京太郎「愛されてえ…」(212)
京太郎(牌に愛された奴らってのがいるらしい)
京太郎(咲とかもそいつらの一部とかなんだとか)
京太郎(……)
京太郎(俺も牌に愛されたい)
―部室―
ガチャッ
京太郎「ちーっす」
シーン
京太郎「……ありゃ」
京太郎(誰もいないのか……皆遅いのかな)
スタスタ
ガタ、ストン
京太郎「ふー……」
京太郎「……」
京太郎(皆が来るまで暇だな……)
京太郎「……」
京太郎「……」チラッ
牌「……」
京太郎「……」
京太郎(……“牌に愛された奴ら”……か)
京太郎(俺もそんな星の下に生まれたかったな……)
京太郎(……)
牌「……」
京太郎(……ん)
京太郎(待てよ……)
京太郎(確かに、牌は俺を愛してないみたいだけど)
京太郎(俺が牌を愛したことがあったか?)
京太郎(いや、無い)
牌「……」
京太郎(……そうだよ)
京太郎(自分の事を愛してくれない奴を、愛せはしないんだ)
京太郎「……そうか」
京太郎「俺が……牌を愛すればいいんだ」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……こんにちわ」
牌「……」
京太郎「……いい天気だな」
牌「……」
京太郎「…………突然だけど」
牌「……」
京太郎「……好き、です」
牌「……」
京太郎「ずっと、好きでした」
京太郎「第一印象から決めてました」
京太郎「フォーリンラブというヤツです」
京太郎「オナシャス」
牌「……」
京太郎「……へへっ、照れるな」
牌「……」
京太郎「でも……本当の事だから」
牌「……」
京太郎「なんだよ……なになに、何か言えよ~」ツンツン
牌「……」
京太郎「ははっ、お堅いヤツだぜ」
牌「……」
京太郎「……ふっ、もう半荘ってとこか」
―部室外―
咲「……」
和「あ、咲さんいらしてたんですか」
咲「和ちゃん、帰ろう」
和「えっ」
咲「帰ろう、今日の所は帰ろう」
―次の日―
ガチャ
京太郎「ちーっす」
シーン
京太郎「……」
スタスタ
ガタ ストン
京太郎「はぁ……また今日も」
京太郎「俺とお前だけか」
牌「……」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……ふたりきり、だな」
牌「……」
京太郎「……」
京太郎「……お前って、綺麗だよな」
牌「……」
京太郎「嘘じゃねえよ?嘘じゃねーって」
牌「……」
京太郎「……なんていうか、すげえ、白いし」
牌「……」
京太郎「丸っこくて、可愛いし」
牌「……」
京太郎「竹みたいに、しなやかで」
牌「……」
京太郎「鳥っぽいし……」
牌「……」
京太郎「東西南北揃ってるし……」
京太郎「最強、じゃん」
牌「……」
京太郎「……なあ」
京太郎「…………触っても……いいか?」
牌「……」
京太郎「……いいん……だな……?」
京太郎「……」ゴク
京太郎「さわ……る、ぞ」
ソッ
牌「……」
京太郎「……っ」
サワッ
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……すべすべ、してる」
京ちゃんは具現化系能力者か…
京太郎「……」サワ
牌「……」
京太郎「……っふ……ん」サワワ
牌「……」
京太郎「……」サワサワ
牌「……」
京太郎「……」ピタ
牌「……」
京太郎「や、わりぃわりぃ……つい熱中しちまったよ」
牌「……」
京太郎「……いつも、乱暴に触れてただけだったけど……」
京太郎「お前を想って触れたら……」
ニコッ……
京太郎「こんなにも……愛おしいもの、なんだな」
牌「……」
