女「楽しくないってば！」

男「でも、お腹にラップ巻き付けて楽しそうにニュークレラップって」

女「違うの！これは違うの！って言うか何で私の家に男がいるの！？」

男「それは、女姉さんに今家に来れば楽しいもんが観れるって呼ばれたんだ」

女「え！？」

男「で、台所に行けば観れるって言わた」

女「ッく！！」

男「ん？」

女「な、何でもないよ！」

男「そうなのか？」

女「そうなの！」

男「そうか」

女「そう！だから速く帰って！」

男「わかった」

女「また、明日学校でね！」

男「おう」

ｶﾞﾁｬﾝ

女「ふぅ～、どうにかなった」

ｶﾞﾁｬ

男「ダイエットも程々にな」ｶﾞﾁｬﾝ

女「…」

女「バレてるよ！！」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

女「ちょっと！お姉ちゃん！」

女姉「ん～？」

女「何で男呼んだの！？」

女姉「女はいつからエスパーになったの！？」

女「私に超能力はないから！」

女姉「そうなの？」

女「そうなの！それで、男が言ってたよ、お姉ちゃんに呼ばれたって！！」

女姉「てへへ、楽しそうだからつい」

女「私は楽しくないよ！」

女姉「でもまあ、良いよね？」

女「疑問系にしないでよ！しかも良くないよ！」

女姉「ラップダイエットは順調？」

女「それどころじゃないよ！」

女姉「あ、汗凄いよ」

女「バタバタしたり怒鳴ったりで汗が出てるだけだから！」

女姉「プ～ラ～ス～？」

女「ラップだね！って違うよ！部屋着でも私服でも制服でも結果はおなじだよ！」

女姉「つまり、スク水や体操服は違う結果が出た…と？」

女「全部一緒だよ！！」

女姉「あ、お茶飲む？」ｺｯﾄ

女「…ありがとう」ｺﾞｸｺﾞｸ

女姉「それさ、男が飲んでたお茶なんだよね」

女「ごふっ！！」

女姉「あぁ～」

女「…ゲッホ！……ゴッホ！」

女姉「間接キッッッスだね」

女「はぁはぁ……少しだけありがとう」

女姉「いいえ」

女「でも私が居る台所に男を呼ばないでよ！」

女姉「頑張る姿に男も心引かれたはず」

女「ないから！お腹をラップでぐるぐる巻きになってる女性に引かれる男性は居ないから！」

女姉「そうかな、私的には………ないな」

女「やっぱりないんじゃん！！」

女姉「っは！？…トイレットペーパーなら………ないな」

女「いや、何が言いたいのか分かんないよ！！」

女姉「和姦ない！？」

女「違うよ！字が違うよ！！使い古された事言わないでよ！！」

女姉「字って、女、大丈夫？」

女「お姉ちゃんよりまともだよ！！」

女姉「それじゃあ、あたしがバカみたいじゃない」

女「その通りだよ！」

女姉「気付いたんだけどさ、あたしの部屋に来てから女が喋ると語尾に『よ』が多いね」

女「だからなんだよ！」

女姉「ほら」

女「うるさい！」

女姉「さて、女が怒鳴り続けてずいぶんとたったけど、そろそろおやつにしようか！」

女「まだ10分も経ってないよ！どんな体内時計してるの！？」

女姉「そうだっけ？」

女「そうだよ！」

女姉「おかしいな」

女「おかしいのは、お姉ちゃんでしょ！」

女姉「失礼な」

女「自分の発言を思い出して！！」

女姉「……あぁ」

女「あぁ、じゃないよ！どうしてくれるのよ！？」

女姉「大丈夫」

女「なにがよ！」

女姉「男も女が好きだって言ってたから」

女「え！？…男が私を///」

女姉「うん」

女「えへへ、そ、そっか、私を好きか///」

女姉「うんうん」

女「お姉ちゃん、ありが………も？」

女姉「も？」

女「男もって何？」

女姉「ああ、女が男を好きって言ったらさ、内緒ですけど、実は俺も女が好き何ですよって言ったから」

女「…ふ、ふざけんな！！！！」

女姉「あう」

女「あうじゃないよ！？何で勝手にばらすのさ！男の秘密も私にばらしてるし！」

女姉「良かれと思って」

女「良くないよ！一歩間違えば大惨事だよ！！」

女姉「結果オーライ」

女「良くないって言ってるでしょ！！」

女姉「え～、少し長めのラブストーリーが良かった？」

女「何が長いか分かんないよ！？私は、私のペースがあるのに何してんのよ！！」

女姉「お節介？」

女「知ってるなら止めてよ！」

女姉「ドンマイ……ケル///」

女「古いよ！恥ずかしいなら言うなよ！」

女姉「てへへ」

女「笑うなよ！もう良いよ！私部屋に帰る！」

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

女姉「こうして、女と男は無事に付き合う事になりました！めでたしめでたし！」

女「めでたしじゃないよ！付き合ってないよ！！私の部屋まで聞こえてるよ！！」

女姉「てへへ」

女姉「…明日は、女の後を付けて学校に行こう…面白くなりそうだな～」

男宅

男「今日はビックリしたな」

男「女は、お腹にラップ巻いてるし、まさか女と両想いだったなんて」

男「でもお腹にラップか…」

