お前ら「なにその反応? いるに決まってんじゃんwww」
俺「マジか」
お前ら「今まであえて触れなかったけど、もしかして俺くんって」
俺「うん。彼女いない歴=年齢っす」
お前ら「うはっwwww」
俺「笑うな。てかなんでお前に彼女いんの? どこで出会った?」
お前ら「え? あー……その、それはだね」
男「なんでそこで目をそらすんだよ」
お前ら「う、うるせーな。なんでもいいだろ」
男「なに怒ってんだよ。あ、じゃあ写真見せてよ」
お前ら「……」
男「また黙った。あれか? めちゃくちゃかわいいから、俺が寝とったりしないかとか気にしてんの?」
お前ら「ま、まあな。彼女、めっちゃかわいいし」
俺「いいなあ。ていうか寝とるとか俺には無理だから」
俺「とにかく写真見せろって」
お前ら「……写真、もってない」
俺「えー。普通、彼氏なら彼女の写メぐらいもってるんじゃねえの?」
お前ら「いや、ちょっと最近スマホの調子悪くてデータ飛んだんだわ」
俺「お前ほどのキモオタでもそんなことあるんだな」
お前ら「なんだそれww」
俺「つーか同じきもちわるい者として、マジで彼女いるのは尊敬するわ」
お前ら「べつに彼女ぐらい簡単につくれるからww」
俺「いやいや俺には無理だって。とりあえず彼女の写真、明日までにもってきてよ」
お前ら「まあ……気が向いたらな」
帰宅したあとのお前ら
お前ら「『これから彼女家に来るけど質問ある?』と……おっしゃ、スレ立てできた」
お前ら「お前には彼女いないだろ……っているからwwいますからww」
お前ら「安価? 安価とかNGですわwww」
お前ら「ここには童貞しかいないからwwうはっwwwまだそんな時代錯誤なこと言ってんのかwww」
お前ら「俺は普通にリア充だからwwww」
ピンポーン
お前ら「おっ! 愛しのマイスイートエンジェルのまなみがきたぞww」
お前ら「『彼女来たんで終わり』とww」
お前らの彼女「お前らくん会いたかったぞwwおいいいいいっ」
お前ら「ちょwwwwいきなりの熱い抱擁wwやっぱオレリア充ですわww」
彼女「てゆーかまた2ちゃんしてたの?」
お前ら「生活に欠かせんからなwwまなみのことめっちゃ自慢したったわwww」
彼女「恥かしいからやめてよwww」
お前ら「さすがまなみwww奥ゆかしいww黒髪ロングが似合うヤマトナデシコwww」
彼女「スレに写メとか載せてないよね?」
お前ら「え? あー、うん、それはマジでやってないわ」
お前ら「ほらwwキモオタの童貞どもが嫉妬するから」
彼女「お前らくん口わるいww」
彼女「ていうかこれからどうする?」
彼女「ご飯にする? お風呂にする? それとも……」
お前ら「まさかの彼氏の家に来てそのセリフとはwww」
彼女「まあ冗談は置いといて」
お前ら「冗談www襲わなくてよかったww」
彼女「てゆーか今日ってどっかいってた? 友達と会うって行ってたよね?」
お前ら「俺に会ってたんだよ。まなみのこと自慢したら羨ましいって言ってたわww」
彼女「なんで?」
お前ら「俺の奴、童貞で彼女いない歴=年齢だからなwwお前の写メ見たいってがっついてキモかったわww」
彼女「見せたの?」
お前ら「見せてないよww」
お前ら「まなみもあんな奴みたいなキモいのに写真でも見られたくないっしょwww」
彼女「あたしは全然気にしないよ」
お前ら「え」
彼女「それにきもちわるい人ならいつも目の前にいるしw」
お前ら「」
彼女「いいじゃん写真見せたげなよww」
お前ら「え、いや、でも」
彼女「お前らくん器ちいさーい」
お前ら「……おう」
次の日
お前ら「もってきたぞ、写真」
俺「本当にもってくるとは」
お前ら「なんだよwwその反応ww」
俺「……いやあ、お前らって本当に彼女いるんだなと思って」
俺「お前は俺の何倍も先を行ってたんだな」
お前ら「お前ww停滞しすぎなだけwww彼女とか誰でも普通にいるからwww」
俺「どうせ俺はキモオタでチビでデブだよーだ。てか写真」
お前ら「はい、これ」
俺「……え? なにこれ?」
お前ら「だから彼女の写真だって」
俺「いや、だって」
お前ら「見ろよwwこのキレイな黒髪wwwキューティクルwwwやばww」
俺「いや、そうじゃなくてさあ」
お前ら「背中を見たらわかるだろww彼女ww痩せ型なんだわwww」
俺「いや、あの、俺が求めてたのは……」
