………」
音葉「……夕美ちゃんと法子ちゃんは……例えるならまるで……ドーナツのヴィルトゥオーゾでしょう…………」
音葉P「言い得て妙だね。……ドーナツ…………ドーナツに題を得た事は無かったな…………」
柑奈「……聖ちゃんは師匠たちが何を話してるか分かる……?」
聖「……えっと………多分……ドーナツの食感とかの話…………のような……気がします…………」
音葉「……いえ……どちらかと言えばヘテロフォニー…………」
音葉P「音葉君は実に的を得た事を言う…………ふむ…………」
音葉P「…………後からゆっくり考えてみるとしよう……今はレッスンに集中しなくてはならないね。」
音葉「……はい………一緒に考えましょう…………」
柑奈・聖「……………………」
音葉P「……?どうかしたかね……?」
柑奈「い、いえ……!(師匠と音葉さんの話は難しか……私にはちっとも…………)」
聖「……な、何でもありません……(……半分ぐらいしか……分からなかった………)」
音葉「………………?」
夜12時 寝室
音葉P「ドーナツ………ドーナツ………ドーナツ………」
音葉「……あの………そろそろ…………」
音葉P「もう少しだけ待ってくれ給え………ドーナツ……ドーナツ………」
音葉「………………………」
音葉P「………ふぅ………まあ、これ以上考えるのは明日にしよう。………今からは大切な時間だからね……」
音葉「……………………」//////
音葉P「>>181」
↑電気は消した方がいいかね?
音葉P「さあ、奏でるとしようか…君と僕のセレナーデ……電気は消した方がいいかね?」
音葉「……はい……その方が…………よく聞こえますから…………」///
音葉P「……そうだね。……照明のスイッチは…………」
音葉「…………………」///カチリ
音葉P「……ありがとう………」
音葉「………いえ……………」///
音葉P「……この習慣も長くなるね………どの様な日でも1日も欠かさず奏でてきた………」
音葉「………………………」///
音葉P「………………………」
音葉「………落ち着くんです…………音葉Pさんが……聴こえて………………」///
音葉P「…………僕もだよ………こうすると音葉君が……一番良く聴こえる…………」
音葉「………………………」//////
音葉「………………………」ギュッ…
音葉P「………おやおや……」
音葉「…………聴こえます………音葉Pさんの……生命のリズム…………………」
音葉P「…………………」ギュッ…
音葉「…………………………」
音葉P「……ふふっ……今日は早いね。」
音葉「………そんな……気分だったんです………」///
音葉「……………………………」
音葉P「……………………………」
音葉「……………………………」
音葉P「…………昔は僕の腕の中に収まっていたんだがね………」
ナデナデ……
音葉「………昔の話です…………今は……こうして……………」///
音葉P「……最初に会った時の音葉君は…………まだ7歳……だったかね………………」ナデナデ……
音葉「>>189」
そしてあなたは当時35歳……
一体主人公Pと武道家Pは何歳なんですかねぇ……?
というか結構老けてるイメージ?
