固法「上条当麻さん……か」(852)

初春「どうしたんですか? 固法先輩、最近ぼーっとしてますよ」

黒子「恋でもしたんじゃないんですの?」

初春「へぇー。そうなんですか? 相手はもしかして……上条さん?」

固法「なっ……なんでそれを……!?」

初春「当たっちゃいましたねー」

黒子「全く。あの類人猿の何処がよいのだか。理解できませんことよ」

数日前

不良C「ねえ、君、可愛いね。俺達と遊ばない?」

固法「結構です。私、用事があるので……」

不良B「遊んでくれるまで帰さないよ?」

固法「くっ……(こんな時によりによって風紀委員の腕章忘れるなんて……!)」

上条「あー、待ったか? 悪い悪い。待たせちゃったな。さ、行こうか」

固法「ちょ……え……?」

上条「適当に話あわせて」ボソッ

固法「……あ、ううん。全然待ってませんよー。さ、行きましょう」

不良A「オイ、待てや」

上条「は、はい……なんでしょうか?」

不良B「お前、常盤台の女子にもその手、使ってたよな?」

不良C「凄いな、お前はよー」

上条「アレ……? もしかしてリサーチ済みだったりしますかね……?」

不良A「生憎な。ふざけてんじゃねーぞ!?」

上条「に、逃げましょう! ふ、不幸だぁぁぁ」

固法「ちょ……え、待って……!」

固法「アナタは……上条当麻さん?」

上条「あれ? 何で俺の名前を……そんなに有名ですかね?」

固法「……ある程度はね。えっと、私のことわかるかしら?」

上条「えーっと……確か……あぁ、白井と一緒にいた風紀委員の!」

固法「そう。固法美偉。よろしくね」

上条「あ、よろしくお願いします」

固法「さっきはどうもありがとう。……生憎、風紀委員の腕章忘れちゃってね」

固法「腕章つけてれば絡まれる事なんて無いんだけど……運が悪かったわ」

固法「……他の人にも、この手は使ってるみたいね」

上条「あ、ハイ。前にもビリビリ……御坂美琴とかに。まあ、アイツの場合は不良たちを蹴散らしてましたが」

固法「御坂さんともお知り合い?」

上条「ええ。なんていうか、一方的に向こうが喧嘩吹っかけてくるだけですけど」

固法「御坂さんってレベル5第三位の超電磁砲のでしょう? 喧嘩してよく生き残れてるわね……」

上条「何とか、って感じですよ。一応、特別な能力みたいのもあるので」

固法「へー。白井さんや初春さんから話は聞いていたけど……本当に凄い人なのね。あなたは」

上条「半分は運のよさですけどね……って、もうこんな時間か。すいません、お腹すかせた同居人が待っているんで。これで」

固法「私も帰ろうかしら。それじゃあ、おやすみなさい」

上条「はい。おやすみなさい。夜道には気をつけて!」


固法「上条当麻さん……か」

禁書「とーま、おかえり! って、買い物行ってたんじゃないの?」

上条「当たり前だろ? お前が腹減らしてると思って急いで帰ってきたんだぞ」

禁書「へー。それなら買った物は? とーま、手ぶらだよ?」

上条「………………。(固法さんを助けた時に道端に置いて……!)」

禁書「とーま、嘘は嫌いだよ。忘れたなら忘れたっていえばいいんだからね」

上条「い、いやインデックス、これには深い訳があってだな……噛み付きの準備をするのはやめろって!」

禁書「嘘より言い訳のほうがもっと嫌いなんだよ」

上条「ふ、不幸だぁぁぁ」

プルルルプルルルプルルルプルルル♪

禁書「あ、電話だ! この番号は……こもえからだよ! もしもーし!」 ガチャッ

小萌『あ、シスターちゃんですか? 実は今日、焼肉セットを買ったんですが食べに来ませんか?』

禁書「焼肉!? いく!いく! とーまも連れてっていいよね?」

小萌『勿論ですよ。一人増えた所で量に不安の残る豪華絢爛焼肉セットEXではないのですよ』

禁書「今すぐいくから待っててね!」 ガチャ

禁書「こもえの家で焼肉パーティーだって! はやくいこ、とーま!」

小萌「いらっしゃいなのですよ」

姫神「いらっしゃい。待っていた。早く。はじめよう」

禁書「お邪魔しまーす。凄いよ、こもえ! こんなのとーまは出してくれないよ」

上条「こっちは少ない生活費で二人分の食費を賄ってるんだぞ!? 贅沢言うな!」

姫神「それでは。早速。頂きます」

小萌「あ、お肉とかは私が取りますから皆は食べちゃってくださいねー」

小萌「はい、シスターちゃんはちゃんと野菜を食べて大きくなるのですよ」

禁書「どうもなの! やったー、ご飯だよ!」

小萌「上条ちゃんは成長期だからお肉と野菜をバランスよく」

上条「あ、どうも」

小萌「私はこれ以上大きくはなりそうもないからお肉っと……」

小萌「それじゃ、頂きまーす」

禁書「いただきまーす!」

姫神「私は。白い。ご飯。だけ? ああ。焼肉のタレも。あるのか」

禁書「ご馳走さまなんだよ! 美味しかった~!」

上条「小萌先生、本当にありがとうございました。ほら、インデックスもお礼いって」

禁書「ありがと! こもえ!」

小萌「いいのですよ。可愛い教え子のためなら、これぐらいはどうってことないのです」

上条「それじゃあ、小萌先生、また明日」

小萌「ちゃんと遅刻せずに来るのですよー」

姫神「我。スルーされる。故に。我あり」

翌日

上条「ッ……!? め、目覚まし時計の電池が切れてるゥ!?」

禁書「とーま、ご飯はー?」

上条「今はちょっと無理! 冷蔵庫にある物、適当に食べとけ!」

禁書「もー。私が機械苦手なの知ってるのに……。もーひどいんだから」

上条「とにかく、このままじゃ遅刻だァァ……! い、行ってきます!」

禁書「いってらっしゃいなんだよ」

禁書「……スフィンクスもお腹すいたよね?」

スフィンクス「にゃー」

姫神「おはよう。寝坊でも。したの?」

上条「あ、ああ。姫神か。目覚まし時計がぶっ壊れてさー。朝飯も食えなかったよ」

姫神「お弁当。少し多めに作ってきた。食べる?」

上条「い、いいのか?」

姫神「私だけだと。食べきれない」

上条「ありがとな……! 姫神……!」


これでいいですかね? あれ、こんなシーン必要か・・・?

上条「姫神のお陰で何とか生き延びたぜ……」

上条「しかし、帰ったら空腹シスターさんのお出迎えか……スーパー、寄ってくか」

上条「アイツのことだから、とりあえず早く食える物がいいだろうな……カップ麺でいいか」

固法「あ、上条さん……!」

上条「あ、固法さん……! こんにちは。買い物ですか?」

固法「ええ。まあ。上条さんもですか?」

上条「ハイ……昨日と同じくお腹すかせた同居人がいるもので……」

固法「これって……インスタント麺ばかりじゃないですか。これじゃあ体に悪いですよ?」

上条「はぁ……でも料理はあんまり得意じゃないんですよね……」

固法「なら、私が作りに行きましょうか?」

上条「え?」

固法「え?」

上条「い……いいんですか?」

固法「ええ。昨日のお礼もしたいですし。ダメ……ですかね?」

上条「いやいや、ぜひお願いしますよ!」


小萌「あれは……上条ちゃん?(何々、作りに行ってあげる?)」

小萌(教え子の恋愛を応援するのも教師の仕事なのですよ)

上条「ということで、固法さんに来てもらいました。くれぐれも無礼の無いようにな、インデックス」

固法「お邪魔しまーす。って……同居人ってこの子?」

禁書「とーま、この人誰なの? また女の人連れてきて……」

上条「こら、インデックス。さっきの話聞いてなかったのか? 俺達の晩御飯をわざわざ作りに来て頂いたんだぞ?」

禁書「え! 本当なの? ……私はインデックスっていうんだよ。よろしくね」

固法「私は固法美偉。よろしく」

禁書「みい、早速、ご飯たくさん食べたいな」

上条「悪い、コイツはこんな奴でさ。ごめんな」

固法「いいって。風紀委員の仕事柄、子供は嫌いじゃないから。さ、がんばりましょうか」

固法「それじゃ、上条さん、これ切って」

上条「あ、はい。(やっぱり二人でやると楽だな……固法さん手際いいし)」


禁書「楽しみだねー、スフィンクス~」

スフィンクス「にゃー」

固法「はーい。出来たわよー」

禁書「やったー! 何かな? うわぁ、美味しそう!」

上条「インデックスも少しは作ること覚えろよ……」


禁書「ん……もぐもぐ。とーま、コレ美味しいんだよ!」

上条「作ったのは俺じゃなくて固法さんだ。それ言うなら固法さんに言え」

禁書「みい、これ、すっごく美味しいよ!」

固法「あら、そう? ありがと」

>>30
今はもう吹寄がいるから
姫神が上条さんの昼食の手助けをしなくても
吹寄が積極的に上条さんの昼食の手助けをするから姫神不要論があがります

吹寄「上条、貴様、昼食抜きなのか?」
上条「上条さんはいつも通り不幸なことがあって昼食抜きなんだです」
吹寄「まったく仕方ない。私のこのパンをわけてやる。あーんしろ」
上条「吹寄ありがとう!! あーん」


こんな感じで

姫神「」

禁書「ねえ、とーま。これって夫婦みたいだよね。みいがお母さんで、とーまがお父さん」

上条・固法「ぶっ……」

上条「い、インデックスさん? な、何を仰って……?」

禁書「え? ちなみに私はお子さんだよ」

固法(私と上条さんが……夫婦……)


~~~~~~~~~~

固法「あなた、お帰り。ご飯にする、お風呂にする? それとも……」

上条「何言ってんだ。美偉。お前だよ……」

