ある日、貴方は死んだ。
なぜ、死んだのか。
他殺なのかもしれない。
恨みを買われた誰かに、罠に嵌められたのか。
空き巣に絞め殺されたのか。
通り魔に襲われたのか。
自殺なのかもしれない。
人生に絶望したから。
明日を生き抜く金がないから。
もしかしたら、自身の不注意か、あるいは相手の不注意か、偶発的な要因か、はたまた持病か。
しかし死ぬ間際に、こう思ったのだ
死にたくないと
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434316240
ルール説明
貴方は、これからこの幻想郷で生き残らなければなりません。
なぜ生き残らなければならないのかはよくわかりませんが貴方は死にたくないから生き残ろうとあがきます。
しかし貴方は弱い、この郷で生き抜くには、力もコネも金もありません。
しかし貴方はこの郷にたどり着き、能力を得ることができました。
それは、『諦めない限りどうにかなる程度の能力』
諦めなきゃどうとでもなります。それがどういう形でどうなるのかはわかりませんが、とにかく貴方は、正しく、死んでも諦めないでください。どうにかなります。一度の危機を潜り抜けるのに10回死のうが20回死のうが、最終的にどうにかすれば勝ちです
ステータス説明
ステータスは主に4つ。
命
0になるとくたばります。最高値は100。これ以上は一切減りません。
これは肉体的な数値ではありません。0になったら死ぬ、というのは、あらゆる要因の死を内包します。
ゴリゴリ減ります。すぐに0になります。一応気にしてください。
心
貴方の心です。これが0になった時本当に死にます。
最高値は100、一度死ぬたびに直下の>>のコンマ一桁分減ります。ただしこれは軽減あるいは増加の倍率がかかることがあります。
減りにくく、回復しにくいです。また、あんまり変な行動を行うと死にもしていないのに減ったりします。人の心は虚ろいやすいのです。
金
幻想の沙汰も金次第。
貴方はあらゆる方法で金を手に入れるし、消費するでしょう。
あれば便利ですが、特定の敵に狙われやすくなるかもしれません。
アイテム
それはただの人工物か、魔法具か。しかしこのアイテムは純粋なプラスアイテムです。持つことになんのデメリットもありません。所持数は最大3。場所によっては売って金にすることもできます。
貴方の目的
貴方なとにかく生き延びてください。
そして、この郷から脱出するか、あるいはこの郷に永住するのか、ただのなんの価値もない虫にも劣る屍肉となるか、栄養素になるのか、全て貴方の自由です。
貴方の行動
貴方が生き延びやすいかあるいはすぐにくたばるかは、貴方の頭脳がまともかどうか、そして何より運に左右されます。
ある時突然選択肢が表示されることがあります。貴方達はそれを選択してください。
それによって貴方がその先何回死ぬか決まります。
安全そうな選択肢が罠ということはありますが、基本的に見るからに危険な選択肢は本当に危険です。
ただ、それを選んで死にまくっても諦めなければ、もしかしたらいいことがあるかもしれません。でもだいたいやばいです。
それでは、貴方のことを教えていただきます。
まずは貴方の、性別を
男が、女か
>>4
女
貴方は女のようです
男だろうが女だろうが人間ですからすぐ死にます。性別は所詮アクセント
では次に名前を決めてください。面倒ならデフォルトにしてください。そうすれば貴方はただの貴方、名前などない不特定多数になれます。これも特に意味のないアクセントです。
>>11
清水 蛍 (しみず ほたる)
清水蛍、いい名前です。すぐに死にそうですね。
その一瞬瞬き死にゆく様は、我々が蛍を見て綺麗と思うように妖怪の心を引きつけるかもしれませんね、もちろん名前はステータスに関係ありません。
さて、貴方のステータスができました。
清水 蛍(シミズ ホタル)
諦めないかぎりどうにかなる程度の能力
命/100
心/100
金/100
所持品
なし
それでは貴方の命をかけた余生の始まりです。
最後に、死にやすを少し実感しやすいスタート地点判定です
01-50 魔法の森
51-75 旧地獄
76-99 博麗神社
00 人里
直下判定
……
清水 蛍(シミズ ホタル)
諦めないかぎりどうにかなる程度の能力
命50/100
心75/100
金30/100
所持品
なし
白昼夢、というものを聞いたことがあるが、それがどういうものなのか、それは詳しくは知らない。
しかし、なんとなく、今の状況がその白昼夢であると思う。
というよりも……そうとしか、表現が思いつかない。
ふと気がついた時、私は大きな木のそばに立っていた。
数瞬前まで何をしていたのか覚えていないが、自分がこんな木のそばにいなかったことは確かだ
辺りを見渡す。木、木、木、木、……階段
石造りの階段があった。ヤケに角度が急なそれを目でたどると、てっぺんには、紅い鳥居が見える。
辺りの、おそらく森は、恐ろしいほど静まり返っている。
風も吹いていないのか、葉がこすれる音すらしない。
そこが恐ろしくなり、私は慌てて階段を駆け上がった。
階段を上る。
急な階段は私の体力を削り、息が切れる。
この現実感が、これは夢ではあり得ないということを自覚させる。
得体の知れない恐怖から逃げるように、私は階段を駆け上った。
「ハァ……ハァ……」
全力で登る。転けそうになっても登る。
そして登り続けて、ついにてっぺんにたどり着いた。
「はぁっ……はぁっ……」
膝に手をつき、息を整える。
前を向くと、紅い鳥居が聳え、その先には、当然神社があった。
……人がいる。
紅白の装束を着た……彼女は、箒を止めてこちらを見つめているが、すぐに興味を失ったのか、再び地面を掃きだした。
選択肢
1.声をかける
2.神社ならお賽銭?(発想力チェック、安価先のコンマが50以上なら成功。以下の場合、1になる)
>>18
重要
発想力チェックは選択肢によって難易度に差があります。
発想力チェックのつく選択肢は特殊なものが多く、たいていの場合自体を大きく動かすものです。いい方向とは限りません
2
とまぁこんな感じで進みます。とりあえず中断。
更新は基本的に夜と早朝に行います。
人が恐らく多い夜になるべく多く更新できるよう頑張るのでよろしくお願いします。
忘れてた、とりあえずコテをつけときます。
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