男「…ダイエットだしいいか！明日、告白しよう！」

男弟「おにぃ？」

男「ん？なんだ？」

男弟「告白って誰にするの？」

男「女だよ」

男弟「えぇー、僕にじゃないの！？」

男「何で弟に告白しなきゃいけないんだよ」

男弟「じゃあ、僕が妹だったら良かったの？大丈夫だよ！ほら、見た目は僕女の子だし」

男「いやいや、お前が妹でも家族に告白はしないだろ、大体見た目が女の子でも結局は男だろ」

男弟「おにぃに男の娘の良さを教えてあげるよ」ﾂﾂｯ

男「スカートをあげるな」ﾍﾞｼｯ

男弟「いたい！頭叩かないでよ！」

男「全く、中学生にもなっていい加減女装はやめなさい！」

男弟「男の格好したらおにぃは僕を好きになる？」

男「なりません」

男弟「それなら、僕は男の格好をしません！」

男「我が儘言ってるとお仕置きするぞ？」

男弟「…ど、どうぞ」ｱｰﾝ

男「なぜ口を開く！？」

男弟「おにぃのを入れるため」

男「どうしてそうなる！？」

男弟「わかってる癖に」

男「いや！何一つ分からないよ！？」

男弟「あ、そのまま挿入が良かった？今、ローション持って来るね」

男「違うから！」

男弟「…ローション無しで挿入はどっちも痛いよ？あ、でも、おにぃがしたいなら僕が痛くならないようにおにぃの肉棒を唾液でいっぱいにするよ///」

男「いい加減にしてくれ」

男弟「うん！おにぃにしてくれって言われなくてもするよ！」

男「いい加減にしろ！」ﾍﾞｼ

男弟「いた！また、頭叩いた！」ｼｬｶﾞﾐ

男「お、おい！？四つん這いになるな！こっちに尻向けんな！」

男弟「もう、叩くならお尻で///」ﾌﾘﾌﾘ

男「尻を降るな！顔を赤らめるな！！」

男弟「ぶぅ～」

男「とにかく、俺が好きなのは女だけだ！」

男弟「愛人でも性奴隷でも僕は良いよ」ﾆｺ

男「そんなものいらん！」

男弟「えぇ～、普通なら落ちるのに！」

男「はぁ、良いか？俺は自分の好きな人以外は手を出さない、自分がされたら嫌だからだ、わかるな？」

男弟「でも、やーだー！」

男「あんまり俺を困らせるな」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

男弟「…おにぃのバカ！」ﾃｸﾃｸ

男「疲れる弟だ」

男弟「…明日おにぃの後を付けてやる」

翌日

男「おはよう」

女「お、おはよーう」

男「どうした？」

女「な、ななでもないよ！」

男「ならいいけど」

女「あはは」

男「あのさ、今日の放課後ちょっと時間ある？」

女「大丈夫だよ！！」

男「じゃあさ、放課後に屋上に来てくれないかな？」

女「わかったよ！」

男「良かった！あ、先生に呼ばれてたから先に行くね」

女「うん、後でね」

女「来た来た来たーーっ！！」

ｺｿｺｿ

男弟「あんな女におにぃは騙されてるのか！」

男弟「僕が何とかしないと！」

ｺｿｺｿ

女姉「放課後に屋上か」

放課後　屋上

女「早く来すぎたかな？」ｿﾜｿﾜ

男「あ、ごめん、待った？」

女「全然！それで、話って何かな？」

男「うん、実はさ」

女「うん！」

男「その、ずっと前から俺」

女(さあ、早く！早く！)

男「女が」

女「うん」

男「す、す、好きだったんだ！！」

女「///」

男「だから俺ともしよかったら付き合ってくれないか！！///」

女「喜んで！！」

男「ほ、本当に！？」

女「うん！！」

男「女」

女「ん」

ﾁｭｯ

男「…恥ずかしいな///」

女「うん///」

男「そうだ、帰りにどっか寄って行かないか？」

女「じゃあ、アイスクリームが食べたいな」

男「うん」

女「早く行こう！」

ｺｿｺｿ

女姉「本当の本当に男と女は付き合う事になりましたよ」

男弟「うぅ！おにぃ……」

女姉「ん？」ﾁﾗ

男弟「え？」ﾁﾗ

女姉「君は……おにぃって言ってるから男の」ｼﾞｨｰ

男弟「なんですか？」

女姉「……弟か」

男弟「良く分かりましたね？あなたは？」

女姉「女の姉で、女姉って言います」

男弟「僕は、男弟です」

女姉「男弟君、今日は一緒に飲む？」

男弟「…スプライトがあるなら」

女姉「おぉ、わかってるね、でも瓶コーラもなかなか」

男弟「あなたもわかってますね」

女姉「今日はとことん飲もうか」

男弟「仕方ないですね」

女姉「じゃあ、行こうか」

男弟「はい」

終わ　　女「私達のイチャラブシーンは！？」

男「女落ち着いて、きっと有るから！」

居酒屋

女姉「だから、男弟には男の事なんか忘れるくらい私が可愛いがって上げるから！このペニパンで！！」

男弟「はい…お姉様///」

店員「アルコール類を頼まないから良いけど、誰が未成年を店に入れたんだ？」

店長「娘だからつい」

店員「！？失礼しました！」

店長(…育て方間違えたかな？)

終わ　　女・男「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！」

終わり