【安価】吹雪「私が最高顧問?」 (13)
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提督「……ああ。ちなみにこれは決定事項だからな」
吹雪「ま、待ってください!意味がわからないんですが……」
提督「残念ながら俺にもわからない。だがもうこれしか手はないんだ」
吹雪「こうなった経緯を教えて下さい!」
提督「吹雪、お前はその人当たりの良さからみんなの相談にのっていただろう?」
吹雪「そんな大袈裟なものではないですけど……まあ、少し」
提督「だがそうじゃなかった。終わりの見えない戦いに疲弊したみんなは、お前への相談だけが心の拠り所だったらしい」
吹雪「えっと、それはつまり……?」
提督「我が鎮守府に吹雪教なるものが誕生したんだ」
吹雪「は……?ふ、ぶき、教、ですか?」
提督「そうだ。勿論教祖は吹雪だぞ」
吹雪「でも私がしたアドバイスなんて、昼食をハンバーグにするかカレーにするかで悩んでる人にハンバーグカレーにすればいいとか、精々そのレベルですよ!?」
提督「ああ、普通ならどう考えても取るに足らない話だ。だが事実、みんなはお前の発言を神からの思し召しだと思ってるみたいでな」
吹雪「そんなぁ……」
提督「さらに悪い事に、一部過激派による圧力を受けた。お前を頂点とするトップダウン制へ体制を移行しなければ、敷地内で家庭菜園を始めるとな。しかもセロリだ」
吹雪「セロリ!?嘘ですよね…?嘘だと言って下さい!セ、セロリだけは無理です!あ、ああ、あぁああぁああぁあぁあ!」
提督「落ち着け!大丈夫だ……大丈夫…」
吹雪「はあ…はあ…すみません、取り乱してしまいました……」
提督「無理もないさ、セロリだからな。それで過激派と穏健派の代表二人を含めて話し合った結果、最高顧問という枠に収まったわけだ」
吹雪「私はどうすれば……?」
提督「みんなの目を覚まさせてやらないとな。お前の言葉ならきっと届くだろう」
吹雪「うう、どうしてこんな事に……」
提督「そうだ、特に注意しなきゃいけない艦娘がいるからな。各派閥の幹部みたいなもので、接触には細心の注意を払えよ?」
↓1 過激派幹部
↓2 穏健派幹部
↓4 接触する艦娘(どちらの派閥かも明記)
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1 大和