小町「お菓子くれなきゃイタズラするぞ?」
八幡「あ、悪り今待ち合わせ無いわ」
小町「即答!?」
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小町「え~何でもいいから小町にお菓子を恵んでおくれよー…」
八幡「お生憎様。最近は間食なんて一切取ってないんでお菓子なんて一つもありません」
八幡「すまんな、ハロウィンなんて今日日聞かんから忘れてたわ」
小町「嘘だー!?お兄ちゃん毎年欠かさず小町にお菓子渡してくれてたじゃん!」
小町「去年なんかかなり値の張りそうなチョコレート買ってきてくれて『来年はもっと良いの買ってきてやるからな』ってらしくないクールなセリフ吐いてたのに!」
八幡(何それ反応かなり微妙でショック受けるんだけど)
八幡「まぁまぁ待ちたまえよ小町クン」<クン!
八幡「考えてもみろ。俺がお菓子を渡せねーっつー事は俺はお前のイタズラを受けざるを得ないって事だ」
八幡「それ即ち、お前は大好きなお兄ちゃんをあんな事したりやこんな事をしたりでめちゃくちゃにできる権利を与えられたも同然って訳だ」
八幡「こんなの、お菓子で推し量れねぇ位の価値はあると思うんけど…お前はどう思」
小町「…」ジト…
八幡(うわぁ割とガチ目に引いてるよ)
小町「いや、確かにゴミぃちゃんがどうしようもない重度のシスコンだっていうのは理解してたけど」
小町「流石にこれは…」
八幡「何そこまで酷かった今の!?」
小町「イタズラだから仕方なくと正当化して実の妹を誘惑しあわよくば手にかけるとか片腹痛いわ」3年遅い
八幡(3年前ならセーフなのね)
小町「まぁいいや…無いなら仕方ない。別の人に頼むよ…」スタスタ…
八幡「茶化して悪かったって…ほ、ほらガムなら1個あるk
小町「は?」
八幡「何でもありません」
小町「あっそ」スタスタ
八幡「…良いのか?多分お兄ちゃん来年お前に気使う余裕無いし、再来年以降は同居できるかも分からん」
八幡「甘えるなら今年で最後かもよ」
小町「……それも思ったし、お菓子無いなら無いでそっちの路線もあったけど滅入ったしいいや」
小町「んじゃ空けるから」
八幡「あぁそうかい」
小町「…」ガチャ
小町「ほんとは小町、楽しみにしてたのに」ボソッ
八幡「まぁまぁ待ちたまえよ小町クン」
小町「また博士風!?」
八幡「そこまで焦って結果出す必要は無ぇだろ」
小町「?」
八幡「要は折衷案だよ、折衷案」
八幡「これで手を打とうって事だ」
八幡「今、お前はお菓子が欲しくてたまらない」
小町「いやまぁお菓子が欲しいというか…何というか」
八幡「だが生憎俺はお前のそのご所望の物は持っていない」
八幡「なら別に今からでも買いに行く事だって可能だけどそれじゃつまらないだろ?」
小町「??」
八幡「お菓子を買うというのを名目にお前と今日1日付き合ってやるって事だよ」
小町「お」
八幡「本来1日中家でゴロゴロするっていう俺の幸せな休日のひと時を邪魔するっていうんだ。この上なく迷惑なイタズラだし」
八幡「何より好きな場所に行き、好きなモンを買える。今までは決められた物を貰うしか出来なかったお前に選ぶ権利が手に入る」
小町「おお」
八幡「その上、お菓子もといその欲しい物諸々全て料金はお兄ちゃん負担というおまけ付きだ」
八幡「無論数も問わん。いくらでも買ってやる」
八幡「お菓子といえどここまで美味しい話は無いと思うんですが…」
八幡「……的な感じでどうすか?」
小町「…」
小町「まぁ…甘~い話には何とやらと言いますが」
八幡「っ!?」ズイッ
小町「今日はお兄ちゃんの甘言に甘えてやるとしますか!」ギュッ
小町「あ、今の小町的にポイント高い!」
八幡(ふぅ…どうにか機嫌は直してくれたか)
八幡(ぶっちゃけ出かけるのは確かに面倒くさいけど)
八幡(最愛の妹の為とあらば仕方あるまい)
