真美「ゴーヤ入りナタデココとかDo-Dai?」 (43)


響「ごめん、聞き間違いかな。もう一度言ってくれる?」

真美「デートの約束に30分も遅刻した罰ゲームにDo-Dai?」ニッコリ

響「ごめんなさい本当にごめんなさいナタデココでもパフェでも食べるので許してください」



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真美「まったくもー、昨日スカート姿が見たいなんてライン来たから、ばっちりコーデキメて来たのにー!」

響「う、うぐっ。言い訳出来ないぞ・・でもその、とっても似合ってるよ」

真美「んっふっふ~、自分カンペキだもんねー」

響「自分のセリフを取るなー!」

響「でもその・・」

真美「なになにー?」

響「いや、ちょっと短くない?」

真美「おやおやー?真美のせくちーさにメロメロですかな?」ピラッ

響「わ、わー!何やってるんだよー!」カクシカクシ

真美「いやーん♪」

響「ま、まったく。ところで、なんで自分はパンツなんだー?どうせなら自分も・・」

真美「もー!」ギュッ

響「わわっ」

真美「今日のデート、ひびきんが彼氏役なの!だからしっかりエスコートしてよね!」

響「か、彼氏・・」

真美「期待してるよー、ちみぃ!」

響「ぜ、善処します・・」




真美「ほほー、ここがひびきんひきつけのアクセショップですかー」

響「行きつけな。買い物来てけいれん起こしちゃダメだろ・・」

真美「まーまー、堅いこと言わずにー。お、このヘアゴムちょーカワイイYO!亜美とおそろにしよっかなー?」

響「あはは、でも真美っていっつもサイドテールだよなー。今日もそうだし」

真美「そりゃー真美のチャームポインツだもんね!それにー」

響「?」

真美「亜美と同じにしちゃったら・・ひびきーん、100%間違えない自信、ある?」ニヒヒ

響「何言ってるんだ?もちろんだぞ」

真美「うぇ、即答!?もっとこう、“う、うぎゃあ~!自分不完璧だからわからんとです、響です・・”ってなるのかと」

響「なんでそんな一昔前の芸人みたいなの!?というか見た目じゃなくて」ギュッ

真美「ちょちょ!?」

響「うん、この匂いは真美だ」クンクン

真美「に、匂い!?」

響「そうそう。亜美は甘いミルクみたいな香りだけど、真美はちょっとこう、それに甘酸っぱさを足したというか・・」

真美「あ、アバウトですな・・というかひびきん」

響「ん?」


真美「めっちゃ近いんですが、その・・」

響「わわっ!ごめん、ついうっかり」パッ

真美「い、いくら真美がせくちーだからって抱きついちゃうなんて、ひびきんは変態さんですなー」

響「へ、変態じゃない!話戻すけど、髪型を一緒にしたくらいじゃ自分の目は誤魔化せないぞ!なんせ自分カンペキだからな!」フフーン

真美「うわぁ、匂いで嗅ぎ分けたり、得意分野でドヤ顔したり、ものすごく犬だ」

響「“犬っぽい”じゃなくて断言された!?」


真美「てゆーか、それならひびきんは、真美にどんな髪型が似合うと思うのさー?」

響「ん、そうだな、ポニテだと自分と同じになっちゃうし・・そうだ。ちょっとゴム外していい?」

真美「お、何々ひびきん直々にやってくれるのかね?苦しゅうないぞ」

響「な、なんか偉そうだなぁ・・えーと、こうやって下ろして・・」

響「後は・・あった。これこれ」パチン

真美「ん、おわりー?おろ、これは」

響「えへへ、前に生っすかで春香みたいな髪型にしてただろ?真美の髪はサラサラしてるから、下ろしてもばっちりだなーと思って!」

真美「おおー!我ながら新鮮!ん、ねぇねぇひびきん、このヘアクリップの花って」

響「うん、ハイビスカスだぞ。これから夏になるし、丁度いいかなって」

真美「そっかー。そういえばひびきん良くつけてるもんね」

響「あはは、実はそれと同じデザインのヘアゴムなんだ」

真美「お、おそろ!」

響「やっぱ一緒のはダメだった?だったらこれとか・・」