申し訳ありませんが設定に矛盾を来してしまいますので……
安価下とさせていただきます
>>191
P、武道P、音葉Pは元同級生です
全員32ぐらいですが、音葉Pだけ誕生日が半年ぐらい早いイメージです
音葉「……そうですね……あの時に音葉Pさんに出会わなければ………今の私はいませんでした……」
音葉P「……偶然………いや……今では出逢うべくして出逢った………そう思いたいね………」
音葉「…………出逢った刹那に………分かったんです…………この人だと…………」
音葉P「……………………」ギュッ…
音葉「………あの時の旋律……なんと呼び表したらいいか………未だに分かりません………」
音葉P「…………………………」
音葉「…………音葉Pさんが………私に世界を教えてくれたんです…………世界が……こんなにも音楽に満ちている事を…………」
音葉P「……………音葉君…………」
音葉「……………………………」
音葉P「………ならば……僕の世界に光をくれたのは君だ………光の無い僕の世界に………光をくれた…………」
音葉「……………………………」
音葉P「……君に出逢わなければ………僕はどうなっていたのだろうか……………」
音葉P「………君はとても愛らしい音色をした………少女だった…………とても遠い日の事の様な気がする…………」
音葉「………あなたは……若いピアニストでした…………両親に連れられていった演奏会………あなたの音楽を初めて聴いた日………」
音葉P「………演奏会が終わった後………コンサートホールで道に迷っている君を見つけた…………」
音葉「…………私はあなたを………あなたは私を…………見つけた…………」
音葉P「………………そうか………あれから12年も経つのか………僕も随分歳をとってしまったね………」
音葉「………ふふっ………心は今でも……同じメロディーです………」
音葉P「…………ふふっ………」
音葉P「………様々な時間を共に過ごして来た……………楽しみも歓びも………全て音葉君と一緒だった………」
音葉「…………はい…………」
音葉P「……………時には……辛く……苦しい時間も………………」
音葉「……………………」ギュッ…
音葉P「………………………」
音葉「………今こうして……二人のセレナーデを奏でられている………それだけで……十分でしょう………」
音葉P「…………………………」
音葉「>>202」
フォルテッシモ……フォルテッシモ……
音葉「……フォルテッシモ……フォルテッシモ………確かに………強く………奏でています………」
音葉P「………………………」
音葉「…………それだけで……私はとても満たされています…………」
音葉P「…………ありがとう………」
音葉「………いえ………本当の気持ち………偽りのない詞を……言っただけです…………」
音葉P「………………………」
音葉P「……ブリランテ……ドゥルチェメンテ……そんな日々に………アモロサメンテ………飛び切りの音楽を奏でよう………」
音葉「………………………」///
音葉P「………僕たちの関係者を………何と言うのだろうね………永遠の愛……偕老同穴………いや……正確に表す言葉は無い………」
音葉「……………もっとより深く…………フォルテッシッシモ……ずっと…………心から…………………」
音葉P「…………構わないか………僕たちの関係に曲名などなくとも………旋律は奏でられているのだから………………それで良い……」
音葉「…………音楽でしか表せない…………物もあります…………」
音葉P「………………それと…………音葉君。」
音葉「………何でしょ……?」
音葉P「………………」チュッ……
音葉「………………!」//////
音葉P「……約束のキスだよ。」
音葉「………………………」//////
音葉P「…………音葉君…………愛しているよ………」
音葉「………………………」//////
音葉P「……君の音色が……世界で一番綺麗だ…………」
音葉「………………………」//////
音葉P「…………………………」
音葉「…………私も………」//////
音葉P「……………音葉………君……………」スヤスヤ……
音葉「……………………あら……」
音葉P「………………すぅ…………すぅ………………」スヤスヤ……
音葉「>>208」
頬にそっと口付けする
音葉「…………………」///チュッ……
音葉P「………すぅ…………すぅ…………」スヤスヤ……
音葉「…………音葉Pさん………とても繊細で……優しくて………温かくて…………美しい旋律で……………………」
音葉P「………すぅ………むぅ………………」スヤスヤ……
音葉「……………辛い物が苦手だったり……猫舌だったり…………すぐに寝てしまう…………そんな子供のような…可愛らしいところも含めて…………」
音葉P「…………すぅ…………すぅ…………」スヤスヤ……
音葉「………………………………」
音葉「…………………………」///
音葉P「…………音葉君…………」
スヤスヤ……
音葉「…………………」ナデナデ……
音葉P「……む……すぅ…………すぅ………………」スヤスヤ……
音葉「………大好きです………………愛しています………………」///
音葉P「…………すぅ…………すぅ………………」スヤスヤ……
音葉「……いつまでも…………協奏曲を一緒に…………私の…………大切な人………………」///
音葉「………………………」///
ナデナデ……
音葉P「…………すぅ…………ん…………ラルゴ………………」
スヤスヤ……
音葉「………………お休みなさい…………」
音葉P「…………すぅ…………すぅ……………………」スヤスヤ……
音葉「…………ふふっ………」
ある日の音葉さん
音葉さんの分かりそうで分からない、ちょっと分かるエルフ語がぐう好きです。
と言うか音葉さんの全てが好きです…………リアルで会ったら声すらかけられない自信がありますが………
音葉さん19歳おめでとうございます、19歳から一つ歳を重ねて19歳……あれ…………?
久々に何もない日常でした
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