希「μ'sの10人目!?」 (517)

希「そんな……μ'sはウチを入れて9人。それ以上でも以下でもダメなはずやないの?」

カード(運命は流転するのだ、希よ。時と共に流れ、流水の如く変化していく)

希「……じゃあ誰なん? μ'sに入るべきその10人目は?」

カード(それは>>3だ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385464702

主人公の母さん

カード(穂乃果の母君だ)

希「穂乃果ちゃんのお母さん!? 無理あるやん! ルックスはそりゃ若々しいけど年齢的な問題が……」

カード(案ずるな。カードの力を舐めるなよ)

希「え?」

カード(……カッ!)

希「こ、これは……!」

何が起きたか>>8

穂乃果と同い年に若返った




ーー穂むら

穂乃果母「ありがとうございましたー!」

穂乃果母「……ふぅ、やっとひと段落ついたわね。さーて、お団子でも食べようかしら♪」

ピカァァァァ!

穂乃果母「な、何!? 体が……!」

穂乃果「ただいまー、さーてお団子お団子……あれ? お母さーん? 店番はー?」

?「ほ、穂乃果……」

穂乃果「あ、何だいるんじゃん。……え?」

穂乃果母(16)「……」

穂乃果「お、お母さん? あれ? 卒業アルバムの時と同じ姿に?」

穂乃果「……うそーん」

カード(……ふむ、成功だ。これで穂乃果の母をμ'sに入れることができるぞ希よ)

希「いや、無理に決まっとるやん。年齢だけ合わせてももう卒業してるし。というか展開が急すぎて頭がついていかないわ」

カード(ふむ、ならば……)

カード(……ズアッ!」

何が起きたか>>15

真姫母も若返った




ーー西木野家

真姫母「真姫、最近学校はどう?」

真姫「楽しくやってるわよ、勉強も部活もそれなりにね」

真姫母「そう……ふふっ、何だかスクールアイドルを始めて前より素直になってきたわね、真姫」

真姫「は、はぁ!? 前からこんなもんよ! もう、変なこと言うのやめてよね!」

真姫母「……ふふっ、真姫を見てると昔を思い出すわ。あの頃は私もーー」

ピカァァァァ!

真姫母(15)「……」

真姫「……うん、似てるわね、私と」

カード(よし、こちらも成功だ)

希「何の解決にもなっとらんよ? 被害が増しただけやんこれ」

カード(案ずるな、諸々の事情は私が何とかする)

希「いや、何とかって……」

カード(それより希よ、明日には穂乃果の母君が音乃木坂に転校してくる。何としてもμ'sに引き入れるのだぞ)

カード「」シュウゥ…

希「本当に大丈夫なんやろうね……。はぁ、やっちゃった以上は仕方ないね、最後までウチがサポートせな」




ーー翌日

先生「今日はみんなに転校生を紹介する!」

穂乃果母「初めまして! 穂乃果母です! 転校してきたばかりで分からないことだらけですが、これからよろしくお願いします!」

ザワザワ カッコイイー! ナンカコウサカサンニニテナイ?

海未「……穂乃果? あれはもしや……」

穂乃果「うん……。うちのお母さん……」

ことり「何で穂乃果ちゃんのお母さんが若返ってるの?」

穂乃果「私も訳分かんないよー! お母さんが昨日突然若くなるし、いつの間にか学校に入る手続きとか全部終わってるし、この状況をお母さんはけっこう楽しんでるしー!」

穂乃果母(ふふふ、せっかく若返ったんだし、もう一度高校生活楽しむのも悪くないわね♪)

海未「凄い順応力ですね……。それにしてもやっぱり親子ですね、雰囲気が穂乃果とよく似ています」

ことり「うん、何だか穂乃果ちゃんをしっかりさせた感じ」

穂乃果「ことりちゃーん! ひどいよ!」

海未「それならまずは一人で朝起きられるようになりなさい、今日もギリギリだったんですから」

穂乃果「うっ、はーい……」

穂乃果母(……懐かしいわねぇ、この感じ)




ーー1年生の教室

真姫母「真姫母です、よろしくね♪」

ザワザワ カワイイー! ジュウナナサイニミエル!

花陽「真姫ちゃん、あれは……」

真姫「聞かないで、色々あったの」

凛(真姫ちゃんが疲れた目をしてるにゃ……)

希「さて、と」

希「真姫ちゃんのお母さんまで来てたのはびっくりしたけど、とりあえず穂乃果ちゃんのお母さんを勧誘しないといかんね」

希「ちょうど休み時間やし、行くなら今やね」




ワイワイ ガヤガヤ

穂乃果母「あはは、そうね。部活はどうしようかまだ考え中なのよ」

ワイワイ ガヤガヤ

希「……さすがは穂乃果ちゃんの母親やね。人を惹きつける何かを持っとる。よし! さっそく行くで!」

ガラッ!

希「穂乃果母ちゃん!」

穂乃果「希ちゃん!?」

希「一緒にμ'sでスクールアイドルをやってほしいんや! お願い!」

海未「い、いきなりどうしたんですか希!?」

穂乃果母「……」

穂乃果母「>>25

…わかったわ、協力できる範囲で何でもしてあげる

穂乃果母「…分かったわ、協力できる範囲で何でもしてあげる」

穂乃果「ええー!? お母さんお店はどうするの!? ただでさえ学校があって店番できないんじゃ……」

穂乃果母「大丈夫よ、実は穂むらの売り上げの90%はネット販売だからたいして売り上げには響かないわよ」

穂乃果「ええー!? そうだったの!? で、でも一応店頭に買いに来る常連さんだっているんじゃ……」

穂乃果母「だいたい休日に来るから、特に問題にはならないわ」

穂乃果「え、ええー……そういう問題なのかなぁ……」

希「いやー、よかったよかった。これで真のμ'sになったわけやね」

海未「と、突然すぎて信じられませんが、メンバーが増えるのはいいことかもしれませんね」

ことり「穂乃果ちゃんのお母さんに衣装を作るなんて、何だか不思議な気分……」




ーーアイドル研究部部室

絵里「……えー、それでは自己紹介をどうぞ」

穂乃果母「はい! 穂乃果母、16歳です! 今日からμ'sの一員として頑張っていくのでよろしくお願いします!」

絵里「……はい、ありがとう。ちょっとツッコミどころが多すぎるわ。希、ちゃんと説明して」

希「カードの結果が変わってたんよ。穂乃果母ちゃんを入れないとμ'sやないって」

真姫「それで若返しちゃったわけ?」

希「そういうこと。あ、勝手なことしちゃってごめんね」

穂乃果母「いーのいーの、むしろ感謝してるわよ。もう一回高校生活が味わえるなんて夢みたいだわ」

真姫母「そうね、私も学校の真姫の様子が気になっていたし、いいんじゃないかしら」

真姫「良くないわよ! ていうか何でいるのよ!」

真姫母「うふふ、真姫のことを陰から見守ろうかと思って♪」

真姫「病院はどうするのよ!?」

真姫母「ちょっと長めの有給ってことで♪」

真姫「経営者でしょうが!」

凛「一気にμ'sのメンバーが増えたにゃ!」

花陽「よ、よろしくお願いします!」

にこ「……あんたら順応早すぎでしょ」

穂乃果「もうどうにでもなーれ」

海未「穂乃果、戻って来なさい」

ことり「うふふ、メンバーが増えるのはやっぱり嬉しいね」

絵里「はぁ、そうね。もう野暮なことは言わないわ。……穂乃果母、さん? 真姫母さん?」

穂乃果母「呼び捨てでいいわよ、今はピチピチの16才だし」

真姫母「私も同じく、遠慮なく呼んで」

絵里「分かりまし……分かったわ。それじゃあ役割を決めましょう。穂乃果母はメンバーとして>>32を。真姫母はマネージャーとして>>36を担当してもらうわ」

センター右隣で歌の指導

作曲

絵里「穂乃果母は歌の指導をお願い。それからポジションはセンターの右隣りね」

穂乃果母「お、いいわね。陰からμ'sを支えるいぶし銀な役割じゃない」

絵里「それから真姫母は真姫と協力して作曲をお願いできるかしら」

真姫「う"ぇええ!? エリー、それはちょっと……」

真姫母「真姫」

真姫「」ビクッ!

真姫母「頑張りましょうね」ニコッ

真姫「」ガクガク

絵里「さて、それじゃあさっそく練習始めましょうか……あ、でも真姫。新曲がそろそろ出来るんだったかしら?」

真姫「ええぇ!? いや、えっと……」

真姫母「あら、そうなの? それじゃあ私たちは先にそれを仕上げちゃいましょうか」ガシッ ズルズル

真姫「いやぁあぁああ……」ガチャ バタン!

花陽「真姫ちゃん、どうしたんだろう?」

凛「うーん、凛にはよく分からないにゃ!」

にこ(気のせいか、真姫母から黒いオーラが見えたような……」

希「それじゃあウチらは先に練習始めとく?」

海未「そうですね、ライブも近いですから」

穂乃果「楽しみだねー、ライブ!」

ことり「うん! 衣装ももうすぐ出来上がるよ!」

絵里「じゃあさっそく始めましょう、まずは>>40からね」

ダンス

絵里「まずはダンスからね。基礎からみっちりいくわよ!」

凛「うぇー、凛の苦手分野にゃ……」

花陽「凛ちゃん、がんばろ!」

にこ「ふふん、にこなら朝飯前ね」

穂乃果「よーし、やるぞー! ……あれ、そういえばお母さん大丈夫なの? 最近筋肉痛くるのが遅いって言」

穂乃果母「ふん!」ベチッ

穂乃果「いだい!」

穂乃果母「今は16才なんだから余裕よ余裕」

海未「ですがかなりキツイですよ?」

ことり「うんうん、私も最初は筋肉痛が酷くて……」

穂乃果母「平気平気。早く始めないと時間もったいないわよ?」

絵里「キツかったら言いなさいね? それじゃ始めましょ!」




ーー屋上

ガチャ

真姫母「お待たせー、ごめんね遅くなっちゃって」

真姫「」ズーン

真姫母「ちょっと白熱しすぎちゃって……あら?」

穂乃果母「よっ、ほっ」タンタンタン

穂乃果「ぜぇ……ぜぇ……」フラフラ

海未「はぁ……はぁ……」タン…タン…

ことり「うぅ……」ガクッ

絵里「くっ…」タンタン

にこ「」チーン

りんぱな「にこちゃーん!」




……

穂乃果母「いやー、若いって素晴らしいわね!」

穂乃果「お、お母さん……何でそんな余裕なの……」

海未「普段からやっている私たちでもついていけないレベルでしたね……」

ことり「ちょっと自信無くしちゃうね……」

にこ「」シューシュー

凛「かよちん、にこちゃんにもっと酸素を!」

花陽「うん!」

絵里「末恐ろしいわ、何でそんなにダンスが、得意なの?」

穂乃果母「そりゃあ学生時代は>>45してたもの」

放課後に毎日他の学校のスクールアイドルの踊りを見に行って真似してたから

穂乃果母「昔は放課後に他の学校に足を伸ばしてね。そこのスクールアイドルの踊りを真似してたのよ。生徒会長とお店の手伝いもあったし大変だったわ」

穂乃果「初耳だよ! ていうかスクールアイドルってそんなに前からあったの!?」

花陽「確か……今よりメジャーじゃないけど、存在はしたって聞いたことがあるよ」

凛「さすがかよちん! アイドルのことは詳しいにゃ!」

ことり「へぇー、すごいなぁ。ね、にこちゃんも知ってた?」

にこ「ごふっ……も、もちろんよ。にこはアイドルのことなら……がふっ」

ことり「ご、ごめん! 無理に喋らなくていいよ!」

絵里「どうりで、しかも生徒会長って……とんでもないわね。あれ? そういえば希は?」

>>55

ksk




ーー学校ん中

希「はぁ…はぁ…くぅ、足が……」

希(おかしいで……穂乃果母ちゃんの体力どれだけあるん? か、体が…)

希(でも、ちゃんと確かめないと……あまりにも現実味がなさ過ぎて忘れてたけど、あの二人の入学を許可するんは理事長のはず……。カードの力で都合の悪いことが書き換えられとるんやったら、理事長にも何か変化があるはずなんや……)



ーー理事長のお部屋

コンコン

「どうぞ」

ガチャ

希「失礼します」

「あら、東條さん。どうかしたの?」

希(こ、これは……!)

ことり母の状態>>60

幼女化

ことり母「ことり母は今お仕事中ですからいそがしいんですよ」ピヨ

希(な、何やこれ……まんまちっちゃいことりちゃんやん!)

ことり母「?」クビカシゲ

希(ま、まずい。連れて帰りたい……。いやいや! ダメや! 練習中のところ抜け出してきたんやし、早く戻らな! ……ああ、でも!)

ことり母「むーっ、ようじがないならお部屋から出て行ってください! ことり母はとってもいそがしいんですよ!」プンスカ

希(あぁあぁああ! どうすればいいんや! ウチはどうすればーー)

>>65

屋上に連れて行ってことりに見せる

希「!」

希(そうや! 練習に戻ってなおかつこのプチ天使を愛でることのできる最高の選択……それは!)ガシッ!

ことり母「きゃっ、なにするんですかー!」ピヨ

希「こうすることや!」ダッ!

ことり母「やーん!」

希は走った。

ダンスの練習で酷使された両足の筋肉に鞭を打って、無我夢中で走った。

肩に抱えた小さな宝石を決して傷つけぬよう気を使いながら。

体からあがる悲鳴をものともせずに駆け抜けた。

周囲の突き刺さるような視線を感じつつも、希の顔には満面の笑みが浮かんでいた。

勢いで書いてたらのんたんを素で忘れるという痛恨のミス。

そのフォローを安価に丸投げとかもうね……今日はここまでにします。

(多分)明日の同じくらいに再開します。





ーー屋上

絵里「……で、連れてきたと」

希「だって可愛すぎたんやもん! しょうがないやん!」

穂乃果「わぁー、ちっちゃい頃のことりちゃんそっくりだね!」ナデナデ

海未「ええ、何だか懐かしい気持ちになります」ナデナデ

ことり母「もう! 高坂さん、園田さん! 体は子どもでもちゃんとおとなの時のきおくは残っているんですよ!」

ことり「お母さんまで……今朝まではいつも通りだったのに……」

穂乃果母「あらあら…」

真姫母「うふふ…」

花陽「な、何であの二人は笑ってるんだろう?」ヒソヒソ

凛「仲間が増えて嬉しいんじゃないかにゃ?」ヒソヒソ

真姫「もうイミワカンナイ……」

にこ「仲間ね、真姫ちゃん」

ことり「さすがにこの年齢だとお母さんが近くにいないと不安だな……」

海未「そうですね、何だか攫われてしまいそうです。いや、既に攫われてきたわけですが」

希「うぅ、仕方なかったんや……可愛すぎたんや」

穂乃果「一緒に練習! とかは無理だけど近くにいてもらうことなら出来るよ!」

絵里「そうね、それじゃあことり母には>>78をやってもらいましょう」

絵里「撮影係をやってもらいましょうか」

ことり母「わーい! ことり母頑張っちゃいます!」

ことり「撮影係かぁ……うん、それならPV作る時とか助かっちゃうね」

穂乃果「いやー、昨日と今日でずいぶんパワーアップしたねμ'sは!」

海未「そうですね、しかし……こう人数が多いと練習の際に効率が悪くなりますね」

希「そうやねぇ……見る人数が多いと穂乃果母ちゃんも歌の指導大変かもしれんね」

穂乃果母「あはは、そんなの気にしなくてもいいわよー! 何人いようが楽勝で揉みまくってあげるわよ!」

絵里「……うん、何人かに分けましょうか。その方が練習の犠牲……ごほん! 効率がいいわね」

花陽「絵里ちゃん今犠牲って……」

凛「穂乃果母ちゃんとダンスレッスンはちょっと遠慮したいにゃ……」

真姫「私もお母さんと作曲は……」

真姫母「真姫」

真姫「」ビクーン!

