P「美容院に行こうと思う」 (163)
春香「美容院…ですか?」
P「ああ、今まではもっぱら千円カットだったが、やっぱアイドルのプロデューサーらしくビシッと髪型を決めようと思ってな」
伊織「へえ、あんたにしてはいい考えじゃない」
あずさ「あ、美容院といえば、奥の席に案内される人はちょっとお顔があれな人ってきいたことがありますね?」
P「え?……」
春香「え?……」
P「……それホントですかあずささん?」
あずさ「いえ、私も聞いたことがあるってだけなので本当かどうかは…」
美希「でも、ミキはいつも窓際なの!」
雪歩「私もいつも窓際ですぅ。店の前通る人に見られて恥ずかしいから奥のほうがいいんですけどなぜかいつも……」
あずさ「あ、言われてみれば私もいつも窓際ですね?」
P「やばい…なんかすごい信憑性があるぞ」
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ハゲがいるぞ殺せ!!! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
三 ζ*'ヮ')ζ
三 ー(‐∪─→
三 / ̄ ̄ ̄ 》  ̄\
三三 | U ・ | 彡⌒ ミ
三 と| ι| | ヽ(´・ω・`)ノ ←伊織
三 /_∧∨ ̄ ̄/_∧U (___)
春香「…………」
P「ん?どうした春香?」
春香「ふへっ!?いやっ…なんでもありませんよー!あ、私もいつも窓際ですからね窓際!」
P「やっぱり皆窓際かぁ…やべー、緊張してきた……」
亜美「まっ、兄ちゃんなら大丈夫っしょ!多分」
P「だといいんだけどな」
真美「頑張れ兄ちゃん!当たって砕けろ!あ、マイシャンプー忘れるんじゃないぞ→」
P「え?」
P「マイシャンプー…?」
真美「どったの?」
P「マイシャンプーってどういうことだ?」
亜美「まさかマイシャンプーも知らないのに美容院行こうとしてたの……?」
P「そんなもん必要なのか?」
真美「当たり前っしょ!美容院は持ってったシャンプーをストックして貰って、行く度にそれを使うんだよ、常識じゃ→ん」
貴音「私もそのことを知らず、初めて行った時に赤面したものです」
P「そ、そんなに恥ずかしいことなのか…よかった、事前に知っておけて……」
千早「あとは、タオルも必要ですね」
P「タオルもか!?」
やよい「持っていかないと、ついかりょーきんをバーってとられちゃいます…」
P「意外とケチ臭いんだな……バスタオルでいいのか?」
響「自分は髪多いからバスタオル持ってくけど、プロデューサーだったらスポーツタオルでいいと思うぞ!」
P「それならあまり荷物にならないから楽でいいな」
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ハゲがいるぞ殺せ!!! <
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三 ζ*'ヮ')ζ
三 ー(‐∪─→
三 / ̄ ̄ ̄ 》  ̄\
三三 | U ・ | 彡⌒ ミ
三 と| ι| | ヽξ^ヮ゜ノ! ←伊織
三 /_∧∨ ̄ ̄/_∧U (___)
改良しました完成です みなさん使ってあげて下さい
P「にしても、美容院ってのは俺が思ってる程甘くないみたいだな……他にもなんか気をつけることとかあるのか?」
