【進撃の巨人】貴方「安価で生き抜く」【3体目】 (881)

・スレタイ通り進撃の巨人の安価スレです

・設定は今まで見てきた安価スレより一部借用させていただきました

・改善点等あれば随時変更する予定です

http://bit.ly/11UZhEM (sswiki)

●戦闘はコンマ判定

・味方用(0 ファンブル 12 失敗 345678 成功 9クリティカル ゾロ目で9と同じく1撃退)

・巨人用(9 ファンブル 127 失敗 35468 成功 0クリティカル ゾロ目で食われます)


・チームを組んでいる場合、
・チームとの信頼、及び好感によってチームワークを判定し、
・同時攻撃などの選択が可能になる

●訓練はコンマ判定

・(0 ファンブル 12 失敗 345678 成功 9クリティカル)

・ファンブルはマイナス

・失敗は上昇値半減、成功はそのまま クリティカルで2倍

●好感度、信頼度(最大値99 最低値-99) ※他安価スレより借用

・0(00)となっており()内が100になることで1上昇する

・好感度は相手からの好意を数値化したもの
・好感度が低いと頼みを聞いてくれなかったりする

・信頼度は相手からの信頼を数値化したもの
・信頼度が低いと説得などで不利になる上、
・チームワークが発揮できなくなる

●友情度(最大値99 最低値-99) ※他安価スレより借用

・好感度の代わり


・過去スレ

【進撃の巨人】貴方「安価で生き抜く」【2体目】
【進撃の巨人】貴方「安価で生き抜く」【2体目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369506214/)

【進撃の巨人】貴方「安価で生き抜く」【1体目】
【進撃の巨人】貴方「安価で生き抜く」【1体目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368802808/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370179472


掴みかかったりするのは論外

回り込んでも避けられるだけかもしれない

なら。やることは一つだ

ジェイド「アニ!さっきはごめん!」

反応はない

ジェイド「アニが親父さんから教わった技術を、俺が簡単に人に教えるなんて言っちゃいけなかったんだよな……」

足が止まる

ジェイド「俺、アニのことを全く考えてなかった、ホントごめんな……」

アニ「……………」

そして沈黙。

でも、それはすぐに途切れた

アニ「勝手にしろって言ったのに」

突き放すような言葉のくせに、

アニはどこか嬉しそうだった


ジェイド「勝手にできないだろ。アニが嫌そうにしてたんだから」

少なくとも俺にはそう見えた

アニ「……そう」

ジェイド「そうって……」

思わずため息をついてしまったが、

アニは特に気にしなかった

アニ「……あんたさ、エレンに教えるとか言ってたよね?」

ジェイド「あ、ああ」

アニ「それはつまり教える側の私と同じかそれ以上になるってことだって解ってる?」


1、解ってる
2、それどころか、俺は主席になるつもりだぞ
3、当然だろ
4、そのほか言動自由


安価下3


ジェイド「ああ、わかってる」

アニ「……………」

ジェイド「俺はいつか、俺にこうして技を教えてくれてるアニも超えて見せる!」

ぐっと拳を突き上げ、

俺は上に行く。という意思を示した……のだが。

アニ「なら、教えるのは止めるよ」

ジェイド「はぁ!?」

アニ「あんたなんかに抜かれたくないし」

ジェイド「えぇ……いや、その気持ちわかるけど! でもさ……えぇ……」


アニ「……冗談だけど」

ジェイド「冗談!?」

アニって冗談とかいうのか?

こんなやつだったっけ?

アニ「ふふっそんな驚くとは思わなかったよ」

ジェイド「驚くに決まってんだろ……ったく」

今のところ、

体術で頼れるのはアニくらいだし……

ここで教えてもらえなくなったらかなり困る


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「しっかし、アニも冗談とか言うんだな。ちょっと安心したよ」

アニ「それは……まぁ、ね」

アニは言葉を返してきたものの、

はっきりとした言葉ではなかった

ジェイド「とにかくこれからもよろしく頼むぜ、師匠」

すっと手を差し伸べ、握手を求めたのだが、

アニは目を細めて俺を見つめていた

ジェイド「アニ……?」

アニ「師匠っていうのは止めて欲しいんだけど」

ジェイド「嫌なのか?」

アニ「師匠って呼ばれるくらいなら……アニって、呼び捨てのままで良い」


そういうのに何らかのこだわりがあるのだろうか

ともかく、師匠って呼ばれるのは嫌らしいし、

本人がそういうのなら、名前を呼んでいた方が良いだろう

ジェイド「解ったよ、アニ」

アニ「それで良いよ。ジェイド」

そう返し、

アニは俺の浮いたままだった手を弾いた——えっ?

ジェイド「そこは掴むところじゃないのか!?」

アニ「別にそんな関係じゃないでしょ」

ジェイド「そんな関係って……ただの友好表現だろ」

アニが主人公を『ジェイド』と…


アニ「……解った」

アニは少し考えてから、

自分の手を差し出してきた

ジェイド「アニ?」

アニ「友好の表現なんでしょ?」

ジェイド「そうだけど……」

なんか企んでそうな気もする

さっきの冗談といい、

平然とどキツイ事してくれそうだからな

取ろうとしたら引っ込めるとか、また弾くとか……

待て待て、仲間を信じてやるべきだろ……多分


1、受け取る
2、なぁに企んでんだよ
3、弾く
4、受け取らない
5、そのほか自由言動

安価下3

掴んだ瞬間一回転に500ペリカ!

エレンには自分で頑張ってもらうしか…


ジェイド「よろしくな」

俺はその手を受け取ることにした

疑うなんて可愛そうだ

信じてやるべきだよな。と。

ギュッと手を握った瞬間、体が風を感じた。

風が吹いたわけじゃないと解ったのは、

俺の手が、腕が、引かれていると気づいたからだ

ジェイド「ちょっ」

アニ「握手だけだと思った?」

いや、普通握手だけだと思うぞ!

心の中で突っ込む余裕しかなく。

俺は見事に一回転した

アニ「表現ついでに一手。これが私の友好表現」

ジェイド「っ、やられた……」

何かあると思って正解だったのかよ……畜生一本取られた!

握手かと思った?
残念!アニちゃん式一回転投げでした!


アニ「……ジェイド」

倒れていた俺に、

アニはまた手を差し出してきた

ジェイド「受け取らないぞ」

さすがに引っかからないぞと言葉ではねると、

アニ「今度は起こすだけだから」

強引に俺の手を掴み、普通に立たせてくれた

ジェイド「あ、ありがとう……っていうのは変だよな」

倒したのはアニなわけだし

アニ「……それじゃ」

アニはぱっと手を離し、自分の宿舎へと向かおうと踵を返した


うぬ……時間切れ
今日はここまでということで。お疲れさまでした

明日の開始は夜10時頃かな


エレンは……ミカサに教えてもらえるよ。多分
そうなれば女子のツートップの弟子対決だね

乙でした

今日は素晴らしいアニが見れた


ジェイドは卒業するまでに何者かに暗殺されそう…
男か女か分からんが

流れも空気も読まずに馬鹿みたいな安価をするAOのこと

例:
>>1「自由言動安価」

AO「アルミンをレイプする」

みたいなワケわからないことをする


>>77

両性の可能性



再開します


そいういえば、結局エレンのことが有耶無耶になってるな……

アニ「…………」

とはいえ、それで怒らせたわけだし

ジェイド「う〜ん……」

そう考えている間にも

アニはどんどん離れていってしまう

ジェイド「…………」


ジェイド言動自由安価下3

良い内容であれば全然いい
長文が道を切り開いた安価スレだってよくある

その逆も然りだが


ジェイド「あ、あのさ。アニ!」

名前を呼ぶと、

アニは直ぐに立ち止まってくれた

ジェイド「アニが嫌なら勿論無理強いはしないけどさ……」

エレンはエレンで頑張ろうとしている

俺と同じようにミカサに勝とうとしてる

ライバルだし、先を越したい気持ちはあるけれど……

仲間だし、友達だから

ジェイド「エレンも努力家でいい奴だから興味ないなんて一刀両断に切り捨てずに仲良くしてやってくれよ」

協力はしてやりたい。

まぁ、強力な体術を独り占めできてるのは、

ジェイド「俺が特別なポジションぽくてちょっと嬉しいんだけどさ」

そう思って告げると、アニは少し間を空けて答えた

アニ「そうかもね……今はあんただけで手一杯だから」


それはなんだ。あれか?

俺がかなりレベル低いから、

ほかに時間を避けないっていうわけか?

ジェイド「悪かったな、手間のかかるやつで」

アニ「……ほんと、手間がかかるよ」

呆れたような、でも嬉しそうな、

そんな溜息をつきながら、アニはまた俺に背を向けた

アニ「あんたが教えたければ教えても良い。
     教えられるほど習得できたのなら。だけどね」

ジェイド「習得するに決まってんだろ。必ず」

じゃなきゃ全て無駄だし、

なにより、アニが中途半端でやめることはないと思うしな

俺が諦めることも絶対にない……はず。


ジェイド言動自由安価下3

アニ、色々とありがとうな
お前が仲間でホント良かったよ


ジェイド「アニ、色々とありがとうな」

アニ「別に」

そっけない答え。

それでも一応礼は言わせてもらった

体術を教えてくれるし、

全然ダメだとしても見捨てようとしない。

ジェイド「……お前が仲間でホント良かったよ」

そう言って笑う

本当にありがたかった。本当に助かっていた。

そう思っての言葉。でも、アニは

アニ「……………」

アニの無言の背中は

悲しいような、辛いような、苦しいような感じしかなかった

ジェイド「アニ……?」

アニ「ごめん……」

しばらくの沈黙。そしてまた、アニは続けた

アニ「そろそろ部屋に戻りたいから」

そう言い残し、アニは宿舎へと向かっていった

あえて『仲間』ってワードを使ってみたが、やっぱりか…


【就寝前自由時間】


ジェイド「……………」

なんだったんだ? アニは。

急に暗くなっちゃったし……

悪いこと言ってはないと思うんだけど

けど、俺が良くてもアニにとっては悪かったのかもしれない

ベルトルト「どうかしたのかい?」

ジェイド「いや……」

相談するべきだろうか?

でも、勝手に話すのもどうなんだ……?

ライナー「悩みがあるなら言うと良い。自分で分からないから悩みなんだからな」

ジェイド「ああ」


残りの自由時間……どうするか


言動自由安価下3

なぁ、ライナー、ベルトルト
俺達104期生は、もう立派な仲間だよな?

その二人にはっきり話すとは度胸あるな

ベルトルトはともかく、ライナーに期待しよう


せっかく言ってくれてるんだから、話してみよう

俺は2人を呼び、近くに来てもらった

ジェイド「えっと……アニの事なんだ」

ベルトルト「…………」

ライナー「そういえば最近ジェイドと仲良かったな」

ジェイド「仲良いっていうか体術を教えてもらってるだけだよ」

ライナーの言葉は少し張り詰めている感じもするし、

ベルトルトに至っては無言だった

ジェイド「けどさ、仲間でよかったって言ったら元気なくしたっていうか……?」

ベルトルト「………………」

ライナー「……………」

ジェイド「どうかしたのか?」


2人は顔を困ったように見合わせているし、

相談する側の俺はなんだかおいていかれている気がする

ライナー「いや、お前がそう思っていても相手はそうでないっていうことはよくある事だ」

ジェイド「そんなのは判ってるさ。けど、仲間だぞ? 友達とか親友とかじゃなくて、仲間だって言っただけだ」

そう思ってないってどういうことだよ。

そんなのおかしいだろ。

仲間じゃない? 仲間じゃないなら何なんだよ。敵なのか?

