P「聖杯戦争したい」 (568)


P「ドキドキとハラハラなバトルや冒険したいです」

ちひろ「はいはい寝言ほざいてないでお仕事して下さいね」

P「夢の無い人ですねちひろさんは」

ちひろ「夢よりお金が大事なので」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433843519

ちひろ「そもそも願いとかあったんですか?プロデューサー業飽きました?」

P「それは無いですかね、楽しい毎日ですよ…ただ強いて言うなら」

ちひろ「なら?」

P「お休みが欲しいです」

ちひろ「成る程それは聖杯が必要かもしれませんね」

P「聖杯レベルの悩みだったんですかこれって!?」

P「くそうこうなったら益々聖杯戦争しないと俺は永遠に月月火水木金金に!」

ちひろ「あのー冗談真に受けないで」

晶葉「そんなPに朗報だぞ!」

P「わーアキえもん何か出してくれるの?」

晶葉「はい、聖杯戦争体感装置~」
テッテテテレー

P「流石博士!」

晶葉「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」

ちひろ「…晶葉ちゃん、あなたはそれでいいの?」

あっごめんなさい、スレタイはモバP「聖杯戦争したい」です


P「見た目は酸素カプセルっぽいな」

晶葉「体感装置だからな、コレに入って貰ってプレイして貰う」

P「では早速」
ガサゴソ

晶葉「説明はいいのか?説明や知っておいて欲しい事が長々とあるが」

P「説明書は読まないタイプでねサクサク進めたいし、ではスイッチはこれかな」
ポチ

晶葉「あっちょっと待」

P「あばばばばばばばば」
ビリビリビリビリ

晶葉「…やれやれ、せっかちな奴だ」

ちひろ「あの、今、仕事中なんですけど」

晶葉「もう遅いクリアするか脱落するまでは帰ってこない」

ちひろ「…?あっ…プ、プロデューサーさんが中から消えてるやだ何これ怖い」

………
……




P「ここが聖杯戦争の世界…」

晶葉『あーテステス、聞こえるかPよ?』

P「おお?晶葉の声が頭の中に聞こえる」

晶葉『全く説明を聞かずに入ったのだからな、右も左もわかるまい、しょうがないから私が少しだけ手助けしてやろう』

P「それは助かる、ありがとな」

晶葉『ただし初めだけだ、これは聖杯戦争だし他の7マスターと比べて贔屓になってしまうからな』

P「…なあ晶葉ひょっとして俺以外の6人って」

晶葉『おそらく想像の通りアイドル達の誰かだ、誰が参加してるかはまあ出会ってからのお楽しみ』

P「ところでここは何処だ?」

晶葉「舞台は冬木市、そしてPが今いる場所は市内の」
↓2
Pのいる場所

晶葉「間桐邸だ」

P「何で!?」

晶葉『この世界では皆それぞれアバターを作って貰って入って貰っている』

晶葉『しかしPは何の設定もしていないので勝手に役が割り振られたと言ったところだ』

晶葉『そしてPは間桐にいるという事は当然間桐の関係者だが…』

一族の中でどういう関係?
↓2

晶葉「……………」

P「おい晶葉?どういう関係なんだ?」

晶葉『ここで通信を切ろう、君がサーヴァントを召喚するまで付き合おうと思ったがもう十分だ』

P「え、ちょ何で」

晶葉『一つだけ言っておくがこのゲームは全年齢向けなのでそういうあれやこれやは一切無い」

P「おーい晶葉ーまだ俺色々解らない事だらけ」

晶葉『うるさい!せいぜい頑張れ馬鹿!』
プツン

P「……………えぇ」

P「………………」

P「………………」

P「………………どうしよう」

↓2
1 サーヴァント召喚 ※御三家に選ばれたボーナス、すぐ選べます
2 間桐邸探索
3 自由安価適当に

P「あっ!よく見たら手に礼呪!カッコイイ!」

P「それにここも魔法陣かかれてるし今まさに召喚するばっかじゃないか」

P「…ときたら、アレしかないな」


P「閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。繰り返す都度に五度、ただ満たされるときを破却する。」




P「汝三大の言霊をまとう七天。抑止の輪より来たれ。天秤の守り手よ!」


↓3
どのサーヴァントが召喚された?

サーヴァントは原作の誰かで
↓3

だああごめんなさいfate原作の誰かで
↓3

Apocrypha読んでない…本当ごめんなさい
ステイナイトかゼロかエクストラのゲームでの誰かでお願いします
↓3

ネロ「…問おう」

P「………………」

ネロ「そなたが余を召喚した奏者か?」

P「(す、すげえ本物だ)」

ネロ「どうした?答えられぬのか?」

P「え…ああ、そ、そうだ、俺がマスターだ」

ネロ「ふむ…」
ジー

P「ん?」

ネロ「うーむ」
ジロジロ

P「…んんん?」

↓ネロの審美眼判定直後コンマ、そこらの青年-1
1~3気に入らない4~6普通7~9気に入った

すぐ下↓
1~3 こんな暗い虫蔵で召喚して激おこ
4~6 敵サーヴァント強襲
7~9 超気に入った

ネロ「ふ…ふふふふ!」

P「あの、どうされまゲファ」
ガバァ

ネロ「そなたは余の奏者となるべくして生まれたのだ!」
ギュー

P「え、あの僕たちまだ初対面で互いの事も知らな」

ネロ「さあ奏者よ!いざ奏でよう!余ははそなたのためにこの聖杯戦争を勝ち抜いてみせる!」

P「お、おう(…気に入られたからいいの…だろうか?」

ちょっと休憩します
実はエクストラもCCCもネロだけクリアしてないので違和感あったらごめんなさい

再開します



ネロ「では命を下すがいい!」

P「やる気バリバリだなー…とりあえずステータス確認しよう、えーとクラスはセイバーでパラメータは」


筋力D 耐久D 敏捷A 魔翌力B 幸運A


P「………あれ、やばくね?」

ネロ「うん?どうした?余に見惚れたか?」

ネロ「そうしゃー?どうしたと言うのだー?」

P「(しかしスキルに)」

対魔力:C
二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。
彼女自身に対魔力が皆無なため、セイバークラスにあるまじき低さを誇る。

皇帝特権:EX
本来もち得ないスキルも本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
このスキルランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。
今回の聖杯戦争では一日1度の制限、獲得したスキルは一日で消滅する

頭痛持ち:B
生前の出自から受け継いだ呪い。
慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。

P「(反則に近い皇帝特権がある、これをどう生かすかが…)

ネロ「ええい余を無視するなぁ!」
ガバァ!

P「どわっ」

晶葉アナウンス

晶葉『あ、ちなみに参加者はサーヴァントの知識を全て無くしている、当然宝具も教えてもらえるまで知らない』


P「どわっ」

ネロ「かまえかまえー!余をかまえー!」
ギュー

P「だからんな事してる場合じゃないって!」

ネロ「余を放っておく奏者が悪い!」
グググググ

P「うぐぐぐ…だからなぁ」

イベント
↓直後安価
1~3 敵サーヴァントの気配を感じる
4~6 部屋にだれか入ってくる
7~9 特に何もない

誰?

直後安価
1~3 臓硯 
4~6 慎二
7~9 桜
0 おじさん




慎二「へーサーヴァントの召喚に成功したんだ」

P「ええっと君は…慎二君か」

慎二「まさかアンタみたいな奴に令呪が出た時は驚いたが…」


慎二好感度 直後安価
1ほど低い9ほど高い

4ちょっと悪い

慎二「っけ、まあせいぜい頑張ればいいんじゃない?そうすりゃ君の家畜みたいな事からもおさらばできるかもしれないからね」

P「(うーん正に慎二って感じ)

ネロ「なあ奏者よ、この海産物は斬ってもよいのか?」
キンッ

慎二「ってえええええええ!?」

慎二「ま、待て待て待て!お前なんなんだよ!」

ネロ「うーんこやつはなんというか色々と気に入らぬし、何より奏者に対しての無礼がなぁ…よしやはり斬るか!止めるなよ奏者!」

慎二「おい…冗談だよな、止めろ!お、お前のサーヴァントだろ!何とかしろよぉ!」

P「あー…セイバーそのだ」

↓2
1 お世話になってる家の子なんだ見逃してやってくれ
2 斬っちゃえセイバー
3 自由安価

P「酢の物にするくらいで勘弁してやって欲しい」

ネロ「煮ても焼いても食えぬと思うぞ」

ネロ・P『HAHAHA』

慎二「うわああああああ!お前ら覚えてろよぉ!!!!」
ダダダダダダ

P「あ、逃げた」

ネロ「まああんなのにかまってる時間が惜しい、さあ奏者よ!今度こそ弦を取り余を導け!」



晶葉アナウンス

晶葉『行動は一日3回まで朝昼晩に行える』

晶葉『今日は初日な上に召喚も行っているので残り一回だけだ』



P「えーっと」

↓2
1 街を探索
2 お休みする
3 自由安価

P「待ってくれ、まずはサーヴァント召喚した事を話さないといけない相手がいる」

ネロ「ほう、それは何処の誰だ?奏者の紹介したい人物と言うのならされど」

臓硯「カカッどうやらサーヴァントの召喚に成功したようだな」

P「なっ!」

臓硯「ただの種馬に令呪が宿った時には驚いたものだが…ククク」

P「あ、ありがとうございます…」

P「(こ、怖ぇ…リアルに見ると本当に妖怪だこの人)」

ネロ「………………ふむ」


ネロ直後安価判定
1~6ぶっころ
7~9我慢する

安価じゃねえコンマだ↓

ネロ「何なのだこいつは?先ほどの海産物とは訳が違うぞ」

臓硯「そう殺気立つなサーヴァント、儂は敵ではない」

P「ああこの人は俺の…雇い主みたいなものだ、敵じゃない抑えてくれ」

ネロ「…ここは奏者に免じて抑えよう、が奏者に対する侮辱は二度は無いぞ妖怪」

臓硯「カカッ怖い怖い、顔を見せに来ただけでこの言われようか、斬られる前に老いぼれは消えるとしよう…随分と面白い奴を引き当てたのうPよ」
ザワワワワワワ

P「うぅ…(間近で蟲になって消えるのはこたえるな)」



一応臓硯好感度安価コンマすぐ下
1ほど低い9ほど高い

3【ちょっと悪い】ただ臓硯は他者にこれくらいが基本なので行動でマイナスにはならない程度


P「心臓に悪いな全く」

ネロ「奏者よ」

P「ん?」

ネロ「余好みの美少年や美少女…ではないが、凄く余好みの奏者であったので浮かれていたが」

ネロ「まだ余は奏者の事を何も知らなかったな」

P「…そうだったな」

ネロ「今宵はまずは語り合いといこうではないか、余と奏者はお互いを知る必要がありそうだ」

【そうしてその日の夜は更けていった、サーヴァントと少し仲良くなれた気がした】
【一日目 行動終了】

今日はここまでで、続きはたぶん明日
参加してくれた方ありがとうございました

…今日一日で終わらせようと思ったんですけど長くなるかもしれないのでよろしくお願いします

確かにちょっと長くなりそうなのでつけときます

婿入りといか種馬なので関係無しで、話の流れで後々魔術が決まるかもしれないですけど
戦闘は基本サーヴァントだけで予定してるので決まっても関係無いかもしれないです

再開します、夜の交流から、後サーヴァントはクラス名で表示することにします


P「じゃあまずは名前を教えてくれないか?」

セイバー「…ほう?今なんと?」

P「え、いや名前が知りたいなって、これから戦うなら真名を知っておかないと」

セイバー「もっと大きな声で!」

P「セイバーの名前が知りたいなあ!」

セイバー「もっと心を込めるのだ!!!」

P「セイバーの事が知りたくて知りたくて…震える!」

セイバー「……………」
ムフー

P「(…満足そう)」

セイバー「そうかそうか…そうかそうかぁ!そんなに余の事が知りたいかぁ積極的だな嗚呼奏者よ!あ、もちろん嫌ではないぞ!」

P「まあうん」

ネロ「なら答えよう誉れ高い余の名は……」

↓コンマ
1~7 お気に入りだからこそ隠すよ
8喋るよ
9宝具まで開帳

セイバー「余の名は…名は…・…」

P「名は?」

セイバー「……・………」

P「セイバー?」

セイバー「うむ、内緒だ!」

P「自分から言わせておいて!?」

セイバー「よ、よいだろう別に!奏者だって初対面で互いの事を良く知らぬとか言ってたぞ!」

P「それはそうだけど…」

セイバー「まだ聖杯戦争は始まったばかりだ、そう焦るでない…それに」

P「それに?」

セイバー「名は明かせぬがそれでも余と奏者が勝利する事は必然だ、何の問題もあるまい」

P「…そうか、そうだな、ならそれでいいか(パラメータが不安だけど)」

セイバー「さて次は奏者の番だぞ」

P「え、俺?ええっと俺は…」


名前とか間桐邸の種馬とかそこらへんの事情説明


セイバー「よし、やはり斬るかあやつら」

P「待って!」

セイバー「しかし奏者よ、余は耐えられぬ…そなたの立場に」

P「仕方ないんだって、そういう役目なだけで扱いが悪い訳では…」

セイバー「そもそもそなたの願いはなんなのだ?」

Pえ、「願い…?」

セイバー「そうだ願いだ、そうして礼呪を宿しサーヴァントを召喚し戦争へと召喚した、願いが無い訳があるまい」

P「(リアルでは休みが欲しいとか言ってたが、ここでそんな事言ってもしょうがない)」

P「(今の間桐のPとしての願いは…)」



Pの願い

↓2

P「…幸せな結婚生活かな、生まれと生活に文句は無かったけどそういうのに焦がれてさ」

セイバー「ふむそうか結婚か、それは良きものだ何せ余も唯一手に入らずあこが……えええええええ!?」

P「え、セイバー今何て」

セイバー「ま、待て待て待て待て!それは困る!なんというかすっごく困るぞ奏者!!」

P「(あれ、地雷的なの踏んだのか?)」

セイバー「まず誰にも呼ばれる事の無い余が呼ばれたのも奏者の願いが…だ、駄目だ!確かに気に入ったのは事実だがそれとこれとはまだ…だが、でも…」

P「(うーん可愛いなあ小動物みたいで)」


………
……



二日目


P「といった感じで昨日は過ぎた、耐え切れないと言った感じで途中で消えてしまったけど」

P「驚くくらいセイバーと仲良くなれた気がする」

P「…セイバーの真名や願いってなんだろう」



朝行動↓2

1探索
2交流
3自由安価


晶葉『おっとPの職だが聖杯戦争で本来の仕事から離れているので特に何もない』

晶葉『言うなら無職だが…何でもできるとも言える』

P「探索するか、知識では知ってるけどリアルに街を見たことはないし」

セイバー「……………」
ジー

P「…」

セイバー「奏者よ、聞くまでも無いが解っておるな?」

P「霊体化はしてくれよ?」

セイバー「…っ」
パァ

P「(素敵な笑顔だ)」

何処に行く?