~~~~~~~~~~

固法(無い無い! 私ってば……何、考えてるのかしら……)

禁書「みいどうしたの? 顔が真っ赤だよ?」

禁書「ふー。ご馳走様……腹五分目って所かな?」

固法「……!? まだ食べられるの……?」

禁書「へっへーん。そこら辺の人と一緒にしないでほしーんだよ。私はね、10万3000冊のまd―――」

上条「インデックス。そーゆー話はやめとけって」

ぷるるるるるるるる♪

上条「あ、電話だ……また小萌先生から? はい、もしもし」

小萌『上条ちゃんですかー? こんばんはー』

上条「こんばんは。何か用ですか?」

小萌『もう夕飯は済ませましたか?』

上条「ええ。インデックスは腹五分目って言ってますけど」

小萌『それはよかったです。実は今日、うちですき焼きパーティーやってるんですよー。シスターちゃんも来ませんか?』

上条「インデックスー。小萌先生の家ですき焼きパーティーやってるらしいけど、行ってくるか?」

禁書「うん! いますぐ行くって言っておいて!」

上条「今すぐいくそうです」

小萌『それじゃ、待ってますよ』

禁書「じゃーね。とーま、みい。行って来るよ!」

上条「はいはい。いってらしゃい」

固法「本当に食べるのね、あの子」

上条「何もしないのに何故か食べるんですよ……お陰で俺の財布は常にすっからかんです」

固法「あなたも大変ね……」

上条「ええ。まあ。で、これからどうします? 時間的にはまだ余裕だし……映画のDVDあるんで見ませんか?」

固法「いいわね。お言葉に甘えさせていただくわ」

禁書「こもえ、このお肉も美味しいんだよ!」

禁書「一日に二回も美味しい物を食べられて、私は幸せ者なんだよ!」

小萌「たくさん食べてくださいねー。あ、姫神ちゃん。任務ご苦労様なのですよ」

姫神「ふふ。誰にも。気づかれないとは。思わなかったけど」

姫神「それより。私も。お肉。食べていい?」

小萌「私の計画に参加してくれた姫神ちゃんには最高級松坂牛を振舞うのですよ!」

姫神「ありがとう。小萌先生」

禁書「ごちそうさま! ふぅ……久しぶりのお腹いっぱいなんだよ!」

小萌「所でシスターちゃん。ここに"劇場版超機動少女カナミン-もう1つの超機動少女-"のDVDがあるのですよ」

禁書「あ! カナミンだ! げきじょーばん? それってテレビでやってないやつだよね!?」

小萌「劇場版ですから映画館でしか見れないのですよ! 見たいですか?」

禁書「みたいんだよ! とーまは映画館連れて行ってくれなかったし」

姫神「それは。多分。あなたが。映画館で。騒ぐだろうから」

小萌「それじゃあ、見ましょうかねー」

姫神「上条当麻の部屋の時計をずらして来い。って。何をするつもりなのかしら。」

姫神「まあ。どうせ。私の出番は。ここまでね。お肉。美味しかった。」

禁書「凄いんだよ! いっけー! カナミン!」

小萌「時間が時間なので少しは静かにしてくださいねー」

「君を世界で一番、愛してる……絶対に離さない……!」

「そ、そんな……でも……世界が私たちを許してくれないわ……」

「世界が何だ!? そんなの僕の君に対する愛の前では無意味だ……!」

「……私も……あなたを愛しているわ……!」

「ずっと一緒にいよう、僕達なら、それが出来るから……」


上条「ふぁ……(おいおい、土御門にもらったDVDの内容がコレかよ)」

上条(なんつーか。見てるこっちが恥ずかしくなる様な内容だな……)

上条(こんなんじゃ固法さんも……って、意外に真剣に見てる……)

つーかインデックスさんてガチで邪魔以外の何者でも無いよな

固法(愛してる……か。一度は誰かに言われてみたいものよね)

固法(やっぱり……やだ、何で上条さんの方見てるのかしら……)

固法(それにしても……今日は時間が進むのが遅いような気がするわね)

固法(まだこんな時間だし……でも、二人並んで映画って……カップルみたい……)

上条(……キスシーンで顔赤くしてる……やっぱり女の子なんだな)

>>67
邪魔だからSSでは上条さんが女を連れ込む時は小萌先生の家で食事が定番

「私たち、ずっと一緒にいようね……」

「ああ。10年後も、50年後も100年後も。ずっと、君を放さないよ」

「ええ。愛してるわ……」

~fin~


固法「……い、いい映画でしたね……!(何でよりによってこんな映画を……)」

上条「そ、そうですか? 友達から借りたやつなんですけど……(これがいい映画……?)」

固法「それじゃあ、そろそろ帰りたいと思います」

ぷるるるるるるる♪

上条「あ、また電話か。もしもし?」

小萌『上条ちゃんですかー? 実はシスターちゃんが寝てしまいまして』

上条「本当ですか? んじゃあ今から迎えに行きますよ」

小萌『何言ってるんですか? もう11時過ぎですよ? 明日は土曜日ですし、うちに泊まらせますね』

上条「え、11時ィ!?」

小萌『どうしたんですか? 時計でもずれてたんですか?』

上条「い、いや。なんでもありません。では、インデックスよろしくお願いします」

固法「え……? もう11時? 嘘、バスないじゃない……」

上条「す、すいません……家の時計が片っ端からずれてたみたいで……」

固法「どうしましょう……流石に歩いて帰るには……」

上条「あ、ならうちに泊まっていきますか?」

固法「え? と、泊まる!?」

上条「ハイ。インデックスが小萌先生の家に行っちゃったんでベット空いてますし」

固法「で、でも……」

上条「着替えなら俺のジャージとかありますし。明日は土曜日ですから大丈夫でしょう?」

固法(そこまで言うなら……第一、あの子と一緒に住んでるんだから……私も大丈夫だよね)

固法「それなら……一晩だけ、お邪魔しても……」

上条「あはい。どうぞどうぞ」

姫神『ふふふ。まさかの再登場。ここで。複線回収。流石。私』


上条「それじゃあ、先に風呂はいちゃってください。着替えとか用意しとくんで」

固法「あ、ハイ……あの、」

上条「はい?」

固法「の、覗かないでくださいね……!」

上条「も、もちろんですって。上条さんは紳士な事で有名なんですよ」

初めて科学側でボインな女の子が

つ風斬氷華

上条「今日の俺は紳士的だ 運がよかったな」

固法「……ここ、男の人の部屋なんだよね……」

固法「まさか泊まるとは思ってなかったけど……上条さんなら大丈夫よね」

するする。ぽい。がらら。じゃー。どぼん。ざー。

固法「ふぅ……なんで目覚まし時計がお風呂場にあるのかしら……」

上条「あ、着替えのジャージとシャツ置いておきますね。(こ、これは……下着!?)」

固法「あ、ありがとうございます」

上条「あの、換えの下着って、どうしましょうか?」

固法「下着……?(完全に忘れてた……!)」

上条「(土御門なら女物の下着持ってそうだな……)ちょっと隣の奴に借りてきます」

固法「ちょっと、まっ―――行っちゃった……」


上条「おい、土御門!」

土御門「なんだにゃー? こんな時間に何かようかにゃ?」

上条「お前、女物の下着とか持ってるか?」

土御門「はへ? 持ってるには持ってるけど……何に使うにゃ?」

上条「下着は履く物だろ? 持ってるんなら貸してくれないか? 今すぐ必要なんだ」

土御門「仕方ないにゃー。ほら、持ってくにゃー」

>>79
つ 吹寄

上条「あー、隣の奴から下着借りてきたから、ここに置いときますね」

固法「は、はい……ありがとうございます(ここ、男子寮よね……隣の人って……)」

固法(気にしちゃダメよね……うん。せっかく上条さんが持ってきてくれたんだから)

固法(……そろそろあがろうかしら)

ざっぱん。がらら。

固法(本当に女物の下着が置いてある……デザインは……普通ね)

固法「んっ……あっ、あんっ……」

固法「中々……キツイわね……(下は入ったけど……上は……)」

固法「んんん……っあ……!」

びりっ。

固法「しまっ……ブラが……破れた……?」

固法「ど、どうしましょう……まさかもう一着、なんて言えないし……」

固法「……これは後で弁償するとして……とりあえず付けずに乗り切るしか……」

固法「あ、お風呂空きました(うう……つけてないと何か……)

上条「んじゃ、入ってきますか。服のサイズ大丈夫か?」

固法「あ、ハイ……!(ブラは少し小さかったけど……)」

上条「んじゃ、適当にテレビでも見て待っていて下さいな」


上条「ふぅ……。今日はいい日だな……美味しい料理食べられたし」

上条「あぁ。幸福だぁ」

上条「……そろそろ出るか」


上条「うぉっ……!(ジャージ姿がなんというか色っぽい……特に胸の辺りが強調されて……!)」

上条「えっと、固法さんはベットで寝てください。それじゃ、おやすみなさ―――

固法「何処行くんですか?」

上条「何処って風呂場ですよ」

固法「え? お風呂ならさっき入って……出たばっかじゃないですか」

上条「いえいえ、俺、いつも風呂場で寝てるんですよ」

固法「お風呂場で寝てる?(……だからお風呂に目覚まし時計が)」

上条「はい。ここには普段、インデックスがいるんで」

固法「でも、それじゃあ悪いですね……上条さん、ベットに寝てください」

上条「いやいや。客人にベットを譲らず何を譲れと言うんですか」

固法「……それなら、私がベットで寝ますから、上条さんは床に布団をしいてください」

固法「流石にこの時期に、お風呂場で寝るというのは体に悪いですし、風邪をひいてしまいますよ?」

上条「は、はぁ……」

上条「それじゃあ、失礼します」

固法「そんなに畏まらなくたって……自分の家でしょう?」

上条「インデックスが来てからずっとあの調子で……久しぶりだな」

固法「ふふ。よかったですね」

上条「ええ、まあ。あ、電気消しますね」 パチッ

固法「……おやすみなさい。上条さん」

上条「おやすみなさい。固法さん」

すいません。活動限界に達しました。
寝ます。というか寝かせていただきます。

残ってたら続きは書きます。それでは、おやすみなさい

おはようございます
十分に寝てきました。続き書きたいと思います

姫神は地味だから姫神であって、地味じゃなければそれは単なる巫女さんです

上条(あぁ……平和だ……布団あったかい)

