【安価】勇者「安価で僧侶にセクハラ」僧侶「安価で勇者様を回避」【主役は僧侶】 (33)

前作

【安価】兄「安価で妹にイタズラ」妹「安価で兄を迎撃」【主役は妹】
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【安価】姉「安価で弟を愛でる」弟「安価で姉を迎え撃つ」【主役は弟】
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*続編というわけではありませんが同じようなやり方で進めていきます。

*エロ、胸糞展開、NTRはありません。

*グロやスカ、法律に触れる内容などは安価下か再安価します・・・すみません。

*登場人物がネットに不慣れなくせに専門用語に詳しかったり、いろいろ不自然な点がありますがご容赦下さい。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434101393

建て乙乙
どっちが男でどっちが女よ?

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--

魔王討伐後、辺境の村の宿屋。

僧侶「ふぅ・・・今日は疲れました」

僧侶「でも、無事に魔王を倒すことが出来てよかったです」ウンウン

僧侶「まぁ勇者様の強さが圧倒的すぎて、全然勝負になっていなかったですけどね・・・」

僧侶「特に魔王が水魔法を使ったあたりからは、弱い者イジメになってましたよ」ハァ…

僧侶「勇者様は『光の盾』を改造してiPhoneを内蔵させてますからね」

僧侶「魔物との戦闘を超ド迫力で撮影するためとか言って・・・そのために神々より与えられた盾を改造するのもどうかと思いますけど」

僧侶「魔王も闇魔法や炎魔法が効かないからといって苦し紛れに水魔法なんて使わなければもっと楽に逝けたでしょうに・・・」

僧侶「水魔法で光の盾に内蔵したiPhoneが壊れた時の勇者様と言ったら、どっちが魔王だか分からなかったですよ」ブルブル

僧侶「不謹慎ですけど、あの時だけは魔王に同情してしまいましたね・・・」

僧侶「そして現在、勇者様は機種変の真っ最中・・・本来だったらすぐにでも王城へ報告に行かないといけないんですけど」ハァ…

僧侶「・・・iPhoneかぁ。そういえば出発の日に買って貰って以来、電話とメールしか使ってませんでしたね」

僧侶「インターネットでしたっけ?勇者様が夢中になるくらいですから、少し使ってみるのもいいかもしれません」

僧侶「えっと・・・確か『Safari』でしたっけ? これを押して・・・」ピッ

僧侶「『Google』・・・確か知りたい文字を入力して『検索』するんでしたね」ピッピッ

僧侶「とりあえず『勇者様』っと・・・」『検索』ピッ

僧侶「わぁ!出てきました!なるほど・・・これは便利ですね」キラキラ

僧侶「勇者様オフィシャルサイト?いつの間にこんなものが・・・」

僧侶「『勇者@公式』?あぁ確か『つい言ったぁ』っていうヤツですね」

僧侶「ええっと『魔王討伐なう』・・・まさか戦闘中に写真撮るだけじゃなくて投稿までしてるとは・・・」

僧侶「あとは・・・『【本物】勇者だけど質問ある?【最強】』」

僧侶「何でしょうかこれは?『2ch』とありますが・・・『VIP』?会員制か何かのサイトでしょうか?」ピッ

僧侶「あ、入れました。『VIP』と言えば貴族様や王族の方々のことですよね・・・大丈夫なのでしょうか・・・」ビクビク

『おっす、オレ勇者

 魔王倒して暇だから安価で質問に答えるぞ

 とりあえず、最初は>>5まで』




僧侶「えっと・・・随分ノリが軽いですね・・・偽物でしょうか?」

僧侶「旅の途中にもいましたからね。勇者を語って金品を巻き上げたり、暴れたりしていた人たちが」プンプン




『2:偽物乙』

『3:え? 魔王もう倒したの? ニュースにも公式にも載ってないけど?』

『4:魔王可愛かった?』

『5:あぁ戦士も魔法使いも僧侶も女の子でパーティ組んだ変態か。ところで誰が本命なんだ?」




『>>2:本物だぞ? パンツでもうpすれば信じるか?

 >>3:魔王にスマホ壊されて、公式のパスワード忘れちゃった・・・orz

 >>4:クソデカいおっさんだった! すげぇ期待外れ!

