女「自分勝手で傲慢でずうずうしくて女だからって男より精神強いとか思って」

女「何か問題があるとすぐに鬱だのなんだの騒いで優遇されなきゃ男女差別って騒いで優遇されればレディファーストって言う人に」

男「え？そうじゃなくて世間の女の特徴」

女「私はそんな人間のつもりないけど」

男「いや!女は違うよ？だって優しいしさ」

女「だったら私に愚痴ってこないで」

男「え？」

女「同級生の女子にいじめられてるのは可哀想だけど陰口言ってるの見るのは嫌なの」

男「･･･」

女「そりゃ性格の悪い人だっているけどそんなの男の人だって一緒じゃん」

男（これだから女子は嫌いなんだ）

女「･･･そういう事言われても困る」

男（たいしたこと言ってないのに論破してやったみたいな人間ばっかりだ）

女「でも･･･男へのいじめを無くしたいとは思ってて･･･」

男（それみろ、正義感あるフリして実行力に欠落してる）

女「･･･先生にさぁ」

男「そんなダサいことしない」

女「ダサいって･･･」

男（女にいじめられてるとか･･･陰口言われて教科書とか隠されてるだけだし･･･）

女「･･･どうしたいの？」

男「え？」

女「･･･」

男（何･･･言ってんだコイツ）

男（･･･もういいや、話すのも面倒だ）

女「ちょっ、男何処行くの！」

女「･･･ダサいってなによー」

男「なんだよ･･･ついてくんなってば」

女「言っちゃえばいいじゃん!!担任さ、あの人結構真面目だし、聞いてくれるって」

男「･･･嫌だ」

女「えぇ？」

男「担任にチクって助けを求めた根性なしというレッテルを貼られる」

女「そんなことないよ･･･」

男「相手が男だったら構わないけど、女だぞ。情けない」

女「自分でなに言ってんの･･･」

男「･･･」

男「いいんだよ別に･･･」

女「男、さぁ･･･今の状況の方がよっぽど･･･」

男「･･･情けないのは分かってるぞ」

女「･･･なにか言い返すぐらいすればいい」

男「頭が回らなくてな、口喧嘩弱いんだ」

女「私なら先生にだって親にだって言うよ。悪いことしてないんだったら」

男「そりゃ、俺も悪いことはしてないけどな」

女「･･･ねぇ、腹が立たないの？普通、何か言い返すぐらいさぁ」

男「人間が全員同じ思考回路もってるとでも思ってんのか･･･」

男「俺は先生にも親にも同情の目で見られたくないんだよ!!」

友「あ、あの…一体どちら様でしょうか」

？？「…？私のことですか？そんなことより朝ごはん食べましょうよ」ﾑｼｬﾑｼｬ

エキドナ(そんなことって…彼女何もないところからいきなり現れなかったかしら？)

クルウルウ「cuiefcnmc」ｸﾞｲｸﾞｲ

男「はいはい、ほら…あーん」

クルウルウ「nhvs」あーん

男(なんかもう慣れてしまったよ…いきなり誰かが現れたりすることとか…)

？？「まぁお嬢様！本当にその方が好きなのですね！館主様の目にも見せてあげたいです」

堕天使「？…お嬢様？」