上条(なぜ、同じ女の子。インデックスやビリビリとここまで違うんだろうか……)

上条(……まずは胸か。大きいよなぁ……風斬とか神裂と同じぐらい……それ以上か)


固法(んー。緊張しちゃうな……上条さんも男の人だし……)

固法(襲われたりしちゃったら……でも……上条さんになら……)

固法(や、ヤダ……私、何言ってるのかしら……寝よう。寝ましょう)

姫神「皆寝静まった。午前4時。私は。ここから。動き出す」

姫神「朝ごはんを作っておいて。シスターちゃん。家庭的アピール」

姫神「それが彼の耳に。そして―――

~~~~~~~~~~~~~~~

上条「姫神って家庭的なんだな。奥さんにしたいぜ」

~~~~~~~~~~~~~~~

姫神「ふふふ。うふふ。くふふ。」

上条「う……ううん(む……? この感触は……!?)」

ぼよん。ぼよよん

上条「なっ……!?(ふ、二つのプリン……!? 固法さんンンン!?)

上条「……(ベットから落ちたのか……どうする? 起こすか……!?)

上条(しかし……起こしたら恥ずかしい想いをするのは固法さんだよな……)

上条(……午前四時。あと二時間。そしたら早めに起きて事なき事に……!)

上条(うう……また起きてしまった。って、何で固法さんの寝顔が目の前に……?)

上条(そ、それにむ、胸が……前に当たってます。それにしても……まるで下着つけてないような……)

上条(いつの間にやら腕まで絡めてきてるし……どう見たって抱きついてるじゃないですか……)

上条(ちょ、あ、脚まで……し、静まれ……! 俺の超股間砲……!)

とある男子の超股間砲(ダンセーキ)で


上条(寝ろッ……! 寝て鎮めるんだッ……!)

上条(固法さんに当たってる様な気がするけど……んな事は無い。絶対に!)

上条(寝るんだ……寝ないと……zzz)

~~~~~~~~~~~~~~~
禁書「とーま、このプリン美味しいんだよ! ぷるっぷるだよ!」

上条「うわぁ……! こんなプリンが二つも……!」

固法「上条さん、あーん、して?」

上条「こ、固法さん……!? あ、あーん」

~~~~~~~~~~~~~~~

上条「うっ……」 

どぴゅ

上条(……こ、これは……)

上条(や、やっちまったァァァァァァァァァァァァ)

固法「う、うーん……おはようございます……って、あれ?」

シャー。

固法「シャワーの音? シャワー浴びてるのかしら……」

固法「って私、ベットから落ちて……迷惑かけてないといいけど」

固法「……家で抱き枕あるつもりで寝ちゃったかもしれないわね……はぁ……」

固法「ん? ジャージに何か付いてる……」

ぬる

固法「これ……リンス?」

上条(やっちまた……まさか……)

上条(で、でも直接、手は出してないし……俺が悪い訳でも……)

上条(第一、あんな夢がいけないんだ。何で夢は幻想殺しで防げないんだよォォォ)

上条(大丈夫……少し怪しまれるだろうけど、バレちゃいない……!)

上条(インデックスの時はなんともなかったのに……!)

上条(大丈夫だ。何も無かった。そう、Nothing)

上条(自身を持て。お前は記憶喪失を今まで数人にしかバレずに過ごして来たんだ)

上条(演技力なら……負ける気がしねぇ! いくぜ、上条当麻!)


上条「いやー、すいません。ちょっと汗かいちゃって」

固法「あ、そうですか(昨日……かなり寒かったわよね……?)」

固法「朝食作りますんで、待っていて下さい」

上条(固法さんの胸……いやにやわらかかったけど……本当に下着……あッ!?)

上条(昨日、風呂場に落ちていた布切れ……あ、あれは……!)

上条(となると……今の固法さんは……つ、つけてない……!)

