美琴「最近、アイツ見かけないわね・・・」(713)


かれこれアイツとは二週間は会っていない。

違う学校に通っている上に学年も違うのだから傍から見ればなんでもない事かも知れない。

でも、下校時間にいつもの自販機前で「たまたま」会うのはもはや習慣のようなものだった。



美琴「なんで来ないのよ・・・あの馬鹿・・・」


現在、美琴はいつもの自販機前で上条当麻を待ち構えている。

そこまでして上条当麻に会う事には理由がある。
美琴は手に握られている封筒に目を落とした。

美琴「アイツ、どんな反応するかな・・・」

中身はペア旅行のチケット。数日前に母である美鈴から送られて来た物だ。
有効期間は冬休み中。学園都市に居る内に誰かを誘っておきなさい、との事だった。


上条当麻には恩がある。自分の命だけでなく、一万人近い「妹達」を救ってくれた。
実際そんな事は建前なのだが、その建前を口実に、彼との嬉し恥ずかし海外旅行を楽しもうと画策している美琴である。

美琴「今何時だっけ・・・」

緑色の携帯を取り出すが、画面に明かりはない。
・・・タイミング悪く故障中だ。


美琴「はぁ・・・・」

大きくため息をついて辺りを見回す。
人影はほとんど無く、太陽も沈みかけている。

美琴「今日の所は引き上げるか・・・
明日こそ・・・・」

明日は土曜日。なにがなんでも上条に会いたい美琴は朝からここに張り込む事を決めた。

私も相当暇人だな、と考えつつ足を寮に向けた。


美琴「ただいまー・・・」

黒子「お姉様ぁぁぁ!ぐふっ!」

扉を開けるなりいきなり飛び掛かって来た黒子を文章では説明出来ない感じに撃退した。

黒子「き、今日は一段と過激ですわね・・・・」ガクッ
美琴「うるさい!アンタがそんなんだから、私のモバイルゲコ太が壊れたんじゃない!」

黒子「だから、あれについては何度も謝罪を・・・」


美琴「ったく・・・・」ボスッ
黒子を無視してベッドに倒れ込んだ。

黒子「あれ?お姉様、お疲れで?」

美琴「別にそんなんじゃないわよ・・・」

黒子「また上条さんですの?」

美琴「・・・・・」

黒子「まあ、黒子には関係のない事ですけど、お姉様にはもう少し素直になる事をオススメしますわ。」

美琴「・・・・分かってるわよ、そんなの。」


次の日、午前9時。
いつもの自販機前に美琴は居た。

美琴「はぁ・・・こんな朝早くから何やってんだろ、私。」

とは言っても、冬休みまで日数は少ない。
大晦日までには殆どの学生が実家に戻る。上条もおそらくその一人だろう。


美琴「アイツ、早く来ないかな・・・」ドキドキ・・・


午後12時。
まだ上条は来ない。

美琴「冷えて来たわね・・・」

美琴「・・・・・」

美琴「・・・・べ、別に寂しくなんか無いんだから!」

美琴「早く来なさいよ、あの馬鹿・・・・」

午後12時って真夜中じゃね


午後3時。

美琴「・・・・・・」

美琴「寂し・・・・・くない・・・」

美琴「・・・・・・」




「あはは。そうなんですかー?」

「その時俺は思ったね、不幸だー。」


美琴「!!」

>>16
ごめんなさい午前でした

鬱展開になるなら早めに言ってくれ!

