インなんとか「トウマの頭がおかしくなっちゃったんだよ!!」(38)

よーし、発散するわ。ゲヘヘ

イン「私の魔術のせいでトウマがおかしくなっちゃったかも!!」

トウマ「ほげー」ポリポリ

イン「猿が頭掻いてるみたいなんだよ!」

カエル「これは脳細胞が著しく死滅したのが原因だね、僕でも治せないよ」

イン「トウマがかわいそうなんだよ!!1」

イン「そして私のご飯が心配かも!!」

カエル「君ねぇ……」

数日後

カエル「一応体の傷は完治したけど……」

イン「家に帰るんだよとうま!!」

上条「んーっ、んー!」ドンドン!

イン「帰るんだよーっ!」グイグイ

上条「うんっ!」バキッ

イン「ぐはっ」ドサッ

上条「ほげげーっ!!」

イン「とうまが逃走したんだよ!!」

カエル「こるは由々しき事態ガンスねぇ」ホジホジ

とある公園

上条「んーっ! ウホホッ!!」ドンドン!

御坂「ん? …あいつ」

上条「……」ポチポチ

御坂「自販機のボタンを連打してるわ……」

上条「……」イラッ

バキッ!

御坂「……自販機を殴ってる」

バキッバキッバキッ!

御坂「ちょっと! それ以上殴ったら手ぇ痛めるわよ?」

上条「うん?」クルッ

御坂「うわっ!!」

御坂(涎だらだらで目の焦点あってないじゃない……)

御坂「な、何があったのよあんた……」

上条「ソゲーッ!」バキッ

御坂「ぐはっ!?」

上条「ほげげーっ!!」ズダダダダダダッ

御坂「いたた……何なの!?」

一方通行「コーヒー、コーヒーっとォ……」ウィーン

イラッシャイマセー

一方通行「今日の♪ ンンッ、コーヒーはァ。あらよっと! ど、れ、に、しよォかなァ?」クイックイッ

店員(なんだこいつ……)

一方通行「やっぱ、ジョージかァ?」ヒョイッ

ウィーン イラッシャイマセー

上条「おん?」ポリポリ

一方通行「ふンふふーン♪」カチャカチャ

上条「…」ズイッ

一方通行「あン?」

上条「んー…」キョロキョロ

一方通行「なんだァ? あンたもコーヒー買うンですかァ?」

上条「…」ジィー

一方通行(なンだこいつ……)ジロ

上条「…」

一方通行「チッ、こっち見ンじゃねェよ」

上条「んげぇぇ!!」バキッ

一方通行「ぐはっ!?」

上条「おんげぇぇ!!」バキッバキッ

一方通行「おげっ!? ぐげっ!?」ドサッ

上条「おおおおお!?」ズダダダダダダッ

ウィーン アリャットヤシター

一方通行「な、何が起こった……」ピクピク

―とある学生寮

イン「…と、言う訳なんだよ」

神崎「それは由々しき事態ですね」

タバコ「そうだねぇ~」スパー

イン「なんとかしてあげて欲しいんだよ!!」

タバコ「そうは言ってもねぇ~…」プハー

タバコ「脳を修復する魔法なんてあったかい? 神崎」

神崎「覚えがありませんね……」

イン「そんな……」

タバコ「ま、でも任せておいてよ。彼はボク等がなんとかする」スクッ

神崎「ええ」スタッ

イン「ホント!?」

タバコ「ああ、本当さ」

タバコ(この際事故と装って彼を亡き者にしてしまえば、僕がこの子と一緒にいられるよ)

神崎(ど素人が!! ナイスアイデアです!!)

タバコ「じゃあ行ってくるよ」

イン「頼むんだよ!!」

神崎「任せておいてください!!」b

タバコ「魔術士名……fなんとか……改めて名乗るよ上条トウマ」

神崎(私、自分の魔法名忘れました)ホジホジ

タバコ(いいんじゃないか?)

神崎(そうですね、ど素人が!!)

上条「……」ドンドン

ういはる「なんでしょうあのドラミングしてる気持ち悪い人は……」

サテン「しっ! 目を合わせちゃだめよ!!」ボソボソッ

上条「…」ジィー

ういはる・サテン(!!?)

ういはる(ど、どうしましょうサテンさん!!)

サテン(しっ! 気付かないふりしてやり過ごすのよ!!)

上条「…」ジィー…

上条「……」タタタッ

ういはる「え!?」

上条「んーっ!!」ズダダダダダダッ!

