【安価】京太郎「麻雀で勝ったら付き合ってくれ」和「いいでしょう」【コンマ】 (302)


咲SS

京太郎が出ます



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433422396


和「私が勝ったら咲さんはいただきます」

咲「え?」

京太郎「いいだろう」

和「では決まりですね」

咲「あ、ちょ」

京太郎「場所はどうする?」

和「そうですね。神聖な勝負に邪魔をされては困りますね」

京太郎「となると雀荘か」

咲「ねえ、私認めてないよね?なに商品にしているのかな?」

京太郎「とりあえず外でるか」

和「そうですね。歩きながら決めましょう」

咲「無視しないでってば!」

京太郎「アイスでも食うか? 奢るぜ」

和「アリですね」

咲「もー!!」



久「あ、靖子? 今面白いことになって。うん。そうそう」

> 和「そうですね。歩きながら決めましょう」
>
> 咲「無視しないでってば!」
>
> 京太郎「アイスでも食うか? 奢るぜ」
>
> 和「アリですね」
なんか京ちゃんとのどっち既に仲良くないかww


京太郎たちが向かった先は? 行く先で対局相手が変わります。

① Roof-top

② 駅前 

③ 阿知賀

ぞろ目 雀荘『アラウンド40』

下3


阿知賀

京太郎「来ちゃったな」

和「……ですね」

京太郎「勢いだけで」

和「日帰りは、きついですね」

京太郎「まあとにかく雀荘行こうぜ」

和「待ってください!」

京太郎「ん?」

和「とりあえずこの旅行鞄を置きに行きましょう」

京太郎「でも場所は」

和「大丈夫です。当てがあるので」

京太郎「あて?」


松実館

京太郎「あー、当てってここか」

和「入りましょう」

京太郎「すみませーん」

玄「はーい!」

和「お久しぶりです」

玄「おお、その大きなおもちは!!」

ゴツン

宥「お客様の前だから……ね?」

玄「うぅ…いらっしゃいませ」

京太郎「こんにちは」

宥「今日はどうして?」


松実館

京太郎「あー、当てってここか」

和「入りましょう」

京太郎「すみませーん」

玄「はーい!」

和「お久しぶりです」

玄「おお、その大きなおもちは!!」

ゴツン

宥「お客様の前だから……ね?」

玄「うぅ…いらっしゃいませ」

京太郎「こんにちは」

宥「今日はどうして?」

和「えっと急な一泊、できますか?」

京太郎「出来れば安いやつで」

宥「えっと……今日はもう一室しか」


京太郎「そうですか。じゃあ和、お前が泊まれよ」

和「え?」

京太郎「俺はどっか満喫かカラオケ屋で一夜を」

和「ダメです。すみません、その部屋で良いです」

京太郎「で、でも」

和「対局には対等の条件で挑まなければ、私の気が済みません」

京太郎「でも同室だぞ?」

和「変なことしたら叩きだしますからね」

玄「ならば私も!」ワキワキ

ゴツン!

宥「玄ちゃん、せっかくお願いできる?」

京太郎「わかってるって」

和「というわけでそこでお願いします」

宥「う、うん…一応、内風呂もあるから。あったかいよ」

咲さん着いてきてないのかよ

>>14 宥「玄ちゃん、接客お願いできる?」が正しいです。

>>17 咲さんは長野で迷子です。


夕餉時

京太郎「部屋食ってのは良いな」

和「ですね。あ、この煮物懐かしい」

京太郎「お、この魚美味いな」

玄「お替わりをおもちしたのです」

京太郎「ああ、すみません」

玄「いえいえ」

和「突然訪ねてごめんなさい」

玄「とんでもない! あ、でもそこまで言うならおもちを」

和「触らせませんからね」

京太郎「そうですよ! 俺だってまだなのに」

玄「ふっ。私はもう何度も揉んだことがあるのです」フフン

京太郎「くそ、なんて羨ましいんだ!!」

和「何か言いました?」ニコニコ

京太郎「なんでもありません!(勝てば好きに出来るんだ……勝てば)」




京太郎「大浴場ってやっぱいいな」ポカポカ

和「ふう、良いお湯でした」ポカポカ

京太郎「ほら、牛乳」

和「ありがとうございます。んくっ」

京太郎「色っぽいな」

和「な、何言ってるんですか!」

京太郎「やべっ。声に出てた」

和「須賀君、変なことしたら通報しますよ」

京太郎「し、しないってば」

和「そうですか」プクー

京太郎(怒らせちまったか……)


京太郎の理性判定

01-40 京太郎「のんびりと寝やがって」ムラムラ 我慢します

41-75 京太郎「ちょっとだけならバレないよな」 奇数でばれます

76-00 京太郎「風にあたりに行くか」

ぞろ目 ??「うぃー、ひっく」

下1


京太郎「だめだ。眠れん!」

京太郎「飲み物でも飲みに行こう」


自販機


京太郎「ぷはぁ、火照った体には丁度いいな」


京太郎(にしても緊張してきたな。勝てるのかな)

