穂乃果「音ノ木坂どうでしょう」 (183)

ラブライブ!キャラ達が水曜どうでしょうっぽいことをする(予定)

ラブライブ!ネタ、水曜どうでしょうネタ、共に間違っていたらすみません。

ちなみに1は水曜どうでしょうは粗方見て、ラブライブ!はアニメを全話、スクフェスは最近始めた程度の知識かありません。

そんな感じですが、良かったらお願い致します。

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ー音ノ木坂学院、アイドル研究部部室ー

にこ「皆遅いわね。今日はミューズのこれからについて話し合うって約束だったのに」

絵里「穂乃果達は生徒会で、一年生はホームルームが長引いてるみたいね」

にこ「まったく、これじゃ始められないじゃない」

希「ふぁーぁ……」

絵里「あら希、欠伸なんて珍しいわね」

にこ「よく見たら目の下のクマも酷いし、夜更かしでもしたの?」

希「んー、ちょっとな」


にこ「ダメじゃない!夜更かしはお肌の天敵!アイドルたるもの、常に肌の手入れには力を入れてなきゃ!」

絵里「それで、何をしてたの?」

希「ちょっとなー、録画してたテレビ番組見てたら、止まらなくなっちゃって」

にこ「テレビ番組?何見てたの?」

希「水曜どうでしょうって番組なんやけど、知らん?」

絵里「んー、知らないわね」

にこ「にこは名前くらいは聞いた事ある程度ね。どんな番組かは知らないけど」

希「北海道のローカル番組なんやけど、これが面白くて」

絵里「北海道?なんで北海道のローカル番組が北海道で見れるの?」

希「すごい人気番組やからね、東京でも見れるんよ」


にこ「へー、凄いわね。どんな番組なの?」

希「バラエテイ番組なんやけどね、色々無茶な企画に挑戦するんやけど、これが面白いんよ」

絵里「どんな企画なの?」

希「んー、人気の企画だとサイコロで行き先を決める『サイコロの旅』だったり、原付バイクで走る『原付バイクラリー』、海外やとヨーロッパをレンタカーで走破する『ヨーロッパ20ヶ国完全制覇』とかやな」

にこ「なんか、訳のわかんない企画ばっかりね。どんな人がそんな事すんのよ?」

希「タレントの大泉洋さん」

絵里「お、大泉洋!?あの俳優の!?」

にこ「そんな超有名人がサイコロ振ったりしてんの!?」

希「番組が始まった頃はまだ大学生やったからね。もっとも、売れっ子になった今でも扱いは変わってないんやけどね」


絵里「ハラショー……なんだか凄い番組ね……」

希「あ、DVDあるで?見る?」スッ

にこ「そうね。他のメンバーも来ないしちょっと見てみましょうよ」

希「それじゃあ……サクッと見れるこの企画なんか……」


ーー数時間後ーー

ドタバタ ドタバタ

凛「うー、大遅刻にゃー!!」

花陽「思いの外長引いちゃったね」

真姫「にこちゃん達、怒ってないかしら……」

ガチャッ

凛「お、遅れてごめんにゃー!!」


『どーも奥さん、知ってるでしょう?大泉で、ございます』

『おい、パイ食わねえか?』


にこ「アッハッハッハッwww酷いわねwww」

絵里「ハ、ハラショwwwしかも藤村さん大爆笑してるわよwww」

希「な!面白いやろ!?」

にこ「私が食べます!じゃないわよwww」

絵里「で、結局名古屋行くんだからwww」


まきりんぱな「…………あれ?」

希「あ、一年生達来たで」

絵里「あら、いつの間に」

凛「えっと……今来た所だけど……」


花陽「な、何が可笑しいんですか?」

にこ「え?そんな笑ってるかしら?」

真姫「鏡見てごらんなさい。すっごくヘラヘラしてるわよ」

凛「一体三人で何してたんだにゃ?」

希「皆が来るまでの暇つぶしにな、DVD見てたんやけど、面白くて」

花陽「何のDVD見てたんですか?」

絵里「水曜どうでしょうって言ってね、料理を作るために土地を開墾するような番組よ」

真姫「ナニソレイミワカンナイ」

にこ「まぁ、あんた達も見てみなさいよ」

凛「じゃあ、ちょっとだけ……」

ーー数分後ーー

ドタバタ ドタバタ

穂乃果「いやぁ、すっかり遅れちゃったね」

海未「学校の事を決める大事な会議ですからね、長引いてしまいました」

ことり「もう皆集まってるよね……ミューティングしてるかなぁ」

海未「多分、始まってるでしょうね」

穂乃果「ちゃんと皆に謝らなきゃね」

ガチャッ

穂乃果「み、皆!遅れてごめん!」


『俺が飯作るったら多少の時間がかかるのは分かってんだろう?馬鹿みたいに早く出来るなんて思ってるんじゃないよ!』

凛「これはwww酷いにゃwww」

花陽「ちょ、ちょっとみっともないですねwww」

真姫「本当wwwイミワカンナイwww」


ほのことうみ「…………あれ?」


希「あ、穂乃果ちゃん達お疲れー、遅かったやん」

絵里「あら、お疲れ様。会議は終わった?」

穂乃果「あ、うん。終わったけど……何してるの?」

凛「穂乃果ちゃん達も見るにゃ!」


『お前なんでそんなに黄色いんだよ、おぉい。何だよ、気に入らないんだろ?』


海未「おや?水曜どうでしょうじゃないですか」

ことり「海未ちゃん、知ってるの?」

海未「はい、私も大好きな番組です」

希「まさか、こんな近くに藩士がいたなんて……」

海未「あら、このDVDは希が持って来てたんですね」

希「そうやで。なぁ、海未ちゃん」

海未「はい、なんでしょう」

希「ギアいじったっけロー入っちゃって」

海未「! もうウィリーさ!」

希「流石!」

海未「当然です!」

穂乃果「ナ、ナニガナニヤラ……」


ーー数分後、ミューティングにてーー


にこ「えぇ!?どうでしょう風動画を撮る!?」

希「そう、ウチらでどうでしょう風に企画をして、それを撮影して、投稿する。面白そうやん?」

絵里「確かに面白そうだけど、大丈夫かしら……」

凛「凛、あんなに面白いトーク出来る自信ないにゃー」

花陽「それに、パクリだ、とか言われたりしたら……」

希「大丈夫、まるまる真似するわけやなく、ウチらなりのどうでしょうを作るわけなんやから」

真姫「でも、私達に出来るかしら……」

海未「そうですね……撮影はともかく、編集などは……」

穂乃果「いいじゃん!面白そう!私、やってみたい!」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「あんな風に、私達の思い出の記録を作りたい!それに、私達が頑張れば、きっと面白くなるはずだよ!」

海未「まったく、穂乃果は相変わらず衝動的ですね」

ことり「でも、それが穂乃果ちゃんのいいところだよ」

海未「……そうですね」


絵里「……それじゃ、やってみる?」

にこ「ふん!この宇宙ナンバー1アイドル、にこにーの力があれば、絶対に面白くなるわよ!」

真姫「まったく……どうなっても知らないからね」

凛「うー!テンション上がるにゃー!」

花陽「これは……ミューズの新しい挑戦です!」

海未「やるからには、全力でやりますよ!」

ことり「うん!皆で頑張ろう!」

穂乃果「この9人で作れる最高の思い出を!」

希「皆で作っていこうや!!」


9人「ミューズ……ミュージック、スタート!!」

希「……ま、ミュージックやないけどね」


穂乃果『こうして、私達なりのどうでしょうを作ることになった、ミューズ』

穂乃果『しかし、それはこれから巻き起こる数々の困難や、苦しい企画の始まりだった』

穂乃果『だが!今までも幾度の困難を乗り越え、高い壁を通ってきた私達9人』

穂乃果『きっと!どんな事だって、この仲間となら乗り越えられるはず!』

穂乃果『皆!ファイトだよ!』


次回予告

『待って!聞いてない!こんな風になるなんて聞いてないよ!』

『まさか、こんな形でサイコロを握るなんて……』

『カメラマンはもう寝ちゃったんだよ?』

『私達は、皆の手の平で踊り続けるしかないんだね……』

『絶対に!学校に帰ってみせます!』

『この企画終わったら、私、新しい衣装作るんだ……』


次回!μ'sサイコロの旅(仮)、スタート!


テーマ曲 μ's 「START:DASH!!」

とりあえず、こんな感じでμ'sに水曜どうでしょうっぽい事をやらせたいなぁと思ってます。

なるべくキャラ崩壊しないよう心がけますが、キャラ崩壊してしまったらすみません。

テーマ曲は自分のイメージで決めました。

次回、「μ'sサイコロの旅(仮)」、頑張って面白い物を作ろうと思います(まだ書いてはいない)

