もしも上条さんと御坂さんが同じ道を歩んでいたら (99)

このssは
禁書目録1巻での警備ロボットに追いかけられ上条さんと御坂さんが同じ逃げ道を歩いていたら編です!

詳しくは禁書目録1巻またはアニメの一話を見るといいでしょう!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434195119

上条「ハァ・・ハァ・・全くお前がいるとシャレになんない不幸が起きるよ」

御坂「ハァ・・ハァ・・あんたが無視するからで・・・しょうが・・・」

上条「つか・・いつのまに家に着いてたか・・・」

御坂「ヘぇ・・・ココがあんたの寮なんだ」

上条「ああ・・・ん?あそこにいるのはインデックスか?」

御坂「・・・ん?あのシスター見たいな子?」

上条「ああ・・・おーいインデックス何寝てんだよ風邪引くz・・・」

御坂「?どうしたの?」

上条「・・・え?」

御坂「待って・・なにそれ・・血・・・?」

上条「ご、誤解だ!俺はこんなことしてない!」

御坂「だ、だよねじゃあ誰が?」

??「ああ、僕たち魔術師だけど?」

上琴「!?」

上条「まさかテメェか?こんなことしたのは・・・」

??「まぁ、正確には僕じゃないんだけどね」

御坂「あんた・・・こんな小さな子相手になんでこんなことを!」

??「・・・では、君たちは僕の行動を理解出来てるのかな?」

上琴「なっ!?」

??「ひとつだけ言っておく彼女を保護しにきた」

上条「インデックスを・・・保護?」

御坂「なんのためよ?」

??「それを君たちに知る由はない」

上条「ふざけんじゃねぇよ!訳のわかんねぇやつにインデックスを渡せるか!」

御坂「そうよ、コイツの言うとおりだわ!」

??「交渉は決裂・・・か」

??「僕はステイル=マグヌスといいたいところだけどここはfortis931と名乗っておこうかな」

御坂「なにそれ?」

ステイル「魔法名 だよ」

上条「!じゃあやっぱてめえら・・・魔術師か!」

御坂「はぁ?何言ってんの?この世に魔術なんてあるわけないじゃない」

ステイル「・・・本題に入ろうもう一度いう彼女を保護・・・いや、正確には回収かな?」

御坂「かい・・・しゅう?」

ステイル「そ、回収だよ、カ・イ・シ・ュ・ウ。正確には10万3000冊の魔道書だけどね」

上条「そんなこと・・・させてたまるかよ!」

ステイル「・・・そうかい」

ステイル「・・・炎よ」ボオッ!

上琴「!!」

御坂「これが・・・魔術?」

上条「(魔術なんて得体の知れないもんに通用すんのか?)」

御坂「あんた!どうする気!?」

ステイル「巨人に苦痛の贈り物ぉ!」

ボオワワワ

ステイル「・・・やりすぎたかな?」

ステイル「ま、そんな程度じゃ何回やっても勝てないってことだよ」

誰が・・・

ステイル「!?」

上条「誰が何回やっても勝てねえって?」

御坂「(こいつ・・・こんなのも打ち消せるんだ!)」

ステイル「ば、はかな!」

上条「全くそうだよ何ビビってやがんだあの修道服ぶち壊したのだってこの右手だったじゃねぇか。」

ステイル「こんのぉー!」ボォッ

キュイーン!

御坂「空きあり!」ビリビリ

ステイル「ぐっ!」

御坂「どうよ!」

ステイル「電撃使いと歩く教会を破壊した人物か・・・ならば」

御坂「!?なんか来るわよ!?」

上条「!?」

ステイル「・・・世界を放逐する古代幻想のひとつ・・・偉大なる始まりの本より・・・」

上条「!?」

ステイル「それは生命の育む入り組の光にして・・・邪悪を罰する裁きの光あり・・・」

御坂「!!」

ステイル「それは穏やかな幸福を満たすと同時に・・冷たき闇を滅する凍える不幸・・・」

ステイル「その名は炎!その役は剣!権限せよ我が身をくらいて力となせ!」

ぐわおおおおおお!

御坂「な、なによあれ!?」

ステイル「魔女狩りの王 イノケンティウス、その意味は・・・必ず[ピーーー]」

上条「下がってろ!」

御坂「あんた!?」

キュイーン!

上条「ぐっ!」

御坂「!?きえていかない!?」

上条「なんだって!?」

??「ルーン」

上琴「!?」

今回はここまで!
明日またつくりますのでご期待下さい!

明日楽しみにしてます!

お待たせしましたー書きます!

イン?「・・・イノケンティウスは攻撃しても効果はありません」

イン?「壁・・床・・天井・・あたりに刻まれたルーンの刻印を消さない限り何度でも蘇ります」

御坂「あの子・・あの怪我で・・生きてた?」

上条「お前・・・インデックス?・・だよな?」

イン?「はい。私はイギリス正教内第0聖堂区必要悪の教会(ネセサリウス)所属の魔道書図書館です」

御坂「魔道書図書館・・・?(じゃあ、魔術は本当に存在した・・・?)」

イン?「正式名称はintex-Librorum-prohibitorum(インデックス-ライブノラム-プロフィリットラム)ですが・・・呼び名略称してインデックスで構いません」

ステイル「・・・っ!」

イン?「現在自動書記ヨハネのペンをきど・・・」バキッ!

御坂「あっ!あんた!血まみれの女の子に何てことを!」ビリビリ

御坂「要するにあんた倒すか、ルーンっていうのを破壊すればいいのね!」

ステイル「・・君達には出来ないと思うよ」

ステイル「この建物に刻んだルーンを破壊することは・・ね」

ステイル「君たちには絶対に無理だよ」

御坂「そこまでよ!コイツに傷つけてみなさい!私が許さないわよ!」ビリビリ

ステイル「・・そうかい」

ステイル「・・・灰は灰に・・ちりはちりに!」

御坂「今よ!」ビリビリ

ステイル「吸血殺しの・・紅十字!」

ボオワ!ビリビリ!
ドガーーン!

階段

上条「はぁ!ハァ・・ハァ・・」

御坂「はぁ・・はぁ・・何よアイツあんなチート見たいなやつ一体どうすれば・・・」

上条「はぁ・・はぁ・・」

御坂「何かやるあてはあるの!?ってあんた・・・?」

上条「死ぬ・・俺本当に死ぬ・・本当に死ぬかと思った」

御坂「!?あれがルーンじゃない!?」

上条「!!これがルーンの刻印・・」

ぐぎおおおおおお

上条「!!しまった!行き止まりだ!」

御坂「くっ・・やるしかないの・・?」

上条「おい!お前の電撃でなんとかならないか!?」

御坂「無理よ!あんたもみたでしょう?何回やってもルーンっていうのを消さないと・・・」

ぐぎおわああァァァァァァァ!