固法「上条さん、こっち見てどうしたんですか?」

上条「い、いや、な、何でも、ありません……! 」

固法「なら、いいんですけど(バレて無い、よね。まさかつけてないなんて……)」

固法「はい、どうぞ」

上条「あ、どうも。いただきます」


上条「美味しいですね」

固法「そうですか? ありがとうございます」

上条「本当に毎日、固法さんが来てくれればいいのに」

固法「か、上条さんさえよければ……」

上条「冗談ですよ。それは流石に固法さんに悪いですしね」

固法「何から何までお世話になって……本当にありがとうございました」

上条「いやいや、こちらこそ。インデックスも喜んでましたし」

固法「そうですか。それじゃあ、シスターちゃんにも宜しく伝えておいてください」

上条「はい。それじゃあ、本当にありがとうございました」

固法「……それでは、また今度」

上条「さようなら」

禁書「こもえ! 起きたらなぜかご飯があるんだよ!」

小萌「うわ! 本当なのですよ! シスターちゃん、料理できましたっけ?」

姫神「午前四時に起きて。作った。どう? 私。家庭的?」

禁書「私は食べる専門なんだよ! 作れるのはお湯を入れて待つだけのカップ麺だけなんだよ」

小萌「科学の街、学園都市でも不思議なことはあるものですねー」

禁書「それに朝御飯とは思えない程の気合の入りようなんだよ!」

姫神「それはもう。三時間かけたから。」

ぷるるるるるるるるるる♪

上条「はい、もしもし。……小萌先生か。インデックスちゃんとしてますか?」

小萌「もちろんなのですよー。あ、上条ちゃん、バカだから補修でーす」

上条「え?」

小萌「だから、このままだともう一度、一年生をやり直す必要が出てきますよ? だから補修なのです」

上条「わ、わかりました。えーっと、インデックスは……」

小萌「私の家で姫神ちゃんといるので問題ないのですよ」

上条「はぁ。わかりました。んじゃ、学校で」

小萌「待ってるのですよー」

学校

青髪ピアス(以後「青ピ」)「聞いたでー、カミやん。昨日、女の人家に泊めたらしいやん」

上条「なっ、何でそれを!?」

土御門「しっかりと見たにゃー。しかも途中でシスターちゃんを追い払って。何してたかにゃ?」

上条「何もしてないっつーの!」

土御門「しかもだにゃ。カミやん、あろうことか俺の家に下着を借りに来たんだにゃー。勿論女物の」

青ピ「か、カミやん……何処までやれば気が済むねん……ボクぁ、うらやましすぎて……!」

上条「う、うるさい! 後、根も葉も無い噂をたてるなァ!」

上条「ふ、不幸だぁぁぁぁ!」

小萌「はいはい。これで補習授業を終わりにするのですよ」

小萌「あ、上条ちゃん。シスターちゃんは家で預かってるので、帰りに持ち帰ってくださいね」

上条「はいはい。はぁ……なんか疲れたぜ」

小萌「上条ちゃん……昨日は上手くいきましたか?」

上条「な、小萌先生まで……なんでそのことを……!?」

小萌「私に知らないことはないのですよ。まあ、がんばってくださいね」

風紀委員第一七七支部

佐天「こんにちはーっ!」

初春「さ、佐天さん! 勝手に入ってきちゃ困りますって!」

佐天「あれ? 固法さん、いないの?」

初春「ええ。今日は少し遅れてくるって言ってましたよ」

佐天「あー、そっか。んじゃ、来るまで待ってていいかな?」

初春「いいですけど……固法先輩に何か用ですか?」

佐天「へへ。まあ、ちょっとね」

黒子「ただいま戻りましたの」

固法「おはよう。すいません、遅れちゃって……」

初春「おはようございます、固法先輩」

佐天「こんにちはー!」

初春「佐天さんが固法先輩に話があるらしいんですけ……」

佐天「ハイ! 実は昨日、私、見ちゃったんですよ。……固法さんが男の人と歩いている所」

固法「なっ……」

初春「男の人? 固法先輩、彼氏いたんですか?」

固法「い、いや……あれは彼氏とかじゃなくて……」

佐天「うっそだー。彼氏じゃない人と一緒に食材選んだりしますかねー?」

黒子「ちなみに、その殿方とはどんな人ですの?」

佐天「えーっと、黒いツンツン頭で……白井さんが類人猿とか呼んでる人ですよ」

黒子「ま、まさか上条当麻ですの? こ、固法先輩まで……あの殿方は……」

固法「ち、違うわよ! 彼氏とかじゃなくて……! たまたまあの人の家に夕飯作りに行ってあげただけよ!」

黒子「それを世間一般では恋人と呼ぶのではありませんこと?」

佐天「そういえば、固法さん、今日来るの遅かったですけど何かあったんですか?」

固法「そ、それは……たまたま家を出るのが遅くなって……」

黒子「固法先輩が送れてきた事など今まで一度もありませんのに?」

黒子「まさか……あの殿方の家に泊まった……なんて事はございませんわよね?」

固法「いっ……いや、その……アレは……そう、仕方なかったのよ!」

初春「それじゃあ……本当に泊まったんですか!?」

固法「……え、ええ! そうよ! 泊まったわよ! 何か悪いの……!?」

佐天「で、何やったんですか? まさか単に泊まった、だけじゃないでしょ?」

固法「い、いや……普通に泊まっただけで……。別に変な事とかは……」

佐天「え? 一緒に寝たとかは?」

固法「ね……それは……えっと……その……確かにそうだけど……」

佐天「へぇ……。固法さんも女の子なんですねぇ」

固法「ぱ、パトロール行って来ます!」

佐天「顔真っ赤にして出て行っちゃいましたよ……」

黒子「固法先輩が上条さんとくっつくのならばそれはそれで構いませんわ。そうすればお姉様が……ぐへっへっへ」

初春「いいですねー。応援したくなりますよ」

黒子「ただ、お姉様がどう思うか。少々、不安は残りますわよね」

佐天「この事は御坂さんに教えない方が良さそうですよね」

固法「全く……最近、白井さん達が調子に乗ってるわね……」

固法「私のほうが4つも年上なのに……大体、高校二年生なら恋人ぐらい……上条さんは違うけど……」

固法「別におかしくないでしょ……そんなに変わったイメージあるからしら……」

固法「ん……アレは……」


美琴「だーかーらー、私と勝負しなさいよ!」

上条「またかビリビリ」

美琴「ビリビリ言うなゴルァァ!」

高二だったのか

>>180 高校生なのは確定だけど、それ以外は適当に。多分、それっぽい、みたいな感じで

美琴「大体アンタはいつも私との勝負を何だかんだ言って逃げ出して……」

上条「それはお前が所構わず電撃を撒き散らすからだろーが」

美琴「それが嫌なら、さっさと私に負けなさいよ!」

上条「ハイハイ。負けました。……これでいいか?」

美琴「……いい訳ないでしょうがァァァァ!」

上条「ふ、不幸だぁぁぁぁ! ……あ! 固法さん! ちょ、助けてくださいよ……」

固法「え、ちょっと……何やってるの?」

美琴「あ、固法さん。ちょっと、そこのバカ、貸してもらえますかね?」

固法「そこのバカって……上条さんのこと?」

美琴「ええ。ちょっと、そいつと勝負の決着を付けたいんで」

上条「ふざけんな! 何で俺がお前の都合で勝負しなきゃなんねーんだよ!?」

美琴「うるさい! とっとと勝負しなさいよ!」

固法「まあまあ。御坂さんも落ち着いて。こんな所で超電磁砲が戦ったら大変な事になるでしょう?」

固法「だから、本当に上条さんと勝負したいのなら、きちんと場所とかも決めて、安全な場所でやらなきゃダメよ」

美琴「……は、ハイ。……し、仕方ないから今回はお預けだからね!」


上条「はー。助かった……ありがとうございます」

固法「いつもこんな感じなの? 大変ね」

小萌「上条ちゃんと仲良くしてたあの子は恋人さんじゃないのですか?」

土御門「どうやらそうらしいにゃー。全く、カミやんも困ったものにゃ」

小萌「うーん。どう見ても、女の子のほうは上条ちゃんを好きそうだったし……これは先生が人肌脱ぎますか」

青ピ「流石、小萌先生やで~。惚れてまいそや」

土御門「で、どうするにゃ?」

小萌「やっぱり、上条ちゃんにあの子をもっと気に入ってもらうのですよ」

青ピ「わいは小萌先生に気に入ってもらいたいんやけどな~」

小萌「……さて、ここに映画のチケットがあるのですよ」

土御門「小萌先生、流石だにゃー」

上条「えっと……小萌先生、これは何でしょうか?」

小萌「何って、映画のチケットなのですよ」

小萌「今、話題の恋愛映画カップル限定版でもらったんですけど……使う相手がいませんのです」

上条「それなら俺だって……」

小萌「別に誘うのは本当の恋人さんじゃなくてもいいのですよ? 女の子を連れて行って来てください」

上条「それじゃあ、インデックスでも誘って行って来ます」

小萌「ダメですよ。上条ちゃん。ほら、チケットよく見てください」

上条「えっと……R-15指定。身分証明を行います……」

小萌「シスターちゃんは身分証明できないでしょう? なので高校生のお友達でも連れて行ってあげてくださいね」

上条「R-15かぁ……小萌先生じゃあ身分証明しても入れなさそうだよな」

上条「っつーか困ったな……よく考えたら知り合いに15歳以上が……」

上条「ビリビリは中2だし、御坂妹も……あれは生後数ヶ月か」

上条「困ったなぁ……同級生にも誘えそうな奴いないし……」

姫神「・・・・・・・」

青髪ピアスを誘え!

固法「あら、上条さん。こんにちは」

上条「固法さん。最近よく会いますね(固法さんか……お世話になったし……)」

上条「固法さん、映画とか興味ありますか?」

固法「映画、ですか。結構好きですよ」

上条「あ、本当ですか? ここに映画のチケットあるんですけど……一緒に行きませんか?」

固法「いいですね。私でよければ」

上条「ありがとうございます、それじゃあ、後で連絡しますね」

固法「二人きりで映画……デートみたい……」

固法「映画終わったら二人で食事して……街中歩いて……夜景の綺麗な所で……」

固法「お、落ち着きなさい。固法美偉。上条さんは別に映画を見に行こうって言ってくれただけなんだから……!」

固法「そう。映画。あくまで映画がメインなんだから……」

固法「……何着て行こうかしら。全然、服持ってないから……」

固法「初春さんとかに聞いてみようかしらね……」

なんかインデックスは最初に不法侵入してるし・・・
そういえばエンゼルフォールの時に学園都市から出入りしてたな

何かミスかも。イギリスに一時帰国でもさせときます

上条「あれ? インデックスって身分証明書持ってるのか?」

禁書「持ってるんだよ! これでも1●歳なんだからね!」

上条「はぁ……悪かったな。でも、もう固法さん誘っちゃったし……」

禁書「別に構わないんだよ。ステイルがイギリスで美味しいご飯食べさせてくれるって!」

上条「あ、そうか。それなら行って来い」

すいません。少し席を離れます
一時間・・・早ければ30分ぐらいで戻ってこられると思います

イングランドさん(´・ω・`)カワイソス

初春さんと佐天さんも上条さんに惚れたらいいのに

思ったよりも早く用事が済みました。再開します

ちなみに、イギリスでのインデックスは書くつもりありません
どうせ食べているだけなので

初春「服……ですか? 上条さんとのデートに着てくんですね」

固法「ち、違うわよ! 私だって服ぐらい買うわよ……だから、一緒に行きましょうって……」

佐天「水着の時に固法さんが着てた服、正直言って微妙でしたからねー」

佐天「変な服着てくと上条さんに嫌われてしまいますし、そこは結構重要ですよね」

固法「だ、だから上条さんとかじゃなくて……っ!」

初春「佐天さん、あんまり固法先輩をいじめちゃ可愛そうですよ」

初春「わかりましてって。それじゃ、固法先輩の私服を買いに行きましょうか」

「このモノトーンもシンプルでいいかも、ってミサカはミサカは商品を手にとってみたり!」

「ンに言ってんだァ? てめェみてェなガキは花柄フリルだろォが」

「それは単なるあなたの趣味かも、ってミサカはミサカは反抗してみたり」

「ハッ……!? まるで俺がロリオンみてェな言い方じゃねェか」

「違うの?ってミサカはミサカは普段から思っていた疑問を口にしてみたり」

「違ェよ!」


固法「……たくさん服があるのね……」

初春「固法先輩って、こういう所とか来ないんですか?」

固法「ええ。全然」

>>230 ×ロリオン→○ロリコン

ヤバイ。女物の服とか全然詳しくないのにこんな話にしちまったorz


佐天「えっと、まずは、固法さんの武器を活かしていきましょうか」

固法「武器?」

佐天「はい。この胸元を大胆に露出させたコレはどうでしょうか?」

固法「こ、コレは……ちょっと恥ずかしい……かな」

佐天「うーん。困りましたねぇ……」

初春「固法先輩は……スカートよりもズボンとかの方が似合いそうですよね」

佐天「あ、それいいかも。んじゃボーイッシュに行ってみる?」

初春「ボーイッシュ……パーカーとかですかね」

佐天「ん。そんな感じでいいかもね。さ、試着しちゃって下さい」

固法「……若い子たちは元気ね」

インなんとか 修道服
ねーちん Tシャツにジーンズ
姫神 巫女服
ビリビリ&妹  制服
風斬 制服


私服のヒロインいないね

佐天「こんな感じでどうでしょう……!」

初春「うわぁ、似合ってますよ! 固法先輩!」

佐天「これで上条さんとのデートもバッチリですね。がんばってください!」

固法「だ、だからデートじゃないの!」


「あなたはいつも同じ服だよね?ってミサカはミサカは小さな疑問を口にしてみたり」

「あァ、これはなァ、ル●ン三世みてェにスペアが幾つもあンだよ」

「え!? それ本当!?ってミサカはミサカは衝撃の事実に驚いてみたり」

「嘘に決まってンだろ」

固法「あ、もしもし……、上条さんですか?」

上条『固法さん、えっと映画なんですけど、明後日の十時でいいですかね?』

固法「はい。……楽しみにしてますね」

上条『こちらこそ。それじゃあ、また明後日』


固法「上条さん……服、ちゃんと見てくれるかしら……」

固法「あと……早く明後日にならないかしらね」

レールガンは漫画・アニメ見てるんだけど
禁書のほうは漫画とアニメしか見てなくて、原作未読

つまり、アニメ化以降の登場人物が全然わからない

翌日 風紀委員第一七七支部

固法(明日……上条さんと……デート、じゃなくて映画……!)

