ちひろ「……暴力団の方ですか……?」P「……いえ、自分は堅気です」 (52)

・モバマスのSSです。
・一部アニマスのキャラ出てきます。
・キャラ崩壊、またキャラを掴み切れていないところがあります。
・国語力低し
・構成?何それ?美味しいの?
・かなり遅筆

以上の点が大丈夫でしたらご覧ください。

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○萩原組・組長室

萩原「……いよいよ明日からか……」

P「はい……明日からはなかなか顔を出せないと思うので、その前に挨拶に来ました」

萩原「そうだろうな……大手の346プロのプロデューサーが極道の本部に出入りしてた、なんて事実が記者にばれたら大問題だもんな……」

P「はい……」

萩原「……なぁ、やっぱりうちの組に入らないか?お前は頭も切れるし腕も立つ。他にくれてやるにはもったいない人材だ……」

P「すみません……自分には夢がありますので……」

萩原「……そうか……」

P「すみません……昔からお世話になっているのに、いい返事が出来ず……」

萩原「……いいんだよ、そのくらい。俺だってお前の親父には返しても返しきれないくらいの恩がある」

萩原「夢があるなら仕方ないし、俺個人としてもその夢を応援したい」

P「ありがとうございます……」

萩原「但し、その夢を諦めた時は、無理やりにでも組に入ってもらうからな!」

P「はい、そうならないように努力しますよ」

P「では、そろそろお暇させていただきます」

萩原「おう……頑張れよ」

P「はい!」

巴を期待してた人ごめんよ~
後々出てくる予定だから待っててくだせぇ

○346プロ・ロビー

P(何度か来たことがあるが、やはり広いな……)

社員「新入社員の方はフロントで名前を確認し、言われた部屋に移動してください」

P(フロントは……あそこか)

P「すみません、新入社員のPというものなんですが……」

受付「はっ、はい!少々お待ちください……」カタカタ

P(う~む、やはり俺の顔は人を怖がらせてしまうみたいだ……受付の人ならまだいいけど、アイドルたちを怖がらせてしまうのは問題か……)

P(そういえばこの前、素敵な笑顔の作り方という特集がやっていたな……)

受付「お待たせしました、Pさんは11階のCG事務所に向かってください」

P「ありがとうございました」ニタァ

受付「」

P(11階か……エスカレーター使うより階段の方が早いな……気合い入れていくか!)

新入社員「あの~すいません、新入社員の○○なんですが……」

受付「」

新入社員「き、気絶してる……」

○CG事務所前

P(ここか……第一印象は大事だ……ネクタイOK、シャツOK……よし!)コンコン

P「失礼します」ガチャ

P(ってあれ?誰もいないのか……)

P(いやいや、それはおかしい。346プロ程の大企業にこんなに人が少ないわけがない……)

P(少なくても俺より先に来ていた新入社員がいても可笑しくない筈なのに……新入社員だけでなく、先輩の社員までいないなんて……)

P「部屋を……間違えたか……?」ゴゴゴゴゴゴゴ



ちひろ「ひぃ……」

ちひろ(受付に言われた部屋に来たら何だかヤバイ人がいるんだけど)ガクガクブルブル


P「ん?入り口の方に人の気配が……」

ちひろ「ひぃ……」

P「あ、気づかなくてすみません……自分は今日からここで働かせていただくPと申します」

ちひろ「は、はじめまして!私、千川ちひろと申します!よ、よろしくお願い申し上げます!!」

P「はい、こちらこそ」ニタァ

ちひろ「」

P「千川さん?……すみませ~ん、千川さ~ん!」

○CG事務室

ちひろ「……はっ!私は一体……?」

ちひろ(何か……とても恐ろしいものを見たような気が……)

P「おはようございます、千川さん」

ちひろ「」

P「……千川さん?大丈夫ですか」

ちひろ「え、えぇ、大丈夫です」

P「それならいいんですが……」

ちひろ(危ない……もう一度気絶するところだった……)

?「さて、千川君も目が覚めたところでこの事務所のことなどについて説明を始めよう……」

ちひろ「あの……始める前に幾つか確認したいことがあるんですが……」

?「なんだね、千川君?」

ちひろ「貴方はどちら様でしょうか……?」

?「おっと失礼、自己紹介がまだだったね……」

部長「私がCGプロジェクトのリーダーであり、アイドル事業部の部長だ。君たちの直属の上司でもある」

ちひろ「これは失礼しました!今日からここで働かせていただく千川ちひろです!よろしくお願いします!」

P「同じく、本日よりここで働かせていただくPです。よろしくお願いします」ニタァ

部長「……ッ!あ、あぁ、こちらこそよろしくお願いするお願いするよ」

ちひろ(す……すごい!Pさんのあの顔を見て耐えた!!)