律子「そうですねぇ、菓子折りがあると店側のその後の対応がよくなりますよ」
P「よし、菓子折りだな」
真「あー、この時期は上着を着ていくでしょうから、上着をかけるハンガーがないとハンガー代がかかっちゃいますね」
P「わかった。ていうかわりと自分で持ってく物多いんだな」
伊織「そりゃあんたみたいな貧乏人が行く美容院はそんなものよ。私が行く美容院は全部用意してくれるわよ」
伊織「そうだ、保険証持って行きなさいよ。3割引きくらいされるはずよ」
P「え、保険きくのか!?いいこと聞いた!ありがとな伊織!」
伊織「感謝しなさいよ?にひひっ」
貴音「あなた様、美容院は何時に予約されているのですか?」
P「んーと、明日の11時からだな」
貴音「となると、昼食が必要ですね」
P「なに、休憩とかあんの?」
雪歩「美容師の方の昼休みがありますぅ。あ、あと持ってくならあまりにおいのしない物がいいですぅ」
美希「おにぎりを持ってくの!」
P「了解、おにぎりだな」
春香「持っていくものはそのくらいですね」
P「オーケー。そうだ、何かマナーとかってのはあるか?」
千早「遅刻は厳禁ですね、最悪の場合出入り禁止になることもあるそうです」
P「まあ、それは大丈夫かな。仕事柄時間厳守は徹底してるし」
亜美「あと、カットとは言わないから気をつけたまえよ兄ちゃんくん」
真美「カッティングって言うんだYO」
P「カッティングお願いしますって感じか」
響「ところで、どんな髪型にするかは決まってるのかプロデューサー?」
P「特に決まってないから、お任せしようかと思ってるが…」
やよい「あー!それ、一番ダメなパターンだって聞いたことありますー!」
真「美容師の方はお任せって言われるのが一番困るらしいですよ」
P「そうなのか、じゃあどうすればいい?」
美希「俳優さんとかと同じ髪型にしてもらえばいいって思うな!」
あずさ「向井さんとかどうですか?今すごい人気ですし」
P「向井さんか、いいかもしれないな。そうしよう」
P「っと、話してたらもうこんな時間か。もう暗くなるし、みんなはもう帰った方がいいぞ」
全員「はーい」
P「じゃ、みんな今日はありがとな、これで明日はなんとかなりそうだ。明日はみんなオフだからゆっくり休んでくれ」
全員「おつかれさまでしたー」
ガチャッ バタンッ
春香「ふふっ、こういうのも楽しいね」
亜美「うんうん、兄ちゃんもノリノリだったし」
響「でも、プロデューサーのことだから、案外本気で言ってたのかもしれないぞ」
真「まっさかぁ、流石にそれはないよ」
貴音「あの方は大人、ですからね。私達に合わせてくれていたのでしょう」
真美「も?、そういうこと言わないでよ?お姫ちん」
貴音「すみません…今の発言は"けーわい"でしたね」
美希「貴音、ちょっと古いと思うな」
貴音「なんと」
全員「あはははは!!」
ー2日後ー
ガチャッ バタンッ
春香「おはようございまーす!……ってあれ?プロデューサーさんは?」
千早「おはよう春香。プロデューサーはまだ来てないわ」
あずさ「迷子かしら??」
伊織「あんたじゃないんだから……」
ガチャッ バタンッ
P「なにがマイシャンプーだちくしょぉぉ!!」
響「ど、どうしたんだプロデューサー……?」
P「どうしたんだ、じゃねえよ!おまえら騙しやがったなくっそぉぉ!!」
雪歩「お…落ち着いて下さいぃ!お茶ですぅぅぅ」
ゴクゴクゴク!