上条「・・・くそ!付いて来い!」

御坂「へっ!?」

上条「うおっ!?うわわわわ!!」

御坂「へっ・・キャーー!?」

自転車置き場

御坂「いつつ・・・そうだ!あいつは!?あんた大丈夫!?」

上条「ううう・・・はっ!?」

ぐぎゅおおおお!

上条「うわっ!?うううぅぅぅ・・・くっ」

御坂「ちょ、ちょっと!何逃げ腰になってんのよあの子救いたくないの!?」

上条「!!」

御坂「インデックスっていう子を救えばそれで終わり!違う!?」

上条「ああ、確かにそうなんだが・・・ってあれ?」

御坂「どうしたの?」

上条「どうして追ってこない?」

御坂「・・・もしかして動ける範囲ってルーンってやつを貼り付けたところだけってことじゃない?」

上条「そうか・・・はぁ・・」

御坂「あんた何する気?」

上条「公衆電話・・・」

御坂「そうね・・・あの子救うにはそうするしか・・・」

ぐきわおおおお!

上条「・・・」

上条「(ここから逃げるためじゃない・・・逃げるためじゃ・・・)」

じゃあ、わたしと一緒に地獄の底までついてきてくれる?

上条「・・・!」

御坂「あんた!?」

上条「出会ったばっかの赤の他人と一緒に地獄に落ちようなんて・・・考えられっかよ・・・!」

御坂「それって!」

上条「ああ、俺に考えがある!」

上条家前

ステイル「・・・」

ジリリリリリリ!

ステイル「!!?」

ステイル「ん?」

じゃーーーー(雨の音)スプリンクラー起動

ステイル「まさかイノケンティウスの炎を消すために・・・」

ステイル「そんなつまらない理由で・・・」

チーン(エレベーターの音)

ステイル「!?」

上琴「・・・」

ステイル「・・・!イノケンティウスはどうした?」

上条「ったく参ったぜあんたつええよ正直ナイフか何かでルーンでも刻まれて
たら勝ち目ゼロだったよ」

ステイル「まさか・・・!!イノケンティウスは3000度の炎の塊!こんな程度で沈黙するわけ・・・!」

御坂「あんた本当に馬鹿なのねあんたは人様の家に何はっていたの?」

ステイル「!!くっ!」

ボオッ!ボオオオオ!

上琴「・・・」

ステイル「ふっ!ふはははは!」

ステイル「凄いよ!だげと経験が足りないようだね」

ステイル「コピー紙っていうのはトイレットペーパーじゃないんだよ・・・」

ステイル「たかが水に濡れた程度で完全に溶けてしまうほど弱くはないのさ・・・」

ステイル「・・殺せ!」

ぐぎゅおおおお!

上条「・・・」

キュイーン!
グギャアァァァァァ・・・

上条「・・・」

御坂「どう?これがこいつの実力よ」

ステイル「・・・ばかな!」

ステイル「僕のルーンはまだ死んでないはず!」

上条「インクは・・・」

ステイル「!」

上条「コピー用紙が破れなくてもみずに
濡れればインクは落ちるんじゃねぇのか?」

ステイル「イノケンティウス・・・イノケンティウス!」

御坂「ここで電気使ったら水の影響であんたにも被害が及ぶ私はちょっと反対だったけどね」




上条「さてと・・・」

ステイル「!!灰は灰に・・・」

上条「・・・」トットットッ

ステイル「ちりはちりに・・・!」

ステイル「吸血殺しの紅十字・・・!」

上条「ちくしょう・・・そうだよな地獄の底から付いて行きたくなきゃ地獄の底から・・・」

ステイル「ひっ!」

上条「引きづり上げてやるしかねぇよなぁ!」

ボゴン!

ステイル「ぐほぉあっ!」

ドサッ

上条「はぁ・・はぁ・・」

御坂「大丈夫?」

上条「あぁ・・なんとか・・」

上条の寮前

白井「お姉様・・・門限破ってどちらにいってしまわれたんですの?」

白井「とりあえず、今は風紀委員の仕事ですわ」

上条「ここまでくればokだ」

御坂「病院に送ったほういいよね?」

上条「でも、こいつここのID持ってなさそうだぞ」

御坂「だからといってほっとくわけにもいかないじゃない!」

上条「どうする何か方法は・・・?」

とうま・・・?