京太郎「……はは、悪かったよ悪かったって」
牌「……」
京太郎「……少しずつ」
京太郎「少しずつ……近づいていけばいいから」
京太郎「今日は……ここまで、な」
牌「……」
京太郎「……なんだよ、何か言えよ~」ツンツン
―部室外―
和「……」
優希「お?のどちゃんどうした?入らんのかー?」
和「優希」
優希「ん?」
和「帰りましょう」
優希「え?」
和「疲れてるのは彼じゃなく私なんでしょうか……いえ、帰りましょう」
―次の日―
ガチャッ
京太郎「ちわす」
シーン
京太郎「また皆いないのか」
京太郎「……まあ」
スタスタ
ガタッ ストン
京太郎「そっちの方が……好都合とか思ってたり……する?」
牌「……」
京太郎「……ちぇっ、無反応なヤツー」
京太郎「…………ま、そこが……可愛いんだけどな」
牌「……」
京太郎「……ふふっ」
京太郎「しっかし、今日もあっついなぁー」
京太郎「服が汗びっしょりだぜ」パタパタ
牌「……」
京太郎「……」
京太郎「……あ」
京太郎「…………もしかして、今」
京太郎「俺のYシャツのはだけた所、じっとみてたろ」
牌「……」
京太郎「え、何」
京太郎「もしかしてお前って、むっつりさんなワケ?」
牌「……」
京太郎「おいおーい、だんまりかー?」
京太郎「いやーん、牌ちゃんのスッケベー」
牌「……」
京太郎「ははははっ、冗談だって!悪かったよ、そんな怒るなよ」
牌「……」
京太郎「だから悪かったって言ってるだろー」
牌「……」
京太郎「……えい」ツン
牌「……」
京太郎「……何か言えよ」
牌「……」
京太郎「……もしかして、本当に怒った?」
京太郎「…………ごめん、な」
牌「……」
京太郎「……つい、さ」
京太郎「好きなヤツには……ちょっかいだしたくなるんだよ」
京太郎「……お前の事、本当……好きなんだ」
牌「……」
京太郎「……」
ソッ…
ギュッ
牌「……」
京太郎「ふふ……冷たいヤツだな……」
京太郎「ま……でも、丁度いいのかもな」
牌「……」
京太郎「この俺の……すげえ、熱い想いと」
京太郎「お前の冷たさで……きっと、丁度いいんだよ」
京太郎「二人で、一つなんだ……俺達」
―部室外―
優希「……」
まこ「お?なんじゃそんなところで」
優希「先輩、帰ろう。帰りましょう、本当、冗談抜きにして」
まこ「どうしたんじゃ、ってか口調おかしい」
―次の日―
ガチャッ
京太郎「おーっすっす」
シーン
京太郎「……おはよ」
スタスタ
ガタッ ストン
京太郎「寂しかったか?」
牌「……」
京太郎「……素直じゃないヤツだな」
京太郎「……」
京太郎「俺は……寂しかったよ」
京太郎「お前に…………会えなくて」
京太郎「………………寂し、かった」
牌「……」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……なぁ」
牌「……」
京太郎「あのさ……」
牌「……」
京太郎「お前、お前ってさ……」
京太郎「他に……好きなヤツとか、いるのか……?」
牌「……」
京太郎「やっ、あの、違うんだ、なんていうか、その、さ!」
京太郎「……なんていうか」
京太郎「…………お前、結構、素っ気無いっていうか」
京太郎「なんていうか……無機質っていうかさ……もしかして……」
京太郎「……俺の他に……好きなヤツがいるから……そんな態度、なのかな、とか、思ったり、したワケ、です。はい」
牌「……」
京太郎「……そ、そうなの、か?」
牌「……」
京太郎「……な、なぁ、なんとか言ってくれよ」
京太郎「不安になるじゃんか……」
牌「……」
京太郎「……っ!」
京太郎「何とか言えよぉっ!」ガシャーン!!