 >>5:男ならだれでもそうすっだろ!? 本命とか考えたことないけど、一番仕草が可愛いのは僧侶だな』

僧侶「あ、あれ? たしかにまだ正式には魔王討伐が達成されたって発表されてないはずなのに・・・」

僧侶「しかも、魔王にスマホを壊されたって・・・まさか、本物!?」ガタッ

僧侶「じゃ、じゃあ私が一番可愛いっていうのは・・・っ///」

僧侶「・・・ま、まぁまだ本物と決まった訳じゃありませんからね・・・あ、あはは・・・」

僧侶「・・・でも、もし本物の勇者様だったら・・・」



『だから釣りじゃねぇよ! 本物だって言ってるだろ!?

 あぁもう! じゃあ偽物と思っててもいいから俺の暇つぶしに付き合えよ

 とりあえず、俺の武勇伝でも聞いてけ』



僧侶「・・・やっぱり偽物ですよね。勇者様にしてはノリが軽すぎます」

『武勇伝とか誰得。やるなら安価で僧侶ちゃんにセクハラしようぜ!』



僧侶「ふぇ!? セ、セクハラ!?」



『お、それいいな!

 その案採用!

 ちなみに今は魔王城に一番近い辺境の村の宿屋に泊ってるぞ

 1人1部屋で4部屋取ってる

 俺、僧侶、魔法使い、戦士の順番だな

 じゃあ早速、軽めの奴を安価下で』



僧侶「・・・場所とか部屋順まで、全部当たってる・・・まさか、本当に本物の勇者様!?」

僧侶「ど、どうしましょう! セ、セクハラなんて、そんな・・・///」

僧侶「・・・はっ! そうじゃない、そうじゃないです! 私は神に仕える身・・・何とかして回避しないと」アセアセ

『ここは勇者らしく、壁ドンで』



僧侶「か、壁ドン? ・・・勇者らしく?」

僧侶「な、なんだ・・・全然セクハラじゃないですね・・・なんだぁ・・・」ハァ…

僧侶「あ、いや! 別に残念とかじゃなくてですね!? って、誰に言い訳してるんでしょうか・・・」



…キィィイイイン…



僧侶「っ!? 魔力の流れが!? 誰かが魔法を発動させようとしてますっ!!」バッ!!

僧侶「て、敵ですか!? まさか、魔王軍の残党がっ!?」キョロキョロ



ボフンッ!!



僧侶「きゃ!! ・・・って、何も起きてない?」

僧侶「音は隣の勇者様の部屋から聞こえたようでしたけど・・・大丈夫なのでしょうか?」

ユウシャ! ユウシャ! スゴイオトガシタガ ダイジョウブカ!?

ドンドン!!  ドンドン!!



僧侶「戦士さんでしょうか・・・私も行ってみましょう」タッタッタ

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--

宿屋、勇者の部屋の前。

戦士「おい勇者! いないのか!?」ドンドンドン!!

魔法使い「戦士、少し落ち着け」

戦士「いやいや、勇者が心配じゃないのかよ!?」

魔法使い「魔王を倒した勇者は現在地上最強。何の心配がある?」

戦士「そうかもしれないけどよぉ!」

僧侶「あ、戦士さん。魔法使いさんも」タッタッタ

戦士「あ、僧侶! お前も今の音聞いただろ!?」

僧侶「は、はい。僅かながら魔力の流れも感じました」

魔法使い「だがごく微量の魔力だった。小さな火炎すらも生み出せない」

僧侶「魔法使いさんはそんなことまで分かるんですね」

魔法使い「ボクはこれでも魔術師ギルドでトップクラスの腕前」ドヤァ

戦士「おい勇者! 居るんならさっさと出てこい!!」ドンドンドン!!

