男「ブレイブルーやるか…」(43)
タオ
九級
ハクメンになった友がいる
ゲームはかなり苦手。ブレイブルーをやれば女にモテると友達に言われて始めた
三日前
鑑別所にいる友達から手紙がきた
手紙「久しぶりだな、男よ。我はハクメン。今は訳があってココノエに封印されている~~~。」
手紙「~~~ブレイブルーをやれ。ブレイブルーには女を引き寄せる力がある。」
手紙「男、お前の手に全てがかかっている。我の無念を晴らせ…頼む。」
男「きっと、あいつだな…それにしても」
男「女にモテる?ゲームで?そんなバカな」
男「でも、暇だし買ってくるか、へー一番新しいのが3000なんだ、やっす」
男「ん?」
手紙「追伸、この手紙の他に小包がある。訳があって我はそれを封印されてしまった。お前がそれを解放しろ。大きいのはアーケードコントローラーで~~~」
男「それにしてもこのゲーム難しいな」
男「タオカカってキャラクターを選んだけど」
男「キャラクター早いの活かせてないな」
男「コンボも難しいな、基礎コンしかできない」
男「熱帯やっても初心者ロビーに糞強いのかしかいないな」
男「でも、負けてもランク上がるんだな」
男「それに意外と熱帯が快適だ、ほとんどラグを感じないな」
男「これは意外と楽しいかもしれない」
男「あいつには感謝だな」
男「とりあえずやっと九級になったな」
男「でも、やっぱり全然勝てない」
男「俺には何が足りないんだ」
男「>>10」
愛情
男「愛情が足りてない」
男「俺がゲーム下手とか関係ねぇ…」
男「うおおおおおおおおおおおおお」
男「いや、愛情つってもまだ一日目だし」
男「どうしたらいいんだ…そうだ!!!」
男「>>12」
飯も食わずに夜も寝ないでひたすら遊ぶ
男「寝ず食わずで…遊ぶか」
男「ちょうど今夏休み期間にはいるし」
男「やるぞ!!ブレイブルー!!!」
男「タオの強さの一つは固めか…」
男「5Bが二回刻む…ディレイかける…」
男「F式は手段の一つで囚われるな、しかし強力な選択肢…」
男「バースト惜しむな…相手にゲージを与えてはいけない…しかしバースト読まれるな…」
男「熱帯の相手は…ラグナ…またか…」
男「お前相手の昇竜釣りはもう慣れた…」
男「…」カチャカチャ
男「…」カチャカチャ
男「リターンよりリスクを避けろ…」
男「○ンジさんみたいなプレーを心がけよ…」
男「二ヶ月近い夏休みもあと、十日か…腹へった、しばらく水と軽食しかとってないな…まさに極限状態だ、さえわたる…」
男「自分自身を育ててくれたタオカカに感謝だった」
男「自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが 」
男「一日一万回 感謝のJDch!! 」
男「気を整え」
男「拝み」
男「熱帯」
男「飛ばせて」
男「JD!!!!!!」
男「一連の動作を一回こなすのに当初は5~6秒 」
男「一万回をJDch終えるまでに初日は18時間以上を費やした 」
男「2年が過ぎた頃」
男「異変に気付く」
男「一万回JDch終えても」
男「日が暮れてない」
男「齢16を超えて完全に羽化する」
男「感謝のJDch一万回」
男「1時間を切る!!」
かわりに祈る時間が増えた
>>20ミス
二年じゃなくて、10日です
タオカカを愛する
初段
男「女の子にモテる為に始めたのに…」
男「いつの間にか…タオカカの事が好きになっていた…」
男「タオ…タオ…」
男「その綺麗でしなやかな足がかわいいよハァハァ」
男「お前がいれば俺は…」
男「最近対戦するよりも…」
男「タオカカのパンチラを眺めている時間が増えたな、はぁ…」
男「タオ、タオ」シコシコ
男「うっ!」
男「俺のタオカカ…」
男「対戦で勝てない…」
男「その憤りを全て」
男「お前にぶつけている」
男「俺は…駄目な人間だ…」
男「タオカカ、エロ画像…タオカカ…無修正…」
男「ハァハァ」
男「ん?」
男「タオカカのコスプレした、女の子…だと?」
男「うひゃぁああかわいいよぉおおおペロペロしたいよおおんほおおおお」
男「現実に、リアルに、タオカカがいるなんて」
男「落ち着け…ふー、落ち着け落ち着け」
男「この女の子は見たことあるな…」
男「>>29」
俺の想像してた愛し方と違ったけどこっちもいいや
ハクメンの妹
ksk
男「行くぞ…」
男「覚悟を決めた」
男「俺は今!ヤケになっているッ! 「覚悟」だッ!「覚悟」が必要なんだッ!」
男「「 「覚悟」とは!! 暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」
男「妹さん、行くぞ…いやタオ…」
白妹「はぁー、暇だなー」
白妹「お兄ちゃんいないし、なんであんなバカなことしたんだろ」
白妹「新しいコスプレの衣装でも買おうかな」
白妹「暇暇ヒマー」
インターホン「ピンポーン♪」
白妹「…」
インターホン「ピンポーン♪」
白妹「今日親いないのか、あーダル」
白妹「はい、どちら様ですかー」
インターホン「俺だタオ!迎えに来たぞ!」
白妹「は?」
インターホン「はやくドアを開けてくれ今すぐにお前を抱き締めたいんだ!!」
白妹「あなたは男さん?お兄ちゃんの友達だっけ?」
男「そうだ!俺の事を知っててくれたんだな!」
白妹「まあ、お兄ちゃん友達少ないし」
男「そんなことより、ドアを開けてくれ!頼む!!」
白妹「…」
白妹(どうしよう…)
白妹「>>36」
兄に連絡
白妹(お兄ちゃんに連絡するか…)
白妹(でも鑑別所にいるんだけど…)
白妹(いざというときの為の連絡先、ここにかけてみようかな)
男「あけてくれーーー!!!」
白妹「もしもし?私白妹と申しますがて…~~」
ハクメント「妹、どうした?何かあったか?」
白妹「いや、別になんもないんだけど」
白妹「家の前にね、男さんいるの」
ハクメン「ファッ!?」
白妹「それで…抱き締めるとかなんとか…どーしよーって」
ハクメン「殺せぇ!!なに人の妹に手を出そうとしてんだよカスボケ」
白妹「…」
ハクメン「絶対にドアを開けるなよ!警察に電話しろ!!俺が殺してやる…あ、いやその妹またあと…プツン」
白妹「不味いことしちゃったかなー、まあいいや」
白妹「んー…困ったなー」
男(ドアを開けてもらえん、こうなったら>>39)
開けてもらえるまでドアの前でひたすら待つ
男「お前がドアを開けるまでここを離れん!!ッドン…!!!」
白妹「え…」
白妹(これは駄目な奴た、どーしよ)
白妹(お兄ちゃんには警察に通報しろって言われたけど)
白妹(>>43)
ドアチェーン掛けて話すだけなら
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