ういはる・サテン「ギャアアアアアアア!!」

ういはる「どどどどうしましょう!!?」

サテン「とりあえず逃げるのよ!」

ダダダダダダダッ

また後で

実際脳細胞死んだらこうなるだろjk……

神崎→神裂
トウマ→とうま

わざとか?

>>14
ありがと、素で忘れてた。

ジャッジメント支部

黒子「男子生徒が女生徒二人を追い回しているですって?」

おっぱい「そうよ、至急現場に向かって!」

黒子「了解ですの!!」シュンッッ

―――

ういはる「ぜぇ…ぜぇ…、まきました?」

サテン「まきました……」フゥ

ういはる「はぁぁーっ……一体何なんですかあれー!」

サテン「こっちが知りたいわよ!」

黒子「大丈夫ですの!? 二人とも!」

ういはる「白井さん?!」

サテン「助けにきてくれたんですか!? 良かったー!」

黒子「それより状況を説明してください! その暴漢とやらはどちらに?」

サテン「さぁ……今頃通りで私達を探し回ってるんじゃあ……」

ういはる「あわわわ……サテンさん!! 白井さん!!」ガタガタ

上条「…」ジィー

サテン「ギャアアアアアアア!!」

黒子「あいつですの!?」

ういはる「そ、そうですぅぅぅ!!」ヒギィィ


上条「うおおおお!!」ドンドンドンドン!

黒子「おとなしくなさい! ジャッジメントですの!!」

上条「おおおおお!!」ダダダダッ

ういはる「きたぁぁぁぁぁ!?」

黒子「させませんの!!」バッ

上条「怪我するぜ…」キリッ

黒子「えっ……」ドキッ

上条「そげぇぇぇ!!」ドゴォォ!!

黒子「ほげぇぇぇ!?」

サテン「白井さん!!」

ういはる「こ、こうなったら……」

サテン「どうするの!?」

ういはる「仲間のふりして難を逃れます!!」ドンッ

ういはる「ほ、ほげ?」

上条「きめぇぇぇぇぇ!!」バキィィ

ういはる「んげぇぇぇぇぇ!!」

上条「オラッ! オラオラッ!」ドカッバキッ

ういはる「 」シーン…

サテン「ういはるぅぅぅぅぅ! 死ぬなぁぁぁぁぁ!!」

上条「うおおおお!!」バキッ

サテン「ほぎゃっ!?」ゲフッ ドサッ

上条「……」

ういはる「 」

サテン「ご…げ……」ピクピク

黒子「…」

上条「…」ニコッ

上条「うりりりりりいいいいいい!!」ズダダダダダダッ

一方通行「あン? 実験内容の変更ォ?」

研究員「そうだ、ターゲットを変更する」

一方通行「で、そのターゲットとやらはどいつだ」

研究員「こいつだ」

上条『そげーーーっ!!』ズダダダダ

一方通行「こいつはァ……!!」

研究員「どうだ? やる気になったか?」

一方通行「…面白そうじゃねェか……」ニヤッ

タバコ「そろそろ彼が来るね」スパー

神裂「はい」ホジホジ

タバコ「その鼻をほじるのをやめないか……?」

神裂「あなたがタバコを吸うのをやめたらやめますよ」ニコ グリグリ

タバコ「僕の法依に鼻糞をつけないでほしいね……まったく」プハー

神裂「紙がないのです」ホジホジ

タバコ「……」

上条「…」ズダダダダダダッ

タバコ「来たよ。…やれやれ、野に放たれた犬のように走っているよ」

神裂「保健所にでも送りましょうか」

タバコ「そりゃいい考えだっ……とぉ」バッ

上条「!?」

タバコ「はーい、そこでストップだよ」

神裂「訳あってあなたを斬ります」

上条「…」

タバコ「…黙っていたら凄まじい気迫だね」

神裂「なに、ど素人ですよ」ドヤッ

タバコ「ならさっさと片付けてくれるかい?」

神裂「ええ! 我が魂の刀よ……ここに出でよ、そしてあの男を――」

タバコ「いつも思うけど、その文句は絶対言わなきゃダメなのかい?」

神裂「あっ…ど素人が!! また最初からです!! 我が魂の……」

タバコ「やれやれ……」スパー

上条「そげぇぇぇ!!」バキッ

神裂「ぐはっ!!」

上条「ウンン~っ!!」ドカッバキッ

神裂「 」シーン

タバコ「何、神裂が……」スカスカ

ステイル「あれ? 僕のタバ――」ドサッ

上条「タバコが本体、か……」ポイッ

上条「ソゲーッ!」ズダダダダダダッ

上条「……」テクテク

御坂「ちょっと待ちなさい!!」

上条「?」ホゲ

御坂「あんた、町の至るところで悪さしてるみたいじゃない!!」

上条「……」ポリポリ

御坂「あたさが退治してあげるわっ!!」ビリビリッ

上条「…」スッ キュィーン!