とりあえず書けた分を投下して行きます。

尚、>>1はすげぇ馬鹿なんで地理はサッパリです。ご了承ください。

どうでしょうの流れを沿っていくのではなく、あくまで「μ'sがどうでしょうのような旅をしたらどうなるか?」という風に見ていただければ幸いです。


穂乃果『皆さんこんにちは!音ノ木坂どうでしょうです!』

穂乃果『今日から私達μ'sが、様々な企画に挑戦していく様子を配信して行きます!』

海未『今回はその第一回となります』

海未『なお、この番組は様々な番組の影響を大いに受けております。ご了承ください』

ことり『それでは、いよいよ私達の最初の旅が始まります』

ことり『皆さん、よろしくお願いしますね!』


ーー某日、音ノ木坂学院ーー

穂乃果「皆さんおはよーございまーす!」

穂乃果「さて!いよいよ今日から私達の旅が始まります!」


やけに元気な穂乃果


海未「…………」

ことり「…………」


浮かない表情の二人



穂乃果「あれ?二人ともどうしたの?」

海未「……穂乃果、気付かないんですか?」

ことり「さっきから、私達しかカメラに入ってないよ?」

穂乃果「あれ?皆どうして映らないの?なんで希ちゃんがカメラ回してるの?」

絵里「穂乃果、今日どんな企画って聞いてる?」

穂乃果「え?μ'sのメンバー達で気になるお店に立ち寄りながら山手線を一周って」

絵里「ごめんさいね、それは嘘よ」

穂乃果「……えぇ!?」

海未「やはりですか……」

ことり「だってほら、凛ちゃん達すっごい笑うの堪えてるもん」


凛「だってw……すっかり信じちゃってるからw……」

花陽「だ、駄目だよ凛ちゃんw……笑っちゃw……」

穂乃果「……あれ?もしかしてみんな知ってたの?」

海未「みたいですね。でも私も穂乃果と同じ企画を聞いてましたよ」

ことり「うん、私も」

穂乃果「……まさか、絵里ちゃん?」

絵里「気付いたかしら?今回旅に出るのはあなた達2年生組よ」


行くのは2年生組だけ


希「クックックッwwwごめんね穂乃果ちゃんwww」

穂乃果「待って!聞いてない!こんな風になるなんて聞いてないよ!」

真姫「だれも言わなかったものねw」

絵里「さて、じゃあ本当の企画発表と行きましょう」

海未「穂乃果、切り替えましょう。本当に怖いのはここからですよ」

ことり「元気出して、穂乃果ちゃん!」

穂乃果「うー……海未ちゃん、ことりちゃん……」


絵里「さて、じゃあ行きましょう。にこ!お願い!」

にこ「はいはい」ガサガサ


謎の紙袋登場


海未「…………!?」

ことり「海未ちゃん?」


海未、察する


絵里「ことり、開けてごらん」

ことり「んー?……え?」

穂乃果「何何?何が入ってたの?……ちょっと待ってwww嘘だよwww」

凛「ちょっと皆に見せて欲しいにゃ」

ことり「…………サイコロ入ってる」


サイコロ!!