ごめんなさい探索は街のどこかなので自宅扱いの間桐邸以外でお願いします

P「ここが新都かーあの一番高いのがセンタービル?でっけえ」

セイバー「おおこれが今の時代の町並みか」
キョロキョロ

P「やはり目新しいか?」

セイバー「うむ!何と言っても余の生きた時代は…ゲフンゴフン」

P「霊体化してんだから咳払いしなくてもいいだろうよ」



1怪しい気配を感じした
2観光するか
3自由安価

ザワザワ

P「っ!この感じ」

セイバー「誘われておるな、サーヴァントの気配だ」

P「こんな朝からやる気か…?」

セイバー「どうする奏者よ?」



1 誘いに乗る
2 乗らない

P「乗らない」

セイバー「よいのか?余は構わぬが…」

P「こんな朝から喧嘩売る相手とやりあってもな、聖杯戦争の基本は夜からな上神秘の隠匿もある、まともなマスターじゃないだろう」

セイバー「ふむ、まあそれもよかろう」

P「それよりせっかく新都まで来たんだ、色々観光しようぜセイバー、食べ物で興味のあるものがいくつかあるんだ」

セイバー「ほほうそれはよいな!ならば余が付き合わぬ訳にはいくまい!」


ワイワイ ガヤガヤ






???「………………」

誘った相手の判定

1~6諦める
7~9諦めない

1~5 マスターが出てきて呼び止めるよ
6~9 他の陣営が釣られて戦闘し始めるよ

あ、コンマ↓

???「ちょっと待った!」

P「なっここで出てくるのか!?」


↓3アイドルの誰か

ありす「この私の誘いを断る何て何事ですか!!」

P「あ、あり」
ズキッ

P「!?(頭に急に痛みと…これは晶葉の通信!)」


晶葉『忠告だP、このゲームはTRPGに近いのでメタ発言は禁止だ、アバターはリアルの姿と同じなので向こうも当然君の事は気づいているがリアル事情は決して話さない』

晶葉『説明してなかったので一度目はしょうがないが二度目は罰があるぞ』


P「(そ、そういう事か、でももっと早く教えてほしかった)」

ありす「こんなすぐPさ…じゃなくて敵マスターに出会えたからにはとりあえず会ってみようとしたのに逃げ出すとはガッカリですね」

P「こんな朝から喧嘩売る様な馬鹿の相手はしたくなかったでね」

ありす「言ってくれますね、なら試しますか?」

P「ここでか?」

ありす「私は構いませんよ?ねえ…」

ありすのサーヴァント
↓3 セイバークラス以外

ありすのサーヴァントがランサーで確定しました


ありす「…って危ない危ない、クラスばらしちゃうとこでした」

P「(さてどうしたものか、こんな朝からやりあうのは出来れば逃れたいが…)」

セイバー「奏者よ」

P「ああセイバー、お前もここはどうするべきと思」

セイバー「なんだあの美少女は!」

P「」

セイバー「愛でたい!愛でたい!実に愛でたいぞ!」

P「(でええい念話で叫ぶな!というかそういう趣味かお前は!)」

セイバー「どちらもイけるだけだ!」

P「うわぁ」

ありす「?どうかしましたか?」

P「どうもこうもな…」

P「(実際こんな朝からやりあうのは避けたい、真正面から勝負を挑む様なサーヴァントと戦うのも有利とは言い難い、ここは)」


↓2
1 お望み通り勝負しよう
2 こっちに戦闘の意志は無い
3 自由安価

P「こっちに戦闘の意志はない」

ありす「随分臆病なんですね」

P「さっきも言ったがまだ朝だ、やりあってもお互いデメリットが大きいだろ」

ありす「…それは」

P「お前も顔合わせがしたかっただけみたいだし、そんなに戦闘がしたいのか?」

ありす「……………」


安価↓状況でコンマ-1
1~6 しょうがないですね
7~9 いいえ駄目です!

ありす「しょうがないですね、一理あります」

P「解ってくれたか?」

ありす「別に説得された訳じゃありませんからね!こうする方が合理的だからそうしただけです!」

P「はっはっはその通りだなはははははー」

ありす「…むう馬鹿にしないでください!」

P「(ありすそのままだな…いや本人だから当然だけど)」

ありす「で、では失礼します!もう用はありませんので!」

P「あ、待ってくれ」

↓1
引き止める
引き止めない

ありす「どうしましたか?」

P「これから新都観光をするから良かったら」

セイバー「(よしその調子だ奏者よ!そうして関係を持ちあの少女を籠絡するのだ!今も掴みは悪くない感じだぞ!このままいけばイける!この世に余の新たなハーレムを創り上げる計画の一歩を)」

P「やっぱ何でもない」

セイバー「(奏者ああああああ!!!)」

ありす「?」

・………
……

ありすと別れました
連絡先だけは交換しました
夜までセイバーと新都観光をしました






夜の行動が残ってますが今日はこの辺りで、付き合ってくれた方ありがとうございました
…完結できるかどうか凄く不安になってきた

再開します


新都 夜

セイバー「余は満足だ!」
ホクホク

P「それは良かった…」

P「(予想以上にパワフルで少し疲れた…途中服を調達した後は実体化までして観光してたし)」

セイバー「うむ?疲れたのか奏者よ?」

P「い、いやまだまだ、何と言ってもこれからが聖杯戦争の時間だ」


1 不穏な気配を感じる
2 やっぱり疲れたから帰る
3 自由安価

P「…と言ってる間に、来たな」

セイバー「のようだな」

P「どうする?セイバーこそいけるか?」

セイバー「無論だ!朝と違い遠慮もいらぬのだろう?期待するがよい奏者よ」



人気のない場所まで移動しました


???「来ましたね」

↓3アイドル

P「さあ鬼が出るか蛇が出るか」

「…今宵は良い月だ」

P「ん?」

「宴の始まりには素晴らしい夜とは思わぬか?」

P「………・あっ」

蘭子「さあ!守護者を従え共に踊ろうぞ魔術師(ウィザード)よ!」

P「(すっげえノリノリ」

セイバー「ま、また美少女だと…!?此度の戦争は余のハーレムのための催しであったのか…?」

蘭子「来るがいい我が守護者!!」


蘭子のサーヴァント
↓3

蘭子「出るがよいキャスター!!」

P「えっ?キャスター?」

P「(白兵戦が苦手なキャスターでタイマン…?何考えてんだ蘭子?)」

キャスターの誰?

キャスター「あーつくづくバカだと思ってはいたがもう救いようもないなあ俺のマスターはここまで馬鹿だと笑えてくる、ほらお前らも笑ったらどうだ?こんな愉快な物は滅多にないぞ?はははははは」

蘭子「そ、そんな事ないもん!」

キャスター「おい地が出てるぞマスターよ?まあ俺が言うまでも無く少しでも油断したらそうなってるし忠告する事でもないんだがな、俺ですら作中でキャラ作りするならもう少しは剥がれにくい設定をだなあ」

蘭子「もー!!!」


P「………………」

P「どうしようコレ」

P「一応パラメータ確認を」

筋力E 耐久E 敏捷E 魔力EX 幸運E

P「勝ったぞセイバー。この戦い、我々の勝利だ」

セイバー「となるとあの少女をどうするかも余の自由という訳か…ククク」

キャスター「おいマスター、貞操の危機だ」

蘭子「…ていそう?如何なる言霊だ?」

キャスター「はっははははは!美しいなぁその無垢さ!涙が出てきそうだ!!!」

P「(さてどうするかな、勝負すれば確実に勝てる負ける要素すらない)」

P「(…というよりここで倒しておきたい、このサーヴァントじゃ勝ち抜くのはまず無理だ、倒して教会で保護して貰いたい)」

キャスター「っとどうやらお遊びはここまでの様だ、どうする?逃げ延びるなら今が最後のチャンスだぞマスター?」

蘭子「に、逃げる物か!我が守護者の魔法の如し創作物は無敵なのだ!」

キャスター「子供騙しには最適だからな俺のスキルは、いや嫌味ではない、あそこまで喜ばれるとは作者として冥利に尽きる、子供のための物だからな本来は」

P「ここは」

↓2
1戦う
2逃げる
3自由安価

戦闘を開始します
…が、確定で勝利出来る能力とスキル差、戦闘は省略します


勝利、キャスター消滅



セイバー「…何というか、済まぬ」

キャスター「構わん、俺がサーヴァントになった時点でこの結末が決まっていた、というよりこれが最良のエンディングだ」

セイバー「うむ?」

キアラとかバゼットとかマスターがサーヴァントレベルじゃないとアンデルセンで戦闘は無理っす…
今回マスターは無力設定なのでこういう事に…ごめんなさい


キャスター「これでも人間を見る目には自信がある、お前らみたいな奴ならまあ悪い目には合うまいさ、というか合わすなよ?これで合わされたら後味が悪い、俺が無能すぎる絶対合わすなよ?絶対だからな?」

セイバー「キャスターよそなたそこまで解って逃げずに…」

蘭子「やだ!…こんなのやだ!まだ私たち出会ったばかりなのに!」

キャスター「泣くなマスター少女の涙は俺に大打撃だ、というかお前登場してからキャラが崩れてる時間の方が長い、どんだけいい加減なキャラ作りなんだまったく」

蘭子「こ、こんな時まで意地悪ばっか…!!」

キャスター「ああもうだから泣くなマスター俺は死ぬ訳じゃないし元の場所に戻るだけ、ほれあのバカみたいな言葉使いをして笑え、泣き顔で見送られるのは気分が悪い」

蘭子「笑える訳が…」

キャスター「頼む、笑ってくれこれでも童話作家だ、子供の泣き顔は見たくない………まあ建前だがな」

蘭子「……………」


P「すごく悪いことした気分だ」

セイバー「余は少女の泣き顔も好きだがそれより笑顔はよりいっそう好みだ」

P「そうか」

蘭子「や…やみに」

キャスター「……………」

蘭子「闇に飲まれよ!!!」

キャスター「っぷ…っははははははは!!!下らん!下らなすぎる!!!」

蘭子「また笑ったぁ!」

キャスター「ああ愉快だ、本当に愉快だった、サーヴァントで呼ばれてみるものだ…では楽しかったぞマスター」


キャスター 消滅


蘭子「あっ…」

蘭子「う」

蘭子「う、うえぇぇぇぇん!!」



P「………………」

セイバー「………………」


どうする
↓2
1教会に連れてく
2連れて帰る
3自由安価

P「セイバー…その、だ」

セイバー「言うな奏者、余とて分別はある」

P「ああ」

セイバー「安全地帯があるのだろう?そこへ連れて行くぞ」

P「…立てるか?」

蘭子「………………」

P「聖杯戦争はこういう勝負なんだ、だから」

蘭子「愚問!!」
ガバァ!

P「のわっ」

蘭子「我が守護者は我に笑えと言い世を去った!」

蘭子「ならば主人である我が言葉を受けつかず誰が受け継ごうか!」

蘭子「そうする事が私のためにやられちゃった…アンデルセンに…」
グスッ

P「あーいいからいいから、もう無理しなくていいから」

セイバー「ぐ、ぐぐぐぐぐぐ、優しく抱きしめたい!抱きしめて持ち帰りたいぞマスター!!!!」


教会に移動します

晶葉『このゲームで協会にやってきた敗者は文句なしに保護される、つまりリアルの世界に戻ってくる』

晶葉『ただ言峰とかギルガメッシュ辺りがいたら愉悦部しそうなので二人は留守という事で』

晶葉『というか処理もややこしいから教会=リアルに返すって事で頼む』



蘭子を保護して貰いました

P「これで安全かな」

セイバー「良く頑張った…!余は良く自分を抑えた……」

P「えらいえらい」
ナデナデ

セイバー「のわっ!?」

P「お、おおう?」

セイバー「ふ、不意打ちにいきなり何をするのだ奏者よ!!!」


P「(背も低いしアイドルと同じ感じでついやってしまったが、まずかったか?)」

P「すまん手を引くから…」

セイバー「なに?引くのか?」

P「えっ」

セイバー「………………」
ジー

P「(すっごい不満顔、どっちだよ)」


↓2
1 撫でる
2 ここで止めておく
3 自由安価

P「あーセイバー」

セイバー「な、撫でぬのか?撫でない事も無くはないのか?」

P「今日はありがとう」

セイバー「…うむ?」

P「観光楽しかったよ、一緒で振り回されたけど充実してた」

セイバー「え…う、うむ!当然だなこの美しく誉れ高い余との遊行だ!至上のひと時であったろう!」

P「そしてサーヴァントも一騎落とす事が出来た、もう言う事なんかない」

セイバー「ふははははは!よいぞ!奏者よ!もっともっと褒めるのだ!!」

P「だから、行動で」
スッ

セイバー「あうっ」

そうしてその後はセイバーをひたすら撫でた

顔を赤くしばらく口をもごもごしていたが

しばらくするとそれも止まり満足そうにドヤ顔で撫でられる事を味わっていたようだ

…見た目以上にこのセイバーは少女らしいのだなと俺は思った



2日目終了

今日はこの辺りで、付き合ってくれた方ありがとうございました
この後夜の間にキャスターやアサシンなど戦闘向きじゃないサーヴァントの判定を予定していたのですが
蘭子が勝負を挑みキャスターで尚且つアンデルセンというコンボでいきなり脱落してしまいました…明日までにまた少し考えます

補足アンデルセンのスキルの一部と行動理念

人間観察:A
キャスターの固有スキル。人間を観察し、理解する技術。
ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活や好み、人生までを想定し、
これを忘れない記憶力が重要とされる。

アイテム作成:C
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
魔術は修得していないものの、宝具を応用した詩文により多少の作成はできる。


蘭子に呼ばれたアンデルセンは瞬時に勝ち残れない事を理解し蘭子を日常に戻す選択を選んだ
戦闘で人間観察を使い倒されてもマトモそうな相手を探すか
そうでないなら件の透明化のアイテムなどで見つかるまで逃げ延び、最悪自害して教会に保護させるつもりだった
ちなみに呼ばれてからは散々口調なので蘭子に皮肉を言ってからかったりアイテム作成で楽しませていたりし関係は良好だった

最後に一日の終わりの間に起きる出来事の安価だけ取ります

直後下
1~3 アサシン活動
6~9 まだ始まったばかり、何も起こらなかった

ありがとうございました、特に何事も無く3日目に行きます

4~6は本来キャスターの暗躍だったのかな?