ベルトルト「……アニはもしかしたらキミの事をよく思っていないのかもしれない」

ジェイド「え?」

ベルトルト「仲間って思われたくないのはつまりそういう事なんじゃないかな?」

ライナー「待てベルトルト。それは早計すぎやしないか?」

淡々と述べるベルトルトを、ライナーが制した


ベルトルト「なら、それ以外にあるのかい?」

ライナー「……………」

なんだか空気が悪くなっていく

俺のせいなのか?

アニが仲間という言葉に嫌な感情を抱いていたと相談しただけで?

ジェイド「……………」

俺をチラッと見て、

ライナーはため息をついて答えた

ライナー「逆に……仲間。というほぼ他人が嫌なだけかもしれない」

ジェイド「そう、なのか?」

ベルトルト「……………」

ベルトルトは無言。

しかし、ライナーは構わず続けた

ライナー「一応、少しは仲良くなったんだろう? なら、友達……としても良かったんじゃないか?」

そういったライナーも、聞いていたベルトルトも。

ほとんど無表情で、俺は感情を読み取ることはできなかった



とりあえずここまで。お疲れさまでした


なかなか進められない……ぐぬぬ


アニ、ベルトルト、ライナー組はちょっと重いからなぁ……

安易な展開にはできないのです


逆に考えればベルさんをデレさせれば破壊力抜群のハズ…!


進撃の世界観でぬるゲーは合わないし、適度な緊張感ある方が面白いよ


昨日やろうと思ってたのに出来なかった……だと?


さすがに朝は人いないからできないだろうし



>>137

照れ隠しで巨人化するようになるのか←破壊力抜群

>>141

一応、適度な難易度にはしたい。キャラによってはハードかもだけど


昼です

人いるかな?

いれば昨日やる予定だった部分だけでも終わらせたい


ジェイド「友達?」

ライナー「ああ。仲間が嫌ならそうだと思うぞ」

ライナーはそう言ってくれた

確かに、仲間という言葉以前までの話の時は、

アニは嫌そうな感じはしていなかったし、

むしろ友好的だった

それはつまり、よく思ってないっていうわけじゃないはずだ

ということは、拗ねた? 友達ではなく、仲間って言ったから……

ジェイド「そっか、そうだよな? そもそも、嫌いなら体術教えてくれるわけないし」

拗ねたのか、アニが。可愛いところもあるんだな

心からの安堵のため息をつき、俺は声にはせず笑った

ベルトルト「…………」

ジェイド「ベルトルト?」

俺とライナーとは違い、ベルトルトは不満そうに見えた

ベルトルト「ライナー」

ライナー「……………」

俺の相談のせいだろうか?

仲が良かったはずの2人は今や険悪な雰囲気だった

ベルトルト「僕はもう寝るよ」

ライナー「ああ」

これもアニの時みたいな

言ってはならないことを言ってしまった。なんだろうか?


ジェイド言動自由安価下2


ジェイド「……ライナー」

ライナー「ジェイド?」

ベルトルトがどう思っているのかは解らない。

ジェイド「ベルトルトの方は、そういうの嫌いなのかもしれないけどさ」

でも、ライナーは……

ジェイド「ライナーは……俺達はもう、友達だよな?」

それさえも自信がなく、

俺は笑って訊ねることはできなかった

ライナー「…………」

ライナーは沈黙を保ち、

俺ではないどこかを眺めていた


柄にもなく俺は不安で、それが怖くなって、

次第に視線は下がって行く

ライナー「………………」

催促したかったがすることはできない——いや、

ジェイド「……………」

する必要はなかった

沈黙は肯定だと聞いたことがある。

でも、今回の沈黙は——否定だ

ライナー「そうだな。友達、だ」

無言の解決。その後の戸惑い混じりの言葉

ジェイド「っ………」

だんだんと離れていくライナーを、

俺は見ることはできなかった


アニ好感度上昇判定

01〜30  30

31〜50  50

51〜70  70

81〜90  80

91〜00  100


ゾロ目でさらに2倍


アニ信頼度上昇判定

01〜30  30

31〜50  50

51〜70  70

81〜90  80

91〜00  100


ゾロ目でさらに2倍


幸運補正+20

下と下2です、またミスった

アニ:好感:信頼=0.5:0.7


ライナー好感度上昇判定 安価下

01〜30  10

31〜50  20

51〜70  30

81〜90  40

91〜00  50


ゾロ目でさらに2倍


ライナー信頼度上昇判定 安価下2

01〜30  10

31〜50  20

51〜70  30

81〜90  40

91〜00  50


ゾロ目でさらに2倍


幸運補正+20

またミス

アニ:好感:信頼=0.5:0.7+幸運補正=1:1.4

ライナー:好感:信頼=0.3:0.4


男子勢の好感度上昇値 安価下

01〜20  10

21〜40  25

41〜60  40

61〜80  55

81〜90  70

91〜00  90

ゾロ目2倍

男子勢の信頼度上昇値 安価下2

01〜20  10

21〜40  25

41〜60  40

61〜80  55

81〜90  70

91〜00  90

ゾロ目2倍

アニ:好感:信頼=0.5:0.7+幸運補正=1:1.4
ライナー:好感:信頼=0.3:0.4
男子勢:好感:信頼=0.25:0.7


ユミル好感度上昇値 安価下


01〜10 10

11〜20 -20

21〜30 15

31〜40 -50

41〜50 25

51〜60 -40

61〜70 20

71〜85 -30

86〜00 30

ゾロ目2倍


ユミル信頼度上昇値 安価下2


01〜10 10

11〜20 -20

21〜30 15

31〜40 -50

41〜50 25

51〜60 -40

61〜70 20

71〜85 -30

86〜00 30


ゾロ目2倍

幸運補正なし

アニ:好感:信頼=0.5:0.7+幸運補正=1:1.4
ライナー:好感:信頼=0.3:0.4
男子勢:好感:信頼=0.25:0.7
ユミル:好感:信頼=-0.6:-0.2


ベルト好感度上昇値 安価下


01〜30 -50

31〜50 -40

51〜70 -30

81〜90 -20

91〜00 -10

ゾロ目2倍


ベルト信頼度上昇値 安価下2

01〜30 -50

31〜50 -40

51〜70 -30

81〜90 -20

91〜00 -10


ゾロ目2倍

ゾロ目で固定+20

幸運補正+20

アニ:好感:信頼=0.5:0.7+幸運補正=1:1.4

ライナー:好感:信頼=0.3:0.4

男子勢:好感:信頼=0.25:0.7

ユミル:好感:信頼=-0.6:-0.2

ベルト:好感:信頼=-0.3:-0.3


判定はここまで

【847年 2ヶ月2日目】

■ジェイド・ワグナー(主人公)

・体力:C(00)/筋力:C(82)/ 技能:D+(06)/敏捷:C(52)
・知識:D-(10)/幸運:A/精神:D(00)/バランス:D(45)/馬術:E(00)


〜関係者〜 (能力値は1年おきに更新)

●トーマス・ワグナー(兄)

・体力:D(00)/筋力:C-(00)/技能:D(00)/敏捷:C(00)
・知識:D+(00)/幸運:D/精神:D(00)/バランス:C-(00)

・友情度:9(25)
・信頼度:11(07)

トーマス→「俺に任せろ。大丈夫だ」

●ライナー・ブラウン(同室生)

・体力:B(00)/筋力:B(00)/技能:C(00)/敏捷:C-(00)
・知識:C(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:B(00)

・友情度:3(00) ↑up!
・信頼度:3(10) ↑up!

ライナー→「ベルトルト、俺は……」

●ベルトルト・フーバー(同室生)

・体力:C(00)/筋力:C-(00)/技能:B(00)/敏捷:B(00)
・知識:B(00)/幸運:?/精神:A(00)/バランス:B(00)

・友情度:1(40)
・信頼度:1(40)

ベルトルト→「アニ、君は……もう」

●エレン・イェーガー

・体力:C+(00)/筋力:B(00)/技能:C(00)/敏捷:B-(00)
・知識:D(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:B(00)

・友情度:7(58)
・信頼度:3(96)

エレン→「負けないぞ」

●アルミン・アルレルト

・体力:E(00)/筋力:C(00)/技能:C(00)/敏捷:D-(00)
・知識:A(00)/幸運:?/精神:D-(00)/バランス:D(00)

・友情度:3(45)
・信頼度:4(80)


アルミン→「君は僕に似ている気がする」

●ジャン

・体力:C(00)/筋力:C+(00)/技能:C(00)/敏捷:C(00)
・知識:C-(00)/幸運:?/精神:D(00)/バランス:C+(00)

・友情度:1(95)
・信頼度:2(40)

ジャン→「ユミルに目をつけられたな」

●コニー・スプリンガー

・体力:C(00)/筋力:C+(00)/技能:C(00)/敏捷:B(00)
・知識:D-(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:A(00)

・友情度:1(25)
・信頼度:1(70)

コニー→「普通のやつ?」

●マルコ・ポット

・体力:D(00)/筋力:D(00)/技能:B(00)/敏捷:D(00)
・知識:B(00)/幸運:?/精神:C(00)/バランス:D(00)

・友情度:1(25)
・信頼度:1(70)

マルコ→「よろしく」

>>188
今襲われたらたまったもんじゃないな

◎ミーナ・カロライナ(幼馴染)

・体力:C-(00)/筋力:D(00)/技能:C(00)/敏捷:B(00)
・知識:B(00)/幸運:?/精神:D(00)/バランス:C(10)/馬術:D(00)

・好感度:7(00)
・信頼度:5(78)

ミーナ→「なんかちょっと……はぁ……」


◎ミカサ・アッカーマン(友人)

・体力:B(00)/筋力:B-(05)/技能:C(10)/敏捷:B+(05)
・知識:B-(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:B+(00)

・好感度:4(22)
・信頼度:3(00)

ミカサ→「頑張るのは良い事だと思う」


◎クリスタ・レンズ(友人)

・体力:D-(00)/筋力:D-(10)/技能:B-(20)/敏捷:C+(10)
・知識:B(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:D+(00)

・好感度:4(52)
・信頼度:4(33)

クリスタ→「……アニ」

◎ユミル(同期生)

・体力:B(00)/筋力:B-(00)/技能:B(00)/敏捷:B-(00)
・知識:D(00)/幸運:?/精神:C(00)/バランス:B(40)

・好感度:0(70) ↓down
・信頼度:0(95) ↓down

ユミル→「…………」

◎サシャ・ブラウス(同期生)

・体力:C(00)/筋力:C(11)/技能:C+(23)/敏捷:B(11)
・知識:D(00)/幸運:?/精神:D(00)/バランス:A(00)

・好感度:3(20)
・信頼度:1(80)

サシャ→「最近話してないような」


◎アニ・レオンハート(同期生)

・体力:B(00)/筋力:B(04)/技能:A(08)/敏捷:B(04)
・知識:C(00)/幸運:?/精神:A(00)/バランス:B(00)

・好感度:4(07) ↑up!
・信頼度:4(48) ↑up!

アニ→「ジェイドは仲間という。……でも、私は」


一応1日終わらせられたので

とりあえずここまでかな

なってたはずだけど……ミスじゃね?

