八幡「等価交換?」 (42)


八幡「最近、いろいろあって金欠だ…主にゲーム、本、あとは一色とか一色だな…」

八幡「いつもなら金欠なのは気にしない。だが戸塚とデートの約束をしてしまった…」

八幡「戸塚とのデートで金欠なんてあってはならん!絶対にな!」

八幡「だからなんとしてでも金を補充したい…なにか上手く稼げないだろうか…」



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八幡「まぁ稼ぐにしてもバイトは絶対にしたくないしな」

八幡「ちなみに小町が…」

小町『お兄ちゃんがパンツ売ったら数万円も稼げるよ!あ、今の小町的にポイント高い!』クンカクンカ

八幡「って言ってたな…俺のパンツが数万円で売れたら今頃金持ちだっつうの…あと小町の奴、なんか嗅いでたのは気のせいだな!うん」

雪乃「ブツ谷君は、さっきから何をブツブツ言っているのかしら、気持ち悪い」

八幡「今の声に出てたのかよ…すぐ忘れてくれお願いします」


雪乃「金欠谷君はお金に困ってるそうね。私が援助してあげてもいいわ」

八幡「お前に援助してもらうほど金に困って…いや困ってるがなんか後から怖いからいいわ…」

八幡(小遣いも前借り出来んし正直凄く困っているが雪ノ下に借りるのはリスクが高すぎる)

雪乃「別に怖いことなんてないわ、あなたは簡単に私の要求を果たせるもの」


八幡「俺が簡単に雪ノ下の要求を果たせる…?パシリか?奴隷か?」

八幡(さすがにパンツはないよな…?)

雪乃「私の要求はただ一つ」

雪乃「あなたの今穿いている下着よ!」キリッ

八幡「ま、まじだったぁぁぁぁぁぁ」

八幡「からかってるんだろ?そうだと言ってくれ…俺のパンツなんかに価値なんて…「ふざけないで!」

八幡「!?」ビクッ


雪乃「あなたの下着に価値がない…?そんなわけないじゃない!あなたの下着を狙う人は多いわ」

八幡「は?」

雪乃「あまりの欲しさに恥を忍んで小町さんに頼んでも小町が使うからダメと言われ…でも引かずに何度も…何度も頼んで断られてるのよ?」

雪乃「ただでさえ洗濯してある下着でもプレミア物なのにあなたが穿いている下着…つまり脱ぎたてパンツが価値がないわけないじゃない!」

八幡(もう帰っていいかな)


雪乃「…謝りなさい…」

八幡「え?何に?」

雪乃「あなたの下着によ!あなたが今穿いている思わずぺろぺろしたくなる下着によ!さぁ早く!私が見届けてあげるから」

八幡「わ、悪い…」

八幡(パンツに謝る人生なんて送るつもりじゃなかったのにな…)

雪乃「まだ誠意は足りないけど許してあげるってあなたの下着が言っているわ」ニコッ

八幡「そ、そうか…」


八幡(くっ…なんていい笑顔だ…!思わず惚れそうになるくらいの笑顔だが、物が物だけになんとも言えない)

八幡(あと雪ノ下、病院行こうぜ!わりとましでな…あ、手遅れか)


雪乃「ただ私がお金を出すだけじゃつまらないし、あなたの下着に見合う物…つまり等価交換しましょう」

八幡「なに言ってんだこいつ…」


八幡「ていうか勝手に決めんなよ!」

雪乃「私はあなたの下着を堪能する…あなたは戸塚君とのデートの為の資金となる物を手に入れる…」

雪乃「これってあなたがよくいうWin-Winの関係っていうのではないかしら?」

八幡「俺はそんな関係目指してないんだが…」

雪乃「ということで、私は>>10を出すわ」

八幡「こ、これは…」


千葉県で同性婚が認められるようになる法案提出書


八幡「千葉県で同性婚が認められるようになる法案提出書だと…!?」

雪乃「姉さんからもらったのだけれど、私には身に余る物だもの」

八幡(こ、これで戸塚と結婚出来るようになる!……いや待てよ…あくまで提出書だ…通るかわからない…)

雪乃「さて比企谷君、早く交換しましょう…さぁ早く!」ハァハァ

八幡(お、俺は…)

八幡のパンツは貴重です。交換しますか?