見ないから


アイツだ。アイツが来た。
向こうの方に見慣れたツンツン頭が見える。

それだけで美琴の心は、とてつもない安心感で満たされた。

いつものようにアイツに向かって駆け寄る。

美琴「いたいた、見つけたわよ、ア・・・」

足が止まった。
上条は、誰かと楽しそうに話している。

佐天×上条は好きだが佐天がウザイキャラになるのは許せない





ちなみにこのスレは美琴×上条で進めて欲しい

>>27
・・・・・ゴメン。

>>29
一応上琴です。


美琴「・・・・え?」

相手は木が邪魔で見えなかったが、女である事は分かった。


上条「なあ、こ・・事で本当・俺に出・・・が舞い降りて・・のか?」

そこそこ距離があるせいで、なかなか会話が聞き取れない。

?「まあ・・・発・者は・井さんですし・・・」

そう言って、女の方が上条の手をとった。


美琴「あ・・・あ・・・」


美琴は走ってその場から去った。


上条「あれ?今だれかいなかった?」

?「さあ?(もしかして・・・)」




美琴「・・・」

美琴「ふ、ふふ・・・」

美琴「なんだ、そーゆう事だったんだ。あはは。」

この二週間、何故彼と会えなくて、美琴の前に姿を現さなかったのか、美琴は簡単に理解できた。


美琴「あはは。そーよね。考えてみれば簡単だったわ。」

美琴「アイツは・・・最初っから私の事なんか・・・」

美琴「どーでもよかったんだ・・・」

美琴「・・・・・」

美琴「・・・うぅっ・・・」ポロポロ

美琴「なんで・・・なんで私じゃないのよ・・・」


二日後。

上条「さて、そろそろ実家に帰る準備でもするかな・・・」


Prrrrr・・・・


上条「あー、はいはい今でますよー。」


ガチャッ


黒子「もしもし!上条さんですの!?」

上条「(このババァ声は・・・)ああ、白井か。」

上条「それにしても何だったんだ?
いきなり、「佐天さんと恋人のフリをしてくれ」って?」


黒子「その事ですけど、悪い方向に転んだみたいですの!」

上条「はぁ?まさかお前、「そうすれば出会いが来る」ってウソだったのか!?」

黒子「それどころではありませんのっ!
お姉様が・・・お姉様が・・・!」

上条「なっ・・・ビリビリがどうかしたのか!?」

黒子「二日前から寮に戻ってないんですの!」

黒子はどんな展開を予想してたんだ?


午後10時。

美琴は橋の上に居た。
何度も上条とのケンカの舞台になった橋だ。

「はぁ・・・またアイツか。」

この二日間、美琴は第七学区を浮浪していた。
しかし、どこもこの橋と同じように、上条との思い出が付き纏った。

今思えば始めて会った時から、上条の事ばかり考えていた。
最初は敵として、途中からは異性として。

ずっと上条だけが自分の心の支えだったのだ。

>>50
若干、仲よさ気な二人を見せつけて、美琴に危機感を感じさせる→上条に対して素直にさせる。みたいな感じ。


その唯一の心の支えが失われた今、美琴の心は空っぽだった。

美琴「さよなら、ね。」

そう呟くと、カバンを置いて、美琴は橋の手すりに登った。

下を見ると黒い川。高さは結構あるが、下は水だ。落ちただけでは死なないだろう。

美琴「もう、疲れちゃったな・・・」

今から堕ちるのに、不思議と怖くは無かった。


その時、慌ただしい足音がした。

「何やってんだよ、お前!」

そこには、今、一番会いたくなくて、一番会いたかった彼がいた。

みこと嫌いだから支援
ただみことと上条がくっつく展開なら荒らすから

>>60
ま た お 前 か

盛り上がって参りましたwwwww
よし、続き書く。


日本語読めねえのか鮮人



美琴「・・・・ふん。」

美琴「どこで何してようが私の勝手じゃない。私は常盤台のレベル5なのよ?」

上条「そんな事関係あるかよ!馬鹿な真似は止めろ!」

上条が美琴の方に駆け寄る。



美琴「・・・来ないでよ!」

上条「・・・・・っ!」

>>1-1000
まぁ落ち着けよ


アイスティーしかなかったけど、いいかな?


>>99
ホットじゃ・・・ダメ?