上琴「!」

イン「どうかした?あれ?こっちの短髪は?」

御坂「私御坂美琴あんた大丈夫なの?」

イン「みこと・・・?うん覚えとくねどうしたの二人とも顔色悪いよ?」

上条「ひとの心配してどうすんだよ!早くその怪我なんたかしねぇと!」

イン「大丈夫・・だよ」

御坂「ねぇインデックス!何か方法はないの?」

イン「うん、血を止めることが出来れば・・・

上条「お、おい!」

上条「おまえの持ってる10万3000冊の中から傷を治すような魔術はねぇのか?」

御坂「それよ!そういうのある!?」


イン「ある、けど・・・」

御坂「それってどうやって使えば・・?」

イン「君たちには・・無理」

上条「へ?」

御坂「どうして!?」

イン「仮に私が術式を教えたとしても、
君がそれを真似できるところでそれを邪魔する・・・」

上条「くそっ・・・!またかよ!またこの右手なのかよ!」

御坂「じゃ、じゃあ私が!」

イン「ううん、無理。超能力っていうのがもうだめなの・・・。」

話省略します・・・

イン「だから君たちには無理なんだよ・・・」

御坂「嘘・・だからといって諦めたくないわよ!」

上条「そうだよ!ここは学生の街なんだぞ!なのに学生には・・・」

上条「・・・!」

上条「おい!魔術っていうのは才能のない人間なら誰でも使えるんだってな!」

御坂「どういうこと?」

イン「・・・?」

上条「心当たりのひとがいるんだ!」

一旦切ります・・・午前8時30位にまた投稿します・・・

お待たせしました今から書きます

小萌先生の住んでるアパート

ピンポーン

小萌「はーい!」

上条「・・どうも」

御坂「お邪魔します」

小萌「上条ちゃん!?そして常盤台中学の子!?この人と二人で新聞屋さんのアルバイトでも始めたんですか?」

上条「・・シスター背負ってやる新聞屋がどこにいる?」

上条「ちょっと色々困ってるんで入りますね先生」

御坂「ごめんなさい、お邪魔しまーす(この身長で先生って・・・)」

小萌「こ、これは一体!?」

上条「先生・・・実は・・・」

きーーん

御坂「!インデックス!」

イン?「警告、第2章、第6説出血による生命力の流出が一定値を超えたため、強制的にヨハネのペンで目覚めます」

ペン「現状を維持すれば・・・ロンドンの時計塔が示す国際標準時間に換算しておよそ15分後に・・・私の体は必要最低限の生命力を失い・・絶命します・・・」

御坂「・・・」

ペン「これから私の指示に従って適切な処置を施しておけば幸いです」

上条「先生、俺たち救急車呼んできます!」

御坂「私の妹なら連絡は取れるはず・・・」

上条「なぁ、インデックスなんか俺たちにできることはないか?」

ペン「ありません」

上条「!」

ペン「この場における最良の選択は貴方がここから立ち去ることです」

ペン「あなたがこの部屋に入ればそれだけで回復の術式は打ち消されてしまいます」

上条「くっ・・・」

小萌「か、上条ちゃん・・・今、このシスターちゃん魔術がどうしたとか・・」

上条「先生・・・この子のことお願いします・・いくぞ御坂。」

御坂「ええ」

小萌「え!?ちょっと!上条ちゃん!」

上条「・・・」

御坂「あんた・・」

この場における最良の選択支は貴方がここから立ち去ることです。
貴方がこの部屋に入ればそれだけで回復の術式は打ち消されてしまいます

上条「くっ・・!」

御坂「ま、まちなさいよ!」

ゲコゲコゲコゲコ

御坂「こんな時に・・・誰!?」

御坂「・・黒子からメール・・ごめん黒子今はそれどころじゃないの・・あいつは私を助けてくれた今度はあたしがあいつを守る?インデックスの守ってみせる!」

御坂「寮監はなんとかしといてくれっとよしこれでok!」

御坂「ま、まちなさいよ!あんたー!」

誤りの文字発見したので訂正します

誤 御坂「今度はあたしがあいつを守る?インデックスの守ってみせる!」

正 御坂「今度はあたしがあいつを守る!インデックスを守ってみせる!」

ちなみに一方さんとの戦いは終わったとみてください

小萌先生とインデックスの会話は飛ばします

上条「なんで小萌先生のパジャマお前にぴったりあうんだ?インデックス」

御坂「この人本当に先生なのよね・・・?」

上条「まぁそうだけど」

小萌「むっ!私は先生なのですよ!」

小萌「ところで上条ちゃん!この子は上条ちゃんの何様なんです!?」

上条「・・・妹?」

小萌「むぅー!」

カミジョウチャン!コノウツクシイメデアオノメヲシテルヒトノドコガカミジョウチャンノイモウトナンデスカ!
ワー!スミマセンデシタ!コモエセンセイ!

御坂「月詠先生ちょっといいですか?」

小萌「はい?なんですか?御坂ちゃん」

御坂「この事、学園都市の理事会に報告するんですか?」

小萌「当たり前です!上条ちゃんと御坂ちゃんがどんな事件に巻き込まれているかわからないですけどそれが学園都市の中で起きた以上解決するのは教師の役目大人の義務です!」

上条「先生には借りがあるんで巻き込みたくないんです!」

小萌「そんなかっこいいセリフを吐いてごまかそうたって先生は許さないですよー」

上条「あれ?どこへ?」

小萌「お買い物に行ってくるのです!じゃ!」

御坂「いっちゃった・・・」

イン「・・素敵な人だね」

上条「小萌先生のことか?」

上条「これ以上先生をまきこめないな・・・」

イン「そう、もうあの人は魔術を使っちゃいけない」

御坂「え?どういうこと?」

ビルの屋上

ステイル「・・・」

??「インデックスは?」

ステイル「いきてるよ・・・」

??「・・彼女に同伴した少年と少女の身元を探りました・・」

ステイル「で?あの右手はいったい?短気そうな女の子はどうだっていいが・・?」

ステイル「・・インデックス・・」

??「はい、とても魔術に関わるものとはとても・・・」

ステイル「・・なぁ、神裂、1人でやるとやはり数で負けるイノケンティウスを退けた以上・・・二人で奴らと戦ってみよう・・」

神裂「・・・はい」

ステイル「(楽しそうだよね彼女はたのしんでいるよね・・・?)」



イン「お風呂♪お風呂♪オ・フ・ロ♪」

御坂「ふふ・・」

上条「はは・・」

イン「とうま!とうま!とうま!」

イン「みこと!みこと!みこと!」

上条「ん?」

御坂「なに?」

イン「なんでもない!」

イン「用がないのに名前を呼べるのってなんか面白いかも!」

イン「そういえばコーヒー牛乳って美味しいのかな!?」

御坂「ええ、そうよ!超美味しいわ!」

上条「ところでお前銭湯行ったことなさそうだよな、狭っ苦しいユニットバスより大きいぞ」

イン「・・・」

御坂「インデックス?」

イン「あ、うんごめんわかんないんだよ」

イン「私気がついたら日本にいたから・・・記憶がないんだよ・・」

御坂「(記憶がない?それって・・どういうこと?)」

イン「・・・自分の名前すらわからないのにそれだけの知識だけ回って本当に怖かった・・」

上条「!じゃあ記憶を失ったのもわかんねぇのか!?」

イン「うん」

上条「・・・」

御坂「(記憶喪失の少女・・1年前から記憶がないなんて・・)」

イン「?とうま?おこってる?思春期?」

上条「その幼児体型にだけは思春期とは聞かれたくねぇよなぁ」

イン「むっなんなのかなそれやっぱり怒ってるように見えるけど・・・」

上条「あのな・・もとから好きでもねぇくせにそんなセリフ吐くなよないくらなんでもお前にそこまでラブコメっぽい素敵イベントなんぞ期待しちゃいねぇからさ」

イン「・・・むぅー」

上条「あれ〜?なんで上目遣いで黙るのでしょうか?姫」

イン「とうま!だいっきらい!」

上条「フゥ〜フゥ〜」

御坂「まぁ、当然よね」

上条「噛むだけ噛んだら一人でさっさといっちまいやがって」

御坂「あんた、少しでも乙女の気持ちって分かる気ないの?」

上条「そういうこと知れたら上条さんは苦労しませんよ」

キュオーン!