牌「……」ガラガラ
京太郎「お前がそんな……思わせぶりな態度じゃ……」
京太郎「もう……俺……!」
京太郎「もっと……もっと、お前の事、好きに……なっちまうよ……!!」フルフル
京太郎「迷惑なら!迷惑だってハッキリ――……!!」
京太郎「……――え?」
牌[中]
京太郎「……」
京太郎「……この牌……」
京太郎「……え?」
京太郎「中…………って」
京太郎「……」
京太郎「えぇ~~~~~っ!!!?」
牌 [中]
京太郎「ちゅう、ちゅうって」
京太郎「俺と!?お前がか!!?」
牌 [中]
京太郎「い、いやいや!!いやいや!!嫌なわけないし!!!!」
京太郎「で、でもっ!!でもでも!……」
京太郎「………………俺、で……いい、のか……?」
牌 [中]
京太郎「わ、わかってるよぉっ!そんな急かすな!」
京太郎「お、お、俺……初めて、なんだからな?」
牌 [中]
京太郎「わかってるってば!!」
スッ
京太郎「……い、いきます……よ?」
牌 [中]
京太郎「……っ」
京太郎「あ、あの、さ」
牌 [中]
京太郎「……キスの前に……コレだけ、言わせてくれ……」
京太郎「……………………大好き」
チュッ
京太郎「……――ん……!」チュゥッ
牌「……」
京太郎「……んはっ……んぅ」チュッ
牌「……」
京太郎「……っは、駄目、止まらな……んぷ」チュパァ
牌「……」
京太郎「牌……んぅ、んぴゅ、牌っ……ぷふ」チュポ
牌「……」
京太郎「んっ、んっ、んっ……」キュポキュポ
牌「……」
京太郎「ん――…………っは」キュポキュポ ポン
牌「……」
京太郎「はぁ……はぁ……」
牌「……」
京太郎「……ごめん……なんか、好きすぎて……わからなく、なっちまった」
牌「……」
京太郎「……」モジモジ
牌「……」
京太郎「……しちゃっ……た……な」
牌「……」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「…………しばらくは」
京太郎「しばらくは……自分に歯止め効かなくなりそうだから……おあずけ、な」
―部室外―
まこ「……」
久「あら?どしたのまこ」
まこ「帰ろう、きっとアンタがこき使いすぎたせいじゃ」
久「えっ?な、何が?え?」
―別の日―
ガチャ
京太郎「……」
スタスタ
ガタ
京太郎「ふう……びしょ濡れになっちまった」
牌「……」
京太郎「すげえ雨だよ……こんな時間なのにまるで夜だ」
牌「……」
京太郎「っくし!……あー……ん?」
牌「……」
京太郎「あはは、大丈夫だっての。この俺にかかれば風邪なんて」
京太郎「っくし!!」
牌「……」
京太郎「わかったよ……ちゃんと体拭くっての」
ゴソゴソ
牌「……」
京太郎「っと……ん?」
牌「……」
京太郎「……別にいいだろ、脱がなきゃ体拭けないし」
牌「……」
京太郎「へーへー、私がわるうござんすよー」
牌「……」
京太郎「……」ゴソ
京太郎「……」
京太郎「……何」
牌「……」
京太郎「…………何、見てんだよ」
牌「……」
京太郎「……お前、ほんとにスケベな」
牌「……」
京太郎「いや、だって実際そうじゃん!この前もさ!」
牌「……」
京太郎「俺は別に誘ってねえよ!なんだよその目!」
牌「……」
京太郎「なんだってのその冷たい態度は!っていうか」
京太郎「そうやって色目で俺を見てきて……誘ってるのはお前のほうだろ!!!」
牌「……」
京太郎「まーた御得意のだんまりですか!」
京太郎「そうやっていつもいつも――……!」スタスタ
ガタッ
京太郎「わっ!?」
ガシャーン
パラパラ……
京太郎「いてて……」
京太郎「すまん、置いたバッグに躓いて――……」
京太郎「!!」
牌「……」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……わ、悪い」
牌「……」
京太郎「すぐ、どく」
牌「……」
京太郎「…………ごめん」
京太郎「体………………動かせないや」
京太郎「………………――お前から…………目が、離せない」
京太郎「……」
牌「……」
京太郎「……お前」
牌「……」
京太郎「……やっぱり、肌……凄く」
京太郎「………………白い」
牌「……」
京太郎「……」
ガバァッ!!!!