京太郎「でも勝てば和と……えへへ」



安価

① 伝説「君が和の彼氏?」

② 憧「和の彼氏ってあんた?」
 
③ 玄「寝付けないようですね!」

ぞろ目で選択肢+酔っ払いに絡まれます。

下3



玄「寝付けないようですね!」

京太郎「あ、玄さん」

玄「おも、和は?」

京太郎「今は寝てますよ。無防備に」

玄「ほうほう。では揉みに」

京太郎「いかねーからな」

玄「なぜ!」

京太郎「明日の勝負で勝てば、俺は和と付き合えるんだ」

玄「なんと!! ちなみに負けると?」

京太郎「咲が和の物になる」

玄「京太郎君は?」

京太郎「俺が和の物って勝負の意味無いでしょ」

玄「ふむふむ」


京太郎「てなわけで、勝負前に和に手は出せねーよ」

玄「では私が代わりに」

京太郎「やめろ」グイッ

玄「うぐっ」

京太郎「まったく。玄さんって先輩ですよね? もう少し」

玄「……先輩は敬うべきなのです」

京太郎「玄さんってどうも先輩に思えなくて」

玄「むっ!」

京太郎「ふわぁ、何だか眠くなってきました。おやすみなさい」

玄「……お休みなのでーす」フリフリ

京太郎「失礼します」ペコリ

玄(……年上の怖さを思い知らせてやるのです)ニヤァ


対局当日

松実館

玄「対局準備は出来てるよ」

京太郎「すみません。わざわざ」

玄「いえいえ」

和「では須賀君、勝負です」

玄「ちょぉーっとまった!」

和「どうかしました?」

玄「2人打ちはつまらないよ?」

京太郎「でもこれは俺たち二人の勝負だし」

和「ええ。その通りです」

憧「てか、本当にやるんだ」

和「真剣勝負ですから」キリッ


憧「まあ和の好きにすればって感じだけど」

京太郎「それに4人打ちするにしても」

灼「私たちだと公平性に欠ける…」

京太郎「だから俺たち二人」

玄「そう言うと思って、相手は用意しているのです」

憧「誰よ?」

灼「ろくでもない気が…」

玄「まず一人目は阿知賀のレジェンド!!」

晴絵「ども~」

灼「ハルちゃんカッコい―!! キャー!!」

晴絵「あはは、ありがと(ビールと温泉無料券に釣られたのは内緒にしとこう)」

憧「まあ確かにハルエなら大人だし」

晴絵「まあね~。お酒も美味しいお年頃♪」キャピ

憧「きつっ」


灼「ハルちゃんはきつくない! 最近ちょっと食べすぎで太ったけどまだ20代だもん! ね!!」

晴絵「フォローになって無いよ…灼」

京太郎「なるほど。考えましたね」

和「それで、残り一人は?」

晴絵「玄の知り合いで大人組だと、望とか?」

玄「もっとすごいのです! だだだだだだだだ」

灼「ドラムロール?」

宥「可愛いけど下手だよ…玄ちゃん」

玄「だだだだだだだだだ」

穏乃「だだだだだだだだだ」

憧「しず、何時の間に!?」

玄「この人でーす!!」

穏乃「でーす!」

                。o≦:::::::::::::::::::≧o。
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            |:::l:圦     ___    ノ|::::::::|

            |:::|::::个o。 __ ´ ̄`  イ:: !:::::: | 「ど、どうも~。すこやかじゃないし彼氏もいない小鍛治健夜です」
            |:::|::::::|::::::::::::__〕___〔__:::::!::::|:::::::リ

             乂!\l:::::::::{////////}:|::: !:::::/
                   乂::ノ//////////`ヽ/
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                    //////////////\|///// !
                /////////////////|///// !


憧「あ」

晴絵「ら?」

京太郎「ふ?」

和「ぉぉ!?」

すこやん「アラサーだよ!!」

玄「いや~。たまたま宿泊していたのを発見して頼み込んだのです」

京太郎「いやいやいや」

和「貴女バカでしょ!!」

宥「あったかくないよ。玄ちゃん……」

玄「さあ対局を始めるのです!」


憧「いや、確かにグランドマスターと打てる機会なんてそうないけどさ」

晴絵「アサゴハンタベルノワスレチャッターカエラナイトナー」

灼「大丈夫! おむすび作ってきたよ!」フンス

晴絵「……ありがと。美味しい」クスン

灼「ハルちゃんのためだし。これくらい平気…そうだ。小鍛治プロ」

健夜「なに?」

灼「ハルちゃんはもう二度と貴女に負けません。やっちゃえハルちゃん」

健夜「これは…手加減しない方が良いよね」

晴絵「して下さい! むしろ今日の主役は私たちじゃないし」

健夜「え、でも玄ちゃんからの話だと勝てば年下の」

玄「はいはいはい! 対局始めるのです。座って座って」

京太郎「生きて帰れるのかな」

和「咲さんに別れも告げてないのに」

京太郎「なんかごめんな」

和「いえ、私もその…ですし」


京太郎「何か言ったか?」

晴絵「骨は拾ってよね」

京太郎「いや、貴女じゃなくて」

灼「ハルちゃんに失礼な口きくな。むかつく…」

健夜(この子か。玄ちゃんが言ってた男の子って)