魔法使い「なのに、この脳筋ゴリラはボクの言葉を信じない」ハァ…

僧侶「そ、そうなんですね・・・けど、勇者様はいらっしゃらないんですかね?」

魔法使い「そんなはずない。もうずいぶん前にスマホショップから帰ってきてるはず」


ガチャ…


勇者「ちょ、ちょっと戦士さん。周りの迷惑になるんで少し静かに・・・」

戦士「勇者! 心配したんだぞこの野郎!! さっきの音はなんだ!? 大丈夫なのか!?」

僧侶「せ、戦士さん。少し落ち着いて・・・」

勇者「あ、あぁさっきの音ね・・・それがその、少し寝ぼけてて・・・」

魔法使い「寝ぼけてて魔法を発動させたと?」

勇者「ま、まぁそうだね・・・発動まではさせてないけど」

勇者「疲れてウトウトしてたら魔王戦の夢を見ちゃってさ。気付いたら魔力を凝縮してて・・・」

魔法使い「じゃあさっきの音は凝縮した魔力を散らした音?」

勇者「そうそう。慌ててたから咄嗟に光の盾にぶつけちゃって」

僧侶「そ、そうだったんですね。私はてっきり・・・」

勇者「うん?」

僧侶「い、いえ何でもありません! じゃあ、あの、私は部屋に戻りますね!」タッタッタ

戦士「なんだかよく分からないが問題ないんだな? じゃあオレも部屋に戻るわ」スタスタ

魔法使い「・・・まだ晩御飯まで時間があるから、時間になったら呼びに来る」スタスタ

勇者「あ、うん。ありがとう魔法使いさん」

---
--

宿屋、僧侶の部屋。

僧侶「はぁ・・・何事もなくてよかったです」

僧侶「けれど、やはりあのサイトの勇者様は本物みたいですね・・・」ハァ…

僧侶「どうしましょう・・・やはり勇者様は私にセクハラしてくるのでしょうか?」

僧侶「・・・・////」カオマッカ

僧侶「・・・はっ!? いけないいけない! 惚けている場合ではありません!」

僧侶「どうにか回避する策を考えないと・・・」

僧侶「教会のシスターも言ってました! 『貴族は変態の豚野郎ばかり』だって!」

僧侶「そのような方々の考えるセクハラですから、まともに受ける訳にはいきません!」

僧侶「ですが・・・どうすればいいのでしょうか?」


コンコンッ


僧侶「はい? どちら様ですか?」

ガチャ…

魔法使い「ボクだよ。少しいい?」

僧侶「あ、魔法使いさん。どうぞ」

魔法使い「ありがと」スタスタ

僧侶「えっと、どうされましたか? 何か問題でも?」

魔法使い「・・・それは、君の方じゃない?」

僧侶「ふぇえ!?」

魔法使い「さっき様子が変だったから」

僧侶「へ、変・・・でしたか?」

魔法使い「問題や悩みがあるなら話してみて」ジー…

僧侶「う、うぅ・・・」

僧侶(ど、どうしましょう・・・魔法使いさんに話しても大丈夫でしょうか・・・)

僧侶(魔法使いさんも、たぶん勇者様のことが好きですよね・・・おそらく戦士さんも・・・)

僧侶(そ、それなのに勇者様が私にだけセクハラしようとしているなんて知ったら・・・)

僧侶(け、けど私ひとりじゃ解決策が思い浮かばないのも事実ですし・・・いっそ相談した方が・・・)

魔法使い「・・・・」ジー…

僧侶「う、うぅ・・・」

僧侶「えっと、どうされましたか? 何か問題でも?」

魔法使い「・・・それは、君の方じゃない?」

僧侶「ふぇえ!?」

魔法使い「さっき様子が変だったから」

僧侶「へ、変・・・でしたか?」

魔法使い「問題や悩みがあるなら話してみて」ジー…

僧侶「う、うぅ・・・」

僧侶(ど、どうしましょう・・・魔法使いさんに話しても大丈夫でしょうか・・・)

僧侶(魔法使いさんも、たぶん勇者様のことが好きですよね・・・おそらく戦士さんも・・・)

僧侶(そ、それなのに勇者様が私にだけセクハラしようとしているなんて知ったら・・・)

僧侶(け、けど私ひとりじゃ解決策が思い浮かばないのも事実ですし・・・いっそ相談した方が・・・)

魔法使い「・・・・」ジー…

僧侶「う、うぅ・・・」

僧侶(・・・あ、でもよく考えたらただのセクハラですよね?)

僧侶(魔法使いさんが勇者様のことを好きなら、勇者様のセクハラを止めてくれますよね?)