京太郎「牌ぃ!!!!」
牌「」
ゴソゴソ
京太郎「牌ぃ、牌ぃっ」ハァハァ
牌「」
京太郎「ごめ、も、止まらない……!」
京太郎「気持ちっ」
京太郎「抑えらんな……っ!!」
牌「」
京太郎「はぁっ、んちゅっ」
京太郎「んはぁっ」
これにはさすがのクロチャーもドン引き
京太郎「牌っ、牌っ」
牌「」
京太郎「な、いいだろ?いいだろ?なぁっ」
京太郎「いいだろ!?な!?」
牌「」
京太郎「んちゅっ!!」
京太郎「ぷはっ!!!!はぁっ!はぁっ!」
京太郎「お前の、真っ白で……綺麗だ……!!」
牌「」
京太郎「う、くっ……!」
京太郎「も、駄目」
京太郎「もう、抑えられねえっ!!」
ボロン
京太郎「ふーっ……!ふーっ……!
京太郎「お前を…………抱く……!」
牌「」
京太郎「へ……へへっ……!」
京太郎「こんな時までだんまりかよ……!お得意のよぉ!」
ゴソッ
京太郎「ほら!お前がそんなだから……!こんな事になってんだ!!」
京太郎「何か言わねぇのかよ!!」
京太郎「“嫌だ”とか“やめて”とか!!」
牌「」
グイッ
京太郎「“離せ”とか!“死ね”とか!!!」
グイッ
京太郎「“お前の事なんて、好きじゃなかった”とか!!」
グイッ!
京太郎「“今までのは遊びだった”とか!!」
グイッ!! グイッ!!
京太郎「“京太郎の事なんか”……!オレの事なんか……っ!!」
グイッ!!
ピタ……
京太郎「……“嫌い”……とか……!」ポロポロ
牌「……」
京太郎「言え……よ……!!」ポロポロ
京太郎「ひぐっ……!!ぐすっ……!!」
京太郎「オレを……オレを……!!」
京太郎「愛して、くれないならっ!!!!」
京太郎「嫌いだって!!!!言っでぐれよぉ!!!!!!!!!」
グイッ グイッ
京太郎「ぐぞぉっ!!ぐぞぉっ!!!」
京太郎「ぐぞぉっっ!!!!入らねぇっ!!!!!!」
牌だけに…
牌「……」
京太郎「お前は!!」
京太郎「お前はオレの事なんか!!!!!」
グイッ
パタン
京太郎「愛して――……」ピタ
牌「……」
京太郎「………………――え?」
牌 [萬子]
京太郎「……」
牌 [萬子]
京太郎「……おま、え」
牌 [萬子]
京太郎「……」
牌 [萬子]
京太郎「……」
京太郎「自分から……見せるって」
京太郎「そんな大事な所見せるって……ことは」
京太郎「……」
京太郎「…………いい、のか?」
牌 [萬子]
京太郎「……牌!!」
グニュッ!!!
京太郎「うっ……!!」
牌 [萬子]
京太郎「うっ、くっ!!あぁっ……!いいっ……!!」グイッ グイッ!!
牌 [萬子]
―部室外―
スタスタ
久「だからー、なんなのよー」
咲「ですから!部室はなんというか駄目なんです!」
和「多分須賀君、今日も部室にいます!!」
久「須賀君が部室に居たっていいじゃない。みんないじわるねぇ」
優希「そういう問題じゃないんだじぇ!!」
まこ「とにかく悪い事は言わん!!今日はわしらだけでわしん家で部活を!!」
久「だーめだってば。理由も教えてくれないし」
久「それにこの雨じゃまこの家まで行くので疲れちゃうわよ」
まこ「それは、そうじゃがっ」
久「もう、皆変よ?気持ちをビシっと入れ替えて部活するわよ!」
ザッ
久「さあ、着いt」
ギュッ ギュッ ギュッ!!