黒子「固法先輩?(呼んでも返事しないんですの。さっきからずっとボーッとしてますし)」

固法「へ、あ! 白井さん、何か用かしら?」

黒子「いえ。別に。固法先輩がボーッとしてたもので」

固法「べ、別にボーッとしてた訳じゃないけど……」

黒子「それじゃあ、そのPCの画面はなんですの。ずっと一つのキーが押しっぱなしですのよ」

固法「あ、やば……す、すいません」

固法「ついに……明日、なのよね」

固法「上条さん、買った服気に入ってくれるかしら……」

固法「映画館前10時集合だから……30分前の9時半には着いていた方がいいわね」

固法「観終わったら……時間的に二人で食事かしらね……」

固法「そしたら……その後は……あぁ、ダメ。緊張して眠れない……」

1期終了時点でアニメ化していない原作が10巻以上あったのはすごい
2期は確定として3期or劇場版orOVAぐらいまでやりそう
レールガンも2期やるかもしれないから凄い長寿になりそう

お気に入りの登場人物が後半登場の人は待つのが大変だけど・・・

午前五時

固法「結局……ほとんど眠れなかった……」

固法「えっと、シャワーとか浴びていったほうがいいわよね……隣に座るんだし……」

固法「もし変な臭いでもしたら嫌だし……マナーだから」


固法「まだ三時間もある……どうしよう……」

>>249 ×三時間→○四時間

午前九時

固法「待ちきれずに来ちゃったわ……早すぎたかしらね」

固法「……でも、もし上条さんが早く来たら少し長く一緒にいられるし……」

固法「い、いいよね。別に……。うん。それは悪くはない、かな」

上条「あれ? 固法さん? もう来てたんですか?」

固法「え? 上条さん……あなたもこんなに早く?」

上条「いやぁ、やることなくて。ついつい早く来ちゃったんですよ」

固法「そう。私と一緒ね。そしたら……どうします?」

上条「上映開始まで一時間近くあるけど……とりあえず劇場入っちゃいましょうか」

上条「固法さん、その服、似合ってますよ」

固法「え……! 本当?」

上条「ええ。いつもより女の子らしくて。いいと思います」

固法「あ、ありがとう……(やった……上条さんに褒められた)」

固法「映画、なんていうタイトルなんですか?」

上条「えーっと、俺もよくわからないんですけど……"マッドネス・ラブ"……恋愛映画、ですよね」

上条「知り合いからカップル割引券とかいってチケットもらったんですけど……」

固法「上映開始まで一時間近くありますね……」

上条「ちょっと早すぎましたかね……こんな広い所に俺達しかいませんし……」

固法「……待ってればすぐですよ。(緊張解けて安心したら眠くなっちゃった……)」

上条「あの……俺、何か買ってきますよ。何がいいですか?」

固法「えっと……上条さんと同じ物でいいです」

固法「わかりました、んじゃあ行ってきますね」

固法(上条さんって……優しいよね……それに一緒にいると安心するし……)

固法(安心したら……眠くなっちゃったな……映画始まる前に起きればいいわよね)

固法「…………zzz」


上条「ただいま戻りました―――って、固法さん……寝てるのか……?」

上条「風紀委員の仕事で疲れてるんだろうな……寝かしておいてあげるか」

上条「……本当に可愛いよな……。なんと言うか、大人っぽいし」

上条「こういう彼女がいる奴はうらやましいよな……」

上条「俺と来たら大した出会いもなく……全く。不幸だ」

「ずっと、彼の傍にいるって……」

「約束したんですよ。だから……彼に近づくあなたは邪魔なんです」

「いつまでも彼を誘惑して……。やめてくれませんか?」

「じゃないと……あなたを殺しちゃうかもしれませんから……」

「ふふふふふ……そうよ。私以外の彼に近寄る人が皆いなくなっちゃえばいいんだよね……」

「……だから、あなたもいなくならないといけませんね……残念です」

ごしゅっ。ぶしゅ、ざしゅ……

「ははははは……はははははははははははははははははははは……!」


上条「な、何だよ……これ」

「あらあら、どうしたんですか? 体が真っ赤ですよ……?」

「ほら、何か言ってくださいよ? さっきから全然動いてないじゃないですか」

「あなたは私の友達なんですから。いつもみたいに話しましょうよ」

「赤くてキレイですね……はははは……はははははははは…………」


上条(恋愛……映画、だよな?)

上条(どうみたってホラー映画じゃねぇかよ……通りで客が少ないと……)

上条(固法さんは……まだ寝てるのか。ちょっと、コレは刺激が強すぎるよな……)

固法「ううん……(寝すぎちゃったかな……)」

上条「あ、固法さん、起きましたか―――

固法「ひっ……!?(な、何……この映画)」

固法「な、何ですか……? これ……!」

上条「俺にも訳が……(小萌先生……なんていうセンスですか)」

邪魔な方々(中学生以下)を省く作戦だったのが……
どうしてこうなった

「人の腕って案外切りにくいんですね」

「ノコギリなんかでやってたら、時間がかかりすぎちゃいますか……」

「やっぱり、粉々に砕くのが手っ取り早いですかね」

「……はっ!」

ごんっ。ばきっ。ごしゅっ。どしゅっ。がっ。


固法「ひっ……やぁ……」

上条「だ、大丈夫ですか? 固法さん?(な、涙目で俺に抱きついて……!)」

固法「大丈夫ですけど……こ、このままでいい、ですか……?」

上条「は、はい。どうぞ……(やっぱり、これは怖いよな)」

ちょっと用事ででかけてきます

一人で頑張りすぎなんだぜ
ということで戻って来ました。再開です

「そうだ、二度と彼を誘惑出来ない様に、その邪魔な胸から切り取っていきましょうかね」

「泣き叫んだって無駄ですよ? もう、やるって決めちゃいましたから」

「ここは……包丁で大丈夫ですよね」

すっ。ずずず。がぽっ。ぽたっ

「あ、案外こっちは簡単ですね。料理となんら変わりありませんし」


固法「……あ、や……」

上条「(怖がってるな……)あの、出ましょうか?」

固法「大丈夫です……! せっかく誘ってもらったんですし……」

固法(ここを出たら上条さんから離れなきゃいけなくなるし……)

上条(腕切るって、案外難しいんだな……俺の場合はスパッといっちゃったけど)

上条(それにしても固法さん……涙目で抱きついてくるとは……反則ですよ)

上条(半分泣きそうな顔も可愛いし……普段がしっかりしてるだけあって……)

上条(……これが土御門たちの言ってた"ギャップ萌え"というやつですか)

「アレ……ねぇ、動いてくださいよ。あなたまで死んじゃったら……私、どうすればいいんですか?」

「ほら、ちゃんといなくなりましたから。私たちの邪魔をする人は誰もいませんからっ……!」

「だから……動いてくださいよ……」


上条「や、やっと終わりましたね……」

固法「はい……怖かった、ですね(これで……終わりなんだ)」

上条「で、出ましょうか」

上条「なんと言うか。すいません。まさかあんな映画だとは……」

固法「いや、いいんですよ。(上条さんと観れたし……)」

固法「それで、この後、どうしますか?」

上条「えーっと、どうしましょうか。何も考えてきてないんですけど……」

固法「それじゃあ一先ず、お昼ご飯食べませんか? お腹、空きましたよね?」

上条「あ、ハイ。それじゃ、行きましょうかね」

「てめェ、自分で頼ンだ物ぐれェ、食いきりやがれ!」

「写真と量が違ったんだもん、ってミサカはミサカはメニューと実物を比較してみたり」

「はァ!? ンな事ァどうでもいいんだよォ!」

「な、ならアナタが私の残りを食べてよ!ってミサカはミサカはハンバーグをあなたの前においてみる」

「チッ……仕方ねェなァ! 言っとくが勿体無ェからだからなァ!」

「間違ってもてめェの為なンかじゃねェから勘違いするんじゃねェぞォ!」


上条「俺が奢るんで好きな物どうぞ」

固法「いいんですか……?」

上条「よく調べずに誘ったのは俺ですから。ささ、遠慮なさらずに」

「とっても美味しかったんだよ!ってミサカはミサカは感想を述べてみたり!」

「あァ、そうだなァ……」

「好きな人と食べると美味しくなるんだよ!ってミサカはミサカは精神論を述べてみたり」

「てめェはどうなンだァ?」

「私? 私はあなたといれてよかったよ!ってミサカはミサカは笑顔で言ってみる!」

「……悪くはねェよなァ」


固法「ごちそうさまでした。……本当にいいんですか?」

上条「大丈夫ですって。暴食シスターさんの食費に比べれば安い物ですから」

固法「そう。ありがとね」

上条「さーて、これからどうしましょうかね?」

固法「あ、あの……」

上条「はい? 何でしょうか」

固法「わ、私の家に来ませんか……?」

上条「いいのでしょうかね? 俺みたいのを家に招待しちゃって」

固法「私も上条さんの家にお邪魔したし……嫌、ですかね?」

上条「いやいや、そんな事ありませんよ! 是非、行かせて下さい!」

固法「どうぞ……(わ、私、何やってんだろ……上条さんを家に……)」

上条「お邪魔しまーす(女の人の部屋入るのって……久しぶりだな……)」

上条(ビリビリとか小萌先生とは訳が違うし……なんというか、新鮮だな)

固法「そ、それじゃあ、座っていてください……飲み物持ってきますから」

上条(綺麗に片付いてるし……それに……心なしかいい匂いが……)

固法「はい、どうぞ」

上条「あ、どうも」

上条「……………………。」

固法「……………………。」

上条「……………………(き、気まずい……!)」

固法「……………………(私が誘ったんだから……何か喋らなきゃ……)」

上条「あの……」

固法「は、はひっ!?」

上条「あの抱き枕、可愛いですね」

固法「そ、そうですか……?(言えない。上条さんの家に泊まった時に、アレと間違えて上条さんに抱きつく夢を見たなんて……)

上条「あれ、使ってるんですか?」

固法「ええ……子供っぽいわよね……」

上条「いやいや。かわいらしいですよ」

固法「可愛らしい……ですか?」

上条「ええ。女の子っぽい趣味もいいじゃないですか。固法さん、普段は大人っぽいけど」

固法「そっ、そう……? それじゃあ、上条さんは……私みたいな人の事どう思いますか?」

上条「どう思うって……普通に良いとおもいますよ? こういう人と付き合いたいと思いますし」

固法「ほ、本当ですか!? ……私も、上条さんみたいに優しい人、好きですよ」

原作で上条さんに告白してる人って誰がいる?