八幡(それにたかが買い物だ。最悪適当に近くのコンビニで済ませられりゃすぐ帰ってこれ
雪乃「あら比企谷君、奇遇ね」イモウトサンモ
八幡(ないわな…思わぬ伏兵……)<ヤッハロ-デス!ユキノサン
八幡「なんでお前が居んだよ雪ノ下」
雪乃「あら、私が1人で街を出歩く事のどこがいけないのかしら」
八幡「別にいけないとは言ってないだろ」
小町「雪乃さんも何か買い出しに来たんですか?」
雪乃「も…?まぁ私は気晴らし程度に…」
雪乃「…あ、そういえば今日ってハロウィン…だったかしら」
八幡(お前も気付いていなかったのか)
雪乃「じゃあ比企谷君、トリックオアトリート」
八幡「じゃあって何ですかじゃあって!その雑で無理矢理な話題転換は!」
雪乃「心外ね。今ハロウィンという単語が出てきて且つ菓子を最速で入手できるルートとして貴方を選択するのは妥当な判断じゃないかしら?」
八幡「今出かけてる奴がお前に渡す為だけに菓子持ってきてると思うか?」
雪乃「買い物を済ませた後かもしれないじゃない」
八幡「人が買ったばっかのモン強奪しようとしてるのお前?」
八幡「あ、ガムなら1つあるけd
雪乃「は?」
八幡「何でもありませんごめんなさい」
小町「お兄ちゃん…」
雪乃「残念ね。それが出来ないと言うのなら、私はあなたにイタズラを施さなければならないという訳だけど」
八幡「別にお菓子貰えなきゃイタズラしなきゃならんなんて義務無いんですが」
雪乃「そうね…パシリとして使ってもいいし、でもそれじゃつまらないわね……パンさんの着ぐるみを着て1日中街を歩いて貰いましょうか……あ、若しくは今後の為にこの誓約を取っておくのもいいわね」
八幡「頼むから今この場で出来るモノにしてくれよ」
雪乃「……???」
八幡「いや当たり前だろ、何首傾けてんだ」
雪乃「む…悩ましいわ」
雪乃「そういえば小町さんはどうして比企谷君と?」
小町「んーとですね!小町はお兄ちゃんがお菓子をくれなかった罰として今ショッピングに付き合ってもらっている所なのです!」
雪乃「ふむ」
八幡(あ)
小町「お兄ちゃんったら優しくて今日はいくらでも好きなモノを買ってやるって言ってくれたんですよ~」
雪乃「ふむふむ」
八幡(ああ…)
八幡(おい間違っても誘うんじゃないぞ小m
小町「良かったら一緒にどうですか?」
雪乃「ええ喜んで」ニコッ
八幡(普通に家で大人しくすりゃ良かった)
八幡(なんでこんな羽目に…)
小町「♪」
雪乃「さて…何を買ってもらおうかしら」
八幡「言っとくがお前のは買うつもり無いぞ」
雪乃「何を言っているの?ただ付いていくだけじゃ私にとって大したメリットしか無いじゃない」
雪乃「まぁ?私は小町程貴方と深い関係がある訳ではないし?それ位の待遇の違いが出るのは当然なのかしら?」
小町「差別、ダメ、ゼッタイ!」
八幡(面倒くせー…さっさと買って帰りてー…)ブ-ブ-
八幡(小町はまだしも雪ノ下は何要求するか分かったもんじゃない)
八幡(まぁ適当に安価なパンさん系統の商品買って後は…)
由比ヶ浜「あ、ヒッキーだ」ヤッハロ-!
八幡(伏兵その2…)<ヤッハロ-デス!
>>10
悩んでたら普通に誤爆した
大してメリット無いで
>>11
あ、後小町「さん」…
誤字が多い……
由比ヶ浜「何やってんの?3人共」
雪乃「今日ハロウィンなのに比企谷君がお菓子をくれないからその代わりに仕方なくおつかいに付き合ってるだけよ」
小町「」 コクコク…
八幡(あのさぁ…)
由比ヶ浜「えー何それ面白そう!私も行く行く!」
八幡「待て待て待て」
八幡「勝手に話進めんな」
雪乃「どうしたの?嬉しい申し出じゃない、貴方の財布を軽くするのを手伝ってくれるらしいわよ」
八幡「やめて!もう俺の財布のライフは0よ!」
小町「えー別にいいじゃん!人数多い方が楽しいよー」
八幡(もう当初の目的忘れてない?)