絵里「もう言わなくても分かるだろうけど、発表するわ!!」


絵里「二年生の行く!サイコロの旅!」


希『では説明しよう!二年生組を騙す所から始まった今回の企画!サイコロの旅!』

希『現段階で利用可能な交通機関をリストアップし、サイコロの6つの目に当てはめ、最終的にサイコロの出た目に向かう、途方もない旅!』

希『ゴールはスタート地点でもある、ここ、音ノ木坂学院』

希『そして、突然の出来事に状況を受け入れられない三人に、無情にも最初の選択肢が発表される……』


絵里「それじゃ一年生!選択肢発表お願い!」

凛「はーい!1!スタートはここから!東京!これは東京駅に行くってことかにゃ?」

花陽「2番!新幹線で山梨!ちょっと遠くですね!」

真姫「3、お茶を飲みに静岡。静岡茶は有名よね」

凛「4!ラーメンを食べに博多!魅力的だけどかなり遠いにゃー」

花陽「5!うどんを食べに香川!や、やけに食べますね……」

真姫「6、聖地に行こう札幌。って!酷い選択肢ね!?」


穂乃果「凄いよね、最初の選択肢なのにもう博多も札幌も出ちゃったよ」

海未「最初だからって、無茶な選択肢ですね」

ことり「後半特に酷いね……」

絵里「まぁ最初だから多少おかしな目を出しても取り返しがつくからね、じゃあハイ」

海未「えぇ!?私ですか!?」

絵里「海未が振った方が面白そうだから……」

穂乃果「海未ちゃん、頼んだよ!」

ことり「頑張れー、海未ちゃーん」

海未「まさか、こんな形でサイコロを握るなんて……」

希「スピリチュアルやね」

絵里「それじゃあ、今後の運命を左右する一投目、お願いするわね」

海未「うぅ……分かりました……」

にこ「何か掛け声とかあっともいいにこよ?」

海未「か、掛け声!?無理です!恥ずかしすぎます!」

凛「……うーみーちゃん、うーみーちゃん」手拍子

花陽「うーみーちゃん、うーみーちゃん」手拍子

真姫「二人は何をネタを振ってるのよw」


希「海未ちゃーん?どうするん?」

海未「…………した」

穂乃果「海未ちゃん?」

海未「分かりました!やってやります!どうなっても知りませんからね!」


ーー運命の一投目ーー


海未「行きますよ……ラブアロー、シュート!!」

コロコロ……

穂乃果「どうだ!?」

ことり「……うわぁ」

海未「何ですか!?何が出たんですか!?」

絵里「……5番、うどんを食べに香川」


希『5番、うどんを食べに香川。新幹線を乗り継ぎ、香川駅へ向かう』

希『ラブアローシュートは、香川を打ち抜いた』


穂乃果「香川……香川って、四国の香川だよね?」

ことり「これ、新幹線で行くの?」

絵里「えぇ、新幹線で行くわよ」

海未「四国……まぁ、悪くはないですね」

希「ちょっと遠いけどな、まぁ美味しいうどんでも食べに行こうや」

穂乃果「あれ?希ちゃんも一緒なの?」

希「カメラマンやからね、えりちも一緒に行くで」

絵里「まぁディレクターとしてね」

ことり「にこちゃんは?」

にこ「にこは凛と花陽とラジオがあるから」

真姫「私は作曲があるからパスよ」

凛「とにかく、行ってくるにゃー!お土産よろしくねー!」

花陽「皆、無事に帰って来てね!」

絵里「ま、今回の主役は2年生達ね」

穂乃果「そっか!頑張ろうね!海未ちゃん!ことりちゃん!」

海未「仕方ないですね」

ことり「私は、穂乃果ちゃんについて行くよ!」

穂乃果「よし!じゃあ行こう!まずは四国へ!」


穂乃果『番組第一回目にして騙された私達2年生!次回から本格的に旅がスタート!』

穂乃果『まずは海未ちゃんがラブアローシュートで打ち抜いた香川に向かいます!』

穂乃果『……あれ?海未ちゃんは?』

ことり『VTRの事思い出して、恥ずかしいってそこの隅で……』

海未『いいんです。私はもう終わりです……あんな恥ずかしい姿……』

ことり『海未ちゃーん、元気出しなよー?』

穂乃果『そうだよ!ラブアロー海未ちゃん可愛かったよ!』

海未『止めてください!変なあだ名を付けないで下さい!』

ことり『……次回もお願いします♪』



テーマ曲 μ's 「START:DASH!!」


とりあえずここまで。
書けたらまた投下していきます。

こんな感じですがよろしくお願いします。

遅くなりました。書けた分投下します。


にこ『にっこにっこにー♪音ノ木坂どうでしょうにこー♪』

凛『嘘の企画を伝えられた穂乃果ちゃん達2年生!本当の企画を伝えられ、訳もわからぬまま最初の選択が三人の前に!』

花陽『そして海未ちゃんが出した目は、四国の香川!三人とカメラマンの希ちゃん、ディレクターの絵里ちゃんの五人は早速四国へ向かいます!』

にこ『果たして五人はサイコロの運命に打ち勝ち、無事に音ノ木坂学院に戻ってこれるのか!?』


真姫『……はい、オッケー』

凛『ねぇ、どうしてにこりんぱなラジオの収録の後に撮ったんだにゃ?』

花陽『後どうして真姫ちゃんがプロデューサーの席にいるの?』

真姫『細かい事気にしちゃダメよ、それじゃ2本目のラジオの収録行くわよ』

にこ『待ちなさいよ!少し休ませてよ!』


ーー香川に向かう一同、車中ーー

穂乃果「すー……すー……」

海未「……穂乃果、起きてください。カメラ回ってますよ」

穂乃果「むにゃむにゃ……雪穂ー、お茶ー……」

ことり「うーん、すっかり熟睡しちゃってるね……」

海未「まだ東京を出たばかりですのに……」

穂乃果「……ぅん?あれ?カメラ回ってるの?」

海未「もう、ようやく起きましたか」

穂乃果「えぇー……いつから回ってたね?」

希「穂乃果ちゃんが寝言言ってた辺りからやね」

穂乃果「嘘!寝言!もう、何で起こしてくれなかったの!?」

海未「何度も起こしましたよ……」

ことり「寝言言ってる穂乃果ちゃんも可愛かったよ?」

穂乃果「もー!絶対カットしてよね!」

絵里「ハイハイ分かった分かった」


使いました



海未「そう言えば、この企画は誰が考えたんですか?」

絵里「ん?三年生で考えたわよ」

ことり「じゃあ三年生は企画担当なの?」

希「ちょっと違うで。企画は基本的にはウチが握ってるから」

穂乃果「えー!?じゃあ三年生は自分達の企画決められるの!?いいなー」

希「それは大丈夫。次回からの企画会議は海未ちゃんにも参加してもらうから」

海未「わ、私ですか!?」

希「同じ藩士として、期待してるでー」

海未「わ、分かりました」

穂乃果「いーなーいーな、私も藩士になって企画やりたーい!」

海未「穂乃果、藩士への道は辛く厳しいのですよ?それでもなりたいですか?」

穂乃果「辛く厳しい!?ど、どれくらい!?レッスンくらい!?」

海未「もっともっと厳しいですよ!」

穂乃果「ひぃぃぃぃ!じゃあいいや!」

希「……面白いからこれはこれでありやん?」


どうでしょうは楽しくて面白い番組です


ーー香川、到着ーー

穂乃果「ついたー!香川ー!」

海未「いい所ですね。風景も綺麗ですし」

ことり「空気も綺麗だし、いいねー」

希「気をつけなきゃ風景も綺麗で空気も美味しい土地ばっか行くことになるでー!!」

穂乃果「は!そうだよ!私達はあくまでも帰らなきゃなんないんだから!」

絵里「色々行くのはいいけど、明後日にはイベントだからね?」

穂乃果「大丈夫だよ!なんならここでうどん食べてすぐ帰ってみせるよ!」

ことり「うどん食べるのは決まりなんだね……」

希「まぁ、うどんはウチも食べたいしなー、じゃあ選択肢出すでー」


穂乃果「どれどれ……1!四国を回ろう高知!」

海未「2番、せっかくだからラーメンも、博多。やけにラーメンを推しますね……」

ことり「3!未開の地、群馬!ちょっと行ってみたいかも……」

穂乃果「4!企画終了、東京!」

海未「5番、砂丘を見よう、鳥取。有名な所ですね」

ことり「6!せっかくだし食い倒れよう、大阪!」

希「じゃあ、やる気満々の穂乃果ちゃん!どうぞ!」

穂乃果「よーし!企画終わらせるよー!」

絵里「それは、まだ全然V撮れてないからちょっとw」

希「そういう事言うのやめーやw」


穂乃果「あ、掛け声どうしようかな?」

ことり「穂乃果ちゃんらしく、ファイトだよ!でいいんじゃないかな?」

穂乃果「でも、サイコロ振るのにファイトだよ!ってのもなぁ……あ、思いついた!」

絵里「じゃあ!どうぞ!」

穂乃果「行っくよー!ラブアロー……」

海未「……穂乃果?」

穂乃果「ヒィッ!!」


ーーしばらくお待ちくださいーー


穂乃果「ごめんなしゃい……ちゃんとやります……」

絵里「いやぁ……ちょっと怖かったわねw」

希「だってウチ思わずカメラ止めてもうたもんw」

ことり「まぁ、概ねいつも通りだよ♪


穂乃果「では改めて!ファイトだよ!えい!」

希「結局それなんやwww」


コロコロ……


穂乃果「あ、1だ」

ことり「えっと、四国を回ろう、高知……」


希『1、四国を回ろう高知。香川から電車で移動』

希『まだまだ、四国からは出れない』


海未「高知ですか、まぁいいと思いますよ。近いですし」

絵里「でも、ちょっと遠ざかっちゃったかしら」

穂乃果「大丈夫大丈夫!まだ全然余裕だよ!」

絵里「その余裕は何時まで続くかしら?」

希「じゃあ!うどん食べ行こか!」


ーーうどん屋ーー

穂乃果「」ズルズル……ズルズル……

海未「」モグモグ……モグモグ……

希「」ズルズル……ズルズル……

ことり「」モグモグ……モグモグ……

絵里「……なにこの映像www」

穂乃果「ふぇ?」モグモグ

絵里「アイドルが、ひたすらうどん食べてる映像ってwwwちょっと他に無いわよwww」

穂乃果「アイドルがうどんを食べる姿が見れるのは、音ノ木坂どうでしょうだけ!」

希「うまい!」

絵里「いやwwwますます意味わかんないからwww」


ーー数分後、電車内ーー

絵里「さて、今私達は高知に向かってるわけだけど」

海未「そうですね」

絵里「穂乃果、高知と言えば何を思い浮かべるかしら?」

穂乃果「えーっと、カツオの叩き!」

絵里「さっきうどん食べたのに、まだ食べ物なのね……海未は?」

海未「私は坂本龍馬ですね」

絵里「海未らしいわね。ことりは?」

ことり「うーん……すぐには出ないけど……」チラッ

希「すー……すー……」

ことり「しばらくは希ちゃんの寝顔になりそうかな?」

海未「というか、カメラマンが寝るんですかw」


穂乃果「電車乗った後、早かったよねw」

絵里「おかしいでしょwww今カメラにカメラマン映ってるからねwww」

ことり「カメラマンはもう寝ちゃったんだよ?」

穂乃果「私もまだだったのにwww」

絵里「いやいやwwwまず皆寝ちゃダメだからwww」

海未「どうします?起こしますか?」

絵里「いや、貴重だから撮っておくわw」

ことり「視聴者の皆さーん、これが希ちゃんの寝顔ですよー」

希「すー……すー……」

絵里「それにしても良く寝てるわねw」


ーー高知、到着ーー

海未「はい、高知に着きました!」

ことり「そろそろ暗くなって来たね」

穂乃果「電車の中だったから、気付かなかったね」

海未「ここらで、東京に近付いておきましょう!」

穂乃果「近付く?帰るんじゃなくて?」

海未「いや、実はさっき絵里と話したんですよ」

ことり「どんな話を?」

海未「次で帰りたいですねーなんて言ったら、『いや、まあ1日で終わらせる気は無いからまだ帰らせない』って」

穂乃果「えぇ!?」

絵里「ちょっとwww言っちゃダメでしょwww」


ディレクター、横暴を働く


ことり「え!?じゃあさっき4出したらどうなってたの?」

絵里「そうねぇ……テイク2?」

希「エリチwwwそれは酷いwww」

穂乃果「そんな!酷いよ絵里ちゃん!鬼!鬼畜!KKE!」

ことり「穂乃果ちゃん、最後のは微妙に褒め言葉だよw」

絵里「微妙にって何よwww純粋に褒め言葉のはずでしょwww」

海未「まぁ、とにかくまだまだ帰れませんよ、私達は」

穂乃果「私達は、皆の手の平で踊り続けるしかないんだね……」

海未「大丈夫です穂乃果!明日から逆襲です!」

ことり「もう今日から逆襲は無理なんだねw」

絵里「もー、そろそろ選択肢出すわよ?」


穂乃果「1!高知で一泊!疲れを取りたいね!」

海未「2番、九州上陸、宮崎。また九州ですね……」

ことり「3、いよいよ深夜バス、大阪!ついに出ちゃった……」

穂乃果「4!深夜バスその2、千葉!またバスだよ!」

海未「5番、四国を征服しよう、愛媛。もう訳が分かりません」

ことり「6番、同じく四国征服、徳島。これは……難しいなぁ」

絵里「でもね、四国はいいと思うわよ?」

希「愛媛と徳島は行ったらもうそこで宿泊なんやで」

穂乃果「え!?本当!?」

絵里「えぇ、向こうに着いたらもう交通機関も限られるからね」

ことり「じゃあ、5と6はギリギリありだね」

海未「頼みますよ、ことり!」


ことり「よーし!行きます!チュンチュン♪」


コロコロ……


希「……あ」

ことり「え!?まさか!?」

絵里「……3ね」

海未「深夜バス、大阪……」


希『3、いよいよ深夜バス、大阪。深夜バスに乗り、大阪へ』

希『東京に近付いたが、代償はあまりにも大きい……』


穂乃果「あー……そっか、大阪かぁ……」

ことり「あ……穂乃果ちゃん、海未ちゃん……ごめんね」ウルウル


海未「……大丈夫ですよ、ことり。怒ってません。だって、東京に近付くんですから」ナデナデ

ことり「海未ちゃん……」ウルウル

ガバッ!!ギュー!!

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「そうだよ!それに、大阪には美味しい物一杯あるよ!」

海未「もう、穂乃果ったら。その調子だと、また太りますよ?」

穂乃果「もー!海未ちゃんったらー!」

ことり「……二人とも、ありがとう」

海未「どういたしまして」ナデナデ

穂乃果「一緒にたこ焼きたべようね!ことりちゃん!」


希「……美しい友情やね」

絵里「そうね、ちょっと羨ましいくらいね」

希「あら、エリチにはウチもにこっちもおるやろ?」

絵里「……そうだったわね」


穂乃果「よーし!大阪に行こう!」


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く牙を剥きます!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』

凛『……www』

花陽『www』

にこ『…………』


噛んだ


真姫『……ハイオッケー』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『今のでオッケー出ちゃうの?』

真姫『大丈夫よ、にこちゃんだから』

にこ『ちょっとそれどういう意味よ!?』


テーマ曲 μ's 「Wonderful Rush」


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く牙を剥きます!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』

凛『……www』

花陽『www』

にこ『…………』


噛んだ


真姫『……ハイオッケー』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『今のでオッケー出ちゃうの?』

真姫『大丈夫よ、にこちゃんだから』

にこ『ちょっとそれどういう意味よ!?』


テーマ曲 μ's 「Wonderful Rush」


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く襲いかかります!!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』

凛『……www』

花陽『www』

にこ『…………』


噛んだ


真姫『……ハイオッケー』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『今のでオッケー出ちゃうの?』

真姫『だって、にこちゃんだから』

にこ『ちょっとそれどういう意味よ!?』


テーマ曲 μ's 「Wonderful Rush」


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く牙を剥きます!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』

凛『……www』

花陽『www』

にこ『…………』


噛んだ


真姫『……ハイオッケー』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『今のでオッケー出ちゃうの?』

真姫『大丈夫よ、にこちゃんだから』

にこ『ちょっとそれどういう意味よ!?』


テーマ曲 μ's 「Wonderful Rush」

どうもあぼーん食らっちゃう


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く牙を剥きます!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』

凛『……www』

花陽『www』

にこ『…………』


噛んだ


真姫『……ハイオッケー』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『今のでオッケー出ちゃうの?』

真姫『大丈夫よ、にこちゃんだから』

にこ『ちょっとそれどういう意味よ!?』


凛『こうして、いよいよ深夜バスに乗り込むことになった二年生達!』

花陽『しかし!深夜バス初体験の二年生達に、深夜バスは容赦無く牙を剥きます!』

にこ『次回!!いよいよ深夜バスの登ぜ、登場!!お楽しみに!!』


噛んだ


真姫『……ハイオッケーw』

にこ『いやいやwwwちょっと待ちなさいよwww』

凛『今にこちゃん思いっきり噛んだにゃwww』

花陽『オッケー出ちゃうの?』

真姫『大丈夫よ、にこちゃんだから』

にこ『ちょっと!?それどういう意味よ!?』


テーマ曲 μ's 「Wonderful Rush」

どうもあぼーん食らうんですが、本編は投稿し終えたので、今日はこれで終わりです。

相変わらずこんな感じですが、よろしくお願いします。

NGワードを確認しましたが『ガチホモ』以外に登録無かったです。
あと、別のブラウザでは見れたのでブラウザの問題だと思います。

スレを荒らしてしまい申し訳ありませんでした。

こんにちは、投下していきます


絵里『こんばんは、音ノ木坂どうでしょうです』

希『2年生の行くサイコロの旅、今夜はその第三回やで』

にこ『前回、ついに深夜バスの目を出してしまった2年生達。今回はいよいよ三人が深夜バスに乗り込みます!』

絵里『果たして、三人の運命やいかに!』

希『そして、今回は重大発表もあるで!』

にこ『……穂乃果、凛。そのカンペしまいなさい。何よ!面白い事言って、って!』

穂乃果『えへへ、実は憧れてて……』

凛『いいから早くにこちゃん、一発ギャグやるにゃー!』

希『にこっちの一発ギャグは後枠で!』

にこ『ちょ!?希まで!?』


ーー深夜バスターミナルにてーー


絵里「さて、そろそろ待望の深夜バスが来るわけだけど」

穂乃果「深夜バスを待望してるのは多分私達じゃなくて絵里ちゃん達だと思うんだけど」

希「後、視聴者もやで」

海未「視聴者が喜ぶって言えば納得すると思ったら大間違いですからね?」


プーーーーッ!!