上条「・・・あれ?」

御坂「へ?ひとがいない!?」

ステイル「・・・」

上条「!てめぇは!」

ステイル「まぁ、落ち着きたまえ人払いのルーンを刻んでいるだけだ」

??「・・・・」

御坂「!誰よ?あんた!こいつの仲間!?」

??「神裂火織・・ともうします」


次回は上条&御坂vs神裂&ステイルです
とりあえず次を待ってください。あとツリーダイアグラムについても目を閉じていてください

上条「ステイルに神裂っていったな!何の用だ!?」

神裂「・・できればもう一つの名は語りたくないのですが・・・」

御坂「もう一つの・・名?」

ステイル「魔法名 だよ忘れたわけではあるまい」

神裂「・・率直にいいます魔法名を名乗る前に彼女を保護したいのですが・・」

上条「・・・いやだと言ったら?」

神裂「仕方ありません・・・ステイル少し下がっていてください」

ステイル「・・・」スコシサガル

神裂「名乗ってから彼女を保護するまで・・・!」


ガキッ!カキーン!

風車の一部が落ちてしまう

上条「・・・!」

御坂「なにいまの・・・風!?」

神裂「もう一度いいます魔法名を名乗る前に彼女を保護したいのですが・・・」

上条「な、なにいってやがる・・・」アシビクビク

御坂「(怖い・・!すごく怖い・・!)」

神裂「・・何度でも問います・・ステイル!」

ステイル「いけ!イノケンティウス!」

ぐぎゅおおお!

上条「!」

ステイル「今日は雨が降ることはない・・同じ戦法は通じないよ」

神裂「・・七閃」

きーん!

上条「くっ!」

御坂「きゃああああ!」

神裂「・・・七天七刀から七閃のスピードは・・一瞬と呼ばれる時間に7度[ピーーー]レベルです・・」

神裂「必殺といっても・・・間違いではありません」

御坂「・・・(嘘!?超ピンチじゃない!3000度の炎の塊と七閃の攻撃スピードは尋常じゃないじゃない!どうすれば・・・?)」

上条「・・くそ・・一発も見えない・・・でも、この右手なら・・」

ステイル「待ちたまえ君、もしここでイノケンティウスと僕の魔術それに神裂の
七閃に右手で防ぎきれるとでも?」

御坂「・・私はステイルの相手ををするあんたは神裂ってやつを!」

上条「ああ!頼むぞ!(とはいったもののどうする?もういきって飛び込むか?)」

神裂に向かって走る上条!

上条「うおおおお!」

神裂「・・七閃!」

きーーん!

上条「ぐわっ!」

御坂「・・・」ビリビリ

ステイル「いいのかい?彼女、僕より強いと思うよ?」

御坂「あいつなら・・・きっとなんとかなる!」

ステイル「そうかい・・やれ!イノケンティウス!」

ぐぎゅおおお!

御坂「(電撃でステイル本人を傷つけば!)」

ビリビリ!どばばば!

御坂「くっ!やっぱりあれが邪魔で電撃があいつにとどかない!」

ステイル「君には無理だよ今回ばかりは君たちの負けだ」

御坂「だったら!一瞬の雷撃で!」ビリビリ

ステイル「ふっ・・みえるな」ヨケル

御坂「なに!?」

ステイル「悪いけど、君は僕たちの行動を理解してもらう必要はない。」ボオッ!

御坂「だったら意地にでも吐かせてもらうわ!」ビリビリ

ステイル「(・・・インデックス・・君は・・・)」

上条「うおおおお!」

神裂「・・七閃」

きーーん!

上条「ううぅ・・・ぐわあああ!」

神裂「・・・」

上条「く・・そ!こんなところで負けるわけには・・・!」

神裂「・・・」

上条「・・!?ワイヤー・・」

上条「あんた、魔術結社じゃなかったのか?」

神裂「七閃を潜り抜けたさきには新設にゆいせんがまっています・・・それに私は魔法名すら名乗ってないんです」

上条「・・降参できるかよ」

神裂「・・?」

上条「降参できるかぁ!」

神裂「七閃」

きーん!

上条「ぐわあああああ!」

御坂「あんた!」

ステイル「どこをみている!」

ぐぎゅおおお!

御坂「きゃあ!」

上条「ビリビリ!くっ・・・」

ステイル「あの女を・・燃やせ!」

ぐぎゅおおおあああ!

御坂「う、うわああああああ!」

上条「なっ・・・」

御坂「・・・ご、ごめんね・・・あ・・ん・・た・・が・・あ・の・・こ・・を・守って・・・」バタン

上条「御坂!」

神裂「・・・」アシデケル

上条「ぐわっ!」

神裂「もういいでしょう・・貴方がだに彼女を守る理由など・・ないはずです・・」

ステイル「・・・君のお友達まだ意識はあるよ・・少々やりすぎたかな?」

上条「・・・ない」

神裂「・・?」

上条「何故殺さない?その剣で切れば俺を[ピーーー]ことも可能なはず・・!」

ステイル「戻れイノケンティウス勝敗は決したからな」

ステイル「さてと・・」

上条「お前らなんでこんなことするんだよ・・・寄ってたがって・・女の子追い回して・・刀で背中きって・・どこまで酷く追い詰めればそんなひどいことがおきるんだよ・・」

ステイル「・・僕たち自身もこんなことしたくないんだけどね・・」

神裂「・・・わたしも好きでやってるわけではありません。」

ステイル「僕たちの所属する名前は必要悪の教会」

上条「!?それってインデックスと同じイギリス正教の・・!」

神裂「・・彼女は私の同僚にして大切な親友なんですよ」

ステイル「・・・ぼくもだね、しかしある理由でこんなことになったんだ」

上条「ある、理由・・・?」

ステイル「完全記憶能力 だよ」

上条「!それって確か10万3000冊が入っている・・・!」

神裂「人間の脳は以外に小さい・・・ですが入らない記憶を忘れることで知らないうちにのうを整理している・・」

ステイル「でもインデックスにはできないんだ」

上条「!」

ステイル「彼女は僕の元パートナーでね色々やったさ。でもね・・・」

ステイル「1年前の記憶を僕たちが消したんだよ」

上条「消したって・・どうやって・・・?」

ステイル「一応魔術でね」

上条「でも、どうして?」

上条「あんたたちはインデックスの仲間だったんだろ!?どうしてこんなことを!?」

神裂「そうしなければならなかったからです何故ならそうしなければ死んでしまうからですよ」

上条「!!」

神裂「彼女は85パーセントは10万3000冊での記憶に使われています」

ステイル「で、残り15パーセントしか使えないってことなんだ」

ステイル「その15パーセントに記憶を押し続けてみろ脳がぼがん!だぞ」

上条「そんな・・記憶を消す以外に方法は?」

神裂「ありません」

神裂「残り3日・・」

上条「3日・・」

ステイル「僕たちは彼女を傷つけるつもりはないんだけどねむしろ僕たちでないと無理なんだ・・・ここまで情報をやったんだ、戦況もわかっているはず・・降参してくれないかな?」