部長「せ、千川君、他に質問は……?」

ちひろ(流石にノーダメージではなかったようですが……)

ちひろ「二つ目の質問です。……どうして私たち三人以外の人がいないのでしょうか?」

部長「それはね……アイドル事業部は今年度から新設された新しい部署なんだよ……」

ちひろ、P「「え゛っ」」

部長「いやぁ、346プロは俳優、モデル、芸人と言った部署はあるんだが、アイドル部署はなくてだな……」

ちひろ「えっ、でも今猫アイドルとして名前が売れてきてる前川さんもこの事務所ですよね?」

部長「あぁ、ここができる前、つまり去年度までは芸人部署の預かりになってたからねぇ……」

ちひろ「前川さん……」

部長「他に質問はあるかい?」(プルルルル……プルルルル……

部長「ちょっと失礼」

ハイ……ハイ……。
エッ!?……ハイ……ハイ……ワカリマシタ……。

部長「すまない、急な用事が入った。すまないが私は席を外す」

ちひろ「えっ……」

P「私たちは何をしていればいいのでしょうか……?」

部長「とりあえず所属アイドルたちが会議室で待ってると思うから彼女たちに会ってきてくれたまえ」

ちひろ「えっ……あの」

部長「それじゃあ、失礼するよ」ガチャ

P「行っちゃいましたね……」

ちひろ「えぇ……」

P「とりあえず会議室に行きましょうか……」

ちひろ「そうですね……」

これは桐生さんで再生すればいいのか?それとも竹内力さんみたいな感じか?

悪鬼スマイルするPかな?

>>13
僕の中では桐生さんと武内Pを足して2で割った感じです
>>14
本人の中では爽やかスマイルですから(震え声

○346プロ・会議室前

ちひろ「Pさん、346プロのアイドルってどのくらいご存知ですか?」

P「自分が調べた感じだと……前川さん、安倍さん、島村さん、城ケ崎さん……くらいですかね」

ちひろ「4人ですか……売り出すにしては少ない気がしますね……」

P「……何人だろうと、自分は全力で彼女たちを売り込む所存です」

ちひろ「……そうですね、お互い頑張っていきましょう」

P「はい……ではそろそろ入りましょうか」コンコン

P「失礼します」ガチャ

みく「にゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」ドン

P「……ッ!」

ちひろ、ナナ、卯月、美嘉「「「「あ」」」」

みく「……にゃあぁぁ……」

P(!?彼女たちが怯えてる……!タックルされたのは後で叱るとしてここはひとまず)

P「前川さん、大丈夫ですよ」ニタァ

みく「」バタン

P「前川さん?すみません、自分のせいで前川さんが倒れ……て……」

卯月、美嘉「「」」バタンバタン

ナナ「……あ……あわわ……」ガクガクブルブル

ちひろ(まぁ、Pさんのあの顔見るとそうなるわよね……)

P「すみません、千川さん。長椅子に運ぶの手伝ってください」

○346プロ・会議室

ちひろ「皆さん、落ち着きましたか?」

卯月「え、えぇ」

美嘉「なんとか、ね……」

みく「にゃあ……」

ナナ「ウサミン星人はこのくらいじゃ屈しません!」

ちひろ(安部さんの精神力、すごいですね……)