P「ぷはっ、はぁっはぁっはぁ」
亜美「え?っと、兄ちゃん?」
真美「騙された…ってもしかして……」
P「ああ、そうだよ…持ってったさ……マイシャンプーを…!」
全員「えぇぇ!?」
P「……なんで騙した本人達が驚いてんだよ」
貴音「一昨日のあれは、あなた様が私達の冗談に付き合ってくださっていたのだとばかり……」
真「うん、まさか本当に信じてたなんて…」
P「え、あれ冗談だったのか…?」
美希「常識的にどう考えても本当のことじゃないの」
P「くっ、まさか美希に常識を説かれるなんて……」
律子「そりゃ、あれ信じるほうがすごいですって…」
やよい「あの……わたし、美容院でどんなことになったのか気になるかなーって」
春香「あ、ちょっと気になるかも……」
真美「んっふっふ?、真美も聞きたいなぁ?兄ちゃんのぶゆーでん」
P「馬鹿にしやがって……まあいいか、教えてやるよ…誰かに話さないとやってられないしな……」
P『あの、予約してたPですが…』
受付『いらっしゃいませ、こちらへどうぞ』
P『(よかった、奥の席じゃない……あ、菓子折り渡さないと)』ゴソゴソ
P『えと…これ、ほんの気持ちで……』
受付『あ、お荷物は足元のカゴへお入れくださ?い』
P『いやっ、ちがっ……はい…』
P「初っ端からこれだぞ」
春香「ぶはっwwこれは店員さんのスルースキルに感謝ですよwww」
律子「常連ならまだしも初見で菓子折りってゴミ箱直行ものですって」
P「言ったの律子じゃんかよ……」
亜美「そいでそいで?ww 」
受付『すぐに美容師が参りますので少々お待ちください』
P『(おっかしいな……もっと高級な菓子折りじゃないとお断りとか?…うわぁ、だとしたら俺貧乏人認定されたかもorz……)』
美希「ハニー純真なのww」
P「騙されてたなんて思ってなかったんだよくそ…」
雪歩「うぅ…さすがに罪悪感がありますぅ……」
P「…そしてこっからが大変だった」
真「この時点で十分大変じゃ…」
P「うるさい…」
P『(足音がするな……美容師さんがきたのかな)』
???『チャオ☆』
P『……は?』
???『あ、やっぱり765プロのプロデューサーさんだ』
???『P、って名前の予約があったからまさかと思ったがやっぱりあんたか』
P『な…な、なんでお前ら……ジュピターがいんだよ!?』
北斗『え、知らずに来たのですか?』
P『知らずに……ってなんのことだ?』
翔太『ここは黒ちゃんが経営してるんだよ。僕達ジュピターが美容師をやってるってことを売りにしてるんだよ』
P『うっそ!?マジで?』
冬馬『ああ。…てっきりあんたは敵情視察のために来たんだと思ってたんだが』
北斗『どうやら違うみたいですね。……?このハンガーは?』
P『あぁ、それは俺のだ。ハンガー代なんか払いたくないからな』
冬馬『ハンガー代?そんなもん聞いたことねえぞ?』
翔太『う?ん…そういう美容院もあるんじゃない?じゃ、はじめよっか?』
響「ええ!?ジュピターがいたのか!?」
亜美「てかハンガーについては突っ込み無しww意外とジュピター優しいwww」
千早「…そのお店の名前って"木星"ですよね確か。普通、予約の時に気付きそうなものですけど」
P「いや、木星帰りのP、ってなんか凄そうだなーくらいにしか考えてなかった……」
伊織「木星帰り?なによそれ」
真美「そんなのいいからマイシャンプー出した時のあまとう達の反応詳しくww」
P「わかった。はぁ…思い出すだけで恥ずかしさで死にたくなるな……」
冬馬『ここに来るの初めてだよな?どんな風にしてほしいんだ?』
P『あ、そうだ。その前にこれ…』
冬馬『…なんだこれ?シャンプーか?ww』
P『(あれ、リアクションおかしくね…?なんか笑ってるし……やっぱダ○ソーのシャンプーなんかじゃ駄目なのか?……もっといいシャンプー買えば良かった………)』
翔太『ちょw持ち込みwwマイシャンプーwww』
P『………え?』
北斗『シャンプーにこだわりがあるんですか?ww』
P『えっ?えっ?』