対局開始

和→晴絵→京太郎→すこやんの順となります。

半荘です

東場の状況

和    下1
 
京太郎  下2 -10

晴絵   下3 +15

健夜   下4 +30

東場の状況を判定します。数値が大きい人が東場トップ

すこやんぞろ目で誰かがトラウマになります。

それ以外のぞろ目は特に意味無し。

大人気ねえ!このアラフォー大人気ねえ!

>>66アラフォーだいにんき?


玄「東場が終わったね。さあ南場だよ。頑張って!」

京太郎(2位だけど……) 14,000

和「こ、こんなの……」  6,000

健夜「ん~。今日はまあまあかな」 70,000

晴絵「怖い。怖い」10,000

憧「えげつな…」

健夜「えっと、もうやめる?」

晴絵「そ、そうし「ハルちゃんは諦めないから」」

灼「阿知賀の伝説。舐めないで欲し……」

健夜「えっと、じゃあもうちょっと本気出そうかな」ゴォォォ

晴絵「ひ、ひぃぃ」


憧「あ、そういえばこれって小鍛治プロ1位だった場合どうなるの?」

穏乃「確かに。このまま終われば和が須賀君に負けてるから、和が須賀君と付き合うとか?」

和「!」

晴絵「!」

晴絵(和)チラッ

和(お願いします)コクッ

宥「確かに…それで良いと思「え、何言ってるの?」」

健夜「私が勝ったら彼、くれるんだよね?」

京太郎「え!?」

和「はぁ!?」

晴絵「えっと…どうぞ」

憧「ハルエ!!」

晴絵「ごめんなさい!」


健夜「玄ちゃんがそう言ってたし。違うの?」

憧「常識的に考えて「違いません!」」

玄「彼をおもち帰りして結構です!」

健夜「だよね。よーし。頑張らないと」

和「そ、そんなことありえません!」

健夜「え、でも付き合うかどうかの勝負でしょ?」

和「それはそうですが」

健夜「だったら別に良いんじゃないかな?」

和「で、ですが」

健夜「それに文句あるんだったらココ」

穏乃「卓?」

健夜「結果出さなきゃ」

和「うぐっ」

京太郎「……わかりました」


和「京太郎君! ダメです!」

穏乃「骨まで食べられちゃうよ!」

憧「ここかっこつける場所じゃないと思うけど」

健夜「食べないから。あ、でも京太郎君だっけ。早く連れて帰りたいなあ」

京太郎「和。俺は勝って、一番になって必ず。必ずお前を手に入れる」

和「京太郎君…」

京太郎「小鍛治プロ。勝負です」

健夜「そうこなくっちゃね」ニコニコ

玄「男を見せるのです!」

憧(ふーん。言うじゃん…そこまで言うんなら頑張んなさいよね)

玄「敵はでかいぞおおきいぞー!」

灼「やっちゃえハルちゃん!」


南場2局目終了時の状況

和    下1 
 
京太郎  下2 +15


晴絵   下3 

健夜   下4 +40

すこやんぞろ目で誰かがトラウマに

京太郎がぞろ目だとイベントあり。

ここで京太郎のコンマが健夜を上回るとイベントあり。


コンマ

和   61

京太郎 104

晴絵  95

健夜  76

京太郎がコンマを上回ったため、イベント発生します。


南1局。

京太郎「ロン!! えっと……」

和「落ち着いてください。跳満。12,000ですよ」26,000

健夜「引き離そうと思って立直したのが失敗だったかな」 58,000

京太郎「よしっ!」

憧「やるじゃん」

京太郎「当たり前だ。俺は和と添い遂げるんだ」

和「京太郎君」ドキドキ

京太郎「待ってろ。和」

健夜「喜んでる顔も可愛いなあ」


南2局

健夜(立直しなくても別に高い手はいくらでも作れるんだよね)

京太郎「くそっ。点差考えたら攻めるべきか。いや」

和「京太郎君。そんな時は「和!」」

憧「口出しは反則」

和「でも」

憧「あいつがアンタを手に入れるって頑張ってるのに、そのアンタに助けられたらかっこ付かないでしょーが!」

和「憧」

憧「ちょっとは信じてやりなって。初心者臭いけどさ」

晴絵「憧……」

穏乃「憧、彼氏いないのになんかカッコいいね」

憧「うっさいわ!」ペシッ

穏乃「あたっ」

灼「ハルちゃんだってもう負けないってインターハイで言ってたもん!」


晴絵(そこまで言った覚えは……でも)

