P「夜から豪雨らしいから今日は早めに切り上げるかぁ」
律子「でも明日必要になる書類まだできてないですよ?」
アイドル達「ワイワイガヤガヤ」
P「んー…でも早く帰らないと律子帰れなくなっちゃうぞ?」
律子「それもそうなんですけど…まぁ一日位なら事務所でも」
P「あーなんなら俺の家でやってもいいぞ?一応布団も着替えも前に来た時のがあるしここに泊まるよりは良いかもな」
律子「そうですね…ではそうさせてもらいましょう」
アイドル達「!!!?」
律子「でもしょっちゅうお邪魔しては迷惑なんじゃ?」
P「んーまぁ誰も来ないし男の一人暮らしだし律子なら別に気にしないよ」
律子「そうですか、なら今日は泊まらせてもらいますね」
P「おう、律子が泊まると晩御飯が楽しみだからな!」
律子「むぅ…さてはそっち目当てですね!」
P「ソ、ソンナコトナイゾ」
律子「へぇ~じゃあ今日はコンビニ弁当ですね」
P「すみません!楽しみなんです作ってくださいお願いします律子様!」
律子「ふふっ、仕方ないですねぇ」ニコニコ
春香「な、なななな!なんで律子さんがプロデューサーさんの家知ってるんですか!」
律子「へ?そりゃ仕事の同僚だし…」
春香「絵、えええええええええええええええ!?」
P「何驚いてるんだよ春香」
春香「だ、だって…あの!わ、私も行ってみたいです!プロデューサーさんの家!」
伊織「ま、待ちなさい!だ、だったら私も行くわ!」
千早「そ、それなら私も…」
アージャアワタシモ!アミモイキタイーワタシダッテー!
P「何言ってるんだ、駄目に決まってるだろ」
アイドル達「!?」
春香「ええええええええ!?な、なんでですか!」
P「アイドルが男の家、しかもプロデューサーの家に来て良い訳がないだろう~スキャンダルされちゃうぞ」
春香「だ、だって律子さんだって」
P「律子はプロデューサー仲間だしなぁそれに仕事するわけだし…」
春香「そ、そんなのず、ずるいですよ!!」
P「いいから帰りなさいー!豪雨になるんだぞー!はよかえれー!」
春香「…ずるい」ジィー
伊織「…お泊り」ジィー
「…」ジィー
P「律子ー傘持ってるか?」
律子「へ?いえ…今日は持ってきてないですね」
P「なんか小雨降ってるし俺の傘入っていくか?」
律子「あーじゃあお願いします」
P「大事な書類が濡れちゃうからな!」
律子「書類と私どっちが大事なんですかねぇ~?」
P「それは書r」
律子「晩御飯」
P「はっはっは!律子に決まってるだろ!」ナデナデ
律子「ふふん♪」
P「よーし…あれ?皆まだいたのか…早く帰ったほうがいいぞ?」
春香「うわあああああああああああああああああん!!!」
春香「私はもう帰りますううううううううう!さようならあああああああああ!」バタン
P「おう、転ぶなよ~」
伊織「…家でやらなくてもここで仕事すればいいじゃない」
P「だから豪雨で帰れなくなr」
伊織「タクシーでも何でも使えばいいでしょ!」
P「いやぁ前にそれで帰ったけど律子の家より俺の家のほうが近いんだ」
伊織「…だ、だから何よ?」
P「翌朝も早いということで結局律子はその日、俺の家に泊まった」
律子「あぁ~ありましたね、プロデューサー殿の服を借りましたね」
P「ついでにベッドも取られた…」
律子「いいじゃないですか、半分空けてあげたんですから」
P「…あんな狭いから寝ぼけた律子に抱きつかれたけどな」
伊織「………………………もう知らないわよ!!この馬鹿っ!!!」
春香「クソッ壁殴っちまった…」
千早「………春香、」
伊織「帰る!!!ふんっ!」ガチャ バタンッ!!!