>>193

ミーナ「ジェイドが……死んだ?」

ベルトルト「……うん、訓練中の事故で」

ミーナ「そんなっそんなのっ……」

アニ「嘘だ……あんただ。あんたが殺したんだ……」

ベルトルト「……そうだとしたら、どうする?」

アニ「私があんたを殺す」

こんな展開ですね解りたくない

わ、忘れてないよ。後回しにしただけ……目が嫌に綺麗な巨人が向かってきたからさ


ミーナ好感度上昇判定 安価下

01〜30  30

31〜50  55

51〜70  80

81〜90  100

91〜00  150

ゾロ目でさらに2倍

ミーナ信頼度上昇判定 安価下2


01〜30  30

31〜50  55

51〜70  80

81〜90  100

91〜00  150


ゾロ目でさらに2倍

幸運補正+20


安価下コンマ判定


01〜50 98 (1.5)

51〜00 00 (1.5x2=3)


幸運補正はなし


ミーナ好感:信頼=1.5:1.5


エレン好感度上昇判定 安価下

01〜30  10

31〜50  20

51〜70  30

81〜90  40

91〜00  50

ゾロ目でさらに2倍

エレン信頼度上昇判定 安価下2

01〜30  10

31〜50  20

51〜70  30

81〜90  40

91〜00  50

ゾロ目でさらに2倍

幸運補正+20


ミーナ好感:信頼=1.5:1.5

エレン好感:信頼=1.0:0.4


■ジェイド・ワグナー(主人公)

・↑up! 体力:C+(00)/↑up! 筋力:C+(82)/技能:D+(06)/↑up! 敏捷:C+(52)

・知識:D-(10)/幸運:A/↑up! 精神:D+(00)/バランス:D(45)/馬術:E(00)


●エレン・イェーガー

・体力:C+(00)/筋力:B(00)/技能:C(00)/敏捷:B-(00)
・知識:D(00)/幸運:?/精神:B(00)/バランス:B(00)

・友情度:8(58) ↑up!
・信頼度:4(36) ↑up!


◎ミーナ・カロライナ(幼馴染)

・体力:C-(00)/筋力:D(00)/技能:C(00)/敏捷:B(00)
・知識:B(00)/幸運:?/精神:D(00)/バランス:C(10)/馬術:D(00)

・好感度:8(50) ↑up!
・信頼度:7(28) ↑2up!


このまま翌日に移します


【翌日】


ライナー「……………」

ベルトルト「…………」



コニー「一体なにがあったんだ? アレ」

ジャン「喧嘩でもしたのか? ジェイド」

ジェイド「……いや、あれは」

朝から明らかに2人の様子はおかしい

それは周りの誰にもわかる

けれどその理由を知っていながら、解らないのは俺だけだ

マルコ「何か知ってるの?」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「……俺には、あいつらが解らないよ」

呟くようにそう答え、

俺はマルコから視線を逸らした

そのせいか呟きを聞いた男子勢は

唖然と俺を見つめ、

またライナー達を心配そうに見つめた

トーマス「ジェイド……」

ジェイド「……………」

そう、解らない。ライナーもベルトルトも。

ライナー「…………」

ベルトルト「……………」


アニ「……………」

あいつらのことを、俺は……


安価下コンマ判定

0 ユミル
1 アニ
2 コニー
3 マルコ
4 ミーナ
5 ジャン
6 トーマス
7 アルミン
8 ミカサ
9 エレン

ゾロ目で自由選択


判定3=マルコ


そんな俺を心配してか、

意外にもマルコが近づいてきた

マルコ「どうかした?」

ジェイド「……どうかしてるよ」

それは俺か、ライナーか、ベルトルトか……

その全員か

マルコ「ジェイドはさ、あの2人と同室だろ?」

ジェイド「だから?」

マルコ「本当は知ってるんじゃないかなって」

これがライナーたちの言う、

そして俺がしでかした、聞いてはならないこと。その一線。だろうか?


ジェイド「……………」

マルコ「ジェイド?」

言うべきじゃない

それは知っているからじゃない

知っていても解っていないからだ

マルコ「……………」

それなのに聞いてくる。

それだから答えなければいけない

アニのように、クリスタのように……ごまかすか? うやむやにするか?


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「俺はあいつらのこと友達だと思ってたんだけど、あいつらはそうじゃなかったみたいでさ」

俺は思わず乾いた笑いを漏らしてしまった

ジェイド「なんか嫌われることしちまったかなーって……」

はははっと元気のない笑い声がマルコに届く

マルコ「……………」

それがあまりにも悲観的に思えたのか、

マルコは黙り込んでしまった

それでも俺は続けた

ジェイド「あいつらのこと責めないでくれよ、俺が気づかないうちにとんでもないことしたのかもしれないしさ」

責める必要などないのに、

それは責めてくれと言っているようなものなのに

ジェイド「もう……解らない事多すぎんだよ……畜生」


雌型「キィヤァァァァー」


ごめん>>242忘れて


ジェイド「仲間とか友達ってなんなんだろうな」

それはなんかの境界線があるのか?

仲間ってなんなんだ?

友達ってなんなんだ?

ジェイド「どこまでいけばそういう風に言えるんだろうな」

友達って、仲間って、

そんなにも難しことなのかよ

マルコ「………………」

マルコの沈黙がライナーのそれとかぶってしまう

でも、言葉は——止まらない

ジェイド「なぁマルコ、俺達は、仲間か?友達か?」


マルコ友情:信頼=1:1



安価下コンマ判定


01〜35 仲間だよ

36〜64 ……仲間だろうね。友達というには、まだ遠い

65〜00 友達、かな


幸運補正+20

判定00=マルコ「友達、かな」


マルコ「友達、かな」

マルコはすぐにそう答えた。

ライナーのようにためはせず、

アニのように悲しそうな表情もなく

彼は言った。友達だと

ジェイド「なんでそう言える? どうして友達だといえる?」

対して関わったこともない

それこそ他人とか、せいぜい仲間程度なはずなのに

マルコ「どうしてって言われても……簡単な言葉では表せないよ」

マルコは困ったように答えた


ジェイド「なんだよそれ……」

マルコ「僕はこう思う、ジェイドはこう思う。誰だって考えは別だろ?」

ジェイド「それは……」

俺の狼狽えたような表情に対して、

マルコは苦笑していた

マルコ「同じ言葉でも僕らはそれぞれ違う考えを持ってる。例えば……エレン」

マルコはエレンに気づかれないように指差し、

また俺の方に視線を向けた

マルコ「エレンは巨人と戦うために訓練生になってる。でも、ジャンはさ」

今度はジャンを指差し、また戻る

マルコ「憲兵団になるために、訓練生になってる」

ジェイド「…………」

マルコ「そういうものなんだと思うよ」

マルコ「ジェイドにはジェイドの、僕には僕の定義があってそこに当てはまってようやく認められて、
       仲間や、友達、親友、恋人、家族……それらの輪の中に入ることができるんじゃないかな?」


ジェイド「それはつまり……認められてないってことだよな?」

ライナーや、ベルトルトに

おれが一方的にそうだと思っているだけで

向こうはそうは思っていないって……ことなんだよな

マルコ「そうだね。ライナー達はまだ認められないのかもしれない」

マルコは俺の心境を察してか、

暗い面持ちで告げ、しかしまた微笑んだ

マルコ「でもさ。まだ。なんだよ? それが友達になれないってことにはならないんじゃないかな」

ジェイド「ぁ………」

マルコ「まだなっていないだけでジェイドは諦めるかい?」

それとも。と、マルコはライナー達に視線を向けた

マルコ「諦めずに友好的にぶつかってみるかい?」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「そうだな 諦めたらそこで終わりだ 俺はあいつらとも友達になりたい」

そうだ、マルコの言う通り、

あいつらが疎遠だからだと諦めてしまったら、

結局それで終わるだけじゃないか

そんなのお断りだ

ジェイド「だから……俺は俺なりにあいつらと真剣に向き合っていかなきゃな」

俺がそう答えるとマルコは満足そうに頷き、

俺の肩をポンっと叩いた

マルコ「その意気だジェイド。頑張れ」

ジェイド「ああ、頑張るよ」

マルコと話したおかげで気持ちが楽になれた……助かったよ、マルコ


時間も時間だし、今日はここまで

明日もできれば昼くらいに


まさかコンマでマルコになるとは……

>>1は単行本追いなのだろうか?

どちらにせよモブに近いマルコも、描写の少ないベルトルトでさえ巧く扱えてたし
問題ないだろうけど

というより原作を読み込んでそう……


>>283

単行本ですよ




基本的にやり方は変えないです
仲間と交流しながら育成するものだから
そういうものになる可能性もなくはないけれど


さて、気分も晴れたところで、

自分のやるべきことをやらないとな。

って言っても休日だし、

やるべきことというよりはやりたいことかな

ジェイド「……どうするか」

あたりを見渡し、

俺はふっと息を吐いた


ジェイド言動自由安価下2


とりあえず朝食を食べることにするかな

サシャ「今からですか? それとも要らないからくれるとかですか?」

と、朝食のパンとスープを持ってきただけなのに、

俺の隣で目を輝かせるサシャは訊ねてきた

正直あげたくないが、

あげればあげたでちょっとした命令を聞いてくれそうだ

というか聞いてくれる

ジェイド「5分の1パンをあげるよ。サシャ」

サシャ「えっ、それだけですか?」

ジェイド「え? 要らない?」

サシャ「要ります! 要ります! ください!」


※サシャに5分の1パァン程度の命令ができます


安価下コンマ判定

0 ユミル
1 アニ
2 コニー
3 安価下
4 ミーナ
5 ジャン
6 トーマス
7 アルミン
8 ミカサ
9 エレン

ゾロ目で自由選択


判定5=ジャン


ジャン「上手い扱いしてるな、お前」

ジェイド「そんなんじゃねーよ」

いや、そんなんだけど。

ジャンは俺にとってなんだろう?

対して話したことはない

その上、エレンと親しいせいかジャンからは嫌われているといっても過言じゃない

ジャン「お前は今日暇なのか?」

ジェイド「まぁな。今のところ予定なし」

ジャン「そうか……それじゃミカサ達の予定もないのか?」

ジェイド「はぁ?」

心と声が綺麗に一致した瞬間だった


ジェイド「すまん、聞こえなかったんだけど」

なんで俺にミカサ達の予定を聞く?

っていうかなんでエレンでもアルミンでもなくミカサ?

もしかして修行つけて貰いたいとか?

ジャン「だ、だから、お前エレン達と仲が良いだろ?」

今度は照れくさそうに、

しかもエレンって言い直して訊ねてきた

ジャン「あいつらって予定ねぇのか?」

ジェイド「知らないぞ? 本人に聞いたらどうだ?」

ジャン「き、聞けるわけないだろぉが!」

なんで切れた!?


ちょっとまて、あれか?

またしても言っちゃならないこと言った?

ジェイド「勘弁してくれよ……」

本人に聞けばいいだろっていう言葉が、

ジャンの怒りの引き金になったのは明白だ

なんでなったかなんていうのは知らない

ジャン「くそっ」

当のジャンはそう吐き捨てると、

さっさと行ってしまった

ジェイド「なんなんだよ……ったく」


朝食を食べ終え、

俺は食堂から出ることにした

ジェイド「ジャンのせいで余計な時間使っちゃったな……」

っていうかあいつあれ聞くためだけに来たのか?

ジェイド「訳解らない奴だな……」

もっとも、あんまり仲良くなかったし、

わけ解らなくても仕方ないか


このあとの行動は?