晴絵「……そうだよね。うん、灼!」

灼「なに!?」

晴絵「今度こそ勝って、笑顔で戻るよ」ニコッ

灼「ハルちゃん!」

晴絵「だからさ、その…勝ったらまたおにぎり食べさせてよ」

灼「うん! 絶対作る! 16ポンド位のおっきいやつ!」

宥「炊飯器はうちの使って…」

晴絵「ほ、ほどほどでおねがいします。おっ! 流れ来たかなリーチ!」

京太郎「赤土さん楽しそうですね」

晴絵「ん~。楽しいよ。待ってる人がいるからね」

京太郎「待ってる人ですか」


健夜「そんなので強くなるのかなぁ」

晴絵「強くなるって。ほら来た一発ツモぉ!!」

ジャララララ

晴絵「立直一発一通ツモ! 4,000オール!!」

京太郎「ちょっ」22,000

晴絵「悪いねー」22,000

健夜「待ってる人、かぁ」54,000

和(これは、もう点棒が……)2,000

晴絵「私もここからは本気で行くよ」


南2局 ※本場で出る端数は省略しています

晴絵「とは言ったものの」

健夜「……」

京太郎「牌の流れが」

和(とにかく振り込まないように)

健夜「赤土さんさあ」

晴絵「なに?」

健夜「待ってる人がいると強くなるって言ってたけど……」

晴絵「言ったよ。あ、それポン」ポイッ

健夜「ロン。8000」

晴絵「っつ」

京太郎「流石にグランドマスター。簡単に流れはくれないか」

健夜「私も『彼』がいたら、もっと強くなれるのかなぁ」ニコォ

晴絵「親が…」14,000

京太郎「くっ……」

健夜「楽しみだなぁ……ね」62,000


南三局にいく前にイベント

京太郎「点差は3倍程度……ラス親だ。ここで勝てなけりゃ」ブツブツ

穏乃「須賀君顔怖くなってるね」

憧「そりゃーそうでしょ。自分の人生かかってるんだし」

穏乃「んー……どうにか元気づけたいけど」

宥「手、震えてて暖かくない」

憧「ホントだ。須賀のやつ震えちゃって。ああもう」

京太郎「落ち着け。落ち着け。勝てる。勝てるはず」

健夜「良い表情だなぁ。こうあどけなさが」

京太郎「くそっ。足も震えて……こんなの中体連でさえなかったのに」

穏乃「ねえ、まずいんじゃない」

和「……須賀君の邪魔をしては、でもロンもツモも親を流してしまうから」ブツブツ

憧「……ああもう!」


コンマ判定

01-50 憧が京太郎の背中を叩きます     コンマに+5

51-00 憧が後ろから京太郎を抱きしめます  コンマに+10

ぞろ目 憧「ほら勝利の女神のキスよ。シャキッとしなさい」 コンマ+40

コンマが26-40の場合すこやんのコンマも同額上昇

下3

おめでとう。

ぞろ目

憧「須賀! こっち向きなさい」

京太郎「……」ブツブツ

憧「ああもう!」

無理やり京太郎の襟を引っ張る憧

憧「あんたね! そんなに暗い顔して、良い牌くるわけないでしょ!」

京太郎「外野は黙っててくれ」

憧「な、なによその言い方! むかつく……」

京太郎「俺は勝たなきゃ、勝って」

憧「外野ってねえ私はただの外野じゃないわよ!!」

穏乃「外野だよね?」

宥「うん…」

灼「外野だよね」

憧「うっさい! 私はえっと、その」

健夜「ねえ、対局中なんだけど」


京太郎「そうだ。対局中に外野が」

憧「ええい!」

チュゥッ

いきなりの接吻。それも深い。深い。

憧「ぷはぁ、はぁ、はぁ」

京太郎「……」ポカーン

憧「い、いい? わ、私はね、あんたの勝利の女神なの!」

京太郎「え、えっと」

憧「その勝利の女神がキスしたんだからアンタは絶対負けないの!」

宥「憧ちゃん顔真っ赤。あったかーい」

灼「この後考えるとブリザードだと思…」

京太郎「お、おう」

憧「だからシャキッとしなさい。ほら前向いて!」

京太郎「おう!」


憧「よし、それで良い。ほら頑張んなさいよね! 告白するんでしょ」

京太郎「おうよ!!」

憧「全く、世話が焼けるんだから」

京太郎「ありがとな。手の震え止まったよ」

憧「別に、アンタのためじゃないから。大事な友達のためだし」

京太郎「もしかしたら、憧って本当に勝利の女神かもな。もし俺が奈良に住んでたら、惚れてたかも」ニコ

憧「ふきゅ!?」ボンッ

灼「あ、爆発した」

憧「あ、あんたね! そんなこと言ってる暇あったら勝ちなさいよね!!」

穏乃「あ、憧逃げた」

憧(あーもう、私何してんだろ……顔熱い熱い……うー)

和(あ、こ……?)