絵里「来たわよ!」

ことり「アレに乗るの!?」


深夜バス、登場!!


希「いやぁ……太々しい面構えやなぁ」

穂乃果「はぇ……、立派だねぇ」


絵里「さて、じゃあ乗り込むわけだけど……」

海未「何ですか、その不安を感じさせる物言いは……」

絵里「当然だけど、中でカメラは回さないから」


カメラは回らない


海未「まぁ、確かに他のお客様の迷惑になりますからね」

穂乃果「え?じゃあ寝ていいの?」

絵里「いいわよ。寝れるものなら」

ことり「……え?」


寝れるものなら


希「三人は知らないかもしれんけど……辛いんよ?深夜バスは」

ことり「そんな、大袈裟な……」

絵里「まぁ、とりあえず途中サービスエリアに止まるから、そこまで一旦お別れと言った感じで」

穂乃果「よおし!皆!サービスエリアをお楽しみに!」


元気な穂乃果


ーーサービスエリアーー

絵里「さて、サービスエリアに着いたわけだけど……」

穂乃果「…………」ボーッ

海未「…………」不機嫌そう

ことり「…………」辛そう

希「……来てるなぁ」


来てる


絵里「えっとw……大丈夫?www」

海未「大丈夫に見えますか?」

絵里「うん、ごめんwww」

穂乃果「うへぇ……深夜バスって辛いんだね……」

絵里「乗る前はあんなに元気だったのにwww」


乗る前


穂乃果『よおし!皆!サービスエリアをお楽しみに!』





穂乃果「……出来れば、カメラ止めて欲しいくらいだよ」

絵里「穂乃果wwwそこはwww頑張ってwww」


弱ってる


海未「大体、何で二人は平気何ですか……」

絵里「なんでって、ちゃんと寝たからかしら?」

穂乃果「いいなぁ……穂乃果はね、ワクワクしてて、寝れなくなっちゃった」

希「穂乃果ちゃんらしいなぁ」

穂乃果「で、眠くなったから寝ようってなっても、寝れなくなっちゃったから……」

絵里「浮かれちゃったのねwww」

穂乃果「で、隣にいた海未ちゃん見てみたら、冷や汗ダラダラ書いてるし、ことりちゃんは何回も体制変えるけど寝れないみたいだし……」

海未「私は緊張と、ちょっと怖くて寝れなくて……」

ことり「私は、枕変わると寝れないから……」

穂乃果「こうやってね……私達は、それぞれ戦ってたんだよ……」

絵里「見事に返り討ちにあったみたいだけどw」

穂乃果「……もういい?画は撮れたでしょ?」

絵里「ちょっとwwwダメよそんな事言ったらwww」


穂乃果、御乱心


穂乃果「だっていいでしょ、もう私達弱ってる感じ十分撮れたって……」

絵里「穂乃果wwwwwwそれ以上はダメよwwwwww」

穂乃果「大体ね……良く考えたらおかしいよ。私達一応アイドルなのにさ、こんなアイドルらしからぬ顔をカメラに映してるのは」

絵里「ちょっとwwwwww」

海未「そうですよ……山手線一周なんて穏やかな企画で私達を騙して、挙句こんな罰を与えるなんて、おかしいですよ……」

絵里「海未wwwwww貴方までwwwwww」


海未も壊れる


ことり「そうだよね……日帰りだって言うから、じゃあ枕はいらないっていって、用意もそんなにしてないし、服装も軽装だし………」

希「ことりちゃんwwwwww落ち着いてwwwwww」


二年生、全滅


絵里「ダメダメwww希、カメラ止めましょうwww」


ーー数分後ーー

絵里「いやぁ……危なかったわねwww」

希「いやwwwアウトやてwww」

絵里「とりあえず二年生は飲み物を買って、バスに戻したわけだけど……」

希「あれは、ちょっとアカンかったね」

絵里「明日からが少し怖くなって来たわね……」

希「とりあえず、明日は勝負やで!」

絵里「そうね。視聴者も、お楽しみに!」


ーー大阪ーー


穂乃果「おはようございます!」

絵里「ちょっとwwwwww元気じゃないwwwwww」


全開


海未「まぁあの後、大阪に着いてから少し休憩しましたからね」

ことり「ビジネスホテルでね」


少し休んだ


絵里「まぁ私達も昨日のあの光景を見て、これはダメね、と思ったわけかだけど……」

穂乃果「さぁ!今日も元気に頑張って行こう!」

絵里「に、してもじゃない!?www」


海未「まぁ、休憩の後で軽い食事もしましたからね」

ことり「穂乃果ちゃんが元に戻ってよかったね♪」

絵里「いや、貴方達も凄かったからねwww」

希「凄かったなぁ……なんか、バイオハザードみたいやったもん」


バイオハザード状態


穂乃果『……もういい?画は撮れたでしょ?』

海未『そうですよ……山手線一周なんて穏やかな企画で私達を騙して、挙句こんな罰を与えるなんて、おかしいですよ……』

ことり『そうだよね……日帰りだって言うから、じゃあ枕はいらないっていって、用意もそんなにしてないし、服装も軽装だし………』


さすがに休憩した。


絵里「まぁ、元気ならなによりね!それじゃサイコロ行くわよ!」

穂乃果「よおし!来い!」


穂乃果「1!早く帰ろう東京!よし、帰ろう!」

海未「2番、ぐんと近付こう、山梨。穏やかでいい所ですよね」

ことり「3、せっかくだから観光を、京都。これも魅力的だね!」

穂乃果「4!四国を征服だ、徳島!いや!コレはダメだよ!?」

海未「5、九州が呼んでる、博多。絶対に呼ばれません!」

ことり「6、花陽ちゃんのため、新潟。お土産買いに行くんだね……」

絵里「まぁ二日目初回だからね、色々遊び心も入れてみたわ」

穂乃果「……遊び心の無い選択肢なんて今まで無かったけどね」

希「穂乃果ちゃん、昨日からキャラ変わってへんか?www」


海未「絶対に!学校に帰ってみせます!」

穂乃果「おぉ!」

ことり「海未ちゃんが分かりやすいフラグを!」

海未「行きます!そおれ!」


コロコロ……


ことり「……6!!」


希『6、花陽ちゃんのため、新潟。新幹線で、新潟まで移動』

希『二日目は、お土産を買いに行く所から、スタートする』


穂乃果「新潟かー、でも近付いたよね!」

ことり「海未ちゃんやったね!」

海未「そうですね、よしとしましょうか」


ーー車内ーー

ことり「花陽ちゃんも普段はしっかり者なんだよね」

穂乃果「そうだよね!私も色々頼っちゃうしなぁ」

海未「でも、実は凛も普段は素直でいい子なんですよ」

希「そうやねぇ、可愛い後輩ちゃんやね」


それぞれのユニットの後輩の話になった


穂乃果「でも、やっぱBiBiはカッコイイよねぇ」

ことり「ホント、たまにキュンと来ちゃうよね」

海未「確かに、BiBiもいいユニットですよね」

希「真姫ちゃんはそっちだとどんな感じなん?」

絵里「真姫は普段と変わらないわよ。にこと色々張り合ったりして、ちょっと素直じゃないけど、可愛い所もあって」


穂乃果「はぁー、可愛い一年生達に会いたいなー」

ことり「確かに一年生、皆可愛いよね♪」

海未「はい、それぞれ個性が有って和気藹々としてて、可愛いですよね」

希「一年生達今頃どうしてるんやろ」

絵里「にこに一応カメラを渡してるけど……電話してみる?」

穂乃果「いいねいいね!しちゃおうか!」


その頃、残った一年生(+にこ)達は……


ーー部室ーー


にこ「…………」

真姫「…………」ペラ……


読書中


凛「にゃ!にゃにゃ!?にゃー!?」ピコピコ

花陽「あぁ!!右だよ凛ちゃん!!あー!!」

凛「難しいにゃー……」


ゲーム中


にこ「……あんたら、カメラ回ってるんだけど」

真姫「そう」ペラ……

凛「じゃあ次かよちんの番にゃー」

花陽「うん、頑張るよ!」

にこ「あんたら……」


無関心



そこに


プルルルル、プルルルル


にこ「ん?ケータイ鳴ってない?」

真姫「私のね……あ、エリーから」

にこ「へ?何で?」

真姫「さぁ?で、出る?」

にこ「いや、出なさいよ」

真姫「ハイハイ」


ピッ



ーー新幹線ーー


プルルルル、プルルルル、ガチャッ


穂乃果「! 繋がったw」ヒソヒソ


『ハイもしもし、どうかしたの、エリー?』


繋がった


穂乃果「やっほー!!真姫ちゃーん!!元気してるー!?」


ブチッ

ツー、ツー、ツー


絵里「……切れたの?w」

穂乃果「切られた」


切られた



ーーその頃、部室ーー

にこ「ちょっとwww何切ってんのよwww」

真姫「え?だってうるかったし……」

凛「え!?今の穂乃果ちゃん!?やっほー!!穂乃果ちゃーん!!」

真姫「もう切ったわよ」

凛「えー!?凛も喋りたかったにゃー」

にこ「いや、カメラ回ってるんだから今喋りなさいよ」

凛「ねぇ、もっかいかけようよー!」

真姫「いやよ、めんどくさいし」


プルルルル、プルルルル


にこ「向こうから来たじゃないwww」


ーー新幹線ーー

絵里「いい?次はいきなり騒いだりしないでよ?」

海未「分かってますよ……はぁ、どうしてこんなことに……」

穂乃果「うー!穂乃果も話したいー!」

希「はいはい、穂乃果ちゃんはお菓子でも食べような?」

ことり「はい、あーん」

穂乃果「あーん!……いや、そうじゃなくて!」


ガチャッ


『やっほー!!穂乃果ちゃーん!!』


海未「!? り、凛!?」


凛ちゃんが出た


『あれ?海未ちゃんだ!海未ちゃーん!元気ー!?』

海未「はい、元気ですよ。ですから、少し落ち着いてください、凛」

『あ、そっか!ごめんごめん、テヘヘー』


海未「それで、真姫はどうしたんですか?」

『真姫ちゃんなら、ナニコレ、イミワカンナイって言って凛にケータイを渡してきたにゃ』

『ちょっと凛!それ私の真似!?』

絵里「近くにはいるのね」