京太郎「あああああ――――っ!!!!!!!!」
ヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ
京太郎「いっ……いいっ……!!!!」
京太郎「いいよぉ!!!気持ちっ!!!!!」
京太郎「気持ちいいっ……!!!!牌っ!!!!!!」
京太郎「 愛 じ で る ッ ッ ッ !!!!!!!」
久「 」
咲「 」
和「 」
優希「 」
まこ「 」
俺「 」
京太郎「はぁっ!はぁっ!」
牌「」
京太郎「お前の、肌っ!!!」
京太郎「眼差しっ!!匂いっ!!」
京太郎「全部、全部っ!!」
牌「」
京太郎「万子も……!!!!索子もっ!!!!」
京太郎「筒子も!!東西南北白發中も!!!!!!」
牌「」
京太郎「全部!!!全部!!!」
京太郎「全部全部っ!!!!あぐっ!!!!」
京太郎「全部!!!!!愛おしい!!!!!!」
牌「」
京太郎「あひぃっ!!!!!!めくれるッッ!!!!!!」
花牌「 」
京太郎「牌!!!!!……うっっ!!!!!」
京太郎「イグッ!!!!イグゥッ!!!!!!」
京太郎「牌ィ!!!!!!出すぞっ!!!!!!!」
牌「」
京太郎「牌!!!!!」
ドポォォォ!!!!!!!
京太郎「愛してるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぁアァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
ボピュゥゥッ!!!!ピュパァァァッ!!!!
京太郎「アァァァアアアア」
牌「 」
久「」
咲「」
和「」
優希「」
まこ「」
ビュルゥッ ピュフッ
ピチュッ……
京太郎「オォォアアアアアアア」
京太郎「オアアアアアアアアアアア」
京太郎「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!
京太郎「こんなんでッッ!!!!!!!!!!!!」
ガッッッッシャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
京太郎「麻雀が上手ぐなるがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴッシャアアアアアアン!!!!!!!!
近年稀に見る鬼才
精子SS並みのマジキチ
久「ちょちょっ!!!!須賀くん!!!!!」
京太郎「ボゲがあぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!」ガッシャアアン!!!!!
まこ「お、落ち着け!!落ち着くんじゃ!!!!!」
京太郎「ごんなもんっっ!!!!!!!!!!!」ガシィ!!!!!
咲「あぁっ!!!!!雀卓が!!!!」
京太郎「ベランダに"っっっっ!!!!!!!!!!!!!!」
ゴシャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
京太郎「こうじゃああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!」
和「きゃあああああ!!!!!」
久「なんて事を!!!!」
京太郎「やあああああああ!!!!!!!!!!」ガシィィィッ!!!!!!
優希「ロッカーが!!!!」
京太郎「全部!!!!!!!全部!!!!!!!!!!!!」ブォン!!!!!!!!
京太郎「ごうじゃボゲエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!」ガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!
咲「あぁっ!!染谷先輩が巻き添えに!!!!!!」
ならば愛などいらぬっ!!
和「落ち着いて下さい!!須賀君!!落ち着いて!!!!」
京太郎「死ね糞があァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
優希「京太郎!!お願い!!落ち着いて京太郎!!!!」
京太郎「うあぁぁっ!!!!!!うぁああああアアアアアアアアアアアアアアアアああああ!!!!!」
咲「京ちゃん!!京ちゃぁん!!!!!」
ピタ
久「……え?」
咲「……きょ、京、ちゃん?」
京太郎「……」
京太郎「……呼んでる」
咲「え?」
京太郎「…………呼んでる」
京太郎「牌が……俺の、名前……呼んでる」
なんなんだよまじこえーよこいつ
バッ!!!!!