御坂「やっぱ効かないか、それなら!」

ザザザザザ…

御坂「砂鉄の剣! これなら防げないでしょ!!」

上条「ンーッ!」ダダダダッ

御坂「突進!? 捨て身ってわけ? 馬鹿ね!!」ザララララッ

上条「ソゲーッ!」キュィーン!

御坂「えっ!?」

上条「オラァァァア!」バキッ

御坂「ぐはっ!!」

上条「ンーッ」ドカッ

一方通行「そこまでにしとけェ」

上条「!?」バキッズドッ

御坂「 」

一方通行「おい……ったく、なンなンですかァ? お前はよォ……」

上条「…」ジィー

一方通行「言葉は通じねェなこりゃ……」

上条「ウッホウッホ」ドンドン!

一方通行「なァンだそりゃ……エ○ゴリくンですかァ?」

上条「ウッホーっ!!」バッ

一方通行「チィッ! ……このキチガイがァ!!」バッ

上条「ソゲーッ!」バキッ

一方通行「おごっ!?」

上条「ンーッ!」ドンドン!

一方通行(やっぱなンでかこいつには能力が効かねェ……伊達じゃねェって事かよ)

一方通行「それならっ!!」キューン!

ビル「わしを受けられるか?」ゴゴゴゴゴ…

一方通行「ビルの下敷きになりやがれェ!!」ゴバッ

上条「!?」

ドシャーン!

一方通行「やったか!?」

上条「そげーーーっ!!」

一方通行「チィッ!」ニゲッ

上条「…」ドンドン!

一方通行「くそ……遠距離から攻撃しねェと……」チラッ

車「オーライッ!」

一方通行「おらァァァ!!」ブンッ

上条「…」サッ

一方通行「チッ……」チラッ

上司「おい上原ァ!!」

一方通行「おらァァァ!!」ブンッ

上条「…」サッ

上司「ぐげぇぇぇ!!」グシャッ

一方通行「なンであたンねぇ……」ハァハァ

上条「……」ニタッ

一方通行「…」ゾクッ

上条「おおおおお!!」ズダダダダダダッ

一方通行「ひィィ!!」キュィーン!

一方通行(あ、足のベクトルを反転ン! 全力で逃げるしかねェ!!)

上条「…」ジィー

一方通行「!!?!??」

一方通行(なんでこいつついてきてやがる!?)ビクッ

上条「そげぇぇぇ!!」バキッ

一方通行「げェっ!!」ピューン

ドサッ

一方通行「あ、ありえねェ……」ガクガク

上条「あ、ありえねェ」テクテク

一方通行「おお、俺は学園都市一位なンだぞ……」

上条「おお、俺は学園都市一位なンだぞ……」テクテク

一方通行「な、なめんなァァ!!」バッ

キュィーン!

上条「……」

一方通行「き、効いた……?」

上条「…」キョロキョロ グッパグッパ

一方通行「……?」

上条「治ったぁぁぁぁ!! 肌の血流がベクトル変換で良くなって……治ったぁぁぁぁ!!」バンザーイ!

一方通行「あ、あァ?」

上条「お前のお陰だよ、ありがとう!」ニコッ

一方通行「あ、どういたしましてェ」

上条「ところで俺、お腹すいちゃったな~」チラッ

一方通行「ァ……?」

上条「誰か上条さんに奢ってくれる、親切な人はいないかなぁ」チラッ

一方通行「はァ? なに言ってンですか? お前」

上条「ンーッ!」ドンドン!

一方通行「!!!」ビクッ

上条「あ、あれれ? 今上条さんの体が勝手に……」チラッ

一方通行「分かった、分かりましたァ! 何でも買いますゥ!!」

上条「おお! そうかそうか!! 君は親切な人だなぁ!!」バンバン!

一方通行「は、はァ……」

一方通行(不幸だ……)

上条「たっだいま~! 久しぶりに満腹になって上条さんは大満足ですよ~」

イン「おかえりなんだよとうま!! それで私のご飯はどこにあるのかな!?」

上条「……」

イン「とうまったら!! 噛むよ!?」

上条「死ねぇぇぇぇぇ!!」バキッ

イン「おげぇぇぇ!!」ブハッ

終わり。

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