にこ(作曲でなんであんなにビビってるのかしら、真姫ちゃん……)

絵里「じゃあユニットごとに別れましょう。Pritempsには>>84がBIBIには>>86がLily whiteには>>88がついて」

※ママンズから選択

穂乃果ママン

ことりまま

真姫ママ、

絵里「Pritempsには穂乃果母が、BIBIにはことり母がLily whiteには真姫母がついて」

穂乃果母「了解! しごきまくるわよー! 覚悟しときなさい!」

穂乃果「うぅ、貧乏くじ……」

穂乃果母「ん?」

穂乃果「ナンデモナイデス」

花陽「穂乃果ちゃん、頑張ろう! …… うん、頑張ろう私!」

凛「かよちん、南無……」

ことり「お母さんのことよろしくね、にこちゃん」

にこ「任せときなさい。……何でにこに頼んだのかは聞かないわ」

真姫「よかった、一安心だわ」

真姫母「真姫、ユニットは違っても曲作りの時は呼びなさいね」

真姫「……はい」

希「ことり母ちゃん、ことり母ちゃぁん……」

海未「希、諦めなさい。それではそれぞれに練習を始めましょう」




ーーPritemps

穂乃果母「さーて、何の練習しましょうか? ダンスでも歌でも何でもござれよ」

穂乃果「ダンスさっきやったじゃん! 私しばらく踊りたくないよ!」

ことり「うーん、かよちゃんは何が良いと思う?」

花陽「わ、私は歌がいいかなぁ……穂乃果母ちゃんの歌声聞いてみたいし」

穂乃果母「ふふ、嬉しいこと言ってくれるわね、花陽ちゃん。じゃあここは>>93でいきましょうか」

みんなでカラオケに

穂乃果母「みんなでカラオケに行きましょうか!」

穂乃果「えぇ!? 練習は?」

穂乃果母「カラオケですればいいじゃない、気兼ねなく大声出せるしいい練習ができるわよ。
それに、まずはメンバー同士の親睦を深めるのも大切でしょ?」

ことり「わぁ、いいと思うな!」

花陽「うん! 穂乃果母ちゃんの歌も聞けるし、歌の指導もそこでしてもらえるね!」

穂乃果母「じゃ、さっそく行きましょうか!」




ーーカラオケ

穂乃果母「では! 言い出しっぺから歌わせてもらおうかしらね!」

穂乃果「お母さんの歌……思い返してみれば聞いたことないかも……」

ことり「楽しみだねー♪

花陽「曲は>>96かぁ…」

らぶまし

穂乃果母「日本の未来は♪ (Wow Wow…) 世界が羨む♪ (Yeah Yeah…)」

穂乃果「おおー、世代を感じる選曲だね! ……がふっ!」

ことり「わぁ…歌もとっても上手だね!」

花陽「す、すごい! 音程もリズムも表現力も言うことなしです!」

穂乃果母「ーー♪ ……ふぅー、久しぶりに歌うと気持ちいいわね!」

穂乃果「うぅ、ぶたれたとこ痛い……」

ことり「これは高得点が期待できそう!」

花陽「あっ! 得点が出ました! >>100です!」

94点

『94点』バン!

ことり「おおー、94点!」

花陽「すごい! 一曲目からこの点数はなかなか出せません!」

穂乃果母「あらら、百点じゃなかったか……残念ねぇ」

穂乃果(歌ってる途中で私を叩いたのにこれ? お母さんってどれだけハイスペックな高校生だったの?)

穂乃果母「さてと、それじゃあ皆も歌ってみて。横から私が指導するわ」

穂乃果「……そんなカラオケ嫌だなぁ」

穂乃果母「一通り終わったら好きに歌いましょ、さぁ穂乃果からいくわよ!」

穂乃果「うえーん! 最初から自由に歌いたいよー!」

穂乃果「愛は太陽♪ 大きな太陽♪」

穂乃果母「穂乃果! そこ音程ズレてるわよ! それからもっと気持ちを込めて!」

穂乃果「は、はいぃ!」




花陽「止められない孤独なheaven♪ 気づいてと言えないよ♪」

穂乃果母「花陽ちゃん! もっと自信持って歌う! 声に大人っぽさが足りないわ!」

花陽「は、はい!」





ことり「やんやん遅れそうです♪ たいへん駅までダッシュ♪」

穂乃果母「ことりちゃん! もっと可愛く声を出して! 聞いてる人の脳を溶かすような感じで!」

ことり「は、はい! ……はい?」




穂乃果「つ、疲れた……」

穂乃果母「お疲れ様。それじゃ、残り時間はみんなで自由に歌いましょ♪」

花陽「すごいキャプテンシーでした……」

ことり「さすがは元生徒会長だね……」





ーーBIBI

絵里「さーて何の練習しましょうか?」

真姫「私はダンスやってないからとりあえず体を動かす練習がいいわ」

にこ「にこはぁ、みんなでにっこにっこにーを三十セットがいいかな♪」

絵里「私は歌の練習がいいかしら」

「「「……」」」

絵里「見事に割れたわね……」

真姫「じゃんけんでもする?」

にこ「よーし、それじゃいくわよ!」

サイショハラブ! ジャンケン ポイッ! アイコデ…

ことり母「……」テモチブサタ

ことり母(たいくつです……あ、そうだ! >>105しよう!)

エリーチカに肩車してもらう

ことり母(そうだ!)ピン!

ことり母「あやせさーん」ダキッ

絵里「きゃっ、どうしたのことり母ちゃん?」

ことり母「肩車してー♪」

絵里「え、えぇ……。ごめんね、今はちょっと練習中だから……」

ことり母「えっ…」

絵里「あっ…」

ことり母「……」ウルウル

絵里「わ、わー! 分かった分かったわ! ほーら肩にまたがって」

ことり母「わーい!」ヨイショ

絵里「それー!」

ことり母「きゃー! たかーい!」キャッキャッ

絵里(うふふ、そういえば昔はよく亜里沙とこんな風に遊んでたっけ……)





にこ「なんか微笑ましげに遊んでるけど……」

真姫「一応あれ、理事長なのよね…。生徒会長が理事長を肩車って……」

にこ「シュールな絵面ね…」

真姫「……ってこれじゃあ練習にならないわよ! エリー! 早くことり母を下ろして!」

絵里「えー? もうちょっと遊んであげてもいいじゃない。そんなに肩肘張って練習しても効果が薄いわよ?」

ことり母「あやせさん、ぐるぐる! ぐるぐる!」

絵里「そーれ! ぐるぐるー!」グルグル

ことり母「きゃー!」キャッキャッ

にこ「だ、ダメ。今の絵里は姉属性を発揮してしまっているわ。何を言ってもことり母を楽しませるためなら練習もサボる覚悟でいる!」

真姫「そ、そんな……ライブも近いっていうのに…私たちはどうすれば…」

どうする?>>110

↑+理事長からアドバイスをもらう

真姫「……小細工は無用ね! 私たちの本気をみせれば理事長だって魅了することができるわ!」

にこ「ほ、本気っていったい何よ?」

真姫「決まってるじゃない! 私たちはアイドルよ? 歌とダンス以外に選択肢はないわ!」

にこ「本気の歌とダンスで一人の観客を魅了する、か。何だか燃えてきたわ!」

真姫「いくわよ、にこちゃん!」

にこ「もちろん! にこの全力を見せてあげるわ!」



ーダイヤモンドモンドプリンセスの憂鬱(にこまきバージョン)ー




絵里「そーれ! うふふ! ……あら?」

ことり母「……」キラキラ

絵里(……にこと真姫のパフォーマンスに夢中、ね。ふふ、やるじゃない二人とも)



ジャーン!


真姫「はぁ…はぁ…どんなもんよ!」

にこ「うぐ……地獄のダンスレッスンの疲労が……」バタッ

真姫「ニコチャーン!」




ことり母「……」

絵里「どうだったかしら、あの二人のパフォーマンスは?」

ことり母「>>115

※アドバイス的なもの

ことり母「2人ともしっかり踊れてるけど、2人の息が合ってないところが少し見られたのが残念だった!」

絵里「そ、そう」

絵里(けっこう冷静に分析してたのね……)

ことり母「このままじゃあライブに来てくれるおきゃくさんにしつれいになります! 私がしっかりと指導してあげます!」ピョン!

絵里「あ、ちょっと…」

ことり母「あやせさん、ぼーっとしないで。まずはさっきのきょくのダンスをおさらいしましょう」

絵里「え、あ、はい」

ことり母「ほら、矢澤さんもはやくたって。いっぷんいちびょうを大切に練習しなさい」

真姫(遊び出したのはどこの誰だと……)

にこ「うぐ……やってやるわ。お客さんを満足させるためならこのくらい何ともないわ」

絵里「にこ……よし! それじゃあ練習始めましょう!」

ことり母「わたしがだんすを撮影してわるい部分をしてきするわ。さぁ、いつでもいいわよ」カメラセット

絵里(ことり母も一体何者なのかしら……)

今日はここまでで。

次はリリホワ組からスタートします。

おそらくまた同じ時間から再開。

うわぁ、ちょろっと見直してみたらユニットの名前間違えてますね…プラタンて何だよ…次は気をつけます。

今から投下していきます。






ーーlily white

希「はぁ、ことり母ちゃん……」

海未「まだ言っているのですか……ほら、希は最上級生なんですからしっかりして下さい」

凛「練習に集中すれば辛いことなんて吹き飛んでいっちゃうにゃ!」

希「うぅ、そうやね…。真面目に練習してればきっと報われるはずだよね…」

海未「どれだけショックだったんですか…。まぁその通りだと思います。さて、それでは練習メニューを決めましょうか」

凛「凛はラーメン食べたいにゃー」

希「ウチは焼肉かなぁ…」

海未「二人とも、私の言葉を聞いていましたか? 今日の晩ご飯ではなく練習メニューについて聞いたのですが」

凛「うーん、でもダンスレッスンがきつすぎてお腹すいたにゃ」

希「そうやねぇ、ダンスだけでもう三日分の練習こなした気がするね」

海未「はぁ……。確かにハードな練習でしたが…。あ、それなら真姫と真姫母が作ってくれた曲につける歌詞を三人で考えるというのはどうでしょう?」

凛「おおー! 賛成にゃ!」

希「うん、休憩と同時に時間も無駄にしない良い案やね」

ワイワイワイワイ



真姫母「……」ポツン…

真姫母(うーん、練習に参加できないで外野から見てるだけなのは退屈ねぇ。
真姫抜きで作曲するっていうのもちょっとなぁ…。
……あ、そうだ。>>124をすればみんなの助けになるかもしれないわね)

ごはんのようい

真姫母「みんな、私はちょっと家庭科室に行ってくるわね」

海未「…? 家庭科室ですか?」

真姫母「ええ、練習が終わった後のご褒美に私が手料理を振る舞うわ」

りんのぞ「!!」

真姫母「腕によりをかけて作るから楽しみにしててね、それじゃあ」ガラガラ

海未「真姫母の手料理、ですか。楽しみですね二人共」

凛「海未ちゃん! 早く練習するにゃ! 時間がもったいないにゃ!」

希「フッ……フッ……」ジュンビタイソウ

海未「現金ですねあなたたち……。しかしこの分なら何の練習でもこなせそうですね。
それではさっそく>>128しましょうか」

ミュージカル風に劇をしながら歌う練習

海未「たまには奇をてらってミュージカル風に劇をしながら歌う練習でもしてみましょうか」

希(練習に奇をてらう必要がはたしてあるんやろうか…)

凛「おおー、何だか面白そうにゃ! 凛はさんせーい!」

希「んー、まぁたまにはこういうのもいいかもね。ウチも賛成。
でも海未ちゃん、劇って一体何するん?」

海未「そうですね…。人数の関係上あまり凝ったものはできませんから……だいたいこんなシチュエーション、というものを決めて演じてみるのはどうでしょう?」

凛「凛は可愛い役がやりたいにゃー! 囚われのお姫様とか!」

希「それじゃあ諸々話し合おっか」

>>134

※劇のお話。役柄を明記しても可

真夏の夜の夢

海未「真夏の夜の夢、はどうでしょうか?」

凛「あ、何だか聞いたことあるにゃ!」

希「シェイクスピアの戯曲やっけ? いいやん。…でも誰か話知ってるん?」

「「「……」」」

凛「何で言い出した海未ちゃんが知らないの!?」

海未「す、すいません。頭に浮かんだものをそのまま口に出してしまいました…」

希「じゃ、あらすじだけでも調べてみようか」


……


希「なるほど…人間界で起こってる複雑な恋愛模様を妖精界の妖精が引っ掻き回して、最終的にはハッピーエンド。
今風に言うとドタバタ恋愛コメディって感じかな?」

凛「でもちょっと登場人物が多すぎるよ。三人じゃ再現しきれないにゃ」

海未「そうですね…他のメンバーを集めれば何とかなりそうではありますが…>>138

1.他のメンバーを招集

2.話し合う(再安価)

3.歌の練習がメインなのに何故劇を決めるのにこんなに時間を…普通に歌の練習しましょう…

3

海未「歌の練習がメインなのに何故劇を決めるのにこんなに時間を…普通に歌の練習しましょう…」

希(え、えぇ~…)

凛「海未ちゃんが言い出したことじゃん! 今更になってそんなこと言うの!?」

海未「すいません…私が間違っていたようです…。やっぱり普通が一番ですよ、堅実に鍛錬を積むことが何事においても大切なことです」ドヤッ

希(海未ちゃん……疲れとるんかなぁ。なんか情緒不安定な気が…。もっとウチがしっかりして支えてあげないといかんね)



ーー普通に歌の練習をしました。




……

海未「……ふぅ。今日はこの辺にしておきましょうか」

凛「疲れたにゃー…もうお腹が減りすぎて逆に減らなくなってきたよ…」

希「いやぁ…今日はホントに密度の濃い練習したね…」

海未「それだけ充実した時間が過ごせたってことじゃないですか。今日一日の経験は大きな糧になると思いますよ」

凛「ていうか何で海未ちゃんはそんなに平気そうなの…?」

海未「私は弓道部で鍛えていますから」

希「さすがやね…。μ'sの裏番長…」

海未「何言ってるんですか希…。それより練習後は真姫母が料理をふるまってくれると言っていたじゃないですか、二人とももっと元気をだして下さい」

のぞりん「!!」

凛「わ、忘れてたにゃ!」ダッ

希「もうできてるかもしれんね!」ダッ

海未「ちょ、急に走り出すと危ないですよ! 二人とも!」



ーー家庭科室

真姫母「あら、練習終わったの? みんなお疲れ様」ニコッ

凛「うぅ…真姫母ちゃんの笑顔が身に染みるにゃ…」

希「今のウチには観音様に見えるわ…」

海未「すいません、真姫母。こんなに沢山の料理を用意してもらって」

真姫母「いいのよ、こんなことでもみんなの力になれるなら嬉しい限りだわ」ニコッ

海未「でも……凄いですね。>>141-145なんて……」

ボルシチ

海未「ボルシチにピロシキにおにぎり、デザートにお団子とフルーツポンチまで…」

真姫母「ふふっ、頑張っちゃったわ♪」

凛「とっても美味しそうにゃ…」トローン

希「栄養のバランスもしっかり考えられとる…。本当にありがとう真姫母ちゃん」ジーン

海未(美味しそうですが……正直ロシアに寄せるか日本に寄せるかはっきりしてほしかったですね…)

凛「もう待ち切れないにゃ! みんな早く食べよう!」

希「そうやね、それでは…」

「「「いただきまーす」」」

海未「うっ…!」

凛「こ…」

希「これは…!」

>>148

※感想

泣くほどものすごく美味しい

海未「……うぅ」ウルウル

凛「お、美味しい。本当に……美味しいにゃ…」ポロポロ

希「グスッ……良かった、練習頑張って、本当に良かった!!」

真姫母「あ、あらあら。美味しく食べてもらえるのは嬉しいけど、みんな泣きすぎよ? 美味しいものは笑顔で食べなきゃ」

海未「そ、そうしようとしても……」グスッ

凛「食べれば食べるほど……」ポロッ

希「涙が溢れ出て……」ポロポロ

「「「……真姫母(ちゃん)!」」」ダキッ

真姫母「…ふふっ、何だか娘が増えたみたいね」ナデナデ

きりがいいので今日はここまでで。

あわよくば明日の同じ頃に再開。





ーーその日の夜、東條家

希「美味しかったなぁ…真姫母ちゃんの料理…うぅ、思い出すとまた涙が」グスッ

希「…それにしても昨日の占いの時点だとμ'sは10人って結果が出たのに、今日になって協力者が二人も表れるなんて…」

希「何だかμ'sのこれから先が気になってきたなぁ…」

希「……」

希「よし! >>155しよう!」

1.μ'sの未来を占う

2.寝る

3.その他

真姫母と仲良くすることを誓って寝る

希「もう遅いし、今日は寝ようかな」ポフッ

希(……もうあの二人はμ'sの一員といっても過言やないね)

希(いつか……いつか元の姿に戻ってしまうんやろうけど、それまではずっと仲良くしていきたいなぁ)

希(おいしいごはん作ってくれた真姫母ちゃんとは特にね)ウフフ

希(あー……明日はどんなことが…あるんやろう…なぁ)ウトウト

希「zzz」スースー

カード(……無事に目的は果たせたようだな、希、御苦労であった。明日に備えてゆっくり休むがいい)



ーー新生μ's、活動一週目終了






ーー週明け、高坂家

穂乃果母「穂乃果ー、早く起きなさい。遅刻するわよー」

穂乃果「う、うーん。あと5分…」ムニャムニャ

穂乃果母「起きないと今日の練習量あんただけ3倍にするわよ」

ガバッ
穂乃果「おはよう!! いやー、今日も綺麗だねお母さん!!」

穂乃果母「まったく……」

雪穂「おーい、ごはん冷めちゃうよ。早く食べようよ」

穂乃果母「ちょっと待ってて、今穂乃果連れてくから」ズルズル

穂乃果「痛い痛い! 自分で歩けるよー!」




穂乃果母「……さて、それじゃあご飯も済ませたことだし」

穂乃果母・穂乃果「行ってきまーす」

雪穂(お母さんとお姉ちゃんが揃って登校…。だんだん慣れてきたなぁ…)




ーー学校

穂乃果「はぁ…。もう一週間経ったんだねぇ…」

ことり「早いよねぇ…。でもまだお母さんと一緒に登校するのは慣れないなぁ…」

海未「妹連れてるみたいですもんね、ことり…」

ことり「うぅ…周囲の暖かい視線が胸に刺さるんだよ…」

穂乃果母「私はたいして気にならないけどねぇ」

穂乃果「そりゃお母さんはそうでしょ…」

ガラッ

先生「みんなおはよう。さっそくだけど今日は抜き打ちで数学のテストするよー」

エェー ブーブー ダンコキョヒ!

