亜美「ひびきんが可愛すぎて辛い」 (40)

亜美真美誕生日おめでとう! こないだ書いた
響「亜美は違法という風潮?」
響「亜美は違法という風潮?」 - SSまとめ速報
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の続編にあたる百合ssです

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亜美(こないだ以来、ひびきんと顔合わせるとドキドキがとまんない……)

真美「どったの亜美、元気ないね」

亜美「そ、そんなことないよ! 亜美ちょーゲンキ!」

真美「そう? まぁそれならいーんだけど……せっかくもうすぐ誕生日なのに病気じゃつまんないし」

亜美「誕……生日?」

真美「えー、忘れてたの!? ちょっと亜美ホントに大丈夫?」

亜美「大丈夫だって! ちょっと考え事してただけだから」

真美「んもー、しっかりしてよね」

亜美(ひびきんの事考えすぎて誕生日のことすっかり忘れてたよ……)

亜美「ひびきんは……亜美のことどう思ってるのかな?」


……

響「はいさーい」

真美「お、ひびきんおはおはー!」

やよい「おはようございますー!」

亜美「お、おはよう」

響「亜美、真美、もうすぐ誕生日だな!」

真美「んっふっふ。ひびきん、豪華なプレゼント頼みまっせ」

響「そんな豪華なのじゃないけど……まぁ楽しみにしといてね!」

亜美(ひびきんからのプレゼント、か)

亜美(もし……もしひびきんも亜美のこと、好きだったら……真美とは違う、何か特別な物くれるかな? 亜美のこと、特別扱いしてくれるかな……)

律子「響、やよい、真美、揃ったわね。それじゃ行くわよー」

ひびやよまみ「「「はーい」」」

亜美「いてらー」

響「うん、行ってきます!」ニコッ

亜美「////」

……

真美「ねー亜美ぃ」

亜美「ん~」

真美「最近何かあった?」

亜美「へ? 何もないけど?」

真美「いや~、ひびきんがさ」

亜美「っ! な、何?」ドキッ

真美「『最近、亜美の奴なんか大人っぽくなったな~』って。どうどう、似てた?」

亜美「大人っぽくって、ひびきんが……」

真美「ちょっ、無視は酷いっしょ!」

亜美「えへへ……嬉しいなぁ」

真美「ん~? 亜美ってばもしかして……ひびきんにお熱なの?」

亜美「ち、違うよ!」

真美「やっぱし。最近ひびきんと居るとこ良く見るなって思ったら」

亜美「あぅ////」

真美「でもでも、ひびきんも亜美のこと、まんざらじゃないっぽいよ!」

亜美「ほ、本当!?」

真美「うんうん、今日も亜美の話してたし!」

亜美「えへへ、そっかぁ」ニヤニヤ

亜美(これは……プレゼント、期待しても良いんだよね?)ドキドキ

~5月22日~

春香「亜美、真美! 誕生日ですよ、誕生日!」ワッホイ

千早「おめでとう、二人とも」

真美「いや~、忙しいところすまんね皆」

伊織「別に。ちょうど休みがあっただけよ」

やよい「あれ~? 伊織ちゃん、『今日の収録はマッハで終わらせるわよ』って」

伊織「わー!!」

亜美「いおりーん、わざわざすまんねぇ」ニヤニヤ

真美「うい奴うい奴」ニヤニヤ

伊織「う、うるさーい!」

真「まぁ、流石に全員集合とはいかなかったけどね」

小鳥「他の子達も、仕事が終わり次第来てくれるそうよ。先に始めましょ?」

皆「はーい!」

ワイワイガヤガヤ

真美「ねー亜美」

亜美「ん、どったの?」ソワソワ

真美「ひびきん、遅いね」ヒソヒソ

亜美「っ!」

真美「そろそろ来ると思うけど……」

ガチャッ

響「ハァ……ハァ。お、お待たせー!」

真美「ひびきん遅ーい!」

真「いや、むしろ早すぎだよ。響の仕事さっき終わったばっかだろ?」

響「いやぁ、自分も二人を祝いたかったからな。久しぶりに全力で走ったぞ!」

亜美(ひびきん、亜美達の為にそんなに////)

響「はい、二人とも! 自分からのプレゼント!」

真美「おー、ひびきんあんがとねー!」

亜美「あ、ありがとう!」ガサゴソ

亜美(あ、可愛いネックレス)