>>188
そんな感じです空いた分他陣営の動きも入れようと思いましたが序盤なので無しの方向で



【現実】


蘭子「……………」
ズーン

ちひろ「だ、大丈夫かしら蘭子ちゃん」

晶葉「(たった2日間されど2日間)」

晶葉「(現実と見間違うほどの仮想空間でそれも聖杯戦争という極限状況での時間は日常で過ごす何日何十日に及ぶ…いや数で計れないほどの密度があるだろう)」

晶葉「(私制作のゲームだ色々な意味でR18を超える事には決してならないが…そんな要素が無くても心に重大な影響を与えるのは確実)」

晶葉「ちょっとヤバかった…かもしれない」


10分くらいしたら再開します

ありすの好感度だけ判定直後安価↓アイドルは元の世界での付き合いがあるので最低でも普通
1~3 普通
4~6 やや高い
7~9 高い


【三日目】

【今回から好感度の指標を一日の始まりにおくことにしました、現在判明してる人物は】


修二【少し低い】
臓硯【低い】
ありす【やや高い】
セイバー【非常に高い好意を感じる、親愛直前】


【セイバーが既に異常に高い理由は元々デレやすい性格な上序盤での0コンマからの超お気に入りから始まり』

【聖杯に対する願いでの返答、二日目のデート、戦闘後の蘭子への選択に教会後での行動、全てがパーフェクトコミュニケーションレベルだったからです】

修二って誰だ慎二だ


【間桐邸・朝】


P「昨日の行動で解ったが」

P「マスター達は皆アイドル、よって非道な行為は誰もしないだろう、もちろん俺もだが」

P「アサシンのサーヴァントだけは警戒すべきだが、マスター狙いの暗殺はまずないだろう…たぶん」

P「そして今日の行動だが、昨日運よく倒せたと言っても相手が倒してくれと言わんばかりの相手だった」

P「…これからそんな相手はまずいないだろうし、タイマンで勝てない相手もいるだろう、もっと情報を集めないとな」

セイバー「思案は終わったか奏者よ?」

P「終わったから背中からどいてくれ、重い」

セイバー「構わない奏者が悪いのだー!」
グリグリグリ

P(「緊張感が無い…)


↓2
1探索
2交流
3自由安価

【いや探索からさらに安価するので問題ないです】

↓1
1 自分の足で(探索する場所も指定)
2 使い魔を使って

P「教会に行こう、マスターとして登録しておく必要もあるし、昨日は届けただけでろくに挨拶もできなかったからな」

↓1
1~3 誰かと遭遇
4~9 何事も無く到着

P「この時間は通勤や通学してる人が多いな…ん?あれって」

↓2
1 アイドルの誰か
2 fate原作の誰か

あ、キャラ指定もついでにお願いします↓2

P「(藍子!ちょっと意外だな、こういうのに参加するタイプじゃないと思ってたが)」

セイバー「…奏者よ」

P「ああセイバー、解ってる(そして感じるサーヴァントの気配、霊体化させてお供に.してる)」

セイバー「此度の聖杯戦争はやはり余のための物の様だ」

P「…うん?」

セイバー「マスターが全て余好みの美少女!ここまでくればおそらくまだ出会っていないマスターもそうであろう!嗚呼胸が躍る!!!」

P「そっか」

P「とりあえず気づかれてはいないようだが」


↓どうする2
1話しかける
2後を付ける
3放っておく
4自由安価

【街中の通学路でそんな話題するのも初対面の相手にそんな話するのは無理あるのでとりあえず友好的に話しかける感じで】

P「(ありすはゲーム好きだし蘭子は言うまでもなくて疑問に思わなかったが)」

P「(ゲームにも縁が無くこういう好戦的な物とは正に真逆の藍子がいる理由はわからない)」

P「(だからこそ同盟を組めれば安心できるかもしれない)」

P「よし」



藍子「……………」

藍子「(綺麗な朝…ゲームの中なんて思えないな)」

P「よう、ちょっといいか?」

藍子「え…!?」


藍子好感度
↓1直後コンマ
1~3 普通
4~6 やや高い
7~9 高い

藍子好感度【高い】


藍子「(Pさん…!!どうして!!)」

P「そこまで驚かなくてもいいだろ?要件は解るな(マスター同氏としてこれで解るだろう)」」

藍子「(…そっか、他人同士なんだ今の私たち、当たり前なんだけど…こんな風にPさんに他人行儀にされるのって…)」

P「…えっと?ど、どうした?」

藍子「(こんな事でへこんでちゃ駄目なのに…でも、駄目…止められない…)」

P「(何で話しかけただけで泣きそうなの!?)」

セイバー「奏者よ…少々まずいぞ」

P「え?まずいって何が…げっ」

ザワザワ ザワザワ

何あれナンパ?  こんな朝っぱらから?

つーか女の子の方泣きそうじゃない?人さらい?

警察呼んだ方が…


P「ヤバイ」

↓行動2
1 逃げる
2 誤魔化す
3 自由安価

P「さ、さよーなら!!」
ダダダダダダ

セイバー「うーむ奏者がただのナンパ野郎であったなははは愉快愉快」


藍子「えっ?あっ…待って………」

藍子「………………Pさん」


↓3
今回こんな藍子が参加した理由

藍子「(Pさんが参加するってだけで参加しちゃったけど)」

藍子「(聖杯戦争…そう、バトルロワイヤル、殺し…合い)」

藍子「(ゲームの中だと思って甘く見ちゃった…こんなの私…出来ないよ…)」

???「マスター」

↓3
藍子のサーヴァント

アサシンの誰?
↓3

【アサシンが李書文で確定】


アサシン「呵々っ随分とあの男に熱の様だなマスターよ!」

藍子「そ、そんなんじゃないです!」

アサシン「そんなもこんあもなあ?今の様子から見てマスターの目的の人物とやらはあやつで相違無いだろう?」


【藍子の性格に参加した目的から藍子のアバターの目的も【Pが参加したから】に決まりました】


藍子「だ、だから本当にそういうのじゃ…ただ、放っておけなくてそれで…」

アサシン「してどうする?ようやっと儂の出番か?」

藍子「え…?」

アサシン「決まっておろうアサシンがやる事など一つ」

藍子「─────っ!」

藍子「…それ、は」

アサシン「さあ!どうするかマスター!?あの男のために他のマスターやサーヴァントを殺すか?日和見を続ける理由も最早あるまい!我が八極もやっと日の目を見られるな!」

藍子「…ひっ」

アサシン「それともあやつのサーヴァントを殺して我が物にでもするか?それもまた良いな!」

藍子「…て」

アサシン「いやいや突き詰めるなら聖杯に願えばそんな面倒も…」

藍子「止めて下さい!」

アサシン「おおっと」

藍子「………………」

アサシン「あーすまぬ、少々からかいがすぎた」

藍子「………………」

アサシン「全く聖女…いや童女を思い起こさせるぞマスターよ?倒すべき相手にすらそれではな、おぬしは参加すべきでは無かったか」

藍子「…なら、違うマスターの所へ行ってください、私にはやっぱりこんな事」

アサシン「おうおうマスター見くびってくれるなよ?少々意が食い違う程度で主人を変えるほど儂は落ちぶれておらんぞ」

藍子「……………」

アサシン「まあおぬしが本当に諦めると言うまでは付き合ってやるさ、いずれは儂の出番もあるだろうよ」

藍子「…学校に行きます、護衛をお願いしますアサシン」

アサシン「だがないずれは決断せねばならぬぞ?呵々」

【藍子と出会いました】


P「…にしても何で泣きそうだったんだろ?」

セイバー「出会いが多い割りに中々上手くいかなぁ、こうなれば余自らハレムへ勧誘を」

P「やめて」

その後逃げながら街中をブラつきました



昼からの行動
↓2

1 このまま街中探索
2 帰る
3 自由安価

P「…やはり気になるな、学校行ってみよう」

セイバー「うむ、昨日も言ったが少女の涙は捨てがたいが、笑顔はさらに素晴らしい!」



【学校へ移動します】


あと少しだけやりますが、ちょっと休憩します
…この戦争でアサシンに李書文が選ばれた時点で詰みと思ってましたが
藍子のサーヴァントとして選ばれたので希望が見えました

【学校 昼】

P「で、学校までやってきたはいいが」

P「(入る方法が無いんだよなあ…コネも関係も何もない、どうしろと)」


安価↓2
1 諦めて帰る
2 忍び込む
3 誰かと遭遇
4 自由安価

【アサシンは藍子の護衛中なので不可です】
再安価↓2

大河「はいはーいそこの貴方ーなーにしてるのかなー?」

P「えっ」

大河「こんなお昼にいい大人が学校をのぞき込んでる何てこの私に捕えられたいって事でOK?」

P「(一番見つかったらまずい人に!!)」」

大河「朝にうちの生徒が不審者に声掛け事案があったけど…うん、きまり!」
ギラリ

P「(駄目だ状況証拠が悪すぎて説得するのは間違いなく無理!)」


安価↓2
1 逃げる
2 自由安価

【桜の好感度判定】

直後下コンマ安価↓
1ほど低い9ほど高い

コンマ安価って何だよコンマ判定だ↓

4【少し悪い】

P「さ、桜さんに話を通してください!」

大河「…桜ちゃん?」
ピタッ

P「はい、実は私間桐の家の者でして」

大河「私桜ちゃんからそんな事聞いてないわよ」

P「つい最近この街に来て観光をしていたんです!ここが桜さんの通ってる学校かと少し眺めていただけで…」

大河「…うーん」

P「(ご、誤魔化せたか?)」

大河「でもやっぱ駄目ー!すっごく胡散臭いから!!!」

P「えぇ…」

大河「さあ神妙にお縄につい」

桜「待ってください」

P「!」

大河「あっ桜ちゃん丁度良かった、今桜ちゃんの親族を名乗る不届き者を取っちめるから…」

桜「…本当です」

桜「その人の言っている事は本当です」

大河「え…そーなの?」

桜「はい、後は私に任せてくれませんか?」

大河「で、でも桜ちゃんの安全が」

桜「大丈夫ですよ藤村先生…ね?」

大河「うっ……わ、わかったわ、でも危なくなったら大声出すのよー!」
タタタタタタ

桜「………………」

P「………………」

桜「大丈夫でしたか?」

P「あ、ああ、危うくお縄につく所だったか」

桜「それじゃ私はこれで、もうこんな不用心な真似はしないで下さい」

P「………………」

桜「さようなら」

P「(明らかに嫌われてる訳ではないが好感も持たれてもいない…まあ種馬だもんな、こうして助けてくれただけマシか)」

安価↓2

1別れる
2自由安価

P「(下校時間に今朝会った場所で待って藍子に…)」


大河『不審者の声かけ事案がー』

桜『もうこんな不用心な真似は』


P「……………」

セイバー「奏者よ、ツキの無い時もある、あまり無理はするなよ?」


P「俺は…」

本当に下校時間に今朝会った場所で待つ?