上条「・・・ふざけんな!」

上条「あいつが覚えているか覚えてないかなんて関係あるか!」

上条「俺たちはインデックスの仲間なんだ!」

上条「今からもこれからもあいつの仲間で居続けるって決めたんだよ!」

上条「なんでそのことをあいつに話さない!?なんで敵として追い回してんだよ!?てめぇら何勝手に見限ってたんだよ!あいつの気持ちをなんだと・・・」

神裂「うっせえんだよ、ど素人が!!」

上条「!」

神裂「知ったような口を利くな!私たちがどんな気持ちであの子の記憶を奪ってきたと思ってる!?」

ステイル「・・・」

神裂「あなたたちはステイルを敵視してるようですが・・さっき教えたとおりあなたはどんな気持ちであの子を見てきたと思ってるんですか!どれほどの決意であの子の敵になっているのか!」

ステイル「・・・ぼくは・・」

神裂「ステイルの気持ち・・貴方にはわかるんですか!?」

上条「・・・」

神裂が飛び上条を蹴る

上条「ぐっ!」

神裂「私だって頑張った頑張ったんですよ!春を過ごし夏を過ごし秋を過ごし冬を過ごし・・・たった一つの約束をして!胸に抱かれて!」

ステイル「・・・それでも、無理だったんだ僕たちには・・・一から繰り返しても同じこと無限ループってやつだよ」

神裂「私たちにはもう耐えられません・・・これ以上彼女の笑顔を守り続けるなんて不可能です!」

上条「ふざけんなよ・・・おまえら・・・」

上条「それはてめえが勝手なこと述べてるだけじゃねぇか!」

上条「一年の記憶を消すのが怖かったら次の一年に幸せな記憶を与えてやれば記憶失うのが怖くないくらいの幸せが待ってるっていうんならもう誰も逃げることなんかねぇんだから!」

そいつの・・・いうとおりよ・・

ステイル「!?」

御坂「あんたたちが・・・やってきてる・・・ことな・・んて・・たらたんに・・傷つけてるようなもんだわ・・!あんたたちはこんな・・こ・・とやって・・恥ずかしく・・ないの!?」

神裂「・・・っ!」

上条「てめぇらは力があるから仕方なく人を守ってんのよ・・違うだろ?そうじゃねぇだろ!?守りたいものがあるから力を手に入れたんだろうが!?てめえらは何のために力を手に入れた?てめぇらはその手で誰をまもりたかった!?だったらてめぇらはこんなとこでなにしてんだ!?それだけの力があってこれだけ万能なちからがあって・・なんで・・そんな・・無能・・なん・・だ・・・?」ドサッ

御坂「しっ・・・かり・・し・・な・さいよ・・ば・・か」バタッ

神裂「・・・」

ステイル「・・・」

ステイル「もういいよね?」

神裂「・・・」コクリ

ステイル「・・・」

ボオッ!
人払いのルーンが消えた

白井「はぁ・・・お姉様ったらどこにいってしまわれたのでしょうか?」

初春「どこにいっちゃったんでしょう?」

白井「初春!他人事みたいに言わないでくださいまし!」

初春「すみませーん・・・あれ?風車の欠片がここに!?」

白井「これは調べる必要がありますわね」

初春「はい!私も手伝います!」

小萌先生のアパート

上条「う、うーん・・・」

イン「・・とうま?」

御坂「あ、目が覚めた!?」

上条「ここは・・・いったい・・!いてて!」

御坂「ダメよまだ動いちゃ!」

イン「そうだよ!みことのいうとおりだよ!」

上条「・・・日が昇ってる・・?」

御坂「あんた大丈夫?3日も寝てたけど大丈夫なの?」

上条「3日も寝てたのか!?なんでそこまで寝ちまったんだ・・・俺・・・!(そういえば・・!)」

あと3日で記憶の消去を行います

上条「・・・!」

イン「とうまどうしたの?」

御坂「どこか痛いの?」

上条「いや、大丈夫だ。御坂お前もあの炎喰らって平気だったのか?」

御坂「ううん、病院で治療してもらったの」

上条「そっか・・・」

上条「(インデックスが俺のことをおぼえてるということはまだ記憶は消されてない・・・)」

上条「よかった・・・」

イン「よくないよ!」

上条「・・」

イン「私・・なんにも知らなかった・・・とうまとみことが道路の真ん中で倒れてたったって小萌がいってた・・・私はなんにも気づけなくて・・・私・・・とうまとみことを助けられなかった・・」