お前ら「服もなんか芋っぽいだろwwwでもそこがまたwww」
俺「いや、なんで後ろ姿なんだよ」
お前ら「……」
俺「顔が見たかったんだよ。後ろ姿とかどーでもいいわ」
お前ら「いやあ、なんつーの?」
お前ら「やっぱ大切な彼女だしマジでかわいいからな?」
お前ら「性欲の塊(童貞)みたいなお前が写真見て発情したらキモいしww」
お前ら「万が一彼女がお前に惚れたら困るしなwwないかww」
俺「性欲は常識をくつがえすぞ」
お前ら「うるせえ死ねwwとにかく彼女の写真はもうないからwww」
俺「ていうかなんかおかしくね?」
お前ら「おかしくねってwwwおかしくねーし!wwwりっちゃんネタとか久々www」
俺「そんなに俺の目に触れたくないなら最初から教えなきゃいいじゃん、彼女のこと」
お前ら「うはwwwうぜえwwwこれだからキモオタ童貞はwwww」
俺「ひょっとしてこの写真って偽物なんじゃねえの?」
俺「実は彼女とかいないだろ?」
お前ら「はwwwいるしwwいるから今日も朝からズッコンバッコンマン喫でエッチを満喫ww彼女のマンキツキツwww」
俺「じゃあ写真を見せろよ」
お前ら「しつこいwww」
お前ら「そこまで言うならツーショット写真持って来るわwww」
俺「今度こそな」
お前ら「うはっwww非童貞に命令してるww童貞のくせに」
俺「うるせえ。とにかく明日な」
お前ら帰宅後
彼女「おかえりダーリンwww」
お前ら「うはっww帰宅と同時に抱きついてチューとかマジラブラブwww」
彼女「俺くんなんて言ってたww」
お前ら「かわいすぎてヤバいってさww」
お前ら「もっとまなみの写真を見せろってがっついててキモかったわww」
彼女「ツイッターでやりとりしてたときのお前らくんみたいだね」
お前ら「ちょっwwwいっしょにすんなしwwww」
彼女「てゆーかそんなに私の写真がほしいなら……」
お前ら「会うのはダメだぞ。お前は俺の女だ」キリッ
彼女「わかってるってwwじゃあまた写真撮ろうかな。また自撮りするわ」
お前ら「あー、ついでにツーショット写真もとってくれね?」
お前ら「お前がかわいすぎてオレの彼女だって信用されないww童貞が疑り深いwww」
彼女「昔のお前らくんみたいだね」
お前ら「過去をほじくらないでwww」
30分後
彼女「どうかな? かなり盛れてない?」
お前ら「……」
彼女「お前らくん?」
お前ら「ちょっとごめん写真撮らせてくれね?」
彼女「またー? 昨日もそう言って二時間ぐらい写真撮って最後は後ろ姿撮って終わったじゃん」
お前ら「いやあ、その、なんていうかしっくりこなくてww」
彼女「今度はかわいく撮ってよww」
お前ら「それはどんなプロカメラマンでも無理www」
彼女「え?」
お前ら「あ、いや、それは……」
お前ら「オレが一番まなみの魅力を知ってるからプロよりってことなwwwな?www」
彼女「もうwwwブスって言われたのかと思っちゃったよwwww」
お前ら「言うわけないだろwwたとえそれが事実でもwww」
彼女「お前らくんって優しいねww」
お前ら「当たり前だのクラッカーww」
お前ら「あっ、そうそうそこww髪が綺麗だよwwいえすいえすいえすって感じだww」
お前ら「やっぱりお前の後ろ姿は最高だww」
次の日
お前ら「おーいwww写真もってきたぞーww」
お前ら「ん? あれは……」
俺「マジで? あの講義全然出てなかったから助かるww」
めっちゃかわいい女子「気にしなくていいよ。俺くんが私の代わりに発表してくれたお礼」
俺「お礼に今度なんかおごるわ」
めっちゃかわいい女子「えー、わるいよ。あ、じゃあ二人でどっかに……」
お前ら「……」
めっちゃかわいい女子「じゃあまたね」
俺「ういうい」
お前ら「おい、あの子誰だよ」
俺「うわっ! いつの間に!? てか顔近っ、息くさっ! 歯、磨いてる?」
お前ら「うるせえよ。なんで俺みたいなキモオタデブが女と話してんだよ」
俺「たまたま授業いっしょだったんだよ。あの子、かわいいよなあ、つきあいてえ」
お前ら「は? オレの彼女のがかわいいしwwてかあの女頭軽そう尻軽そうwwwビッチwww」
男「で、写真は?」
お前ら「ほら、もってきたわ」
男「お前らぁ、これさあ」
お前ら「今度はきちんとツーショットだろwwまだ文句あるのかwww
俺「いや、だってさあ」