下2
待つ
待たない

P「…もう一度あの場所で待つ」

セイバー「…ふむ、奏者がそう決めたのなら、付き合おう」

P「(ここではプロデューサーではないけど、それでもあの藍子は見過ごせない…何があったんだ?)」


直後コンマ判定
1~2警察官と鬼ごっこ
3~5通報されそうなので逃げた
6~7会えなかったよ
8~9会えたよ

【夕、通学路】


藍子「……………」
トボトボ

アサシン「マスターよ、いつまで凹んでおるのだ?」

藍子「……………」

アサシン「おぬしの胸部ほどではないがのうカカカ」

藍子「……………」

アサシン「やれやれ儂ではマスターを笑わすのも叶わんか」

藍子「……………」

アサシン「それが出来るのは、やはりあの男だけか…目の前にいる、な」

藍子「えっ…!?」

P「………………」

藍子「P…さん」

という所で今日はこれまでで、付き合ってくれた方ありがとうございました
…最後の安価まさか成功するとは

それと思い付きのスレ立てだったので、後出しでホイホイ仕様が変わってごめんなさい
こんなグダグダ仕様でも安価に付き合ってくれて本当嬉しいです

【6時ごろから始めます、Pと藍子の会話から】


朝目立った後の場所なのでとりあえず移動します、二人が移動した場所
下3
1 間桐邸
2 藍子の拠点
3 自由安価

藍子の拠点
下2

1 そこらの住宅
2 自由安価

下2
藍子の拠点


P「とりあえず場所を変えよう、ここじゃ目立ちすぎる」

藍子「は…はい」

P「(とはいえ間桐邸はな…誰からも好感持たれてないし正直あそこを拠点にするのは危ない可能性がある、ましてや藍子を連れてくのは…)」

P「誰かに聞かれたくないし見られたくないからな、拠点に案内して欲しいこっちは訳ありで駄目なんだ」

藍子「わかりまし…えっ」

P「えっ?」

藍子「お家…ですか?」

P「え、まあそうとも言うけど」

藍子「え、えぇっ!?でもその凄い汚れてますしいきなりPさんを招くわけにはそのあの」

P「???」

セイバー「…ぐふっ、なんだこのほんわか力は!余に凄く効くぞ!!」

P「(何だか藍子は良く解らないな?ひょっとしてゲームの事良く知らずに…)」

晶葉『その通りだ』

P「(うっまた晶葉からの通信)」

晶葉『大半のアイドルなら【面白そうだから】でやってくれるが、いかんせん中には藍子の様なまるで不向きなタイプもいる』

晶葉『彼女はPが参加したから、という理由だけで参加してしまって非常に困っている』

晶葉『アバター設定もPの事に関係して作ってあるので彼女にはメタとか無しで元々それなりの知り合いという付き合いをしてくれて構わない』

P「(…説明ありがとうよ)」

晶葉『何、こういう時のための黒幕…いや裏方だ』



【藍子宅】


そして一通り事情を話をしました


P「…成る程な」

藍子「…そういう事なんです」


P「はっきり言おう、藍子には向いてない」

藍子「私も…そう思います」

P「…だから一番いいのは教会に行って保護して貰う事だ、そうすればすぐ日常に帰れる」

藍子「…はい」

アサシン「しかしな、それでは儂が余りに不憫ではないかのう?」

P「っ!?」

セイバー「んなっ…!?全く気配を感じなかった…だと!」

藍子「ア、アサシン…」

P「(アサシンのサーヴァント…よりによって藍子にか)」

アサシン「儂は武人と謳うには程遠い殺戮者、生前も散々で最後には毒殺よ」

アサシン「まあそれも身から出た錆、恨みも何もないし後悔も無い、サーヴァントとしてもマトモな扱いをされるとも思っておらん」

アサシン「それでも何もせずにご退場というのは聊か…なあ?」

P「………………」

下3
自由安価

再安価下3

1 藍子「…誰かと戦えればいいんですか?」
2 P「…こちらに来るか?」
3 自由安価

【Pは藍子の安全第一で行動すると=教会に返すで思考が確定してしまいます】
【後半の同盟を組むのと矛盾しそうなので】


下2
1 それでも教会に行ってほしい(アサシンに妥協案を話す)
2 同盟を組んで行動しようと誘う

P「なら同盟を組まないか?」

アサシン「…ほほう?」

P「確かにアサシンの言い分も最もだ、聖杯に呼ばれたからには願いだってあるだろう」

アサシン「ん?特にないぞ?」

P「えっ」

P「サーヴァントは皆願いを持つからこそ聖杯に」

アサシン「先ほども言ったが人生に後悔など微塵も無い、ただまあ呼ばれたからには我が八極腐らせるのは不憫だろうよ、それだけの事だ」

セイバー…ううむ、余も我が生に後悔など無いが…何やら負けたような気分だ」

P「(…何というか、アサシンがせめてこのサーヴァントで良かったのかもしれないな)」

P「あ、それで同盟案…というか妥協案か?まず藍子を護衛を絶対に頼みたい、これだけは譲れない」

アサシン「構わん、依頼人を守れぬなど3流以下よ」

藍子「…Pさん」

P「だから昼の間はお互い別行動でも問題はないんだが…それで───夜は十分に仕事をしてほしい」

藍子「っ!」

アサシン「…ふん?」

P「夜の間は俺たちが藍子の護衛をする、それなら十全に専念できるだろう?」

アサシン「そうさな…呵々そうこなくてはな!」

藍子「それ…は」

P「藍子、アサシンにも納得してもらうにはこうするしかないんだ」

藍子「………………」

アサシン「いやあおぬしが話の解る男で良かった!待ちくたびれたがようやく」

P「ただ、約束だサーヴァント以外は絶対に狙わないでくれ」

アサシン「応?」

P「自分でも勝手な願いだとは解ってる、アサシンの本文として以ての外だろうとは思う」

P「それでも、これが飲めないなら同盟は組めない…いやもしマスターに手を出す事がこれからあるなら…俺たちが戦いの相手になる」

P「(ここが仮想空間だとしてもマスターを狙うアイドルに危険が及ぶ事だけは見逃せない!)」

P「すまんセイバー勝手な事言って」

セイバー「…何を言うか奏者よ、ここでそう言わねば余が言うわ」

セイバー「暗殺は余にも覚えがある、というか専売特許だ!舐めるでない!!…だから綺麗事を言うつもりもない…が、まるで無力な民を狙うなど論外だ」

P「え…まさかセイバー、お前もうマスターの正体が」

セイバー「1度2度ならまだしも3度ともマスターが無力な少女とくれば察しもする、まあそこらは後でじっくり話し合おう」

P「(ただの好色じゃなかったんだなセイバー!)」

セイバー「そうしゃー?今すっごく余はなぜか奏者を殴りたいぞー?」

藍子「(…凄く通じ合ってるな、まだ出会ったばかりなのに…って私なにを)」

セイバー「っは!美少女の切ない眼差しを感じるぞ!よし余が応えよう!!さあ胸に飛び込むがいい!いや余から行くぞ!」

藍子「え…あの待ってあ、あわわわ」

P「やっぱただの好色だろお前!ってセイバーでも家のアイd…いや藍子に手を出すのは許さな…」

アサシン「…………………」

P「あっ」

セイバー「あっ」

藍子「あぅ」

アサシン「っく」

P「く?」

アサシン「っくくくく」

藍子「あ、アサシン…?」

アサシン「クククカカカーッカカカカカカ!!!!」

アサシン「カカカ…おぬしらは儂を笑い殺そうと言うのか?クックククク…いやいや恐ろしい、儂も笑い殺せた事は無いからなぁ!カカカカカカ!!!!」

P「(シリアスな話をしていたはずなんだけど…なあ何故なのか)」

アサシン「よし引き受けた」

P「えっ」

アサシン「それでよい、元よりサーヴァント以外狙うつもりもなしに断る理由無しだ」

藍子「…アサシン?本当に?」

アサシン「本当だとも、くびり殺すなら子鼠より虎の首、弱者を殺して悦に浸る趣味など持っておらぬ」

アサシン「それと儂は一戦一殺をこころがけておる、元よりマスターを殺す事すらできない身」

アサシン「…ん?おっとこれはこれは驚いたな、おぬしの出した条件ぴったりではないか」

セイバー「ふっアサシンと言うからにはどんな奴かと思えば…面白い奴だ」

P「だな」

藍子「あの…アサシンありがとう」

アサシン「礼などいらぬ…それより」

アサシン「それでも儂はサーヴァントは殺す、確実にな」
ギロッ

藍子「──────」

アサシン「サーヴァントは人間で無いし死ぬとは違うかもしれんが…儂がするのは間違いなく暗殺だ。我が主よ、これだけはおぬしから聞いておきたい」

アサシン「儂に仕事を依頼するのだな?」

藍子「………………」

直後下コンマ
1~3……………
4~9…お願いします

P「…アサシンそれは」

藍子「いいんです」

P「藍子、そんな事をお前に言わせ」

藍子「…お願い、しますアサシン」

P「!」

アサシン「……………」

藍子「これだけは、私が言わないと駄目なんです」

藍子「…そんなつもりじゃなかったは通用しないんです」

藍子「ちょっとした、気まぐれでも、それでも参加したのは私なんですから…何より」

藍子「朝にも夕にも私を待っててくれたPさんに、これ以上お世話をかけられません…!」

アサシン「良い覚悟だ」
ザッ

藍子「…え?」

アサシン「では早速獲物を探すと行くか、おぬしら我が主の守護は任せたぞ」

藍子「ま、待ってそんな急に」

アサシン「おいおい待てとは何を言う?もしここでまごついてしまい暗殺どころか誰も見つけられなかったら儂は恥で自害するぞカカカ」

藍子「アサシン…」

アサシン「寝て待っておれ、ここまで覚悟を出されたのだ儂もやる気を出さぬ訳にはいくまい」
フッ

P「…消えた」



【今晩アサシンが動くのが確定しました、やる気MAXなので必ずどこかの陣営を見つけて暗殺を仕掛けます】

P「…ってあれ、ここで泊るの確定?」

セイバー「うむ」

藍子「え、えええ?!」

P「(…ただ拠点をここに移すのは悪くない、というより良い案だ)」

P「(間桐では全員から好感を持たれていない…まあ仮に好感持たれてても危ないけどあそこ)」

P「(だが裏切れば黙ってはいないだろう…しばらくは平気だろうがもしかしたら万一)」

セイバー「奏者よ案ずるな」

P「セイバー?」

セイバー「顔を見ればわかる、間桐の事だろう?」

P「…ああ」

セイバー「今一度言おう、奏者にあそこは相応しくない」

P「………………」

セイバー「余は奏者にあんな所など行ってほしくない…奏者がそのような立場など余は耐えられぬ!奏者が良くても余は嫌だ!!」

セイバー「もし抜け出すのに心に不安があるというのなら!」

セイバー「余の剣にかけて奏者には指一本触れさせぬ!」

P「セイバー…」

安価↓3

1 もう間桐は捨てるよ
2 それでも俺は…

セイバー「………………」

P「セイバーありがとう」

セイバー「………………」

P「(そもそも迷う必要何か無いこの世界で心から俺を思ってくれるのは彼女だけ)」

P「(アイドル達とはまた違う、ここで出会ってからの俺だけを見て彼女はこう言ってくれた)」

P「(彼女は心の底から俺を想い心配し守ろうと誓ってくれたんだ)」

P「(俺が返す言葉なんて決まってる)」

P「もう間桐は捨てる」

セイバー「奏、者…」

P「俺の命はセイバーに預けるよ、改めてよろしくな」

藍子「…?Pさん、どういう事なんですか?」

P「俺も覚悟を決めただけさ、藍子と同じ」

P「さあ!そうと決まれば何からやればいいんだ?流石にいきなり暮らすには日用品とか足りないし買い出しを…」

セイバー「奏者」

P「おう何だ喜びのハグなら今なら気分いいので全力で抱き留め…!?」


セイバー「………………」
キンッ

P「(剣を抜いて…構えて…これは)」

セイバー「そなたの命しかと預かった」

セイバー「ローマ帝国第五代皇帝」

セイバー「ネロ・クラウディアス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスの名において」

セイバー「この世の全てからそなたを守り導く事をここに誓おう」

………
……



【一日が終わりました】

【セイバーの好感度が【信頼、信愛】になりました最大値となりこれ以上は上がりません】
【藍子の好感度が【非常に高い】になりました】
【間桐から抜け出しました、拠点は藍子の家となります】

後夜判定少しやりますけど少し休憩します
…昨日からびっくりするくらい順調で怖い、元々Pやアイドルがほとんどなのである程度はオートな上皆善人なので難易度は凄く低いのですけどそれでもコンマや安価が凄い

【アサシンの判定を行います】

下3
見つけた陣営

【ライダーで行きます】

下2アイドル
下4サーヴァント

愛海「さー今日こそは新たなおっぱいを見つけるぞー!マスターでもサーヴァントでもどんとこーい!」

ライダー「あの…そんな事大声で叫ばないで下さいアツミ」

愛海「でもあたしが参加したのそういう理由だしー」

ライダー「真面目にしてください本当に…召喚されてそうそう礼呪使って胸揉まれるなんて夢にも思いませんでしたよ」

愛海「それがあたしの流儀」
キラッ

ライダー「(兵は上官を選べない…)」



アサシン「………………」

アサシン「さて」


【アサシンのスキル】
気配遮断:―
アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、
このサーヴァントが持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。

中国武術:A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。

圏境:A
気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を消失させる技法。
極めたものは天地と合一し、その姿を自然に溶けこませることすら可能となる。

【かいつまんで説明するとアサシンは事前情報が無い場合絶対誰にも防げない先手がとれる、そして】


愛海「もー怒らないでよ、美人が台無しだよライダー?」

ライダー「アツミあなたは─」

アサシン「我が拳は二の打ち要らず────」

宝具【无二打】

武術の真髄。彼の修めた八極拳の絶招
達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力だけでなく、自身の気で周囲の空間を満たすことで形成したテリトリーで相手の「気を呑む」ことで相手の感覚の一部を眩惑させ
緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。


【ライダーの所持スキル】
対魔力:B、騎乗:A+、魔眼:A+、単独行動:C、怪力:B、神性:E-

【対抗できるスキル無しよって】


判定直後コンマ
1~9 即死

【致命傷】

ライダー「ガッ……!?」

愛海「へ?」

アサシン「…拳をずらされたか、やれやれあれだけ威勢をかましてこれとは儂も落ちぶれたものだ」

ライダー「アサ…シン!!!ゲホッ!!!」

愛海「ラ、ライダー?どうしたの!?血が…!!大変!!」

アサシン「とはいえ心血を突いた、もはや助からんこれでしまい………と言いたいが」

アサシン「今宵ばかりは手ぶらでは帰れぬ、その首貰ってくぞ」

ライダー「(駄目です、ろくに体も動かない…もう助からない、それでもアツミだけは)」

ライダー「ア…アアアアアァ!!!」

1~6 気合いで体を動かすが、そこまで
7~8 宝具発動
9 第三者が横やり

ライダー「アツミ…!」
ひょい

愛海「きゃっ!?だ、駄目だよ無理しちゃ、血がいっぱいほら抑えないと…!」

ライダー「アツミ…もう私は助かりません、この後は教会、に…行って、逃げて下さい」

愛海「え、?え?え?やだよそんなの!ほらそんな事言うとおっぱい揉むよ!というか押し付けてるよ!いいの!?嬉しい!!」

ライダー「ふふっ…かわいいですねあなたは」

ライダー「アサシン、私の負けです…何処かにいるのでしょう?しかし姿は見えずとも…!!これなら、どうですか!」

愛海「「あわわわ飛んで、飛んで!?」

ライダー「騎英の手綱(ベルレフォーン)!!!」

アサシン「なぁっ!?」


1~3 姿が見えないのでギリで回避
4~6 重症
7~8致命傷
9 死亡

【アサシン重症】

アサシン「ガッ…!ック…ククク、ククク」

アサシン「たまらん…たまらんのうこうでなくては」

アサシン「儂の圏境と无二打、動きさえすればこれだけで終わりと思っていたところもあった、生前破られたことなど無かったからな」

アサシン「それがいきなりこの様だ!!!嗚呼何と素晴らしい事か!!!マスターにどう弁明したものやらだ!!カカカカカカ!!!」

【アサシンが撤収しました】

直後コンマ判定
今の戦闘を見ていた残り陣営の数

1~3 1陣営
4~6 2陣営
7~9 3陣営

すいませんハンパな所ですが時間が危ないのここまでで…付き合ってくれた方ありがとうございました
次はアサシンの逃走判定からです

【今夜もたぶんやります、もしよければ付き合ってください、それとライダー陣営だけ】




【宝具】
騎英の手綱(ベルレフォーン)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:2~50
最大捕捉:300人

あらゆる乗り物を御する黄金の鞭と手綱、乗ったものの能力を一ランク向上させる効果も持つ
主に召喚したペガサスに使用し、真名を解放させれば時速400?500kmという猛スピードを出す
流星のごとき光を放った突貫は破格の破壊力を誇り広範囲を薙ぎ払う事もできる