晴絵「略奪愛ってやつ?」

健夜「……ん、京太郎君のオーラが」

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..::            ::::  ヾヽ     ヽヽ            、}:.ヽ!:::::ヾ::Vi             ,r',r'     ,r'ッ  ::::
、.              .:: ::.  ヾヽ     ヽヽ..::::::::::::::::.....    、j .::::::::::::::::::: レ,    .....::::::::::::::::..,r',r'     ,r'ッ  .:: ::.
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`ヽ、  `i       :::. .::       ..::::::  ヽ~!   / ____  ヾ:::::::::::::::::::ノ          !~,r'  ::::::..       ::. .:::
   .`ヽ、/        :::.......    ....::::     i \ _,.ィ ,:::::::::::ミ:.、::::::::::::::リ   ___     / i     ::::....    .......:::
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     ::  `''ヽ、  r-' i         ::::          \ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j   ::::         i '-r  、,r'''´  ::
      ::      \ 7 ノ        :::            ,ゝ ::::::::::::::::::::::::::::/` ー- '     :::        !、 7 /      ::
     ::      !/| |         ::            / .:::::::::::::::::::::::::::::::::{          ::         | |゙i!    ..::::
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※ 上記はすこやんが京太郎を見た時のイメージです。


健夜「……へえ、素質は十分ってわけか。美味しそう。ますます欲しくなっちゃった」ジュルリ


今回はここまで。

京太郎は次回からコンマに+55が追加されます。

けれど慢心したら刈られます


そろそろ始めます。


南三局

京太郎「小鍛治プロ。貴女の活躍はここまで。これからは俺の独壇場です」

健夜「へ~。言うようになったね」

和「憧がキス、京太郎君にキス」ブツブツ

京太郎「小鍛治プロを地に落とす」

健夜「京太郎君って亭主関白タイプ?」

京太郎「そして俺が勝つんだ」

健夜「そこまで言うんなら、負けたら私の専業主婦ね」

京太郎「俺は負けない」

穏乃「おお、何だか熱いね!!」


宥「あったか~い」

灼「あれ、憧はどこ…」キョロキョロ

宥「そういえば玄ちゃんもさっきから…」




女子トイレ

憧「う~、なんであんなこと。初めてだったのに」

憧「大体私がキスしたら和に」

憧「あ~もう!!」

玄「情熱的なキスだったね」


憧「だ、だってなんかこう、守ってあげたくなるような」

玄「ふむふむ」

憧「でもやる気になったらキリっとなってちょっと良いかな~なんて」

玄「なるほど~ふむふむ」

憧「玄ぉ!?」

玄「見た目と反して男の子が苦手な憧ちゃんが」

憧「玄、このことは」

玄「大丈夫大丈夫」ナデナデ

憧「ほっ」

玄「京太郎君はフリーだから、」

憧「フリーってあんたねえ」

玄「でも憧ちゃん、もし京太郎君がフリーだったら?」

憧「そりゃあまあ、初めてあげたんだし…その」

玄「ツンデレ」

憧「なによ!!」


玄「ま、負けたら小鍛治プロの物だけどね~ぷぷっ」

憧「あんたのせいでしょ!! だいたいなんで」

玄「ふっ。彼は年上を舐めていたからさ」

憧「なに格好つけてるのよ」

玄「それに私を舐めているのです!!」

憧「な、舐めてる!? どこを!?」

玄「憧ちゃんのエッチ」

憧「はぁ!?」

玄「皆に教えてあーげよっと」ダダダ

憧「ちょ、待ちなさいよ!!」

玄「やだ~」


南三局の結果は?

和    下1 -30
 
京太郎  下2 +55

晴絵   下3 +10

健夜   下4 +40


京太郎のコンマが健夜を1でも上回れば僅差で京太郎がトップに。

すこやんぞろ目だと和が飛ばされ、トラウマになります。さらに



隠しぞろ目判定

京太郎の状況は?