真美「え、い、いや!ちょ、ちょっと恥ずかしい・・かな」

響「そりゃそうだよなー。じゃあ、これとかは?」サッ

真美「あ・・こ、これもメッチャカワイイじゃん!ひびきん案外センスあるね!」

響「案外は余計だっての!」




アリガトウゴザイマシター

真美「んー、買ったねぇ。ここ良いっしょー!亜美とまた来よーっと」

響「それは良かった。他に買い残したものとかない?」

真美「買い残し・・」チラッ

真美「ないない!てゆーかこれ以上買っちゃったら真美のサイフやよいっちのよりうすーくなっちゃうYO!」

響「さり気なくひどい事言わないの!にしても・・」

真美「ほえ?なーに?」

響「あー、いや・・」ポリポリ

響「ん、ごめん。ちょっとお手洗い行きたいから先出てて!」

真美「おやおや、エスコート相手を先に行かせるとは減点ですなぁ・・オッケー!じゃあごゆっくりー!」

響「ん!すぐに行くー」

響「・・さて、すみませーん!」





真美「うーむ、買い物から映画、はるるんだけどまさに千早おねーちゃんコースですなぁ」

響「その普通を春香って呼ぶの、やめてあげような?後千早も言わんとしてることはわかるけど怒られるからな?」

真美「んでんでー、何見るっしょー?」

響(フッフッフ、実は今日から劇場版ヤキニクマン、台風を呼ぶ繁栄のヤキニクロードの上映日なのはリサーチ済みさー。だから今回は平和に・・)

真美「あ!真美このホラー映画がいい!今世紀最大の恐怖だってさ!」

響「なんで!?」

響「せ、せっかくだしヤキニクマンにしないか?ほら、今なら特典も付くみたいだし」

真美「ごみーん、ヤキニクマンは亜美と前売り買って一緒に見る予定だったんだよねー」

響「そ、そう・・あ、それならこのラブロマンス物にしないか?ほら、デートっぽいでしょ?」

真美「えー、真美そういうの見ないしなぁ・・それにひびきーん。もしかして、怖い?」ニヤリ

響「うぐっ、そ、そんなわけないだろー!?こういう謳い文句のやつは大抵子供だましだぞ!」

真美「んじゃー決まりー!おねーさんチケットくーださい」

響「あっあっあっ・・あぅ、自分のばかぁ・・」





真美(始まってみたはいいけど・・)

ナノオオオオオオオオオ!!!!

真美「ひっ!」
響「うぎゃあ!」

真美(ど、どうしよう、予想以上に怖いよぉ!)

真美(うぁうぁ、一人でそっちいっちゃヤバイっしょー!あーもう!)ブルブル

ギュッ

真美「ほぇ・・」

響「ま、まままっまみ、だ、大丈夫?」

真美「ひびきん・・」

響「じ、じじじぶんがついてるから、だ・・だだだいじょうぶだぞ」

真美「説得力まったくないYO、ひびきん・・」

真美「でも・・」

真美(ひびきんの手、暖かくて安心できるなー・・)


はやああああああああああ!!!!!

真美「ひいいいいい!?」
響「うぎゃああああああああああああああ!!!?????」





真美「あー、めっちゃ怖かったYO!」

響「そそそそそうか?たたたたいしたことなかったぞ!やっぱりまだ真美はお子ちゃまだなぁ!」

真美「・・・」ジトー

響「あぅ・・ごめんなさい、怖かったです」

真美「・・そっちじゃないyo」ボソッ

真美「それよりあそこのビルの展望台でしょ?こっち行ったほうが近道だって!」

響「あ、ちょっと!大通りから行ったほうが良いってば!」

真美「へーきへーき!お腹も空いちゃったしササッと行こー!」ドンッ

真美「あたっ!」

「いってー・・これ腕やべーんじゃね」
「うわ、これはびょーいん行かなきゃだわーあーいたそー」

真美「うげっ・・」

「ねーちゃんどーしてくれんの?治療費高いよ?」
「よく見りゃかわいい顔してんじゃーん!俺タイプだわーww」

真美「ご、ごめんなさい!お金は払いますから!」

「いやー、これはそーゆー問題じゃねーわー」
「ちょっとこっち来てくれるー?ww」ガシッ

真美「ちょ!触らないで!」



「つべこべ言わずに来いおらぁ!」

チョイチョイ

「あ?」


ビシッバシッドカーン!