【教会前】

ライダー「(…辿り……ついた)」
ドサッ

愛海「ふぎゃっ…ってあれここは」
ドテッ

ライダー「(英霊の急所を破壊された状態での全力の宝具行使…ここまでですね、もう消えるまで幾ばくも…)」

愛海「ライダー?ねえライダーったら!」

ライダー「…っ(駄目、声も出な…)」

愛海「…令呪を持って命ずる!ライダーの傷を治して!」
キンッ

ライダー「!」

愛海「もう一つおまけに令呪!ライダーの体を治して!」
キンッ

ライダー「…アツミ」

愛海「ほら!これでもう大丈夫だよね?」

ライダー「…………」

愛海「ライダーのお山のためにとっておいたの残り全部使ったんだから!これで治らないなら怒るよ!」

ライダー「それは…困りましたね、ふふ」

愛海「だ、だから…平気だよね?」

ライダー「ええ平気です、おかげで体の傷は完全に治りました」

愛海「ほ、本当?」

ライダー「…これで落ち着いたまま、消えられます」

愛海「え────」

ライダー「始めは私と同類かと思いましたが…アツミの胸にだけへと伸びる純粋な想いは呆れましたが、愉快で楽しかったですよ」

愛海「やめてって!そんな遺言みたいなの!」

ライダー「ですが…せっかくその様な可愛らしい姿なのですから、もう少し…抑えた方がいいかもしれません」

愛海「そ、それは…う、ううううう!駄目!幾らライダーでもそれだけはうんって言えない!!!」

ライダー「っぷ、あはは、お元気でマスター」

愛海「…あっ」

【ライダー消滅、そして愛海が脱落しました】

【残り5騎】

【始めていきます】

戦闘を見つけた陣営
1~3 アーチャー、ランサー
4~6 ランサー、バーサーカー
7~9 バーサーカー、アーチャー

直後下コンマ判定

下2
アーチャーの真名【ギルガメッシュは5次の時系列なので無しで】

下4
アーチャーのマスターのアイドル


下7
ランサーの真名

【一個ずれてエミヤと渋谷凛のコンビで】


下2
ランサーの真名

【エリザベートは…】

下3
1 CCCに登場したばかりの状態
2 CCC後の贖罪の状態

連投にはならないのかこれ

【ありす、エリザベートのコンビで確定】

>>366
元々上で安価成立してるので、上で判定取ってます

【アーチャー陣営の処理からやります】

アーチャー「…まずいな」

【アーチャーのスキル千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。よって現状を完全に把握】


凛「アーチャー状況を報告して」

アーチャー「悪いがマスター時間が惜しい」

凛「?」

アーチャー「あのアサシンを今すぐ潰さねば、私たちは負ける」

凛「…っ」

アーチャー「(完全な不意打ちで完全に壊されていた)」

アーチャー「(どの様なアサシンであれ攻撃に移るときは気配遮断の精度は格段に落ちる)」

アーチャー「(だがあのライダーのやられ方…異常すぎる)」

アーチャー「…透明なまま完璧な気配遮断の確殺か、成る程これは素晴らしい」

凛「関心してる場合!?」

アーチャー「ああ最もだ、あのライダーは冥途の土産にアサシンを燻りだしてくれたのだからな…期待に応えてやらねば───」

アーチャー「I am the born of my sword.(我が骨子は捻じれ狂う)…」




アサシン「ぐ…これはもう圏境は使えぬな、だが帰還するだけなら………っ!?」




アーチャー「“偽・螺旋剣”(カラド、ボルク)」



【すぐさま霊体化し帰還を行おうとしたアサシンにアーチャー全力の狙撃が襲う】

直後下コンマ判定
1~4 死亡
5~7 致命傷
8~9 致命傷寸前で耐える

【致命傷】

アサシン「…カ…ハッ………」


アーチャー「……………」

凛「どうなったの?」

アーチャー「まだ息はある…が、直に消えるな、あれは致命傷だ」

凛「そっか…」

アーチャー「どうするマスター?念には念を入れてとどめといくか?」

凛「………………」

アーチャー「あのサーヴァントが今更襲ってくる可能性は無いが…アレを使った後だ、これ以上は逆に私たちが他の陣営に襲われる可能性も出てくる」

下3
1 もう十分だよ
2 うん、お願い
3 自由安価

凛「もう十分だよアーチャー、帰還しよ」

アーチャー「それが無難だな」

凛「…一晩で2騎、か」

アーチャー「キャスターといい中々のハイペースだな、明日明後日にでも今回の聖杯戦争は終わるかもしれん」

凛「………………」

アーチャー「うん?どうしたマスター?」


直後下コンマ判定

【凛のPへの好感度】
1~3 普通
4~6 やや高い
7~9 高い

凛「何でもない、行くよ」

アーチャー「…そうか、なら私も何も聞かない事にしよう」

凛「キャスターの時はマスターを巻き込みそうだったから狙撃しなかった…それだけ」

アーチャー「お優しい事だ」


【アーチャー陣営が帰還しました】

【凛の好感度は普通になりました】

凛…ところで私の事は凛で良いってば、マスターとか趣味じゃない」

アーチャー「………善処しておこう」

凛「…変な奴」

アーチャー「良く言われるよ」


【ランサー陣営の判定】
直後下コンマ判定
1~6 なんかもう二度もドでかい爆発がおきたからビビって帰る
7~9 頑張ってやってきた

【“偽・螺旋剣”(カラド、ボルク)が爆発した直後】

ありす「…きゃ!?」

ランサーぐ、ぐぬぬぬぬ、また凄いのが起きたみたいだけど…この私を差し置いてオンステージなんて認めないわ!急ぐわよ!ありす!」

ありす「………………」

ランサー「ありす?どしたの?」

ありす「ふっ…今日はこれくらいにしておきましょうか」

ランサー「何で!?」

ありす「こ、これだけ大規模な戦いだと危険な可能性があります、引くのも戦いですよ」

ランサー「あら?私を舐めちゃ困るわよありす?むしろこれくらいド派手じゃないと私に相応しく…」

ありす「それに今日はもうずいぶん遅い時間です、夜がはじまってすぐならともかくもう深夜と言っていい時間…夜更かしは」

ランサー「っは!そ、そうね…夜更かしはお肌の天敵アイドルの天敵…!!!」

ありす「そういう事です」

ランサー「流石ねありす…私のマスターとは言え恐ろしい…」

ありす「ふっもっと褒めてもいいんですよ?」

ランサー「でも中々戦えないわよねーコレだと、せっかく朝から誘ってもだーれも出てこないし」

ありす「全くです、私たちの強さの制限ためにルールからしてハンデをつけられてる気分です」

ランサー「ま、しょうがないわ、それよりそうと決めたら早く帰りましょ」

ありす「ええ、明日こそは頑張りましょう」


【ランサー陣営が帰宅しました】

【藍子の拠点】


下2
1 実は藍子は一人暮らしだった
2 NPCがいて一時的にお世話になってるよ

P「そういう訳で俺はソファーで寝る、ベッドは藍子が使ってくれ」

藍子「え…だ、駄目ですよ!私がそっちで寝ます!」

P「いやいや俺が寝るから、元々こっちから押しかけてきてそんな事させられないから」

藍子「いえいえいえ私が…」

P「いやいやいやいやいや俺が」

セイバー「仕方ない間をとって余が間中に陣取り二人を両手に抱いて寝るとしよう!決して邪な気持ちでないぞ!」

セイバー「やっと余にもツキが回ったというか、ハレム建設への道が建って」

P「じゃあセイバー護衛よろしくな、おやすみー」

セイバー「奏者ぁ!?」

藍子「あのそれはセイバーさんがいくら何でもかわいそうじゃないかって」

セイバー「藍子は優しいのう、しょうがない意地悪な奏者は放っておいて今宵は余と一緒に…」

藍子「え、ええ、その私、そういうえっと…あの、趣味は…」

P「ゴルァセイバー!俺の目の黒い内にそんな事は───」


アサシン「呵々、おぬしらは常に漫才をしていないと気が済まないのか?」

P「アサシン!」

藍子「あ、帰って来たんですね、お疲れ様…・えっ」

セイバー「…そなた」

アサシン「すまんな、この様な情けない姿で」

P「(身体が、透けて…)」

アサシン「姿を見せるのも恥かと思ったが…伝えねばならない事がある以上、恥を忍んで帰ってきた」

【戦闘の報告をしました】

P「…そうか、ありがとう」

アサシン「一戦一殺、これだけはどうにか守れて良かったわ、これすらできなければ何が魔拳士か」

藍子「も、もう、助からないんですか?」

アサシン「応、気を抜けば身体が霧散してしまうなカカカ」

藍子「令呪を使って…!」

セイバー「無駄だ藍子よそういう問題ではない、こやつはもう気力だけで残っておるのだ」

P「狙撃に使われた宝具が爆発した…か」

アサシン「儂が言えたことではないが、あの弓はとても真っ当な英霊の所業ではない…威力もな、手負いでもただの狙撃で死ぬ儂ではない」

アサシン「アーチャーにだけは気を付けろ、アレは危険だ」

藍子「アサシン…」

アサシン「…あれだけ大口をたたいてこの結果、すまんなあマスターよ、好きなだけ罵倒してくれていい」

藍子「…いえ、そんな事はありません、こうして戦って帰ってきてくれて…それに」

藍子「私が何も決められずに迷ってた間、怒りもせずずっと待って守っていてくれたんです…そんな事あるはず、ない、です…」

アサシン「ッカ!とことんおぬしは…カカカカ、カ」

アサシン「ああ悪くない、実に悪くない…いや、良い!」

藍子「…?」

アサシン「主と仲間に見守られて逝く、か、この様な贅沢…儂には実に勿体………ない………のう」


【アサシン消滅】

藍子「…………アサ…シン」

P「(魔拳士李書文、到達した拳法家で二手と使わず戦った相手を殺し続けた武人)」

P「(最後は余りに殺しすぎたせいで恨みを買い毒殺という結末だった…が武道以外での彼は筋を通す性格、義の男だった、と言われいてる)」

P「…ありがとうアサシン、お前が藍子のサーヴァントで本当に良かった」



【残り4騎】

【一日の終わりの間のイベントが終了しました】

休憩します、まさか2騎落ちるとは…

そうです、この際なので決めておきます


下3
アイドル

下6
サーヴァントの真名

【仁奈、ヘラクレスで確定】
【バーサーカーヘラクレスの特性上、特別に仁奈の魔力判定を行います】

直後下コンマ判定
1~4 普通 一戦するだけで危ない
5~8 高い 令呪のサポートがあれば一つで一戦はできる
9 イリヤ並

【仁奈がアインツベルンの関係者で確定しました、イリヤみたいな立ち位置です】

【それによって今回の小聖杯はホムンクルスでじゃなく普通の聖杯が用意されました】


アサシン仲間になった時点で勝ったかなあーって思ってたんだけど…なあ…今度こそ休憩します

【アインツベルン城】

仁奈「退屈でごぜーます!!!」

セラ「で、ですからその」

仁奈「どーしてお外に行っちゃだめなんですかー!」

リーゼ「ニナ、私に飽きた?ちょっと悲しい」

仁奈「え、ち、ちげーですよ、ただ仁奈は皆に会いたくて…」

リーゼ「良かったうれしい」

仁奈「仁奈はリーゼも大好きですよ!」

リーゼ「照れるぜ」

現実

ちひろ「晶葉ちゃん…これ、どういう事なの?」

晶葉「説明しよう!」



『これで5人参加か、アイドルの最後の一人は…』

『おお?なんですかコレすっげーですよ!』

『む、仁奈か…流石に君には早すぎる、危ないから近づくな』

『…晶葉は仁奈が嫌いだったですか?』
グスッ

『え、え、え、ええいやいやそんなバカなぁ!ほら好きなだけ触るんだ!!』

『わーい!!早速スイッチ押すです!!!』

『げっ』

はいそっちの方がいいですのでそっちでいきます、ありがとうございます



晶葉「とまあそして勝手に決められたロールが見事に見事に…ははは」

ちひろ「…もうこれわかんないわね結末がどうなるか」

セラ「今は危険ですから…それに今晩は何と2騎落ちたと聞きました、これで」

仁奈「もうそんなにいなくなっちゃたんですかー?!これじゃ仁奈みんなと遊べねーです!!!」

セラ「(ああもうどうなってるのこの子の言う事は要領を得なさすぎる!)」

セラ「(だからといって無理を通そうとすれば…)」


ヘラクレス『……………』
ギロッ

アハト爺『な、なんだ貴様!サーヴァントの分際で儂に…ひぃ!』


セラ「(狂化して尚消えぬ気高さ、ヘラクレスが彼女を守る限り誰も手が出せない)」

セラ「(懸念は多いですが、敗北は無いでしょう、それまで耐えればいいだけの…)」

仁奈「うーんうーんでごぜーます…」

リズ「ニナ友達に会いたいの?」

仁奈「そうなんですよー…でもお外は危ないからってヘラクレスも通せんぼするでごぜーますし………キラーン!閃きやがりました!!!」

セラ「えっ」

仁奈「こっちが出られないなら………でごぜーますよ!!!」




【三日目、今度こそ終了】

【仁奈のPへの好感度判定、最年少なので判定がやや特別】
直後下コンマ判定

1~3 高い
4~6 非常に高い
7~9 好きでごぜーます!

【Pへの仁奈の好感度、非常に高い】

今日はこの辺りで、次は4日目開始からです
付き合ってくれたかありがとうございました

全員出たので今回の参加者まとめ

セイバー ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス
マスター P

ランサー エリザベート=バートリー
マスター 橘ありす

アーチャー エミヤ
マスター 渋谷凛

ライダー メデューサ
マスター 棟方愛海

キャスター ハンス・クリスチャン・アンデルセン
マスター 神崎蘭子

バーサーカー ヘラクレス
マスター 市原仁奈

アサシン 李書文
マスター 高森藍子

今日はあまりできませんが少しだけ進めます



【現実】

愛海「ライダー!あたしはあなたの守ってくれた命のために道は曲げない!あたしの女道を行く!!」

晶葉「それって結局前と変わらずいつも通り過ごすという事だよな?」

ちひろ「それにしても本当にリアルよねプロデューサーさん達はともかく他の人達が仮想何て思えないわ」

晶葉「ふはははは私制作だからな!……と言いたい所なんだが、結構予想外の行動というか予想もしてない事が起こっているのだ、うーむ」

ちひろ「晶葉ちゃん…?」

晶葉「いや仕上げの辺りでな、とある二人が願掛けしてくれたんだ」


「せっかくだからもっともっとすごくするのー…ふわぁ…たましいはいれー…」
ポワァ

「でしてー祈祷を行い祈願を行いやれるとこまでいってしまいましょー」
シャンシャン


晶葉「あの二人のまじないがもしかしてなあ?…いやいやそんな非科学的な事があるはずないかはっはっは」


【ちひろのスキル直観:A つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。】

ちひろ「…うん、良く解ったわ」

【四日目、藍子の拠点】


夢を見た

ド派手で

やりたい放題で

眩しく鮮烈な

実に煌びやかな彼女の生涯の夢を

そして

その全てを塗りつぶす様な真っ黒で救われない結末の夢を



P「(夢…今のはセイバーの生前…?)」


【Pのネロへの知識 直後下コンマ判定】
1~3 ほとんど知らない
4~6 多少は知ってる
7~9 生まれから没するまで知っている

【多少の知識がある】

P(「帝政ローマ第5代皇帝、ネロ・クラウディス、あまり詳くは知らないが…それでも暴君として有名だったのは聞き覚えがある)」

P「(自分を芸術家として自称して自分専用の劇場を建設したり独唱会を開いたり…他にも自由奔放な振る舞いが何より有名)」

P(「ただ統治能力も高かったらしく特に市民への愛は大きく即位してから直ぐ税の改革を始めるほど、当然人気もすさまじかったらしい)」

P「(一方民以外には厳しく腐敗しきった貴族や元老院、つまり国そのものと真っ向から対立…自身を皇帝に導いた母とすら対立)」

P「(暴君に相応しい暴挙を繰り返し、暗殺も通らない母を自身の手で殺す所業まで背負った、その様…それから彼女は…)」

P「…ここからが思い出せない」

P「でも夢の最後は覚えている…」

P「(一人誰もいない荒野で自決用の短剣を持った彼女を)」

P「(何度も、何度も泣き叫びながら…死にたくないと叫びながら…それでも最後には…)」

P「はあ、なんだかなあ」

セイバー「うむ?目覚めが悪いのか奏者よ?」

P「…そりゃセイバーの………っ!?」

セイバー「お、おおっと暴れるでない!猫の額ほどの狭さなのだぞ!」

P「その狭いソファーで寝てる俺に何で無理やり入り込んでんだ!いやこれもう入り込んでるってか絡み合ってるっていうか!」

セイバー「奏者の顔も見放題体温も感じ放題…むふふ」

P「い、いいから離れて!くれ!」
グイッ

セイバー「あっ…むー余の抱擁から逃げるとは奏者でなければ死罪だぞ全く…しかしいけずだのう…いや、それとも案外初心なのか?」

P「(健全な男としてセイバーみたいなスタイルの子にいきなり抱き付かれてて平静でいられるか…)」

P「ったく、あの夢と同じ奴とは思えん」

セイバー「…夢?」

P「…ああ夢だ、セイバーの夢を見」

セイバー「ふはははははは!そうか夢か!夢の中ですら余を想うとはな!解り切ってる事だが奏者も余で頭がいっぱいなのだな!」

P「(本っ当にあの夢と同じ人物なのかコレ)」

セイバー「しかしどの様な夢を…っは、ま、まさかこの場で言えぬ様な夢とかいやいや…」

P「…なあセイバー」


下3
1 生前について尋ねる
2 特に何も言わない
3 自由安価

P「今日は少し出かけないか?」

セイバー「…うむ?」

P「日々連戦だったしな、ちょっと気分転換するのもいいと思うんだ」

セイバー「成る程デートか、確かにまだこの街は観光し足りぬな」

P「…藍子も連れてだ、そういうのじゃ」

セイバー「さ、三人とな!?余という者がありながらここまで堂々とハーレム宣言とは奏者もやるではないか…だが問題は奏者が花を二つ持つか余が二つ持つか…ううううむむむ、これはどちらが最善なのだ!?」

P「ハハハハハ」

P「もうこの時点で気が晴れて来た、凄い脱力感だぜはっはっは」

セイバー「待て奏者よ!ここまでその気にさせてお預けとは無体すぎる!泣くぞ!本気で泣くぞ!」

P「いいだろうよもう…また眠くなってきた気もする…よしおやすみ」

セイバー「奏者ァ!?」

下3
1 からかうのはこれくらいにして準備を始める
2 とどめにソファーに引きずり込む
3 自由安価

【すいません今この場でできる内容限定でお願いします】
再安価下2

P「はいはい、じゃ準備始めるか」
ムクッ

セイバー「奏者は余を信じておったからな!!」

ススス
藍子「あ、起きてましたか?」

P「!?」

セイバー「む、藍子か、余はバッチリだぞ!」

藍子「そうですか、それじゃ朝ごはん作ったので一緒に食べませんか?」

P「あ、ああ…」

P「(妙な気を起こさなくてよかった…もし一歩遅かったら…)」

藍子「Pさん?」

P「か、顔洗ってくる!」
タタタ

セイバー「うむ?」

【朝食後】

P「ご馳走様でした」

セイバー「余は満足だ!」

藍子「ふふ、ありがとうございます」

P「(こういう家庭的なのは久しぶりだな…)」

セイバー「それにしても藍子はいいのう、共にいると気持ちが落ち着くというかふわふわすると言うか…」

藍子「そう…なんでしょうか?」

セイバー「そうだぞ!よし藍子よ!やはりそなたは余のハーレムに参加するべきで」

P「それくらいにな、それより今日は…?」

コンコン

P「ん?窓に何の音……!?」

セイバー「───ふむ、使い魔か」

藍子「…っ!」

藍子「きれいな鳥…あ、あれ?針金?え?」

P「一拠点がバレてのたも驚いたがその上で使い魔をよこすとは…それに何か咥えてる?」

セイバー「これは招待状だな余には解る…こうも堂々とは随分と自信家の様だ」

P「受け取らない選択は無いか…とにかく中身を見て判断しよう」
ビリリ


今日のおやつの時間におちゃかいってのを開きやがります!!
Pもありすもりんもみんなきてくだせー!!