美琴「・・・・見たのよ。あの後、アンタと佐天さんが仲良く歩いてるの。」

上条「あ、あれは違っ・・・」

美琴「もういいのよ。」

美琴「ばいばい。アンタの事ずっと好きだった。」


次の瞬間、美琴は堕ちた。



上条「御坂ぁぁぁぁぁ!!」


上条「クソッ・・・・!」

この下は川だ。即死、という事は無いだろうが今の彼女の精神状態を考えれば、安全でもなんでもない。

次の瞬間、上条も続いて飛び込んだ。

水面だったとはいえ、かなりの高さからのダイブだ。身体に痛みが走った。


上条「(御坂!どこだ・・・?)」

変な奴や、それに構ってる奴を片っ端からNGしてたら本文が読めなくなったでござる

>>119
ゴメン。俺が馬鹿だった。


数分後、なんとか美琴を引き上げる事に成功した。

上条「ゼェ・・・ハァ・・・み、御坂・・・」

返事は無い。やはり、意識を失っているようだ。
上条「息も無い・・・」

上条「・・・・っ!」

その時、上条の脳裏に一つの単語が浮かんだ。

上条「じ、人工呼吸・・・」

上条「御坂が危ないんだ。そんな事考えてる場合じゃないよな・・・」

上条「しゃぶれよ」

土御門「上条・・・」


一瞬間を置いて、上条は意を決した。

上条「御坂、ゴメン!」チュッ


上条にとっての初めてのキスだった。気のせいか、ほんのり甘い味がした気がする。

そして彼女の肺に空気を送り込む。
保健の授業で少し習った程度の知識だ。


美琴「ゴホッ・・・ゲホッ・・・」


しかし、なんとか彼女は息を吹き返した。

上条「み、御坂?よかった・・・」


上条「大丈夫か?御坂・・・」

美琴「な、なんで・・・なんで助けたのよ!」

気を取り戻したかと思うと、いきなり物凄い剣幕で怒鳴られた。

美琴「私なんかもう放っといてよ・・・」ポロポロ

上条「御坂・・・」

美琴「早く・・・佐天さんの所にでも行けばいいじゃない・・・」

上条「あの・・・御坂さん?俺の話聞いてくれる?」

美琴「なによ・・・」


上条「あのな・・・かくかくしかじかで、俺は前の御坂みたいに恋人のフリをさせられてただけなの!」

御坂「嘘よ・・・だって、手握ってたじゃない!」

上条「それはだな・・・」


回想

上条「どーも、この不幸体質って右手が関係してるらしくてさー・・・」

佐天「右手、ですか?」

上条「あのな、俺の右手は幻想殺しでうんたらかんたら・・・って訳だ。」

佐天「へぇ~?どれどれ?」ガシッ

佐天「普通の手ですけどねー。」

上条「ウソじゃないもん・・・」



上条「ってな訳だ。」

御坂「・・・・・・」

   ∧_∧   \      J( 'ー`)し          /

   ( ・ω・)    \ ア!!アラァC□l丶l丶       /    ∧_∧
   (っ囗と)  ディピコ\    /  (   )モウダッサネ!/    ( ゚ω゚ ) アラララジュビディアラドビコ
   ./   )       \  (ノ ̄と、 i    / ペトネヘペC□ l丶l丶
   ( / ̄∪    __ lヽ,,lヽ   ∧∧∧∧  /       /  (    ) エヨー!!!!
    _|. ::|_      | |Θ|(    ) <   S >        (ノ ̄と、   i
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|_ |_|_|と    i. < O O >            しーJ
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  「ハーレロハーレロ」    /< 予  d >.  \    //  /`〉゙'.,
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   .( ´∀`)  ( ´∀`)/   <  !!!   >     //  / / ;;:::/
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                     ,,..-''"(´・ω・`)     ヤ,/_;;:::/ヽ、\皿#,,\

              ,,.. - ''"゙゙;>ー―---――;=''''"゛゛⌒ヽ, ̄ィ7  /〉  ''´ ̄`i 
            ,,. '"  ,,. '"        /    /   ヽェソ 乃▲ /,r'⌒!'   デベディデベディデベディ チェキダウ
          ∠二フ/___,___/∠二フ/  r'⌒ヽヽ_/´   // ∩ i    lヽ,,lヽ
         〔`゙`ー―――――――――'''''"゙´   / ∩ |   ̄___!/ノ ∪ノ   (    )
          〉同〉―― [二二] ―――j同>=:;つ_ノ ∪ノ/ ̄   `ー―''´    と   i  


御坂「じゃあ・・・全部私の勘違い?」

上条「何に対してか分からんが・・・」

御坂「じゃあ・・・私、馬鹿みたいじゃない・・・」

上条「はい?」

御坂「うわぁぁぁぁん!」ガシィッ

上条「うぉっ!?みみみみ御坂さん!?」

御坂「うわぁぁぁぁん!」パチッ

上条「ふ、不幸・・・じゃないかも・・・」デレデレ

御坂「うわぁぁぁぁん!」バチバチ

上条「あ、あれ?御坂さん?なぜバチバチいってるのでせうか?
ちょっ・・・右手塞がってるし!ヤバイって!」

御坂「ふにゃぁぁぁぁん!!」バチバチ


上条「ふ、不幸だー!!」

続きある事はあるけど、キリがいいので一旦ここでストップ。

皆さんには途中、不快な思いをさせてしまいました。すみません。

支援して下さった方、ありがとうございました。

続き書いていい?


