女「お昼休みだけどパンを買う金が無い」 (67)
購買部
女「どうしよう…」
女「あっ、ラスクが80円だ!」
女「ラスクください!」
おばちゃん「あいよ、80円ね!」
女「ラッキー♪」
女「教室もーどろ」
DQN「おっ、貧乏女!!」
女「あっ」
DQN「今日のお昼はなんでちゅかー?」
女「ラスク…」
DQN「ププッ…ら、ラスク…プグフゥッwwwwww」
DQN2「なにしてんだお前」
DQN「こいつの昼飯wwwwラスクwwww3枚入りwwww」
DQN2「ゴフゥッwwwwバカやろwwwwwコーヒー牛乳吹いたwwwwww」
女「…」スタスタ
DQN「あ、おいwwwww」
女「…」スタスタ
DQN「おい!wwwww」
女「なに」
DQN「やらせてくれたら1万円やるよwwwwお前顔は可愛いしwwww」
女「…1万?」
女「ふざけんな!!」
DQN「怒ったーwwwww」
DQN2「じゃあ2万wwwwww」
女「死ね!!」スタスタ
DQN「おいwww逃げんなwwwww」
男「…」
DQN「おーいwwwwこの女1万でやらせてくれっぞwwww」
女「はぁ!?」
DQN「ウヒャヒャヒャヒャwwww」ドンッ
DQN「って…」
男「騒がしいぞお前さっきから」
DQN「あぁ?」
男「うるさいって言ってんだよチビ」
DQN「んだとコラ」
DQN2「2対1で勝てると思ってんのか?」
男「蟻2匹相手に負けるとは思わんけど」
DQN「ぶっ殺す!!」ブンッ
男「おっと」
男「あー、ランチパックうめぇ」モグモグ
DQN「てめふざけてんのか!?」
男「昼休憩なんだから飯を食うのが当たり前だろ」
男「お前もそのラスク食ったら?」
女「え、私?」
男「おう、お前以外にラスクなんてみみっちいもん持ってる奴いねーよ」
女「失礼な!」
男「ランチパック食べる?ツナマヨ」
女「…ゴクリ」
DQN「ぅおらああああっ!!」
男「うるさい」ドゴッ
DQN「げふっ」
DQN2「こいつ、パンを食べながらこんなに強いのか!?勝てねぇ!嫌だぁぁあx!」ダッダッダッダッ
男「はい、ツナマヨな、じゃーな」
女「あっ…」
女「…あの、まっ」
幼「あー!男またランチパック食べてる!」
男「駄目かよ」
幼「地味に高いじゃんそれー」
男「ケチかお前は」
幼「今日も男んち行っていーい?」
男「いいけど」
幼「えへへ、やったー!!」
男「えへへとか言うのやめろ気持ち悪いから」
幼「ひどっ…傷つくよそんなの」
女「あっ…そっか、そうだよね」
女「はぁ…」
女「ランチパック…半年ぶりだぁ…」
女がその日に食べたランチパックは少ししょっぱかった。
―放課後
女「さて、バイト行かなきゃ!!」
女「あっ!」ササッ
幼「ごめんね男ー今日バイトあるんだったー」
男「別にいいぞ」
幼「私がいないとこでテイルズ進めたらダメだよ!」
男「はいはい、やらんやらん」
幼「じゃね!」
女「…(何で私隠れてんの)」
―バイト先
幼「~♪」
女「…(何で同じ方向なんだろ、まさか同じバイト先!?って見たこと無いし)」
幼「ん?」くるっ
女「あっ」
幼「あー!さっき男に助けてもらった子だ!」
女「えっ、ああ、いや、その」
幼「男強いからねー、困ったら何でも頼むと良いよ、良い奴だし!」
女「えっと、あの、えっ、でも彼女いるし…悪いよ」
幼「えっ、男って彼女いるの!?会ったことないけど!?」
女「ええっ!?いや、彼女ってあなたのこと…」
幼「ええええええええええ!?私って男の彼女だったの!?!??!?手も繋いだことないのに!!」
幼「いや、さすがに手は繋いだことあったわ!!」
女「…(元気だなぁ)」
女「って、え?彼女じゃないの?」
幼「そんなわけないじゃーん」
女「で、でも家に行くって」