                市原 仁奈

藍子「…えっ」

P「…えぇ」

セイバー「…うむ?」

【ランサー陣営】

ランサー「ありす…解ってるわよね?」

ありす「合点承知ですよランサー…」

ランサー「………………ふっ」

ありす「………………ふっ」



ランサー「お城でのお茶会!これよこれ!こういうイベントが欲しかったの!」

ありす「アインツベルン城といのはこの冬木市郊外森の奥深くにあるお城だとか」
ポチポチポチ

ランサー「いいじゃない!私を招待するからにただのお城じゃなくてそれくらい雰囲気もバッチリじゃないと!」

ありす「さあランサーグズグズしてられませんよ!ゲストとしても準備は必要ですから!」

ランサー「ええ!最高のステージにしてあげましょう!」

【アーチャー陣営】

凛「………………」
ズーン

アーチャー「頭痛が痛い、そんな顔だなマスター」

凛「まあ…ね」

アーチャー「してどうする?確実に罠だとは思うがな」

凛「………………」

アーチャー「参加せずとも私なら催しの把握くらいならば…」

凛「いや行くよ」

アーチャー「何?」

凛「お茶会って何がいるのかな…あ、手ぶらで行っちゃまずい?」

アーチャー「………………」

凛「もしお茶菓子とかいるなら…あ、そうだアーチャーはそういうのも作れる?もし作れるならお店のよりも私はアーチャーのが食べたいんだけど」

アーチャー「説明を求めたいマスター」

凛「何てことないよ…そうだね、これでも私友達が結構多いんだ」

アーチャー「何!?そうなのか!?」

凛「さっきより驚く事なのソレ?で、この仁奈って子はそーいうのに一番遠い子、だから平気」

アーチャー「…やれやれ」

凛「駄目かな?」

アーチャー「サーヴァントはマスターに従うのが基本さ、君が決めたのなら従おう…だが」

凛「だが?」

アーチャー「開催するまでに菓子を作るならば時間が足りん、菓子作りは時間がかかるのが基本だからな…よって今すぐ買い出しだ」

凛「りょーかい」

【昼以降にお茶会に全陣営が集まる事が確定しました】


今日はこの辺りで、安価に付き合ってくれたかありがとうございました
次回は3人のデートからです

【再開します、それと残った人物と状況でここからほぼ安価無しで進みます】

P「それじゃ行くか!」

セイバー「うむ!遊行と洒落こもうぞ!」

P「(お茶会の事は非常に気になるが、昼間な上に全部の陣営が集まる、何より仁奈…そう仁奈だから裏も何もないだろう、うん)」

藍子「………………」

P「ん?どうした藍子?」

セイバー「浮かぬ顔だが…どうかしたのか?」

藍子「あ、いえ、何でもないです…ただ、その」

P「ただ?」

藍子「出かける場所は、決まってるんですか?」

P「まだ決めてないが、何処か行きたい場所でもあるなら行ってくれたら…」

藍子「なら私行きたい場所があるんです」

【マウント深山】

P「(マウント深山、一言で言うなら何処にでもある商店街)」

P「(食事関連は豊富だし決してその他の店揃えも悪くないが、それでもやはり普通の商店街)」

P「観光には向かないがここで良かったのか?」

藍子「はい、すいませんわがまま言っちゃって」

P「俺はいいさ、新都は見てきたしこういう所でゆっくり過ごすのも悪くない…ただセイバーは」

セイバー「奏者よ見るがよい!魚の形の菓子だぞ!いや知識では知らされておったが実物はまた滑稽だな!…む?何を見ておるのだ?早く買って余と食べるぞ!」

P「問題無いか」

藍子「ふふっ」

そんな感じで俺たちはゆっくりと過ごした

ただ一緒に歩いて店を冷やかしたり

セイバーがはしゃぐのを眺めたり時には付き合ったり

こちらに来てから初めて頭から完全に聖杯戦争の事が抜けきった時間だった


【公園】

P「ここらで少し休むか、結構時間経ったし歩き通しだったからな」

セイバー「そうか?余はまだまだ…何!?もうこんなに時が過ぎ去った…だと…?これは敵からの魔術攻撃を」

P「受けてないから」

藍子「あはははは」

セイバー「楽しい時間は直ぐに過ぎるという奴か、うむむ」

P「何と言うか懐かしいな」

藍子「…そうですね、凄く久しぶりな気持ちです」

P「(前にも藍子の散歩に付き合った事があったが…元の世界が遥か昔に思えてくる)」

藍子「ここに来てからはずっと張りつめて、大変でした」

P「…ああ」

P「(ちょっとしたゲームのはずが現実と細分無い世界でのバトルロワイヤル…こうして会えた事が本当に良かった)」

藍子「だけどPさんとセイバーさんのおかげで…やっと私が取り戻せました」

セイバー「水臭い物言いではないか藍子?我らは仲間だぞ、あ、だが褒めるのは良いぞ、もっと言うがよい」

藍子「こんなに素敵な場所に来れて二人と過ごせて…とても幸せな思い出が出き来ました、本当にありがとうございました」

P「藍子、お前まさか」

藍子「Pさん、セイバーさん───私、ここで脱落します」

P「……………」

セイバー「っ!」

藍子「もうアサシンはいません、戦う手段の無い私がいてもこれからの戦いにお邪魔なだけです」

P「…それでいいのか?アサシンとの同盟はまだ切れてないんだ、藍子が望むなら終わるまでだってかまわない」

セイバー「そうだ、我らと共にある限り藍子に危害など」

藍子「だからこそ、です…アサシンは最後の最後まで私のために戦ってくれました」

藍子「そんな思いを私が無駄にする事はできません、そして二人の負担になってしまうのも私は嫌なんです」

藍子「教会に行きます、そこで脱落できるんですよね?」

P「…そうだ」

P「(事実そうするのが間違いない事だ、何よりも藍子の安全を、そして俺とセイバーの負担を減らすという意味でも)」

P「(そして何より藍子自信がそう言ったんだ…俺が止める事権利何て、存在すらしない)」

P「解ったよ藍子、お別れだ」

藍子「…はい、最後までわがまま通しでごめんなさいPさん」

セイバー「待て奏者よ」

P「…セイバー?」

藍子「セイバーさん…駄目です、これ以上ご負担になるには」

P「そうなんだ、もう俺たちが止める事なんて」

セイバー「そうではない、余とてそれくらいは解っておるわ」

P「ならどういう」

セイバー「まだ余はこの商店街を制覇しておらぬ」

藍子「えっ?」

セイバー「民達がおだやかに過ごすこの場所は実に見事、活気に溢れ笑顔で溢れており実に美しい」

セイバー「茶会まではまだまだ時間があるのだからな余はまだまだここで過ごすぞ、当然二人も一緒だ!というか断っても引っ張るからな!」

藍子「セイバーさん…」

セイバー「あーそうだ!教会に行くというのならそこまで護衛もせねばならぬな!そして最後の別れの前には余と別れの抱擁だ!!涙と笑顔で飛び込むがいい!!」

藍子「…はいっ!」
グスッ

セイバー「む?もう涙を流すのか?せっかちな奴よなははははは!」

【時間まで3人で過ごしました】

【藍子が脱落しました】

【教会前】

P「(これで残りは4陣営…そして今から全員が集まる、か)」

P「(…もうこんな勝負は終わりにするべきだ)」

P「(この世界は本物だ、言い切れる)」

P「(俺だけなら良かったが…アイドル達をこれ以上聖杯戦争に関わらせる訳にはいかない、今からの茶会でそれを)」

セイバー「何を物思いにふけっておるのだ?」

P「ん?ああ、ちょっとな」

セイバー「藍子の事か?残念なのは余も同じだがしょうがあるまい」

P「…まあ、な、それよりセイバーこそ良かったのか?あんなに気にってたのにキッパリ別れてしまってさ」

セイバー「無論、あのような優しさを伴った覚悟を向けられてはどうしようもあるまい」

P「そうか、うん、そうだよな、うんうんセイバーも大人で…」

セイバー「それにこれが今生の別れではないではないか!」」

P「──────っ」

セイバー「今は保護されておるがこの戦争が終わればまた会えるのだろう?」

P「…………」

セイバー「つまり勝つ事が決まっておる我らならば再開は自明の理、焦る必要も無い」

P「…………」

セイバー「藍子のハーレム入りの検討はまたじっくりと………どうした奏者よ?凄い顔色だぞ?」

P「何でも…ない」

セイバー「し、しかし…そんな顔をされては余は心配だ、もし体に不調でもあるなら」

P「何でもない…何でもないんだ」

セイバー「………………そう、か」

P「お茶会に急ごう、時間がギリギリだ」

セイバー「…うむ」

P「(今は…何も考えたくない、今考えてもしょうがない…終わったら、どうなるか、何て…)」

セイバー「…………………」


【アインツベルン城に移動します】

お茶会は長くなりそうなので短いですがここまでで、読んでくれた方ありがとうございました
次は安価あります…たぶん

【引き止める安価が無かった補足ですけどアサシンが脱落した上に
Pへの非常に高い好感度を持ちセイバーに対しても相性が非常に良く
迷惑をかけまいとする気持ちの藍子を止めることは不可能でした】

【藍子はキャラ設定が魔術師じゃないので譲渡できませ…いや3画の1画使えば出来たりする、かも】
【夢の会話など安価出来る場所少なくて申し訳なかったです、ただ令呪を渡さないで脱落するのは考えにくいのでちょっと判定を】

直後安価
1~3 譲渡を出来なかった
4~9 譲渡が出来た

果たして令呪の追加で有利な展開に変わるか

そういえば自分のサーヴァントや他マスターに好感度ありましたがどんな効果があったんですか。
セイバーや藍子とか初期から上がったり等変動があるから意味が有るとは思うけど

>>483
展開が変わったりします
藍子の初期好感度が普通かやや高いだったらあの場でうろたえず応対してました、結果高いのに不利な展開になってしまいましたけど

【令呪の譲渡はできなかった】


P「ああそうだ別れる前にその令呪なんだけど、教会に行くと監督役に持ってかれるんだ、それなら」

藍子「はい?」

………
……


P「そう上手くはいかないか」

藍子「ごめんなさい本当に何もできなくて」

P「いいっていいって本来これを弄るのは高度な魔術の技量がいるんだから(確か)もしできたら儲け物程度だったよ」

藍子「何でもいいからお手伝い出来る事があったのなら良かったのに…」

P「(…ん?そういえばマスターじゃなくても魔力とかの供給でバックアップになって貰う手もあったか)」

P「(藍子はキャラが魔術師じゃなくてもマスターだから回路は持ってるって事だろうし…でも魔術師で無いなら…パスのつなげ方…は…)」



藍子『え、ええええええぇ……………そ、そうなんですか、それが繋げる方法なんですか』

藍子『あ……あは、でもそれならしょうがないですよね…が、頑張れます、うん!』

藍子『いえいいんです、それがお役に立てる方法なら私は平気ですから……そ、そ、それに、Pさん相手なら嫌でも…』
シュルシュル


P「ってアイドル相手に何考えてんだあああああああ!!!!!」
ガンガンガンガン

藍子「あの?どうしたんですか?」

セイバー「何故かは知らぬが、藍子よ悪戯させろ、そんな気分だ」
グニニニ

藍子「え、あの、セイバーさ…ひゃ、ひゃめて」
ジタバタ

【これを別れる前に、今度こそ終わりです付き合ってくれた方ありがとうございました】

【はい、魔力のパス関連は基本Pは絶対に行いません、多少魔力増えるよりアイドルへのモラルと安全を優先します】
【ただアイドルからの好感度MAXが前提条件としてそこからの状況などで可能性があります】
【Pに対して元々ストレートにそういった意味の好意を示してるアイドルなどは難易度が下がります】
【アイドルの年齢で難易度が下がったり逆に年齢で難易度が上がったりもします】


晶葉『だがそうなっても描写はカットだ、このゲームは全年齢向け』






6時過ぎにやります

【アインツベルン城前】


セイバー「中々立派な城ではないか」

P「…………」

セイバー「この異邦の地にも城があったとはのう」

P「…そうだな」

セイバー「だが鬱蒼な森深くに建てておっては台無しだ、どうせ建てるなら街のド真ん中に建てるがいいド真ん中に、目立たぬ城など何のための城か」

P「…うん」

セイバー「奏者は余が大好きだな?」

P「ああ………んんん?」

セイバー「ふむ、やっと聞こえたか」

セイバー「マスターよ、そなたが何を抱えておるかは解らぬ」

P「…………」

セイバー「どうしても言えぬ事があるのだろう、隠し事をしていたのは余も同じその気持ちは解る…だから自ら言うまでは決して聞かぬ…凄ーく聞きたいけど我慢して聞かぬ!」

P「…すまん」

セイバー「だがな……何れかは話して欲しい…だって寂しいではないか」

P「…………」

セイバー「………・よし!さあ切り替えて行くぞ!ゲストが暗い顔をしていては申し訳ないからな!」

P「セイバー」



1 何時か、必ず言うから
2 行動で示す
3 自由安価
下2

【1】

P「何時か、必ず言うから」

セイバー「短いが…良い返答だ」

P「(そう避けては通れない…セイバーからの信頼のためにも必ず答えないといけない)」


………
……



【城内】


P「…で入った訳だが、勝手に入って良かったのだろうか」

セイバー「仕方あるまい誰も出迎えに来ぬのだから、全く余を誘っておいて誰も寄こさぬなど…」


~♪  ~♪


P「…歌声?」

P「(ハミングというか発声練習というか、しっかり歌を歌っているわけではないがそれでもこれは)」

P「見事だな文句のつけようのない美声だ、歌手でも来ているのか?」

セイバー「ふん、こんなのはただの高域の雑音ではないか、行くぞ奏者この歌声の出所が会場であろう」

P「えっ…おう、今行く」

P「(そういえば芸術家でもあったっけセイバー、本職だけあって審美は厳しいんだな)」

【中庭】

P「おお…」

P「(下手な家一軒以上のスペースに花が満面に咲き誇ってる、これはすごい)

P「(そして中央に…ステージ?え?ステージ?何で?」

仁奈「あー!Pです!久しぶりでやがりますー!」

P「おう仁奈か、本当にいて…ってぇ!?」

仁奈「てーい!」
ドーン

P「ととと…い、いきなり飛び込むな!危ないだろ!!」

仁奈「えへへへー」

P「やれやれだ」

P「(ただ仁奈…藍子も予想外だったがそれ以上だ、間違いなく現状を理解していないだろうし…どうなっているんだ?)」

晶葉『…説明しよう』

P「(来ると思ってた)」」

晶葉『とある偶然の連続でいま彼女はそこのお姫様みたいな扱いだ、そしてサーヴァントも破格の強さで待遇も良い、だからそのままでいてもらった』

P「(…だがそれでも仁奈には無理がある、どうにか出す方法は無いのか?)」

晶葉『確かに強制退去はある、だがこれは文字通りの最終手段、僅かでも心身に影響が出る可能性がある異常は封じている』

晶葉『(逃がすには教会で脱落の意を示す、これだけでいいのだがそれが難しい…)』

P「(…………)」

晶葉『だからPよ、此度の会合でどうにかして仁奈を説得してくれ』

P「(了解だ)」

仁奈「どうしたでやがりますか?」

P「い、いや何でもない」

P「(説得か、また難しいお題を出されたが…やるしかないな)」

セイバー「そ、奏者よその幼子と一体どういう関係なのだ…?ももも、もしや奏者の子であったら余はどうしたらよいのか」

P「こんな大きな子がいる歳じゃないから…えーとそうだな」


下2
1 保護者かな
2 恋人かな
3 自由安価

P「保護者みたいなもんだよ」

セイバー「…そうか、良かった……ってふ、ふはははは!いやそうであろうそうであろう!決して余は動揺などしておらぬぞ!」

P「うん、そうだな」

仁奈「えへへーみんなとやっと会えて嬉しいなー」

P「そうか…そうだよな、寂しかったよな」

P「(返してやらないといけない、絶対に)」


【現実】

ちひろ「ところで晶葉ちゃん、仁奈ちゃんのお父さんは海外だけどお母さんは日本よね」

ちひろ「それなら仁奈ちゃんは向こうで4日も過ごしてるなら違和感を感じるんじゃ…」

晶葉「彼女の母も今は出張だそうだ、つまり家に帰っても独り…これも事務所の皆が用意してくれた何かのイベントだと思っているのだろう」

ちひろ「…………ぐすっ」
ホロホロホロホロ

仁奈「んーでもリズもセラもいてくれやがりましたし…それにヘラクレスも!」

P「…ん?ヘラ、クレス?」

仁奈「そうですヘラクレスですよ!すっごく大きいんです!きらりおねーちゃんよりもでけーんです!」

P「(ヘラクレス…説明するまでも無いギリシャ神話の大英雄ヘラクレス、怪物は勿論神ですら倒した世界屈指の英雄)」

P「…安心ってのはそういう事か」

仁奈「P?」

P「何でもない…ところで」

下2
1 あのステージは?
2 そのヘラクレスは今何処にいるんだ?