真美「おー、これは! 真美が欲しかったネックレスじゃん!」

亜美「っ!」

響「へへ、真美がこないだの仕事で言ってたのを覚えてたんだ!」

真美「さっすがひびきん、気が利きますなぁ」

響「亜美のは真美の色違いだぞ! 気に入ってk」

亜美「要らない!」パシンッ

響「あ、亜美?」

亜美「真美のついでなんて、要らないもん!」ダッ

春香「あ、亜美!」

千早「早く追いかけないと……」

真美「ま、待って!」

千早「どうして? このままじゃ……」

真「そもそも、どうして亜美はあんなことを?」

響「じ、自分……何か悪いことしちゃったのかな」オロオロ

春香「そんな事ないと思うけど」

千早「亜美も少し子供過ぎるわね。気に入らない物だったからって、投げつけるなんて……」

真美「……ひびきん、ちょっと二人っきりで話せない?」

響「う、うん。良いけど……」

……

亜美(ひびきんのバカ! ひびきんのバカ!)グスッ

亜美「……ひびきんにとって、亜美はその程度なのかな」ウルッ

美希「あれ、亜美?」

亜美「……ミキミキ?」

美希「何で泣いてるの? て言うか、何でこんなとこにいるの? 今は事務所でパーティ中でしょ?」

亜美「……何でもないもん」グスッ

美希「何でもなくても泣くなんて、亜美は泣き虫なの」

亜美「もう! 放っといてよ!」


美希「そう言えば、響知らない?」

亜美「っ……し、知らない!」

美希「そうなの? 仕事終わって、凄い勢いで出て行ったから、もう着いてるかと思ったんだけどな」

亜美「仕事終わってって……そう言えばミキミキとひびきん、今日同じ仕事だっけ」

美希「そうなの。二人で撮影のお仕事。響ってば今日の二人の誕生日、すっごく楽しみにしてて『早く亜美と真美を喜ばせてやるんだ!』って、仕事終わってすっ飛んでいったの」

亜美「……」

美希「ま、美希は疲れるのヤだから、こうやってのんびり戻ってるとこだけど」

亜美(ひびきん、そんなに亜美達のこと想ってくれてたんだ……それなのに、亜美はあんな子供じみた嫉妬で……)

美希「……あふぅ、美希もう眠くなっちゃったの。だから」

美希「亜美の相手は、そこにいる人に任せちゃうの」

亜美「えっ?」

響「……」

亜美「ひ、ひびきん!?」

美希「じゃ、ミキもう事務所に戻るね。また後で」アフゥ

……

響「……」

亜美「……」

亜美「あ、あn「ごめんな」……え?」

響「真美から聞いたぞ、亜美の気持ち」

亜美「っ!?」

響「結構悩んだんだ。二人、別々の物をあげるべきか、一緒の物をあげるべきか。でも、違う物だと片方が不公平って思うかもだろ? だからおそろいにしようって思ったんだけど……平等なら良いって訳じゃないもんな」

亜美「そ、そんなことないよ!」

響「亜美?」

亜美「ひびきんは亜美達の為に一生懸命選んでくれたんでしょ? それなのに、つまんない嫉妬であんな事しちゃって……亜美の方こそ、ごめんなさい!」

響「……許してくれるのか?」

亜美「もちろん! てか、許して欲しいのは亜美の方って言うか……」

響「じゃ、仲直りの印!」スッ

亜美「あっ、これ……」

響「動かないでね……うん、やっぱり似合ってるぞ!」

亜美「綺麗……ありがと////」

響「誕生日おめでとう、亜美!」

亜美(てか、ひびきんもう真美から亜美の気持ち聞いちゃってんだよね!? 何だか急に恥ずかしく……)カァァ

響「でも、双子ってのも大変なんだなぁ」

亜美「へ?」

響「ずっと同じプレゼントばかりだったから、仲の良い友達からくらい別々の物が欲しいなんて」

亜美「……はい?」

響「ん? 真美からそう聞いたんだけど、違ってたのか?」

亜美「……い、イヤ! それであってるよ!」ヴーッヴーッ

亜美「あ、真美からメールだ」

真美『感謝したまえよ、亜美!』

亜美「むむむむ……感謝すべきか気が利かないと言うべきか……」

響「ん、どうしたんだ亜美? 難しい顔して」

亜美「ふーんだ! ドンカンなひびきんには分かんないもん!」

響「えぇー、何だよそれー!」

亜美(結局ひびきんに亜美の気持ちは伝わらずじまいだったけど……)

亜美「覚悟しといてよね、ひびきん!」

響「な、何をだ?」

亜美(亜美の『オトナ』はこれからっしょ!)

おわり

以上です。四条さんなら血涙を流しながら地団駄踏んでました
最近ひびたか、がなはる、ひびちは以外もいける口になってきた

どうでも良いけど、去年書いた
亜美「誕生日ねぇ……」
亜美「誕生日ねぇ……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400752817/)
よりは亜美を祝ってる感が出てる気がする

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