『もしもし海未?エリーに変わって!早く!』

海未「? はい、今変わりますね。絵里、真姫からです」

絵里「あら、どうしたの真姫?」

『どうしたのじゃないわよ、どうしたのよ?いきなり電話なんて』

絵里「実はそれぞれのユニットの一年生の話になってね、それで電話しようってなったの」

『いや、イミワカンナイ』

絵里「それで、そっちの調子はどう?」

『別に、強いて言う事もないわよ』

絵里「そう、良かったわ」


『じゃあ、もう変わるわよ。はい、花陽』

『えぇ!?わ、私ぃ!?』

絵里「じゃあはい、ことり」

ことり「はーい、花陽ちゃーん?」

『こ、ことりちゃん!……お、おはようございます?』

ことり「そろそろお昼だよー?」

『はぅ!そ、そうでした……』

ことり「いつもユニットではありがとうね♪」

『い、いえ!私なんかなんにも……』

ことり「私も穂乃果ちゃんも、いつも感謝してるんだよ?」

『そ、そんな……』

『かよちん顔真っ赤にゃー』

『り、凛ちゃん!』


絵里「ふふ、可愛らしいわね、花陽」

ことり「この企画終わったら、私、新しい衣装作るんだ……」

穂乃果「よかったね花陽ちゃん!ことりちゃんが可愛い衣装作ってくれるって!」

『ちょっと、そろそろ練習行きたいから切っていい?』

希「えー?もっとお話しようやー、真姫ちゃーん」

『え、希?もう!にこちゃん後よろしく!』

『え?え!?えぇ!?ちょっと、真姫ちゃん!!』

『ほら、凛、花陽、行くわよ』

『かよちん早く行くにゃー』

『チョットマッテテー』

『ちょっと!あんた達ー!待ちなさいよー!』

希「…………」コクッ

絵里「…………」コクッ


アイコンタクトをする二人


『……し、仕方ないわねー!こうなったら、宇宙ナンバー1アイドルのにこn』

プツッ


穂乃果「ちょっと二人ともwww」

ことり「え?www切ったのwww」

希「うん♪」


切った


ーー部室ーー

にこ「宇宙ナンバー1アイドルのにこにーが」


プツッ


にこ「…………」


切られた


にこ「…………」チラッ


凛「www」

花陽「www」

真姫「www」


扉の影から見守る三人


にこ「……あ、ん、た、た、ち、ねぇー」

凛「逃げるにゃー!」

花陽「ダレカタスケテー!」

真姫「ちょ、ちょっと、待ちなさい凛!」

にこ「覚悟しなさい!!」


ーー新潟ーー

絵里「さて、新潟に着きました」

穂乃果「で、お土産も買えたね」

ことり「花陽ちゃん喜んでくれるかな?」

海未「きっと喜んでくれますよ」


お米を買いました


絵里「さて、じゃあ運命の選択肢行くわよ?」

穂乃果「よし!次で帰ってみせるよ!」

絵里「でも、そろそろ帰らないとマズイわよ?」

希「明日にはみんなでイベント出演やからな」

ことり「穂乃果ちゃん!頑張って!」

海未「サイコロをどう頑張るんですか……」

絵里「それじゃあ、選択肢行くわよ!」


穂乃果「1!聖地に行こう!北海道!って!?行かないよ!?」

海未「2番、さらなるお米を求めて、秋田……って、随分と怖い選択肢が続きますね」

ことり「3、企画終了、東京!よし、これだね!」

穂乃果「4!琵琶湖を見よう滋賀県!うわぁ、今回辛いなあ……」

海未「5、登山をしに静岡!?い、いいんですか!?登山して!?」

希「穂乃果ちゃん。5は避けてね。海未ちゃん目キラキラさせてるから」

ことり「6、これだけは止めてくれ……お、沖縄!?」

絵里「遊びで入れたけど、正直これ出されたらもう企画終了ね……」

海未「なら何故書いたんですか……」

穂乃果「うわぁ……こう見ると、地獄ばっかりだなぁ」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「……大丈夫、終わらせてみせるよ」


穂乃果「行くよ……えぇい!」


コロコロ……


絵里「!!」

海未「…………3!3番ですよ!」ガバッ!

ことり「……やったぁ!」ガバッ!

穂乃果「ホント!?ホント!!や……やったぁ!」ギュー!


希『3、企画終了、東京。新幹線で東京に行き、そして、秋葉原へ』

希『最後の最後でやってくれる。それが、高坂穂乃果だ』


絵里「おめでとう!良かったわね、皆!」

穂乃果「いやぁ、ドキドキしたよ」

絵里「それじゃ、帰りましょっか」

海未「えぇ、帰りましょう。音ノ木坂に!」

穂乃果「うん!!」



2年生達の旅は、無事終了した。


そして、音ノ木坂に帰り、メンバーはVTRを編集しながら、今回の旅を振り返った。


その時、誰かが、こう言った。


「少なくとも、これアイドルのすることじゃないわよね」と。


それから、みんなで各地で買ったお土産を食べ、後日、μ'sはイベントに出演した。


こうして、初めての旅は、幕を閉じた。






しかし、それは、新たな企画の始まりの合図でもあった







『酷いにゃ!こんなのってあんまりだにゃ!』


騙し


『えっと……みんなどこに行っちゃったのかな?』


行方不明


『本当に、どうなっても知らないわよ』


予測不可能


『さぁ、果たして何人生きて帰れるでしょうか!?』


まさかの展開!?


『とりあえず、後でそこの三人には土下座くらいはしてもらいたいにゃ』

『まさか、こんなに遅くなるなんて……』

『えぇっと……本当にごめん』


次回!新企画開始!


絵里『と言うわけで!最後は穂乃果の活躍で企画は無事終了!次回からは新企画開始!』

希『さてさて!次の主役は誰なのか!?』

絵里『次回をお楽しみに!!』

希『そして!お待ちかね、にこっちの一発ギャグまで、3、2、1、キュー!!』

にこ『あ……アルパカがアルパーカー!!』

のぞえり『…………』


滑った


凛『まぁあんまり自分を責めないで欲しいにゃ』

にこ『う、うっさいわね!!』


テーマ曲 μ's 「START:DASH!!」

今日はここまでです。また書けたら投下します。

相変わらずこんな感じですが、よろしくお願いします

遅れていてスミマセン。

月曜日には投下する予定です。

ちなみに月曜日にやっと劇場版見に行きます(=゚ω゚)

映画見て来ました(=゚ω゚)

ネタバレは控えるとして、とても感動しました

投下は少し遅れます。申し訳ありません。

お待たせしました、投下してきます


穂乃果『皆さんこんにちは!音ノ木坂どうでしょうです!』

海未『今回から、いよいよ新企画が始まります』

ことり『果たして、どんな企画が始まるのか!?』

穂乃果『そして今回の主役は誰なのか!?』

海未『では、スタートです!』

ことり『ちゅんちゅん♪』


希『……なんか、ただただ可愛いだけやない?』

絵里『……後枠はなんか着せましょう』

ほのことうみ『!!!??』


ーー音ノ木坂学院ーー


希「さぁさぁ、みんな揃ったね!」


穂乃果「おはよーございます!」

凛「おはよーにゃー!」

にこ「まったく、朝から元気ね」

ことり「本当だね」

海未「ですが、何故この時間なんでしょう?」

絵里「そうね。真姫、今何時か言ってみなさい」

真姫「えっと……午前5時」

花陽「ちょっと……いえ、凄く早いですね」


午前5時!!


穂乃果「まぁ……アレだね。希ちゃんが笑顔でカメラ回してるから、企画でしょ?」

にこ「穂乃果……目から光が消えてるわよ」

絵里「なんか……穂乃果、変わってしまったわね。悪い方に」

穂乃果「ふふ、三年生も一度サイコロ振ったらこんなもんだよ」

希「穂乃果ちゃんwww抑えてwww」


前回のロケ


穂乃果『……もういい?画は撮れたでしょ?』

海未『そうですよ……山手線一周なんて穏やかな企画で私達を騙して、挙句こんな罰を与えるなんて、おかしいですよ……』

ことり『そうだよね……日帰りだって言うから、じゃあ枕はいらないっていって、用意もそんなにしてないし、服装も軽装だし………』


バイオハザード状態


凛「確かにアレをやらされると思うと辛いにゃー……」

希「え?凛ちゃんなんて?」

凛「え?アレをやらされると思うと辛いにゃーって……」

希「辛い?」

凛「もちろん辛いにゃ!」

真姫「……!?」


真姫、察する


希「嫌だ?やりたくない?」

凛「出来れば避けたいにゃ」

真姫「凛、もうやめなさい」

凛「へ?」

花陽「…………ぁ」


花陽も察する


穂乃果「……凛ちゃんやりたくないの?」

凛「あれ?穂乃果ちゃん?」


小悪魔が囁きだす


穂乃果「大丈夫だよ凛ちゃん。案外楽しい旅だよ?」

凛「……本当?」

海未「そうですね、辛い局面もありますが楽しい旅ですよ」

ことり「そうだよ凛ちゃん♪」


小悪魔が増えた


凛「本当?楽しい?」

穂乃果「うん、楽しいよ!」

海未「はい、いい思い出になりますよ」

ことり「凛ちゃんも行ってみるといいんじゃないかな?」

真姫「……はぁ」

花陽「……はぁ」


何かを諦める二人


希「どう凛ちゃん!?企画やりたい!?」

凛「やりたい!やりたいにゃー!」


やりたい


希「やりたい!?本当に!?」

凛「やりたいにゃー!!」

希「よし!やろう!」


釣れた


絵里「ダメよにこ、笑っちゃwww」

にこ「いやいやwwwエリーだってwww」

希「さて、じゃあ校舎に移動するよ!」

凛「へ?校舎?」

真姫「どこ行くのよ?」

希「それは行ってのお楽しみやん?」


ーー??室ーー


ことり「三人とも可愛いよー!」

まきりんぱな「……」

希「うん、三人とも似合ってるやん」

花陽「えぇっと……これは一体?」

希「エプロンやん?」


エプロン!