数日後、空港。


美琴「はぁ・・・・」

美琴(なんだかんだで私、アイツに・・・すすすす好きって・・・・!)

美琴(一応、旅行には誘ったけど、どんな顔してアイツに会ったらいいか・・・)

上条「おう、ビリビリ。」
美琴「!!」ビクゥ

美琴「おおおおそいわよ!」

上条「悪い悪い。忘れ物が無いか確認してたら30分もかかってさ。」

美琴「どんだけ神経質なのよ・・・」

上条「不幸体質ですから。そうでもしないとアレが無い、不幸だー、ってなるだろ?」

美琴「な、なるほど。」


美琴「搭乗完了まであと10分。結構ギリギリね。」

上条「スミマセン・・・」

上条「ところで、行き先はどこなのでせうか?」

美琴「えっと・・・チケットには>>232って書いてるわね。」

イギリス




上条「い、イギリス・・・だと?」

美琴「な、なによ。不満でもあるわけ?」

上条「ま、まさか不幸体質の上条さんがイギリスに行けるとは、って上条さんは感動してみたり!」

上条(連中がいるイギリスか・・・会わなきゃいいけど・・・)

美琴「ふふん。美琴センセーに感謝しなさい。」

上条(ふ、不幸d・・・いや、まだ早い!連中に会わなければ!)


~飛行機~

?「ホーリーエンジェモン!ホーリーエンジェモン!って、ミサカは最近話題のフレーズを繰り返し叫んでみる!」

?「うるせェぞ!クソガキ!」


?「23.36.102.103.104.105.106.107.108・・・・・」


上条「なんなんだ・・・このカオスな旅客機は・・・」

美琴「やだ・・・あの数字ブツブツ言ってる人怖い・・・」

上条「大丈夫。俺がついてるから。」

美琴「・・・うん。」ドキッ


~イギリス~


上条「わーい!初めてのイギリスだー!(棒読み)」

美琴「ったく・・・ストレス溜まるわ・・・」

上条「わ、悪い・・・」

美琴「あ、いや・・・アンタのせいじゃないわよ。ちょっとうるさかったなー、って。」


?「あ!あの人は!ってミサカはミサカは指を指してみる!」

?「あン?」


一方&美琴&上条「!!」


一方「てめェ・・・」

美琴「ひっ・・・」ビクッ

上条「あ、あわわわわ・・・みみ御坂、だ、大丈夫だから。」

一方「あン時の恨み!今ここで!」

一方「・・・・!」ピタッ

打止「ストップ、ってミサカはミサカは両手を広げて立ち塞がってみる。」

一方「クソガキ・・・なンのつもりだァ?」

打止「この人達はミサカにとって大切な人達なの、ってミサカはミサカは説明してみる。」

打止「この人達を攻撃するならミサカはあなたの事を嫌いになる、ってミサカはミサカは若干本気で威圧してみたり。」

一方「・・・・・」シュン・・・


打止「あなた達はこれからどこへ行くの?ってミサカはミサカは聞いてみたり。」

美琴「えっと・・・聖ジョージ大聖堂ね。」

上条「ギクゥ!」

打止「学園都市の人間はそういう宗教とか嫌うんじゃなかったの、ってミサカはミサカは根拠の無いイメージの真偽を確かめてみる。」

美琴「有名な観光スポットらしいし。見るだけ見にね。」

打止「私達の行く所ってどこだったっけ?ってミサカはミサカはニヤニヤしながら分かりきった事を聞いてみる。」

一方「聖ジョージ大聖堂だ・・・」

上条「」


美琴&打止「キャッキャッ」

一方&上条「・・・・・」

上条「あいつら、仲良いな・・・」

一方「あァ。全くだ。」

上条「俺、正直ドキドキしてたんだ。一緒に旅行に行こう、って言われた時は。」

一方「俺もだ。行けば、なンか間違いが起こってくれるンじゃねェか。そう思ったから高ェ金はたいてこンな所まで来たんだ。」

上条「(コイツ、ロリコンだったのか・・・)」

上条「なんだ。話せば分かるじゃねえか。」

一方「あァ。お前とは気が合いそォだ。」


ガシィッ!