幼「あれはゲームやりに行くだけだよ、なんもないよー」
女「そ、そうなんだ…」
幼「まー、私って貧乳だしあんまし魅力的な身体じゃないんだろーね、そういうこと一回もないや」
女「そんなことないと思うよ!顔も可愛いし、私より背低いからモテそう」
幼「またまた~、そっちこそおっぱい大きいからモテるんじゃないのー?」
女「私はそんなことないよっ…て、わっ!?」
幼「おおー、見た目だけじゃないこれは本当の乳だ!」もにゅもにゅ
女「あわわわ」
女「あ、あの!バイト先ついたから!!私行かなきゃ!」
幼「え、そうなの!?私こっちだよ!!??」
女「え、隣り!?」
幼「偶然だねー!帰り一緒に帰ろ!」
女「え、う、うん、良いけど…」
幼「じゃ!また後でねー!!」
女「…やっぱり元気な子だなぁ」
女「あ、いけない遅刻する!!」
―バイト後
女「はぁ、今日は忙しかったなぁ…疲れた」
女「そういえばあの子まだかな、ってか自己紹介してなかったな…」
幼「おまたせー!!」
女「あ、お疲れ様」
幼「うん!そっちもおつかれ、上がる時間ちょっと違うみたいだねー!」
女「そうだね、あのさ、私達自己紹介してなかったね」
幼「あ!そういえばそうだ!」
幼「私は男の幼なじみの幼だよ!」
女「私は女、んー、ほかは特にはないかな…」
幼「そっかそっか、ねえお腹すかない?」
女「空いてるよー…もうへとへと」
幼「じゃあ今から男んち行こう!」
女「えっ!?」
幼「もしもーし、男?今から女ちゃんと一緒に行くからご飯作っといて!」
幼「誰って、昼にランチパック上げた子だよ!じゃーね!」
女「えっ、えっと、あの…」
幼「じゃ、レッツゴー!」
女「ええ…」
幼「男んちすぐそこだし大丈夫大丈夫!」
女「な、なにが!?」
幼「え?遠くないか心配してたんじゃないの?」
女「いや、違うけど…」
幼「そうなんだー、まあいいや!男の料理美味いから楽しみにしててね!」
―男の家
ピンポーン
ピンポンピンポン
ピピピピピピピピピピピピンポーン
男「よし、上がれ、鍵は開いている」
ガチャッ
幼「やほ!」
男「おーっす」
女「あ、あの、おじゃま…します」
男「あ、ども、ランチパック美味かった?」
女「えっ、あ、はい!おかげさまで!」
男「そりゃ良かった、好き嫌いとかある?」
女「えと、ない…です」
男「何か昼間と喋り方違くないか」
女「いや、男の人の家上がるの初めてだから緊張しちゃって」
幼「聞いてよ男!!」
男「んー?」
幼「女ちゃんおっぱいすごくでかい!!」
男「ぶほっ」
女「ちょ、ちょっと!」
幼「男も触ってみなよ!!」
男「触らねえよ!!」
幼「えー、柔らかいのに」
女「い、いや、触っちゃ駄目だから!!」
男「触らないから大丈夫だから…こいつちょっと頭おかしいんだ」
幼「なんだとー!」
男「ごめんだいぶおかしい」
女「あはは」
女「てか、あの、一人暮らし…?」
男「おう、そうだ」
幼「だからいつでも来て良いよ」
男「それは駄目だろ」
幼「まあ男がこんなおっぱいと二人きりで我慢できるとは思えないしね」
女「えっ…」
幼「えーとね」ガサガサ
男「あ、おい!!!」
幼「ほら!エロ雑誌が全部巨乳娘!!」
女「うわぁ…」
男「ガチでドン引きしてるだろうが!!」
男「あ、あの俺そういうことしないから…」
幼「したいかしたくないかだと?」
男「したい」
幼「正直!」
女「うわぁ…」
幼「女の子2人も家に連れ込んで…」
男「お前らが来たんだろうが!!」
男「大体お前は貧乳だからアウトオブ眼中!!」
幼「じゃあ女ちゃんは?」
女「うわぁ…」
男「だからそういう…」
女「あはっ、あははは」
男「え?」
幼「な、泣きながら笑ってやがる…!」
男「ご、ご飯まずかった?」