僧侶「じゃ、じゃああの・・・相談に乗ってくれますか?」

魔法使い「ボクでよければ」

僧侶「魔法使いさんは、その・・・スマホ持ってますか?」

魔法使い「? 一応持ってるけど、あまり使わない」

魔法使い「魔術師ギルドの通信は暗号化された通信魔法で行うから」

僧侶「そ、そうですか・・・戦士さんも得意そうじゃないですし、困ったなぁ・・・」

魔法使い「よく分からない」

僧侶「えっとですね・・・じゃあ、あの、まずはこのサイトを見てください」つ『スマホ』



『2ch VIP』

『【本物】勇者だけど質問ある?【最強】』



魔法使い「・・・・」

僧侶「あの、どう思います?」

魔法使い「・・・偽物、と言いたいところだけど恐らく本物」

僧侶「で、ですよね?」

魔法使い「はぁ・・・あの勇者もたまにアホで困る」ハァ…

僧侶「それで、どうすればいいのか分からなくて・・・」

魔法使い「普通に考えたら勇者を問い詰めて止めさせる。けど、それじゃ面白くない」ニヤァ

僧侶「あ、あの・・・」オロオロ

魔法使い「目には目を。歯には歯を。安価には安価を」フッフッフ

僧侶「えっと、具体的にはどうすれば・・・」

魔法使い「簡単なこと。こちらも2ch系の掲示板で安価スレを立てればいい」

魔法使い「そこで回避する方法を募集する」

僧侶「そ、そんなので大丈夫なのでしょうか?」

魔法使い「大丈夫。私も協力する」

魔法使い「ただ同じ場所にスレ立てしたら勇者に気付かれる可能性があるから・・・うん、ここがいい」ピッピッピ

『SS速報VIP』



僧侶「えっと、さっきの2chとどう違うのでしょうか?」

魔法使い「実はボクもよく分からない」

僧侶「えぇ!?」

魔法使い「けど、魔術師ギルドに所属している魔法使いにはランクがある」

僧侶「ランク、ですか?」

魔法使い「そう。C級、B級、A級、そしてS級」

魔法使い「さらに限られた者だけに与えられる特別なランク、それがSS級」

魔法使い「だから多分、この掲示板は2chよりも格上のはず」

僧侶「はぇ・・・そうなんですか」

魔法使い「私はこの掲示板にスレを立てるから、僧侶は勇者のスレを監視しておいて」ピッピッピ

僧侶「は、はい!分かりました!」

僧侶「あ、勇者様がさっきの壁ドンの報告をしてますよ」

魔法使い「ちょっと手が離せない。読み上げて」ピッピッピ

僧侶「はい、じゃあ読みますね」



『勇者らしく魔法で壁ドンしてきたわ

 けど僧侶よりも戦士が一番慌ててた

 一緒に飲んだりする分には戦士が楽でいいんだけど、俺は僧侶の可愛い仕草が見たいんだよなぁ』



僧侶「だ、そうです」

魔法使い「・・・ボクのことに触れてないのがムカつく」

僧侶「あ、じゃあ書き込みして聞いてみましょうか?」

魔法使い「・・・そうだね。まだ次の安価出されると面倒だから時間稼ぎにはいいかも」

僧侶「じゃあ、書き込みしてみますね」ピッピッピ



『勇者様、魔法使いさんについてはどう思っていますか?』



僧侶「書き込みました。あとは勇者様の返事待ちです」

魔法使い「・・・僧侶、もう少し口調を変えないと勇者に気付かれる」

僧侶「あ、そ、そうですね!すみません・・・」シュン…

魔法使い「まぁ気付かれたら気付かれたで当初の目的は達成されるけど」



『お、ようやく俺が本物の勇者だって信じる奴が出て来たな

 魔法使いかぁ・・・そうだな、同じ部屋で一緒にまったりしたりするのは魔法使いかな

 けど今回のターゲットはあくまで僧侶な!』



僧侶「勇者様から返事が書き込まれましたよ」

魔法使い「一応、僧侶が書き込んだとは気付かれていないっぽい」

魔法使い「・・・よし。こっちも準備OK」

『【安価】友達が勇者にセクハラされそう!助けて!!【回避】』



『ルール1:勇者が安価で僧侶にセクハラをしてきます