御坂「・・・インデックス」

上条「・・・」

コンコン

小萌「上条ちゃーん御坂ちゃーんあなた方のお客さんみたいですよー!」

ステイル「・・・」

神裂「・・・」

イン「!」

上条「てめぇらか!」

御坂「なによ!?あんたらなにしにきたのよ!?」

ステイル「・・・彼女の体ならともかくその身体じゃあ逃げることも不可能だね」

上条「・・・」

イン「帰って!お願いだから私ならどこへでもいくから!なんでもするから!」

上琴「インデックス!」

イン「お願いだから本当におねがいだから!もうとうまとみことを傷つけないで!」

とりあえず今回はここまで・・・みなさんの期待を裏切らないよう頑張ります・・・

小萌先生のアパート前

上条「・・・というわけなんだ」

御坂「完全記憶能力の副作用といったところね」

御坂「でも、記憶を消す以外に方法がないなんて・・・なんとかしないと何か方法があるはずよ!」

上条「ああ、探してみよう!」

御坂「でも・・インデックスは・・今も眠っている・・」

上条「それでもだ!やってみよう!」

小萌先生のアパート

上条「・・・」

電話のなる音

御坂「私が出るわ」

上条「ああ・・・」

ガチャ

??「私です」

御坂「!」

上条「どうした?誰からなんだ?」

御坂「・・・神裂・・」

上条「!!」

神裂「といっても伝わりますか?」

御坂「・・・なんの・・よう・・?」

神裂「・・簡潔に話します、インデックスはいますか?」

御坂「・・・起こさないとダメ?」

神裂「・・話を聞いてください」

神裂「リミットは今夜午前0時に行います」

神裂「その時間帯にインデックスの記憶を消す準備をします・・・」

御坂「そんなこといったら、死んでも抵抗したくなるじゃない!」

神裂「・・別れの時間は必要ありませんか?」

神裂「それが済み次第あなたたちはインデックスから離れその場を離れてください」

御坂「・・・嫌よ、絶対にいや!10万3000冊のなかから記憶を消せなくてもいい方法あるんじゃないの!?」

神裂「教会はインデックスの反乱を恐れています」

御坂「どういうこと・・?」

神裂「おそらく、10万3000冊に偏りがあるのでしょう」

神裂「よって記憶能力系の魔術は・・・恐らくありません」

御坂「じゃあ、あんたたちの魔術は!?」

神裂「魔術によって作られた環境では必要悪の教会以外の魔術師にディスペルされる恐れがある」

神裂「・・・インデックスの場合魔道書を覚えるということはのうの汚染を意味します」



御坂「あんたたち・・それを知っててインデックスに・・」

神裂「何もできませんよ・・・魔術では」

御坂「なら・・私達なら」

神裂「私たち?」

御坂「科学側なら10万3000冊をえぐりとることだってできるここは・・学園都市だからよ!心を操る能力しゃだっていくらでもいるわ!(あいつは嫌だけど・・・)」

神裂「・・・私たちにはとりあえずあの子の命を助けた実績があります」

神裂「何の実績も持たないあなたがたの言葉は信用できません」

神裂「・・・それはただの無謀ですよ」

御坂「だよね・・わかりあうことなんて無理だってこと薄々わかってたわ・・・」

御坂「なら潰すよ!宿敵!私たちがあの子を助けて、あんたたちの見せ場を全部いただくから!」

神裂「そう・・ですかそれでは今晩0時にあの少年にも・・我々がいったことを言っておいてください・・・では」

上条「神裂はなんて?」

御坂「かくかくしかじかだってさ」

上条「そうか・・・ん?これは・・・」

御坂「どうしたの?」

上条「・・・「記憶喪失」老化によって記憶がなくなるのも記憶喪失の一種・・・」

御坂「え?(待って?何かつっかかるような・・)」

上条「・・こればっかり読んでもなぁ・・・」

上条「!そうだ!小萌先生に頼めば!御坂!小萌先生にかけて・・・?」

御坂「(おかしい・・・何か引っかかる・・・)」ウーン

上条「いいや、俺がかけよう」

上条「・・・」

温泉の中

小萌「ふーんふーんふふふーん♪」

再び小萌のアパートへ

上条「(なにやってんだよ!小萌先生!)」

上条「こうなったら手当たり次第見つけるしかなさそうだな」

しかし・・・

上条「ここも、ここも、ここもダメか!」


上条「ここは!?」

電話の繋がった音

上条「!?も、もしもし!」

上条は完全記憶能力について医師に話した

医師「完全記憶能力?はい・・知ってますが・・ですから症状を教えていただかないと・・・はぁ!?魔術ゥ!?今何時だと思ってるんですか!?もうすぐ12時なんですよ!?」

上条「!!・・・」

イン「はぁ・・・はぁ・・・」

御坂「!?インデックス・・・」

上条「イ、インデックス・・」

階段の音がする・・・

上琴「!・・・」

ステイル「・・・邪魔だ君たち」

イン「はぁ・・・はぁ・・・」

ステイル「・・・くっ。クローリーの賞賛、天使を降臨させこの部屋に神殿を築く」

神裂「・・・」コクリ

ステイル「この子の記憶を殺しつ尽くすぞ」

上条「ま、まてよ・・まってくれ・・」

上条「この学園都市には180万ほどの能力者がいる・・・研究機関だって1000以上あるそういうとこを手当たっていけばこんな最悪な方法にならずに済むんだからさ!」

御坂「あ、あんたたちだってこんなことやりたくないよね?心の底では何か方法がないかって思ってるんでしょ?」

上条「御坂のいうとおりだ、だから待っててくれ、俺たちが誰でも笑って過ごせるハッピーエンドを作るからさ・・・」

ステイル「・・・いいたいことはそれだけか?」

上琴「!?」

ステイルが上条と御坂の頭に触れインデックスの近くまで顔を寄せ付ける

ステイル「みろ!君たちはこの子の前で同じことが言えるのか!?」

ステイル「ずっと耐え続けてきた人間に激痛で目を開けることが出来ない病人に「試したいことがあるから待ってろ」だと!?」

ステイル「顔も名前を分からない医者どもにこの子の体を好き勝手に弄らせ・・・薬漬けにすることをよしとするなんて・・!そんなものは人間の考えじゃない・・・答えろ!君たちはまだ人間か?それとも人間を捨てた化け物か?」

上琴「・・・」

ステイル「これはあの子の記憶をなくすのに必要な道具・・魔術の礼装だ・・」

ステイル「君の右手ならそれだけで効果は消える」

上条「!」

ステイル「僕らが[ピーーー]のは記憶だけだ・・・命は助ける・・だが君の試みが失敗したらあの子は死んでしまう」

ステイル「それでもできるか?あの子の前で命を取り上げることができるのか!?」

ステイル「そんなに自分の力で信じてるならやってみろ!ヒーロー気取りのミュータントが!」

上条「くっ・・」

御坂「・・・」

ステイル「儀式の開始は午前0時15分・・・獅子座の力を借りて記憶を失くす」

神裂「・・・はい」

ステイル「・・・」

上条「なぁ・・・魔術師俺はこの子になんて言ったらお別れすればいい?」

ステイル「そんなくだらないことに策士している暇などどこにもない君たちはここから消えてくれないか?化け物」

上条「・・・なんで」

神裂「・・・」

上条「なんで俺にはたった一人の女の子を助けることもできねぇのか・・・?」

御坂「うっうっ・・・インデックスぅぅぅ・・・別れたくないよぉ・・・」

神裂「・・・っ」

神裂「儀式の開始までまだ10分ほどあります・・私たちが初めて記憶を消した夜は一晩中あの子の近くで泣きしゃくりました・・・」

ステイル「だ、だが!」

神裂「彼らがまだ人間だと信じていたから貴方を試してみたのでしょう」

ステイル「しかし・・・」

神裂「どのみち、時が満ちるまで儀式は行えません・・彼らの未練を残しておけば儀式の途中で残ることはないと思います・・・」

ステイル「・・・ちっ!10分だ!いいな?」

ガチャン!