真姫「で、ここは……」

希「調理室やん?」


調理室!!


凛「えっと……凛たちこれから何やらされるのかにゃー……」

希「料理に決まってるやん!」


料理!!!


希「今回は一年生組に料理対決してもらうやん!」


料理対決!!!!


真姫「……いや、まぁ料理対決はともかく、何で他のメンバーもいるのかしら?」

希「審査員だからやん?」

にこ「へ?」

希「一年生組に料理してもらって、他のメンバーに食べて貰って、誰が一番料理上手か決めるってのが今回の企画やん?」

にこ「はぁぁ!?」ガタッ

穂乃果「私達も参加するの!?」ガタッ

希「辺り前やん!全員参加やで!」


全員参加!!!!!


海未「聞いてません!今回の企画者は誰ですか!?」

絵里「wwwwww」

ことり「海未ちゃんいた!犯人ここで笑ってるよ!」

にこ「エリー!!?」

絵里「ごめんwww」


希「まぁ、今回は全員参加で盛り上げてもらうから、よろしくw」

穂乃果「そんな……一回やったらお休みがもらえるんじゃなかったの……」

海未「穂乃果、諦めましょう。もうカメラは回ってしまったのです」

穂乃果「あのサイコロのように……」

ことり「転がりだしちゃったらもう抗えないんだね……」

花陽「二年生組から哀愁を感じます……」

凛「一度経験するとああなるんだにゃー……」

真姫「ああなったらおしまいね」

にこ「……私達もいずれああなるのね」

希「いまから覚悟しとこな」



気を取り直して


希「それじゃ、これを見て欲しいんやけど……」スッ

真姫「……箱?」

希「この中にお題の書かれたカードが入ってるから、それぞれ引いてもらうで」

凛「どんなお題が入ってるにゃ?」

希「簡単に作れる家庭的な料理が中心やね」

花陽「良かったぁ、あんまり難しいのはないんですね」

希「それじゃ、凛ちゃんから引いてみようか」


凛、お題を引く


凛「にゃ、にゃ、にゃにゃ……」ガサガサ

希「選んどるなー」

凛「にゃ!これにゃー!」スッ

希「お!?お題は!?」

凛「……ハンバーグにゃ」


凛→ハンバーグ


希「それじゃ料理が得意なにこっち!ハンバーグのコツを!」

にこ「へ!?いきなり振るわね!?」

凛「にこちゃん教えて欲しいにゃー」

にこ「そうね……上手く形を整えることかしらね」

凛「分かったにゃ!」


希「それじゃ次、花陽ちゃん!」

花陽「よぉし!お米の料理、お米の料理……」ガサガサ

希「花陽ちゃんは相変わらずやね」

花陽「はい、じゃあこれで」スッ

希「なんやった?」

花陽「……肉じゃがです」

希「あー、残念やったね」

花陽「大丈夫です!ちゃんと白米も炊きます!」


花陽→肉じゃが、白米(自由制作)


希「にこっち、肉じゃがのコツは?」

にこ「味付けとジャガイモの煮崩れに気をつけることかしら」

花陽「みんなに美味しいごはん食べさせるからね!」


真姫「次は私ね……まぁ、何が来ても同じね」ガサガサ

希「お?自信あるみたいやね」

真姫「そうね、何引いても多分作れないから」ガサガサ

にこえりほのことうみ「!!!?」


!!?



希「……真姫ちゃん?お米の研ぎ方って知っとる?」

真姫「さぁ?洗剤でも使って洗うの?」ガサガサ

にこえりほのことうみ「!!!?」ガタッ

希「みんな!まだや!希望を捨てたらアカン!」

にこ「いやいや!!無理無理!!」


絵里「考えたら、真姫が料理するなんて想像出来ないわね……」

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん。私、二人に会えて本当に良かったよ……」

ことり「穂乃果ちゃん!?大丈夫!!きっと大丈夫だよ!!」

海未「ことり、もし私がダメだった時は亜理沙に『ありがとう』と伝えてください」

ことり「待って!海未ちゃん亜理沙ちゃんと何があったの!」

絵里「もしもし亜理沙?海未が『ありがとう』って」

ことり「絵里ちゃん!?誰!?その電話の相手は誰!?」

真姫「ちょっと!失礼じゃない!何で死ぬみたいになってるのよ!!」スッ


希「あ、真姫ちゃんのお題は?」

真姫「……ミートソーススパゲッティ」


真姫→ミートソーススパゲッティ


希「にこっち、ミートソーススパゲッティのコツは?」

にこ「レトルトのソースのパックを切る時に指先を切らないことかしら」

希「にこっち、気持ちは分かるけど!レトルトはアカンって!」

にこ「そうね、私もミートソースはあんまり作らないからなんとも言えないわ……」

希「あっちゃー……これは難題やね」

真姫「大丈夫よ、ミートソースくらい簡単に作ってあげるんだから」

希「……とりあえず、審査員のテンションがお通夜ムードなのはさておき、とりあえず料理スタートと行こうか」


穂乃果『ねぇ絵里ちゃん、この格好は一体……』

絵里『あら、メイド服だけど』

ことり『私は慣れてるけど、海未ちゃんが……』

海未『うぅ……恥ずかしいです……』

希『ほらほら、早く次回予告するやん』

穂乃果『そうだね。えっと、という訳で今回の企画は一年生達の料理対決!そして審査員は私達の全員参加の企画です!』

ことり『次回、ついに料理対決がスタート!しかし、対決の行方は思わぬ方向に向かいます!』

穂乃果『……海未ちゃん!海未ちゃんの番だよ!?』

海未『うぅ……は、果たして、どんな料理が出来るのでしょう……』

穂乃果『次回もお楽しみに!』

海未『……次は普通の服装にしてくださいよ?』

絵里『そうね、次も違う衣装で行きましょう』

海未『!!?』

今回はここまでです。

劇場版で感動し過ぎてバイト中でもふとした瞬間泣きそうになってます。

こんな感じですが、よろしくお願いします。

投下します


穂乃果『……えっと、今回は何これ』

希『何って、ドレスやんな?』

ことり『いや、何でドレス?』

希『可愛いからや』

絵里『ほら、海未からセリフよ』

海未『こ、こんにちは……音ノ木坂どうでしょう……です』モジモジ

希『ほらほら海未ちゃん、恥ずかしがってちゃアカンよー』

穂乃果『前回から始まった一年生対抗料理対決、今回はその第二回です!』

絵里『あぁ、穂乃果!あんまり動いちゃダメよ』

ことり『一年生に料理を作ってもらい二、三年生が審査をする料理対決!の筈が、思わぬ展開が待ち受けていました!』

希『ことりちゃんはなんか慣れとるなぁ』

海未『は、果たして……どうなるのでしょうか、ス、スタートです……』

絵里『うーん、まぁオッケー』

希『じゃあ花陽ちゃん、次の衣装持ってきてー』

花陽『チョットマッテテー』

海未『まだやるんですか!?』


ー調理室ー


希「それじゃさっそく調理に移っていただきましょう!」

凛「頑張るにゃー!」

花陽「皆さん待っててくださいね!」

真姫「まぁ、少しだけ待っててよね?」


穂乃果「うん、まぁお腹も減ってないしゆっくりでいいからね?穂乃果達はその間胃薬を取って来るから」

絵里「穂乃果、少しは一年生達を信じなさいよ」

海未「そうです穂乃果。それに胃薬を取りに行くのであれば私も同行しますよ」

にこ「もう二年生達はダメね。目から光が失われつつあるわ」

ことり「大丈夫、すぐに元に戻るから。多分」

希「それじゃ!調理開始やん!」


開始!


凛「……」キョロキョロ

花陽「……」キョロキョロ

真姫「……」キョロキョロ

希「ん?皆どうしたん?」ニヤニヤ

凛「えっと、料理始めたいんだけど……」

花陽「その、道具とかはあるんですけど……」

真姫「食材、見当たらないんだけど」

希「ん?食材?あるで」



希「 校 舎 の ど こ か に な 」


まきりんぱな「!!?」


食材は校舎のどこか!!


凛「えっと……どういう事かにゃ?」

希「だから、食材はこの音ノ木坂学院の至る所に置いてあるで」

真姫「つまり、探しに行けと?」

希「そうやで」

花陽「それは……困りますね」

絵里「ちなみに、食材は早い者勝ちだから急ぐのをオススメするわよ」

希「最下位の人には罰もあるし、急ぐのは確かに大事やね」


まきりんぱな「ッ!!?」ダッ!!


全速力で調理室を出る一年生達


にこ「まったく……また訳のわかん無い事考えるわね」

希「んー?にこっち達は大人しく待ってていいん?」

穂乃果「?」

海未「どういう事ですか?」


希「一応食材と一緒に、胃薬も校舎のどこかに置いてあるんやけどなー」

ことり「穂乃果ちゃんは三階!海未ちゃんは二階をお願い!ことりは一階と講堂を当たるよ!」ダッ!

穂乃果「任せたよことりちゃん!海未ちゃん!」ダッ!

海未「穂乃果こそ!お願いしますよ!」ダッ!

にこ「ちょっと!待ちなさい!」ダッ!


