アイビス「皆さんは、夢を持っていますか?」
アイビス「一言に夢と言っても、内容は人によって全く違います」
アイビス「特に子供なんかは、ヒーローになりたいだとか、空を自由に飛びまわりたい」
アイビス「そういったファンタジーな夢が多いですね」
アイビス「でも、大人になるにつれて、『そんな夢なんか叶うはずない……』」
アイビス「と、思う人が増えていくわけです」
アイビス「今回のお話は、そんな子供と大人の狭間なお話(予定)ですよ」
アイビス「……ちなみに居ないとは思いますが、もし前回を見たことがある人」
アイビス「今回は前回とはまた違ったパラレルでワールドな世界」
アイビス「詳しいことはつっこんじゃだめですよ♪」
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未央『目指せ! トップアイドル!』
未央「なんて言ったはいいけど……」
ライブ会場「……」コジンマリ
未央「現実はそんなに甘くないよねー……」
P「こらこら、ファンに失礼だろ」
未央「いや、素直にライブは楽しいし、アイドルやって良かったとは思うんだけど」
未央「夢と現実はやっぱり違うのかなーって、時々思うんだ」
P「……トップアイドルはそんな簡単になれるものじゃないって分かってるだろ?」
未央「分かってる、分かってるんだけど……やっぱさ、もどかしいっていうか」
未央「私、このままでいいのかなって」
P「……」
P「……すまん。俺の力不足だよな。」
未央「あぁごめん! そういう訳じゃなくて!」
未央「それを言うなら私だってプロデューサー任せな所もあるし、色々と力不足だし……」
未央「……」
P「……」
未央「き、気分上げていかないとね! ファンのみんなを楽しませないと!」
P「そ、そうだな! よし、いつも通り気合入れていくぞ!」
「目指せ!! トップアイドル!!」
未央「……」
P「……」
P「……この掛け声、やめるか?」
未央「……しばらくは、止めとく」
未央(結局ライブは中途半端な出来となった)
未央(失敗したわけじゃないけど……)
未央「はぁ……」
未央「……このままで、いいのかな」
未央「あ、連絡が来てる……プロデューサーかな?」
未央「……ん? ケータイが光って……」
アイビス「ようこそ!」
未央「……はい?」
アイビス「ここは魔法のアプリの世界!」
未央「おおっ? なんか出てきた?」
アイビス「どうも、アイビスと言います」
アイビス「あなたのファンなんです、サインください」
未央「まじで!!? 私のファン!!?」
アイビス「え、そっちのほうが驚くんですか」
未央「いやー嬉しいなー! はい! どうぞ、アイちゃん!」
アイビス「あ、ありがとうございます」
未央「それでそれで、どんなところを見てファンになってくれたの?」
アイビス「それはですね……秘密ということで」
未央「えー! なんでなんで!?」
アイビス「私は説明書ですからね、説明を先にしないと」
未央「……説明書?」
アイビス「というわけでやってきましたアンカの時間です!」
アイビス「デンデレデレデレデレ……」
>>8 魔法の内容。出来る限りシンプルだと嬉しい。
例 知り合いに変身できる なりたい自分になれる 等
詳しくはジャンプ+に連載されているi・ショウジョを参考に!
神峰翔太式ハートビジョン
アイビス「ほほう……これは……」
未央「ち、ちょっと、説明を……」
アイビス「じゃあ早速行きましょう!」
アイビス「魔法はあなたの掌の中に」
未央「……あれ? アイちゃんがいなくなった……」
未央「あ、そういえばケータイに連絡きてたんだっけ!」
未央「急いで確認しないと……」
ハートビジョン
対象 無し
心 ―――
未央「……? なにこの画面……」
未央「ハートビジョン……」
未央「消せない……うーん」
未央「……とりあえず連絡もなんか無かったみたいだし、いっか」
アイビス「私、ソウルキャッチャーズあんまり知らないんですよね」
アイビス「アプリっていうこともあって結構違う感じになってしまうかも……」
アイビス「とりあえず気が向いたら読んでみますね」
アイビス「といっても、私も願いを叶えるのに忙しいんですけど」
アイビス「なので土日までお別れとなっちゃいます。すみません」
アイビス「アンカもこれ以降多分出てこないです。あの魔法は結構危険ですから」
アイビス「それじゃあ一旦、さようなら、です。また逢いましょう!」
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