穂乃果「て、テスト!? しかも数学! ど、どうしよう海未ちゃん、ことりちゃん!」

海未「日頃からちゃんと勉強しないから…」ハァ

ことり「穂乃果ちゃん、頑張ろ!」

穂乃果母「穂乃果、0点なんて取ったら承知しないわよ?」

穂乃果「期待されてるハードルが低い!」



……

穂乃果「うぅ…やっぱダメだった…。でも0点じゃないからいいや!」35点

海未「穂乃果…。それはダメなプラス思考です」90点

ことり「あ、あはは…」86点

穂乃果母「まったく…。我が娘ながら恥ずかしいわ」>>162

※テストの点数

79

穂乃果「お母さん…高校卒業したのいったい何年前だと……」

穂乃果母「いやー、うろ覚えで適当に答え埋めてみたんだけど、けっこう出来るもんねえ」

海未「それで79点…。記憶力凄すぎでしょう…」

ことり「穂乃果ちゃんのお母さんがこんなにすごい人だったなんて…」

穂乃果(もう何が出来ても驚かないよ私…)




ーー放課後

穂乃果母「さて、今日も張り切っていきましょうか!」

穂乃果「いつの間にか仕切ってるし…」

絵里「以前は私の役目だったけど、最近は楽になったわ」

希「統率力高いもんねえ…」

真姫「ますます立場ないわね、にこちゃん」

にこ「どういう意味よ!?」

花陽「に、にこちゃん。私は部長はにこちゃんしかいないって思ってるよ!」

凛「でも実質…モガッ」

海未「凛。空気を読むということを覚えなさい」

真姫母「うふふ、みんな仲良しねえ」

ことり母「ことり母もうれしい限りです!」チュチュン

ことり(お母さん…早く元に戻ってくれないかなぁ…)

穂乃果母「そういえばライブが近いって言ってなかった? あとどれくらいなの?」

絵里「ああ、ごめんなさい。もうあと>>165よ」

三週間後

絵里「もうあと三週間後まで迫っているわ」

穂乃果母「おおぅ…。もうちょっと早く教えて欲しかったわね…」

希「絵里ちはけっこううっかり屋さんやからね」

絵里「も、申し訳ない…」

真姫母「三週間後ねぇ…。曲はもう完成しているけど…歌詞はまだなのよね?」

海未「はい…なかなか思い浮かばなくて…」

花陽「だ、大丈夫! まだ三週間もあるもん! 何とかなるよ!」

真姫「そうね。どうしてもダメそうならみんなで考えればいいわ」

にこ「にこが素晴らしい歌詞をつけてあげるわよ!」

凛「凛も力になるにゃ!」

穂乃果「私は…あんまり力になれないかもだけど、精一杯応援するよ!」

ことり「私も手伝うよ! 海未ちゃん!」

海未「みんな……ありがとうございます」ペコッ

ことり母「…ふふっ、歌詞はだいじょうぶそうね。それから衣装は…ことり、みんなに見せてあげなさい」

ことり「あ、うん!」

穂乃果「おお! 衣装完成したんだ!」

ことり「うん! 曲のイメージを先に聞いてたからそれに合わせて作ってみたの!
見て!」バッ

穂乃果「こ…これは…>>168

すごいセクシーね、おへそ見せちゃうなんて…///

穂乃果「すごいセクシーだね、おへそ見せちゃうなんて…///」

海未「ちょ、ちょっとこれは…恥ずかしいです///」

にこ「アイドルなんだからこれくらい普通じゃない」

凛「可愛いにゃ! 早く着てみたいにゃ!」

花陽「わ、私もちょっと恥ずかしいけど、頑張ってみようかな…」

真姫「いい衣装ね。私がセンターならきっと映えると思うわ」

絵里「急にどうしたの真姫…。私も賛成ね、すごくハラショーな衣装だわ」

ことり母「ことり母も着てみたいです!」ピヨォー!

真姫母「うふふ、ちょっとサイズが合わないんじゃないかしら?」

穂乃果母「いいわねぇ。……こんな衣装が着れるなんて…」

希「?」

絵里「さて、じゃあ衣装もできたことだし練習始めましょうか?」

真姫「先週はユニット別練習だったわね」

にこ「ことり母のお陰でダンスレッスンが捗ったわね」

ことり母「えっへん!」チュン!

穂乃果「私たちは……ああ、あんまり思い出したくないなぁ…」

ことり「う、うん。あれは……」

花陽「うぅ、思い出すだけで……ダレカタスケテー」

穂乃果母(…ちょっと厳しくし過ぎたかしら)

凛「凛たちはとっても楽しく練習できにゃ!」

希「そうやね。練習後の真姫母ちゃんの料理が楽しみで楽しみで……」

海未(……各国の料理がごちゃ混ぜで出てきましたね。いや、美味しかったですが)

真姫「料理って、お母さんの? 私全然食べた記憶ない……」

真姫母「ごめんね。病院が忙しい時は料理人に任せちゃってて。…食べたいならいくらでも作るわよ、真姫」

真姫「……うん///」

絵里「みんな充実した練習ができたみたいね。じゃあ今週は>>174しましょうか」

1.全体練習

2.ユニット別練習

3.その他

1

絵里「ライブまで日も浅いし、全体練習にしましょうか」

穂乃果「やった! これで私たちだけ地獄行きは免れた!」

穂乃果母「穂乃果? 3倍にするわよ?」

穂乃果「すいませんでした!!」

ことぱな(ちょっと安心した……)

凛「真姫母ちゃんの料理のためなら、どんな練習にも耐えられるにゃ!」

希「うんうん、どんと来い! って感じやね!」

海未「あなたたちはまったく…。ですが何かご褒美があればモチベーションも上がりますね」

真姫「わ、私も楽しみにしてるから……お母さん///」

真姫「…うふふ、了解。今日も気合入れて作っちゃうわ」

にこ「ことり母は撮影よろしくね」

ことり母「任せてください! ことり母のかめらわーくはどんな粗でもみのがしませんよ!」

絵里「それじゃ>>180でいきましょうか」

1.ダンス

2.歌

3.その他

2

絵里「歌からいきましょうか」

穂乃果母「ビシバシ指導していくからそのつもりでね!」

希「ウチらはまだ聞いてないね、穂乃果母ちゃんの歌声」

凛「ダンスが凄かったからきっと歌もすごいにゃ!」

海未「教え方が上手そうですし、いい練習ができそうですね」

穂乃果「歌はそうだけど……ダンスの教え方下手だったよね…」ヒソヒソ

ことり「うん…何だか歌に比べて具体性がないというか…」ヒソヒソ

花陽「気合だー! って感じの教え方だったね……」ヒソヒソ

穂乃果母「いやー、ダンスは感覚で踊っちゃうから教えるの苦手なのよねー」

ほのことぱな(き、聞かれてた!!)

穂乃果母「三人は特に厳しくいくわよ?」ニコッ

ほのことぱな ズーン…

真姫「歌ね。先週はダンス中心だったから新鮮だわ」

にこ「まだちょっと残ってるわ…筋肉痛…」

真姫母「それじゃあ私はお料理して待ってるわ。みんな頑張ってね」ニコッ

穂乃果母「じゃ、さっそくやるわよ!」


コタエナクテイインダ ワカルカラー♪ チガーウ! モットキモチコメテ!


ことり母「…」ポツン

ことり母(たいへんです! 歌のれんしゅうだと私だけやることがありません! どうしましょう! ……そうだ! >>183します!)

真姫母の手伝い

ことり母(真姫母のおてつだいをします!)トテトテ

ことり「あーあーあーあーあー♪……あれ?お母さんどこ行くの?」

ことり母「真姫母のおてつだいをしてきます! きっとさらに料理がおいしくなりますからたのしみにしてなさい」カチャ パタン

ことり(料理の手伝い……何だか今のお母さんだとちょっぴり不安…)

穂乃果母「ことりちゃん! ぼーっとしない!」

ことり「は、はい!」





ーー家庭科室

真姫母「ふんふ~ん♪」サクサク

カラッ
ことり母「おてつだいにきたよ!」

真姫母「あら、ことり母じゃない。そっか、助かっちゃうわ」

ことり母「きょうのめにゅーはなんなの?」

真姫母「今日は>>185-190よ」

ビーフシチュー

安価読んでたら腹減っちまったよ…

なんか食ってから再開するので少しだけ遅くなります。

真姫母「ビーフシチューにクロワッサンにハンバーグ、フレンチサラダに蒸しパンと果物の盛り合わせね」

ことり母「お料理いっぱいです!」

真姫母「今日は10人分だからね。でもことり母が手伝ってくれるからきっと早くに用意できるわ」

ことり母「ことり母におまかせです!」

真姫母「じゃ、さっそく作り始めましょうか」

シャー トントントン サクサク コトコト チュンチュン


ことり母「ちゅんちゅ~ん♪」トントントン

真姫母「……ねぇことり母」

ことり母「はい? なんですかー?」トントントン

真姫母「あなたその話し方、やってて疲れない?」

ことり母「…」ピタッ

真姫母「最初から分かってたわよ、何で普通に話さないのかずっと疑問だったわ」

ことり母「……ふふふ、いいじゃない。こんな機会間違いなく人生で一度きりしかないわ。
どうせなら思いっきり楽しまなくちゃ、真姫母だってそうでしょ?」

真姫母「まぁ、そうだけどね。高校の時にしたくても出来なかったことが今叶っているんだもの。楽しくて仕方ないわ」

ことり母「そうね、そして一番楽しんでいるのは多分……」





穂乃果母「……はい、歌の練習はこの辺にしときましょうか、皆お疲れ様!」

凛「穂乃果母ちゃんの教え方とっても分かりやすかったにゃ!」

希「そうやね、一気に歌が上手くなった気がするわ」

海未「ええ、すごくためになりました」

真姫「やっぱり思いっきり声出すと気持ちいいわね」

にこ「そうね、にこも久しぶりにスッキリしたわ」

絵里「うん、まあ限度ってものはあるけどね……」

ほのことぱな「しばらく歌いたくない…」ズーン

穂乃果母「それじゃ次は>>195でもしましょうか」

1.ダンス

2.引き続き歌

3.その他

気分転換に鬼ごっこ

穂乃果母「気分転換に鬼ごっこでもしましょうか!」

海未「お、鬼ごっこですか?」

絵里「いきなりね…小学校以来やったことないわ…」

真姫(やったことない……)

穂乃果「さんせいさんせい! いっつもガチガチに練習してちゃパンクしちゃうよ!」

ことり「楽しそう♪ 私もいいと思うな」

花陽「私もありだと思うな。メンバーの絆を深めるのは大切だから、一緒に遊ぶのも大事だよね」

希「ええね。にこっちはどう?」

にこ「そんなこと子供っぽいことするより、普通に練習すべきじゃない?」

凛「あれ~、にこちゃん負けるのが恐いんじゃないかにゃ?」

ムカッ
にこ「やってやろうじゃない!」

穂乃果母「それじゃ緊張感持たせるために最後に鬼だった人は罰ゲームね♪」

「「「ええー!」」」

穂乃果母「ふふ、罰ゲームは>>198よ!」

私と一緒にお風呂に入る

穂乃果母「私と一緒にお風呂に入ってもらうわ!」

「「「ええー!?」」」

穂乃果「何その罰ゲーム!?」

穂乃果母「いやぁ、なんか青春っぽくない?」

穂乃果「意味わかんないよ!」

ことり「ほ、穂乃果母ちゃんとお風呂って///」

花陽「は、恥ずかしいです///」

にこ「ふん、負けなきゃいいのよまけなきゃ」

真姫「自信満々ね」チョットタノシミ

海未「もう完全にやる流れなんですね…」

絵里「まあまあ、本気でやればけっこう足腰のトレーニングになるんじゃない?」

希「でも罰ゲームがあるゆうことは勝者にも何かあった方がええんやない?」

凛「そうにゃ! そうじゃなきゃやる気出ないにゃ!」

穂乃果母「しょうがないわねぇ…。それじゃあ一回も鬼にならなかったら>>204ね」

私の家の和菓子を一ヶ月間で無料で食べてもいい

穂乃果母「私の店の和菓子、一ヶ月間無料で食べていいわよ」

海未「ほ、本当ですか!?」

ことり「わーい!」

凛「太っ腹にゃ!」

希「これは負けられなくなったわ…」

穂乃果「私あんまり恩恵ない!」

絵里「まぁ毎日食べ放題みたいなものだしね」

にこ「ふーん、面白くなってきたじゃない」

真姫「…」ワクワク

花陽「真姫ちゃん?」

穂乃果母「それじゃまず鬼から決めましょうか、じゃーんけーん…」

>>208

※最初の鬼

「「「ポイ!」」」

凛「うわっ! 凛の一人負けにゃ!」

希「スピリチュアルな確率やね」

絵里「10人でじゃんけんして一発で決まるってある意味すごい運ね…」

穂乃果母「それじゃ三分くらい経ったらスタートね。ズルしちゃダメよ」

凛「もちろん! それじゃカウント始めるにゃ! いーち、にーぃ…」

「「「逃げろー!」」」



凛「……ひゃくはちじゅう! よーし、みんなどこにいるかな? まずは>>212に行ってみるにゃ!」

女子トイレ

凛「女子トイレにいってみるにゃ! きっと個室の中で鬼をやり過ごそうとする不届き者がいるに違いないにゃ!」



ーー女子トイレ

凛「むむ、やっぱり誰かの気配がするにゃ、扉を一つ一つ開けていってやるにゃー!」

バァーン!