固法「いっ、いや、何でも無いです……!」

固法(これじゃあ、まるで告白しちゃったみたい……!)

上条「ハハハハ…………」

固法「ハハハハ……」

上条(まさか、こんな良い人が俺に告白なんてする訳ないよな……)

上条「な、何かする事ありませんかね?」

固法「え、えーっと……ほ、本! と、図書館行きませんか? 私、よく行ってるんですよ!」

上条「図書館ですか? 俺、最近全然、本読んでませんから……行きましょうか!」

第七学区図書館

上条「いつもどんな本とか借りてるんですか?」

固法「最近は小説とか……、そういうのが多いですね」

上条「凄いですねー。俺なんか漫画ぐらいしか読みませんよ」

固法「文学には少なからず触れといた方がいいわよ。後で役に立つから」

上条「勉強になりますね。さすが、固法さん」

固法先輩の口調がイマイチはっきりしないな……
ちなみにインなんとかさんはイギリスに帰国中です

上条「で、オススメの本とかはありますかね?」

上条「ファンタジーとかSFとかがいいんですけど……」

固法「オススメ……ですか? えっと……最近はSFファンタジーが廃れてきましたからね……」

固法「やっぱり学園都市で本物が生み出されて、幻想が現実になりましたから」

固法「……少し昔の、2000年代の本なんかどうでしょうか?」

上条「2000年代、ですか。わかりました、探してきますね」

喉痛い件
こういう時って温かい飲み物と冷たい物てどちらが喉に悪いんでせうか?

>>360 間をとってぬるい固体

上条「……これでいいか」

固法「決まりましたか?」

上条「あ、はい。固法さんはどんなのを?」

固法「えっと、私は恋愛小説を。これも結構古いやつですけどね」

>>396 そげぶ

上条「…………(こんなのが書かれてる頃は能力者が作れるなんて考えてる人いなかったんだろうな)」

固法「…………(こういう恋愛って本当にあるのかしらね……)」

上条「…………(一方通行ならこんな奴、簡単に倒せそうだが……主人公は苦戦してるし……)」

固法「…………(このヒロインが好きな人……少し鈍感すぎないかしらね)」

固法「…………(これじゃあヒロインが可愛そうに思えてくるわね)」

上条「……ふぅ。やっと読み終わった」

固法「たまには本もいいんじゃないですか?」

上条「たまには、ですね。って、もう辺りが暗いじゃないですか。送りますよ」

固法「はい、宜しくお願いします」


固法「それじゃあ、今日は本当にありがとうございました」

上条「こちらこそ。楽しかったですよ、それでは」

植田佳奈かわいいじゃん

男の透視能力持ちっていいよな
レベルによってだけどすれ違う人を……

頭冷やしかてら風呂いてきます

現行

固法「上条当麻さん……か」
固法「上条当麻さん……か」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262096228/l50)
婚后・黒子「で、どっちを選ぶんです(の)?」上条「うーん」
黒子「と、当麻さんっ!///」
黒子「と、当麻さんっ!///」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261931321/l50)
木山「君は確か……。上条当麻君だったか」
木山「君は確か……。上条当麻君だったか」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261842945/l50)
佐天「なになに?最新式高性能トイレ?へぇー・・・」
御坂「え……?トイレが故障中?」
御坂「え……?トイレが故障中?」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262019035/l50)

上条「!ヤバッ」バッ

固法「?どうかしました?」

上条「!いえいえ!上条さんは何も隠してはいませんよ!」

固法「何か隠してますね……」

固法「見せなさい!」

上条「本当なんでもないですから!」

固法「いいです……(透視します!)」

固法「さーて何を隠…………////」バッ

上条「?どうしました?」

全体の一部に幻想殺しが触れてれば、それ自体が消されるだろうから
多分、上条さんを透視しようとして、見ている範囲に右手が無ければいけるはず

ただいまです。少しだけ頭冷やしてきました

固法「今日は楽しかったな……上条さんとずっと一緒にいられたし」

固法「……また、一緒に行けるといいけど……」

固法「……。ああ、やっぱり私……上条さんが好きなんだよね……」

固法「……んっ、あ。上条……さん。…………はぁ」

固法「おはようございます」

初春「おはようございます、固法先輩」

黒子「おはようございますですわ。あら、今日は機嫌が良さそうで」

初春「また上条さんと何かあったんですか?」

固法「ええ。昨日、彼と映画観に行ったの」

初春「へー。楽しかったですか?」

固法「とっても。彼といるだけでも楽しかったわよ」

黒子「……(前とは打って変わってキャラが違いますのよ)」

黒子「dat落ち最速王決定戦?」
上条「dat落ち最速王選手権?」

初春「それじゃあ、やっぱり固法先輩は上条さんが好きなんですね?」

固法「そうよ。私は上条さんが好きよ」

黒子「は、恥ずかしげも無く……大した先輩ですの」

固法「あら、あなたは人を好きになるのを恥ずかしいと思ってるの?」

黒子「そういう訳では……」

固法「ならいいじゃないの」

初春「……そうですよね(今日の固法先輩、なんだかカッコイイです……!)」

初春「で、いつ告白するんですか?」

固法「そ、それは……ちょっと……まだ、ね?」

黒子(あら、戻ってしまいましたの)

佐天「話は聞かせてもらいましたよー! 固法さん!」

固法「さ、佐天さん!? ……いつも思うんだけど、あなた、何で支部のセキュリティに引っかからないの?」

佐天「ああ、初春に頼んで私の認証データをいれてもらってるんですよ。自由に出入りできるように、って」

ttp://2d.moe.hm/index/img/index1333.jpg

このりんの体をジャッジメントしたい

>>422 なぜか凄くエロく見える不思議

固法「初春さん……佐天さんだからいいけど、こういうの基本的にダメだからね」

初春「わかりました。それじゃ、最後に上条さんを登録してやめますね」

固法「……何かしら。私もね、怒らない訳じゃないのよ?」

初春「すいません。以後気をつけます」

固法「今度から生意気言う度に頭の花を取っていこうかしら」

初春「そ、それは簡便してくださよ! た、大変なことになっちゃいます!」

寝ます。おやすみなさい
残ってたら書きます。また明日

頭の花取ったらどうなるの?