イン「ううぅ・・・」

上琴「!!」

イン「み・・こと・・と・・うま・・」

御坂「インデックス・・」

イン「みこと・・・?な・・んで・・・ない・・てるの・・・?」

御坂「ごめんねインデックス。ごめんね・・・」

上条「インデックス・・・ごめん」

イン「みこと・・・?なにこれ・・・魔法陣・・?」

御坂「回復・・魔術よ・・」

イン「魔術って・・誰が?」

イン「!また、魔術師が来たんでしょ!?とうま、みこと逃げなきゃ駄目だよ!」

上条「もう・・いいんだ・・・インデックス」

御坂「うっく・・・ひっく・・・」

イン「とうま・・みこと・・・」

上条「ごめん、俺強くなるから・・・お前をこんなひどい目に合わせた連中全部残らず・・一人残らずぶっとばせるくらい強くなるから・・待ってろよ」

イン「分かった・・・待ってるよ・・とう・・ま・・みこ・・と・・」カクリ

上条「くそったれ!こんな終わり方ってあるかよ!」

御坂「ううぅ・・・」

上条「インデックスの脳の85%は10万3000冊でしめられている」

上条「残りの15%に詰め込まれたたった一年分を守ることだって・・」

御坂「・・・え?今、なんて?」

上条「え?だから残りの15%しか一年間分を詰め込めないって・・・」

御坂「!それよ!なんかおかしいと思ったわ!」

上条「へ?どういうことだ?」

御坂「人間の脳っていうのはどれだけ詰め込もうが脳のパンクはありえないのよ!」

御坂「よく考えて?人間の脳は140年分記憶が可能だから!」

上条「そ、そうなのか!?」

御坂「そうよそれに記憶も一つだけじゃないのよ」

御坂「意味記憶、手続記憶、エピソード記憶といったように色々あんのよ」

上条「あの・・御坂さん・・私にも詳しく説明して欲しいのですが・・・」

御坂「つまり!いくら何かを詰め込んでもそれで記憶が圧迫されることはぜっっっったいにありえないわ!」

上条「じゃあ、インデックスの完全記憶能力は・・・」

御坂「嘘に等しいわね」

上条「だとすれば教会が神裂たちに嘘をついたということになる」

御坂「で、ここからが問題よ。なんでこの子が苦しんでいるのかが」

上条「教会が神裂たちに嘘をついて・・・一年置きに記憶を消せないと死んでしまう細工をしたんだ・・・」

御坂「!それって!」

上条「これは・・・魔術か!?」

御坂「!そうだ!あんたの右手なら!」

上条「ああ、消せるはずだその細工を!」

上条「よし・・・頭に触れてみる」

上条はインデックスの頭を触る

上条「・・・」

御坂「・・あれ?変化なし?」

上条「ってことはまだ触れてない部分が・・・」

御坂「ちょっと言い方いやらしいわよ」

上条「ああ、すまん。」

上条はインデックスの身体をみている

上条「・・・!///」

御坂「あんたは・・・」ビリッ

上条「お、落ち着けって・・・」

上条はインデックスの顔をみている

上条「・・・まさか!御坂!インデックスの口を開けてくれ!その中かもしれない!」

御坂「・・・わかったわ」

上条「・・・!」

御坂「どお?何かあった?」

上条「・・・これか?」ユビイレル

イン「・・・んっ・・」

上条「・・・・これか!」

バチッ!

御坂「きゃっ!」

上条「ぐわっ!」

きゅいーーーん

イン?「・・・」

上条「・・・!!」

扉壊れる

ステイル・神裂「!?」

イン?「警告第3章第2説第1から第3までの全結界の融通を確認・・・再生準備・・失敗・・自動再生不可能現象10万3000冊の諸国保護の為侵入者の迎撃を優先します・・・」

上条「・・・」

御坂「・・・」

ペン「書庫内の10万3000冊により結界は完全な術式を逆算・・・失敗・・該当する魔術は発見できず・・」

ペン「術式の合成をあがき、対侵入者ようのローカルウェポンを組み上げます・・侵入者個人にたいしてもっとも有効な魔術の組み合わせに成功しました・・」

ペン「これより特定魔術遷都城主の背壁を発動・・・侵入者を破壊します」

上条「そういや、一つだけ聞いてなかったな」

上条「超能力者じゃないてめえらがどうして魔術がつかえないってわけ」

ステイル「・・」

神裂「・・・」

インデックスの周りに光が集まる・・・

ペン「・・・」

きーん!謎のエネルギー砲みたいなのが上条に襲いかかる!

上条「うっ!」キュイーン

御坂「!あんた!しっかり!」カミジョウノセナカオス

ステイル「まさか・・・!」

神裂「なんであの子が・・魔術を・・」

御坂「決まってるでしょ!インデックスが魔術を使えないなんて教会が嘘ついてただけでしょ!」

ステイル・神裂「!」

上条「ああ、そうだよ!インデックスら1年おきに記憶を消さなきゃならないっていうのも大嘘だ!こいつの頭は教会の魔術に圧迫されてただけなんだ!そいつを打ち消しちまえば記憶を消す必要なんか必要ねえんだよ!」

ペン「遷都城主の線壁は侵入者に対して効果が見られません・・他の術式を唱え侵入者の破壊を継続します」

上条「ぐっ・・うっ・・うわあああ!」

ステイル「・・・fortis931!」

上条「!」

ステイル「曖昧な可能性なんていらないあの子の記憶を消せばとりあえず命を助けることはできる僕はそのためなら誰でも[ピーーー]いくらでも壊すそう決めたんだ」

上条「とりあえずだな!てめえはインデックスを救いたくねぇのかよ!?」

上条「てめぇらずっと待ってたんだろ!インデックスの記憶を奪わなくてもすむインデックスの敵に回らなくてもすむそんな誰もが笑って誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを!」

ペン「・・・」

上条「今まで待ち焦がれてたんだろ!?こんな展開を・・なんのために歯をくいしばってきたんだ!?てめえのその手でたった一人の女の子を助けてみせるって誓ったんじゃねぇのかよ!?お前らだって主人公のほうがいいだろ!?脇役なんかで満足してんじゃねぇ!命をかけてたった一人の女の子をまもりたいんじゃないのかよ!?だったらそれは終わってねぇ!始まってすらねぇ!ちょっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねぇよ!手を伸ばせば届くんだ!いい加減に始めようぜ!魔術師!」

エネルギー砲が強くなっている!

御坂「うぅぅ・・・」

上条「う、うわぁ・・・!」

神裂「salvare000!」

七天七刀のワイヤーを使いエネルギー砲の上に上がらせた!