お前ら「やっぱ童貞こじらせるとダメだなwwなんでも批判せずにはいられないかwww」
俺「なんで彼女の顔にハートのスタンプはってんだよ」
お前ら「それはwww彼女は恥ずかしがりのヤマトナデシコだからwww」
俺「しかもなんでお前らまでスタンプで口だけ隠してんだよ」
お前ら「口隠すと俺もまあまあイケメンwwww」
俺「……あれ? お前の彼女って姫カットしてんの?」
お前ら「そうだおwww意外と姫カット女子いなくて個性的www」
俺「俺、この人見たことあるかも。授業で」
お前ら「え?」
俺「なんか知らない男と授業受けてたぞ」
お前ら「え? え?」
俺「そうそう。こんなゴスロリ?って言うの? すごい格好で髪型もアレだから覚えてる」
俺「あれ? でも顔がちがうか。お前らの彼女ってかわいいもんな?」
お前ら「……お、おう」
俺「そうだそうだ、写真があるわ」
お前ら「え?」
俺「これこれ。同じ講義受けてた奴がさ「ブスすぎて伝説になる」って言って盗撮したんだわ」
お前ら「う、うわああああああぁ」チョロロ
俺「やばくね? しかもこんなブスが彼氏の悪口言ってたわww」
俺「髪を切ってちょうだい喋り方変えてちょうだいって、まるでどっかの先生みたいだったわww」
俺「ていうかこんなブスにも彼氏できるんだな。これを選んだ男のツラが見たいww」
お前ら「……」
彼女「お前らくーん!」
お前ら「!?!?!?!?」
彼女「ダーリ~ンwww会いたかったんごごごwww」
お前ら「なぜ貴様がここに……!」
俺「……」
彼女「あ、もしかして俺くんってこの人のこと??」
お前ら「……」
俺「……」
彼女「あ、なんかいっしょの講義とってるよね?」
俺「……」
俺「お前の彼女って……」
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いデブスお前らの彼女「えへへ、はじめまして」
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いデブス青のりお前らの彼女「お前らくんのガールフレンドです」
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いデブス歯が黄色いお前らの彼女「趣味はコスプレとアニメ鑑賞とおしゃべりでーす」
お前ら「あ、いや、これは……」
俺「……」
俺「…………」
俺「…………ぶひっ」
俺「やべえええぇwwwwwwwちょうきめええええええwwwwwwまじくそブスすぎ吐いたおえええええwwwwwww」
俺「えwwwこんな勘違いデブスとつきあってて彼女がどうとか非童貞とかなんとか言ってたの?wwww」
お前ら「……」
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いデブスゴスロリ染み付きはピンクパンツお前らの彼女「え? え?」
俺「きええええwwwこんなキモブスで童貞捨てるとか哀れwwww」
俺「こんな女を彼女にして2ちゃんのキモオタを煽ってたとかwwwww」
俺「お前らの分際で女を語るとかwwwwww」
俺「ぶっはwwwやめろwwww俺を笑い死にさせる気かwwwwwww」
俺「はっwwwwwwはっwwwww過呼吸になるwwwwwはひっはひっはひっwwwwwww」
俺「死ぬっwwwwww死ぬ……」
俺「」
俺死亡
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いデブス腐女子お前らの彼女「えっと……」
お前ら「オレたち、別れようか」
ニキビだらけゴリラ姫カット目細すぎ出っ歯尻軽勘違い口臭ヤバいワキガ勘違いキモオタデブスお前らの彼女「……そうだね」
天国に行ってふと冷静になって考えたけどお前らの彼女がかわいいわけないわなと気づいた
そりゃほとんどのキモオタデブスはキモオタデブス女ぐらいしか釣り合う女がいないんだ
まあそれでも俺がキモオタ引きニートなことには変わりない
ていうかデブスでも勘違いワキガ女でも彼女がいたら勝ち組だよ
やったなお前らww
おわり
お前らも2ちゃんで彼女自慢してるやつ見ても嫉妬するなよwwww
十中八九ブスだからwwwwwむなしいwwww
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません