八幡「雪ノ下に本気でキレてしまった」 (86)
反応があったら続けます。
書き溜めなし。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432214112
書きます。
アニメからなので矛盾とか間違いがあるかもしれません。
八幡(今日も奉仕部は暇である)
八幡(依頼が来るときは面倒な大事が多いが、依頼自体はそうたくさん来るものではないからな)
八幡「ふう……」
雪乃「あら、どうしたのヒキガ……比企谷君」
八幡「いま両生類の名前言おうとしただろ」
雪乃「あら、訳の分からないことを言わないでくれるかしら」
八幡「いや、いつも言われてるからな……」
雪乃「そんな理由で言いがかりをつけるのかしら。やっぱりあなたみたいな根暗のカースト最下位人間は被害妄想が激しいのね」
八幡「うるせえ」
八幡(依頼がないときは大抵こんな調子だ)
八幡(いや、あってもなくても変わらないか)
結衣「ゆきのん、いつも注意してるけどあんまり言い過ぎちゃダメだよ」
雪乃「あら、雪ノ下さんは優しいのね。でも今回はそこの目の濁った陰険男がとんでもない言いがかりをしてきたからやり返しただけよ」
結衣「ああもう、ゆきのん全然わかってない」
八幡(こういう時由比ヶ浜が味方してくれるから内心ではすごく助かっている)
八幡(多少の悪口程度で傷ついたりするほど繊細じゃないが、やはり少しは嫌な気分にはなるものだ)
雪乃「そうね、悪かったわ。今から比企谷八幡という存在を完全に忘れてしまえば言い過ぎることはおろか、話しかけることもしなくなるわ。そうね、そうしましょう」
八幡(多少の悪口なら、ではあるが)
八幡「ふっ、そんなの今までと変わらないんじゃないか。俺がいてもいなくても同じような扱いなのは」
八幡(……自分で言ってて悲しいな。泣ける)
これだけ反応あったら、約束通り書き続けないとな。いい反応とは言ってなかったし。>>1
>>9 頑張ります
雪乃「あら、せっかくあなたを傷つけないように無視してあげようとしているのに話しかけないでくれるかしら。嫌でもあなたの陰鬱な声が聞こえて存在を認識してしまうじゃない」
結衣「ゆきのんってばー!言い過ぎ!」
八幡「へーへー、わかりましたよ」
雪乃「わかってないじゃない」
八幡(へーへー、わかりましたよ!これでいいんだろ!)
雪乃「……」ズズッ
結衣「……」カチカチ
八幡「……」ペラッ
八幡(今日は依頼なさそうだし、雪ノ下サマもああ言ってるから今日は帰ろう)
八幡「……」ガタッ
雪乃「あら、もう帰るのかしら」
八幡「……」
雪乃「無視はよくないわ。最低限度の言語を認識する能力があるなら反応ぐらいするものだわ。それとも言葉がわからないのかしら」
八幡「……しゃべんなって言ったのはお前だろ」
雪乃「コミュニケーションの障害になっているんだからもうそんなこと忘れなさい」
八幡(どうしろっていうんだよ)
雪乃「私に一々何か指摘されないと駄目なのかしら。そんなことでは将来が不安ね」
八幡「さっきから全部お前の裁量次第なんだがな。どうしようもないんだけど」
雪乃「私のせいだと」
八幡(めんどくせえ。今日は帰ろう。そして愛しの妹に癒して貰おう)ガララッ
雪乃「待ちなさい、会話の途中で帰るなんてどういう教育を受けているのかしら」
八幡「うるせえ、今回に関してはお前が悪いからな。俺の歩んできたひねくれた道のせいでは絶対ない」
雪乃「あなたがひねくれた道を歩んできたという自覚があるなら反省なさい。そしてあなた程ひねくれた人間が私より正しいとは思えないわ、今回に関してもよ」
結衣「ゆきのん!私でもそろそろ怒るよ!」
雪乃「ごめんなさい由比ヶ浜さん。でもどうしてかしら、今日は口が止まらないの。よっぽど目の前の腐った魚の眼をした生き物が気に入らないみたいね」
八幡「……じゃあなんだ、もう俺の顔は見ないほうが幸せか?」
雪乃「あら、どういう」
八幡「もう部室には顔見せないって言ってんだよ!!満足か!!」バンッ
雪乃「!!」ビクッ
結衣「ま、待ってヒッキー!」
八幡「……じゃあな由比ヶ浜」ガララ
八幡(……)
*
八幡(昨日あれだけ言ったからな。まあ今日は部室には顔を出せないな)
結衣「あ、あの、ヒッキー……」
八幡「……由比ヶ浜か。おはよう」
結衣「あのね、ヒッキー。昨日のことなんだけどね、確かにゆきのんが完全に悪かったんだけどね、ゆきのんもちょっとした理由で機嫌が悪かったというか」
八幡「……陽乃さんのことか」
結衣「う、うん。少し揉めたみたいで……」
八幡(当たりかよ……。当たっちゃう辺り付き合い長いみたいで嫌だな)
結衣「だから、ゆきのんを責めないでとは言わないけ、その……」
八幡(由比ヶ浜の言いたいことはわかるが、だからといってここで俺が行ってやるのも違うだろ)
八幡(最低でも向こうから来るべきだ)
八幡「悪いけどしばらくは部活には行けない」
結衣「ヒッキー……」
八幡「大変そうな依頼とかあったらよんでくれ。手伝うからな」
>>8
雪ノ下結衣になってるぞ
まず無視してみたってssがあったはずだから、
それ読んで勉強してから書いたほうがいいのでは?