>>215「なっ……!」

花陽

げ、限界だ…寝よう…。

願わくば今日の15時頃に再開したい。

凛「かよちん、みーっけ!」

花陽「り、凛ちゃん!? そんなぁ、何でここに私がいるってわかったの?」

凛「凛はかよちんのことなら何でもお見通しにゃ!」タッチ

花陽「うぅ…凛ちゃんには敵わないよ…」

凛「えへへ、それじゃあ凛は逃げるにゃー!」タタタ

花陽「ど、どうしよう…。私足遅いから普通に追いかけてもきっと誰も捕まえられないよぉ……! そうだ! >>220すればいいかも!」

アルパカに乗る

花陽「アルパカに乗ればみんなを捕らえられるかも!」

花陽「アルパカの走力は時速40キロ…。うん! 誰が相手でも追いつける!」

花陽「そうと決まれば!」ダッ




ーーアルパカ小屋

アルパカ「フェェェ」

花陽「アルパカ! お願い、私に力を貸して!」

アルパカ「当然だろ」

花陽「うぅ…ありがとう、アルパカ!」

アルパカ「さぁ、背中に乗りな花陽。ぶっちぎるぜ」

花陽「うん!」



女子生徒A「あの子一人で何を言ってるのかしら…」

女子生徒B「アルパカとお話してるんじゃない?」

女子生徒A「あはは、冗談やめてよもー」



花陽「よし! それじゃあ>>224に行ってみよう!」

理科室

花陽「理科室に行こう!」

アルパカ「任せときな!」

ドドドドドド


女子生徒A「あ、あの子アルパカに乗って走り出したわ! どうしましょうB!」

女子生徒B「う~ん、何もできそうにないし、諦めましょう」

女子生徒A「何であなたはそんなに冷静なの!?」




ーー理科室

花陽「アルパカ、ストップ!」

アルパカ「了解」キキッ

花陽「きっと誰かいるはず…人体模型の後ろとかに隠れてるに違いないよ!」

ガラッ
>>228「み、見つかった!?」

>>230「そんな馬鹿な!」

どういう状況か>>232

海未

ことり

69

花陽「な、何やってるの二人とも!?」

海未「見れば分かるでしょう花陽、69ですよ」ペロペロ

ことり「ひゃあん/// う、海未ちゃん激しすぎるよぉ///」

海未「ことりが可愛い声をあげるのがいけないんです」ペロペロ

ことり「うぅ…/// 私だって!」ズチュズチュ

海未「!? ああダメですことり!/// そ、それ以上は……///」

ことり「prprprprprpr」

海未「あ……///」プシャアアアァ

ことり「ふふ、海未ちゃんったらお漏らししちゃうなんて。すっごくえっちな子だったんだね♪」

海未「……こ、ことりはズルいです///」


アルパカ(何やこれ……)

花陽「」ホウシンジョウタイ

花陽「……はっ。 そうだ、おにごっこしてるんだからどっちかにたっちしなきゃ」

>>235

ことりー

花陽「ことりちゃんにタッチ!」ベチャ

花陽「もうこんなところにいたくない! 行こうアルパカ!」

アルパカ「おう」

ドドドドドドド

アルパカガロウカハシッテルゾー ダレカトメロー!

ことり「うぅ…。鬼になっちゃった…」

海未「ことり…申し訳ありません。私が鬼が来なくて暇だったからといってこんなことをしたばっかりに……私が代わります、さぁタッチして下さい」

ことり「……ありがと、海未ちゃん。でも駄目だよ。海未ちゃんは穂乃果ちゃんの家のお饅頭大好きなんだから、勝たなくちゃ。
さぁ、ことりに構わず逃げて」

海未「ことり……ありがとう、ございます」ダッ

ことり「海未ちゃん! 服! 服着なきゃ!」

海未「はっ! 危ないところでした。……よし、それでは」ダッ

ことり「海未ちゃん…逃げ切るんだよ…。よし、ことりは>>238に行ってみよう!」

音楽室

ことり「音楽室に行ってみよう!」


ーー音楽室

ガラッ

ことり「鬼のお出ましだー!」

>>240「お?」

>>241「あ…」

>>242「げ…」

穂乃果

縺九h

真姫

穂乃果「こ、ことりちゃんだー!」

希「くっ! さすがにこんなところまでは探しに来ないと思っとったのに……!」

真姫(こ、この緊張感……! これが鬼ごっこなのね!)

ことり「ふふふ、三人とも逃げ場はないよ! 大人しくことりのおやつになるがいいよ!」

穂乃果「……今!」

バッ!

ことり「なっ…! 三人が別々の方向に別れて…!?」

穂乃果(三人が全く別の方向に動けば鬼は誰を追うか迷う!)

希(しかし! 動くのはほんの一瞬! 鬼に対してわずかな動揺を植えつけることが出来れば…)

真姫(後は…隣の音楽準備室へ逃げ込むのみ!)

ダッ!

ことり(しまった……! ことりが立っているのは音楽室の入口…! しかし、隣の音楽準備室にも廊下へ通じる扉がある!)

穂乃果(逃げ場なんて最初から一つしかなかったんだよ、ことりちゃん!)

希(僅かな揺らぎを見せた時点でことりちゃんの負け…そして…)

真姫(私たちの勝ちよ!)

ことり(……)

ことり「」ニヤァ…

三人「!!!」

ことりの行動>>246

空にUFOが飛んでると指をさして3人が気を引かれてるうちに逃走

ことり「あっ、UFOだ!」ビシッ

穂乃果「え、うそ!?」バッ

希「スピリチュアルやね!」バッ

真姫「そ、そんな非科学的な物あるわけないわ」チラッ

ことり(今だ!)ダッ

ガラッ ピシャン

穂乃果「え~、そんなのないよことりちゃーん」キョロキョロ

希「うーん、ウチのスピリチュアルパワーなら見つけられると思うんやけどなー」キョロキョロ

真姫「はぁ……ちょっと期待したのに」ボソッ



ーー廊下

ことり(ふふふ、三人とも単純だなぁ、あんな手に引っかかるなんて。
これで……あれ? そういえばことり誰かにタッチしたっけ?)

ことり「……」

ことり「き、気を取り直して>>250に行こう!」

屋上

ことり(鬼ごっこの終了時間までもうあんまり時間がない……きっとみんな逃げやすい場所に集まるはず!)ダッ



ーー屋上

ガチャ

ことり「はぁ……はぁ……」

屋上にいた人>>254

※何人でも可

絵里母、穂乃果母、絵里、穂乃果、にこ

絵里母「ハルァショー、いつも娘がお世話になってます。とても若々しいですね」

穂乃果母「いえいえ、こちらこそうちのじゃじゃ馬娘がお世話になって」

絵里「ちょ、ちょっとお母さん! 本人がいる時に言わなくてもいいじゃない!///」

穂乃果「そうだよ! 大体じゃじゃ馬娘ってひどいよ!」

ことり「え? 何この状況…」

にこ「あ、ことり。もしかしてあんた鬼?」

ことり「あ、うん」

にこ「にこも屋上に来たらこんなことになっててびっくりよ、何故か絵里の母親はいるし」

ことり「ええー……い、いやここは空気を読まずに行くよ!
私たちの鬼ごっこはまだ始まったばかりなんだから!」

ドドドドドド……

>>258勝者

>>260敗者

※勝者は鬼になっていないキャラから選択

にこ

海未





穂乃果母「みんなお疲れ様。いやー、久しぶりに燃えたわ!」

穂乃果「うん、けっこう楽しかったかも!」

ことり「またやりたいね!」

花陽「うぅ…。先生にお説教されました…」

海未「お説教で済んだなら御の字だと思いますが…」

希「学校の廊下をアルパカに乗って爆走って、なかなかいないんやない?」

凛「かよちんすごいにゃ!」

真姫(ツッコミ待ちなのかしらこれ……)

にこ「ふふん、やっぱりにこはどんなことでもナンバーワンね!」

穂乃果母「罰ゲームの海未ちゃんは今日はうちに泊まりに来なさいね♪」

海未「うぅ…。分かりました///」

穂乃果母「じゃあ真姫母とことり母が待ってる家庭科室に行きましょ、きっと美味しい料理でいっぱいよ!」

絵里母「とっても楽しみです」

絵里「ちょ、お母さんも食べてくの!? そもそも何しに学校来たのよ!!」

中途半端なところだけど眠いので終了。

明日も同じ頃に再開予定。




ーー家庭科室

真姫母「みんな今日もお疲れ様……あら? そちらの方は?」

絵里母「はじめまして、絵里の母親の絵里母といいます。いつも娘がお世話になっております」ペコッ

真姫母「あら、これはどうもご丁寧に。私は真姫の母の真姫母です。こちらこそ娘がお世話になってます」ペコッ

絵里母(皆さんとても若々しい……羨ましいわ)

ことり母「ことり母です! 娘がお世話になってます!」

絵里母「えっ……あら、そうなの…娘がお世話になってるわね、ありがとう」ナデナデ

ことり母「むーっ、本当ですよ! ほんもののははおやですよ!」

ことり「うぅ…顔から火が出そう…」

海未「いつ戻るんでしょうかね、穂乃果母達は…」

穂乃果「う~ん、さっぱりだよね…」

花陽「ずっとこのままって訳にもいかないもんね…」

真姫「希のカードがやったことでしょ? 何か分からないの?」

希「……あはは、大丈夫やって。みんな楽しんでるみたいやし、今はこのままでもええんやない?」

にこ「何なのよその不安になる間は…」

凛「凛は難しいこと分かんないけど、今は真姫母ちゃん達の料理が食べたいにゃー!」

絵里「そうね、とりあえず今は料理をいただきましょうか」

穂乃果母「それでは…」

「「「いただきまーす」」」

>>268

体の疲れがものすごく取れるくらい最高に美味しい

穂乃果「お、おぉ!?」

海未「これは…」

ことり「味もさることながら…」

花陽「体の疲れがとれていきます!」

凛「凄いにゃ! まるでゲームの回復魔法みたいにゃ!」

絵里母「ハルァショオ…」

希「…絵里ちがことあるごとにハラショーハラショー言うのはお母さん譲りなんやね」

絵里「え?」

にこ「自覚なかったのね…」

ことり母「ことり母のきょうりょくあってこそです!」

穂乃果母「はいはい」ナデナデ

ことり母「ピーッ! こども扱いしないでください!」


真姫「……」モグモグ

真姫母「…どうかしら? 真姫」

真姫「……すっごく美味しいわ」

真姫母「そう…うふふ、ありがとう」

真姫(…お母さんの料理食べられたことについては、希のカードに感謝しなくちゃね)ニコッ

穂乃果「あっ、真姫ちゃんが笑った!」

真姫「!? べ、別に笑ってなんかいないわよ!///」




ーーその日の夜、高坂家

穂乃果・穂乃果母「ただいまー!」

海未「お、お邪魔します…」

雪穂「おかえりー……あれ? 海未さん。今日泊まっていくんですか?」

海未「は、はい。鬼ごっこの罰ゲームをこなさなくてはいけないので…」

雪穂「?」

穂乃果母「さーて、それじゃあさっそく練習の汗を流しに行きましょうか!」ガシッ

海未「い、いきなりですか!? まだ心の準備が…」

穂乃果母「お風呂入るのに心の準備なんていらないわよ」ズルズル

海未「いやー!」

雪穂「…お姉ちゃん、どうしたのアレ?」

穂乃果「敗戦の代償だよ!」




ーーお風呂場

海未「……///」モジモジ

穂乃果母「海未ちゃんも往生際が悪いわねぇ……そーれ!」ババババババ!

海未「!?」スッポンポン

穂乃果母「これでよし、と」

海未「い、今どうやって脱がせたんですか!?」

穂乃果母「それはいいじゃない、さぁ入るわよー」ガラガラ

海未(本当に何者なんでしょうか……)



カポーン

穂乃果母「ふぅー、やっぱりお風呂は最高ねぇ」ノビノビ

海未(うぅ…/// いくら若返っているとはいえ、親友の母親と一緒にお風呂って…/// 何でしょうかこの背徳感は……///)

穂乃果母「海未ちゃん相変わらずきれいな髪してるわねぇ…」

海未「そ、そうでしょうか。ありがとうございます…。あ、相変わらずとは…?」

穂乃果母「昔は遊びに来てくれた時よく一緒に入ったのよ? 海未ちゃんシャンプーが目に入るのが恐いから一緒に入って下さい!って、よく私のところにとんできたわ」

海未「は、恥ずかしいからやめてください!///」

穂乃果母「いいじゃなーい、裸の付き合いなんだから色々語り合おうじゃない!」

海未(ま、まずいです…。このままだとペースを握られたまま恥ずかしい昔話に花が咲いてしまいます…。
ここは>>273について話して話題をそらしましょう…)

↑+お母さんから見て穂乃果はスクールアイドルとしてどうか

海未「あ、あの…」

穂乃果母「ん?」

海未「穂乃果母が高校生だった頃、というか今もそうかもしれませんが……スクールアイドルとはどのようなものだったのですか?」

穂乃果母「あら、興味あるの?」

海未「はい…それからその頃を知っていた穂乃果母の目から見て、私たちは…いえ、穂乃果はどんな風に見えているのかな、と…」

穂乃果母「……そうねぇ、あの頃はスクールアイドルなんて知ってる人はほとんどいなかったわ。
ましてや他校のスクールアイドルを見て、私達もやってみよう!…なんて考える子はほとんどいなかった…。
ただ、テレビに映っているアイドルに憧れて、なれもしないのにそれを真似てみて……」

海未「……」

穂乃果母「自分の娘に対してこう言うのは変かもしれないけど……私は穂乃果が、あなたたちが羨ましいわ」

海未「羨ましい、ですか?」

穂乃果母「ええ。同じ志を持って一緒に頑張って……衝突もするけど、最後には笑いあえる……本当に、羨ましいわ」

海未「……」

穂乃果母「……何か辛気臭い話しちゃったわね。さーてそろそろあがりましょ、これ以上入ってたらのぼせちゃうわ」

海未(穂乃果母……あなたは…)




ーー東條家

希「ふぅ、今週も色々あったなぁ…」

希「鬼ごっこでみんなの仲もずいぶん深まったみたいやし、この調子ならライブも大成功間違いなしやね!」

希「……それにしてもほんまに何でカードは穂乃果母ちゃん達を若返らせてまでμ'sに入れたんやろうか…」

希「……」

>>278

1.聞いてみる

2.寝る

3.その他

2

希「……ま、聞いてみてもしょうがないかな、今ウチらはあの子らが入ってくれて本当に嬉しいし、理由を知る必要までらないか」

希「さて! 来週に備えて希パワーたっぷり蓄えとかないかんね!」ポフッ

希(……そういえば海未ちゃんと穂乃果母ちゃん、お風呂でどんな感じやったんやろ…)

希(きっと海未ちゃんが恥ずかしい所を色々触られて、『もう! いい加減にしないと怒りますよ!』って感じになったんやろうなぁ……)

希(ふふふ、想像するだけでお腹がいっぱい…に……)

希「zzz」

カード(……)


ーー新生μ's、活動二週目終了、ライブまで残り二週間




ーー週明け、絢瀬家

絵里母「絵里、ごはん出来たわよ」

絵里「うん、今行く。さ、起きなさい亜里沙」

亜里沙「う~ん、お姉ちゃん……もっとたかく……」ムニャムニャ

絵里「まったく、何の夢見てるのかしら」



「「「いただきまーす」」」

絵里母「今日はピロシキとお味噌汁よ」

亜里沙「わーい!」モグモグ

絵里「美味しそう…やっぱり朝はピロシキとお味噌汁よね」

絵里母「さて、味はどうかしら……うん、ハルァショーね」

亜里沙「うん! とってもハラショーだよお母さん!」

絵里「ええ、この上なくハラショーな味ね」

亜里沙「そういえばお姉ちゃん、もうすぐμ'sのライブだよね?」

絵里「ええ、あと二週間ね」

亜里沙「楽しみだなぁ…亜里沙、雪穂と一緒に応援行くね!」

絵里「ありがとう、二人が応援してくれれば百人力だわ」

絵里母「あら、私もいってみたいわねぇ…お休みとろうかしら」

亜里沙「待ちきれないなぁ、海未さんにもよろしくね!」

絵里「ええ、伝えておくわ」

絵里(……海未、歌詞できたかしら。出来てなかったら今日はみんなで歌詞作りかしらね)







ーー学校、グラウンド

花陽「はぁ……はぁ……」タッタッタ

先生「9秒5!」

花陽「うぅ……やっぱり走るのは苦手…」

真姫「はっ…はっ…」タタタタ

先生「8秒3!」

真姫「まぁ、こんなものかしら」

凛「にゃあぁあぁああ!」ニャニャニャニャニャ!

先生「ろ、6秒8!」

凛「やっぱり走るのは気持ちいいにゃー!」

花陽「凛ちゃんすごい! 6秒台だよ!」

凛「えへへー、だてに元陸上部志望じゃないにゃ!」

真姫「それにしても速すぎでしょ…」

花陽「あ、次は真姫母ちゃんだよ」

真姫「お母さん、どれくらいかしら?」

凛「楽しみにゃ!」

イチニツイテ、ヨーイドン!