P「申し訳ありません……自分のせいでこんなことに……」

みく「……あれはみくも悪かったにゃ……ごめんなさいにゃ……」

P「いえ、自分は全然気にしてませんから……」

ちひろ「そういえば、どうして前川さんはPさんにタックルしたんですか?」

みく「あ、あれはタックルじゃないにゃ!お魚から逃げてたらPさんにぶつかっただけにゃ!」

P「魚から逃げていた……?」

みく「そうにゃ!卯月ちゃんがみくがお魚苦手なこと知ってるのに無理やり食べさせようとしてきたにゃ!!」

卯月「みくちゃん、人聞きが悪いよ!」

ちひろ「違うんですか?」

美嘉「んー、違うわけではないんだけど~」

ナナ「食べさせようとしたのにも理由があるんですよ」

○Pとちひろが入ってくる前

卯月「みくちゃんって猫アイドルにお魚嫌いって言ってたよね?」

みく「うっ、何で知ってるにゃ……」

美嘉「この前自分で言ってたじゃん★」

みく「……そういえば、美嘉ちゃんには言った気がするにゃ……まさか……」

ナナ「はい!ばっちり教えてもらいました!」

みく「も~美嘉ちゃん、何で言ったにゃ!」

卯月「まぁまぁ、それは置いといて……じゃん!」

美嘉「これは……?」

ナナ「つみれですね!」

卯月「これなら魚嫌いのみくちゃんも食べれるかなって」

みく「卯月ちゃん……気持ちはありがたいけど、みく、つみれも食べられないにゃ……」

卯月「いやいや、分かりませんよ?」

みく「お魚自体が苦手だからつみれにしても食べられないにゃあ……」

卯月「みくちゃん、猫アイドルなのにお魚食べられなくていいの?」

みく「それは……」

ナナ「アイドルにはきつくても我慢しなきゃいけないこともあるんだよ?」

美嘉「そうそう、色々頑張ってる菜々さんを見習いなよ★」

ナナ「美嘉ちゃん!?私は美嘉ちゃんと同じ17歳だよ!?」

卯月「さぁ、みくちゃん。覚悟を決めて!」

みく「お、お魚だけは……」

みく「無理にゃああああああああぁぁぁ!」ダッ

卯月「待ってくださ~い」ダッ

P「失礼します」ガチャ

みく「にゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」ドン

>>19 訂正
×安倍さん
○安部さん

今日は一旦寝て起きたら続き書こうと思います。
遅筆ですまねぇ……。

○346プロ・会議室

ナナ「……ということがありまして……」

P「なるほど……」

ちひろ「島村さん、いくら前川さんのためとはいえ無理やりはいけませんよ」

卯月「すみません……」

ちひろ「あと前川さんも。自分たちしかいないからって会議室で走ってはいけません」

みく「……ごめんなさいにゃ」

ちひろ「……Pさんも、あの笑い方はアイドルの前では控えるようにお願いします」

P「……すみません、以後気をつけます」

ちひろ「じゃあ、この件はこれで終わりです」

ナナ「……あの~、あなた方が今日から来るプロデューサーで間違いないんですか……?」

ちひろ「あぁ、すみません。自己紹介がまだでしたね……今日からあなた達をプロデュースするのはこちらのPさんで、私は事務員の千川ちひろです」

美嘉「えっ、千川さんはプロデューサーじゃないの?」

ちひろ「えぇ、元々事務でこの会社に入りましたから」

P「……そうだったんですか……」

みく「なんでPさんが知らないにゃ……」

P「改めて、初めまして。今日からあなた方のプロデュースをさせていただきます、Pです。千川さん共々、よろしくお願いします」

卯月「こちらこそ、よろしくお願いします!」

美嘉「よろしくね~★」

美嘉「で、これからなにやるの~?」

P「とりあえず、皆さんの実力を確認させていただきたいので、レッスンを見学させてもらいます」