1、誰かに会おう(明記)
2、外出しよう(さそう場合明記)
3、特訓しよう(さそう場合明記)
4、そのほか自由

安価下3


特訓するかな、エレンとミカサも一緒に……

【ジェイド「一緒に頑張ろう——な?」】

ジェイド「……………」

いや、休みにまでミーナを引っ張り出すこともない

休みは休むためのものだしな

ジェイド「そういえば、エレン達いるんだろうか?」

もしかしたら街に出てるかもしれない

ジェイド「さて……探さないとな」

少なくとも食堂にはいた——


安価下コンマ判定

01〜25 いないようだ

26〜50 ミカサはいるようだ

51〜75 エレンはいるようだ

76〜00 両方ともいるようだ


幸運補正+20


判定32+20=52=エレンのみ


ジェイド「あれ? エレンだけか?」

エレン「ん? そうだけど」

辺りを見回してもミカサの姿はなく、

本当にいないらしい

エレン「ミカサに用事か?」

ジェイド「正確にはミカサにも。だったんだけどな」

いないなら仕方がないか

ジェイド「エレン、一緒にどうだ? 特訓」

エレン「お、教えてくれるのか? 体術!」

とたんに目を輝かせる姿はまるでサシャだ


教えることはできなくはないが、

アニの特訓もまだ終えていないのに、

教えられることはそれこそ、100分の1くらいだ

ジェイド「いやぁ……その」

エレン「やっぱり、ダメか? 昨日余計なことしちまったし……」

ジェイド「……………」

昨日。そう、昨日話し、

エレンに教えることは構わないと許可は正式に貰った

でも……

ジェイド「……………」

エレン「ジェイド?」

その後の会話でアニの落ち込んだ後ろ姿を見送ることしかできず、

そして今日はまだ一言も話していない

ジェイド「体術を教えるのはまだちょっと無理なんだ。悪いな」

エレン「いや、無理なら良い。それよりもどうするんだ?」

ジェイド「そうだな……」


1、馬術
2、立体機動
3、走り込み
4、ざ、座学……
5、そのほか言動自由明記

安価下3


とりあえず今日はここまでにします。

お疲れさまでした



ジャンとの交流も浅いので、
ミカサに好意を抱いてることは知りません

知っていたら多少は反応がちがかった——かもしれない

ミーナを誘ってあげようぜ……
アニと交流しようぜ……
ベルトルトとライナーをなんとかしようぜ……
ステをあげようぜ……
クリスタも忘れちゃ駄目だぜ……

うわぁぁぁ! やること多すぎるよぉ!

>>374

ミーナを誘ってアニと特訓すれば3つ解決できるよ……多分




昨日もできなかった……
前回もあったけれど、予告なしに来れない場合が多々あるかもしれないです。

申し訳ない


ジェイド「立体機動やろうぜ」

エレン「立体機動……? そういや、お前——いや、悪い」

エレンは何かを言いかけ、

伏し目がちに言葉を止めたが、言わなくても言葉は分かっていた

お前は立体機動の成績悪いよな。だ

確かに、差し書は励ましたりする立場だった俺が、

今や教えを請うまでになるとはね……

エレン「ジェイド、やるんじゃないのか?」

ジェイド「ああ、そうだな」


バランス経験値コンマ判定 安価下

01〜30 経験値+15

31〜50 経験値+18

51〜70 経験値+20

71〜90 経験値+23

91〜00 経験値+30

ゾロ目で倍の経験値 77で一気にランクアップ  00で経験値+60

幸運A補正+20


判定71+20=91=バランス+30


エレン「おっ上手くできてるじゃねぇか」

ジェイド「そ、そうか?」

確かに、前より上手くできているような気がする

ジェイド「それならエレンのおかげだな」

エレン「いやオレは何もしてねぇよ。ただやり方教えたくらいだぜ?」

ジェイド「それが良かったんだよ」

上手すぎる逸脱した相手からの言葉では、

きっと凡才な俺では理解できず、成功させることはできない

同じ……とは言い難いけど、似たような努力家のアドバイスだからこそ、

俺はすぐに理解し、うまくなることができたのだろう

ジェイド「だからエレンのおかげだ」


エレン「そう言って貰えて嬉しいよ」

エレン「けど、上手くいってよかったぜ。ジェイドには迷惑かけちまったからな」

笑いながらそう言うが、

エレンはやはり昨日のことを気にしているようだ

ジェイド「……いや、気にすることじゃないから」

エレン「けどよ。今日の朝のアニは……」

やはり言っておくべきだろうか?

あれはエレンのせいではなく俺のせいだと

エレンはエレンで仲間思いなんだろうしな……



ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「あれはエレンのせいじゃなくて俺が無神経なこと言ったからだよ」

エレン「そうなのか?」

そうらしいのだからそうとしか言えない。

仲間って言う言葉がダメだとは普通思わないし……って、

何を愚痴ってるんだろうな。俺は

ジェイド「アニは取っつきにくいところもあるけどいい奴だから、気にせず仲良くしてやってくれよな」

エレン「仲の良いジェイドが言うならそうなんだろうけどさ……」

エレンは少し困ったように俺から目を逸らすと小さく頷いた

エレン「……解ったよ。もしかしたら体術教えて貰えるかもしれないからな」

ジェイド「ま、先約の俺が終わるまでは無理だな」

エレン「自慢しやがって。この野郎」

エレンとは良いライバルで、いい仲間で、友達……だと、良いな……

・エレンとの訓練を終えた


昼食はない。

言葉の通り、俺たち訓練生には昼食がない

金を出しているわけでもなく、

訓練生だからなんかの手柄があるわけでもなく。

そんな無職同然なやつらの休みにまで食べさせるほどの余裕はないのだ

ジェイド「とはいえ、あっても固いパンとスープなんだけど」

あるだけマシだし、

それに不満は言えないが。

ジェイド「さて……」


1、街に行こう(さそう場合明記)
2、誰かと交流(相手明記)
3、部屋に行こう
4、訓練をしよう
5、そのほか明記


安価下2(エレンとは別れています)


クリスタのところに行こう

また付き合ってくれないかなって言われたし、

誘えば街に一緒に行くこともできるだろう

ジェイド「……で。そのクリスタは部屋にいるんだろうか?」

食堂にはまずいないし、

立体機動の訓練をしている時にも見かけなかった

ということはつまり——


1、馬小屋
2、部屋
3、倉庫

安価下2


安価下コンマ判定

01〜50 クリスタだけだった

51〜60 あ、あれ? いない?

61〜75 他に人がいるようだ

76〜00 イベント


幸運+20


判定95=イベント発生


おそらくクリスタがいるのは馬小屋だろう

ジェイド「やっぱり、鍵が空いてるな」

馬小屋の鍵は外されているようだ

休日にまで馬小屋に来るもの好きは少ないし、

多分クリスタで間違いない。と、

扉を押し開けようとした時だった

「——だと、思ってる」

ジェイド「クリスタ……?」

中から話し声が聞こえた


「でもね、私は……」

そんな物悲しい声のあとに続いて、

宥めるような馬の鳴き声が響く

なんの話をしているんだろう?

クリスタは何を思ってるといったんだろうか?

でも。と、クリスタはなんと続けたのだろう

気にはなる。が、

気にするべきではない気もする

ジェイド「……………」

扉とは言い難いほどの木の板でしかないのに、

それはあまりにも頑丈な扉に見えた


1、中に入る
2、入るのは止めておこう


安価下3


いや、入るのは止めておこう

きっと誰にも言えない、

言いたくないような秘密なのだ

でも、溜め込むことはできない

誰かに言って、慰めてもらいたいものなのかもしれない。

だから人とは話すことのない馬に本音をこぼしているのだろう

それを盗み聞きするわけには行かない

ジェイド「………………」

いつかその相談相手が見つかると良いな。クリスタ

俺はその場をあとにすることにした

安価下コンマ来人判定

0 ユミル
1 安価下
2 コンマ2桁目
3 マルコ
4 ミーナ
5 ジャン
6 トーマス
7 アルミン
8 ミカサ
9 エレン


コンマゾロ目で自由選択


判定0=ユミル


ユミル「おい」

馬小屋から離れ、しばらく歩いた時だった

聞きたくなかったような気がしなくもない声が、

俺のことを呼び止めた

ジェイド「……ユ、ユミル?」

ユミル「お前、今馬小屋に行こうとしてただろ」

ジェイド「……そう。だけど?」

下手な嘘はつかない方がさそうだ


ジェイド「俺に用なのか? それとも、クリスタか?」

ごく普通。

そしてごく自然な質問にもかかわらず、

ユミルは少し嫌そうな表情をしつつ俺を睨んできた

なんで呼び止めたんだよ。と、

聞いていたら即殴られていたかもしれないと思うと、

背筋を冷や汗が伝っていった

ユミル「……なんで」

ジェイド「ん?」

ユミル「なんで入らなかった?」

入らなかった。とは馬小屋のことだろうか

ユミル「クリスタが一人きりなのに入らないとは、とんだヘタレ野郎だな」

ジェイド「……は?」


まて。待て待て待て

ユミルはわざわざそんなことを言うために呼び止めたのか?

しかも険しい表情で。だ

警戒していたのが無意味だったせいか、

なんだかどっと疲れた気がした

ユミル「聞こえなかったのか?」

ジェイド「聞こえたよ。二度も言わなくていいから」

ユミル「……なんで行かなかった? 理由があるんだろ? ヘタレじゃないって言うならな」

どうしてそこまで聞きたいのかは知らないが、

なんかしら言わないといけないだろう


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「入ろうかと思ったら、クリスタの話し声が中から聞こえてきてな」

ユミル「…………」

ユミルは珍しく茶々入れずに聞いてくれていた

ジェイド「かなしそうな声だったから、多分聞かれたくないだろうとおもってそっと離れた。それだけだ」

言うのはまずいかとも思ったが、

内容には触れていないし……多分問題ない

言い終えると、

ユミルは相変わらずの表情で俺を睨み、

口を開いた

ユミル「お前の性格だったら行くもんじゃないのか? 仲間なんだろ?」

ジェイド「それは……」

誰が仲間で、誰が友達で、誰が親友で、誰が他人なのか……

それが判らなくなって、気が引けてしまっているのかもしれない

しかしそれについては言わずに、

ジェイド「……踏みとどまるべき一線ってのがあるんだよ」

身をもって体験し理解したそれを、俺はユミルに告げた


時間も時間なので今日はここまで

明日はできれば昼頃にでも


こういうのは成長イベントだからな、後はどう導くかだな
駐屯兵団の団長みたいなバンビーになる成長はしてほしくない

乙です
ジェイドの身体だけでなく心まで成長していく様をここまで人間らしく書けるなんて本当にすごいです
ToAのルークを思い出しました


>>451

ジェイド「よし、内地に行こう」

エレン「は?」


>>458

ジェイド「フッ、死霊使いの俺に巨人ごときが勝てるとでも?」


ユミル「……………」

俺が冗談を言っているわけではないのは、

ユミルもわかっているはずなのに、

彼女は鼻で笑った

ユミル「要するにヘタレなんだな」

ジェイド「なっ……」

そういうわけじゃない。

ただ、その一線を知ってしまっただけだ

ジェイド「俺は……」

コイツは知らないんだ

無知だった俺と同レベルなだけなんだ

そう言い聞かせる俺の思考を、

ユミルは遮った


ユミル「なにが踏みとどまる一線だよ」

呆れたような言葉

苛立ったし怒鳴りたくもなったが、

ユミルは間髪いれずに告げた

ユミル「そんなのお前が背負う自信ないだけじゃねぇのか?」

ジェイド「そんなこと!」

ユミル「ならなんで踏み込まないんだよ。気になるんだろ? どうにかしてやりたいって思うんだろ?」

そう思ってはいる。でも、相手の言葉を待つべきだと学んだ。

クリスタ自身が言いたくないことだと——……

ユミル「それとも自分には関係ねぇから放っておくのか?」

ユミルの問い。俺は——



ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「俺には何が正しいことで、クリスタに何が出来て何をしてあげればいいのか分からないんだ」