01-30 ダントツ1位。対局継続。コンマ+25 

31-00 すこやん飛ばされました。対局終了。

ぞろ目 対局終了。京太郎がトップに(京太郎の様子が……)


下1


憧「待ちなさ……はぁ、はぁ」

玄「憧ちゃん高校生になって体力無くなったよね」

憧「うっさい!」

玄「あ、まだ対局やって」

憧「え、京太郎は」

晴絵「……」アングリ

和「……」アングリ

憧「しず、京太郎は?」

穏乃「あれ」

憧「指差さなくってもわかるわよ。状況を聞いてるの!!」

宥「だから…あれ」

憧「宥ねえまで。一体何が」


京太郎「チャンタ 2900」

健夜「っつ。やるね」

憧「ハルエ。何があったの」

晴絵「え、ああ。さっきから小刻みに上がり続けて」

憧「それじゃわかんないって」

晴絵「だから、須賀君が和了り続けて。あ、勿論小鍛治プロを狙い続け、直撃だよ」

灼「点数も小鍛治プロに警戒されない程度の点だけど」

晴絵「塵も積もればってやつ?」

憧「ああもう! だからわかんないって!」

京太郎「コレで俺がトップだ」

憧「嘘ぉ!?」

健夜「うふふ。男の子でこんなに強いなんて、良い。凄く良い」

京太郎「小鍛治プロ、余裕そうですね」

健夜「まあこの程度の修羅場なら何度も勝ってきたしね」

憧「あ、京太郎。アンタいったい」

京太郎「憧か」


憧「な、なんで」

京太郎「勝利の女神のおかげで勝てそうだよ。愛してる」

憧「あああああんたいま」

和(京太郎君の目に私はもう)

健夜「ふふっ。京太郎君は私の物だよ」

京太郎(待ってろ…和)

健夜「勝利の女神は気紛れだってこと、教えてあげる」


対局終了。結果は?


和    下1 -30
 
京太郎  下2 +80

晴絵   下3 +10

健夜   下4 +40

京太郎のコンマが健夜を1でも上回れば勝利。京太郎は告白します。

健夜が京太郎のコンマを上回れば健夜の勝利。

健夜ぞろ目で誰かがトラウマに。

京太郎がぞろ目なら勝利+京太郎は麻雀に目覚めます。


トラウマ発生無し。

京太郎が1位

健夜が2位

晴絵が3位

和が4位になりました。


京太郎と健夜のスタイルは対極にあった。

健夜「立直。良いこと教えてあげる」

京太郎「なんですか?」

健夜「私の今の配牌、最低36,000だから」ゴッ

晴絵「ひぃっ」

灼「ハルちゃん怯えすぎ」

一発一発が重い健夜に対し京太郎は

健夜「まあきっと一発、ドラも乗るから、数えはいくんじゃないかな」

京太郎「そうですか」

怯える晴絵と対象的に柳の木のように受け流していた。

健夜「うん。きっと。だから京太郎君、引っ越しの準備してね」

京太郎「まだ気を緩めるのは早いですよ」

健夜「ううん。全然早くないよ」

京太郎「ツモ。500 300」

健夜「っえ!?」

京太郎「ツモのみ」

健夜「さ、最後まで打点低く打つんだ……でもそれってつまらなくない?」

京太郎「それが俺のスタイルですから。それに」

京太郎「どんなに矮小でも集まれば驕った巨人の足もとを脅かすことは出来るんですよ」

京太郎「今みたいにね」


南三局から京太郎は打点を捨て、早さ。堅実さを武器に戦った。

健夜の一撃は重くとも、撃たれる前に低打点で和了り続け、隙を見せければ負けない。結果、第3局では親だったこともあり遂には逆転。

その姿はまるで巨人に対し石飛礫をぶつける子供のようだった。

けれどその子供も一人、二人、、、十人と増えていけば。ダメージは蓄積される。

そして今

晴絵「須賀君が和了ったってことは」

京太郎「俺の勝ちです」ニコリ

健夜「そ、そんなぁ」ガクッ

和「きょ、京太郎君」ウルウル

憧「京太郎が勝った」

京太郎「っつ。ぷはぁ。あー疲れた~」

京太郎は先ほどまでの真剣勝負から張りつめていた弓を放つかのように、大きな息を吐いた

晴絵「お、終わったぁ」グスッ

憧「や、やったじゃん!!」

京太郎「へへ。ブイ!」

後ろではしゃぐ穏乃や感極まりそうな憧の方を向き、勝利のブイサイン。

灼「ハルちゃんお疲れ様…」

灼は晴絵を労うべくホットタオルを渡していた。


宥「すっごくあったかかったよ」

和「京太「まったく」」

憧「さっきまでカッコいい顔だったのにだらけちゃって」

京太郎「なんか言った? 勝利の女神さま」

憧「は、はぁ!? 誰が女神よ。これでも飲みなさいって!」

持っていたスポドリを無理やり押しつけ、顔が真っ赤なのを誤魔化そうとするも

京太郎「サンキュー女神さま」

憧「もう!!」

穏乃「憧嬉しそう」

宥「顔綻んでるね…」

憧「まったく、世話が焼けるんだから」テレテレ

周囲にはバレバレだった。

和「……」


負けたことで放心状態のアラフォーを近くのマッサージチェアに座らせる晴絵。

灼「コイン入れてきたよ」

晴絵「ありがと」ナデナデ

灼「これくらい別に」テレテレ

すこやん「あああああ」

晴絵「マッサージチェアに揺られる小鍛治プロはほっといて、いよいよ告白タイムかな?」

宥「い、いよいよだね…」

京太郎「ん、ああ」

憧(告白…)