希「……皆早かったなぁ」

絵里「一応いろんな場所に固定カメラあるからいいけど……あんまりじゃないかしら」

希「そんじゃ、モニターで様子見ようか?」

絵里「そうね。さて、どうなるかしらね?」


ーーアイドル研究部部室ーー


凛「えっと……とりあえず来てみたけど、何かあるかにゃー?」

凛「ん?この箱の中かにゃ?……って、鍵がかかってるにゃ」

凛「この鍵、決まった数字に合わせると開くタイプの鍵だにゃ……ってこの紙はなんだにゃ?」


『うに 1352
ねこ 5425
いぬ ????』


凛「これは……クイズ?このはてなマークに入る数字を入れたら鍵が開くのかにゃ?」

凛「うーん……ちょっと座って考えるにゃ」


ーー調理室ーー

希「お?凛ちゃんが暗号見つけたやん」

絵里「流石に行動速度は早いわね。でも、凛にあの問題解けるかしら?」

希「うーん、まぁ簡単な問題だし大丈夫やない?」

絵里「そうねぇ……凄い悩んでるわね」

希「あー、悩んでる凛ちゃん可愛いなぁ、今すぐ部室行って答え教えたくなってまう」

絵里「こら、リリホワで一緒だからって贔屓はダメよ?」

希「はいはい、分かっとるで」

絵里「って、ほら、こっちにも誰か来たわよ?」


ーーアルパカ小屋ーー


花陽「うーん……なんとなくで来ちゃったけど、あるかなぁ?」

花陽「アルパカさん、何か知ってますかー、なんて……あれ?」

花陽「これ、箱?鍵かかってる……ん?この紙なんだろ?」


『アルパカ 2232
アライズ 2224
ミューズ ????』


花陽「問題?もしかしてこの問題の答えを入れたら鍵が開くのかな?」

花陽「うーん、アルパカ……アライズ……ミューズ……」

花陽「なんだろう……可愛い?アイドル?あ、でもアルパカは違うのかな?」

花陽「……あ、もしかして」

カチャカチャ


ーー調理室ーー

絵里「あら?花陽、もしかして分かったのかしら?」

希「みたいやね。花陽ちゃんは結構賢いからな」

絵里「……あ!開いたわ!」

希「おー、花陽ちゃんやったやん」

絵里「あら、嬉しそうにアルパカに抱きついてるわね」

希「花陽ちゃんアルパカさんと仲良しやね」

絵里「ん?花陽、一旦こっちに戻ってくるのかしら?」

希「まぁ、食材抱えたまま移動するのもアレやし、置きに来るだけなない?」

絵里「そうね……って、今度はこっちで動きがあったわね」


ーー音楽室ーー


真姫「校舎内のどこかと聞いて、なんとなく来たけど、こんな場所に食材なんてあるのかしら?」

真姫「……何でかピアノの前に来ちゃうわね、習慣かしら……ん?紙?」


『放送室 1652』


真姫「放送室?1652?何かしらこれ?暗号?」

真姫「うーん……とりあえず放送室行こうかしら」

真姫「放送室、1652……何か関連性あるようにも見えないけど……」


ーー調理室ーー


希「お、真姫ちゃんがアレを見つけたみたいやね」

絵里「真っ先に音楽室に行く辺り、真姫らしいわね」

希「真姫ちゃんは音楽大好きやからな」

絵里「いつも暇さえあれば音楽室行ってるのかしら?」

希「そうみたいやね。今度行ってみたらどうや?」

絵里「そうね。真姫が普段どうやって曲を作ってるかも気になるしね」


ガラガラ……


花陽「あれ?」キョロキョロ

希「あ、おかえり花陽ちゃん」

絵里「ハラショー、たくさん人参ゲットしたみたいね」

花陽「えっと……みんなどこ行っちゃったのかな?」

絵里「皆なら、一年生の食材探しと並行して胃薬探しに行ったわよ」

花陽「えぇ!?皆胃薬探しに行っちゃったのぉ!?」

希「誰が胃薬見つけるんやろうね」

花陽「というか、ちゃっかり胃薬も置いてたんだね、二人とも……」

絵里「まぁ、一応ね?悪く思わないでね?」


花陽「でも、正直胃薬用意して正解だったと思うよ?」

絵里「あら、そうかしら?」

花陽「うん。本人の前じゃ言えないけど、凛ちゃんも真姫ちゃんも料理あんまり得意じゃないから……」

希「花陽ちゃん、知ってるん?」

花陽「うん、前に一度三人でお泊まりした事があって、料理したんだけど……それはもう凄かったよ……」

絵里「……参考までに、どんな感じだったか教えてもらえるかしら?」

花陽「えっと……凛ちゃんは、とにかく大胆と言うか……大雑把と言うか……」

希「うーん……なんだか凛ちゃんらしいなぁ……」

花陽「真姫ちゃんは……猫の手知らなかったみたいで……」

絵里「ハ、ハラショー……」

希「なんだか楽しみになって来たなぁ……良くない意味で」

花陽「そ、それじゃあ食材探しの続き行ってくるね」

絵里「あ、行ってらっしゃい」

希「早くしないと晩御飯の時間になってまうでー」

花陽「はわわわ……それは、急がなきゃです!」


ガラガラ……


絵里「……私達も胃薬取りに行く?」

希「大丈夫……一応ウチのカバンにも入ってるから……」

絵里「流石ね、希」

希「スピリチュアルやね」


海未『……』プルプル

穂乃果『えっとお……希ちゃん?』

希『どしたの?穂乃果ちゃん?』

穂乃果『どうしてスクール水着なの!?』

希『可愛いやろ?』

穂乃果『いや!もうこれ可愛いとかで片付けられる範囲を超えてるよ!』

海未『うぅ……破廉恥です!恥ずかしすぎます!』プルプル

絵里『海未……えっと……顔、こっち向けて?』

海未『嫌です!!』プルプル

希『ごめんて海未ちゃん!次は露出の少ない衣装にするから!』

ことり『……次回!食材集めから始まった料理対決は、更に波乱の展開を巻き起こします!お楽しみに!』

花陽『希ちゃーん!このビキニ水着どうするのー?』

海未『ヒィィィィィ!』

希『花陽ちゃん!ゴメンそれ片付けて!』

花陽『えぇぇ!?』

今回はここまでです。次回もよろしくお願いします

毎度ながら更新が遅くて申し訳ありません。

凛「よおし!さぁ今日も練習!行っくにゃー!」
凛「よおし!さぁ今日も練習!行っくにゃー!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436268231/)