アニに仲間だ。と言うこと。

それをライナーやベルトルトに相談すること

ライナーに友達か? と訊ねること。

クリスタや、アニの何か暗い部分について訊ねること

それらは全部失敗だった。

仲間ということ、友達かと訊ねること

それらは間違いではなかったはずなのに。

ジェイド「判らなく……なっちまったんだよ……」

自分のできることが。その行動の正否が


ユミル「聞いた私がバカだったよ」

ため息をつき、ユミルは踵を返した

ジェイド「お、おいっ」

ユミル「お前は何もできねぇんだよ。自分の成績で解ってるだろ?」

ジェイド「っ……うるさい」

何を言おうとしているかなんて容易に分かった

ユミル「逃げるのか? 逃げられるわけもねぇのに」

ジェイド「逃げてなんか——」

ユミル「お前は無能なんだよ。誰かを気にかける余裕もないほどに。な」

ジェイド「………………」

ユミルの足音がだんだんと離れていく

けれど、俺はそれを追うような気力は湧かなかった

安価下コンマ来人判定

0 クリスタ
1 安価下
2 コンマ2桁目
3 マルコ
4 ミーナ
5 ジャン
6 トーマス
7 アルミン
8 ミカサ
9 エレン


コンマゾロ目で自由選択


判定9=エレン


ジェイド「…………」

一人気落ちしている時だった

ポンっと肩を叩かれ、

振り向くとエレンがすぐ隣にいた

エレン「どうかしたのか?」

ジェイド「……いや、なんでもない」

言ったってどうしようもない。

これは俺自身の問題であって、

相談したところでどうにもならないのだ。

それなのに離れようとした俺の肩を掴み、

エレンはそれを許さなかった

エレン「なんでもなくないだろ? さっきと全然違うじゃねぇか」

以前の俺のように平気で踏み込んできた


ジェイド「エレンには関係ないから」

エレン「関係ねぇかもしれないけどよ……」

エレンが掴んだ肩が、

その手に力を入れられたせいか少し痛かった

エレン「お前はあの時のオレじゃねぇか」

ジェイド「……?」

忘れたのか? とエレンは呟き、そして俺を見つめた

エレン「立体機動の試験がうまくいかなくて諦めかけてた時のオレだよ」

ジェイド「……………」

エレン「オレはお前がそうなった理由をしらねぇから何も言えない
         でも、お前が言えば助けてやれるかもしれないんだ」

エレンは……何なんだろうか

そう思った心にエレンは答えた

エレン「オレ達は仲間だし、友達だろ?」

ジェイド「エレン……」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「ありがとう、エレン。その言葉は純粋に嬉しいよ 」

俺がかすかに笑うと、エレンは小さく頷いた

エレン「気にすんな。お前だって気にしてくれただろ?」

ジェイド「そうだけど……」

確かにそうだ。

あの時頼まれたわけでもなく、

俺は勝手に怒鳴って、励ましたんだ……

俺は回想を戸切り、エレンが俺を友達と言えるその理由を訊ねることにした

ジェイド「でもさ、エレンにとってさ、仲間とか友達の基準ってなんなんだ?」

エレン「は?」

困ったように洩らし、エレンはわけがわからないというように、

眉を動かした

エレン「そんなのに基準なんてあんのか?」


ジェイド「え?」

エレン「ん?」

いや、だってマルコは……

【マルコ「ジェイドにはジェイドの、僕には僕の定義があってそこに当てはまってようやく認められて、
      仲間や、友達、親友、恋人、家族……それらの輪の中に入ることができるんじゃないかな?」 】

そう言っていた。

それぞれに定義があるって、

それに認められなくちゃいけないって……

ジェイド「おかしいだろ。それ、相手を友達と言うための線があるだろ? 友達とか他人とかどうなってるんだ?」

そう訊ねると、

エレンは少しうなり首を振った

エレン「正直、オレはそうやって小難しく考えるの苦手なんだよ」

ジェイド「え?」

エレン「お前は考えてんのか? そんな面倒くさいこと」


ジェイド「面倒くさいって、お前——」

エレン「別に誰かがやってるから自分もやる。なんてのは必要ないんじゃねぇか?」

慌てふためいて、

声を張り上げようとした俺を遮って、

エレンはそう訊ねてきた

いや、そう答えた

ジェイド「それは……」

【マルコ「同じ言葉でも僕らはそれぞれ違う考えを持ってる」】

ジェイド「それは……」

【マルコ「ジェイドにはジェイドの、僕には僕の定義があって——」】

ジェイド「俺の考え……俺の定義……」

失敗したからって俺は変えようとした?

それも無理矢理に、急激に……

エレン「お、おい? なんか悪いこと言ったか?」

ジェイド「…………」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「サンキューエレン!」

バシッとやや強めにエレンの肩を叩き、

俺は嬉しくて、笑った

エレン「って……なんだよ急に」

ジェイド「お前のお陰でわかった。俺は俺で、俺の思う通りにすれば良かったんだ」

エレン「……何の話だよ」

ついていけなかったのかもしれないが、

エレンはそう呟き、満足そうに笑みを見せた

エレン「ライバルが減るのは嫌だからな。役にたてたなら良かったぜ」

ジェイド「ああ」

マルコは俺に変われとは言ってない。怯えろとも言ってない

むしろその逆だったんだ。

俺には俺の考えや定義があって、

それがみんなとずれるのは当然だと言いたかったんだろう

ジェイド「ありがとな、エレン。助かった」

エレン「お、おう」


・現在昼過ぎ

無理に変わろうとするから何もわからなくなってしまう

何もわからなくなるから、何もできなくなる

なんだよその負の連鎖

ネガティブになってたせいで何もかもがダメになってんじゃねーか

そりゃユミルも切れるはずだ

親睦を深める必要がある! なんて強く言っておきながら、

自分の言動に怯えてそれから身を引いていたんだから

ジェイド「よし……もう大丈夫だ」


1、交流しよう(相手明記)
2、部屋に戻ろう
3、特訓しよう
4、適当に散策しよう
5、そのほか自由明記

安価下3


いつも通りでいないとな。

そのためにもミーナと少し話したいんだよな

もしかしたらクリスタのことが少し聞けるかもしれないし

ジェイド「さてと、どこにいるんだ?」

さっき馬小屋で独り言かもしれないと思ったが、

よく考えればそこで誰かと話していた。という可能性もあるにはある

もちろん絶対そうだとは言えないけど……


1、ミーナ&クリスタの部屋
2、馬小屋
3、浴場
4、街

安価下2


安価下コンマ判定



01〜30 クリスタのみ

31〜45 ミーナ&クリスタ

45〜55 誰もいない

56〜00 ミーナのみ


幸運補正+20


判定4+20=24=クリスタ

俺はミーナとクリスタの部屋に行くことにした

クリスタは馬小屋にいるだろうと思っていたのだ

しかし、部屋をノックして出てきたのは

ミーナではなくクリスタだった。

いや出てきたどころか部屋にいたのが。だ

クリスタ「ミーナなら街に行っちゃったけど……」

ジェイド「そ、そうなのか……」

食堂とか浴場とか身近な場所ではなく、まさかの街。

とはいえ、時間も時間だしもうすぐ帰ってくるだろう


クリスタ「……………」

ジェイド「……………」

不意に俺達は揃って沈黙してしまい、

変な空気が流れてしまった

クリスタ「……えっと、待つ?」

ジェイド「え? 待つって……部屋でか?」

クリスタ「えっ? 別にそれでも平気だけど……?」

平気なのかよ……


1、いや、外で待つよ
2、クリスタと話そう
3、そ、それじゃ、失礼します
4、そのほか言動自由

安価下3


ジェイド「そ、それじゃぁ……失礼しようかな」

クリスタ「うん。特に面白みもないだろうけど、どうぞ」

俺はクリスタに誘導さsるままに部屋へと入り、

適当な椅子へと腰掛けた

クリスタ「本でも読む?」

ジェイド「いや……」

ミーナと話そうとしたのは、

クリスタのことを聞こうとしたからだ

本人に直接というのはやや難しいかもしれないけど……

俺はクリスタを見つめ、目的を告げた

ジェイド「いや、少し話そう。クリスタ」

クリスタ「え? 何を?」

さて、自分らしく行くと決めたとは言え、

一応ちゃんと考えないとな……


とりあえず今日はここまで

お疲れさまでした



ユミルが怒ったのはまぁ、色々理由があるからなんだよね
好感信頼が低いのが一番の問題だったけど……

なるほどな
マルコの助言やライナー達の件で無理に変わろうとしてしまった
その結果分け解らなくなって事態は悪くなるばかりだったと……

ユミルはそれで沈んでるジェイドに苛ついたんだな

相手の心の声が見えないだけでこうも難易度上がるものなのか……


>>538

だいたいそんな感じです


>>543

主人公を動かしているのか、
それとも、主人公自身なのか
その違いしかないですよ


クリスタと何を話すか、なにを訊ねるか……

馬小屋での独り言。

クリスタの誰にも言えない秘密

ジェイド「…………」

クリスタ「……なに?」

当然かもしれないが、

クリスタから何かを言ってくる様子はない

ジェイド「……………」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「馬小屋で何か深刻そうに話してたの聞こえたんだ」