穏乃「和が彼氏持ちか~。でもいい人そうだよね!」

憧「当たり前じゃない」

穏乃「憧、怒ってる?」

憧「怒ってなんかない!」

穏乃「それを怒ってるって言わないでなんて言うのさ」

憧「うっさい!」


京太郎「和、その……」

和「先ほどは格好よかったですよ。京太郎君」

京太郎「そりゃあ、和のために頑張ったからな。あはは」

和「もう、京太郎君ってば。ふふっ」

宥「良い雰囲気だね。あったか~い」

憧「……」

京太郎「和!」

和「はい!!」


阿知賀

京太郎「来ちゃったな」

和「……ですね」

京太郎「勢いだけで」

和「日帰りは、きついですね」

京太郎「まあとにかく雀荘行こうぜ」

和「待ってください!」

京太郎「ん?」

和「とりあえずこの旅行鞄を置きに行きましょう」

京太郎「でも場所は」

和「大丈夫です。当てがあるので」

京太郎「あて?」


京太郎の答えは?

① 好きだ。付き合ってくれ。

② すまん!!

ぞろ目 京太郎「俺ってさ、欲張りなんだよ」

下3


① 

京太郎「好きだ。付き合ってくれ」

穏乃「言った!!」

和「……」

京太郎「の、のどか?」ドキドキ

和「憧の方が良いんじゃないですか? 先ほどキスしてましたし」プイ

京太郎「あ、あれは」

浮気をした夫のように弁解しようと和に近寄る京太郎だったが

和「ふふっ」

京太郎「和?」

和「冗談です」チュッ

京太郎に抱きつきキスをする和

周囲からの歓声。

憧「っつ」

耐えきれず逃げようとした憧の腕を、穏乃が逃がすまいと強く掴んだ。

憧「離してよ!」



穏乃「嫌」

憧「怒るよ!」

憮然とした態度で返答する穏乃にいら立ちを隠せない

穏乃「もう怒ってるでしょ」

憧「やめてよ!!」

穏乃「和」

憧の腕を掴んだまま穏乃は京太郎と抱擁を交わす和に話しかけた

和「…穏乃」

穏乃「簡単に別れたら許さないから」

和「……ええ」

穏乃「須賀君もね。喧嘩や暴力振るったら私が許さないから」

京太郎「ああ」

憧「そ、そうよ。もしすぐに別れてみなさい。私が貰ってくんだからね!」グスッ

和「ええ。気をつけます」


憧「う、うわぁーん!」

とうとう泣きだしてしまう憧。

京太郎「憧…」

和「ダメです」グイッ

京太郎「でも」チラッ

和「その役目は京太郎君ではありません」

京太郎「……そうだな」

崩れ落ち泣いている憧を穏乃と宥が優しく抱きしめ、穏乃も一緒に泣いていた。







玄「はいはいはい、麻雀も終わったし祝勝会の準備は出来てるよ~」

フライパンにヘラを小気味よく当て音を響かせ入ってきた少女。

玄「宴会準備はこの私におまかせあれ!!」フンス

いきなり現れたおもち好きな少女は着物にエプロンを纏い、場違いに能天気な声を響かせていた。


>>240 訂正


その姿を見て、和と京太郎は絆を確かめるべく強く互いの手を握り合った。





玄「はいはいはい、麻雀も終わったし祝勝会の準備は出来てるよ~」

フライパンにヘラを小気味よく当て音を響かせ入ってきた少女。

玄「宴会準備はこの私におまかせあれ!!」フンス

いきなり現れたおもち好きな少女は着物にエプロンを纏い、場違いに能天気な声を響かせていた。


清澄

京太郎「というわけで、俺たち付き合うことになったんだよ」

咲「だと思ったよ!!」

和「まあ咲さんエスパーみたいですね」

咲「部室や学食でいちゃいちゃしてれば誰だって気付くよ!!」

京太郎「なるほど」

咲「で、新子さん達はその後?」

京太郎「ああ、あの後落ち着いてから皆で宴会したよ。その時はもう和とも険悪でもなかったしな」

久「修羅場にならなかったのは以外ね」

優希「おもちのお姉さんは? このまま終わるとは思えないじぇ~」

京太郎「ああ、玄さんなら宴会後に有さんに連れられて何処かに」

優希「ろくな目にあってなさそうだじぇ!」

まこ「ま、因果応報じゃろ」


久「にしても須賀君が小鍛治プロにねえ。信じられないわ」

和「京太郎君は凄いんです!!」

久「そ、そうね」

和「あ、信じてませんね。良いでしょう。京太郎君」

久「し、信じてるわよ」

咲(小鍛治プロと打つなんていいなぁ)