*
雪乃(……昨日は完全に私が悪かったわ。機嫌が悪いから比企谷君に八つ当たりした、なんて言い訳にならないわ)
雪乃(彼が部活に顔を出したら謝りましょう)
結衣「や、やっはろーゆきのん」ガララ
雪乃「こんにちは由比ヶ浜さん」
結衣「あ、あのねゆきのん……」
雪乃「由比ヶ浜さん、比企谷君と同じクラスよね。彼のこと見てないかしら」
結衣「あ、うん。ええと、そのことなんだけど、ヒッキーしばらく部活休みたいって……」
雪乃「そ、それは本当?」
結衣「う、うん」
結衣「だから、ゆきのんから謝りに言ったほうがいいんじゃないかなー……って」
>>20 すいません >>21 読んでみます
雪乃「私から、謝りに?」
結衣「うん、今回に関してはゆきのんが悪いんだから、ゆきのんが謝るべきなんじゃないかなーって」
雪乃「わ、私が比企谷君に頭を下げる、ですって……屈辱だわ」
結衣「ゆきのん、それじゃ反省してないよ」
雪乃「でも……」
結衣「でも、じゃないよー。わたしはゆきのんの敵ではないけど、今回はヒッキーの味方だからね」
雪乃「わ、わかったわ」
*
雪乃「今日、比企谷君にあったら謝ってみせるわ」
結衣「ゆきんのん、告白する前の一大決心みたいだよ」
雪乃「こっ……!?」
結衣「ゆきのん、例えだから!」
結衣「あ、ヒッキーだ」
雪乃「あ、あら本当ね。廊下の向こうからいつも通りの腐って目で歩いて来るわ」
雪乃「よ、よし行くわ……」
八幡(あ、戸塚だ)クルッ
雪乃(さ、避けられた……?)
結衣(いや、今のはこっちに気づいてない顔だった……)
結衣「あ、あのねゆきのん。今のはさ……」
雪乃「」ボーゼン
結衣「あああ」
*
雪乃「」ボーゼン
結衣「ゆきのん!さっきのは違うから気を確かにして!」ユサユサ
雪乃(避けられるほど、嫌われてしまったなんて……。確かにあの日は言い過ぎてしまったわ……)
雪乃(あの扉を開けて比企谷君が来てくれればどれだけ謝りやすいことかしら……)
雪乃(……いえ、それは甘えね。わたしが悪いの。わたしから行かなければならないわ)
ガララッ
雪乃「!!」バッ
静「元気に活動してるかー」
雪乃「……平塚先生、ノックをしてください。そして帰ってください」
静「今日はいつも異常に辛辣だな。何かあったな。比企谷か」
雪乃「……違います」
結衣「そうです」
雪乃「由比ヶ浜さんやめて」
*
結衣「かくかくしかじか」
静「ふむふむ」
静「なるほど、雪ノ下。今回はお前が悪いな」
雪乃「それはもうわかっています。ですが謝ろうにも比企谷君がわたしを避けていて……」
静「それが勘違いだとしたらどうする」
雪乃「勘違い、ですか」
静「そうだ。確かにその時は本気で怒っていたかもしれんが、あいつは良くも悪くも立ち直りは早いやつだ。露骨に無視をするようなことはしないだろう」
結衣「たしかに」
結衣「そうだ、明日屋上で合うように約束すればいいよ」
雪乃「そうね」
結衣「メール送っておいたよ」ピロリン
雪乃「ありがとう由比ヶ浜さん」
結衣「いえいえ」
雪乃「……平塚先生。もし、これで比企谷君が現れなかったらどうなるのでしょうか」
静「んー、それは流石にアウトかもな」
雪乃「」
*
結衣「ばいばいゆきのん」
雪乃「ええ、さようなら由比ヶ浜さん」
結衣(あ、ヒッキーへのメールに『ゆきのんが』っていうこと書き忘れてた)
結衣(……)
結衣(まあヒッキーが来ることには変らないか)
八幡(ん、由比ヶ浜からメールか。……明日の昼休み屋上で、か。どうせ雪ノ下の事の相談だろうな)
*
担任「比企谷くんは熱で欠席です」
結衣「なんとタイミングの悪い」
由美子「一限体育だしー更衣室行くの急ご」
結衣「あ、うん」
*
結衣「怪我しました」
保険医「そのようですね」
結衣(とにかくゆきのんにヒッキーが欠席であること伝えないと……!)