クリスタ「ぁ……」

俺の言葉に続いて、

クリスタのもの凄く小さい声が聞こえた

やはり、聞かれたくはなかったことなのだ

ジェイド「…………」

先を言うか迷ったものの、

既に口は開き、言葉は止まらない

ジェイド「突っ込みすぎもよくないかと思ったんだけど、やっぱり気になってさ」

クリスタ「……………」

そして外も、中もだんだんと暗くなっていく


ジェイド「話したくないなら話さなくてもいい」

それは絶対に外せない言葉。

無理には聞き出さない

俺がするのは、

クリスタが少しでも気を楽にしてそれを言えるようにすることだけ

ジェイド「言われなくても……それでも俺はクリスタのこと大事な仲間で友達だと思ってるからさ」

隠し事があるから仲間じゃない、友達じゃない。

そんなひどいことを言うつもりは全くない

ジェイド「辛くなったらなんでも頼ってくれよ。愚痴でも気晴らしでも付き合うからさ」

暗い部屋で暗い面持ちのクリスタに対し、

俺はできる限り柔らかく微笑んだ

クリスタ「っ……ジェイド、私は……」


安価下コンマ判定

01〜30 クリスタ「ごめんね……そんな心配させて……」

31〜40 クリスタ「心配なんて、しなくても良いよ」

41〜70 クリスタ「本気で心配してくれてるの? 私なんかを?」

71〜99 クリスタ「ジェイドは一番初めに言ってたよね?」

   00 クリスタ「私は……心配される価値なんてないよ!」


幸運補正+20


判定16+20=36



クリスタ「心配なんて、しなくても良いよ」

伏し目がちにクリスタは返してきた

自分と俺との距離は変わっていないはずなのに、

すごく遠くに感じてしまう。

クリスタ「するだけジェイドが困るだけだから」

ジェイド「いや、お前……」

そんなこと言われてはいそうですかと心配しなくなるやつがいるわけがない

クリスタ「ほんとに、心配しなくて大丈夫だから」

ジェイド「クリスタ……」

クリスタのことが全く理解できなかった

なんでそんなわかりやすい態度で、

協力を拒絶するのか……解らなかった


何も言えない。

なんて言えばいいのかわからない。

クリスタが実は双子で、

俺の頭の中をめちゃくちゃにしようとしている。

なんてわけのわからない考えにまで移っていく

クリスタ一人の言動が、声と言葉と表情が、

それぞれ一致してくれないのだ

ジェイド「…………」



ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「あのなクリスタ、そんな顔で言われたって説得力ないぞ」

クリスタ「っ……」

ジェイド「それにな、俺はもうクリスタが悩んでることに気づいちゃってるんだぞ?」

クリスタ「……………」

それはクリスタも解っているはずだ

そして、それがもう忘れろと言われて忘れられる。

気にするなと言われて気にしなくなるようなレベルではないと

ジェイド「今更、明らかに何か悩んでるクリスタを無視して過ごせとか無理だ」

今度は笑みを向けることはできず、

反射されない俺の表情はどんなものなのか、

それを知るのはクリスタだけで、

そのクリスタは俺を見て、少し驚いて、

でも悲しそうに目を細めて、逸らして……また伏せて。

クリスタ自身も答えに困っているようだった


かなり長かったような、

それでいて短い沈黙

いや、元々沈黙なんかではなかった

ポツポツと、

雨のようなかすかな音が部屋には響いていたから。

それでも、俺は黙り込むしかなかった

これ以上強引に行くのはダメだと、

自分の経験が止めるから

クリスタ「…………」

やがて、クリスタは小さく息を吸った

安価下コンマ判定

01〜30 クリスタ「ごめんね……ごめんなさい……」

31〜40 クリスタ「かかわらなければ……良かった……」

41〜70 クリスタ「ジェイドは一番初めに言ってたよね?」

71〜98 クリスタ「もう、良く解らなくなっちゃった」

ゾロ目 ミーナ帰宅(良悪イベントかは不明)


幸運補正+20


安価下コンマ判定


01〜25 ゾロ目

26〜50 98

51〜75 ゾロ目

76〜00 98


※幸運補正による数値オーバーのため、

ゾロ目or1足らずかを判定

これに関して幸運補正は無効


続けたいけど、時間なのでここまでです

お疲れさまでした



判定結果はゾロ目なので、ミーナが帰ってきます

これが良悪どっちに転ぶのかは、

ミーナとジェイドの関係が一番影響あるかもしれません


まとまった言葉か、それとも個別の言葉か
どっちが正解とかは多分ないし、
議論とか考察が必要な場合は自由にしていただいで大丈夫ですよ
スレを埋めるのだけは避けて欲しいけれど……


こんな時間からだし、少しだけ……多分、少しだけ


クリスタ「も——」

ミーナ「ただいま、クリス——……タ?」

タイミング悪く。というべきだろうか?

クリスタが何かを言いかけたまさにその瞬間、

部屋に光が差し込んだ

それはまるであの倉庫での出来事の再現であり、

入ってきた人まで同じとは……妙な気分だった

クリスタ「あ、ミ、ミーナ……」

ミーナ「私……もう少し出かけてたほうがいい?」

気遣われたらそれはそれで気まずいから止めて


さすがのミーナも、

そう言う気遣いの言葉こそ言うが、

茶化したりはしようとはしなかった

ミーナ「……………」

黙って俺を見て、クリスタを見て、

申し訳なさそうに俺を見つめた

状況は理解できていないが、

雰囲気でなんとなく察している。という感じだ

クリスタ「ジェ、ジェイドがね……ミーナに用事があるんだって」

そう言って

クリスタは逃げようとした


部屋から、俺から、ミーナから

クリスタは不意に立ち上がって逃げようとミーナの横を——

ミーナ「待って」

通り過ぎることはできなかった

正確に言うなら、

体は通り過ぎたものの、遅れた右手をミーナが掴んだのだ

クリスタ「え?」

ミーナ「邪魔しちゃったんだよね? 私」

クリスタ「じゃ、邪魔なんてそんなこと……そもそも、ジェイドはミーナに用事があって、
       それで、それで、だから、えっと……」

クリスタは慌てて何かを言おうとしたものの、

ミーナは首を振った

ミーナ「クリスタは隠せても、ジェイドは隠し事なんてできないから」


ジェイド「…………」

ミーナ「タイミングが悪かったんだなって解るし、
     元がどうあっても、今は私よりもクリスタに用事があるように見えるよ?」

クリスタはそう言いつつ俺を見て、

クリスタの手を離した

逃げる気はなくなったのか、

それともそう言われてとどまるしかないと思ったのか、

クリスタは動かない

その背中に対して、ミーナは嬉しそうに呟いた

ミーナ「ジェイドは大丈夫だよ。頼りないかもしれないし、ちょっと物足りないかもしれないけど」

皮肉なのか、褒めてるのか、

ミーナは意地悪な笑みを俺に向けて小さく笑った

ミーナ「優しいし、人思いだから……話しても損は絶対にしないと思う」

クリスタ「………………」

クリスタはチラッと俺を見てきた


クリスタ「………………」

ミーナ「……ね?」

クリスタ「………………」

俺は何も言わずに、

ただクリスタの言葉を待った

クリスタが言いかけた言葉が聞けるのか、

それとも別の何かか。

なんにせよ、もうすでにクリスタは何かをいう決心をしていて、

いつの間にか2人だけになった部屋にその言葉は響いた


安価下コンマ判定

01〜30 クリスタ「助けて……欲しい」

31〜40 クリスタ「ジェイドにとって、私は必要?」

41〜70 クリスタ「ジェイドは一番初めに言ってたよね?」

71〜98 クリスタ「もう、良く解らなくなっちゃった」

ゾロ目 クリスタ「私ね? 貴族の娘なの……」


幸運補正+20


安価下コンマ判定


01〜25 98  

26〜50 ゾロ目

51〜75 98

76〜00 ゾロ目


※幸運補正による数値オーバーのため、

ゾロ目or1足らずかを判定

これに関して幸運補正は無効


判定58=ゾロ目ではなく、98


クリスタ「もう、良く解らなくなっちゃった」

ジェイド「……何が?」

俺がクリスタを解らないのは、

所詮は他人だからかもしれない

でも、クリスタは自分自身のことなのに。

クリスタ「私のこと」

理解ができないと、そういったのだ

ただの冗談に思えない、

けれど冗談と思いたくなるような声


クリスタ「最初は死に場所を探してた」

俺は最初、

クリスタは自分を下に見すぎている。と感じた。

それがなんだか自分の命さえも軽く見ているような気がして

ホンの少し怖かったのを覚えてる

クリスタ「兵団に入ればいつ死んでもおかしくないから丁度良いって思ってたりもした」

伏し目がちに言いつつ、言葉は続く

クリスタ「でもね?」

困ったような声。でも。という言葉

クリスタ「世界がだんだんと楽しくなってきて、生きてるんだなって思って」

交流していくうちに、仲良くなるたびに、

クリスタは自分を優先するようになって来ていた

それはクリスタが変わったということ……

クリスタ「死ぬためにここに居るのに、生きるためにここにいようとする私がいて」

ポロポロとクリスタは涙をこぼし、

少し歪んだ声で呟いた

クリスタ「死ぬための特訓が……生きるための特訓になっちゃってて……」

ジェイド「…………」

クリスタ「どうしたら良いのか解らないの。どうしたいのかも解らないの
       何を望んでいるのかもっ、何も! 解らなくなっちゃった……」


俺がクリスタを変えてしまったのかもしれない

あの日、俺が無理矢理にも踏み込んだせいで?

そのせいでクリスタはこんなにも困っているのか?

何もわからなくなっちゃっているのか?

死ぬためのものが全て生きるためのものに、

つまらなかった世界が楽しいものに。という変化

クリスタ「っ……ぅ……」

ジェイド「……………」

かけられる言葉は、できることは——



ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「……なぁクリスタ、それ、もう答え出てるんじゃないか?」

もうすでに、クリスタは自分で言っているし、

気づいているし、解っているのかもしれない

ジェイド「クリスタ自身が今言ったじゃないか、『世界がだんだんと楽しくなってきて、生きてるんだなって思ってる』って」

クリスタ「っ……」

図星を付いたというか、確信を付いたというか、

うまい言葉が見つからないが、クリスタは少しだけ辛い表情になっていた

それでも俺は続けた

始めた言葉。クリスタのためにも終わらせるまでは黙りたくなかったから。

ジェイド「だったらさ、それでいいんじゃないか?」

訊ね、

ジェイドそんな世界で、しっかりと自分の足で立って『現在』と『未来』を生きていけばいいじゃないか」

答えを示し、

ジェイド「少なくとも、俺はそうやって生きていこうと思うぞ」

俺はそれに対する自分の答えを教えた


クリスタ「…………ら」

小さく、小さく。

クリスタは答えたが、それは小さすぎて聞こえなかった

ジェイド「?」

クリスタは両脇に垂れた手でギュッと拳を作り、

伏せていた、隠していた瞳を俺に向けた

まっすぐ、ぶれる事のない瞳が俺を捕らえ、

俺は思わず、後ずさってしまいそうになった

そして彼女は霧のように薄かった声を、

聞こえるほどに大きく告げた


安価下コンマ判定


01〜25 クリスタ「それでも、過去は繋がってるから……無理だよ……」

25〜50 クリスタ「うん……そう、だよね……」

51〜70 クリスタ「ジェイドが手伝ってくれるなら」

71〜00 クリスタ「そんなのダメなの……私は要らない子だから……」


補正は有りです、書き忘れ。

なので59+20=79

だから『クリスタ「そんなのダメなの……私は要らない子だから……」 』になります



あと、今日は短いですがここまでで

お疲れさまでした

乙でした

要らない子かー
下手に踏み込み過ぎるとジェイドに依存する可能性もあるから、上手くやらんとな

ジェイド君兵士としての強さは並だがハートは誰よりアツい男って感じ?


いろいろ確認してみたけど、
思えば戦闘システムにガス設定がないから無双できちゃうという……

巨人戦までには見直して修正しておきます、はい


>>681

そんな感じ……かな? 多分


>>672

そして最終的に首から上だけ船旅すると……


クリスタ「そんなのダメなの……私は要らない子だから……」

俺は一瞬考えが止まってしまった

そんなの駄目? 何が?

楽しく生きていくことが……?

なんで? どうして?

俺が驚きの視線を向けても、

クリスタは目を逸らすことはなく

しかし、言葉を発することもなかった

クリスタ「………………」

クリスタは自分が要らない子と言った

誰かに言われた? 誰に言われた? 誰がそんなことを……?