息抜きがてら、こんなSS書きました。
時間がある物好きな方はこちらもよろしければご覧ください。

遅れました。投下します。


ほのこと『…………』

絵里『ハーイ、カメラ回ってるわよー』

穂乃果『……うん、まぁね?確かに露出が少ない衣装とは聞いてたけどさ』

ことり『……何これ?』

絵里『甲冑よ』

穂乃果『いや!何で数ある衣装から甲冑を選択したの!?』

絵里『海未のためよ』

希『ちょっと横見てみ』

海未『え?なんですか?』ウキウキ

ほのこと『…………』

海未『それでは一年生達により宝探し的な料理対決!今回もスタートです!』ニコニコ

ほのこと『…………えー』


ーーアイドル研究部部室ーー

凛「……訳が分かんないにゃ」

凛「なんでうにが猫と犬が並んでるんだにゃ……」


『うに 1352
ねこ 5425
いぬ ????』


凛「……試しに適当にやってみるにゃ」カチャカチャ

凛「まぁ開くわけないんだけど……」カチャカチャ


カチッ


凛「……ん?もしかして、今一つ正解ハマったにゃ!?」

凛「これは……行けるにゃ!」カチャカチャ


ーー調理室ーー

希「凛ちゃんwww力技に出たwww」

絵里「なんでそっちに労力使っちゃうのかしらwww」


『カチッ アイタニャ!』


希「これは酷いwww」

絵里「多分凛はここから先こんな感じでやって行くのねwww」


『キャベツダニャー』


希「キャベツ抱えて歩き出したwww」

絵里「キャベツ抱えて校舎を駆け回るスクールアイドルwwwイミワカンナイwww」

希「エリチ似てないwww」

絵里「ハラショーwww」


ーー理科室ーー

にこ「……薬って聞いたから理科室に来てみたけど」

にこ「まさか、あの二人がそんな安直な場所に薬置くわけないわよね」

にこ「……ん?箱?紙?」


『穂乃果 13
ことり 15
海未 ??』


にこ「何これ……クイズ?答え入れたら鍵開くのかしら?」

にこ「えーっと、穂乃果が13、ことりが15、で海未ね……」

にこ「あいつらに関する数字で穂乃果が13でことりが15になる数字……ん?もしかして」


カチャッ


にこ「あ、開いた」

にこ「……ま、あいつらの事なら間違えるわけないわよね」

にこ「……で、これどうしましょ」


ーー調理室ーー

希「……流石にこっちやね」

絵里「そうね。なんだかんだで、にこもμ'sが大好きだものね」

希「でも、あそこまでは中々出来へんよね……」

絵里「それもそうね……」

希「あ、にこっちアレこっちに持ってくるみたいやね」

絵里「まぁ使う人もいるしね」

希「そうやね……って、うわっ」

絵里「どうしたの?……うわっ」

希「二年組……」


ーー二階、廊下ーー


海未「二人とも首尾はいかがですか?」

ことり「うーん、たくさん箱開けたけど、薬は無かったなぁ」

海未「そうですか。私も似たような感じです。穂乃果の方は?」

穂乃果「うーん、あんまり箱開けれなかったかな……」

海未「では穂乃果、箱の場所は覚えますか?」

穂乃果「うん。それはバッチリ」

海未「分かりました。では今から私と回りましょう。ことりは……」

ことり「4階だよね?分かってるよ」

海未「はい、お願いします」


ーー調理室ーー

希「…………」

絵里「…………」

希「……ちょっと引くわ」

絵里「なんかもう、本気過ぎるわね」

希「もう二年生組はアカンよ、次深夜バスなんか乗せようもんならもうぶる~べりぃ とれいんなんて歌えなくなるわ」

絵里「もうオールAnemone heartね」


希『こうして食材探しはまさかの第三勢力、二年生組の介入によりほぼ二年生組が大量に開けた箱の食材を見つける早い者勝ちとなった』

希『そうして二年生組の開けた箱を見つけた一年生が、次々と食材を集めていく』

希『しかし、そんな戦況も知らず、マイペースに動く者が二人』

希『西木野真姫と、矢澤にこ』

希『マイペースに動き続けた二人に運命の女神は、スピリチュアルに微笑んだのだった』


ーー放送室前ーー

真姫「一応放送室まで来たけど、鍵かかってるじゃない」

真姫「もしかしてこの鍵にさっきの数字を入れたら……」カチャカチャ

カチャッ

真姫「開いた……なんだか拍子抜けね」

真姫「で、放送室には……箱?クイズ?」


『星空凛 214
西木野真姫 217
小泉花陽 ???』


真姫「……はい?」

真姫「凛が214で私が217?」

真姫「で、花陽は何か?ナニコレ、イミワカンナイ」

真姫「うーん……私が217?」


真姫「私が217の物……まさか」

真姫「えぇっと……78、56……134、83……217」

真姫「……希辺りでしょう ね、こんなクイズ考えるのは」

真姫「……えぇ、無理よ。そんなの」

真姫「……にこちゃんなら分かるかしら」

真姫「ハァ……にこちゃん探そう」


ーーまた一方ーー

にこ「えーっと、あと何かありそうなのは……」

にこ「なんか授業で教室移動がある場所とか、分かりやすい場所にあるイメージよね」

にこ「でも大概は皆言ってるわよね……」

にこ「……あ、そう言えば理事長室に何かあるかしら?」

にこ「……一応ノックしとこう」


コンコン

ガチャッ


にこ「……まぁいないわよね」

にこ「で、箱はあるのね」


『絢瀬絵里 31
東條希 15
矢澤にこ ??』


にこ「これは……なんと言うか、試されてるのかしら」カチャカチャ

にこ「29……っと」


カチャッ


ーー調理室ーー

希「……にこっちかっこええなぁ」

絵里「本当……ちょっと尊敬しちゃうわ」

希「あれ?にこっちの事、尊敬してなかったん?」

絵里「まさか、尊敬してたわよ。メンバー8人、全員ね」

希「……しかし、本気過ぎる2年生、かっこええにこっちと、1年生達ちょっと影薄いなー」

絵里「……あら、そうでもなさそうよ」

希「え?……あ、真姫ちゃん」


ーー理事長室前ーー

真姫「……にこちゃん」

にこ「あら真姫ちゃん奇遇ね。どう?食材探しは?」

真姫「まぁ……あまり進んでるとは言えないかしら」

にこ「そう。二年生達が色々やってるみたいだし、探してみたら?」

真姫「……まぁ、そうだけど」

にこ「あら?珍しく歯切れが悪いじゃない?どうしたの?」

真姫「……ちょっと、お願いがあるの」

にこ「……本当珍しいじゃない。どうしたのよ?」

真姫「……のよ」

にこ「……?」

真姫「は、花陽の3サイズ、教えて欲しいのよ」


!!?


にこ「……はい?」

真姫「だ、だから花陽の3サイズ知りたいのよ!だから教えて!」カーッ

にこ「……あんた、何作る気よ」

真姫「パスタよ!いいから早く花陽の3サイズ教えて!」

にこ「えーっと……何?これにこがおかしいの?真姫ちゃん何かあったの?」

真姫「あー!もう!ちょっと来て!」グイッ!

にこ「え!?ちょ、ちょっと!!」


ーー放送室ーー

にこ「……なるほどね」

真姫「にこちゃんなら分かると思ったから……」

にこ「いや、まぁ分かる事は分かるけど……何事かと思ったわよ」カチャカチャ

カチャッ

にこ「ほら、開けたわよ」

真姫「……ありがと」

にこ「全く、このにこにーに感謝しなさいよ?」

真姫「!!……そうね、お礼しないとね」

にこ「そうね……じゃあ今度マッサージでもお願いしようかしら」

真姫「いえ、今渡すわ」スッ

にこ「……え?」

真姫「……薬。にこちゃんにあげる」


にこ「……凄い偶然ね」

真姫「本当、皮肉な偶然ね」

にこ「……ずっと探してたの?」

真姫「違うわよ。最初に見つけた紙を辿ったらここに着いたの」

にこ「……そう」

真姫「……で?いるの?いらないの?」

にこ「……じゃあもらうわ。でも、ただではもらえないから、これあげる」スッ

真姫「え?」

にこ「交換よ。でなきゃ受け取らないわよ」

真姫「……意地悪」

にこ「何とでもいいなさい。するの?しないの?」

真姫「……するわよ」スッ

にこ「珍しく素直じゃない」スッ

真姫「……ところで、この封筒何?」

にこ「さぁ?でも食材じゃないって事はお助けアイテムじゃない?」


真姫「!? これ!凄い!」

にこ「それ!各食材の配置図!?」

真姫「これさえあれば食材集めは完璧よ!」

にこ「やったじゃない真姫ちゃん!」

真姫「えぇ!」

にこ「……じゃあ、私戻るわ」

真姫「そうね、目的の物は手に入れたものね」

にこ「じゃ、真姫ちゃんも頑張りなさい」

真姫「……にこちゃん」

にこ「……何?」

真姫「……ありがと」

にこ「……そうやって素直にしてれば可愛い後輩なのに」

真姫「よ、余計なお世話よ!まったく!もう行くから」

にこ「ハイハイ行ってらっしゃい」


ーー調理室ーー

希「仲良しやねぇ」ニヤニヤ

絵里「本当ね」ニヤニヤ


ガラガラ……


凛「ただいまだにゃー!」

絵里「あら凛、おかえり」

希「凛ちゃんおかえりー、って、大荷物やね……」

凛「流石に辛くなって来たから一回置きに来たにゃ」ドサッ

希「どれ……ふむ、結構揃ってるやん」


凛「なんか箱がたくさん開いてたから使えそうな食材見つかり次第集めたにゃ!」

希「良かったなー凛ちゃん」ナデナデ

凛「にゃー」テレテレ

絵里「あ、凛。ちゃんと食材まとめきなさいよ」

凛「分かったにゃ!」


ガラガラ……


花陽「ただいまー」

希「おー花陽ちゃんおかえりー」

絵里「花陽も沢山食材集めたみたいね」

花陽「なんでか分かんないけどたくさん箱の鍵開いてたからね。本当なんでだろ?」

絵里「深く考えないことよ」

花陽「?」


ーー校舎内、廊下ーー

海未「クッ!なんで見つからないのですか!?」

穂乃果「もう箱は大体開けたのに!」

ことり「まさか、誰かが先に?」

海未「そんな!?私達がまだ探せてない場所が!?」

穂乃果「屋上だ!屋上はまだだよ!」

ことり「そうだった!早速向かおう!」

希『こうして誰よりも駆け回った二年生組は特に収穫も得られないまま、時間は過ぎていく』

希『そして配置図を見ながら西木野真希も食材を集め終え、一つの放送が校内に響いた』


ーー校舎内、室内プールーー

海未「ダメです!水中にはないです!」

ことり「更衣室もダメ!」

穂乃果「ダメだぁ……見つからない」


ピンポンパンポーン


希『ハイハーイ、食材集め終わったから皆戻っておいでー』

絵里『いよいよお待ちかねの調理タイムよー』


ほのことうみ「」


ほのこと『…………』

海未『…………』ウキウキ

穂乃果『……あー、いよいよ次回から調理スタートです』

ことり『しかし、企画のメインはまだまだ始まっていなかったと私達は思い知らされます』

海未『そしてまたしても!あの人が一波乱巻き起こします!』

穂乃果『次回をお楽しみにー』

希『分かりやすく元気ないやん!?』

穂乃果『いや、これ重いよ……』

ことり『ちょっとフラフラしちゃうかなー』

海未『え?そうですか?』

希『分かった、次は軽くするな』

絵里『花陽ー、アレよろしくー』

花陽『チョットマッテテー』

穂乃果『……花陽ちゃんも、もうこの枠準レギュラーだよね?』

ことり『そうだね……あ、転んだ』

今回はここまで。

今回は自分でもゴチャゴチャした物を書いたなぁと思いました。
稚拙な文章力の素人の落書き故に、不可解な部分も多いと多いと思いますが、その時は遠慮無く質問してください。
答えられる範囲であればお答えいたします。

相変わらずこんな感じですが、よろしくお願いします。

数値と解説頼む…

>>164
にこ、一年生達が解いた問題の解説は次回行おうと思ってます。

遅れていて申し訳ありません。

7月から少し生活環境が変わったのですが、それに身体が対応出来ずに昨日お恥ずかしい話ですが倒れてしまい、しばらくスマホに触れずにいました。

順調に回復しておりますので、近い内にまた更新していくつもりです。
楽しみにしてくれている方がいるかどうかは分かりませんが、お待たせして申し訳ありません。

お久しぶりです。
しばらく投稿出来ず申し訳ありません。

理由としては、今までは自分の自由な時間でボチボチ書いていたのですが、一度体調を崩してから臆病になり、その時間を身体と向き合う時間にしてしまい、書く時間が取れなくなってしまったためです。

そして、今後もこのスレのような長く続けるつもりのSSを書き続ける時間が取れないと判断した為、このスレを打ちきろうと思います。

こんな駄文を楽しみにしてくださっていた方がいましたら、大変申し訳ありません。

今後は自分の今の生活リズムの中でも書けるSSを書こうと思っています。

これまで読んでくださった方々、本当にありがとうございました。

それから打ち切る前に謎解きの部分の答えだけは書いておこうと思います。

1問目→いぬ 1253
50音表の横列の数字と縦列の数字(例 「あ」の場合は縦列1番目、横列1番目なので11)です

2問目→ミューズ 3214
画数です

3問目→海未 15
身長の数値を一つずつ足した数(例 海未、159cm→1+5+9=15)です

4問目→小泉花陽 225
スリーサイズのそれぞれの数値を足した数(例 花陽、上から82、60、83→82+60+83=225)です

5問目→矢澤にこ 29
誕生日の月の数字と日の数字を足した数(例 にこ、7月22日→7+22=29)です

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