おはようございます。
ID変わってるけど>>1です。戻ってきました

佐天「え? 初春、その花に秘密ってあったの? ちょ、見せて!」

初春「ダメですよ、佐天さん~。禁則事項ですから~」

佐天「そう言われると余計に気になるんだよねぇ……ほら、見せなさい!」

初春「ひやぁ……! だ、ダメっ! あ、んっ!」


固法「……いつもどおり、騒がしいわね。パトロール行ってくるわね」

黒子「いってらっしゃいませ。あ、そうそう。最近"エレメント"なる能力者集団が悪さを起こしているとか」

黒子「それらが第七学区にいるとかいないとかで。一応、気をつけてくださいまし」

固法「エレメント? ……ええ。わかったわ。それじゃあ、行って来ます」

固法「いつの時代になっても集団で屯する連中っていうのはいなくならないのね……」

固法「全く。呆れるわね……」


「ねぇねぇ、エレメントっていう不良集団があるんだよ!ってミサカはミサカは情報公開してみたり」

「はァ? ンな奴ら関係ねェだろォ?」

「もし私がそいつらに誘拐されてあんな事やこんな事されても?ってミサカはミサカは大胆な質問をしてみる!」

「そン時は……ソイツら全員、まとめて地獄行きだなァ……肉の一片も残さねェよ」

初春「固法先輩、上手く行くといいですね」

佐天「あの人ならいけそうな気がするけどねー」

黒子「固法先輩が上条当麻とくっつけばお姉様は……ぐへっへっへ」

佐天「御坂さんが必ずしも諦めるとは限らないじゃないですか」

黒子「はっ……! し、しかし、若干病んでいるお姉様も……」

初春「放っておきましょう。付き合ってたらろくな事になりませんよ」

固法「あ、あそこにいるのは……(もしかして……)」

固法「上条さん……!」

上条「固法さん、最近よく会いますね」

固法「は、はいっ……(私にしてみれば嬉しい限りですけど……)」

上条「風紀委員のパトロールですか? 相変わらず大変ですね」

固法「それほどでも……あ、最近エレメントっていう能力者集団がいるらしいので、気をつけてくださいね」

上条「エレメント、ですか。わかりました、気をつけますね。ありがとうございます」

固法「それでは、パトロールが残っているので――――

不良A「見つけたぜェ……!」

固法「え……?」

車に力づくで固法を連れ込む不良ABC

上条「―――ッ!? お前ら、何やってんだ!?」

不良A「オイ、早く車出せ!」

上条「待ちやがれッ!」

上条「ま、待ちやがれッ!」

上条「く、クソッ!」

車にしがみつくが、発車して振り下ろされて路上にたたきつけられる。

固法「上条さ―――

上条「……く、ま……待ちやがれ……!」

風紀委員第一七七支部

ドンドンドンドン

上条「オイ、白井!? いるか!?」

黒子「(この声は……)うるさいですわね……何ですの?」

ガチャ

黒子「ちょっと、あなた……そのケガ……何があったんですの!?」

上条「俺なんかどうでもいい。固法さんが……!」

黒子「……!? 固法先輩が……! 初春! 監視カメラのチェックを!」

黒子「わかりましたわ。あなたも……そのケガじゃあまともに動けそうにありませんの」

黒子「後は私たちに任せて休んでいてくださいまし」

上条「ふざけるなッ!」

黒子「な、何を言ってますの!? 第一、一般人が出しゃばる事態じゃありませんのよ!?」

上条「そんな事はわかってる! でも、俺の責任なんだ……! 俺は絶対に固法さんを助けに行く」

上条「もし邪魔するってんなら……白井、お前でも容赦はしない。叩き潰してでも俺は行く……!」

黒子「……全く。あなたには呆れるばかりですわね」

黒子「いいですわ。お行きなさい。……それと、一つ私に教えてくださらないかしら?」

黒子「あなたは、何故、固法先輩を助けに行くのですか?」

上条「……俺に責任がある。そして、何より固法先輩は俺の大切な人だ……!」

黒子「……あなたになら安心して固法先輩を任せられそうな気がしますわ」

黒子「行きなさい。初春、場所はわかりましたの!?」

初春「は、はい! 第十九学区まではわかったんですけど……!」

黒子「十分ですわ。私達も後から行きますの。見つけたら連絡するのを忘れないでくださいまし」

上条「ああ……ありがとな! 白井! それじゃあ、俺、行ってくるぜ!」

第十九学区 とある廃墟ビル

固法「ンンー!」

不良A「ガムテープで口塞いでんのに叫ぼうとしてんじゃねーよ」

不良B「それにしても……この女、風紀委員だったとはな……」

不良C「どうやら戦闘向きの能力はねェらしいな……へっ、ちょろいもんだぜ」

固法「……(縄で縛られて動けないし……どうしよう……!)」

不良B「でも、もし別の風紀委員が攻め込んできたら……」

不良A「安心しな、俺達にはコレがあるんだ。負けやしねぇよ」

不良C「まだ出回ってたとはな……」

不良A「なんとか手に入れたんだ……運がよかったぜ。ほらよ」

固法(イヤホンをつけた……もしかして……)

固法(透視能力……! アイツのポケットの中……!)

固法(音楽プレイヤー……曲名は……"Level Upper"……!?)

固法(幻想御手の残り……! 回収しきれてない分があったなんて……!)

黒子『もしもし、上条さんですか?』

上条「白井!? 何かわかったのか!?」

黒子『ええ。固法先輩を誘拐した三名の能力がわかりましたの』

黒子『発火能力、空力使い、電撃使いの三名ですわ。全員、レベル2。あなたの力ならいけますわ』

上条「ああ……! わかった!」

レベルアッパーって大勢で使わないと意味ないんじゃなかた?

>>515 
3人で使ってんだrすいません、忘れてました。
他にも隠れて使ってる人が何人もいる、という設定で

不良A「

>>518 ミスった

不良B「で、捕まえてどうするんだ?」

不良A「決まってんだろ。調子に乗らないように痛い目に合わさねえとなァ……」

不良C「お、いいな、それ。この女、いい体してるし……」

固法「んんー! んっ……!」

不良A「いい加減、諦めろって。反抗的な目つきもしやがって……」

固法(う、嘘……い、いやだ……やめ……助けて……上条さん……)

上条「くそッ……何処にいるんだよ……!」

上条「固法さーん!」


固法(……!? 遠くから……上条さんの声……!? もしかして……)

縛られた状態で、置いてあったブリキ製のゴミ箱を蹴って音を立てる

不良A「なッ……! てめェ……! 余計な事してんじゃねぇぞ!」

不良Aが固法に対して電撃を放つ。固法の体がびくん、と跳ねた

固法「んっ……!(痛……目がかすんで……上条、さん……)」

ひとまず飯の時間なので、中断します

煮込みカツとか・・・脂っこすぎるぜ

ただいまです。

カァァン…… 

上条「さっきの音……こっちか!」


固法「……んっ……ふっ……あ、ああ……」

不良A「オイオイ……電撃でこんな反応すんのかよ……面白ぇなぁ……」

不良B「……ったく。風紀委員も一皮向けばコレかよ」

不良C「それじゃ、さっさとやっちまおうぜ」

固法(嫌……誰か……助けてよ……か、上条さん……)

上条「お前ら、固法さんから離れろ……!」

―――絶望の中でも忘れなかった。

―――自分勝手な事だったけど、ずっと思っていた。

―――一方的だけれども、それでも信じていた。

―――「上条さんは絶対に来てくれる」って。

上条「うぉぉぉぉぉっ!」

不良A「ぐぼへっ……!」

上条「固法さん! 今片付けますから……待っていて下さい」

不良A「てめぇ……レベル4相当能力者三人を止めらると思ってんのかァ!」

不良B「どんな能力持ってようが、俺達に勝てる訳ねぇだろォ!」

不良C「死にやがれ!」

不良たちの放った電撃、火炎、空圧砲を右手で全て打ち消す。

上条「いいぜ、お前らが俺を止められると思ってんなら……まずはそのふざけた幻想を打ち殺す!」

ちなみに

不良A→電撃使い 不良B→発火能力者 不良C→空力使い

各能力が属性っぽいから「エレメント」です

不良B「な、炎を打ち消した!?」

上条「っあァァァァァ!」 ゴンッ

不良B「ぐぼべぶっ……!」

上条「はぁ……はぁ……(走ってきたから……体力が……!)」

不良A・C「なめるなよォ!」

上条の後ろと前からほぼ同時に電撃と空圧砲が飛ぶ

上条「しまっ……!」

上条(空圧砲と電撃……同時に防ぐのは無理……ならッ!)

右手を前に突き出して、空圧砲を打ち消し、背中から電撃を受ける

上条「ぐっは……(き、効くなァ……!)」

不良C「どうだ……? ぐどぶっ……!」

立ち上がった上条の拳を喰らって不良Cが吹き飛ぶ

不良A「な、何故レベル4の電撃を喰らって……!?」

上条「この程度……痛くも痒くもねェんだよ!」

上条「こちとらな、学園都市第三位の電撃使いを相手にしてんだ……! てめぇのしょぼい電撃なんざ、何の意味もねぇんだよ!」

不良A「く、くそォ!」

上条におびえ、電撃を連発するが全て打ち消される

上条「歯ァ食いしばれ……てめぇの罪は、ちっとばっか重いぞ!」

不良A「ひ、う、うわぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ……」

ベリッ。するする。ぱたん。

固法「だ、大丈夫ですか!?」

上条「こ……このぐらい……大丈夫です、……よ」 バタン

固法「か、上条さん……!?」


.......数時間後

上条「う……ここは……」

黒子「あなたのお馴染み、病院ですわ」

黒子「実は彼ら、幻想御手を使ってレベル2から4相当に能力を底上げしてましたの」

黒子「まさかレベル4相当三名相手に勝ってしまうとは……流石、というべきでしょうか」

上条「こ、固法さんは……!?」

黒子「先程までいたのですが、固法先輩もケガ人ですので病室に」

黒子「ケガはスタンガンを喰らった程度で直ぐにでも回復するでしょうね」

黒子「それより、彼女に感謝してくださいですわ。あなたが倒れた後、私達を呼んで、今さっきまで十数時間、寝ずにあなたを看病していたのは固法先輩ですのよ」

上条「あ、ああ」

黒子「私にはお姉様という人がいながらも、今回ばかりはアナタに見とれてしまいましたの。かっこよかったですわよ」

上条「……白井……ありがとな」

黒子「あなたに礼を言われる筋合いはありませんのよ」

初春「あ、固法先輩。目が覚めましたか?」

固法「初春さん……か、上条さんは!?」

初春「別の病室に。さっき目を覚ましたって白井さんが言ってました」

固法「そっか。よかった……本当に……よかった……うっ、うう……」

初春「何、泣いてるんですか。さ、早く上条さんの所に行っちゃって下さい」

初春「上条さんのこと好きなんでしょう?」

固法「う、うん……い、行ってくるわね……!」

固法「か、上条さん……」

上条「固法さん……(な、泣いてる……?)」

固法「……無事で本当によかったです。上条さんに何かあったら……私……」

上条「泣かないでくださいよ。俺なら大丈夫ですから。心配かけて、すいません」

固法「そっ、そんな……私が悪くて……」

上条「やめてくださいって。今回ばかりは俺の自分勝手の賜物ですから」

固法「で、でも……」

上条「でもじゃありませんよ。固法さんは自分で色々と背負いすぎなんですって。少しは人に甘えてくださいよ」

固法「……な、なら、も、もう少しだけ抱きついていていい……?」

初春「すごくいい雰囲気ですね!」

黒子「全く……見てる方が恥ずかしくなってきますの」

初春「この調子で告白しちゃえばいいんですけど……」

黒子「あの殿方はまだ気づいていないんですの? 鈍いというレベルじゃございませんのよ」

固法(今なら……今しかない、よね)