真姫母「……」タッタッタッタッ

先生「>>283

6秒7

先生「ろ、6秒7!」

真姫「ヴェええ!?」

花陽「す、すごい!」

凛「負けたにゃ……」ショボン…

真姫母「ふぅ…。走るのは久しぶりだったけど、案外いけるわね」

真姫「お母さんそんなに足速かったのね…」

真姫母「昔はけっこう運動してたからねぇ」

花陽「ほえぇ…。もしかして私たちのお母さんもすごい人だったのかなぁ…」

凛「うーん、真姫母ちゃん達が特別なだけだと思うにゃ」

真姫(穂乃果母といいお母さんといい、昔はどんな学生だったのかしら…。
ことり母も何故か凄い撮影技術を持ってたし……)




ーー放課後

穂乃果母「さぁ! 今週もやるわよー!」

穂乃果「おー!」

ことり「元気いっぱいだね、穂乃果ちゃん」

穂乃果「もちろん! 再来週にはライブだもん! やる気も出るってもんだよ!」

花陽「わ、私も緊張するけど……楽しみだなぁ…」

凛「凛も気合十分にゃ!」

真姫「私もそれなりに楽しみね」

希「…素直に言えばええのに」

真姫「なに?」ジロッ

希「ふふ、何でもありませーん♪」

にこ「にこもいつでもいけるわよ!」モグモグ

真姫母「にこちゃん、食べ放題だからってそんなにほむまんばっかり食べてたらお腹壊すわよ?」

ことり母「ズルいです! ことり母もたべたいです!」

にこ「ダメよ、これは勝者の特権なんだから」

ことり母「むーっ」プクッ

絵里「にこ、少しはあげなさいよ。……ところで海未、どう? 歌詞の方は? ライブまでの日程を考えるとそろそろ完成しないと厳しいんだけど……」

海未「……>>287

…………ブワッ!

海未「……………ブワッ!」

海未以外「「「!?」」」

穂乃果「ちょ、海未ちゃん急にどうしたの!?」

海未「うっ……うぅ…」メソメソ

ことり「何かあったの? ことり達に話してみてよ! 何か力になれるはず!」

海未「ヒック……>>290なんです…」

最後のサビの所がどうしても作詞できないんです!

海未「最後のサビの所がどうしても作詞できないんです!」グスッ

穂乃果「へ?」

ことり「なーんだ、そんなことかぁ」

海未「そ、そんなこととは何ですかことり! 私がどれだけ悩んだと……」

真姫「まったく、だったらみんなで考えればいいだけの話でしょ?」

海未「え?」

凛「そうだよ! 一人で悩んでダメだったらみんなで考えればいいだけにゃ!」

花陽「うんうん! みんなで力で合わせればすぐだよ!」

にこ「言ったでしょ? どうしてもダメそうならみんなで考えるって」

海未「みんな……」

希「海未ちゃんは今までずっと一人で歌詞を考えてきてくれたんやから、スランプになるんも当たり前やん」

絵里「そういう時は私達がちゃんと支えてあげるから、そんなに気負わなくてもいいのよ、海未」

海未「……本当に、ありがとうございます」グスッ

穂乃果「海未ちゃんの泣き顔久しぶりに見たなー、よし! 写メに残しておこう!」ピロリン♪

海未「ちょ、ちょっと穂乃果!?」

ことり「穂乃果ちゃん、私にも後で送って~♪」

海未「ことりー!」

ギャーギャー ワーワー


穂乃果母「……本当にいいチームねぇ、あの子たち…」

真姫母「何言ってるの。今は私たちもその一員よ?」

ことり母「そうよ、ぼーっと見てないで私たちも参加しなきゃ」

穂乃果母「……そうね」




ーー数十分後

「「「できたー!」」」

海未「ありがとうございます。みんながいなければあと何日かかっていたことか……」

穂乃果「もー、水臭いよ海未ちゃん! そういうのは言わなくていいの!」

ことり「そうそう♪ さぁ、あとはタイトルだけだよ」

海未「……そうですね。>>293なんてどうでしょう」

※9人で歌ってる曲

永遠の絆

海未「永遠の絆…なんてどうでしょうか?」

穂乃果「おおー! それいいよ!」

ことり「私たちにぴったりのタイトルだね!」

絵里「いいわね。……でも私たちの曲としてはちょっと字面が硬いかしら?」

希「何か付け足してみるといい感じになるかもしれんね」

にこ「『にこぷりっ!~永遠の絆~』とかどう?」

花陽「そ、それはちょっと…」

凛「前後の文字がすっごい浮いてるにゃー」

真姫「そうね……前に英語でもくっつけてみればバランスがとれるんじゃない?」

真姫母「いいアイディアね。それならBelieveとかいいんじゃない? 絆ってそういう意味じゃないかしら」

穂乃果母「『Believe~永遠の絆~』ね。いいんじゃない?」

ことり母「かっこいいです!」

海未「ふふっ、いいですね。それなら私が考えたタイトルではなく、みんなで考えたタイトルということになります」

絵里「よし! 遂に曲も完成したわね。後はひたすら練習! …と言いたいところだけど、その前にセンターを決めなきゃいけないわね」

穂乃果母「センターねぇ…。私は練習の時はその右隣だけど……」

穂乃果「うーん、ここは>>296でいこうよ!」

1.話し合い(安価)

2.ファン投票(範囲安価)

3.みんなが歌って、みんながセンター!

3

穂乃果「センターなんて決める必要ないよ! みんなが歌って、みんながセンター! μ'sってそういうグループだと思うんだ!」

海未「……ふふっ、穂乃果らしいですね」

ことり「うん♪」

凛「さんせーい!」

花陽「私も大賛成です♪」

真姫「…ま、結局はこうなるわよね。今までもそうやってきたんだし」

絵里「そうね、これからもずっと変わらないわ」

にこ「仕方ないわね~、今回はそれでいいわ。次はにこがセンターね!」

希「にこっち? ワシワシいっとく?」

にこ「じょ、冗談よ…」

穂乃果母「あら、私もセンターで歌えるわけ? いいのかしら、入って一ヶ月も経ってないわよ?」

穂乃果「もー、お母さんもμ'sの一員でしょ? 気にすることないよ!」

穂乃果母「……そう、ありがとね」

真姫母「ふふっ、良かったわね」

穂乃果母「…ええ」

ことり母「ことり母もセンターやりたいです!」

絵里「ことり母には立派な役割があるじゃない、センターまでやったら疲れちゃうんじゃない?」

ことり母「むぅ……」

穂乃果母「……さって、と。じゃあ今日もやるわよ!」

「「「おおー!」」」

>>300

1.全体練習

2.ユニット別練習

3.新曲のPV撮影

4.その他

2

穂乃果母「今日はユニット別に練習しましょうか!」

絵里「ユニット別に? でもライブまで二週間しかないんだし…全体練習の方が大事じゃない?」

穂乃果母「大丈夫よ。曲も決まったことだし、まずは少ない人数で細かい振り付けの確認とかを終わらせれば全体練習はその後でも十分間に合うわ」

絵里「なるほど…確かにそうね」

穂乃果「それじゃ、別れ方を決めましょうか」

1.前と同じ

2.別の別れ方

安価つけんの忘れてた

>>305

1

穂乃果母「…まぁ考えるのめんどくさいし、前と同じでいいかしら」

穂乃果「え"っ」

穂乃果母「なによ、文句でもあるの穂乃果?」

穂乃果「……ナイデス」

ことり「かよちゃん…頑張ろうね!」ギュッ

花陽「うん!」ギュッ

絵里「私たちも気合入れていかないとね」

真姫「そうね……どうしたのにこちゃん?」

にこ「な、何でもないわ…」トラウマ

ことり母「きょうもばっちり撮影しちゃいます!」

凛「やったー! 今日も真姫母ちゃんの料理が食べられるにゃ!」

希「どんな練習も余裕やね」

真姫母「うふふ、そんなに期待されるとプレッシャーを感じるわね」

海未「あんまりそうは見えませんが…」





ーーPrintemps

穂乃果「……はぁ」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん元気出して! さっきまであんなに元気だったじゃない!」

花陽「そうだよ、確かにちょっと辛いかもしれないけど…」

穂乃果母(ふむ……)

穂乃果母「じゃ、まずは>>310

かけっこから

穂乃果母「かけっこからいきましょうか」

穂乃果「か、かけっこ?」

ことり「かけっこって……かけっこだよね…?」

花陽「え、えぇ…。わ、私の苦手な競技です…」

穂乃果母「まぁ軽いアップみたいなものよ。いきなりキツ~い練習したらケガしちゃうかもしれないでしょ?」

穂乃果「ああそういうことかぁ」ホッ

ことり「それなら納得だね」

花陽「よ、良かったぁ」

穂乃果母「じゃ、グラウンド行きましょうか」



ーーグラウンド

穂乃果「ぜはーっ……ぜはーっ……」フラフラ

ことり「ふぇぇえん……」グスグス

花陽「ダ…ダレカ…タス…ケテ……」ベタン

穂乃果母「はい、もっと足回転させて! 花陽ちゃん! 寝っころがらない!」

穂乃果「あ、アップでこれって…」

ことり「もう足が動かないよぉ……」

花陽「うぅ…もう…ダメ…」

穂乃果母「ま、準備体操はこんなもんかしらね。はい! 次は>>314

ブレイクダンス

穂乃果母「次はブレイクダンスね!」

穂乃果「意味分かんないよ! μ'sのダンスにそんなのないよ!」

穂乃果母「形は何でもいいのよ。要は体力と限界ギリギリまで頑張れる根性がつけばいいの」

ことり「ねぇ、かよちゃん。穂乃果母ちゃんてやっぱり……」ヒソヒソ

花陽「うん、ダンス教えるのすごく下手だよね……」ヒソヒソ

穂乃果母「はいはい、それじゃあ張り切っていきましょー!」



ギャアァアァアァアアアア……





ーーBiBi

絵里「先週はダンスをメインに練習したのよね」

真姫「ええ、ことり母の撮影したビデオで悪い箇所がわかって、かなりレベルアップできたわ」

ことり母「ブイ!」ビッ

にこ「そうね、それじゃ今日は>>318なんてどう?」

走りながら歌う練習

にこ「走りながら歌う練習なんてどう?」

絵里「え?」

真姫「何言ってんのよにこちゃん…」

にこ「ライブの時だって踊りながら歌わなきゃならないでしょ? なら走りながら歌うのは効果的何じゃないかと思うのよ」

絵里「え、ええぇ…? さすがにそれは…」

ことり母「おもしろそうです!」

絵里「こ、ことり母ちゃん!?」

ことり母「ことり母もばっちり撮影してわるいところを教えます!」

絵里「いやまだやるって決まった訳じゃなくて……というかそんなの撮影されても黒歴史になるだけというか…」

ことり母「え……? やらないんですか…?」ウルウル

絵里「ドキーン」

絵里「にこ、その案採用」

真姫「ええ!? 冗談でしょエリー!?」

絵里「本気よ、真姫。3対1、あなたに拒否権はないわ」

真姫「に、にこちゃん?」

にこ「さぁ行くわよ!」

真姫「イミワカンナイ……」




ーーグラウンド

絵里「ガンバラネーバネーバネバギブアプ!」ダダダダダダ

にこ「ナーナナナーナ!」ダダダダダダ

真姫「ナーリタイナ!」ダダダダダダ

ことり母「いいですよー、うぷっ、いい絵が撮れてますよー」



穂乃果「ねぇことりちゃん。BiBiの三人がラブノベルス歌いながら全力疾走してるよ」ザザザザザザ

ことり「そうだね、穂乃果ちゃん。それをお母さんが笑いを堪えながら撮影してるね」ザザザザザザ

花陽「ふふふ、グラウンドのど真ん中でブレイクダンスしてる私達とどっちがマシなんだろうね……」ザザザザザザ

穂乃果母「はい! もっと! そうじゃなくて! こう!」ザザザザザザ



ことり母(絢瀬さんのこんな姿が見れるなんて……ふふっ、やっぱり子供っぽい口調で話して正解だったわね)

さすがに疲れてきたのでここまで。

今日の20時くらいから再開したい。

しかしこれちゃんと終わるんだろうか…




ーーlily white

海未「さてそれでは練習の内容を決めましょうか」

希「先週は確か歌の練習がメインやったね」

凛「海未ちゃんがミュージカル風にやるとか言ってて結局撤回したんだよね」

海未「そ、それはもう忘れて下さい! あの時はきっと疲れていたんです!」

希「海未ちゃん、辛いことがあったらいつでも相談してええんやで?」

凛「凛達が力になるにゃ!」

海未「もう! 先週のことより今は今日のことです! 何をしましょうか?」

希「う~ん…。あ、そうだ。真姫母ちゃんに聞いてみるのはどう?」

真姫母「え? 私?」

希「自分達より周りで見てる人の方が弱点がよく見えると思うんや」

凛「なるほどー、いいと思うにゃ!」

海未「いい考えですね。真姫母、お願いできますか?」

真姫母「そうねぇ……>>326なんてどう?」

卓球

真姫母「卓球なんてどう?」

海未「た、卓球ですか?」

真姫母「ええ、体を動かすのにダンスだけじゃあ飽きちゃうかな、と思って」

凛「なるほど~、面白そうにゃ!」

希「確かに…これなら真姫母ちゃんとも一緒にできるしね」

真姫母「え? 私もやっていいの?」

希「もちろん! 同じμ'sの仲間なんやから」

凛「そうにゃそうにゃ! 海未ちゃんもいいよね?」

海未「その聞き方だと断れないじゃないですか……はぁ、私も賛成です。たまには息抜きの意味も込めて、そういうのは悪くないかもしれません」

真姫母「そう……うふふ、それじゃあ私も頑張っちゃおうかしら」

希「じゃ、まずはダブルスかシングルスか決めないとね」

>>330

1.シングルス

2.ダブルス

3.その他

1

真姫母「シングルスでいいんじゃないかしら、全員と当たってみたいし」

海未「そうですね、色々な相手と試合をした方が経験値は大きいです」

凛「むふふ、凛の猫ちゃんスマッシュをお見舞いしてやるにゃ!」

希「それじゃあ試合形式を決めよっか」

>>334

1.総当たり

2.トーナメント

3.その他

2

真姫母「トーナメントでどう? 優勝者には私から景品をだすわよ」

凛「おお! それなら賛成にゃ!」

希「鬼ごっこの時みたいに緊張感が出そうやね」

海未「で、でもいいんですか真姫母? ただの練習で景品を出すなんて……」

真姫母「いいのよ、私が卓球をやろうって言い出したんだもの。これくらいはしないとね」

真姫母「景品は>>338よ」

真姫の着てるパジャマと同じデザインのパジャマ

真姫母「真姫の着てるパジャマと同じデザインのパジャマよ」

希「真姫ちゃんが着てた…?」

海未「あ、もしかして前にやったパジャマパーティーの時の…?」

凛「ああ! あの時の! 紫色の大人っぽいパジャマだったにゃ!」

真姫母「ふふふ、それなりにいいものだから頑張ってね」

凛「よーし、頑張るにゃ!」

希「負けないでー!」

海未(値段は……いや、聞かない方がいいでしょうね…失礼以前に恐縮して受け取れなくなりそうです…)

真姫母「じゃあ始めましょう、最初は>>340>>342の試合からね」

海未

真姫母「海未ちゃんと希ちゃんの試合から始めましょうか」

凛「おー、二人とも頑張るにゃ!」

希「負けんで、海未ちゃん」

海未「私も何事にも全力で、がモットーですので」

バチバチ

凛「おお! 試合前から火花が散ってるにゃ!」

真姫母「いい試合になりそうね、それじゃ行きましょうか決戦のバトルフィールドへ」



ーー卓球場

真姫母「1ゲーム11点先取の3ゲーム制でいきましょう、それでは海未ちゃんのサーブからスタート!」ピッ!

海未「行きますよ、希!」カッ!

希「望むところやん!」カッ!

カッ カッカツ

凛「……出だしは落ち着いているにゃ」

真姫母「まだお互いの力量をはかっているといった感じね、でも…そろそろ……」


海未「いきます!」

希「!」

凛「海未ちゃんが仕掛けたにゃ!」

真姫母「あれは>>345!」

※技、解説入れても可

王子サーブ

海未「…ふっ」カッ!

真姫母「あれは……王子サーブ!」

凛「球を高く上げて…しゃがみこむと同時に切るようにサーブしたにゃ!」

真姫母「ボールに凄まじい回転とスピードがかかる……これはさすがに…」

希「くぅっ……!」スカッ…

5-3

海未「サァッ!」

凛「均衡が崩れたにゃ!」

真姫母「これは…試合の流れが変わるわよ……」

カッカッカッカッ……

8-3

希「くっ……」

凛「海未ちゃんが一気にリードしたにゃ!」

真姫母「ここから巻き返すのは……厳しいかもしれないわね…」



海未「希、諦めなさい。もう勝負はつきました、これ以上やっても疲れるだけですよ?」

希「……ふふ、本当は決勝までとっておきたかったんやけどな…」

海未「!?」

希「出し惜しみしてる場合やないね!」
ゴゥッ!