和「あっ!!!?」
優希「京太郎!!!?」
京太郎「牌ぃ!!!!!牌――――!!!!!」タッタッタ
久「須賀君!!!?」
咲「京ちゃん!!!?京ちゃ――ん!!!!!!」
タッタッタ……
ッタ……
…
・
ザァァァァ……
和「……」
優希「ひぐっ……!!ぐすっ……」
久「……行っちゃった……わね……」
咲「…………京、ちゃん……」
ザァァァァァァ……
タッタッタ…
京太郎「はぁっ……はぁっ……!!」
京太郎「頑張っちゃったっ」
京太郎「頑張ったわれわれっ」
京太郎「東西南北っ」
京太郎「ワ――――イ!!!ワ―――――イ!!!!!!」
タッタッタ……
……
…
・
壊れたベランダから飛び出して
全裸で雨の中を走って
それから、京ちゃんはもう……帰ってこなかった
…………
……
…
・
スタスタ……
ピタ…
咲「ふう……」
ヒュゥゥ……
咲「……」
和「咲さん?」
咲「あ、和ちゃん」
和「大丈夫ですか?早く部室に行きましょう」
咲「うん」
咲「……」
でも、きっと京ちゃんは帰って来る
あの日、あの時……牌と過ごした日々は
京ちゃんの中で、偽りでもなんでもなく……存在していると思うから
,. -─‐- 、
/./⌒ヽ、 \
. /,/ ju:、 ij~ \__,. -‐:、
/ ヽ 丶 \ヽij、 , li _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
. ,'/,ニ}.〉 〃\ i ヾニノ, -fr‐ > がんばっちゃったがんばった我々東西南北ワーイワーイ!!<
. ノ.l ! //、i{ 。i!| u /ニ;|l  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^人人人人人人人人人人人人 ̄
/ ヽ7',ヘ\`ミ=┘''' r。" ̄ラ __
__,∠-r‐'1 l ト,ヘ、u r v' `ト=彡′ (⊂iト、 }
i. | | ト、`く,ゝ、__ ヽ :|v/ (⊂iiヽ、''\
| ! ヽ.V >、×⊥工エ;ァ'、 (⊂iiヽ、."ゝ、}
! ト! ト.`uく`r-r-r-//'| \ (⊂iiヽ、ゝ、 〉
ビュゥゥゥ…
咲「……」
――――冬が来る
和「咲さん!」
咲「あ、ごめんっ、すぐ行く!」
咲「……」
タッ
咲「待ってー」タッタッタ
――――――全裸の京ちゃんが、凍えないといいのだけれど
カン
会社で疲れたから勢いで書きました
おかげで眠気が訪ねて来ました
ありがとうございました
京ちゃんは牌に愛されたのかな
深い話だった 乙んこ
京豚はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の咲に手を出すんじゃねえ チンポ脳どもが
百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは いちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ
あと 咲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ 麻雀興味ないから 原作は知らないけど あんな百合百合してる素晴らしいアニメの原作が百合漫画じゃないわけがない それに 作者も百合好きらしいし 咲が百合漫画だというのは 紛れもない事実
それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねーだろ なのはやゆるゆり らきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当たり前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから京豚は馬鹿にされるんだよ
>>194
おせーよ
ふんふむは立ち上がらなくてはならない。
今現在、ふんふむは荒らしという不当な扱いを受けている。
弾圧に屈してはならない。悪を許してはならない。
私は、このスレッドに正義の言霊を書き連ねた。
今後、悪にとり憑かれた京豚スレが現れた場合、このスレの言霊たちを思い出して欲しい。
そして、粛々と『浄化』に勤めていただきたい。繰り返すが、ふんふむは荒らしではない。
愛であり、警告であり、怒りであり、悲しみである。
京太郎は存在が許せない
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
このSSまとめへのコメント
いつまで被害者面してんだ