魔女「何処に行きましょう」
弟子「仰せのままに」
魔女「あなたが決めて」
弟子「……では>>3等は」
魔女「いいわね」
魔法の森
弟子「魔法の森はいかがでしょうか」
魔女「…うん、いいわね」
魔女「ついでに研究材料も取ってこなくちゃね」
魔女「行きましょうか」
弟子「はい」
ー魔法の森ー
紫虫「吉里吉里」
魔女「相変わらず変わった生物で溢れているわね」
魔女「あなたは」
弟子「」
あああミス
紫虫「キリキリ…」
魔女「相変わらず変わった生物で溢れているわね」
魔女「あなたは二度目だったかしら？」
弟子「はい、少し前に一度」
魔女「じゃあ婆の家は知ってる？」
弟子「…申し訳ありません」
魔女「あ、いいのよ別に」
魔女「今から案内するわ」
魔女「婆っていうのは私の師匠でね」
弟子「はい」
魔女「今は森の奥で暮らしてるんだけどね」
魔女「たまに遊びに行ってるの」
弟子「左様で」
魔女「…勝手に入っちゃいけないんだけどね」
魔女「驚かしちゃおっか」
弟子「…左様で」
魔女「そっと、そーっとね」
弟子「…」
魔女「…」
婆「…魔女かい？」
弟子「……！」
魔女「……見つかったかー…」
婆「未だに気配も消せないのかお前は」
魔女「えへへー…」
婆「で？今日は何しに来たんだい」
魔女「暇だったから遊びに」
婆「…」
婆「…そこの子は何だ」
弟子「…初めまして、弟子といいます」
弟子「魔女様の下で修行をさせて頂いております」
婆「ほぉ……魔女もいっちょ前に弟子を取ったのか」
魔女「婆様だって！私を弟子に取ったじゃない！」
婆「拾って育てただけだよ…勝手に魔法なんか覚えよって…」
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