凛「な……!」

真姫母「こ、これは…>>349!」

百八式波動球

希「百八式波動球!!」ドグオアッ!

ドグオォォン!

海未「がっ……はっ…!」ズルッ…

凛「う、海未ちゃーん!」ダッ!

真姫母「凛ちゃん危ない!」バッ


グラグラ…ガシャーン!

凛「しょ、照明が……なんて恐ろしい破壊力にゃ……」

希「はぁ…はぁ…さすがやで海未ちゃん。ウチも百八式まで使ったんはこれが初めてや……」

真姫母「海未ちゃんは……気絶しているわね…このゲーム、希ちゃんの勝利!」

第一回戦 海未vs希

勝者 希

海未ーリタイア

真姫母「続いて第二試合、私と凛ちゃんの試合ね。よろしく、凛ちゃん」

凛「こちらこそよろしくにゃ!」


希(運動神経のいい凛ちゃん、でも球技はどうなんやろうか……相手はまったくの未知数、真姫母ちゃんか。
さて、ウチは決勝に備えてじっくり観察させてもらうで)

海未「……」チーン



真姫母「じゃ、私のサーブからいくわよ。はい」カッ

凛「にゃ!」カッ

真姫母「お、やるわね~。それ」カッ

凛「にゃにゃ!」カッ

真姫母「うふふ」カッ



希(な、何やこの微笑ましさは……いや! 二人とも目の奥には黒い光がある! 勝負はこれからやね!)



凛(ふふふ、油断させておいてからの……)

凛「にゃー! 猫ちゃんスマッシュにゃ!」カッ!

真姫母「……」ピクッ

希「あ、あの技は…>>354

ドロップボレー

真姫母「……」スゥ…

凛「…え?」

コロコロコロ…

6-4


希(そ、そんな! 凛ちゃんの渾身のスマッシュを…まるで赤子の手を捻るかのように! いとも容易く返したやと…!? あのボールのバウンドは間違いなくテニスのドロップボレー! それを卓球のボールで再現したやと!?)


凛「そ、そんにゃあ……」

真姫母「ふふふ、チョロいわね凛ちゃん」

凛「!」カチン!

真姫母「あら、事実を言ったまでじゃない。その程度のスマッシュで私に勝とうなんて108年早いわよ」

凛「…く、悔しいにゃあ~!」



希(真姫母ちゃんが突然毒舌キャラに!? 本気になるとキャラが変わるタイプなん!? もしかして真姫ちゃんが真姫母ちゃんと作曲したがらなかったんもこれが理由だったん!?)


真姫母「さぁ…来なさい凛ちゃん。あなたがどれだけ無力か教えてあげるわ……」

凛「にゃ…にゃ…」


凛の卓球の腕はまさに発展途上

ギリギリに追い込まれたことで、この困難な状況を何とか打破すべく

新たな技を生み出した!


凛「にゃあぁあぁあぁあ!」

希「あ、あれは! >>358

デュークホームランならぬ凛ホームラン

凛「凛ホームラン!!!」ドッ!

真姫母(!? 強…! 速…! 避…! 無理! いなす!? 無事で!? 出来る!?




否 死)

ドゴッ!

希「真姫母ちゃーん!」

凛「…………はっ! 凛は何を……! 真姫母ちゃん!」ダッ


真姫母「……ふふ、凛ちゃん。いい一撃だったわ……」

凛「しゃ、喋っちゃダメにゃ! すぐに保健室に……」

真姫母「ふふ…ダメよ……。ちゃんと…二人で…決勝……を…」

凛「……真姫母ちゃん?」


真姫母「……」


凛「真姫母ちゃーーーん!!」


第二回戦 凛vs真姫母

勝者 凛

真姫母ー再起不能





ーー決勝戦

希「……」

凛「……」

希「いよいよ……やね」

凛「うん…凛は……凛は、絶対に勝つ!」

希「……ふふ、そんな目ぇされたらウチも負けるわけにはいかんわ」

凛(…おそらく勝負は一球)

希(ウチの百八式波動球か、凛ちゃんの凛ホームランか……)

凛(パワーは互角……あとは…)



希・凛(勝利への執念が勝敗を分ける!)


ピッ!


希「おおぉおぉおおぉお!!」


凛「にゃあぁあぁああああ!!」



勝負の行方>>363

波動球をホームランで打ち返したらボールが割れ、ラケットが壊れたので引き分け





ーーグラウンド

絵里・真姫・にこ「ツカマエチャーウ!」ダダダダダダ!

ことり母「ぷぷぷ……いいですよー皆!」

穂乃果・ことり・花陽「ザザザザザザザ」ムシン

穂乃果母「いいわよー! ダイナミックになってきたわ!」



ズドオォォォォォォォァオォォォオォン!!!!!

「「「!?」」」

絵里「な、何!?」

真姫「この衝撃は…」

にこ「卓球場の方からよ!」

ことり母「いってみましょう!」

穂乃果・ことり・花陽「ザザザザザザザ」

穂乃果母「ほら! あんたたちも!」




ーー卓球場

シュウゥゥゥゥゥゥ…………

絵里「こ、これは…」



希「……ふふっ」ボロッ


凛「……あはは」ボロッ


バキッ………



穂乃果「ぼ、ボールが割れて……」

ことり「ラケットが……」

花陽「壊れた……?」

真姫「ということは……」




「「「両者引き分けだぁっ!」」」ワアァァァァ!




ーーlily whiteの卓球大会

優勝ー東條 希、星空 凛の両名(景品の贈呈はなし)

園田 海未&真姫母ーー全治1週間




ーー週末、東條家

希「ふーっ、今週も色々なことがあったなぁ…」

希「真姫母ちゃんと海未ちゃんも明日には復帰するみたいやし、良かった良かった」

希「……それにしてもライブまであと一週間かぁ…」

希「……何だかどんなライブになるのか想像つかないなぁ」

希「そうだ! こういう時は……>>370

1.カードで占う

2.寝る

3.誰かと電話で話す

4.その他

1

希「カードに聞いてみるのが一番やね!」

希「おーい!」

カード(……zzz……む……希か)

希「ちょっと占って欲しいことがあるんや」

カード(ほう、よかろう。少々気だるいが、占いくらいなら何とかなるだろう。で、何について占うのだ?)

希「来週にあるライブについて何やけど……できる?」

カード(当然だ。私を誰だと思っている)

希(……いや、誰やねん)

カード(では……いくぞ…)

カード(……ハッ!)

>>376

最高の出来だ

カード(……フッ)

希「な、何!? どんな結果が出たん!?」

カード(何も心配することなどない、ライブは最高の出来になるだろう)

希「な、何だ…びっくりしたわ…よかった~、これであとは一生懸命やるだけやね!」

カード(……希よ)

希「ん? どうしたん?」


カード(穂乃果の母君は……幸せそうにしているか?)


希「? うん、もちろん幸せそうにしとるよ」

カード(……そうか。それならよい。さぁ、明日も早いのだろう、もう眠るがいい)

希「あ、そうやね。朝練に遅れてまう。それじゃあ、おやすみ~」ポフッ

希「zzz」

カード(……頼んだぞ、9人の女神達よ)



ーー新生μ's、活動三週目終了。ライブまで残り一週間。

今日はここまで。

また同じ時間からやりたい。

しかし今回はふざけすぎた…





ーー週明け、神田明神

穂乃果母「今日も朝練張り切って行こー!」

穂乃果「ふぁ……おぉ~」

ことり「うぅ~ん、先週の練習の疲れが残ってる……」

花陽「私も体中痛いや……」

海未「先週は卓球してたと思ったらいつの間にか病院のベッドの上でしたからびっくりしましたよ」

希「海未ちゃん……堪忍してな」

凛「凛も先週のことは夢中だったからあんまり覚えてないにゃー」

絵里「私も途中からよく覚えてないのよねぇ…」

真姫「私も……歌いながら走ってたから脳が回ってなかったのかしら」

にこ「甘いものが足りないんじゃない?」モグモグ

真姫母「みんな朝早くからご苦労様ねえ」

ことり母「わたしたちはせいいっぱい応援します!」

穂乃果母「じゃ朝だし>>388から」

1.基礎練

2.ミーティング

3.イメトレ

4.その他

5.休憩

3

穂乃果母「イメトレからいきましょうか」

穂乃果「うん、今日はちょっと疲れてるから丁度いいかも」

ことり「ライブが成功するイメージを持つのは大事だよね」

花陽「あらかじめ頭の中にそういう考えを浮かべておくと、本番でも体が動くっていうもんね」

海未「そうですね、どの道のプロでも本番前はイメージトレーニングをすると言いますし」

希「じゃあウチが神主さんに頼んで神社の中使わせてもらえるよう頼んでみるわ」

凛「さすが巫女さんにゃー!」

絵里「悪いわね、希」

真姫「さすがに外でやるわけにもいかないしね」

にこ「モグモグ」

真姫母「にこちゃん、そろそろほむまん食べるのやめなさい」

ことり母「ことり母もおねがいしてみます!」




ーー神社の中

シーン……

穂乃果「おお、中は別世界みたいだね」

ことり「うん、すっごく静か」

花陽「ここならいいイメージが湧いてきそうだね」

海未「そうですね、思考を遮るものが何もありませんから」

希「そうやね、神社からスピリチュアルなパワー貰えるかもしれんし」

凛「神社の中ってこんなふうになってたんだぁ…」

絵里「思ったより広いわね」

真姫「なんかちょっと不気味…」

にこ「あ、ほむまんが無くなったわ!」

真姫母「それでいいのよ、神社の中でまで食べてたら罰が当たるわよ?」

ことり母「ことり母も食べたかったです!」

穂乃果母「じゃあ始めるわよー。真姫母とことり母はこれよろしく」スッ

真姫母「これは…警策?」

ことり母「なんで神社にあるんですか?」

希「それは神社がスピリチュアルやからやね」

ことり母(理由になってないです……)

穂乃果母「それで集中出来てない子を叩いてあげて。朝だから眠気に負ける子もいるかもしれないし」チラッ

穂乃果「」ドキッ

穂乃果母「それじゃみんな座って目閉じてー。ライブが成功するイメージをしっかり頭の中に作るのよー」

シーン……

どうにも筆の乗りが悪い……

今日はここまでにします。

また明日再開します。

真姫母(みんないい集中力を発揮してるわね…)

真姫母(…でもそんな中だからこそ、あなかの集中力の乱れは顕著に分かるのよ>>395

凛(うぅ…じっとしてるのは苦手にゃ…思いっきり体を動かしたいにゃ…)

ペチーン!

凛「!!」

凛(……はっ! いけないいけない。これもライブを成功させるために必要な練習の一つにゃ。ちゃんとやらなきゃ!)

凛「……」シャキン

真姫母(よしよし、しっかり持ち直したわね。日頃の練習な賜物かしらね、この持ち直しの早さは)




ことり母(凛ちゃん、ちゃんと集中できるようになったわね。すると今度はあなたの雑念が露呈するのよ、>>398

エリチカ

絵里(今朝のピロシキとお味噌汁も美味しかったなぁ…お味噌汁につけて食べるとまた違った味わいが…)

ことり母「……」スッ…

ペチーン!

絵里(……はっ! しまったわ、私としたことが朝ごはんのことで頭がいっぱいに…ダメダメ! 私は上級生なんだからしっかりしてみんなの見本にならなきゃ!)

絵里「……」シャキッ

ことり母(…ふふ、さすがは絢瀬さんね。責任感の強さで己に喝を入れた…本当に頼りになる子なんだから……)



穂乃果母「……よし、と。それじゃあそろそろ終わりましょうか」

穂乃果「うーん! いいイメトレができたよー!」

ことり「うん! すぐにでもライブに臨めそう!」

花陽「な、何だか自信がついた気がするね!」

海未「ええ、放課後の練習も頑張りましょう」

希「き、気が早いなあ。海未ちゃんは…」

真姫「ストイックよねぇ、海未は」

にこ「ほむまん……ほむまん……」ブツブツ

絵里「に、にこ? どうしたの?」

凛「な、何か目が恐いにゃ…」

真姫母・ことり母(ほむまんの中毒性は恐ろしいからね……)





ーー学校、理事長のお部屋

ことり母「……」カタカタカタ

コンコン

ことり母「はい、どなた?」

ガチャ

>>403「失礼します」

教頭

教頭「失礼します」

ことり母「あら、教頭先生。どうかなさいましたか?」

教頭「……ここ最近のアイドル研究部の活動についてお話したいのですが」

ことり母「? 何か問題がありますか?」

教頭「大ありです。廊下をアルパカに乗って走り出す、許可を取っていないのにグラウンドで勝手に練習を始める、家庭科室は無断で使用する、挙句の果てには先週卓球場を破壊したそうですね。活動を休止するどころか廃部にならなければおかしいくらいの傍若無人ぶりです」

ことり母「……」

教頭「…あなたが裏から手を回して問題を揉み消しているのは知っています。どうしてそこまでして彼女らを庇うのですか?」

ことり母「……私はただ部員の皆に楽しく部活動をしてもらいたいだけですよ」

教頭「……はぁ。教員の間の不満はもう限界に達しています。来週のライブで結果をだせなければアイドル研究部だけでなく、あなたの立場も危ぶまれますよ。よく覚えておいて下さい」

バタン

ことり母「……」





ーー放課後

絵里「今週が終わればいよいよライブを残すのみね」

穂乃果「くぅ~、燃えてきたぁ!」

凛「血が騒ぐにゃ!」

花陽「き、緊張してきちゃった…」ドキドキ

穂乃果母「……」ドキドキ

ことり「穂乃果母ちゃん? どうしたの?」

穂乃果母「え!? いやぁなんでもないわよ! あはははは!」

希「?」

真姫母(大丈夫かしら…)

ことり母(…ちょっと不安ねぇ)

海未「一週間、ですか。長いような短いような…」

にこ「練習に集中してればあっという間でしょ」モグモグ

海未「……まだ食べているんですかにこ」

にこ「やめられない味なのよね~」モグモグ

真姫「ところでライブの会場って何処だったかしら?」

希「もう、真姫ちゃん忘れちゃったん? >>408やん」

エアーズロック

希「エアーズロックやん」

真姫「ああ、そういえばそうだったわね」

穂乃果「思えばμ'sも大きくなったものだよねぇ…」シミジミ

ことり「うん…最初は学校の講堂で、お客さんも数える程だったね…」

海未「それが今では地球のヘソでライブですものね…」

凛「感慨深いにゃ…」

花陽「で、でもよく許可取れたよね。今でも不思議だよ」

にこ「何言ってんのよ、天下のμ'sのライブよ? 世界遺産の一つや二つちょろいもんよ」

穂乃果母「……」ドキドキドキドキ

真姫母「…ちょっと、大丈夫?」

穂乃果母「も、もちろん! 余裕よ余裕!」

ことり母「声が裏返ってるわよ…」

絵里「場所はそうだったわね。ライブ形式は何だったかしら?」

希「もう、絵里ちまで。>>412やん」

1.単独ライブ

2.対バン

2

希「対バン形式やろ? 他の出演者の方忘れたら失礼やで?」

絵里「ごめんごめん、ここ最近目の前の練習に精一杯で忘れてたわ」

穂乃果「色んなグループが出るんだろうね~」ワクワク

凛「他のグループ見るのも楽しみにゃ!」

海未「他の出演者の方に負けないパフォーマンスを見せなければなりませんね」

ことり「大丈夫! 私たちならきっと最高のステージを見せられるよ!」

穂乃果母「……」ドッドッドッドッドッ

真姫母「ちょっと! 顔が青いわよ!」

ことり母「まだ一週間あるのにこれなのね…」ハァ…

花陽「どんなグループが出るんだろ~」キラキラ

真姫「確か出演者の一覧が部室に置いてあったような…にこちゃん?」

にこ「はいはい、ちゃんと届いてるわよ。共演者の人達は>>415-425よ!」

放課後ティータイム

10組は多すぎた

+↓で

にこ「これが出演者のリストよ!」バッ!