冬馬『シャンプー持ってくる客なんてあんたが初めてだぜwww』
P『えっ、あっ、へっ、しゃしゃっシャンプーいらないのか!?……』
翔太『しゃしゃっシャンプーwww』
冬馬『いるわけねーだろそんなもんww』
P『(まじかよ……)』
草生やすのやめてほしいかなーって
>>48
なるべく元スレと同じ感じにしようかと思ったんですが…
ではちょっと草控えますね
P「こっからしばらく馬鹿にされ続けた気がするが恥ずかし過ぎて覚えてない……」
千早「しゃしゃっシャンプー……ぷっ、ふふふふ」
貴音「ッッ…げほっごほっごほっ!」
響「ちょっ、貴音がラーメン吹いたぞ!」
貴音「けほっ……も、申し訳ありまっ…ふふ、まいしゃんぷぅ」
P「貴音にまで馬鹿にされるとは…」
やよい「さすがに可哀想かなーって」
P「お前らのせいだっつーの」
伊織「きっと今頃カルテにマイシャンとか書かれてるわね」
P「まじかよもうあそこ行けねえよどうせ行かないけどな!」
あずさ「なんか吹っ切れてませか…?」
P「もう笑うしかないですよ……てかあずささんもメッチャ笑いこらえてる顔してるじゃないですか…」
あずさ「あ、あら?」
P「まったくもう……そんじゃ続きな」
P『じゃ、じゃあシャンプーはいらないんですか……?』
翔太『なんでいきなり敬語なんですか』
北斗『髪質に合ったシャンプーをこちらで用意するので大丈夫ですよwwそれともそのマイシャンプー使いますか?』
P『いや……いいです…お任せします……』
冬馬『そんじゃ、どのシャンプー使うか決めるぞ。髪質とか悩みとかあるか?』
P『あっ……えと、こんな髪質です』プチッ
P「ここで俺、何を思ったか髪を一本抜いて渡す」
亜美「抜いたwww」
真「ちょっ、鑑定じゃないんですよ」
春香「なぜ抜く必要が」
雪歩「そ、想像しただけで笑ってしまいますぅ」
律子「さてはDNAレベルで髪質鑑定ですか」
P「今思えばなんであんなことしたのか謎」
響「それであいつらどんな反応したんだ?」
北斗『ノン……』
冬馬『お、おぉ?』
翔太『えーと……』
冬馬『…そ、そんじゃちょっと髪直接触らせてもらうわ』
P『え、あ、あぁ…』
冬馬『すげえ真っ直ぐで硬い髪だな。ワックスとかつけてもすぐ寝ちまうだろ?』
P『(こいつ占い師かよ。大当たりだわ)』
P『そうなんだよ、ハードシャンプーとかつけてもすぐ元に戻っちゃうんだよなぁ』
千早「は、ハードシャンプー……ふふっふふふ」
響「えっ、シャンプーにハードとかあったのか?」
春香「ないない」
美希「ハードシャンプー…ミキそんなの聞いたことないの」
真美「兄ちゃんどんだけシャンプー好きなんだYO!」
伊織「これはカルテにハードシャンプーも追加ね」
P「やめて」
女「如月千早みたいにカットしてください」
美容師「わかりました」
女「ふぅ…」
美容師「あおいぃぃぃ?!!とりひぃいーー!!」
冬馬『ハードシャンプー?』
北斗『なんですかそれ』
P『間違えた間違えた!シャンプーワックスな!』
翔太『ぶはっ』
P『(また間違えた………もう帰りたい……)』
冬馬『シャンプーワックスって…ハードワックスだよな?』
P『あぁ……』
北斗『とりあえず、硬い髪質の方におすすめのシャンプーを使わせてもらいますねwwシャンプーにこだわりがあるようですがいいですか?』
P『別にマイシャンプーじゃなくて大丈夫……』
翔太『あっ、このシャンプーをマイシャンプーにしたければ販売もしてるからよかったら買う?』
P『いや、そのシャンプーをマイシャンプーにするのはまだいいわ……』
北斗『ですよねwwこだわりありますもんねwww』
P『(まじもうメッチャ笑われてる……)』
P「てか話してて思ったんだけど、あいつら笑い過ぎじゃね?腹立ってきたぞ」
真「これ笑わないとか無理ですって」
冬馬『じゃあ、本題の髪型なんだがどんな感じにするんだ?』
P『向井さんみたいな髪型にしてくれ』
翔太『んーと、向井ってたくさんいるけどどの向井さん?』
P『ん?あぁ、悪い悪い。ムカイ リさんだ』