女「違う、楽しくて…」
女「私、貧乏だから遊びに行ったりも出来ないし…だから友達とかそういうのあんまり…」
幼「うわぁ…」
男「そこはフォローしろよ!!」
男「じゃあ俺ら3人で今度から遊ぼうよ」
幼「うんうん!お金ならこいつが全部出すし!」
男「カラオケとか映画くらいなら出せるぞ、幼に今まで出してた分を削れば」
幼「えっ」
男「えっ」
男「いや、そりゃそうだろ、つーかお前バイトしてんだから」
幼「ポチのエサ代が大変なんだよ!」
男「お徳用のやつ買えよ!いつも缶詰与えてるからだろ!」
幼「可哀想なポチ…」
女「で、でも悪いし」
男「俺達が良いって言ってるんだから良いだろ」
女「そうなのかな」
幼「いいんだぞ!」
女「ありがとう…」
―翌日
ピンポーン
ピンポンピンポン
ピピピピピピピピピピピピンポーン
男「うるせえよ!!」
幼「さあ!美女2人が迎えに来たよ!」
女「お、おはよう」
男「おはよう女さんとゴミムシ」
幼「ひっでえ、いくらなんでもゴミムシはないわ…これでも私クラスでモテてるんだぞ、そんな子が男の一人暮らしの部屋へ遊びに行くという…」ブツブツ
男「じゃあ、学校行くかー」
女「そうだね」
幼「おい!!待てよ!!急に扱いが酷くないか!!」
男「ははは」
女「あはは」
―学校
DQN「おっ、貧乏おん…」
男「…」ギロッ
幼「…」ギロッ
DQN「っ!!」
DQN「幼ちゃん!?」
幼「なに?」
DQN「俺達もう一度…」
幼「無理」
DQN「やっぱ好きなんだ!」
幼「死ねよ」
女「えっ、えっ」
幼「こいつ昔付き合ってたんだけど、私のこと犯そうとしやがったんだ」
DQN「で、でも付き合ってたし…」
男「おい、もう喋んな」
DQN「何でそいつと一緒にいんだよ…くそっ」
幼「さ、行こ!」
男「おう」
女「う、うん」
―教室前
幼「じゃ、2人共あとでね!お昼一緒に食べよ!」
男「へーい」
女「うん、またねー!」
―放課後
男「2人共今日はバイトか?」
幼「今日は休み!」
女「私も」
男「そっか、じゃあカラオケ行こうぜ」
幼「良いよ!」
女「あっ、私は…」
男「金なら良いよ、俺が出すし」
幼「そうそう!全部出してくれるんだよ!」
男「幼、財布だして」
幼「え?あ、はい」
男「じゃ、幼は3000円な」
幼「ちょちょちょ!!!」
男「え?」
幼「そんな高くないだろカラオケ!!」
男「どうせお前色々食うんだろ」
幼「うるさいなー!」
男「ほらほら、行くぞ」
幼「3000円…」
男「またこんど飯作ってやるよ」
幼「マジで?やったー!!」
男「…(チョロすぎんだろ)」
女「で、でも、やっぱ悪いよこんなの…」
男「良いって!」
女「ありがとう…」
幼「カラオケ楽しかったねー!!」
男「女は歌上手いんだな」
女「そ、そうかな…でもあんまり歌知らないし」
幼「ちょいちょいちょい!!」
男「ん?」
幼「いつの間にか女ちゃん呼び捨てにしてるし!!」
男「お前のことも呼び捨てだし自然だろ」
幼「むう…」
女「やっぱり幼ちゃんは男君のこと好きなんだー」
男「えっ?」
幼「ちょっ…」
男「そ、そうなの?」
幼「いや、いやいや!まあ、好きだけどそういう好きじゃないし!!」
女「そうなの?」
幼「お、おう」
女「じゃあ、私が狙っちゃおうかな」
男「え?」
幼「え?」
女「良い?男君」
男「え、それは…まあ、良い…けども」
幼「ええーーー!!!」
女「ふふ、私本気だよ」
男「お、おう」
幼「むうーーー!!」
幼「わ、私も男狙ってんだから!」
男「えっ!?!?」
続く?
用事が出来たのでしばらく出かけます…。すまぬ
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