P「あのステージは?幕がかかって中は見えないがさっきから聞こえる声からして誰かいるんだろうが」

仁奈「あーあれはですねー今日一番乗りのありすとアイドルが準備してるのですよ」

P「ありすと…アイドル?」
ピクッ

セイバー「アイドル?」
ピクッ

仁奈「二人が野獣の視線でやがりますです」

P「(ありすは当然マスターだが…アイドル?アイドルって何だよ、クラスなのか?職業なのか?俺への挑戦か?)」

セイバー「そなた仁奈と言ったな…そのアイドルという所詳しく聞かせて貰おうではないか」

仁奈「おねーさんパンツ丸見えでごぜーますよ?」

セイバー「これは見せておるのだ」

仁奈「きゃーえっちでやがりますー」

セイバー「仁奈にはまだ早い…が、何れ解る時が来るであろう」

P「仁奈は永遠に解らなくていいからな、で、一体アイドルってのは」


「準備おっけー!」
バサッ

「さあ奏でましょう!」

セイバー「とかやってる間に開幕の様だな」

P「…ああ、これで見極めればいい、か」

セイバー「余としては自分が演じたい所だが、まずはアイドルのお手並み拝見といこうか」

P「……………………」
ゴゴゴゴゴゴ

セイバー「そ、奏者よ、そなた中々気合いを入れるのだな?」

P「曲がりなりにもプロ……ゲフンゴフン」

セイバー「うむ?」

仁奈「始まるみたいですよー」

ありす「ランサー…いえアイドル、やっとあなたの本気が見れますね…私もアイドル…いえ、マネージャーとして誇らしいです」

ランサー「ええありす、全霊で挑みましょう、観客が少ないのが残念だけど、それでも全力を果たすのがプロのアイドルよ!」


P「うんうんそうそう」

仁奈「ひゅーひゅーいいぞー」



ランサー「さあ受け取りなさい!極上のご褒美、竜姫の調べ───命と引き換えにしてもあまりある…けど別に引き換えなくてもいいわよ?いいからね」

ランサー「天井を満たす女神の歌を!」



P「(アイドルのクラス…が本当かは解らないが、この自信に先ほどまで響いていた美声)」

P「(これはひょっとして予想以上の物が見れるのか…?いかんワクワクしてきた)」

恋はドラクル(朝は弱いの)優しくしてね  目覚めは深夜の一時過ぎ

お腹は空くの 生きてるライフ(トースト一つじゃ足りないの)

Killer☆Killer印のジャムを頂戴

狩りはマジカル

あたしクビカル

チェイテの城から

ガシガシ届け

今夜もアナタを監禁させて



ランサー「ふうっ…ふふふ?どうかしら?オーディエンスは大歓迎よ?」

セイバー「な、何という…魔曲…!?余ですら魂を奪われかけた…これがアイドルのサーヴァント…っ!!!」

P「」

ありす「」

仁奈「」


【ランサーが熱唱しました、セイバー以外に大ダメージを与えました】


少し休憩します

セイバー「奏者よ!気を確かに持つのだ!幾ら天井の楽曲とは言え心を奪われては…そうだ!」

ランサー「あら?何かしら?」

セイバー「アイドルのサーヴァントよ!そなたの歌は実に筆舌に尽くしがたし至高の調べ…だが黙ってみているわけにはいかぬ!次は余の出番だ!!」

ランサー「普通ならお断りなんだけど…その言葉待っていたわセイバー」

セイバー「なん…だと…?」

ランサー「アナタが素晴らしい歌い手なのは見抜いてるわ」

セイバー「────っ!

ランサー「ライバルの乱入もライバルとの対決もまたアイドルの定め、さあかかってきなさい!」

ありす「…あ、あのランサー…歌…あなたあの美声だから信じてたんですけど今のは?」

ランサー「ありす、一番間近で聞いてしまって痺れるのは解るけど…私のマネージャーなのよ、しゃんとしなさい」

P「セイ、バー」

セイバー「待っていろマスター!今すぐその呪縛を解いて見せよう!!」

P「一つ聞きたい…セイバーも「あの」レベルの歌を歌うんだな?」

セイバー「…断言はできぬ、あれほどの魔曲だ、幾ら余とてあのレベルに追い付けるとは言い切れぬ…が!それでも演じて見せよう!!」

P「そっか、ふ、ふふふ」

セイバー「…奏者?」

仁奈「あ、コレやばい感じでごぜーます」

P「お前ら全員今からボーカルレッスンだァ!!!!!」

ランサー「きゃ…な、何よ!そこらの一般観客の分際でその言」

P「うるせぇ!黙ってられるか!腐ってもプロデューサーじゃこっちは!!!どんだけその声を無駄にしてんだゴルァ!!!」

ランサー「え…プロ…プロデューサー!?やだ、たったそれだけの言葉…な、なのに逆らえない!?どうして!?」
トゥクン

セイバー「何と…!奏者と感じていた縁とはそういう事だったのか…?!」

ありす「たぶん違うと思います」

P「だがここには何も…せめてピアノ、ピアノがあれば、すぐにでもッッ!!!」

仁奈「ピアノでごぜーますか?じゃあ持ってきてもらうですよ、ヘラクレスー!ピアノ持ってきてくだせー!」

バーサーカー「……………………」
シュッ



ドカーン
セラ「ギャー!?敵襲!!!バーサーカーは何を…ってバーサーカー!!??」

リズ「え?ピアノ持ってくの?ニナからのお願い?」

セラ「何考えてるんですか!それならせめてここまで案内をすれば…」

リズ「待ってそれなら私が持つ、バーサーカーじゃ加減できない」

セラ「」

リズ「お待た」
ズシーンズシーン

P「ありがとう!これでレッスンが出来るぜ!」

ありす「elo●aのグランドピアノ持ち歩いての流し弾きってリアルに再現するとこんな感じなんですかね」

バーサーカー「……………………」

仁奈「ヘラクレスーしょんぼりしないでくだせー」

P「さあ行くぞ!トレーナーさんほどじゃないが俺も少しくらいは弾けるからな!」

ランサー「ま、待ちなさい!私はまだやるなんて」

セイバー「そうだぞ奏者!それに余なんてまだ歌ってもおらぬぞ!せめて一曲くらいは」

P「大きな声で元気よく!ピアノに合わせて発声練習からな、さんハイ」

セイバー・ランサー「「は、はい!」」

仁奈「はーいです!」

ありす「はい」


【ボーカルレッスンをしました、セイバー、ランサー、ありす、仁奈のVocalが上昇しました】

ギャーギャー ワイノワイノ

アーチャー「…………」
ズーン

凛「頭痛が痛い、そんな顔だねアーチャー」

アーチャー「まあ…な」

凛「どうする?まだ罠だと思う?」
クスクス

アーチャー「いいや全く」

凛「そっか、なら私も行ってくるね」

アーチャー「…アレにか?」

凛「アレに、私も最近レッスンしてなかったし丁度いいや、なんならアーチャーもやる?」

アーチャー「それだけは遠慮しておこう」

凛「や、みんな久しぶり」

仁奈「あー凛でごぜーますー!」

P「おう久しぶり!早速だがお前もレッスンしていけ!」

セイバー「そ、奏者ぁ…セネカでも、まだもう少し優しかったぞ、手心というか何というか…」

ランサー「く…負けないわ!輝くアイドルの星となるためには私はこの程度の苦行何て…!」

ありす「すっごい基礎トレですよコレ」


アーチャー「…やれやれ、どうやら私が来たのはお茶会でなくお遊戯会の間違いだったか」

【お茶会を楽しく過ごしました】

今日はこの辺りで付き合ってくれた方ありがとうございました

【始めます、今回でおそらく終わります、安価も無いです、ご都合主義満載ですが許してください】

【アインツベルン城 中庭】


セラ「お嬢様、そろそろ」

仁奈「…お開きの時間でごぜーますか?」

セラ「はい、これ以上のお戯れは如何かと」

仁奈「…うぅ、もうちょっとだけ」

リズ「…………駄目?」

セラ「あなたまで何を言って…」



P「(ここだ、このタイミングで言うしかない)」

P「(平和的に解決できるのはおそらく今だけ)」


P「…ちょっといいか?」

仁奈「P?]

P「仁奈、家に帰りたいか?」

仁奈「お家…」

セラ「はあ?何を世迷言を?」

仁奈「そーですね…そろそろ仁奈も帰りてーでごぜーます」

セラ「っ!?ど、何処に帰るというのですか!あなたの帰る場所は」

リズ「…待って、最後まで言わせてあげて」

仁奈「こっちでセラやリズにヘラクレスと遊べて、今日みんなと会えていっぱい遊べて…楽しかったです、けど」

仁奈「やっぱり…ママと会いてーです…………パパともですけど、えへへ」

バーサーカー「……………………」
ピクッ

P「なら方法がある、教会に行けば…すぐにでも帰れるんだ」

セイバー「…教会、か」

仁奈「本当ですか!?」

P「ああ本当だ、だから」

バーサーカー「……………………」
ズンッ

P「っく…まあそりゃそう来るよな、当然、騙して脱落させようとしてる風にしか見えないもんな」

セイバー「奏者!」

P「待ってくれセイバー…このままバーサーカーとも話をさせてほしい」

セイバー「正気か!?そやつは話が通じる様な状態ではない!!」

P「それでも!やるしかないんだ!」


P「頼むバーサーカーそうしてやってくれ、それが仁奈のためなんだ」

バーサーカー「……………………」

P「嘘じゃない、仁奈の幸せはここに、は」

バーサーカー「■■■■■■■■■■■!」
ォォォォォォォォ!

セイバー「奏者ァ!」

P「っくぅ…(咆哮だけで意識が飛びそうだ、やはり駄目なのか?)」




仁奈「…やめるです!ヘラクレス!」
キンッ

バーサーカー「…………!」
ピタッ

P「礼、呪」

仁奈「どーしてちゃんとお話してくれねーんですか!仁奈とだってそうやって一度も出来なかったじゃねーですか!ちゃんとお話して下さい!!!」
キンッ

バーサーカー「ァ…………あ…」

前から思ってたが礼呪じゃなくて令呪だと思う

P「(チャンスだ、申し訳ないが今を逃す手は無い)」

P「バーサーカー聞いてほしい、とても信じられないとは思うが」

バーサーカー「大丈夫です、解っておりますので」

P「えっ?」

バーサーカー「勘違いですよ、この風貌と狂化のせいで会話もできず貴公は誤解されたようですが」

バーサーカー「マスターには真の家庭があり教会に連れていけばそこに帰る事が出来るのでしょう?」

P「…まさか本当に信じてくれるのか?」

バーサーカー「先ほどの茶会の様子を見ていれば解ります、貴公達がマスターの真の友人である事もマスターの身を心から案じていてくれるのも」




アーチャー「アレを茶会と認めてくれるんだな、正しく紳士だ」

凛「茶々いれない」

ランサー「でもそうでもしないと私達空気よねー」

ありす「…………………」
ハラハラ

>>526
凄く恥ずかしい…でもありがとうございます、今後気をつけます

>>527
の前にコレが抜けてました

【礼呪により一時的にバーサーカーの狂気が解除されました】

バーサーカー「…痛み入りますマスター」

仁奈「仁奈は、仁奈は…グスッ…ヘラ、クレスとお話してーで……………あれ?]

バーサーカー「はい、やっとこうして…お話ができますね」

仁奈「わーい!ヘラクレスが喋ってくれたですー!」
ドーン

バーサーカー「ふふ」

セラ「な…な…な…」

リズ「…………良かった」

バーサーカー「…そして、それが真実ならば要領の得なかったマスターの言動の全てに説明がつきます」

P「………………」

ヘラクレス「では参りましょうマスター」

仁奈「はぇ?何処にですか?」

ヘラクレス「あなたのご家族の所にです」

仁奈「…でも……仁奈はよくわからねーですけど…ヘラクレスもセラもリズも大事な目的があるはずじゃねーんですか?」

セラ「そ、そうです、私たちは…一体何のために!」

リズ「───私たちはニナのために」

セラ「っ!」

ヘラクレス「マスターをお守りする事…マスターが幸せになる事以上に私が望む物など…ありませんよ」

セラ「こんなの…私は、理解が…出来ないっ!!!」

リズ「理解なんていらない、ニナの正体も何処から来ただってどうでもいい」

リズ「私の意志が誘導された意志でも、誰かに造られた意志でも、偽物でも、何だっていい」

リズ「私はニナのためだけにありたい、ニナが幸せなら、それでいい」

セラ「…………………」

『わーメイドさんですー!すっごい綺麗だー!』

『セラとリズって言うですか?仁奈のお世話をしてくれる?じゃあ早速遊ぶですよー!』

『リズと違ってセラはおこりんぼですねーでも好きですよー!』

『…仁奈のお家は誰もいない事多いですから…一緒にいてくれるのが嬉しいです、ありがとうごぜーます』

セラ「…はあ、やれやれ、ですね」

仁奈「セラ?」

セラ「どうかお家に帰られてもお体に気を付けて」

リズ「元気でねニナ」

仁奈「あ…うん!セラとリズも元気で!!」

ありす「グスッ…ズズズッ…チーン…きゅ、急に花粉症になりました」

アーチャー「使うか?」

凛「ポケットティッシュとか何処に持ち歩いてんの?」

ランサー「な、何がなんだかわからないけどいい話じゃない…!」

セイバー「……………………」

P「(話がついた、のか)」

バーサーカー「最後に」

P「?」

バーサーカー「貴公達に伝えておきますが此度の聖杯は城内の最奥にあります」

バーサーカー「私達には必要のない物です好きにして下さい」

バーサーカー「私が言っても何の説得力も無いでしょう…しかし」

バーサーカー「話し合いで解決できるのならば、それ以上の物はありません」

バーサーカー「マスターの友人である貴公達ならば、尚の事です」

仁奈「やっぱりお話が難しくて良くわからねーでやがります」

バーサーカー「いいのですよそのままで…マスターあなたの未来が幸福でありますように」
ダンッ!