1.する(交換成立)
2.しない(交換不成立)
3.保留

↓3まで



八幡「か、考えさせてくれ!ちょっと飲み物買ってくる」スタスタ

雪乃「ま、待ちなさい!比企谷君!せめて下着は置いていって…!」

雪乃「……くっ…いけると思ったのだけれどダメだったみたいね」

雪乃「次こそは必ず…!」ギリリッ


八幡「ふぅ…なんとか逃れる事が出来た…」

八幡「雪ノ下の奴、目がマジだったな」

八幡「パンツなんて渡したら俺は何かを失う気がする…」

>>18「何してるの?」

八幡「…!?」ビクッ


声をかけてきた人物は?

平塚先生


静「比企谷、君は立ち止まって何をしているんだ?」

八幡「先生だったんですか…びっくりさせないでくださいよ」

静「君が何やらぶつくさと独り言を喋っているのが聞こえてな」

静「比企谷、何か悩みでもあるのか?私に話してみろ」

八幡「え、えーとですね…さすがにこれは…」

八幡(悩んでるっていうか戸惑っているのは雪ノ下のアレのせいだが、さすがに言えん)


静「私と君の仲じゃないか、深刻な顔つきなのはワケがあるのだろう?」

八幡「今金欠なのが悩みなだけなんで…先生にこんなこと言ってもどうしようもないんですが…」

静「いくらいるんだ?」

八幡「え…?さすがに先生に出してもらうなんて悪いですし、てかまずいですよ…」

静「私の可愛い生徒が困っているんだ。これくらい気にするな!」


八幡「で、でも…」

静「では、等価交換はどうだ?」

八幡「え?等価交換…?」

八幡(ねぇ…最近、総武では等価交換流行ってるの?偶然か?それとも…)

静「うむ、同じ価値のある物を交換することだ。それなら文句はないだろう?」

八幡「まぁ確かにそうですね…」

八幡(なんか嫌な予感がしてきた)


静「では、交換しようか!私は何を出そうか…」

八幡「てか先生、俺が出せる価値のある物なんてありませんよ…」

静「あるじゃないか、それは今君が穿いているぞ」

八幡「ズ、ズボンですか?」

静「いやパンツだ」

八幡「やっぱりだぁぁぁぁぁぁ」


静「君のパンツとなるとかなりの価値だからな!ふむ、それに釣り合う物か…」

八幡「つかぬ事をお聞きしますが、俺のパンツってそんな価値のある物なんですかね…?」

静「何当たり前の事を言っているんだ?全世界共通の知識だろう?」

八幡「」

静「軽く城が建てれるくらい価値のある物だ。君はどれだけの人物に狙われているのかわかっていないようだな」

八幡「俺のパンツすげえええええええ」


静「だから君のパンツに見合う物だと私は>>30しかないな!さぁこれでどうだ!比企谷!」

八幡「こ、これは…」

千葉県で教師が生徒に手を出しても咎められない法案提出書


>>30さん、すみません、、、
連取りなので↓にします…最初に注意事項で書いていなくて申し訳ないです…


八幡「戸塚の写真集!?」

八幡(人によっては価値があるとは思わないかもしれない…だが俺にとって戸塚の写真集は価値がある!)

静「そうだ!とある教師が盗撮をして戸塚のあられもない姿を撮った写真集だ!どうだ比企谷?」

静「ちなみにその教師は捕まった」


八幡「なんで先生はそんな写真集手に入れれたんですねぇ…」

八幡(ど、どうする!?城建てれる価値のある俺のパンツと戸塚の写真集…これは悩むぞ…)

八幡(あと初心を振り返って欲しい。当初の目的は、金欠をなんとかするだけだった…なのにどうしてこうなった…)

八幡(いや待てよ…俺が自分のパンツ持って店に売りに行けばいいんじゃ…いやまだ確証が持てない以上、店に見せて恥かきたくない…)

八幡(ここは…)


1.交換する(交換成立) END
2.交換しない(交換不成立)
3.保留

↓3まで


八幡「まだ猶予があるので少し時間をください…」

静「…ちっ…わかった。待っているぞ!さて、私は職員室に戻るとするよ」

八幡「はい、なんか気を遣わせてすみません」

八幡(あと先生も要注意人物にマークしておこう)

静「うむ、よく考えるように!またな比企谷!」


八幡「先生、あんなに積極的なのになぜ結婚出来ないんですか…」

八幡「災難は去った。飲み物も買ったしこれで部室に戻れるが…ぶっちゃけ戻りたくない」

八幡「さて、どうしたらいいか…」

>>「……」ジー

八幡「なんか気配が…!?」


八幡を見ていた人物は?


ミス

↓2で

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月01日 (月) 21:37:16   ID: gLOip7Cq

俺のパンツにもコレくらいの価値があれば・・・

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