エネルギー砲が上に上がった時翼があった

御坂「なに・・これ・・?」

神裂「これは・・・竜王の殺息!たった一枚にでも触れてしまえば大変なことに!」

上条「・・・」

インデックスが再度起き上がり上条に攻撃する

上条「!くっ!」

ステイル「イノケンティウス!」

イノケンティウスが上条を守っている!

ステイル「いけ!能力者!」

上条「うおおおお!」

上条「(神様・・この世界があんたの作った設備のとおりに動いるっていうなら・・・まずは・・・)」

上条「その幻想をぶち[ピーーー]!」

キュイーン!

ペン「首輪・・・致命的な破壊・・・再生・・不可・・・」バタン

上条「よかった・・・」

御坂「インデックスー!」

御坂もインデックスに近づく

上条「・・・(本当によかった)」

神裂「ーーーー!!」

上琴「!!」

二人の頭に羽がささる

上条と御坂は倒れてしまった・・・

今回はここまで・・・19時にまた出す予定です

冥土返し「ふーむ、謎の閃光に衛生が一機撃ち抜かれたって話だし・・・」

冥土返し「君とあと2人IDを持ってない人間がこの町に入り込んでいたらしい」

冥土返し「・・・ということは君とは無関係なのかな?」

イン「さぁ?」

冥土返し「ところでその手紙・・あの二人から送られてきたものだよね?」

イン「・・・」

ビリビリ!封筒を破く音

冥土返し「ちょっと!それはきみあてではなくあの少年と少女のものだろう?」

イン「いいんだよ!」

イン「あいさつは無駄なので省かせてもらうよ」

全く良くやってくれたなこのやろう
といいたいところだけど・・・(ry

手紙ばくはーつ

イン「ひゃっ!?」

なんの音ですかと、ミサカは爆発音が出たところに直行します

冥土返し「あぁ、君か・・」

イン「・・・え?みこと?」

??「いいえ、私は妹達の御坂美琴お姉様のクローンです」

イン「みこととは違う・・性格も違うみたいだし・・」

冥土返し「症状は?」

御坂妹「ーーーーです」

冥土返し「・・・」

上条と御坂の病室前

イン「・・・」

コンコン

はい?

イン「!」

ガラガラガラガラ

上条「・・・」

御坂「・・・」

イン「・・とうま、みこと」

上条「あの・・貴方病室を間違えていませんか?それてもこの人のお見舞いですか?」

御坂「いえ・・・私もこの人のことは知らないです」

イン「!!」

・・・あれは記憶喪失というより記憶破壊だね
・・・きおく・・はかい?
思い出を忘れたのではなく物理的に二人とも脳細胞ごと破壊されちゃったんだ
あれじゃ、思い出すことはまずないと思うよ?全く・・・頭蓋骨からスタンガンでも突っ込んだのかい?

イン「・・・っ」

上条「あの・・・大丈夫ですか?」

御坂「大丈夫じゃ、なさそうね・・・辛そうな顔・・・」

イン「・・ううん、大丈夫だよ」

上条「あの・・・俺たちって知り合い?」

御坂「私も・・知ってる人?」

イン「とうま覚えてない?私たち学生寮のベランダで会ったんだよ」

上条「俺・・学生寮にすんでたのか・・・」

イン「みことも覚えてない?あれだけの土壇場があっても、魔術師から私をかばってくれたんだよ・・・?」

御坂「・・・私そんなことしてたの?」

イン「とうま覚えてない?あなたの右手で歩く教会が壊れちゃったんだよ?」

上条「歩く教会って・・・何?」

御坂「ええと・・わかりません」

イン「とうま、みこと覚えてない?貴方達は夫婦みたいな感じで私はその子供で子供をのように守ってくれたんだよ?」

上条「・・夫婦みたいってこの人が?」

御坂「・・そういえば美琴って・・誰?」

上条「・・当麻って誰だ?俺の名前のことですか?」

イン「とうま、みこと覚えてない?
インデックスは・・インデックスは・・当麻と美琴のことが大好きなんだよ・・・?」

上条「ごめん・・インデックスって何?」

御坂「少なくとも人の名前ではないと思いますけど・・犬か猫でも買ってるのですか?」

イン「・・・・!!ううぅぅぅ・・ひっく・・うっく・・・」

上条「なーんつってな!」

御坂「引っかかったわね!」

上琴「hahahahahahaha」

イン「え・・・?」

上条「犬猫言われてなんで歓喜余ってんだ?」

イン「あれ?とうまとみことって脳細胞ごとぶっ飛んで全部忘れたんじゃ・・」

御坂「なんか、忘れた方がいいみたいな言い方ね・・・」

イン「え・・だって・・」

上条「カエル顏の医者の話じゃ脳細胞が破壊されてるみたいだな」

御坂「でも!こいつの右手で大丈夫!この幻想殺しならね!」

イン「イマジン・・ブレイカー?」

上条「俺の右手のことさ!ダメージが脳に来る前にその魔術を打ち消ししまえばいい!」デデン!

イン「・・・はぁーー」コテン

御坂「それに散々振り回してたことだし。今回のことでちょっとは見直すことができたんじゃないの?」

イン「・・・くぅーーーーー!」イライラ

御坂「あ、あれ?」

上条「イ、インデックスさん?」

ガブリ!んぎゃああああ!

冥土返し「失礼するよ・・」

冥土返し「これは酷いね・・」

上条「死ぬ・・本当に死ぬ・・」

御坂「あ、あはは・・」

冥土返し「・・けどあれでよかったのかい?君たち本当は何も覚えてないんだろ?」

上条「・・」

御坂「私たちあの子にだけはないて欲しくないって思ったんです・・・そうおもったんですよ」

上条「・・これがどういう感情だが分からないしきっと思い出すこともできないだろうけど・・・確かにそう思うことができたんです」

冥土返し「君たちの記憶は脳細胞ごとしんでる・・・脳には残っていないはずなんだけど・・・なら、一体どこに・・・?」

御坂「・・決まってますよ」

上琴「心にじゃないですか?」

冥土返し「そうかい・・・じゃ、僕は失礼するよ」

上条「はい・・」

御坂「あの・・当麻さん」

上条「・・・?なんですか?美琴さん」

御坂「インデックスが言ってましたよね?夫婦みたいだって・・付き合ってたんですかね?」

上条「・・・分からないな。でも、君みたいな子は嫌いじゃないよ」

御坂「じゃ、同じ人どうし1から始めましょう!」

上条「ああ!」

終わり!

これで終わりです!いかがだったでしょうか?その気になれば続編だすかもしれないです・・自信ありませんけど・・

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