北斗『ムカイ リさん?聞いたことありませんね?どんな髪の人ですか?』
P『(えっ、こいつら何度か共演してたよな?共演者の名前も覚えてないのか?)』
P『お前らジュピターとも何度か共演してただろ?共演者の名前を覚えてないっていうのはアイドルとして……』
冬馬『なあ、それってムカイ オサムじゃねーか?』
P『…誰だそれ?』
翔太『最近よくテレビ出てる俳優さん。僕達とも何度か共演してるよ』
P『(知らないな……こいつら俺のことシャンプーで馬鹿にして騙そうとしてるんじゃ)』
P『それってどういう字なんだ?』
北斗『ムカイ は向かう井戸でオサム は理科の理ですよ』
P『(またやらかした……)』
冬馬『あんた、もしかして向井理をムカイ リって読んでたのか?』
P『………』
北斗『ムカイ リって初めて聞きましたwその読み方もこだわりの1つですかww』
P『(くそっこれは騙されてないのに騙された気分だ)』
春香「ムカイ リwww」
千早「も、もうだめww」
響「リってwwどこの国の人なんだ?w」
貴音「一体どうしたらそのような面妖な読み方になるのでしょうか?」
P「ハーフかなんかだと思ってたんだよ察してくれ」
P『いいからもうとにかくムカイしゃんみたいな髪型にしてくれ!』
北斗『ムカイシャンプーの略ですか?』
P『(揚げ足ばっかりとりやがってちくしょう)』
冬馬『でもよ、向井理みたいな髪型にしてくれって言われてもあんたのその髪質じゃ無理だぜ?』
P『へっ?そうなのか?…あー、じゃあなんかオススメはあるか?』
翔太『う?ん……とりあえず髪の長さはどのくらいにする?』
P『(ふぅ、ようやく普通の会話に戻った…)』
P『そうだな、髪を長くしてみたいから切らないでくれ』
翔太『え!?』
冬馬『き、切らないのか!?』
北斗『シャンプーだけですか!?』
P『(え?こいつら何言ってんの)』
P「ちなみに俺は短く切らないでくれって言ったつもりね」
律子「そりゃ通じませんよ」
伊織「これはあんたが悪いわね」
P『(なんなんだよ……こいつらまじ疲れるわ…)』
P『あ?、もうなんでもいいからかっこよくカッティングしてくれ』
翔太『あ、やっぱ切るんだ』
北斗『こだわりのシャンプーだけして帰るのかと思って焦りましたよ』
冬馬『…てかカッティングってなんだよ』
P『えっなんかおかしいこと言ったか?』
翔太『やめなよ冬馬。それもこだわりなんだよきっと』
P『(意味わからん)』
北斗『では、このガウンを着てください』
P『(ん?あれ?これ……どうやって着んの??)』
P『なあ、これってどうやって着れば…』
冬馬『は?そんなもん普通に着ろよ』
P『えっと、なんか紐が長いんだけど』
翔太『この紐をこの穴に通して一周させるんだよ』
P『おぉ、サンキュ』
北斗『では、カットの為の道具を持ってくるのでこのまま座ってお待ちください』
P「んで、一人で待たされたんだけど、なんか声が聞こえてくるわけよ」
冬馬『なんなんだよあいつ…ガウンも着れねえって』
翔太『でもカット次第では意外と化けるかもね』
???『いい加減にしたらどうだ、765プロの人間だろうが客は客だ!お前等のその態度を他の客が見て店の評判が落ちたらどうする!』
北斗『!!…すみません、社長』
P『(意外に良い人だ黒井社長!あいつらざまぁ!)』
黒井『ウィ、ジュピターの無礼をこの私が直々に詫びてやろう、765プロのプロシャンプーよ』
P『』
黒井『む?どうしたのかね?』
P『(人のこと説教しといてプロシャンプー呼ばわりかよww)』
P『(てかプロシャンプーってどんな間違いしてんだよ!わざとだろ!)』
黒井『…まぁいい、いくら貴様がこの店に似つかわしくない貧相な見た目のプロシャンプーだとしても一応は客だからな』
黒井『せいぜいうちのライバルプロダクションのプロシャンプーとして恥ずかしくない見た目になるのだな、アデュー』
雪歩「ぷ、プロシャンプー…」
真「黒井社長も限界だったんでしょうね」
響「もう仕方ないと思うぞ」
春香「そうですよ!プロシャンプーさん!」