 ルール2:魔法使い、戦士、僧侶の行動で勇者のセクハラを回避します

 ルール3:勝利条件・勇者が諦める 敗北条件・僧侶が泣く

 ルール4:敗北した場合、最後に安価を取った者には魔法使い特製・7つの呪いブレンドをプレゼント♪』



魔法使い「これでよし、っと」フンス

僧侶「あの、本当にこれで大丈夫でしょうか?」オロオロ

魔法使い「大丈夫だ、問題ない」ドヤァ

僧侶「うぅ、何故でしょう・・・今、とても嫌なフラグが立ったような・・・」

魔法使い「あ、さっそくレス」ピッ

『またお前か? SSじゃないなら依頼出して消えろ!!』



魔法使い「・・・・ムカッ」ピキッ!!

魔法使い「誰と勘違いしたのか知らないが、とりあえず呪いの7つ道具は・・・」ガサゴソ…

僧侶「ちょっ!?魔法使いさん落ち着いて!!」オロオロ

魔法使い「ちっ!・・・じゃあ前髪の後退が二倍速になる呪いで勘弁してやろう」ムムム…カツッ!!

僧侶「ま、まぁその位なら・・・あ、勇者様が次の安価を出しましたよ!?」

魔法使い「ちょうどいい。安価の内容が決定次第、こちらも安価を出す」

僧侶「ド、ドキドキしますっ」

一旦ここまで。

何もなければ19:30頃に安価を募集しにきます。

性別は勇者が男。僧侶、魔法使い、戦士が女です。

戦士も女だったのか

一旦乙

期待

協力者がいるパターンか

あと蚊帳の外だった戦士も巻き込まれること確定なのなww

『じゃあそろそろ次の安価出すぞ

 言っとくけど、あくまでセクハラの範囲内な

 エロ、グロ、スカは安価下か再安価だ

 僧侶を泣かして3人からフルボッコにされたらさすがに勝てる気がしないから

 まぁ負けもしないけど、そこはほら、俺って紳士だからさ』



魔法使い「・・・紳士は安価でセクハラなんてしない」

僧侶「で、でも普段の勇者様は誰にでも優しくて殿方の鑑のような人ですよ」

魔法使い「否定はしないけど、ここでセクハラ安価出してるのも事実」

僧侶「う、うう・・・確かに・・・」ズーン…



イタズラ安価
>>27

夕食に鮑と松茸を出す

スカート捲り

僧侶「鮑と松茸、ですか? 両方とも高級食材ですが、どの辺がセクハラなのでしょうか?」

魔法使い「・・・まぁ、分からないのならそのままでいい」

魔法使い「とりあえず今は秋口だから、松茸は比較的容易に手に入るだろうけど鮑は難しいと思う」

僧侶「ですよね。勇者様、大丈夫でしょうか?」

魔法使い「魔王城の宝箱をひとつ残らず回収したから金額的には問題ないと思うけど」


…キィィイイイン…


僧侶「っ!? また魔力の流れがっ!?」ガタッ

魔法使い「おそらく、勇者の転移魔法。食材の調達に向かったと思われる」

僧侶「なるほど・・・ところで、私たちはどうすれば・・・」

魔法使い「・・・まぁ普通に食べればいいだけのような気もするけど、一応安価を募集してみよう」ポチポチ

僧侶「そうですね。とりあえず、セクハラでも何でもなくて一安心です」ニコニコ

魔法使い「・・・・」ポチポチ



『勇者が私たちの晩御飯に鮑と松茸を出してくるみたい!

 魔法使い、戦士、僧侶の行動を指定して僧侶を守るんだ!

 指定なしだと自由意思での行動になるぞ!

 ただし戦士だけは脳筋ゴリラなので指示に従わない、あるいは暴走する可能性大!

 ちなみに僧侶は鮑と松茸の暗喩を理解していないのでそのつもりで!』



迎撃安価
>>30

勇者にあーんする

安価ありがとうございました。

今日はここまでにします。

鮑や松茸に関する知識がないのでいろいろ調べてから書き溜めますので少し間が空いてしまうかもしれません。

次回もよろしくお願いします。

乙~

来てたのか乙

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