上条「つまり、だ。俺達の期待する「間違い」って奴は、あの姉妹が一緒な限り絶対に起こらねえ!」

一方「ゴクリ・・・」

上条「早く、なるべく早く行動を別々にするんだ!」

一方「あァ、分かった。」
上条「幸運を祈る!」

一方「友よ!」


グッ!

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上条「おい、御坂!」

美琴「ん?どうかしたの?」




上条「今すぐお前とホテルに行きたい。」←イケメンAA


美琴「!?」


一方「なっ・・・!」

一方(こ、コイツ・・・なンて大胆な野郎ォだ・・・)

一方「俺なンか足元にも及ばなかったのか・・・」ガクガク


美琴「あ・・・え?はわわわ・・・」

上条「ダメ・・・?」

美琴「だ、ダメじゃない・・・」


上条(荷物持ったまま観光はツライしな。飛行機で疲れたし、とりあえず一眠りしないと・・・)

美琴「昼間っから・・・あ、でも今頃日本は夜か・・・なら問題ないわね・・・」ブツブツ

上条「?御坂、行くぞー。」



一方(頑張れよ・・・)

すまん。精神力がもう無理です・・・
誰か引き継いで下さい。ごめんなさい。もう無理です・・・

ま、まさか残ってるとは・・・
書いていいですか・・・?