P「おい春香ふざけんなww」
亜美「てか兄ちゃんカットまでに時間かかり過ぎっしょ」
P「何度も言うがお前らのせいだろww」
あずさ「カットどころかまだシャン…ふふ……シャンプーもしてないですもんね」
P「シャンプーって単語だけで笑うのやめてくださいよ……」
P「あ、でもマイシャンネタで少しいじられただけでシャンプーは何事もなく終わったぞ」
貴音「"しゃんぷぅは"何事もなかったと」
P「ああ、シャンプーはな」
翔太『シャンプーおわったよ?』
P『(おっ、じゃあこれで…)』フキフキ
北斗『タオル……』
冬馬『突っ込まねえ…俺はもう突っ込まねえぞ……』
北斗『で、ではカットしていきますね』
翔太『あ、まって…クロちゃんから呼び出しだ』
冬馬『今カット中だってのに……ったくあのオッサンは』
北斗『すいません、ちょっと待っていてもらえますか?』
P『ああ、わかった』
P『(へぇ、あのインカムは飾りじゃなかったのか)』
P『てか腹へってきたな……』
冬馬『悪い、待たせた……って磯くせえ!なんでおにぎり食ってんだよ!』
翔太『もう突っ込まないんじゃ…』
冬馬『これが突っ込まずにいられるかっての!』
P『ゴクンッ、えっなにもしかして美容院での昼食はおにぎりじゃなくてパンが普通なのか…?』
冬馬『そうじゃねえよ!』
北斗『カット中に飲食する人なんて普通はいませんよ』
P『そういうもんなの!?だって昼食が必要って言われたぞ?』
翔太『そんなこと誰が言ってたの?』
P『うちのアイドル達だ』
冬馬『もしかして、マイシャンプーのこととかもか?』
P『ああ』
翔太『どう考えても騙されてるよww』
北斗『なんで疑問に思わないんですかww』
P『うちのアイドルはそんな悪い子たちじゃない』
冬馬『でも実際騙されてるじゃねえか』
P『きっと間違えてただけだ!』
翔太『そんな間違えする人いないよw騙されてるよww』
P『だぁぁぁもう!だからあの子達はそんなことしない!いいからさっさと切ってくれ!』
春香「すいません騙してました」
P「ホントだよ!保険きくってのも嘘だったし…カット終わって会計で保険証出して恥かいたわ」
伊織「馬鹿じゃないのあんた」
P「真顔で言わないで」
美希「流石にミキもカット中に食べたりはしないの」
貴音「ですが、私達がここまで信じられているのだと知ると…」
千早「流石に罪悪感がありますね……」
P「だろ?だろ?これからは反省してだな」
やよい「でもおとなとしてはずかしいかなーって」
千早「確かに、こんなことでは少し不安ですね…」
P「うっ…」
響「いつ悪い人に騙されてもおかしくないぞ」
真「ありえそうですね…」
P「ううっ……」
美希「ミキもちょっと心配なの」
律子「詐欺とかに引っ掛かりそうですよね」
P「うううっ……」
あずさ「でも、その純真さが素敵ですよ?」
雪歩「そ、そうですよぉ」
P「えっ…?あ、そうかな?」
亜美「うんうん!髪型もチョ→決まってるし!」
真美「よっ、いろおとこ?!」
P「いや、まあそれほどでも……これからはもうこういうことすんなよ?」
亜美「ちょろすぎっしょ…」
律子「ちょっと本気で心配になってきましたよ……」
監督「はい、カーット!」
P「ふう?、やっと終わったぁぁ」
高木社長「いやぁ?、みんな素晴らしい演技だった!」
小鳥「2つのプロダクションがコラボしたアイドルコント、どうなることかと思いましたけど上手く行きましたね!」
ほんと申し訳ない、改変してったら収集つかなくなってもうた…
制裁したくなかったというか
基本は元ネタとなったスレの通りにやってるだけなんでそこまでの改変はちょっと…
「美容院 マイシャンプー」でググれば出ると思います
元スレ読んでて笑わせてもらったので上手く笑い話にできたらと思ったんですが…
読んでいただいた方ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
草生やすとマジで読む気なくなるから
マイシャンプー懐かしい