ギリッと奥歯が鳴った


俺は確かに、

自分で自分を要らないやつだと思ったことはある

助けられてばかりだったし、

助けてあげられることはなくて、頼ってばかりだったから

でもクリスタは違うはずだ……と、

そこまで考えて俺は思考を止めざる負えなかった

俺が知ってるクリスタは訓練生になってから。だ

しかし、訓練生になった時点で死ぬたがっているということは、

問題は今ではなく過去だ

ジェイド「………………」

俺は過去のクリスタを全くと言って良いほど知らないのだ


クリスタ「ジェイドの言ってることは解るの……」

申し訳なさそうにクリスタは呟いた

クリスタ「……でも」

その先を前は聞きたかったかもしれない。

でも今は聞きたくなかった

しかし、止まらなかった

クリスタ「私はね? 貴族の娘なんだ……でも、妾の子だったからって追い出された」

視界に映るクリスタは震えているように見えたが、

それが恐怖か怒りかは解らない

クリスタ「つまり私は、生まれてくることさえも望まれてなかったってことなの……」

そう言い終えたクリスタは沈黙を保ち、

それは俺の出方を伺っているようにも思えた


ジェイド言動自由安価下3

だからなんだ
少なくとも俺はお前と出会えて嬉しいぞ

俺は普通の家に生まれたから、貴族の問題とかはよくわからねぇ

でも、気休めかもしれないけどさ、俺はクリスタと知り合えて嬉しかったと思ってる。
それじゃ駄目かな?


ちょっと特例で

>>688>>689のどちらかを選択してもらう形式にして良いかな?


内容がかぶったとかではなく、同一人物による連続(間隔のない)kskなので、
2回目を無効にし一段落とすか、無効にせずにそのまま行くかで安価が変わっちゃうので


1、だからなんだ。少なくとも俺はお前と出会えて嬉しいぞ

2、俺は普通の家に生まれたから、貴族の問題とかはよくわからねぇ
   でも、気休めかもしれないけどさ、俺はクリスタと知り合えて嬉しかったと思ってる。それじゃ駄目かな?


安価下2


ジェイド「俺は普通の家に生まれたから、貴族の問題とかはよくわからねぇ」

だから、

俺の言葉は、行動は、全部役にたてないかもしれないし、

むしろ傷つけることになるのかもしれない

だから、こうしろああしろなんて言葉は言えない

ジェイド「気休めかもしれない。でも、俺はクリスタと知り合えて嬉しかったと思ってる。それじゃ駄目かな?」

クリスタ「っ……」

ただの気持ちでしかない。

でも、それがクリスタに対する思いだから

それくらいしか、俺には言えないから。

クリスタの言葉が少し怖かった


クリスタ「嬉しい……?」

ジェイド「ああ、嬉しいよ」

恐る恐るといった感じで訊ねてきたクリスタに対して、

俺は平然と答え、

クリスタ「………………」

クリスタはまた黙り込んでしまった

言葉が悪かっただろうか?

生まれてくることさえ望まれていなかった。と、

嘆いているクリスタに対して知り合えて嬉しかった。なんて……


クリスタ「……ジェイド」

そして不意に、

クリスタは小さく俺の名前を読んだ

ジェイド「なに?」

クリスタ「…………」

名前を呼んでおきながらクリスタは口を閉ざし、

またしても静かに、重苦しい空気になってしまう

暫くして、クリスタは訊ねてきた

クリスタ「私が死んだら……悲しい?」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「もちろんだよ。俺は、クリスタにこれからも精一杯生きて欲しい」

クリスタ「え?」

クリスタは少し驚いていたが、

一緒に頑張るって言った仲だし、当然といえば当然である

ジェイド「それに、たぶん俺だけじゃない。ここにいる仲間達だってそう思ってる」

クリスタ「それは秘密を知らないから……」

確かに、秘密を知らないからかもしれない。

それでも、

クリスタに生きてほしいって思っていることに変わりなんてないはずだ

ジェイド「それに関係なく。だよ」

クリスタ「……そうだと嬉しい。かな」

クリスタは呟くように言うと、

久しぶりに笑ってみせた


クリスタ「ジェイドと」

ジェイド「ん?」

クリスタ「ジェイドとまた、街に行きたい」

クリスタのお願い。

以前一緒に行き、そのあといろいろあって、

最後に俺はいつでも誘ってくれと言った覚えがある

だから断る訳にはいかない

ジェイド「そうだな、また今度行こう」

クリスタ「うん、今日はもうダメだからまた今度」


※来月以降、休暇時にクリスタ(単独)を確実に街に誘うことが可能になりました


クリスタとの会話を終えて夕食だが、

さすがに女子寮から2人して出たりするわけには行かず、

俺達は別々に部屋を出て食堂へと向かった

ジェイド「さて……」

誰と食べるかな……

クリスタと食べるのもアリといえば有りだが……

ライナー「…………」

ベルトルト「…………」

アニ「……………」

空気の重い食堂においては

楽しくできそうにはないし、

なにより、その原因は俺にあるのだから……



1、誰かと食べる(相手明記)
2、一人で食べる
3、食べ物だけ取って外へ

安価下3


なかなか進まないな……申し訳ない

時間なのでここまで

お疲れさまでした




クリスタ「あの日捨てた私の名前を彼はまだ知らない」

そう言えば戦闘システムの試しはしないんかな

ガスとか設定するんやし
難易度調整も兼ねて試しは必要やと思う


>>741

次月の訓練メニューにしよう
その時に3人Pを組んで対巨人型模型の訓練を実行……してみよう。かな



特にシステムに変更はないです
ただ移動、攻撃、回避においてガスの消費があり、
移動範囲によって消費量は増える……くらい


さっきのお礼もあるし、ミーナと食べようかな

食堂を見渡して見ると、

ミーナはいつもの席に座っていた

ジェイド「ミーナ、さっきはありがとな」

ミーナ「あれ? もう良いの?」

ジェイド「話は終わったぞ?」

ミーナ「いや、そうじゃなくて……う〜ん」

なにか間違っていたのだろうか?

ミーナは少し考えて俺を見つめてきた

ミーナ「とりあえず、座らないの?」

ジェイド「そうだな。隣座るよ」


ミーナ「その様子だと、クリスタとはうまく話し終わったのね?」

ジェイド「まぁな、一応は」

ミーナはさっき言いかけた言葉は言わないつもりなのか、

話を俺とクリスタのことに変えてきた

ミーナ「そっか……良かった」

ジェイド「心配だった?」

ミーナ「当然心配だったに決まってるよ。
      ジェイドもクリスタも私の大切な人だし、仲間だから」

だとさ、クリスタ

ミーナだって俺と同じように大切に思ってくれてるんだよ

クリスタのことなのに、

なんだか嬉しくて、俺は小さく隠すように笑った


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「ミーナ、これからもそんな感じで頼むよ」

ミーナ「うん。それは当然……かな?」

ミーナは少し困ったように首をかしげると、

少し残念そうに答えた

ジェイド「どうかした?」

ミーナ「ううん、別に。それよりクリスタはどうしたの?」

ジェイド「クリスタとは別々に出たからな。多分食堂に——」

食堂にいるだろう。と見てみれば、

やはりいたのだけれど。

目があったのはクリスタではなく、ユミルだった

ユミル「……………」

ジェイド「……………」

やっぱり、ユミルには嫌われているようだ


そんな俺たちに気づいたミーナは、

俺の肘をつつき、俺の注意を自分へと向けさせた

ジェイド「な、なんだよ」

ミーナ「なんだよ。じゃないよ……何かあったの?」

以前から俺とユミルの仲は悪い

悪いというか……むしろ険悪で、

それが極悪になったみたいなものだ

ジェイド「ちょっとね、いろいろ」

ミーナ「……必要なら、相談に乗るから」

ジェイド「知ってるよ。ミーナはいつも俺を助けてくれるからな」

そう。いつもいつでも。ミーナは俺の味方なのだ


これからはその恩を返せたらな。と思っている

そして、巨人やいろんなものから守れるように強くなりたいと……。

だからそう易々と相談はしたくないし、

ユミルは俺を敵視しているだけでなく、

みんなとも一線を引いているということは知っているけれど、

それとは比にならない程俺とユミルの溝は大きいと言っても間違いではないはず

できるなら、ミーナも誰も巻き込みたくはないのだ

ジェイド「……………」

話題を変えようか……それとも——


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「ミーナ、今は色々ぶつかる事が多いんだって、最近思う様になったよ」

ミーナ「え?」

突然何を言い出すのか。と、

ミーナは驚いて俺を見つめたものの、

ジェイド「でも俺、絶対乗り越えてやるからな」

ミーナ「……そっか」

言葉を聞き終えたミーナは、

嬉しそうに遠くを見るような瞳で小さく呟き、

ジェイド「ああ」

ミーナ「ジェイドが頑張るって言うなら私は応援するよ?」

そう続けてどこかに向かって微笑んだ


ミーナ「……ねぇ、ジェイド」

ジェイド「ん?」

ミーナ「私はジェイドについていくから」

ジェイド「え?」

追いかけていたはずのミーナが立ち止まって、並んで、

後ろについて歩くと、そう言ってきたのだ

ミーナ「調査兵団でも、憲兵団でも、駐屯兵団でも、開拓地でも」

ジェイド「……………」

ミーナ「心配だし?」

ジェイド「ちぇっ……そう来たか」

まだまだ俺は心配されるようなやつらしい

少しは成長できてると思ってたんだけどなぁ……


ミーナ「なに? 残念?」

ジェイド「別に」

素っ気なく返しながら、

内心では凄く嬉しかった

すごく落ち込んでいたのに、今ではすごく元気だ

俺が憲兵団を目指したらそれについていく。というほどに

憲兵団になるには上位10人以内に入らなければいけないというのにだ

ジェイド「言っておくけど成績で負けるつもりはないからな?」

ミーナ「私だって負けるつもりないからね?」

出来るならミーナには憲兵団に行って欲しい

それなら安全だから。

そう思っているのがバレたら、怒られそうだな


鐘の音が鳴り響いたことで、

食堂の悪い空気が吹き飛ばされ、

その原因であるライナー達含めてみんなが部屋をぞろぞろと出ていく

このあとは自由時間だが、

それが終われば部屋に戻らなければいけないわけで……

自分が原因とは言え、少しばかり気が重い

ミーナ「それじゃ、私も行くね?」

ミーナはもう部屋に戻るつもりのようだ

俺は……


安価下3


1、ミーナを引き止める
2、部屋に帰ろう
3、誰かと交流(自由明記)
4、少しふらつこう(EV)
5、そのほか自由


ジェイド「ミーナ、もう少しくらい付き合ってくれよ」

ミーナ「うん、良いよ」

ジェイド「そんなあっさり……予定ないのか?」

ミーナ「あとは部屋戻って寝るだけだしね」

どうやら問題はないらしい

というか、引き止めておいてアレなんだが……どうしよう

ミーナ「それで?」

ジェイド「えっと……」

さて、どうするかな……


1、少し散歩しようぜ(コンマでEV)
2、そのまま食堂の外で会話(確EV)
3、ごめん、特に用事はなかった
4、そのほか自由言動(明記)