美琴「・・・・・・」ドキドキ

上条「・・・・・・」

美琴「・・・・・・///」ドキドキ

上条「・・・・・・」

美琴「・・・・・・」ドキドキ

上条「・・・美琴サン?どうしてさっきから黙ってるのでせうか?」

美琴「だって・・・アンタ、ほ、ホテルって・・・」

上条「ああ、どんな所だろーなー・・・露天風呂とか付いてんのかなー。」

美琴「ろ、露天!?そんな所で・・・///」

上条「???」


上条「一休みしたらどこ行くんだ?」

美琴「・・・・?一休みってどこで?」

上条「ホテルに決まってんだろ?時差ボケもあるし、少しくらい休まないと、な。」

美琴「・・・・・あははは~。なんだ、そーゆー事かぁ・・・」

上条「何だと思ってたんだよ・・・」

美琴「べ、別に!変な事考えてた訳じゃ・・・」

上条「(考えてたのか・・・)」


上条「で、ホテルまでどのくらいなの?」

美琴「ああ、もうすぐそこよ。ほら、あそこに人が立ってるでしょ?」

上条「ゲッ!あれは・・・>>380!!」

神裂


神裂「おや、こんな所で会うとは奇遇ですね上条当麻。」

上条「」


美琴「な、なに・・・?アンタの知り合い?」

上条「ひぃぃ!どうして堕天使エロメイドがここにぃ!?」

神裂「そ、その呼び方は止めなさいッ!!」


美琴「えろ・・・メイド?まさかアンタ・・・」

上条「違うっ!!決してお前が考えているような関係ではないッ!」

神裂「そうです。そもそも、堕天使エロメイドとは何なのですか?」キリッ

上条「・・・・・・・」


神裂「そもそも、あの子はどうしたのですか?」

上条「あの子・・・?さて・・・?」

神裂「これ以上イラつかせるのなら七天七刀で叩き斬りますよ。」

上条「インデックスなら知り合いの家に預けて参りました。」

ブンッ

上条「おわぁぁぁっ?」

上条「どうして?上条さんはちゃんと答えたのに!この理不尽な仕打ちは何なのでせうか!?」

神裂「アナタという人は・・・」

神裂「いいですか?もし、その知人の家に魔術師が攻め込んだらどうするつもりですか?」


美琴「ま、まじゅつし・・・?」

神裂「!・・・とにかく、あの子から目を離すのは危険ですから、今後は気をつけて下さい。」

上条「あ、ああ・・・」


過疎ってるな・・・・




上条「ふぅ・・・行ったか・・・」

美琴「ねぇ・・・今の人・・・」
上条「あぁ。ちょっとした知り合いだよ・・・」

美琴「凄く綺麗な人だったね・・・」

上条「・・・そうか?まあでも、あんなファンキーな格好して無かったらなぁ・・・」

美琴「・・・・・あの人と仲、良いんだね。」

上条「どこをどう見たらそう思うんだよ!」

上条「さっきの見ただろ!?真っ二つにされる所だったぞ!」

美琴「・・・・・」


皆ありがとう。もうくじけない。





美琴の様子がさっきからおかしい。

ホテルの部屋に入ると、すぐに横になってしまった。


上条「なあ御坂ー?」

御坂「・・・・・・」

上条「どうしたんだよ・・・」


御坂「・・・ねえ、はっきりさせない?」



御坂「あの夜の事、覚えてる?」

上条「・・・当たり前だろ。」

御坂「そうね。・・・私は今でもアンタを好きって気持ちは変わらないわ。」

御坂「だから、聞きたいのよ。」

御坂「アンタはどうして、あの時、私の所に来てくれたの?」


御坂「お願い、はっきり言って。」

上条「・・・・・」

御坂「じゃないとさ、またアンタに期待しちゃいそうだし。」

上条「御坂・・・俺は・・・」

御坂「・・・・・・・・」




上条「俺はお前を守りたいんだ。」



それから、再び聖ジョージ大聖堂に向かう事となった。



御坂(スッキリしないわね・・・)


御坂(結局、アイツは「ずっと俺が守るから」みたいな事は言ってくれたんだけど、「好き」とは言ってくれなかったんだよなぁ・・・)