結衣(携帯電話、更衣室の鞄の中だよー!)
結衣「あの、もう大丈夫なんで帰ってもいいですかね」
保険医「大丈夫じゃないので駄目です」
結衣「」
*
結衣「昼休みに開放された!急がないと!」ガサガサ
結衣「……携帯電話家に忘れたー!」
*
雪乃「……屋上に誰もいないわ」
雪乃「……ほんとうに嫌われてしまったのね」グスッ
*
結衣「ついにゆきのんも部活に来なくなっちゃった……」
結衣「ゆきのん、授業終わったらすぐ帰っちゃうし、メールにも出ないし」
結衣「……」
結衣「ああもうじれったい!」
結衣「なんでわたしがここまで頑張ってるんだろ!」ダッ
*
八幡(結局あれから二週間)
八幡(雪ノ下からのコンタクトはない)
八幡「本格的に謝る気はないみたいだな……」
小町「どーしたのおにーちゃん」
八幡「……なんでもないぞ妹よ」
小町「うっそだー。何かあるって顔してるよ、例えば雪ノ下さんのことで」
八幡「えらく具体的だな。絶対に由比ヶ浜からタレコミあっただろ」
小町「困ったことがあったら相談してよ、おにーちゃん」
八幡「……別に困ってねーよ」
*
八幡(今日も何事も無く平和に終わった)
八幡(あとは寝るだけだ)
八幡(……)
八幡(嫌われてる、とは思っていなかった。確かに言葉がきつい時はあるが初めほどじゃないし、最近は良くしてくれている、ような気がしてた……)
八幡(……まあ、勘違いだったか)
八幡(雪ノ下は俺が嫌い、雪ノ下は俺が嫌い、雪ノ下は俺が嫌い、雪ノ下は……)グー
*
結衣『ヒッキーは風邪で休んでただけだから!』
雪乃(ってわざわざわたしのマンションを訪ねてまで由比ヶ浜さんが伝えてくれたわ)
雪乃(本当だとしたら、今日こそ謝りましょう。それで願わくば許して貰いたいわ……)
雪乃「すいません、こちらのクラスの比企谷君に用事があるのですけれど」
紗希「あー、あいつなら部活行くって言ってたぞ」
雪乃「部活に……?」
*
ガララッ
八幡「……」
雪乃(本当にいたわ……)
雪乃「えっと、その、お久しぶりね比企谷君……」
八幡「……」ペラッ
雪乃「……」
雪乃「お茶、飲むかしら……?」
八幡「……」
雪乃「……」ズズッ
雪乃「……あのね比企谷君、今日はこの間のことを」
八幡「あー、いいよそういうの」
雪乃「えっ……」
八幡「雪ノ下雪乃、お前は俺が嫌いだ」
雪乃「ち、違うわ比企谷君……!」
八幡「違わない。本当に嫌いじゃないなら、二週間も音沙汰ないってことはないだろ。今日はそのことに関して一つ話があってきた」
雪乃「……な、何かしら」
八幡「俺の部活の活動についてだ。そもそも俺がこの部活にいるのは平塚先生の陰謀によって半強制的なものだ」
八幡「でももし部員の中に、俺がいることが苦痛になるというメンバーがいるなら俺が身を引くべきだ。こういうケースなら説得すれば先生も取り合ってくれうるだろう」
雪乃「だから違うの比企谷君!」
八幡「……無理しなくていいぞ雪ノ下」
雪乃「無理なんかしてないわ……わたしはただ……」
八幡「じゃあなんだ、この二週間お前は何をしてた。俺のことを笑ってたのか?嫌いで無視してたんじゃないなら、嘲笑の餌にしてたのか」
雪乃「どちらも違うわ、お願い聞いて比企谷君!」
八幡「違わないだろ!じゃあこの二週間の沈黙はどういうことだ!!」バンッ
雪乃「っ……!」ビクッ
>>40
紗希 → 沙希
ちょっと名前間違えすぎじゃない?