1.μ's

2.放課後ティータイム

3.アライズ

4.ソレイユ

5.隣人部

6.犬っ娘クラブ

穂乃果「アライズも出るんだね!」

ことり「負けられないね!」

海未「その他のグループは…あまり聞き覚えがありませんが…」

花陽「知らないんですか!? ソレイユはスターライト学園から生まれた……(略)」

凛「へぇ~、さっすがかよちんにゃ!」

真姫「他の3つのグループは…?」

希「う~ん、分からんなぁ」

絵里「まぁ、ライブの時になったら会うことになるんだし、それまでは気にしなくてもいいんじゃない?」

にこ(隣人部、ねぇ……)

穂乃果母「そ、そうよそうよ! どんなのが相手でも蹴散らしてやればいいのよ!」

真姫母「あのね……。少し落ち着きなさい」

ことり母「そうそう、ライブまでまだ日があるんだから」

穂乃果母「そ、そうね! それじゃあライブのことも確認した訳だし、今日の練習始めましょうか!」

>>425

1.ライブの通し練習

2.ミーティング

3.PV撮影

4.会場の下見

5.その他

4

穂乃果母「会場の下見に行くわよ!」

穂乃果「えぇ!?」

ことり「お、オーストラリアまで!?」

海未「今からですか!?」

花陽「さ、さすがにそれはちょっと…」

凛「ていうかそんなにすぐ着けるものなの?」

真姫「だいたい10時間くらいかかるわね」

希「行って帰ってくるだけでほとんど一日終わってまうね」

絵里「そうね…。会場の下見は必要かもしれないけど、そこまでする訳には……」

にこ「そうだ! 真姫ちゃん家なら専用のジェット機持ってたり……なんちゃって」

真姫母「仕方ないわね、今から呼ぶわ」ピッピッ

真姫「え!? そんなの持ってたの!?」

真姫母「あんまり使うことなかったから知らないのは無理もないわね」

ことり母「私達はこっちで待ってるわね」

穂乃果母「よーし、行くわよー!」



キイイィィィィン……

色んな意味で頭痛くなってきたので今日はここまでにします。

明日は書けるか分かりませんが再開する時間はだいたい同じくらいです。




ーーオーストラリア、エアーズロック山頂

穂乃果「う、うぷ…」

ことり「うぅ…真姫ちゃんの家のジェット機速すぎ…」

花陽「き、気持ち悪い…」

海未「で、ですが通常の飛行機の十分の一の時間で着けましたね…」

希「そうやね、これなら下見の時間もたっぷりとれそう」

凛「希ちゃんは何でそんなに余裕そうなの…」

絵里「大変な道のりだったわね…。でも、見て」

真姫「あ、あれは…」

にこ「凄い…! 山頂に特設ステージが出来上がってるわ!」

穂乃果「そうだ! 下見と言わずにライブのリハーサルもやっちゃおうよ!」

穂乃果母「え!?」ドキッ

絵里「いいわね、ステージを使っていいかスタッフの人に聞いてみるわ」



ハラショー ハ、ハラーショ ハラショー


絵里「使っていいそうよ」

ことり「さすが絵里ちゃん!」

海未「それではさっそくやりましょうか」


「「「おおー!」」」

穂乃果母「……」ドキドキ




ーーリハーサル中…

穂乃果「お母さん! ダンスの振り付け間違ってるよ!」

穂乃果母「ご、ごめん…」ビクッ



穂乃果母「わっちゃどぅー♪ わっちゃどぅー♪」

海未「穂乃果母! 曲が違います!」

穂乃果母「あ、あら?」



穂乃果母「……」ニッコォ…

絵里「穂乃果母! 表情がガチガチよ!」

穂乃果母「う、うぅ…」




花陽「こ、これはいったい…?」

凛「普段はあんなに自信に満ち溢れてる穂乃果母ちゃんが…」

真姫「緊張してる…なんてレベルじゃないわね」

にこ「生まれたての子鹿みたいな弱々しさね…」

希「どういうことなんやろうか…」




ーー音ノ木坂

真姫母「大丈夫かしらねぇ、あの子…」

ことり母「そうねぇ……あら?」


キイィイィィイン…


真姫母「帰ってきたみたいね…」

ことり母「……まぁ、顔をみればどうだったかはだいたいわかるわね」


穂乃果母「……」ズーン…




「「「ライブに出た経験がない!?」」」

穂乃果「そ、そんな…歌もダンスもあんなに上手いのに…?」

穂乃果母「め、面目ない…」

ことり「そっか、それであんなに緊張して…」

花陽「本番の時の緊張は練習じゃどうにもならないもんね…」

真姫母「穂乃果母は歌もダンスも我流でやってたけど、ライブの経験は一度もないのよ」

ことり母「まだ一週間あるし、何とかなるとは思ったんだけどねぇ…」

希「そうだったんや…ん? 真姫母ちゃんもことり母ちゃんも穂乃果母ちゃんの昔知ってるん?」

真姫母「まぁね。私たち音ノ木坂出身だし」

真姫「え!? 初めて知ったわ……」

ことり「ていうかお母さん普通に話せたの!?」

ことり母「あ……お、おほほ」

ことり「最初からふつーに話してよ!」

絵里(理事長…私をおちょくってたわね…)

凛「でも困ったにゃー。何か緊張をほぐす方法を考えないと…」

にこ「そうね。このままじゃライブで大恥かくわよ」

海未「緊張をほぐす…。……! そうだ! >>436なんてどうでしょう?」

猫と戯れる

海未「猫と戯れるなんてどうでしょう?」

穂乃果「おお! ……お、おぉ?」

ことり「猫と戯れる?」

花陽「う~ん、効果あるのかなぁ?」

希「人によるような気がするね」

凛「いいと思うにゃ! 凛は犬派だけど!」

真姫「なんか釈然としないわね、それ」

にこ「まぁ物は試しってゆーし、やってみればいいんじゃない?」

絵里「そうね、それじゃあさっそくやってみましょう」

真姫母「猫の準備ならOKよ」

猫「ニャー(何すか?)」

ことり母「さっき部室に来たのよね、不思議なことに」

猫「ニャニャニャーニャニャーニャニャ(アルパカ先輩に言われたんすけど…何すりゃいいんすか?)」

海未「素晴らしいタイミングですね、では、穂乃果母?」

穂乃果母「わ、わかったわ。ほーらおいでー猫ちゃーん」

猫「にゃんぱち(この人と遊べばいいんすね? 了解っす)」



キャッキャウフフ


効果の程は>>440

抜群に効いた

穂乃果母「……」スゥ…

穂乃果「お、お母さん? どう?」

穂乃果母「…いつでもやれるわ」コォォ…

ことり「え?」

穂乃果母「緊張? 何それおいしいの?」

希「こ、これは…」

絵里「効果覿面だったみたいね…」

海未「ライブの時もこの猫がいれば、何とか大丈夫そうですね」

真姫「これで心置きなく練習に打ち込めるわね」

凛「後はひたすら頑張るだけにゃー!」

にこ「よーし! やるわよー!」

「「「おー!」」」

真姫母「はーっ…良かった良かった」

ことり母(でも猫で緊張がとけるなんて単純ねぇ…)




花陽「ありがとね! 猫さん」

猫「にゃめねこ(お礼なんて要らないっすよ、アルパカ先輩がお世話になってる人の友人なら俺にとっても大事な人っすから)」

花陽「それでもやっぱり感謝してるんだ、ありがとう♪」

猫「!?」





ーー翌日、放課後

海未「大変なことに気づきました」ドン!

穂乃果「ど、どうしたの海未ちゃん?」

ことり「凄い迫力…」

海未「PV撮影です…」

花陽「え?」

海未「新曲はできた…新メンバーも加入した…それなのに…」

海未「PV撮影をしていなかったんですよ!」クワッ!

絵里「あ、そういえばしてなかったわね」

希「軽いなぁ…絵里ち…」

凛「でも毎回毎回する必要もあるのかにゃ?」

真姫「当たり前じゃない。ライブでいきなり知らないメンバーが踊ってたらファンが困惑するわよ?」

にこ「曲の方も今回はけっこう毛色が違うからね…ファンの反応を見てみないと」モグモグ

穂乃果母「そうねぇ…ライブまで一週間切っちゃったけど、やってみる?」

ことり母「OK、私が撮影するわ」

真姫母「じゃあ私はそれをサポートするわね」

海未「では今回のPVは>>445な感じにしましょう!」

曲に合わせて学校を案内するような形

海未「曲に合わせて学校を案内する形で行きましょう」

絵里「新曲と学校のアピールが同時に出来るって訳ね」

真姫「面白いじゃない」

穂乃果「あんまり準備にも時間かからないしね!」

ことり「うん、一人一人が学校の場所を紹介して後ろに曲を流すだけだもんね」

花陽「わ、私はアルパカ小屋を紹介するね!」

凛「凛はグラウンドを紹介するにゃ!」

にこ「じゃあ私は部室かしら」

希(いいんやろうかそれで…一応曲のプロモーションがメインのはずやのに…)

真姫母「撮影も楽そうね」

ことり母「ええ、特別な機材が要らないからすぐにでも撮れるわよ」

穂乃果母「じゃあさっそく撮りましょう!」




……そしてPVが完成した!



μ's『Believe~永遠の絆~』PV


ワタシガイマトオイ♪

穂乃果母『え、えーと。新メンバーの穂乃果母です。よろしく…』

穂乃果『ここは校門です。音ノ木坂の生徒なら何回も何回も通る場所です。私も昔はよく…おっと! 何でもないです!』

穂乃果母『音ノ木は歴史の古い学校ですので校門もだいぶくたびれていますが、私はフレッシュな気持ちで頑張りますのでよろしく!』




イツカハアエルカナ カゼニキク♪

穂乃果『高坂穂乃果です! ここは屋上です! 私たちがいつも練習している場所です!』

穂乃果『これからもお世話になる場所だと思います! ……んー、もう話すことないや…』




キットウンメイニモツライトキガアルヨ♪

海未『そ、園田海未と申します。ここは弓道場で、私は現役の弓道部員でもあるのでよく来る場所です』

海未『……え? いやいや実際に射つ必要はないでしょう!? あくまで場所のしょうか……』



ツヨクナロウトキメタ♪

ことり『南ことりです♪ ここは理事長のお部屋です……何でお部屋になってるの!?』

ことり『書き換えたって……それやる必要あったの!? ねえ、おかあさ……』




アオイソラノハテガミエル♪

花陽『こ、小泉花陽です。ここはアルパカ小屋です』

花陽『学校でアルパカを飼うなんて珍しいかもしれませんけど…アルパカってとっても可愛いんです』

花陽『ほら、この鳴き声も…』

アルパカ『メェェェ』

花陽『…え? 猫は役に立ったかって? ふふっ、ありがとうアルパカ。いつも私たちのことを気にかけてくれt』




ワタシガイマトオイ♪ バショニイテモ♪

凛『星空凛にゃ! ここはグラウンド、運動部の皆が練習に励んでるにゃ!』

凛『……』ウズウズ

凛『見てたら凛も走りたくなったにゃ!』ダッ

トンジャエイッチャエ♪

真姫『Hey! Hey! Hey! Startd……!?』

真姫『ちょっと! 撮ってるなら撮ってるっていいなさいよ!』

真姫『場所!? みれば分かるでしょ、音楽室よ!』




キモチフラフラシテ♪

にこ『にっこにっこにー♪ ここは我らがアイドル研究部の部室よ!』

にこ『…え? 部室の中が見たいって? ダメよ、アイドルっていうのは自分の秘密を人に明かさないものなの』

にこ『……どうしても見たかったら~、次のセンター投票にこにいれ…』




ヨワサミトメルコトガ♪

絵里『絢瀬絵里、生徒会長よ。ここは生徒会室ね』

絵里『生徒会の活動はここで行われているわ、皆が学校をより良くしようと一生懸命よ』

絵里『……え? 面白みがない?』




ソシテエイエンカラ♪

希『東條希、生徒会副会長。ここは卓球場やね』

希『…だいぶ派手に壊れちゃってるけど』

希『……ここはウチにとって熱い勝負の記憶が眠ってる場所なんよ』



ジャーン♪




「「「……」」」

希(な、何やこれ……)

ピッ♪

穂乃果「あっ、コメントがついたよ!」

海未「ど、ドキドキしますね…」

ことり「どんなコメントが…」

穂乃果母「…よし! 見るわよ!」

PVについたコメント>>450-455

学校の中の様子がよくわかって面白かった!

『学校の中の様子がよくわかって面白かった!』

穂乃果「おぉ! 好意的なコメント!」

『志望校ここに変更する!』

絵里「や、やったわ!」

『曲と学校の中とアイドルの雰囲気が良くてすばらしいです。子供をここへ入学させようかしら』

真姫「べ、ベタ褒めね///」

海未「こ、こんなに褒められると恥ずかしいですね///」

『新加入の子かわいい!』

穂乃果母「あら~、嬉しいこと言ってくれるわね」

ことり(穂乃果母ちゃん、本当に可愛いもんなぁ…)

『μ'sに新メンバーとは初耳! あってみたいし見に行くわ!』

凛「やった! きっと学校にも興味もってくれるにゃ!」

にこ「ふふん、にこはプライベートじゃ会ってあげないわよ♪」

『穂乃果にそっくりだけど穂乃果って双子だったの?』

花陽「こ、これは…」

真姫母「まぁ…やっぱり似てるわよねぇ…」

ことり母「そうねえ、分かる人には分かっちゃうのかしらね」

穂乃果母「そんなに似てるかしらねぇ…」

穂乃果「私こんなに太ってな…じょ、冗談だよお母さん! その手降ろして!」

希(よ、予想外に反応が良かったみたいやね…てっきり罵倒コメントばかりかと思っとったけど…)

海未「さぁ! PVもばっちり出来ました! いよいよ練習あるのみですね!」

穂乃果母「よーし! 今日もやるわよ!」


「「「おー!!」」」

μ'sのPV撮影ー大成功!





ーーライブ前夜、どこかの喫茶店

穂乃果母「……」

カランコロン♪

穂乃果母「!」

真姫母「ごめんね、遅くなっちゃって」

ことり母「理事長の仕事が長引いちゃったわ」

穂乃果母「いいわよ、そんなに待ってないし。さ、座って座って」


……

穂乃果母「……明日、ね」

真姫母「早いものよね、もう一ヶ月よ?」

ことり母「まだ一週間くらいしか経ってないような気がするわ」

穂乃果母「そうね……呼び出した用件、分かってる?」

真姫母「……もちろん、自分の体のことだもの」

ことり母「自分が一番よく知ってる、ってね」

穂乃果母「あはは、やっぱりそうよね……」




穂乃果母「ライブが終われば、元の年齢に戻る…」

真姫母「……名残惜しいものね、実際にその時が近づいてくると」

ことり母「そうね。この一ヶ月、本当に楽しかったから」

穂乃果母「本当に、夢みたいな時間だったわ……」

真姫母「……どう? もう後悔はない?」

ことり母「私は十分すぎるほどよ。あなたは?」

真姫母「私ももう十分ね。……穂乃果母、あなたは?」

穂乃果母「……そうね、きっと私ももう大丈夫。ライブが終われば何も思い残すことはないわ」

真姫母「そう…良かったわ」

ことり母「今度はちゃんと出来たみたいね、私たち」

穂乃果母「?」

真姫母「いいのよ、あなたはライブを楽しむことだけを考えなさい」

ことり母「そうそう、私たちも応援に行くわ。これで最後なんだから悔いの残らないようにね」



穂乃果母「…ふふっ、ありがとね」





ーー東條家

希「……ついに明日、か」

希「やれることは全部やってきた、後はライブの成功を祈るだけ…」

希「カードの占いでも最高の結果になるって出てるし、心配することはないかもしれんね」

希「…でも少し気になることもあるなぁ」

希「……」

>>463

1.カードに気になることを聞いてみる

2.明日に備えて早めに就寝

3.終わらないパーティ、始めよ!

4.その他

2

希「……うん」

希「寝よう!」

希「明日のライブは間違いなく今までで最も大きいライブ…ここは余計なこと考えずに寝ちゃうべきやね!」ポフッ

希(…こういう時って大概は緊張で眠れなくなったりするんよね)

希(もしかするとウチ……も…)

希「zzz」スー


カード(明日…か)



ーー新生μ's、活動4週目終了、ライブまで残り0日…

今日はここまで。

また同じ時間から再開予定。

次で終わらせたい。




ーーライブ当日、学校

花陽「うぅ…緊張するよ…」

アルパカ「落ち着け、今までにやってきた練習を信じろ」

花陽「今までの練習…?」

アルパカ「そうだ。どれだけ辛く厳しいだろうとお前はついて行くことが出来ただろ」

花陽「そ、そうかもしれないけど…本番は別っていうか…」

アルパカ「なら本番だと思うな、練習のつもりでやってこい」

花陽「練習のつもりで…」

アルパカ「そうだ、変に気負うからダメなんだ。失敗しても大丈夫くらいのデカイ気持ちを持ってぶつかってこい」

花陽「……えへへ、ありがとうアルパカ。なんだか少し緊張がとけてきた気がする」

アルパカ「そうか、そいつは良かった」


凛「かよちーん! そろそろ行くよー!」


花陽「あ、うん! …それじゃあ行ってくるね!」

アルパカ「ああ、全力を出し切ってこい! 任せたぞ、猫」

猫「にゃっす!(任されたっす!)」

花陽「それじゃあ…行ってきます!」タッ!