「ぎぇ!?」

響「琉球拳法、我那覇三段蹴り!!」

真美「ひびきん!」

響「真美、大丈夫か?だから言ったじゃないか・・」

「こ、このガキャあ!」
「やっちまえ!」

響「真美、後ろに隠れてて」スッ

「まてぃ!あの構え、おめぇらでどうにかなる相手じゃねぇ」
「ぼ、ボス!」

響「お前が大将か。どうする?このまま返してくれれば自分、これで許してあげるぞ」

「くっくっくっ、残念ながらハイそうですかとは行かねーな」キラッ
「で、でたぜ!ボスのバタフライナイフだ!」
「女相手でも容赦しないとはさすがボスだぜ!」

真美「ひ、ひびきん!やばいよ!素直に謝ろうよ!」

響「真美、あーゆーのは言っても無駄だ」

「へっへっへ、どうせ逃げ場はねーんだ、さっさと来なよ」チャカチャカチャカ

響「うん、自分そうさせてもらう」ツカツカ


「なんだあの女!無防備に歩いて来やがった!」
「ウッオッ!あの歩法・・・ッッッ 錦茘枝手(ごぉやでい)!!」

響「どうした?間合いだぞ」

「く、この野郎!」ブン

真美「ヒッ!?」


――錦茘枝手(ごぉやでい)
 琉球王家の長女のみに継承を許された王家秘伝の武術、最大の特徴はその歩法にあると言われ、天下無敵を称された(原由実明書房刊「偶像拳法大図鑑」より


バキッ!!

「なぜ・・お前がその技を・・」

響「自分・・ダンスやってるからな!!」

「・・ダンスって・・すげー・・」バタッ
「ひぃ、ボスがやられた逃げろぉ」
「お、お前ら俺をおいてくなー!!」


響「まったく、口ほどにもない奴らめ。真美―、大丈夫かー?」

ダキッ

響「ま、真美?」

真美「・・ばか」

真美「ばかばかばかばかぁ!もし怪我しちゃってたらどうしたのさぁ!」グスッ

響「・・・ごめん」

真美「怖かった、怖かったよお」グスングスン

響「うん・・もう大丈夫、ね?」ポンポン





響「いやー!想像以上に綺麗だなー!な、真美もそう思うだろー!」

真美「・・・」

響「・・ていっ」プニッ

真美「うひゃあ!?」

響「どーしたんだ?真美らしくないよ!」

真美「だって、さっき・・真美のせいなのにあんな事言っちゃって・・」

響「あー、その。真美は、自分のことを心配してくれたんだろ?」

真美「・・うん」

真美「ごめんなさい、ひびきん。真美のせいでひびきんが傷ついちゃうの、すっごく嫌だったんだ・・」


響「まぁ自分も確かに無謀だったかもなー、でも」

響「真美のピンチだと思ったら、いつの間にか身体が動いてたさー。それに」

響「恋人を守るのも、彼氏の務め、でしょ?」ギュッ

真美「あっ・・コイビトツナギ・・」

響「ほらあっち!スカイツリー見えるよ!」

真美「ちょちょちょ!もー、自分勝手な彼氏は嫌われちゃうYO!」

真美(・・でもこういうのも、良いかも♪)