八幡「ほ、ほら由比ヶ浜ガムやるから…トリックは無しで、な?」
由比ヶ浜「え、ヒッキーあたしが付いていくの嫌なの…?」 ジワ…
雪乃「は?」
小町「は?」
八幡「何でもありません生まれてきてごめんなさい」
雪乃「良かったわね由比ヶ浜さん、今なら好きなもの何でも買ってくれるらしいわよ彼」
八幡「だからお前にはそんな事一言も言ってねぇだろ!」
由比ヶ浜「へー…あ、でももう今日買いたい物はほとんど買ったしなぁ」
由比ヶ浜「今は特に欲しい物は無い、かな」
小町「今の内にねだった方がいいですよ~ウチの兄ちゃんはドケチで奢るなんて事多分もう生涯無いと思いますし」
八幡「いくらなんでもその評価は無いだろ…耐性ある俺でも今ちょっと傷ついたよ?」
由比ヶ浜「うーん…」<ジョウダンダヨ…ナカナイデ?
由比ヶ浜「あ、そうだ!」<アノサァ…
八幡「ん?」
由比ヶ浜「奢らない代わりに、別のイタズラしてもいい?」
八幡「えぇ…」
雪乃「そうね、私達は比企谷君から色々プレゼントが貰えるのに由比ヶ浜さんだけ付き添うだけで何も無しなのはあまりに不憫だし」
小町「うんうん!」
八幡(ハロウィンって何だろ)
八幡「頼むから今ここで出来る範囲内にしろよ…」ナンデオレバッカリ…
由比ヶ浜「あ、多分問題ないと思うよ」
八幡「?」
ザワザワ…
八幡「……あの…由比ヶ浜さん?」
由比ヶ浜「どしたのヒッキー?」
八幡「なんで私達は手を繋いで街の中を堂々と歩いているんですかね」
由比ヶ浜「ほ、ほらさっきも言ったじゃん!今日予想以上に寒くて霜焼け出来て困ってたって!」
由比ヶ浜「手袋の代わりにはなるかもって…」
由比ヶ浜「な、何より周囲の人がジロジロ見てきてヒッキーちょっと焦ってるでしょ!」
由比ヶ浜「名付けて『恥ずかし責め~』な、なんちゃって…おお思い知ったかー!」
八幡「…い、いやまぁ思ったよりも悪くないというか…その」
由比ヶ浜「な、何言ってんのヒッキー!さては変な事考えてるねキモい!!」
八幡「何故!?」
八幡(大体由比ヶ浜自身は恥ずかしくないのかよコレは…さっきから妙な事ばかり起きてるな全く)<バクハツシロ…
八幡(…)チラッ
雪乃「」ジ---
八幡(さっきからノリノリだった雪ノ下が突然形相変えてこっち睨んでるし…)
小町「」ニヤニヤ
八幡(小町と来たらこっち向いてさっきからずっとニヤついてやがる…何が何だか…)
八幡(あー…早く帰りたい)
八幡(ま、まぁ由比ヶ浜が加わっただけで状況は然程変わらないし?あと後ろの2人の買い物済ませりゃいいだけだし?楽勝楽勝)
八幡(もうこれ以上ギャラリー増えてくれるな
いろは「あ、先輩!わぁ偶然!」
八幡(もうこの時点でおかしいよね)
八幡「おい一色」ズイッ
いろは「な、何ですか先輩…いきなり」
八幡「トリックオアトリート」
由比ヶ浜「出会い頭にそれはなくない!?」
雪乃「無いわね」
小町「無いですね」
八幡「お前らが言えるタチじゃないだろ」
八幡「大体コレは逆バレンタインじゃないんだぞ?なんで俺がいいようにこき使われねばならんのだ」
八幡「たまには攻める側にさせろ」
いろは「私は責め受けどっちでも構いませんけどね」ニコッ
「……」
いろは「あれ、私何か変な事言いました?」
八幡「いや、全く?」ブンブンブン
いろは「そうですか」
雪乃「比企谷君、いくらなんでも年下に脅迫はいけないわ」
八幡「お前も同じ位酷い事してるって自覚あるんだよな…」
雪乃「大体わざわざ誰かに渡す為だけにお菓子を持参して外出するなんてあり得n
いろは「しょうがないですね…先輩にだけは特別ですよ?」ガサゴソ
雪乃「」
いろは「さっき丁度色々買い込んでいたんですよね~」
八幡(コレは恥ずかしい)
いろは「ハイ!どうぞ?」スッ…
「………」
いろは「あれ、私何か変な事しちゃいました?」
八幡「あ、あの一色さん」
八幡「コレはついさっき買ってきたヤツ…なんだよな?」
いろは「はい!正真正銘市販のチョコですよ?」
八幡「な、なんかその割にはデコレーションが派手というか…」
八幡「なんか俺へのメッセージ
いろは「市販です」