雪乃「違うの……」
八幡「……」
雪乃「違う、のよ……」グスッ
八幡「……何も違わないだろ」
雪乃「……」ポロポロ
八幡「泣くなよ俺が悪いみたいだろ」
雪乃「……ごめん、なさい」ポロポロ
八幡「だからそんな中身の無い……!」イラッ
結衣「そこまでだよヒッキー!」ガララッ
>>44>>45 原作読みます
八幡「由比ヶ浜」
結衣「事の発端はわたしの制止を聞かなかったゆきのんが悪いけど、今となってはゆきのんの話を聞かないヒッキーが悪いよ!」
結衣「今のわたしはヒッキーじゃなくてゆきのんの味方だから!」ビシッ
雪乃「由比ヶ浜さん……」グスッ
八幡「なんか俺が悪いみたいになってるけど、違うからな。事の発端は……」
結衣「そう、元はゆきのんが悪いよ」
結衣「でも、いまヒッキーが少し譲歩して、ゆきのんの話を聞いてあげれば解決するんだよ」
八幡「被害者が譲歩しないといけないのか。おかしな話だな」
雪乃「……」
結衣「……そうだね、たしかにヒッキーが身を引かなきゃいけないのはおかしいかもしれない」
結衣「でも!これだけは聞いて!」
八幡「……」
結衣「ゆきのんはお子さまなの!!」バーン
雪乃「」
八幡「……は?」
結衣「自分の意見はなかなか曲げないわがまま!」ドン
結衣「そして言い過ぎてしまうじせーしんのなさ!!」ドドン
八幡「」
雪乃「えっと……由比ヶ浜さん」
結衣「自分の思いが伝わらなないと泣きだしてしまう甘え!!!」ドドドン
結衣「なにより大好きな人に嫌味とか言っちゃう小学生みたいなとこと!!!!」ドーン
雪乃「」
結衣「そんなお子さまなゆきのんだから、大人のヒッキーは一歩譲って許してあげて!これもわがままなのはわかっているけど……」
八幡「……」
八幡「はあ……なんかアホらしくなってきたな」
結衣「ヒッキー!」パッ
雪乃「……あ、あの、比企谷君……」
八幡「……なんだよ」
雪乃「本当にごめんなさい……。あの時は……いえ、以前からあなたの気持ちを考えていない言動が目立っていたわ。いままでのことを全部許してとは言わないわ」
雪乃「でも、その、せめて顔を見て話せる仲には戻りたいの。あなたと話せなかったこの二週間、本当に寂しかったわ……」グスッ
八幡「お、おう……なんか恥ずかしいぞ」
雪乃「また、一緒に部活動、してくれるかしら」ギュッ
八幡「わかったから離してくれっ!恥ずかしいし!勘違いするから!」バッ
八幡(こういうイベントで勘違いしちゃう男がこの世に五万といるから!)
八幡「あー、そのなんだ……。俺もさっきは怒鳴って悪かった。……これでお互いチャラにしてんねーかな」
雪乃「比企谷君……」ギュッ
八幡「だから離してくださいお願いします!」
結衣「わたし頑張ったのに置いてけぼりだよ」
静「ちゃんちゃん」
終わりです。
名前間違えとかいろいろ不快にさせてしまう点が多かったようです。反省しています。
今回初投稿でしたが、また何か投稿することもあるかもしれません。そのときはよろしくお願いします。
初にしてはまあよかったんじゃね?とりま乙
乙です
面白かった!
おつー
指摘多いとこに追加ですまんが、一人称はゆきのんは私、ガハマさんはあたしやで
乙ー
おつー
乙、話は面白かったよ、名前間違えは次から気をつければいい。
このSSまとめへのコメント
続き頼んます
劣化コピー感が…
○○を無視して見たの作者が叩いてのかよ
あれつまんねーじゃん コピーでもなんでもないっしょw
このガハマさん有能過ぎるだろw