固法「あ、あの上条さん!」

上条「はい、何でしょう……?」

固法「えっと、私……その、……あ、なんていうか……」

上条「どうしたんですか?」

固法「上条さんのことが好きなんです!」


初春「やりましたね!」

黒子「あらあらですわ」

固法「上条さんは……私のこと、好きですか?」

上条「……はい。俺も、固法さんのことが好きです!」

固法「……あ、ありがとうございます。……大好きです、上条さん」

上条「えっと、その。苗字で呼ぶのやめませんかね?」

固法「そしたら……当麻さん、でいいの?」

上条「ええ。そっちの方がいいでしょう?」

固法「そうね……そしたら、私は美偉でよろしくね」

上条「ああ。よろしくな、美偉」

固法「……当麻さん」

上条「美偉……」

固法(あ、当麻さんの顔がこんなに近くに……)

固法「……んっ」


初春「キスしてますよ! 白井さん!」

黒子「初春、なんでそんなに興奮してるんですの?」

固法「ん……ありがとう。」

上条「こ、こちらこそ……可愛かったですよ……」

固法「そうかしら。ふふ」

上条「俺が退院できたら、またどこか行きましょう。今度はマトモな映画探しますので」

固法「あら、別に当麻さんと一緒なら何でもいいわよ?」


初春「なんかいいですね!」

黒子「初春……そろそろ戻りません? バレたらどうなることやら……」

数日後

固法「退院、おめでとう。ケガは治ったの? 当麻さん」

上条「美偉が毎日来てくれたからな。すぐにでも退院できたぜ」

固法「そう? あ、私、もう戻るわね。パトロール抜け出して来ちゃったから」

上条「それじゃあな、美偉。デートの話はまた連絡するから」

固法「楽しみにしてるわよ。じゃあね」

風紀委員第一七七支部

初春・黒子「固法先輩、おめでとうございます(ですの)!」

佐天「お、めでっとー!」 パンッパンッ←クラッカー

固法「何やってるの。別に大した事じゃないでしょ?」

初春「いえいえ、私達、何もできませんでしたから。せめてお祝いでもと思って」

固法「あら、そう。それじゃあありがたく」

固法「あ、でもね。これで覗いていたのが許される訳じゃないのよ?」

初春「そういえば白井さん、御坂さんはどうしたんですか?」

黒子「お姉様には私から。それから上条当麻さんの所に行ったみたいですけど」

黒子「最初は少し泣いていましたけど、「まだ諦めた訳じゃない」との事ですわ」

初春「……御坂さんもがんばってるんですね」

黒子「今回の件で少しでも私に振り向いてくれると思ったのですが、逆効果でしたわね」

初春「白井さんも彼氏作ればいいんですよ」

黒子「私はお姉様一筋ですの。殿方に興味はございませんのよ」

デート当日 集合時間午前10時

上条「9時……緊張しすぎて早く来ちまった……」

固法「おはよう。当麻さん。また早く来ちゃったわね」

上条「美偉もか。前と変わらないな。これじゃ」

固法「いいんじゃないの? 変わらないってのも良い事だと思うわ」

上条「だよな。うん、変わらない日常が一番」

固法「お邪魔しまーす」

上条「はいはい、どうぞ。何か出しますんで待ってて下さい」

固法「……前とは全然違うわね」

上条「え? そうですかね。違うのは精々同居人がいないぐらいですけど」

固法「違うわよ。……私の当麻さんに対する気持ち、かしら」

固法「好きよ、当麻さん」

上条「美偉……」

固法「……んっ」

上条「俺も……好きだ、美偉」

固法「あっ……」 バタッ

固法「そ、その……」

上条「ん?」

固法「わ、私……初めてだから……優しくしてね」

上条「あ、ああ……」

禁書「とーま! ただいまー!」

上条・固法「!?」

禁書「あれ? とーま、何でみいと一緒にベットにいるの?」

上条「い、いやこれはだな……」

禁書「服も何か半分脱いでるし……」

固法「こ、これは……暑かったのよ!」

禁書「日本は暑いの? ふーん。で、みいは何でいるの?」

固法「夕飯……シスターちゃんが帰って来ると思って、夕飯を作りに来たのよ!」

禁書「やったー! みいのご飯は美味しいんだよ!」

上条「そ、そうだな……」

固法「じゃ、じゃあ買い物行こうかしら……当麻さん、行きましょう」

禁書「私も行くんだよ!」

上条「あ、ああ。美偉、コイツが着いてきてもいいよな?」

固法「い、いいわよ! 三人で行きましょう!」

固法「何作ろうかしら。当麻さんは何がいい?」

上条「美偉の作る物なら何でも」

禁書「二人とも仲良くなってるね! 前より夫婦みたいなんだよ!」

固法「夫婦ですって。どう思う? お父さん」

上条「い、いいと思うぜ? ……お母さん」

~fin~

残念ながらヤンデレールガンルートは存在しません

まだまだ続くよ!

とある二人の数年後

「おめでとう! 二人とも、すっごく似合ってるんだよ!」

「どういたしまして。インデックスちゃん」

「今日は美味しい料理期待してるからね!」

「お前はいつまでたってもそれだな……ったく。やれやれ」

「とびっきり美味しいお料理をご馳走するわね。楽しみにしててね」

「おめでとうございます。……花嫁姿、似合ってますよ」

「おいおい、ビリビリ。俺には何も無いのかよ?」

「いつまでもビリビリ言うな!気をつけて下さいね。コイツ、他の女の人に盗られちゃうかもしれませんから」

「大丈夫よ。私が絶対にそんな事はさせないから。もちろん、あなたにもね」

「わ、わかってますよ! アンタもよかったわね、アンタみたいなのと結婚してくれる人がいて!」

「お前は何時までも変わらねーな。ありがとな、美琴」

「なっ……何でお前が!? 通知の返事出さなかっただろ!?」

「俺は行く気なンぞ無かったがな、コイツが煩くてなァ」

「ひ、ひどいよ! 結婚式に出るぐらいいいじゃない!」

「ったく……テメェも柄にも無ェ格好してやがンなァ……」

「何言ってるの。私達もちゃんとこういうことするんだからね!」

「わかってらァ……てめェが16になったら幾らでもしてやるから待ってやがれ」

「へへへ。ありがとね!」

「大っぴらに抱きついてンじゃねェ!」

「おめでとうなのですよ! いやぁ、教え子の結婚式に呼ばれる日が来ようとは……先生、想像もしてませんでしたよ!」

「それにしても成長したのですね! とても大人っぽいのですよ!」

「小萌先生は全くと言っていいほど変わってませんけどね。そのドレス、子供用ですか?」

「し、失礼しちゃいますね! オーダーメイドなのですよ!」

「ほら、あんまり先生からかっちゃダメでしょ? ……子供はこういう子がいいわね」

「アナタも十分からかってますよ!」

「やーやー。おめでとうにゃー。いやぁ、全く。もったいないほど綺麗なお嫁さんだにゃー」

「ありがとうございます」

「ほんまにフラグメーカーが誰か特定の人とくっつくとは思わなかったで」

「あ、コイツに飽きたら是非わいの所来てくれや~! 人妻最高やで~!」

「……お前は何を言ってんだ!」

「ま、二人ともお幸せににゃー」

「結局、結婚まで至るとは。思いもしませんでしたの」

「おめでとうございます、先輩! 花嫁姿、とても似合ってますよ!」

「いやぁ、綺麗ですね。私も着てみたいなぁ、なんて」

「佐天さんも相手を探せばいいじゃないですか」

「それが出来たら苦労しないんだよ! どれ、今日のパンツは……大人っぽくなりましたねぇ」

「ひゃぁっ、佐天さん! 大人なんだから、そういうのやめてくださいよ!」

「全く。彼女達も変わってないわね。……初春さんの花は多くなってるし」

「あ、最近は毎日変えてるんです。前は季節で変えてたんですけどね」

「そのうち花で頭が覆いつくされそうね……」

「ご結婚おめでとうございます。お似合いですね」

「やあ、インデックスは何処だい? ボクは君達に用があるわけじゃあ無いんだ」

「神裂、ありがとな。……インデックスは調理場の前だろ。さっさと行って来い、ステイル」

「……インデックスは元気にイギリスで暮らしていますよ。今はステイルと同じ大学に通っています。相変わらずよく食べますが」

「機会があったら、また彼女に会いに来て下さい。放っといても彼女が日本に来そうですが」

「そうですね。……新婚旅行は……イギリスにするか?」

「あなたが行きたいなら、私は何処にでも着いて行くわよ」

「……そろそろだな」

「なんか緊張してきたわね……私、これから上手くやっていけるかしら」

「大丈夫だって。俺がついてる」

「……そうね。ありがとう」

「……愛してるぞ、美偉」

「私もよ、当麻さん」

~fin~

これで正真正銘の終わりです
今まで保守してくれた方、レスしてくれた方、本当にありがとうございました

それでは、機会があったらまたどこかで




最後に姫神出すの忘れた

よく考えたら御坂妹も忘れてた・・・
御坂妹は出てないけど・・・少し追加で書くか

ああ、ニヤニヤさせてもらった、乙

ただ呼称が当麻さん、美偉じゃなくて
当麻、美偉さんのほうが俺はしっくり来る

>>695
上条さんは人にさん付けするイメージなかった
逆に固法先輩は誰に出もさん付けするイメージがあった

固法「上条当麻さん……か」
固法「上条当麻さん……か」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262096228/)
佐天「よーし、じゃあ初春にネコミミを授けよう!」
佐天「よーし、じゃあ初春にネコミミを授けよう!」 - SSまとめ速報
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木山「君は確か……。上条当麻君だったか」
木山「君は確か……。上条当麻君だったか」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1261842945/)
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御坂「え……?トイレが故障中?」
御坂「え……?トイレが故障中?」 - SSまとめ速報
(http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1262019035/)
上条「上条さんはただの人間にしか興味ありませんよ」

現行とあるスレ
抜けがあったらスマン

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