P「お疲れ様ー」フリフリ
千早「…べ、別に一緒に仕事しなくてもいいんじゃ」
P「いや分からない所もあるしな、把握してるのが俺と律子位だし」
律子「それにプロデューサー殿は見てないとサボるから」
P「うぐっ…」
律子「この前も仕事してたのに居眠りしちゃってたし…」
P「だってあんな時間だぞ…眠くもなるって!」
律子「だらしない顔してましたねぇ~」
P「そういう律子だって休憩とかいってベッドに転がってゴロゴロしてるうちに寝てるじゃないか!」
律子「ね、眠くなるんですよあのベッド!あのベッドを買ったプロデューサー殿のせいです!!」
P「えええええええええ!!なんで俺のせい!?」
千早「……もう帰ります」
20分後
P「はぁ…皆帰ったか、なんか皆暗かったけど大丈夫かな…」
小鳥「大丈夫なわけないじゃないですか!!!!」バンッ
P「うわぁ!ど、どっから出てきたんですか!!」
小鳥「そこのソファーで気持ちよく寝てたら…なんですかそれ!私も知りませんでしたよ!」
律子「小鳥さんいつも寝てますもんね…定時後にソファーで」
小鳥「そ、それはいいんですよ!いつも仕事忙しそうにしてるのに二人とも定時になるといなくなってたのはそれのせいですか!!!」
P「正直家でやる方が捗りますし」
律子「そうですね」
小鳥「じゃあ私もプロデューサーさんの家に連れて行ってくださいよ!!一緒に仕事しましょうよ!」
P「ここでも仕事しないのに何言ってるんですか・・・」
小鳥「そ、それより!ま、まさか二人はその…あの…つ、付き合ってるんですか!?」
P・律子「いや全然」
小鳥「え!?ほ、本当ですか?」
P「えぇ」
律子「なんでそうなるんですか?」
小鳥「い、いや…え?えええ?!」
P「はっはっは!律子は色々と気が利きますし可愛いですから俺みたいな男なんかには勿体無いですよ」
律子「プロデューサー殿も中々カッコいいですし優しくて仕事もできますからね、私の様な女には全然釣り合わないですよ」
P・律子「……ん?」
小鳥「なんですかそれぇ!!!!無意識でいちゃいちゃしないでください!!!うわあああああああああん!」バンバンッ
P「い、いやそんなつもりh」
小鳥「なんですかそれ!?お互いよく知ってるから自分に勿体無い!?私はそんな考え持ったことないですよ!!」
律子「あ、あn」
小鳥「言ってみたいですよそんな事!むしろ言われてみたいですよ!!どうすればそんな関係になれるんですか!」
小鳥「なったらなったで一緒の部屋で寝泊りして抱き合って朝からいちゃいちゃ!夜はねちょねちょ!」
小鳥「くそう!こんな仕事だから男性の知り合いも全然できなし!うぇええええええん!」
小鳥「うぇええええええええん!律子さああああああああああああん!!!」ガシッ
律子「あの…」
小鳥「ぬくもりを下さいいいいいいいいいいいい!」
P・律子(これは酷い…)
律子「じゃあこのカイロあげるんで帰っていいですか?」
小鳥「うぇえええええん!たった数十円の温もりしかもらえないよおおおおおおおお!」
P「……じゃ、じゃあ今度音無さんも家に来ませんか?3人で食事しましょう」
小鳥「え!?」ピクッ
P「…どうでしょう?」
小鳥「い、いいんですか!?わ、私は行っても良いんですか!?」
P「音無さんもこっち側の人ですし大丈夫ですよ」
小鳥「やったああああああああああ!じゃあこれから!」
P「これからは仕事するんで駄目です」
小鳥「」
律子(上げて落とした…)
そして俺はそっと布団に潜り込んだ
P「はぁ、音無さんってホント可愛いよなぁ」ノビッ
小鳥「…っ」ピヨ
P「おまけに気も利いて、礼儀正しくて、まるで非の打ち所がないっていうか」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん…」ススッ
P「あっ、音無さん!おはようございますっ」
小鳥「…おはようございます。あ、あのぉ…さっきのは…」モジモジ
P「さっきのと言うと?」
小鳥「ですからぁ、その……私が可愛いとか、なんとか…」ゴニョゴニョ
P「……え?」
小鳥「あのっ、も、もちろん聞き間違いだとは思うんですけど…っ、なにと聞き間違えたのかなぁって、あはは」
P「うわぁぁ、声に出ちゃってました?そっかぁ。出ちゃってたかぁ、俺の本心」
小鳥「本し……えっ?」
P「いやぁ、参ったなー。出ちゃった挙げ句、それを音無さんに聞かれるなんて。ははっ、これは雪歩からスコップでも借りてくるかなー、なんて」HAHAHA
小鳥「…そ、それじゃあ、プロデューサーさんは私のこと…す、すす」
P「特になんとも思ってないですね」マガオ
小鳥「えっ?」
P「えっ?」
このSSまとめへのコメント
春香「クソッ殴っちまった…」
壁 「………春香、」