八幡「いやでも明らかコレ紙に先p
いろは「市販です」
八幡「そr「市販です」
八幡「何でもありません許してください何でもしますから」
いろは「な、なんでもって…くくく口説いてるんですか私と一緒に永遠の愛を営みたいですかそうですか100点中10000点くらいあげられる位には嬉しいお言葉ですけどやっぱり早すぎるというか両親に反対されそうなので我慢してくださいごめんなさいふへへ」
「…………」
いろは「あれ、私何か変な事言いました?」
八幡「」ブンブンブンブンブンブンブンブン
いろは「先輩首壊れますよ」
由比ヶ浜「い、いろはちゃんも一緒に買い物行く?」
いろは「あ…いえもう今日はちょっと疲れちゃったので今度にします…」フラフラ…
いろは「流石に10時間棒立ちきついです…」
八幡「なんか今言った?」
いろは「いえ何も」
八幡「そう…」
いろは「それじゃ先輩方失礼します」スタスタ…
「……………」
由比ヶ浜「何というか今日のいろはちゃん…その、アレだったね」
雪乃「ええそうねなんだか髪も短くなってたし指に絆創膏も貼ってたし」
小町「怪我でもしてたのかな」
八幡「俺は何も見てないぞ俺は」
いろは(先輩喜んでくれるといいなぁ…隠し味)確か6種類入れたはず
<ナニカオウカナ
<コレナンテドウカシラ
八幡(あ~頭痛い…)
八幡(クソ…小町のワガママを聞いたばっかりに雪ノ下にいじられるわ由比ヶ浜に握手強要されるわ一色から重いもの(直球)ぶつけられたりとか)
八幡(どうしてこうなった)
八幡「ん」
八幡(パンさんの森~ハロウィン限定パンプキン味~?)
八幡(これで良いや。パンさんの上に限定モノなら雪ノ下もさぞ喜ぶでしょうな)スッ…
スッ
八幡「あっ」
川崎「あっ」
川崎「ひ、比企谷!?なんでこんな所に…」
八幡「そりゃこっちの台詞だ」
八幡「何だ?妹達へのお土産探しか?」
川崎「ん、まぁ…あたしはそんな…感じ」
八幡「ふーん」
川崎「…」
八幡「…」
八幡「どうぞ」スッ
川崎「い、いやいやいやあたしはいいよ若干あんたの方が早かったし」
八幡「まぁまぁそう言わず」
川崎「通常のならまだしも期間限定商品ラスト1個横取りするのは気が引けるというか…何というか」
八幡「今日はハロウィンなんだろ?」
川崎「?」
八幡「だったら良いよ持ってけトリート」
八幡「こちとら今日散々いじり倒されてもうイタズラは懲り懲りなんだよ」
川崎「……」
八幡「だからその…」
川崎「…変な奴」クスッ
八幡「あ、おい今馬鹿にしたろ」
川崎「したした、滅茶苦茶」
八幡「あのなぁ…」
川崎「はいはい分かったよ、そんじゃお言葉に甘えt
小町「あ、パンさんの森ー!ハロウィン仕様とかあったんだ!」ガッ
八幡(えぇ…)
小町「あ、沙希さんだこんにちは~」
川崎「よっ」
八幡「いやあのな…お前少しは空気ってもんを」
小町「え、何々小町何かやらかしちゃった感じ?」
川崎「何でもないよ。こっちの話」
小町「なら良いんですけど…」<コマチチャ-ン
小町「あ、はーい!」
小町「どうやら呼び出し食らっちゃったようなので、これにて小町は失礼いたします!」
川崎「あいよ…」タタタ…
八幡「……あの」
八幡「ガム要る?」
川崎「あ、貰うわ」
<ホントゴメンマジデ
由比ヶ浜「」ゴゴゴ←まだ手繋いだまま
<キニスンナッテ…
>>26
書いといてアレだけど小町ちゃんって呼ぶ奴居ないなこれ…小町さんで
川崎「…」クチュクチュ
八幡「…美味い?」
川崎「……うん、美味いよ…比企谷の」
川崎「って何恥ずかしい事言わせてんだよ!!」
八幡「え、恥ずかしがる要素1個も無くね?」
川崎「うるせぇ馬鹿!」
八幡「えぇ…」
八幡「痛い痛い痛い痛い!?」ギリギリギリ…
八幡「何無言の満面の笑みでいきなしプレスし始めてるんですか由比ヶ浜さん!?」
由比ヶ浜「んー?私ただ普通に握ってるだけだよー?ヒッキーがひ弱だからじゃない?」
八幡「何さらっとdisっていだだだだ!?」ギリギリ…
川崎「…仲良さそう…」ボソッ
八幡「あ?何か言ったか?r
川崎「うるせぇバーカ」
八幡(今日の俺の扱い酷い…酷くない?)