上条「お、あれかー。実際、始めて見るんだよなぁ・・・」

しかし、門の前にまたまた見覚えのある人影が見えた。



五和「か、上条さん!」

上条「い、五和!?なんでここに?」

美琴「(また女の子・・・)」パチパチ

上条「(み、御坂が不機嫌に・・・)」

五和「じ、実は天草式の皆が「たまたま」近くに集まっててお食事会を・・・よかったら上条さん達もどうですか?」

上条「俺はいいんだけど・・・」

問題は不機嫌そうに前髪から火花を散らしている美琴だ。

上条「御坂、どうする?」
御坂「アンタの知り合いなら仕方ないわね。私もいいわよ。」



建宮「マズいのよな・・・」

建宮達、男衆は上条と御坂を交互に見つめていた。


建宮「まさか上条があんなカワイイガールフレンドを連れているとは!」

牛深「顔見知りがゼロという事で自然と彼にしか目が向かなくなってますし。
五和もアタックし辛そうにしてますね。」

建宮「二人きりで海外旅行、という時点で五和はかなり遅れをとっていると思うのよ。」

香焼「いや、それってもうデキてるんじゃ・・・」


建宮「よし、お二人さん!うちの五和が作った料理、好きなだけ食ってくのよ!」

御坂「(変な喋り方・・・)」

上条「五和の作った料理か!やったー!」

五和「お、おしぼりどうぞ・・・」


御坂「(・・・・・私だって料理くらい出来るんだから!帰ったら食わせてやる・・・)」

御坂「む・・・・美味しい・・・」

上条「ホント、五和の料理はうめーよ!」

五和「あ、ありがとうございます・・・・」ゴニョゴニョ

御坂「・・・・・・」パチッ


上条「あー、うまかった!」

御坂「ご馳走様でした。」

五和「あの・・・上条さん・・・」ゴニョゴニョ

上条「ん?どうした、五和。」

御坂「・・・・・・」

五和「あの、その・・・」ゴニョゴニョ


御坂「・・・・・」ギュッ

上条「!?」


五和「あ、いや、その・・・なんでもないです!!」


御坂「(フン。ちょろいもんよ。)」



建宮「これは五和の負けだな・・・」


その後、御坂に引っ張られるようにしてその場を後にした。


上条「そういえば、アイツらどうしてるかな・・・」
美琴「打ち止めちゃん達?」

上条「ああ・・・」

上条「(上手くやってんのかな・・・)」





一方「あのガキ、どこ行きやがった・・・」

一方「ちくしょォ・・・」

一方「あれ?ここ、どこだ・・・?」

一方「すみませーン。ここどこですかァー?」

民間人「wtjgatjamwt0」

一方「どうしよォ・・・英語、分からねェ・・・」

一方「・・・・・・・」

一方「・・・・・・・」ガクガクブルブル


一方「そ、そォだ!反射!反射さえ使えれば何も怖くねェ!」

カチッ

一方「よ、よし・・・これでもう大丈夫だ・・・」


一方「ガキィ!ドコ行きやがった!」




~15分後~


DEAD END






上条「うん、上手くやってるよな。」

美琴「次どこ行くー?」

演算能力が1番凄いんじゃね?
一方さんがまともな授業受けてたとは思えない希ガス


美琴「・・・・・・///」ギュッ

上条「なっ、なんだよ。」
美琴「こうしてたら、アンタの周りの女の子も寄って来ないでしょ・・・?」

上条「お前なぁ・・・」

美琴「アンタ、見かけによらずモテ過ぎなのよ。」

上条「そうかぁ・・・?」

美琴「(ほら、そういう無自覚な所が・・・)」

今日の所はこれくらいで終わりたいと思います。
明日起きたらすぐに続きを書きたいと思います。
保守、お願いします。
引き継ぎはしてもらって全然構いません。

演算能力≠レベルだよな
どんだけ演算能力が高くても
自分だけの現実
がしっかりと組めないと意味ないみたいだし
佐天の場合は
自分だけの現実
を理解して無かったからカスいんだろ
他の例だと初春は演算能力高い設定だがレベル1だし

一方さんが起こしたプラズマって高純度なら恐ろしいよな
6万度超えたら殆どの物は原子レベルまで分解されるらしいし

木原神拳で一方さんに勝てるっておかしいよな
確かに理論としては一方さんにダメージを与えられるが
能力の効果圏内に入った瞬間に手首返すってことは対象が効果圏内に入ってから効果発動まで僅かなラグがあるわけだよな
人間の運動スピードが僅かなラグを勝ってるってことは
美琴の攻撃は当然反射できないよな

まあそこんとこは鎌地のミスとしてさ
一方さんの能力はベクトル操作なんだからオート反射のベクトルの強さを変えれば大したダメージは無くなるはずだし
そもそもベクトル反射の方向を変えればダメージを受けないし
手っ取り早い話は小石でも投げつけりゃ良かったのにな

>>470
ああ、そういうことか
でもそれでも繋がらない気がするけどなぁ
美琴の放つ電撃がそれこそいきなり直角に曲がったり戻ったりするようなありえない軌道を描かない限り無理だし
第一そんなことできたら上条さん倒してるだろって言いたくなる


あと上条さんにレイプされる美琴には興奮しない
可哀想じゃないか

>>471人間の動きと電撃のスピードをみたら
手首を返すとかする前に電撃が当たるだろ
皮膚の表面に触れた物のあらゆるベクトルの操作なんだから
電撃当たんじゃん
ってはなし

上条さんならまだいいが
まったく知らんやつに
レイプされるのは許せん

というよりさ、
地球の自転をとめたんだよな
ハンパない慣性が働くぞ


まあこのてのモンの矛盾探してたらキリがないな

>>474つESP・BREAKER-Drug&Beast

上条さんのチンコをテレポートで移植して黒子が美琴を犯すのもあったな

>>476
もしもしだから
探すのきつい…

知らんやつに
レイプされちゃう話なの?

>>472
原作読めよ
それかなんで太陽光を常に反射できてたか考えろよ
第一、一方さんも美琴も人間の限界超えられるだろ、そうじゃなきゃ二人とも音速で動けないって少し考えれば思い至るだろ

>>479
http://aniota.info/tool/radically/cat.cgi?guid=on&i=navi-doujin.com&n=tosyo&e=&c=toaru&d=042&m=&N=001

>>480垣根さんの殺人光線ってなんかんだ?
今14巻なんだよ

とある少女に貫通砲

まあセルフレイプかな
画は少女マンガみたいできもいが
なんだかんだで上条美琴黒子の3Pになる

>>490のワンカット
http://imepita.jp/20091227/071670

話の内容が全然わからないワンカットだなww

>>484
15巻
ちゃんとSS読んだか?