みく「Pさんがレッスンに来るにゃ?」

P「はい。……と言っても、自分はダンスなどにはあまり詳しくないので、トレーナーさんに話を聞きながら練習を見学するだけです」

卯月「Pさんがレッスンに……うぅ、ちゃんと出来るかな……?」

ナナ「ナナも緊張してきました……」

P「あまり緊張せず、いつも通りのレッスンを見せていただければ結構ですので、肩の力を抜いてください」

ちひろ「じゃあ、私は事務所に戻りますね」

ナナ「千川さんは来ないんですか?」

ちひろ「えぇ、私はあくまでも事務員ですから」

P「では、皆さん行きましょう」

○346プロ・レッスン室

P「初めまして、本日より彼女たちをプロデュースすることになったPです。よろしくお願いします」

トレーナー(以下トレ)「は、初めまして!彼女たちのトレーナーです!こちらこそよろしくお願いします!!」

P「今日はいつも通りのレッスンでお願いします」

トレ「は、はい!」

卯月「お待たせしました~」

みく「着替えてきたにゃ~」

トレ「皆さんが着替え終わったようですし、レッスンを始めて行きましょう」

トレ「はい、本日はここまで」

みく、卯月、ナナ、美嘉「「「「ありがとうございました!」」」」

みく「つ、疲れたにゃあ……」ヘナヘナ

ナナ「……も、もう立てません……」グッタリ

卯月「が……頑張りました……」

美嘉「み、みんな……疲れすぎでしょ……」フラフラ

P「皆さん、お疲れ様でした」

卯月「Pさん……私たち、どうでした……?」

P「とても頑張っていたと思います」

卯月「そうですか……」エヘヘ

P「自分はトレーナーさんと話をしてくるので、少し休んだら風邪をひく前にシャワーを浴びて来てください。」

ナナ「分かりました……」

P「それでは、失礼します」

P「あの、すみません。少し伺いたいことが……」

トレ「はい、何でしょう?」

P「トレーナーさんから見て、今の彼女たちはいかがですか?」

トレ「……そうですね……」

P「正直な感想を、お願いします」

トレ「……まず、全体的に体力不足だな、と感じます。特に安部さんは。今のままだと、ライブ中に体力が切れてしまう可能性があります」

P「体力不足ですか……他には?」

トレ「デビューしてから日が浅い分、まだまだ未熟な所が多々あります。ダンスの切れや連携などですね……」

P「なるほど……」

トレ「でも、彼女たちは素晴らしいものを持っていると思います。例えるなら彼女たちは磨きかけのダイヤの原石です。磨けば必ず光ります」

P「なるほど……貴重なご意見、ありがとうございました」

トレ「いえいえ……」

P「では、自分はこれで失礼します」

トレ「お疲れ様です」

P「お疲れ様です」

○346プロ・更衣室

みく「みんな、正直Pさんのことどう思うにゃ?」

卯月「どうって?」

みく「第一印象の話にゃ」

ナナ「ナナは……正直、あの顔が半分くらい占めてます……」

みく「あの顔の話はなしにゃ……」

卯月「いい人なんですけど……ちょっと……」

美嘉「怖いよねぇ……」

みく「みくの予想では、Pさんは只者じゃないにゃ」

卯月「只者じゃないって?」

みく「Pさんから時々大物俳優が演技中に出すような凄い圧力がかかってくるにゃ……」

卯月「じゃあ、Pさんは元大物俳優ってこと?」

ナナ「それはないと思いますよ?Pなんて名前の俳優、聞いたことありません」

美嘉「みくの勘違いじゃない?」

みく「にゃ~……」

卯月「……よし、着替え終わったので先に行きますね~」

美嘉「私も~★」

ナナ「ナナも先に行ってますね~」

みく「ま、待ってほしいにゃ~」

みく(でも、Pさんにぶつかったとき、確かに恐ろしい何かを感じたんだけどなぁ……)

