仗助「神室町ぉ?」 (22)

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初めてのssです
承太郎達がプッチを倒したとしての話
仗助→28(性格変わらず)
2011 龍が如く4の後の話

ジョジョの奇妙な冒険×龍が如く

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承太郎『そうだ、すまないが 少し確かめに行ってもらいたい』


仗助「いきなり電話してきて、どう言うことなんッスかぁ〜?」


承太郎『どうやら、かなり面倒な男がいるらしくてな』


仗助「めんどうなぁ?どう言うことッスか?」


承太郎『SPW財団曰く、自覚していないスタンド使いらしくてな どうやら元東城会の人間らしい』


仗助「ゲぇ〜!マジ物のヤクザかよぉ!」


承太郎『心配するな、どうやらもう何年も前に引退しているらしい、年に一度だけその男のうわさを聞くのがが神室町でな、確認してきてほしい』


仗助「確かめるって何をッスか?」


承太郎『まぁ、敵にならないかどうかと言ったところか』


仗助「わかりました、承太郎さんの頼みなら断れないっスよ」


承太郎「感謝する」

数日後


仗助「うぉ〜、建物がデケぇなぁ!」キョロキョロ


仗助「えーと、まずはその男が目撃されるホストクラブかぁ」


——スターダスト

ボーイ「お、お客様、当店はホストクラブですので男性だけでのご利用はちょっと」


仗助「あぁ、違うんッスよ、ちょっとテンチョーさんに話が聞きたくて」


ボーイ「失礼ですが、どのような御用件で?」


仗助「えーっと」ガサゴソ


仗助「キリューさんの話って言えば取り次いでもらえるって聞いたんスけど」


ボーイ「!」


ボーイ「少々お待ち下さい」

——数分後

ユウヤ「どうも、店長のユウヤです、こちらにどうぞ」

ガチャ

ユウヤ「それで、お客様、お名前は?」


仗助「あ、東方仗助っス、今日はキリューさんのことで話聞きたくて」


ユウヤ「ええ、ボーイから伺ってます こちらにいらして桐生さんの事を聞くということは、ある程度調べてらっしゃるということですよね?」


仗助「資料だけは貰ってるっスねぇ」


ユウヤ「……あの、東方さん 桐生さんが今、神室町には住んでいらっしゃらないことは?」


仗助「は?」


ユウヤ「ですから、桐生さんは神室町にはいらっしゃいませんよ?」


仗助「えーー!でも資料には年に一回この街で必ず噂をッて書いてあんですよ!」

ユウヤ「確かに、年に一回は東城会関係で面倒なことに巻き込まれていますが、今は沖縄にいらっしゃいます」


仗助「えーーーっ!」






仗助「っつーわけで、桐生って男、今は神室町にいないらしいッスね」


承太郎『そうだったのか、すまないな 手間をかけて』


承太郎『もう帰ってもいいぞ、仕事の方が無いなら東京観光でもしていけ』


仗助「いえ、俺チョット沖縄まで行ってその男に会ってみたいっス」


承太郎『どうしたんだ?後はこちらで何とかできる』


承太郎『もちろんお前の力が借りられるのならそれに越したことはないが』


仗助「さっき会ったユウヤって人がちょっと気になることを言ってたんで」

回想

ユウヤ「でも、東方さん 桐生さんに何の用が?」


仗助「う〜ん、昔揉めたDIOって男とのつながりがないかを調べているんスよ」


ユウヤ「でぃお?」


仗助「まあ、俺が直接揉めたわけじゃあないんですけどね」


ユウヤ「そうですか、 そういえば、東方さんのご出身は?」


仗助「S市ッス仙台の」


ユウヤ「S市かぁ、桐生さんが若いころ遊びに行ったって言ってましたね」


仗助「そうなんスか?」


ユウヤ「高校生って言ってたかなぁ?冬にS市で喧嘩した後に学ランを無くしたって言ってましたね」


仗助「学ランを……無くした?」


ユウヤ「なんか人助けしてる間に……」


仗助「ソレ、本当かぁ!?」


ユウヤ「」ビク


仗助「あ」


ユウヤ「ど、どうしたんですか?」


仗助「すんません、ちょっと気になったもんで」


ユウヤ「はぁ?そうですか」

仗助「もし本当なら、あの時の俺を助けてくれた人かもしれない」


承太郎『なるほどな、わかったこのまま桐生の調査を続けてくれ、明日の沖縄行きの便をとっておこう』

翌日

仗助「暑い!さすが沖縄だな!海にでも入りてぇなァ!」


仗助「っと、まずはアサガオに行かなくちゃな」


アサガオ


桐生「おい、太一 すまないが市場で豚肉を買ってきてくれ」


太一「は〜い」


タッタッタ


ドン


仗助「って」


太一「いた!」


仗助「あ、悪いな へ〜きか?」


太一「いてて、うん平気だよ、ごめんねオジチャン」


仗助「お、おじ……まぁいいや」


仗助「お前、アサガオの子供か?」

太一「そうだけど、どうしたの?」


仗助「桐生さんって今いるのか?」


太一「オジサンの事?いるよ、呼んでくる!」

オジサーン オキャクサンダッテー
キャク?
ソトニ ヘンナカミガタノ オジチャンガイル

仗助「へ、変な髪形ぁ?」ワナワナ


仗助「お、落ち着け東方仗助 相手は子供だろ そうだ、素数を数えるんだ1、2」


桐生「あんたか?俺に客ってのは?」


仗助「うぉ!あ、あんたが桐生さんか?」


桐生「あぁ、俺が桐生一馬だが お前は?」


仗助「東方仗助、あんたにチョット用事があんだ コレ見えるか?」