安価下3


中途半端だけど、時間なのでここまでにします
お疲れさまでした



イベントは確定発生ですが、
ミーナと会話することは可能です


行きます


今回のイベントは特殊条件化によるイベント


ジェイド「とりあえず部屋からは出よう」

ミーナ「うん」

ミーナは素直に頷くと、

俺の後ろについて部屋を出たのだが、

なんていうかあれだ。

色んな意味でいつも前にいるはずの人が後ろにいるというのは違和感がすごいな

だからどうってこともないけど

ミーナ「……ちょっと肌寒いね」

ジェイド「そうだな、夏といえば夏だけど夜は冷えるからな」

ミーナ「ねぇ、ジェイド。ジェイドは何を目指してるの?」

ミーナは突然別の話題を振ってきた

ジェイド「え?」

ミーナ「調査兵団? 憲兵団? 駐屯兵団? それとも別の何か?」


ミーナ「ジェイドについて行くとは行ったけど、行き先知らないし」

ちょっと困ったように呟き、

手すりに肘をついたミーナは少しだけ身を乗り出した

ミーナ「もちろん、まだ決めてないかもしれないけど」

ジェイド「ん〜……」

確かにまだ決めていない

そもそも、俺の目的は兵団に入るとかではなかったし、

今思えばなんとも愚かな理由である

ミーナ「知っておきたいかなって」

ジェイド「そうだなぁ……」


安価下3

1、調査兵団
2、憲兵団
3、駐屯兵団
4、まだ未定


ジェイド「悪い、まだ未定なんだ」

ミーナ「そっか……」

少しほっとしたようにも聞こえたため息

俺がミーナの方を見ると、ミーナも俺を見つめていた

ジェイド「………?」

ミーナ「……あはは」

ジェイド「なんだよ」

ミーナ「ううん、別に。なんでもないよ?」

含みのある笑みを浮かべながらミーナはスッと手すりから離れた

ミーナ「ただ……調査兵団じゃなくて良かったって思っただけだから」

ジェイド「………………」


ミーナ「あっ、ううん。別に私が嫌だからとか、絶対ダメとか」

ミーナは少しの沈黙のあと、

慌てて言葉を訂正しだした

ミーナ「そんな風に言うつもりはないよ? ジェイドが望むなら別に良いと思ってるし」

べつにそんな言い訳みたいに言う必要はないと思うんだけどな。と、

少し呆れていた時だった

でもね。と、ミーナの声が横切っていく

ミーナ「調査兵団って危ないでしょ? すごくとか、とってもとかそう言うレベルじゃなくて……」

そしてだから。とまだ続く

ミーナ「ジェイドには……できれば選んで欲しくないなって」

うつむき気味なせいか、

ミーナの表情は伺えなかった


それは解っている

調査兵団の凱旋というものがあった時の大人たちの対応を見れば、

嫌われているのだろうと理解は出来たし、

その行くたびに減って帰ってくる調査兵団。

家の中にまで聞こえる悲鳴や、怒号でその危険度は全てと言わなくても理解できている

だからこそ俺はミーナに調査兵団は選んで欲しくないし、

出来るなら憲兵団にでもなって欲しいと思っている

ミーナ「……ごめん。ジェイドから誘われたのにひどい話しちゃってるよね」

ジェイド「……………」



ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「いや、ミーナの言うことも分かるよ」

ミーナ「そう?」

ジェイド「ああ、そうだよ。それに俺もミーナには危ない橋を渡ってもらいたくないと思うしな」

ミーナ「……お兄さんは良いんだ」

そういったミーナの瞳は俺に向けられていて、

それはいつものような明るいものだった

ジェイド「い、いや、それは……というか今は俺たちの話だろっ」

ちょっと怒り気味に言うと、

ミーナはそうだったね。と笑って話をと切った

ジェイド「とにかく、それも踏まえてきちんと将来を考えてみる」

だからさ、ミーナ

ジェイド「すぐ結論を出すことはできないと思うけど、待っててくれるか?」

ミーナ「うん、待って——えっ?」

俺がそう訊ねると、ミーナは笑顔で頷いてくれたのだが、

その視線は俺の後ろへと向き、




キース「——ここにいたか。ジェイド・ワグナー訓練兵」


その先から声が届いた


ジェイド「きょ、教官!?」

ミーナ「ぁ、えっと……」

俺たちの驚く様を見て、

教官は少しも表情を変えることもなく、

キース「互いに意欲を高め合うことは良い事だが、自分たちが訓練兵だということを忘れるな」

そう告げた

ジェイド「はっ!」

ミーナ「はっ!」

しかし、

見つけた。ということは、俺に何か用事があるということなのか

キース「それよりもワグナー。貴様の同室の2人だが何かあったのか?」

ジェイド「え……?」


俺の同室の2人といえば、ライナーとベルトルトだ。

何かあったかと言われると、

それは俺のせいです。としか言えないのだが……

キース「今朝から大分様子がおかしいと周りの者が話しているのだが」

教官の鋭い目が俺を射抜き、

俺は思わず片足を後ろに下げてしまった

キース「貴様は何か知っているか? 当人達は何もないと言っていたのだが、
      私の目から見ても以前。いや、先日とはまるで違うように見えた」

ジェイド「……………」


1、いえ、俺——私は何も
2、私が相談を持ちかけてから……でしょうか
3、そのほか自由

安価下3


ジェイド「私が相談を持ちかけてから……でしょうか」

ミーナ「相談?」

キース「……………」

ミーナの呟きが聞こえ、

教官はその無表情な威圧をミーナへと向けた

ミーナ「も、申し訳ありませんでした。宿舎に戻ります」

そう言いミーナは教官の横を通り過ぎてから一度俺を心配そうに見つめ、

そのまま去っていった

キース「貴様の相談が原因だというのか?」

ジェイド「はい、おそらく間違いありません」

俺が相談し、

ベルトルトが割ときついこと言ってきて、

ライナーがかばってくれて、なのにあいつは……っ

キース「ふむ……」


教官は少し考えてから、

また俺を見つめた。というよりは睨んだと言えるだろうか

ジェイド「…………」

キース「貴様がした相談とはなんだ? 言えることか? 言えないことか?」

無理に聞くつもりはない……のだろうか?

相談を言ってしまうと、

アニにまで迷惑かかっちゃうし、

なんか減点されそうな気がするし……

さて。どうしたものか


1、言ってしまおう
2、黙っておく
3、そのほか自由


安価下3


ジェイド「友とは? 仲間とはなにか」

俺はアニのことは伏せたまま、

おそらく問題だったと思われることを話した

ジェイド「それについて相談いたしました」

キース「………………」

教官は黙って聞き、

聴き終えてすぐ気難しそうに表情を歪めた

キース「それで険悪になったというのか?」

ジェイド「それは……わかりませんが、私の相談はいまお話したものです」

キース「……元々険悪であったのか? それとも別の問題か?」

教官はそう言いつつ俺を睨んだが、

さすがに無関係であろうアニまで巻き込むのは嫌だったし、

固く口を結び、声が出るのを押さえ込んだ


キース「仕方がない。ワグナー、同室であり、貴様が原因ならば貴様が何とかできるか?」

どうにかできるのか? 俺に

気落ちしていると、さらに教官は付け加えた

キース「……同室ではあっても関係は貴様も悪いのか?」

ジェイド「え……?」

キース「無理強いするつもりはない。無理なら無理とはっきり言え」

ジェイド「……………」


安価下3


※特殊ミッション。ライナー、ベルトルトの関係復帰

このミッションは必ずしも達成する必要はありません。
ミッションを解除するには、交流相手にキースを選び、
ミッション解除を要求する必要があります

ミッションを受けたまま長く放置すると、周りとの好感信頼の減少、

評価の減点などデメリットが発生します


これは俺が原因だ

だから、できるかできないかじゃない。

俺は初めて教官の目をまっすぐ視界に収めた

ジェイド「やって見せます! 何があっても…!!」

キース「そこまで言うのなら、できなかった場合の処罰は覚悟しているのだな?」

処罰は怖いっちゃ怖いが、

それもこれも俺のせいなのだ

元々処罰は受けるべきだろうし、

そんなことを気にする必要はない

ジェイド「はっ!」

俺は右手を左胸の前に掲げ、その意志を示した


※ミッションを受諾しました

失敗した場合、教官からの評価が減点され
十番入りは相当難しくなります
なお、ミッションの中断をしても減点となります。注意してください


【宿舎:ライナー&ジェイド&ベルトルト】


とはいったものの……

ライナー「……………」

ベルトルト「……………」

空気が重い

しかも2人とも一言も会話しないし、

さっさと布団に入っちゃってるんだが……

今日はもう大人しく寝るべきだろうか?


自由言動安価下3



※ミッション中により翌日になります

ミッション受諾中、余計な行動ばかりしていると減点されます


ジェイド「……なぁ二人とも、俺達、いつまでこんな風にしてればいいんだ?」

少し考えて、そして飛び出した言葉

しかし、しばらく2人は黙ったままだった

ベルトルトも、ライナーも。

そして声を発したあとの俺も

そんな嫌な沈黙のあと、

もっと嫌な言葉が聞こえた

ベルトルト「僕と君は元から仲が良かったわけじゃないよ」

ライナー「おい、ベルトルト!」

ベルトルト「……ライナー、キミはもう戦士じゃなくなってしまったんだね」

ライナー「ベルトルト……」


ベルトルト「ライナーが言いたいことは解ってるよ」

背を向けたままライナーへと言葉を投げかけた

ベルトルト「それが普通なんだってことも」

ライナー「…………」

ベルトルト「でも、普通が正しいとは限らないだろ?」

2人が何の話をしているのか全くわからない

それでも会話は止まらず続く

ライナー「それはわかっているつもりだ」

ベルトルト「なら、どうしてだい?」

ライナー「………………」

ベルトルトの問いにライナーは答えられず、

そのまま部屋は真っ暗になってしまった

音も光も、何もない

そんな真っ暗な——世界


俺がした相談。

アニが仲間と言ったら元気をなくした。ということ

その時から様子はおかしかった

その何がいけなかった!?

なんでそれでおかしくなっちゃうんだ!?

もどかしさが怒りとなり、

やり場のない怒りが心を痛めつけてしまう

ジェイド「なんなんだよ……くそっ」


ジェイド言動自由安価下3


ジェイド「なぁベルトルト、戦士とやらは、誰かと仲良くすることすら許されないのか?」

ベルトルトにいったはずなのに、

彼はなにも答えず、身動ぎ一つしない

ジェイド「他人と心を通わせることすら無理なのか? なぁ、どうなんだベルトルト」

ベルトルト「…………………」

ジェイド「そうだとしたらそんなの、悲しすぎるだろ」

そこまで言ってようやくベルトルトは口を開いた

ベルトルト「……戦士は戦わなくちゃいけない」

ジェイド「ああ、そうだな」

ベルトルト「戦えば誰かを殺すことに繋がるかもしれないし、
        もしかしたらそれが知り合った誰かかもしれない」

ライナー「………………」

ベルトルト「失って嘆いたり、悲しんだりするくらいなら。
        いっそ初めから無関係でいるべきだとは思わないかい?」

ベルトルトの言葉は刺があるとか、どうとかではなく、

なにかが体を通り抜けていったような、

そんな嫌な感じがした


なんだよそれ……

はじめから無関係でいるべきだって?

戦えば誰かを殺すことに繋がるかもしれない?

なんだよ。俺たちと戦うとでも言うのか?

そんなことないだろ? むしろ一緒に協力する仲なはずだ

ベルトルト「わかってくれるかい? ジェイド」

ベルトルトは体を起こし、そう訊ねてきた

俺をまっすぐ見つめて。

ベルトルト「失うことを恐れては戦えない。臆病な刃は切れ味を落とし、鈍らせ——結果自分を殺すんだ」

その瞳は、普通とは違うと思った

俺たちと近い年齢であるようには思えないほどに、

暗く陰っているように見えたのだ



ジェイド言動自由安価下3


なかなか進まないね……

とりあえず今日はここまで、お疲れさまでした

明日はできれば昼にでも



ちなみに、ミッションはライナーとベルトルトの関係復帰であって

ジェイドとライナー&ベルトルトではないですよ

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