八幡「……何か買ってやろうか?」ギリギリ
川崎「え?」
八幡「プレミア物の弁償にガム1個とかいくらなんでも虫が良すぎるだろ」ギリギリギリギリ
八幡「詫び代わりにでも」ギリギリ
<いい加減にしろ
川崎「え、う……うー…ん」
<ブー!(プク-
川崎「ま、まぁ…確かにガム1個じゃ割に合わないし…」
八幡「?」
川崎「何ならさ…食い物じゃなくてト、トトリックでっていうのはその…どう?」
八幡「…………え?」
小町「という訳で…」
小町「急遽立案という形ですが!川崎家と愉快な仲間達のハロウィンパーティーを開催したいと思いまーす!!」
由比ヶ浜「イェーイ!」
雪乃「」パフパフ
八幡(なんでこうなった)
川崎「…♪
八幡「本当に良かったのか?」
八幡「こんな大人数でお邪魔しちゃって…」ワ-ワ-
八幡「仮にも弟受験生だろ…まぁ?ウチの小町は優秀だから別に構わないんだが?」ギャ-ギャ-
川崎「よく言うよ。心配性なくせに」
八幡「ぬぬ」グサッ
川崎「良いんだよ1日くらいハメ外したって、軽い息抜きだと思えば」
川崎「あたし達だって、こんな事できる余裕あるの今年くらいだしさ」
川崎「今の内に出来るだけ羽伸ばしたい…かなって」
八幡「…一理あるな」
川崎「…」
川崎「………///…………!」
川崎「っべべべ別に誘いたくてあんた達を呼んだ訳じゃないんだからな!?あたし1人じゃ3人の相手するの骨折れるってだけでその…ボランティアだよボランティア!あくまで!仕方なく!」
八幡「結局本心は何なんだよ…」
川崎「あ、あたしのちょっとしたイタズラ心だよ!」
川崎「…も、文句ある?」
八幡「……あー本当、いい迷惑ですわ…」ハァ…
スタスタ…
川崎「……」
川崎嬉しがってんのか貶してんのかどっちなんだよ……)
大志「全く素直じゃないな姉ちゃんは」
大志「本当はお兄さんと一緒にワイワイしたかっただけの癖に」
川崎「う、うるさい!」
川崎「大体誰のお陰で小町ちゃん連れて来れたと思ってんの?」
大志「その節は本当に感謝してもしきれません姉上様」
八幡(あ~10分20分で軽く済ませるつもりが…まさか夜までこんな形で付き合わされる羽目になるとは…)
八幡(まぁでも…収穫自体はあったし……)ピンボ-ン
八幡「へいへい」ガチャ
戸塚「こんばんは~遊びに来ちゃいましたー」
八幡(仮装してる…クマさん…)
戸塚「あ、八幡!トリックオアトリート~」
八幡「お前ん家の菓子全部奪うからその分だけいたずらしてくれ」
戸塚(えっ何それは)
小町「ねーお兄ちゃん」
八幡「ん?」
小町「イタズラって悪い事ばかりじゃないでしょ?」
八幡「……ん……」
八幡「まずまず、だな」
<えー何その反応小町的にポイント低い
<じゃなんて返事すりゃいいんだよ
<そこは嘘でも「うん、滅茶苦茶楽しいよ小町結婚しよう」って言うところだよ~
<いくら何でも求婚は無いd
<は?
<何でもありません、ええ何でもありませんとも
終わりです。
最初は病み系統の書こうと思ったけど思いつかなかったからやめました(いろはすのはその名残というかネタ切れ)
後>>20にも書いてある通りアニメさらっと見ただけだから所々おかしい所あると思うけどお兄さん許して
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