おしりちん






亜美「ゴーヤのしっぽはピョン↑ピョン↑するっしょー?」





響「ごめん、聞き間違いかな。もう一度言ってくれる?」

亜美「ほら、ブタ太のしっぽ ちょんぼりちょろりって歌あるでしょ?」

響「こぶたのしっぽだろ・・でそれとゴーヤに何の関係が・・」

亜美「ゴーヤもさー、バネみたいしっぽついてるじゃーん?」

響「・・(え、もしかしてツルの事言ってるの?この子バ◯なの?いや、まて響、この頃は多感な時期だ。安易な否定はしてはいけない)」

響「そ、そうだなー、確かにゴーヤのしっぽはピョンピョンしそうだなー!」

亜美「え、テキトーに言っただけだYO」

響「あのさぁ!!」





亜美「まぁそれは置いといて、ひびきんにお願いがあって来たのですよ!」

響「ええー、今の流れでよくお願いできるね・・自分にできることなら別にいいけど」

亜美「この通り!真美とデートしてあげて!」

響「は・・?は・・?」

亜美「いえいえ、これにはマリファナ海溝よりもふかーい理由がございまして」

響「マリアナ海溝な、それだと危ない意味になっちゃうから!」

亜美「研究熱心な亜美さんはしゅーかんしチェックをしていたのですよ」

響「え、もしかして手に持ってるやつ?小悪魔miriaって・・亜美にはちょっと早いんじゃ」

亜美「まぁピヨちゃんが忘れてったんだけどね」

響「ピヨ子ぉ!!」

亜美「ま、それは置いといて、ほらココ」

響「んん?何々、“今は女の子同士が熱い!百合百合デートで女子力アップ!”うっわ、頭悪そうなタイトル・・」

亜美「こーゆーのを、善澤さんみたいなおじさんが考えてると思うと感慨深いですなぁ」ウンウン

響「そういう業界の闇みたいなとこツッコんじゃいけません!で、これと自分が真美とデートするのに何の関係が?」


亜美「いえね、真美が最近ひびきんと遊べてないYO!寂しいYO!って嘆いてたものですから・・」

響「え、真美が?そ、そうか~。真美も寂しがりやさんだなぁ」テレテレ

亜美「一日に一度はひびきんをうぎゃらせないとねって」

響「うぎゃらせる!?初めて聞いたよ!ていうかそれ自分を弄りたいだけじゃないかぁ!」

亜美「うんうん、やっぱひびきんは弄ってナンボだね」

響「うう・・年下にそう見られてる自分て一体・・」

亜美「まぁまぁ、でも実際に最近遊びに行ってないのは確かだよ?」

響「そういえばそうだなぁ・・で、それでデート?」

亜美「そゆことー!真美をしっかりエスコートして欲しいんだけども!」

響「だけども?」

亜美「その前に予行練習をしようじぇ!」

響「え?」

亜美「だーかーらー!真美とのデートの前に亜美とデートして修行を積むのじゃー!」グイグイ

響「ちょっと!それって単純に遊びたいだけじゃ・・あーもー分かったから引っ張らないで!」





亜美「ほうほう、ここがひびきんあてつけの服屋さんですかー!」

響「行きつけな。買い物に来ただけで皮肉言われるとか意味分かんないぞ・・」

亜美「まーまー、堅いこと言わずにー。ほらほら、お互いのコーデを決め合うと親愛度アップ間違いなし!って書いてあるし」

響「持ってきたのそれ・・」

亜美「フムフム、デート前に指定し合うとドキドキ度アップ!なるほどにぃ、よっしひびきん!真美にラインだYO!」

響「え!?今!?というかデートの日付すら決めてなかったのに・・」

亜美「明日とかでダイジョブダイジョブ、送ってみなって!」

響「また急だな・・えーと、明日デートしない?と。正直恥ずかしいんですけど・・」

ブーッブーッ

響「って返信はや!?あ、オッケーだって、えーとそれじゃ・・」

亜美「うんうん、そいじゃ亜美はひびきんのコーデ考えたげるから後はよろよろー!」

響「うぇ!?あ、真美はどんな感じが良いかだってぇ!?えーと、えーと・・んもー!亜美ぃー!」





響「次は映画か・・ていうかホントに遊んでるだけだなこれ・・」

亜美「そんなこと無いYO!雑誌にだってほらほら!」

響「えーと、女の子同士でも映画の定番はホラーもの!?ボディタッチ決めちゃえ♪・・ねぇこれやっぱ参考にするのダメだと思う」

亜美「ままま、騙されたと思ってはい、これ行ってみよう!」

響「え、ホントにホラー・・?や、やめてさ、デートだしラブコメとかにしない?」

亜美「えー、亜美そーゆーの見ないしなぁ・・あれあれぇ?ひーびきーん」

響「う・・この流れは・・」

亜美「まさかとは思うけどぉ・・怖くて嫌だなんてこと、ないよねぇ?」

響「ち、ちが!いやほらね?あまりに怖いと亜美が泣いちゃうかなーって?だからね」

亜美「そっかー!もし亜美が泣いちゃってもひびきんが支えてくれるなら安心だね!じゃ、いこっか!」

響「あっあっあっ・・うぅ、こうなるよねぇ・・」





亜美「うひゃー!?」

響「うぎゃああああああああああああああ!!!?????」