書いてたらバイトの時間になったのでまた落ちる。
一体いつになれば完結するんだか……。

○CG事務室

みく「今戻ったにゃ~」ガチャ

美嘉「ただいま~」

卯月「ただいまです!」

ちひろ「お疲れ様です。……あれ、Pさんと安部さんは?」

卯月「Pさんなら安部さんを雑誌の撮影に送っていきました」

ちひろ「そうですか……」

みく「ねぇねぇ、千川さん。千川さんから見てPさんってどんな感じかにゃ?」

ちひろ「どんな感じ……とは?」

美嘉「みく、またその話~?」

卯月「え~とですね」

……卯月説明中……

卯月「と、言う話になったわけです」

ちひろ「なるほど……」

みく「で、千川さんはどう思うかにゃ?」

ちひろ「そうですね……私も安部さんとほぼ同意見ですね……」

美嘉「ほら、千川さんもこう言ってるじゃん」

みく「にゃあ……」

ちひろ「ただ、私もPさんが只者とは思えません」

みく「千川さん……!!」

卯月「どうしてですか?」

ちひろ「今日の朝の話なんですけどね。私が来る前、Pさんがここに一人で待っていたんですよ」

美嘉「それで?」

ちひろ「その時のPさんから感じたオーラが凄かったんですよ……」

卯月「オーラ……ですか?」

みく「千川さんも感じたにゃ?」

ちひろ「えぇ……前川さんの言うように大物俳優のそれとは違った感じでしたが」

美嘉「オーラねぇ……」

みく「ほら!みくが言ったとうりにゃ!」

美嘉「みく、大物俳優ではないって言われてるよ」

みく「でもオーラであることには変わりがないにゃ!」

卯月「それにしても、本当にPさんって何者なんでしょうか……?」

ちひろ「詳しいことは私にも……」

卯月「聞いたら教えてくれるかな……?」

美嘉「多分無理だと思うよ?」

ちひろ「私もそう思います……」

卯月「むむむ……」

みく「そうにゃ!Pさんを観察して調べてみるにゃ!」

ちひろ「観察って……」

卯月「Pさんに迷惑かけるのはちょっと……」

みく「こっちが勝手に観察するだけだから迷惑はかけないにゃ」

卯月「なら問題ないですね!」

美嘉「いやいやいや、大問題でしょ……」

みく「大丈夫にゃ、Pさんには気づかれないようにするにゃ」

美嘉「そういう問題じゃなくてね……」

みく「……美嘉ちゃんはPさんのこと、気にならないかにゃ?」

美嘉「気にはなるけど……」

みく「じゃあ、見ていてくれればいいにゃ!」

美嘉「はぁ……気を付けなよ?Pさんが只者じゃない可能性があるんだから」

みく「大丈夫にゃ!猫はそういうのが得意にゃ!」

未課金「月いくら払えばいいんですか!」
P「もういらねえよ」
未「Pさぁん!」
P「沈めろ」
ちひろ「はい」ピッ
未「Pさんたす…ゴボゴボ.。o○」

○移動中の車内

P「…………」

ナナ「…………」

P「…………」

ナナ「…………」

ナナ(気まずい……)

P「……ラジオでもつけましょうか?」

ナナ「あ、はい。お願いします」

司会『――っと、今日はですね、特別ゲストが来てくれてるんですよ』

司会『本日のゲストは今人気急上昇中の萩原雪歩さんです!!』

雪歩『は、初めまして!は、萩原雪穂です……。本日はその……よ、よろしくお願いしますぅ……』

P「ッ!」ビクッ

ナナ「Pさん?どうかしましたか?」

P「……いえ、何でもありません」

ナナ「?」

○CG事務所

P「ただいま戻りました」

ちひろ「お疲れ様です。安部さんは?」

P「安部さんなら仕事先から直接帰られました。送ろうと思ったのですが断られてしまって……」

ちひろ「なるほど……Pさんも直帰してよかったんですよ?」

P「書類などは大丈夫なんですか?」

ちひろ「まだ彼女たちもそこまで名が知られてないんで、私一人でも大丈夫ですよ」

P「そうですか……そういえば他の方は?」

ちひろ「皆さん帰られましたよ?あのあと特に仕事もなかったみたいなので」

P「なるほど……すみません、スケジュールを掴み切れてなくて」

ちひろ「いえいえ、入社初日ですので仕方ないかと」

P「千川さん、他に何かやることは……」

ちひろ「事務の仕事はもう終わりましたし、先に帰ってもらって大丈夫ですよ?」

P「しかし……」

ちひろ「ご遠慮なさらず、私ももう帰りますので」

P「そうですか……では、お言葉に甘えて先に帰らせていただきます」

ちひろ「お疲れ様です」

P「お疲れ様でした」ガチャン

pipipi……プルルルル……

ちひろ「もしもし、前川さん?」

ちひろ「えぇ、今事務所を出ました」

ちひろ「はい、くれぐれも危険なまねはしないようにお願いしますね」ブツ……

ちひろ(なんでストーキングのお手伝いなんかやってるんだろう……)

○346プロ・事務所前

みく(Pさんの正体を突き止めるぞ……!)

みく「あ、Pさんが事務所から出てきたにゃ……」

みく(こっそり、ばれないように気をつけて……って、Pさん行っちゃう!)



P(誰かがつけてくるな……)

P(気配も消しきれてないし、敵意や殺意と言ったものも感じないし、危険はないだろうが……)

P(念のために撒いておくか……)

P「すみませーん」



みく(Pさんがタクシーに乗った……)

みく(これは予想外だなぁ……)

みく(明日、改めてチャレンジしよう……)

P「テメー死にてえのか」
P「採用したり取り消したり、テメーの舌は何枚あるんだ!」
P「ガタガタうるせえんだよバカヤロー!」
P「何が枕だ偉そうに言いやがってコノヤロー」
P「なーんもする前から雛壇の後ろにコソコソ隠れようとしくさりやがってコラッ!」

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