アルパカ「…頑張れよ、花陽」





ーーエアーズロック山頂

進行役「それではぁぁぁあぁ、これより! 世界初! エアーズロック山頂においての合同音楽祭!
『世界の中心で愛を歌う』を開催いたします!」

ワアァアァアアァアア!

穂乃果「す、凄いお客さんの数…」

穂乃果母「いいわねぇ、血が滾るわ……」コォォォ…

ことり(す、すごい…穂乃果母ちゃん微塵も緊張してない…)

花陽(練習のように…練習のように…)



亜里沙「海未さーん! 頑張って下さ~い! あ、あとμ'sの皆さんも!」

雪穂「あ、亜里沙…何か失礼だよその言い方…」

海未「亜里沙達も応援に来てくれましたか…これは頑張らないといけませんね…」

希「ウチらおまけみたいな扱いやなぁ…」

真姫母「みんな、差し入れにレモンの蜂蜜漬け作ってきたわよ」

凛「さっすが真姫母ちゃん!」




絵里母「絵里ー! ハルァショーよ!」

絵里「お母さんも来てくれたのね…」

真姫「はるばるオーストラリアまで…」

にこ「ありがたいわね」モグモグ

ことり母「にこちゃん、今日はもうやめときなさい」


猫(アルパカ先輩…俺、先輩の分までμ'sの皆さんを精一杯応援しますから…)

進行役「なお、今回の音楽祭! 6組のグループが参加しておりますが、ライブ終了後に観客の皆さんから10点満点で採点していただきます!
そして最終的に最も多くの得点を叩き出したグループには素敵なプレゼントがございます!」



穂乃果母「へぇ~、今時のライブってこうなの?」

穂乃果「う、う~ん。どうなんだろ…」

ことり「あんまり聞かないかな…」

進行役「その景品は>>475です!」

スクールアイドルグループ全員で行く3泊4日の温泉旅行

進行役「スクールアイドルグループ全員で行く3泊4日の温泉旅行です!」

ワアァアアア

唯「ど、どうしようりっちゃん!? 私たちアイドルじゃないよ!?」

律「お、落ち着け唯!」


進行役「…おっと失礼。グループ全員で行く3泊4日の温泉旅行です!」

唯・律「よ、よかった~…」




穂乃果「温泉旅行かぁ~、いいね! ライブが終わったらみんなで行こう!」

海未「勝ったらの話ですよ、穂乃果」

希「それにしても世界初の試みなんやからもう少し景品奮発してくれてもよかったんじゃ…」

真姫「他のことで予算使い果たしちゃったんでしょ」

絵里「そうね…ここでライブをやる許可を取るだけでいくらかかることやら…」

ことり「想像できないね…」

にこ「ま、ちょーっと物足りないけど、貰える物は貰っときましょうか♪」

凛「おお、にこちゃんがかっこいいにゃ!」

花陽「みんなで温泉…! うん! 頑張ろう!」



穂乃果母「ライブが終わったら…か」

真姫母「…後のことなんて、今は考えちゃダメよ」

ことり母「そうよ、まずはライブを成功させることを考えなさい」

穂乃果母「……ええ」



絵里「…さて、私たちの出番は>>478ね」

ラストから2番目

絵里「最後から2番目ね」

穂乃果「う~、どうせならオオトリがよかったよ!」

海未「ひ、必要以上に注目されてしまいます! ここくらいが丁度いいです!」

ことり「あはは、海未ちゃんは恥ずかしがり屋さんだね」

希「う~ん、ウチらにはよく分からんね」

真姫(プレッシャーとは無縁そうだもんね、二人とも)

にこ「順番なんて関係ないわ、思いっきりやるだけよ」

凛「そうだよ! 凛は今からワクワクが止まらないにゃ!」

花陽「う、うぅ…早くやっちゃいたいようなそうでないような…」


真姫母「それじゃあ私たちは客席で見てるわね」

ことり母「あんまり考えすぎちゃダメよ」

穂乃果母「ええ、分かってるわ…」



進行役「それではさっそく歌っていただきましょう! トップバッターはこの方達です!」

>>483

てぃーむあらいず

進行役「何といきなりの合同チーム! 『放課後ティータイム』&『アライズ』で、『てぃーむあらいず』の登場だぁ!」

ワア~!(な、名前ださい…)


律「へっへっへ、どんな手を使っても温存旅行はいただくぜー!」

唯「さすがりっちゃん! 汚い!」

澪「ありなのかなぁ、これ…」

梓「観客も乗ってくれてますからいいんじゃないですか?」

紬「私、みんなで温泉旅行に行くのが夢だったの~」



英玲奈「まさかバックバンドを頼むなんて…」

ツバサ「だって~どうせなら大勢の方が楽しいじゃん!」

あんじゅ「一応勝負なんだけど…景品どうなるんだろ…」



~~~♪


にこ「むむむ! グループ名はダサいけどアライズの持っていたパフォーマンスの迫力がバンドの生演奏で更に強化されてるわ!」

花陽「はい! バンドの演奏技術もかなりのものですね!」



希「解説キャラになっとるよあの二人…」

絵里「でも二人のいう通り、これは強敵かもしれないわね…」


~~ジャーン♪

ワァァァァ!


進行役「てぃーむあらいずの皆さんでした! それでは得点をお願いします!」


>>485-487

89

進行役「得点の合計は……239点! いきなり高得点が出ました!」

オオー!

穂乃果「むぅ…これは…」

ことり「さすがはアライズだね…」

海未「ええ…放課後ティータイムというバンドも実力者でした」

凛「でも、勝負はまだまだこれからにゃー!」

真姫「そうね、まだ最初のグループの演奏が終わっただけだもの」



進行役「さぁ、どんどんいきましょう! 続いてはこの方々です!」

>>490

1.ソレイユ

2.犬っ娘クラブ

3.隣人部

4.その他

1

進行役「スターライト学園が生んだ超新星! ソレイユの皆さんです!」

ワアアアアア!

いちご「さぁ二人とも! 今日も全力で頑張ろう!」

蘭「もちろん! …でもまさかエアーズロックでライブなんてな…」

あおい「穏やかじゃないわね、本当に」



~~~♪



花陽「く、くぅ~~! さすがはスターライト学園から生まれた期待の新星!」

にこ「アライズに勝るとも劣らないパフォーマンス……あ、あれはスペシャルアピール!?」



絵里「二人が何を言ってるかはよく分からないけど、ここも強敵ね」

希「うん、さすがに実力者揃い踏みって感じやね」


ジャーン♪


進行役「これまた高得点が期待できそうです! それでは得点をどうぞ!」

>>492-494

45

進行役「お、おや? と、得点は合計139点! これは予想外に辛口の評価だぁ!」

ブーブーブー!

花陽「厳しい評価ですね…私はもっと得点が高くてもいいと思うんですが…どう思いますか解説のにこさん?」

にこ「簡単なことよ。たとえ会心の出来のステージだろうと、観客に受け入れられなければそれまで。アイドルっていうのはそういう世界に生きているの」

花陽「厳しい意見ですが確かに正論ですね……次のグループにも期待したいところです」



絵里「キャラ変わってない? あの二人」

希「アイドルのことになると熱心やからね、二人とも」


進行役「では次にいきましょう、次は…………」






ーー舞台袖

サツガイ! サツガイセヨ!

海未「……いよいよ次が私たちの出番ですね」

穂乃果(あれ? あんなバンド参加してたっけ?)

ことり「衣装もばっちりだよ♪ みんな可愛い!」

花陽「うぅ…おへそ見せるのちょっと恥ずかしい…///」

凛「動きやすくていいにゃ!」

真姫「ちょっとスースーするわね」

にこ「まったく、待ちくたびれたわ」

絵里「でもようやく私たちの練習の成果を見せる時がきたわね」

希「うんうん……穂乃果母ちゃん? どうしたん? やけに静かやけど…」

穂乃果母「……え? ああ、ごめんごめん。ちょっと考え事しちゃって」

猫「にゃーす(緊張なら俺が存分にほぐしといたっす!)」

花陽「わぁ、ありがとう猫さん」

海未(猫と話し…? いや、そんなわけないですよね…)

穂乃果母「…そうだ、みんなライブの前にちょっと…>>497

1.話があるの…

2.円陣でも組まない?

3.その他

穂乃果母「…話があるの」

希「…どうしたん? 改まって話って…」

穂乃果母「希ちゃん、あなたのカードの力は私は若返ったんだったわね…」

希「…そうやけど」

穂乃果母「何となくだけどわかるのよ、ライブが終わったら私は元に戻るってね」


「「「…え?」」」

穂乃果「そ、そんなこと…」

穂乃果母「嘘じゃないわよ、こんな時に冗談は言わないわ」

ことり「で、でも何で今…」

穂乃果母「本当はもっと早く言い出そうと思ってたんだけど、言ったら何だかみんなに気を遣わせちゃいそうでね」

花陽「そんな……」

穂乃果母「…みんなと今日までアイドル活動が出来て、本当に楽しかったわ。ありがとう」ペコッ

海未「……私たちの方こそありがとうございます」

穂乃果母「…え?」

絵里「穂乃果母がいなかったらダンスも歌も、こんなに上手くはなれなかった」

にこ「まぁダンスの方はちょっと教え方下手だったけど?」

凛「うぅ…あんまり思い出したくないにゃ…」

真姫「とにかく色々とお世話になったわね。でも…まだ一つ残ってるのよね?」

穂乃果母「残ってるって…」

穂乃果「そうだよ! これで最後って言うけど、それって一個だけ残ってるってことでしょ?」

ことり「うん! 穂乃果母ちゃんの初ライブだよ!」

花陽「最後じゃなくて、最初のライブだよ!」


穂乃果母「みんな…」

希「穂乃果母ちゃん、まだやることが残ってる以上、後のことは後回しにしよう。今やるべきは…」

絵里「ライブに全力を尽くすことね」


穂乃果「よっし! それじゃあいつものように円を作って…ほら、お母さんも!」

穂乃果母「……あはは、了解」

穂乃果「いっくよー、いち!」

ことり「に!」

海未「さん!」

真姫「よん!」

凛「ご!」

花陽「ろく!」

にこ「なな!」

希「はち!」

絵里「きゅう!」

穂乃果母「じゅう!」



穂乃果「よーし、行こう!」


穂乃果母「私が今遠い場所にいても待っていて♪」


シンメンバーノコダー カワイイ!


穂乃果母「Ah! 信じているよ 君へとI'll come back…」


ジャーンジャージャー♪

ワアアァァアア!


穂乃果母(一人で踊ったり歌ったりするのとは全然違う…ステージの上で、みんなと一緒にってだけで…こんなに…こんなに…)

穂乃果母(……楽しいなんて!)



真姫母「……」グスッ

ことり母「ちょっと、なに泣いてるのよ…」ポロポロ

真姫母「ふふっ、お互い様じゃない。十数年越しであの子の夢がかなったんだもの、泣いたっていいじゃない」

ことり母「…そうね、そうよね……本当に良かったわね、穂乃果母…」





……

進行役「…さぁ! 宴もたけなわといったところですが、これで全てのグループのパフォーマンスが終了いたしました!」

進行役「見事優勝の座を掴み取ったグループは……>>503

>>502





ーー東條家

希「……ふぅ、疲れたー」

希「肩の荷が下りた感じやなぁ…」

希「…でも、まだ聞いておきたいことが…」ゴソゴソ

カード(……zzz)

希「おーい」

カード(……zzz)

希「おーい!!」

カード(……む……希、か)

希「どうしたん? すっごい眠そうやけど…」

カード(……気にするな…それより…聞きたいことがあるのだろう?)

希「察しいいなぁ…そう、穂乃果母ちゃん達について少し…」

カード(……)

希「穂乃果母ちゃんも真姫母ちゃんもことり母ちゃんも音ノ木坂出身…穂乃果母ちゃんはアイドルとして凄い能力を持ってるし、真姫母ちゃんは作曲、ことり母ちゃんは撮影技術……この三人を若返らせてμ'sに引き入れたんは偶然やないと思うんや」

カード(…いいだろう、私に残った時間も少ない…全て話そう…)

希(時間?)

カード(現在のアイドル研究部は…今から二年前、にこが設立したものだ)

希「? うん、それはウチも知っとるよ」

カード(そしてその二年後、穂乃果達が入部し、μ'sが結成される……)

希「な、何か全然話が見えてこないんやけど……」

カード(そして…希、お前が私を見つけ出したのだ)

希「? ああそういえば部室で見つけたんやっけ…… ! カード、もしかして…」

カード(…私はずっと見てきたのだ、あの部室で起こったこと全て……そして)



カード(十数年前にもあったのだよ、アイドル研究部は)

希「まさか…それが…」

カード(作ったのは1人の少女、アイドルに憧れ自分もやってみたいという思いつきだけで行動する無鉄砲な少女だ。
そしてそんな姿に惹かれ、何人もの部員が集まった。曲を作り、撮影を担当する協力者も現れた。
……ここまでは良かったのだ」

希「……」

カード(少女の才能は大きすぎた。歌もダンスも同年代の者とは比較にならないレベルだった。間近で才能の差を見せつけられた部員は一人、また一人と去って行った。
残ったのは協力を申し出た二人だけだった。今とは違い、当時は部員が規定の人数を下回った時点で即廃部。後に残ったのはステージに立つという夢敗れた少女と、少女の力になれなかったことを悔やむ二人の協力者……)

カード(少女は別のことに力を入れ、その夢を忘れることにした。生徒会長や家の手伝い、多忙の中に自らを置き続けることでな。…それでも諦めきれなかったようだがな)

希「そうか…放課後に他のスクールアイドルの所に練習に行っていたのは……」

カード(…ただ羨ましかったのだろう)

希「…穂乃果母ちゃん」

カード(私はその少女を救いたかった。そして希、お前達ならばきっとやってくれると思ったのだ)

希「μ'sが…?」

カード(才能など関係なしに、ただ仲間と共にアイドル活動を楽しむことが出来るお前たちならば……とな。
…そして私の勘は間違っていなかったようだな)

希「カード…ふふっ、そうやね。きっと穂乃果母ちゃん達、ここ一ヶ月とっても楽しかったと思うんよ。皆と一緒にいる時はいつも笑顔だったから」

カード(……そうか。ならば私ももう……思い残すことはない)

希「え?」

カード(私に力が宿ったのは……少女を救いたいと願ったから…だ。望みが叶った今……私は消える…)


希「カード……」

カード(ありがとう……希。μ'sの皆にも…伝えて…おいて…く)

希「カード! ウチらも楽しかったんよ! 穂乃果母ちゃん達だけじゃなくμ'sのみんなも! 穂乃果母ちゃん達がいたから、今日までとっても楽しかった!
だから、みんなを代表して……ありがとう!」

カード(……ふふっ、そうか……それは……よかっ……た)





カード「」シーン……

希「…本当に、ありがとう」





ーー翌日、音ノ木坂学院

絵里「よーし、みんな揃ってる?」

穂乃果「もちろん!」

海未「まさか昨日の今日で温泉旅行に行こうなどと言い出すとは……」

ことり「まあまあ、海未ちゃん。ライブの疲れをとるには丁度いいと思うよ?」

花陽「温泉…! どんなお料理がでるか楽しみです!」

凛「凛も今からお腹が鳴りそうにゃ!」

真姫「そっちの方が楽しみなのね…」

にこ「ふっふっふ、にこの温泉卓球の腕前見せてあげるわ!」

希「お、ウチと勝負する? にこっち」ゴオォォ…

にこ「あ……え、遠慮しとくわ」

?「私もついていっていいのかしらねぇ…」

?「いいんじゃない? ライブに出たのは確かなんだし」

?「私たちはサポートメンバー特権てことかしらね」

?「そろそろ病院の方に復帰しないとまずいんだけどねぇ…」

?「大丈夫よ、亭主に任せとけば」

?「あなたね…」




穂乃果「よーし、それじゃあμ's全員で……しゅっぱ~つ!」


「「「おー!」」」




おわり

何がしたかったのか自分でもよく分かりません。

ママンずについては2期で掘り下げて欲しいです。

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