仁奈「う、うわー!?凄いですー!お空を飛んでるみたいでごぜーますー!!」

バーサーカー「私は最後までこうしてあなたは護れた事が何よりの誇りであり、幸福です」


【バーサーカー、仁奈脱落】





P「…話し合い、か」

P「そうだな、それで話がつくならそうしたい、皆はどうだ?」

ありす「私は…まあそうですね、たいした目的も無かったですし、強いて言うなら私の優秀さを示したかっただけですから」

凛「私もそんな感じかな、ま、やるからには勝つつもりだったけど…もうそんな気分でもないかな」


【今回の聖杯戦争への参戦理由は藍子や仁奈など特別理由が必要なアイドル以外は一律で【面白そうだったから】です】


P「(いける!この雰囲気ならこのまま!だが問題はサーヴァントがそう頷かないだろう事で)

ランサー「いいんじゃない?私もかまわないわ」

アーチャー「ああ、お開きでいいだろう」

P「えっ」

>>535
バーサーカー「私は最後までこうしてあなたは護れた事が何よりの誇りであり、幸福です」 ×

バーサーカー「私は最後までこうしてあなたを護れた事が何よりの誇りであり、幸福です」 ○


凛「…自分で言っといてアレだけど本当にいいの?」

アーチャー「それがなあマスター、私の記憶が戻らないと言った事だがいまだに頭にもやがかかったままだ、全くどうしたことやら」

アーチャー「ここまで数が減っても思い出せぬのであれば例え勝ち残ったとしても意味が無い」

アーチャー「それならば次の聖杯戦争に呼ばれた時にでも期待した方がマシだろうよ」

アーチャー「第一だこの場にいるお人好しを殺してまで得られる綺麗な願いは…とてもじゃないがオレが持ってるとは思えないさ」

凛「…お人好しはどっちだよ、馬鹿」

アーチャー「まあ無限に時間はある、気長に待つよ」

アーチャー「ここでの記憶…いや記憶はこれから思い返して笑わせてもらうさ」

凛「ふーん…まいいけどね、でもさ」

アーチャー「うん?」

凛「思い出せないならさ、言ってくれない?私の名前」

アーチャー「…………………」

凛「次は会えるといいね」

アーチャー「何のことやらだ、凛…………ふむ、どうもこの手の名前とは相性が悪いようだ」

ありす「ランサー、あなたは良かったんですか?アイドルとして世界征服するのがあなたの願いなんじゃ!」

セイバー「な、何と…それほど壮大な願いを持っていたとは!!」

P「本気なのか冗談なのか判別できねえ」

ランサー「んー半分くらい冗談…というか是非とも目指したいんだけど、駄目なのよ」

ランサー「やらないといけない事があるの私」

ありす「それは?」

ランサー「贖罪」

ありす「…………」

ランサー「エリザベートバートリー…まだ言ってなかったわよね私の真名、その便利な板で探してみたら?」


ありす「聞いたことあるような無い様な…え?」
ポチポチ ガタンッ

ランサー「……………………」

ありす「ラ、ランサー…本当、に…?」

ランサー「そういう事、それが普通の反応よね…月でのアレが無ければそんな目で見られる事も解らなかったのよねえ私、我ながら怖いわー」

P「(血の伯爵夫人…実在した殺人鬼…悪行は目に余る、拷問虐殺を趣味とし600人以上の少女の生き血を浴び吸血鬼カーミラのモデルともなった人物)」

ランサー「でもま、とあるところで改心したのよそれで贖罪頑張ってるワケ…………ま、永遠に救われはしないんだけど」

ランサー「今回はせっかく呼ばれたんだから少しでも人間の被害を減らすつもりだったけど…この聖杯戦争じゃもうその必要も無いから」

ありす「…………あ、あの」

ランサー「いいわよ無理しなくても、それじゃねありす中々楽しかったわ」

ありす「ま、待ってください!…その…えっと…そうです!贖罪できてます!!」

ランサー「はい?」

ありす「私たちのコンビが聖杯戦争で活躍したのは事実です!」

ランサー「結局一度も戦えなかったんだけど」

ありす「いいえ朝見回ったり夜見回ったり…ちゃんと行動しました、それで戦えなくてもそれが牽制となって救えた人がきっといます!」

ランサー「苦しいわねーでも受け取ってあげるわー」

ありす「それに!私です!私きっとランサーじゃなければやられてました!」

ランサー「えぇ…」

ありす「あ、いえ、そう簡単にはやられませんけど…でもランサーと一緒だからここまで来れたのは間違いないです、だから私は救われてます!」

ランサー「…………ふっ」

ありす「あ、後後後…そのさっきのもちょっとびっくりしただけです、怖がっていません!ランサーが良い人なのはずっと一緒にいた私が」

ランサー「ありがと、ありす」
ポス

ありす「あっ…その、撫でられるほど子供じゃ」

ランサー「できたら、貴女とはマネージャーでなくアイドル同氏でデュエット何か組めたら良かったわ…なんてね」

ありす「…………う、うぅ」
グスッ

ランサー「ほらほら泣かないアイドルは引退コンサートまで涙は封印しなさいっての」




P「…驚いた、本当に終わるの、か」

セイバー「……………………」

P「良かったなセイバーこれでもう戦争は」

セイバー「────悪いが、そうはいかぬ」

P「え?」

セイバー「余は欲しいものは手に入れないと気が済まない性分でな」

P「…セイバー?」

セイバー「余は放棄などできぬ、譲れない願いがある」

少し休憩します

P「お前…」

セイバー「………………」

ランサー「へえ?それでもいいわよラストナンバーに踊りの相手してあげるのもの悪くないわ」

アーチャー「まずは内容を聞かせて貰おうか、それ次第では…」

P「ま、待ってくれ…そうだな、そばにいすぎて忘れていた、まだセイバーの願いを聞いていなかった…………聞かせてくれセイバー、お前の望みを」

セイバー「答える前に奏者よ、今一度余は聞かねばならぬ」

P「…なんだ?」

セイバー「奏者よそなたの願いは何だ?」

P「俺の、願い?…………幸せな結婚生活の事か、だがそれがどうした?そんな事はどうでも」

セイバー「余はそなたの伴侶になりたい」

P「伴侶か…そうかそれが願い…………………………………………えっ?」

アーチャー「ほお」

ランサー「あら」

凛「わあ」

ありす「ええ!?」

セイバー「いや、なる!決定事項だ!」

P「」

P「えっ」

セイバー「ふんだ、そもそもそうせねばこれからもそなたと歩めぬではないか」

P「そ、それはそうだが…いや本気か?」

セイバー「本気だ!余は受肉を果たし、そなたと共に歩みたい!!」

P「…いや……その…………そりゃ、まあ気持ちは、知ってたが、そこ、までだと、は」

P「(どどど、どう答えろと…ま、待てそもそもそれでは戦争が続いて)

アーチャー「…ははは、いいじゃないか」

凛「アーチャー?」

アーチャー「そんな可愛らしい願いなら問題無い、英霊が3騎分の聖杯で十分に可能な願いだろうよ」

ランサー「へー詳しいのね」

アーチャー「これでも魔術師でね、最低でも5騎の魂が願望機としても必要だが受肉程度なら問題あるまい」

アーチャー「それに便利な令呪もある、3画を使い聖杯と合わせれば間違いなくその願いは叶う」

ランサー「大団円じゃない、良かったわね」

セイバー「さあ観念するがいい奏者よ!余を受け入れよ!」

アーチャー「だそうだ色男」

P「…そうだな、うん」

ありす「…Pさん」

凛「あんた………いいや、プロデューサー?解ってるよね」

P「ああ」

P「(そうだ、ここで答えないといけない事がある)」




1 ありがとうセイバー受け入れるよ
2 ありがとうセイバー……………………その前に言わないといけない事がある



>>492で1を選択しているので自動で2が選ばれます】

【アインツベルン城 最奥 聖杯の前】

P「……………………」

セイバー「……………………」

P「(ここまで来たか、聖杯戦争に参加して短かったような、果てしなく長かったような)」

P「(アイドルは誰一人として傷つける事なく現世に返すことができた、文句無しだ)」

P「(だが…………)」

セイバー「…………」

P「(この目の前の少女には、それは叶わないだろうな)」


P「ありがとうセイバー、お前とじゃなきゃここまでは来れなかった」

セイバー「うむ、初めに言ったであろう?我らなら勝利は必然だとな」

P「そうだな、ははは、本当に頼もしかったよずっとセイバーのおかげで安心できた…これからもそうならどれだけ良かったか」

セイバー「…奏者」

P「言うよ、ずっと隠していたことを」

セイバー「…………」

P「────俺にとってここは現実じゃない」

セイバー「…………そうか」

P「…驚かないんだな」

セイバー「藍子の時から薄々な…そしてバーサーカー達のやり取りからして予想はしていた」

P「そう、なんだ…そして終われば俺は現実に戻るだけ」

P「ここでセイバーの願いが叶っても…」

P「それで…その後は……後…は……っ!」

P「(言え、るか…その願いが無意味何て、消えて無くなってしまう…嫌だ、そんな事考えたく…)」

セイバー「ふ」

P「…?」

セイバー「ふははははは!!」

P「…うん?」

セイバー「あー良かった!そんな事であったか!!あー心配して損したぞ!」

P「いや…え?」

セイバー「余が怖かったのは、奏者がひょっとして余が嫌いだという事だけだ…いやそんな事あるはずないがな!ベタ惚れだものな!」

P「…………セイバー真面目な話をしてるんだが」

セイバー「余は大真面目だぞ…余の真名を知ったであろう?暴君としての所業も見たのであろう?不安になって当然ではないか」

P「それはそうだが…そんな事それこそどうでもいいだろう、過去の事に興味は無いし第一だ」

P「この戦争の間、誰よりも俺の事を心配して想ってくれて…嫌いになるはずがあるか」

セイバー「うむ!よいぞ!もうひと声!!」

P「伴侶になって欲しいは驚いたが、俺だってこれからもセイバーと一緒にいてほしい」

セイバー「むふー」

P「(過去最高のドヤ顔)」

P「だから、セイバー話を戻すが…幾ら俺たちがそう思っていてもここは」

セイバー「奏者よソレが一番大事なのだ、あのメイドも言っておったであろう理解も理屈もどうでもよいと」

P「え?」

セイバー「この舞台が虚構だろうが演劇だろうが唄だろうが関係無い」

セイバー「大事なのは余も奏者も共に居たいと思い合っている事実」

セイバー「今こうして我らが思う事だけが真実なのだ」

セイバー「元よりこの身は霊体、こうしている事がそもそも望外の奇跡だぞ?奏者が違う世界の人間などそれこそ些細な事よ」

P「……・はは」

P「そうだな、それだけは本物だ」

P「(ここがゲームでも、ここで感じた様々な感情は全て真実なんだ、それだけは言える)」

セイバー「うむ良い顔だ、それでこそ余の奏者に相応しい」

P「………ああ」

セイバー「では頼むぞ?もう躊躇う理由もあるまい」

P「……………………」

P「令呪の3画と聖杯を持って願う…セイバーを────」

P「(だが、それでももう会えることは無い…それを思うと、俺は)」

セイバー「いやそれも違うぞ、愛の力という物は───」

P「え─────?」




【残存陣営の全てが戦いを放棄しました、今回の聖杯戦争を終了します】

………
……

【現実】

ありす「あ、あれ?」

凛「戻ってきた、か、あんま実感ないよねホント向こうと差がなくてさ」

P「……………………」

晶葉「…お疲れさま」

P「…ああ」

晶葉「すまない」

P「謝るなよ、俺が頼んだことだろ?」

晶葉「だが…」

P「いい経験だったさ、掛け値なしに」

藍子「Pさん」

P「藍子か…無事で何よりだ」

藍子「セイバーさんの事は…その…」

P「………向こうでの事は決して忘れない、さ」

藍子「…………はい」

P「ははセイバーも藍子と再開するの楽しみにしてたのにな…本当にさ…」

セイバー「うむ、本当に楽しみにしていたぞ!息災で何よりだ藍子よ!」

藍子「あっはい、セイバーさんもお変わりないみたいで……………………え」

P「は?」

セイバー「うむ?」

P「いや……………………え?セイバー?」

セイバー「うむ余だぞ」

P「ここ、何で、どうして」

セイバー「よく分からぬが、さきほど次元を追い抜いた!紛れも無く愛の力だな!」

晶葉「」

凛「あ、大変晶葉が息してない」

ちひろ「きゃー実物は可愛いなーせっかく来たんですしやっぱりアイドルやるべきでしょーか?あーでも戸籍とか無いでしょーしとりあえずサクっと一枚偽造してー」

セイバー「そなたがこちらに来れるなら余がそちらに行けぬ道理はないであろうよふはははは」

晶葉「ソウダナ」

P「っぷ、ははは…あっはははは!!いいかもう!セイバーがいてくれるならそれでいいや!」

セイバー「そうだ!細かい事は考える出ない!…という訳で行くぞ奏者よ」

P「え、何処に?」

セイバー「しらばっくれるでない余の願いを忘れたか、ここでなら大丈夫なのであろう?」

P「あっ」

セイバー「さあ観念するがよい!余を幸せにするのだ!!」

藍子「え、あ…ま、待ってください!まだいきなりそういうのはお互い気が早すぎるっていうか…その…」

セイバー「おおっとやはりそう来たか、ほんわかしてそうで攻める所は譲らない奴と思っていたぞ、が、それも無駄無駄ァ!藍子よ!そなたなら余のハレムに合格だからな!共に来い!!」

ありす「…どうしましょうアレ」

凛「面白そうだからほっとけばいいよ、どうにでもなるって」






「うふふ…びたーえんどなんていらないのー…はっぴーえんどしじょうしゅぎー…ふわぁ…」
コソッ

「でしてー皆が笑いあえる結末こそ至高でしてー」
コソッ

そうして聖杯戦争は終わり現実に戻った、愉快な仲間が一人増えて

これからどうすればいいのか何をすればいいのかは山積みだけど

今はただ彼女が共にいてくれる奇跡を、目も眩む様なまばゆい幸福を味わっていたい



モバP「聖杯戦争したい」

おしまい

読んでくれた方ありがとうございましたこれでおしまいです

安価スレも長期でやるのも初めてで見苦しい所ばかりで本当すいませんでした

エターだけは止めようとどうにかこうにか完結できて良かったです

それと途中2週目あるよねと言われましたがありません

単純に安価で描く技量がまだ無かったとかFateの知識もっと増やさないといけないとかが大きいんですがそれ以上に

アイドル達がマスターで自分が書くとここまで綺麗に大団円になる事はまず無いかもしれませんが

同じように優しい世界にしかできないだろうという事です、アイドルは善人が大半な上に少女なのでゲスい事にはなりにくく

英霊も基本的に善側が多いし反英霊の側面を持つ者や反英霊でもマスターが善良な人間なら大半はそれに従うので物凄く健全な聖杯戦争に偏ってしまいます

それなら他の聖杯戦争スレの様にアイドルのアバターのキャラ作り詳細に決めて目的も定めて…とやるとアイドルがマスターである必要が無い事になってしまいます

もしかしたらまたやりたくなるかもしれませんが、とりあえずこのスレではやりませんここで終わりです


読んでくれた方参加してくれた方
本当に、本当にありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月20日 (土) 10:58:59   ID: nOBlEAOT

上手く期間区切って完結してるのがいい
この手の奴で完結してる奴見た事がない

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