>>495
1巻なら

>>494
上条「ケツなめろよ」
美琴「汚い臭いキモイ」
上条「良いからなめろよあああああああ」美琴「うっ……」ぺろ
上条「http://imepita.jp/20091227/071670

>>484
全部読めよ

>>489
どっちにしろバカなこと言ってるやつは全員アニメでもなんでもいいからきちんと理解できないのかね
一方さんの能力については省きまくりのアニメですら説明あったのに

>>500金くれよ
先月の家賃この間払えたばっかだぞ

眠い暇人さん保守たのみますわ

カビキラー

五和って上条さんって呼んでたっけ?

>>536進歩したんだよ

>>555
頭巾は歩く教会じゃないから
あれは魔術的なものじゃない

>>556頭巾に魔力が残っててサーチされるとかうんぬんかんぬん

意味分かんなくなってきたorz

金谷ホテル

アピりゃあ

谷中や

神裂「当麻さん、これからどこ行きます?」
上条「そうだな・・・っておい!!いくら魔術仕込みの変な薬飲んだからってくっつきすぎだ神裂!!!!」
神裂「神裂って呼ばないで下さい。火織と呼んでください♪」
上条「普段のギャップと右腕を挟む双丘の感覚で上条さんおかしくなりそうです!!!」
神裂(・・・スリスリ)
上条「うわあああぁぁぁ!!!!!」


御坂「・・・あんた・・・公衆の面前で何やってんの?」
上条「ゲッ!?」
御坂「ゲッ!?じゃないわよ!なんで私を見る度変な顔すんのよ!・・・ってそれよりあんたの隣で引っ付いてる女の人は誰なのよ!!!」
神裂「当麻さんの妻です」
御坂「!?」
上条「・・・不幸だ・・・」


って夢を見た。保守

ヤツは……ヤツはもう、もう帰ってこないんだよおおおお




保守

五和「・・・」
御坂「・・・」
上条「・・・」
御坂「・・・」グイッ
上条「み、御坂さん?」
五和(ま、負けない)グイッグイッ
上条「五和さん!セントラルタワーが左腕に!!」
御坂(やっぱこいつは胸が大きい方が好きなの?)
御坂(ノД`)グスン

ここまで見て御坂ー!!って叫んで起きた。妹に怒られた。
そんな保守

書こうと思ったけどネタは被ってるは文才はないわで嫌になった
よくみんな書けんね

>>631
確かに。SS見て触発される→保守時に小ネタ書こうとする→文才のなさに絶望
これを何度繰り返したことか・・・

初春「佐天さん、なんで第四波動なんですか?」

佐天「んー?お父さんの必殺技だからー」

初春「父っ!?お父さんはどこぞのヒーローの方ですか」

佐天「いや?普通の製薬会社の会社員だけど?」

保守

なんで全部保守スレなの

ホーリーエンジェモンですの

美琴「最近>>1見かけないのよね……どうしたのかしら……」

上条「?何言ってんだ、ビリビリ?」

美琴「ふぇ?い、いきなり声かけないでよ!びっくりするじゃない!?」

上条「いきなりって……さっきから『よぉ』って声かけてんのに
   お前が全然気づいてくれないだけじゃないか」

美琴「え?あ、そう…(アイツから声かけてきてくれてたの?あぁんもうなんで
   気づかないの私!?>>1が来るかどうかよりこいつが声かけてきてくれた
   ことのほうが何倍も何十倍も何千倍も重要なことじゃない!?)」
   





>>690なら>>1が君臨する、もしくは誰かが引き継ぐ

orz

>>301
俺に絵の才能があったら

上条「…」
美琴「で、ここがこうなるわけよ」
上条「…ほんとに頭いいんだな」
美琴「えっ」
上条「中学生にお勉強教えてもらうなんて上条さんの高校生としての自覚はズタズタですよ」
美琴「そんなつまらないことこだわってないでさっさとしないと日付変わっても終わらないわよこの量」
上条「はい…終わったら頭撫でてやるからな」
美琴「私は子供か!」

上条「終わったぁー!」
美琴「…」
上条「どうしたビリビリ、頭低くして」
美琴「な、なんでもないわよ!」

これを絵にする

>>701
出先じゃなければ俺が描いた

>>702
早退してこい

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