響「はぁ、はぁ・・で、次は何が書いてあるのそれ・・」

亜美「んー・・」

響「亜美?」

亜美「ん!えっと、ゲームセンターで一緒にエンジョイ!リズムゲームで恋のリズムを刻んじゃえ!だってさ」

響「お、おう。相変わらずのセンスだな・・」

亜美「とゆーわけで!たいたつですよ!たいたつ!」

響「おー、太鼓の達人かぁ、自分あまりゲームセンター来ないから、知ってはいたけどやったことないんだよねぇ」

亜美「お、マジで…!?じゃあ亜美のじつりき見せちゃうよー!」

響「へぇー、ホントにバチなんだ?あ、うちの曲入ってるんだっけ?」

亜美「そだよー!そんじゃひびきんはまずかんたんからかな?」

響「お、竜宮の曲だ。亜美はふつう?」

亜美「ふつう?ノンノン、亜美はお・にモードですよ!おに!まー、初心者には到底出来ないかなーって」

響「ほほう?面白い・・フフ、ゲームは得意じゃないけどリズムを取るのなら問題ないぞ!亜美、自分もそのおにモードで!」

亜美「うぇ!?いくらひびきんでもそれは厳しいんじゃ・・まぁ物は試しでやってみる・・?」

響「フッフッフッ、見てるがいいさー!」





亜美「よっし!全良は逃したけどフルコンボだYO!えーと・・」

響「なんだこれ・・人がやるもんじゃない、というかまず目で追えない・・」ズーン

亜美「ありゃあ・・まーそうなりますわなー」

亜美「んー・・ねぇねぇひびきん」

響「うう、なぁに?」

亜美「せっかくのデートだし記念に撮っとこ?」

響「あー、プリクラかぁ。確かに定番だよねー」

亜美「そそ!ほら入った入った」

響「もー、そんな急かさなくったって・・それでポーズとか取る?」

亜美「んーとね、最後に試したいことあったんだけど、良いかな?」

響「ここまで来たら何でも来いだぞー!」

亜美「えっとねー・・」





響「・・とまぁ、この二日間はこんな感じで疲れちゃったよ・・」

貴音「そうですか、それはお疲れ様でした」

響「亜美はあの後も作戦会議っしょー!って遅くまで通話してくるし、お陰で寝坊しちゃったよ」

貴音「そうですか、それはお疲れ様でした」

響「あー・・貴音、もしかして怒ってる?」

貴音「はて・・?私は響が二日間にも渡りでぇとして真美や亜美といちゃいちゃしていた事など、何も怒ってはいませんよ?」ニッコリ

響(めっちゃ怒ってるよ、というか目が怖い・・)

響「べ、別にやましいことしたわけじゃないってば!ただ、そう!遊んでただけだってー!」

貴音「その言葉、信じますよ・・」

ブーッ!ブーッ!

響「あれ、真美から画像が送られてき・・はわ!?」

貴音「響・・・その写真は・・・」プルプル

響「あ、いや!これはちがっ!違うから!ちょ、ハイライト消えてるって・・う、うぎゃあああ!?」





ブーッ!ブーッ!

亜美:ごめーん、ひびきん!真美にプリ見られちった(のワの)

亜美:亜美も今真美から逃げてるとこだから!ひびきんも頑張ってねー!

亜美「送信、っと・・」

ガチャッ

真美「んっふっふ~。見つけましたぜ亜美さんや」

亜美「あちゃー、ここが分かるとは流石は真美さん」

真美「さぁ!このプリのくわしーいお話を聞かせてもらおうかぁ!」

亜美「んー、それより真美さんは、あの日から髪を下ろすことが多くなりましたなぁ」

真美「べ、別に気分だYO!と言うか話をすり替えないで!」

亜美「ほうほう、でもそのヘアクリップ。どこかで見た事あるデザインですな~」

真美「き、気のせいじゃない!?」

亜美「でも誕生日の後からだからぁ・・ひょっとしてプレゼントかな?」

真美「べ、別にひびきんから貰ったわけじゃ!」

亜美「あれあれ~?ひびきんなんて言ってないけどなぁ?」

真美「あわわわ!こ、これは」

亜美「隙あり!」ダッ

真美「あ、ちょっ!ま、待てー!これの説明をしろー!!」





小鳥「イケない、事務所に置いていっちゃってたのね・・」

小鳥「たまには若い子向けの雑誌を読もうと思ったけど、最近のって結構過激よねぇ」

小鳥「特にこの特集の最後、シメはキスプリで記念写真!?一夜の思い出を形に残そう!ですって」ペラ

律子「ちょっと小鳥さん!雑誌読んでないで仕事してください!」

小鳥「ピヨォォ、私も誰かとデートしたああああいいい!!!」カタカタカタ


おわりちん

以上です。

真美、亜美、誕生日おめでとう!
響とこの二人の絡みは想像しやすくて、書いててとっても楽しかった!

>28 まさに最後の方は、真美はこんな顔しながら亜美に詰め寄ってるんだろうなと思いながら書きました。
>29 >32 そこまで深くは考えてなかった・・でも響はダンスやってるからな!
>30 ありがとうございます!
>31 そうです。伊織「100%ゴーヤジュースなんてどうかしら?にひひっ♪」というSSを以前書かせていただきました。

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