京太郎「よっしゃ!」

和「部長、勝負です」


阿知賀

玄「もう嫌―!!」

健夜「え? まだ東場だよ?」

はやり「勝てば彼氏が出来るって言ってる子ってこの子?」

健夜「そうそう。私ももう少しで16歳の」

はやり「玄ちゃん、はやりにも紹介してくれるよね?」

玄「おねーぢゃーん!」

野依「嘘だったら許さない!!」プンスコ

玄「だずけでー!!」

宥「せめて東場まで頑張ってね」ニコニコ

健夜「ま、彼氏彼女は別としてまた紹介してよね」

はやり「いやいや、ここははやりが」

野依「私!!」

玄「いやー!!」



宥「人の恋路をバカにする人はあったかくないんだよ…玄ちゃん」


新子家

憧「あ、長野のここ良いんじゃない?」

穏乃「ねえ憧」

憧「あ、ここも。カップルで行くとイイってさ」

穏乃「ねえってば!」

憧「なによ~。しずは行きたくないの? あ、ここのラーメン美味しいらしいよ」

穏乃「行きたいけどさ。じゃなくて、憧全然諦めてないでしょ」

憧「ぎくっ」

穏乃「最近須賀君のことばっかりだし」

憧「う、うるさいうるさいうるさーい!!」

穏乃「憧……」

憧「私の初めて奪ったんだし当然でしょ!」

穏乃「諦めなよ…」

憧「う~……」


穏乃「ね、憧」

憧「やっぱりやだ!」

穏乃「憧!!」

憧「そ、そう。男友達。京太郎は男友達だから」

穏乃「……」ジトォ

憧「あー、久しぶりに男友達に会いに行かなきゃなー」

穏乃「憧!」

憧「す、好きになったんだから簡単に諦めれるわけないでしょ!」

憧「切符買ってくる!」ダダダッ

穏乃「待てー!!」

憧「あんた私の親友なんだからサポートしてよ!」

穏乃「やだ!! 和だって親友だもん」

憧「ケチッ!!」


再度 清澄

京太郎「搶槓のみ。1000点」

咲「きょ、京ちゃん」

京太郎「ツモ。500 300!」

優希「私の親をゴミ手で流すんじゃないじぇ!」

京太郎「ツモ 3900!」

久「っつ。嫌な打ち方ねー。もっとこうガーって打たないの?」

京太郎「コレが俺のスタイルですから」

和「ね! 京太郎君は強いんです!」

久「まあ確かに強いけど」

優希「タコスパワーの倍満一発で終了だじぇ!」

京太郎「ははは。確かにな」

優希「精進しろよ!い、京太郎!!」

京太郎「おうよ!」


久「でもあの打ち方は心配ねえ」

咲(でもこの小さな力で京ちゃんは小鍛治プロに勝ったんだから……)

まこ「一発一発が弱いからのう」

和「でも安心してください。なんといっても私の彼氏ですから!!」ムギュッ

京太郎(おおう、和の胸の感触が腕に)

久「頼もしいわね。ふふっ」

和「京太郎君はカッコいいですから!」

京太郎「和も最高に可愛いよ」ナデナデ

和「京太郎君」ウットリ

京太郎「和」

久「はぁ……」

優希「やってられないじぇ」

まこ「盛るんなら自宅のベッドにするんじゃな」

京太郎「これからもよろしくな」

和「喜んで♪」


【安価】京太郎「麻雀で勝ったから付き合ってくれ」和「いいでしょう」【コンマ】  カンッ!!


ちなみに最初の選択肢(対局相手)とBADEND

① ルーフトップ(靖子とハギヨシ)負ければ弟子入りEND

② 駅前 (良子と咏)可愛がりEND

③ 阿知賀(すこやんと晴絵)負ければ……END

ぞろ目 はやりん&すこやん  負ければお婿さん☆END

でした。


玄「二週目はありません」

玄「それと私の事を責める人がいますが、私のおかげで憧ちゃんに好きな人が出来たことを考えれば、私はむしろ値千金。良い仕事をしたと思います」

玄「以上の事から私は何も悪くないのです」



すこやん「……また勝てなかった」

お疲れさまでした。

報われない恋に身を焦がすのって地獄なんだぜ。
やク糞

あとなんかアラフォーをゾロ目でいじめるスレ思い出したんだけど


>>292

告白スレはすこやんを幸せにする予定のスレでした。

今回もすこやんを幸せにするつもりでしたが無理でした。

http://blog.livedoor.jp/rastenvy/

に告白スレと今回のを載せています。

いっち、もうすこやんメインで書いてしまおうぜ!(一瞬メインだったのにコンマ神の荒ぶりで壊滅した某スレから目をそらしながら

>>296 ありがとう。でも難しいかも。

>>171のコンマがぞろ目だった場合、京太郎が恋愛より麻雀に目覚めて和や憧を捨ててすこやんに師事する予定だったのにコンマ01出るわで心折れそうになった。

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