桐生「何のことだ?」


仗助「クレイジー・D!」


桐生「!」

仗助「その反応、やっぱ見えるみてーだな」


桐生「なんだ、そのお前の後ろの薄気味悪い騎士みてぇな野郎は」


仗助「こいつはスタンドって言ってな つまるところ超能力の具象化ってところだ」


桐生「スタンド……」


仗助「こいつはスタンド使いにしか見えねーからな、あんたも自覚してねえだけでスタンド使いってことだ」


桐生「それで、俺がそのスタンド使いとやらだからって何が言いたい?」


仗助「まずはあんたがDIOと関わってねーかどうかを調べねーとな」


桐生「ディオ?」


仗助「あぁ、もう二十年以上昔に死んだ男だが、その男の影響を受けて世界を操ろうと考える奴はいまだにいるからな」

仗助「とりあえずは」


桐生「どうやら話し合い云々じゃあどうにもなりそうにねえな」


仗助「悪いなァ桐生さん ホントは露伴のヤローにでも頼んで本にしてもらうのが一番なんだがよォ〜」


桐生「拳が語ることも多いからな、俺はそれで生きてきた 構わねえぜ」


仗助「あんたの力を引き出す意味でも ここはタイマンといこうぜェ!」


仗助「クレイジー・D!」


仗助「ドラァ!」

その時、仗助に見えたのは甲冑をまとった武士のスタンドだった。
クレイジー・Dの振ったではその武士をとらえたかと思ったが、その直前、桐生はスウェイ回避を行い

桐生「ハッ!セイヤぁ!」


ドゴォ

仗助自身の顔面を殴った

仗助「ってーなァー!なめんじゃねーぞオッサン!」


桐生「こい、ガキ」


仗助「ドララララララララララララララララララララララ!」


桐生「何っ!」

仗助「いよっしゃあ!」

仗助はそのラッシュに確かに手ごたえを感じ勝利を確信していた、しかし彼は知らなかった。
桐生一馬と言う男の恐ろしさを、虎を二匹相手取る男の強さを!


桐生「乱打に頼るようじゃあ、まだまだガキだな」


仗助「な!テメー!」


桐生「こんどはこっちの番だぜ」


桐生「ウォォォォォォォォォ!」


桐生の全身が赤く燃え上がると、桐生は仗助の顎にアッパーをきっちりお見舞いした

一時間後—

仗助「ハッ!」ガバッ


遥「あ、気づいた?」


仗助「ここは?」


遥「アサガオの中、おじさ〜ん!ヒガシカタさん起きたよ〜!」


桐生「おう、大丈夫か?」


仗助「まだ口の中ヒリヒリするぜ、グレートなアッパーを喰らっちまったな」


桐生「で、そのスタンドとやらについてもう少し詳しく教えてくれ」

仗助「早速かよ」


桐生「俺の中にそんな幽霊みてえなもんが居られても困るだろうが」


仗助「分かったぜ桐生サン、じゃあまずはあんたのスタンドをもう少し詳しく知りてぇ」


桐生「スタンドってのはどうやって出すんだ?」


仗助「自分の中であんた自身の心をイメージしてみろ」


桐生「俺の心……」


シュン


仗助「やっぱりこの侍ヤローがあんたのスタンドか」


桐生「これが……」


仗助「俺のスタンドはこいつ」


ゴゴゴゴ


仗助「クレイジー・D 能力は破壊、そして再生だ」


仗助「あんたにもわかるはずだ、自分のスタンドの能力が」

桐生「……そうか、わったぜ 俺のスタンド能力」


仗助「で、それは?」


桐生「進化だ」


仗助「進化ぁ?」


桐生「俺はもう四十を超えているが肉体が全く衰えはしない そして年をとるごとにむしろ強くなっていく」


桐生「このスタンドは俺を永久に進化させ続けているスタンドだ」


仗助「なァ〜にィ〜!それじゃああんたの強さは本物っつ〜ことかよ!」


桐生「そういうことだな そして、もうひとつ これは俺は今まで使ったことがなかったんだが」


仗助「まだあったのかよ!」

桐生「どうやら、もう一つの人格を使うことができるらしい」


仗助「……は?」


桐生「文字通りだ 俺は使ったことがないが意識することでハイテンションな自分を作ることができるみてえだ」


遥「」
L・O・V・Eラブリーハルカァ!
GO!GO!Let'sGOラブリーハルカァ!
ハールカ!ウォイ!!ハールカ!!!
フゥワ!フゥワ!!

仗助「わかんねーが、アンタがそう言うんだったらそうなんだろ桐生サン」


遥「あ、あのヒガシカタさん」


仗助「ん?どうしたお嬢ちゃん」


遥「その、スタンドっていうのが勝手に動いちゃうことは?」


仗助「暴走ってことはあるな、本人の意思とは無関係に使っちまう」

桐生「だったら俺のこのスタンドが進化ともう一つの人格を作ることで古牧の爺さんの技を獲得したのかもしれねえのか……」


仗助「そのコマキってじいさんの技がどんなのかは知らねえけど、そのスタンドの能力は進化なんだろ?」


仗助「つまり、体得できたのはアンタの実力ってわけだ」


桐生「ふっ、嬉しいこと言ってくれるじゃねえか」


桐生「ところでお前、どこから来たんだ?」


仗助「俺か?俺はS市の杜王ちょ——ってそうだ!キリュウさん!あんた若いころS市で大喧嘩して学ラン無くしたって本当か!?」


桐生「S市で?……あぁ、そんな事があったかもしれねえ 誰から聞いたんだ?」


仗助「スターダストってとこのユウヤって兄ちゃんから聞いた」


仗助「それで、その後人助けしてる時に学ランを無くしたって」


桐生「あぁ そうだったな」


仗助「もしかしてそれってスリップした車とかじゃねえか?」

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