神「イケ面以外の人間の美的感覚を狂わそう」イケ面「!?」(135)

~学校~
女1「うわっ、見てみなよあいつ…」

女2「キンモォwwなにあの面w」

イケ面「………」

女2「あ、女1!あの人来たよ!///」キャーキャー

女1「え!どこどこ!///」キャーキャー

ブサ男「ゼェ…ゼェ……間に合ったぁ…」

ガラガラ
教師「おーし、hr始めるぞー。お、ブサ男ギリギリじゃないか、にしてもかっこいいなっ」

ブサ男「はぁ……へ?」

女1女2「/////」キャーキャー

イケ面「……」

イケ面「……」

イケ面(可笑しい…可笑しいぞ、おぃ…)

イケ面(昨日までの俺は充実したイケ面ライフを楽しんでたのに…)

イケ面(今日は一体なんなんだ…?どんな厄日だ。)

イケ面(朝は母親が死んだ魚の目で俺を睨みつけたと思うと舌打ちをし…)

イケ面(いつもキャーキャーしていた近所の叔母さん達もゴミを見るような目付きだった…)

イケ面(そして学校での僕のハーレム、いや可愛い天使達も今や堕天使のようだし…)

イケ面(わっけわかんね……糞っ)イライラ

ブサ男「……?」

ブサ男(今日はなんか変な日だなぁ…いつも僕の顏を見た途端吐き気を催す妹が朝僕を起こしに来てくれたり…)

ブサ男(いつも残飯levelの朝食が今朝は五つ星levelの朝食だったし…)

ブサ男(毎朝通学路で会う叔母さんに挨拶したら擦り寄るような感じで挨拶してきたし…)

ブサ男(うむ…なんか変だなぁ…)

イケ面(あ、今日は美術で提出する物があったな……次の休み時間に出しに行くか…)

~休み時間~
美術の先生「あ?なんだてめぇ」

イケ面「で、ですから美術の提出物を出しに…」

美術の先生「きめぇんだよテメェ
!…受け取れられっか」

イケ面「えぇ!?理不尽ですよ先生っ」

美術の先生「うるせぇ!さっさと目の前から失せろ!!」ガタッ

イケ面「ヒィ!!」ガタガタブルブル

ブサ男「あ、先生居たいた…」トテトテ

美術の先生「お、ブサ男じゃないか、どうしたんだい?」

ブサ男「えっとですね…先週言われた美術の提出物を出しに来ましたっ」

美術の先生「おぉ!それはそれは…どれどれ」

美術の先生「!?」ガタッ

ブサ男「せ、せんせ!?どうされましたっ?!」

美術の先生「…う、美しい……なんて美しい絵だ…」

ブサ男「は、はぁ…」

美術の先生「これは市内のコンクールで金賞は間違いなしだ!ブサ男!これを来月締め切りのコンクールに出品してもいいか?!」

ブサ男「は、はぁ…構いませんけど…」

美術の先生「コレはすごい!コレは凄いぞぉぉお!!!!」ダダダダダダダダダダタっ

ブサ男「あ、せんせ……どっか行っちゃった…」

イケ面(……)

~昼休み~

ブサ男「…今日も便所飯かなぁ…」テクテク

ブサ男「…やめよう…。…そうだ、屋上で食べよっかなぁ」テクテク

~屋上~

ブサ男「やっぱ屋上は正解だったなぁ、眺めもいいし」もぐもぐ…

タッタッタッタッタッ

ブサ男「ん?足音…誰か来るのかな…」もぎゅもぎゅ…

友「あー!ここに居たのか!ブサ男!」タッタッ

ブサ男「よ、友」

友「んにゃー、お昼一緒に食べようかと思ってブサ男を探し回ったよ~…あぁ~つかれた…」

ブサ男「…お疲れさん」

友「てか、珍しいな、ブサ男が便所飯しないなんて」

ブサ男「…別にしたくてしてたわけじゃないさ…」

友「そっかー、ブサ男、コミュ力ないもんなー」

ブサ男「それ以前に大変なのがあるだろぅ…?」

友「?なんだ?…あ、分かった!弁当がアレなんだ!」

ブサ男「アレってなんだアレって……違うよ…からかってんのか?」

友「とんでもなーい、あっしはいつでも真面目に返答してるぜぇー?」

ブサ男「なら……はぁ…俺がブサイクじゃなければ…」

友「……は?」

ブサ男「……は?」

友「…今なんて言ったん?」

ブサ男「はぁ?……だから……俺がブサイクじゃなきゃ…」

友「ちょいちょい街」

ブサ男「誤字ってる……なんだよ」

友「ブサイクって?」

ブサ男「……俺」

友「…お前がブサイク?」

ブサ男「…ぁあ…」

友「アーユーブサイク?」

ブサ男「…やめたげて…もぅ僕のライフは0よ…」

友「はぁぁぁああ?!?!」

友「お前がブサイク?笑わせんな!」

ブサ男「笑わせてないよ!むしろ忌み嫌われてるよ!」

友「…どしたんブサ男……なんでそんな謙虚っーか、自己評価下げまくってんの?」

ブサ男「いや、ありのままの評価ですけど」

友「…お前、ブサイクちゃうやん」

ブサ男「は?友、視力悪くなったのかい?眼科行きなよ眼科」

友「…お前、程よく顏のパーツ整ってんじゃん…」

ブサ男「やめてよ、同情はいらないよ…僕の師匠は扇風機叔母さんなんだから」

友「美女じゃん」

ブサ男「」

友「なに?ブサ男、お前あーゆう美人が好みなのかー」

ブサ男「駄目だこいつどうにかしなきゃ」

友「とりま、ブサ男は普通にかっこいいぜ?」

小さな鏡を取り出して僕に突きつけこう言った「お前顏イケてるぞ」飽きれたが成るh……

ブサ男「って、ええええええええええええええええ!!?!?」

ブサ男「あ、あれ可笑しい……僕の顔が…整ってる?!」

友「だろ?」

ブサ男「うそーん……」

ブサ男「…いやまて…」

ブサ男「昨日は、僕はブサイクだったよな?」

友「ナニイッテンダ、ブチコロスゾ、キサマハウマレタトキカラトトノッテル」

ブサ男「嘘だろ…」

~放課後~

ブサ男「……ん~」

ブサ男(ここは喜んだ方がいいのか?…)

ブサ男(これを機に、僕が幸せになれたら…僕自身も…)

ブサ男(うれ、しいのか?…わかんないなぁ…)

ブサ男(いや、今日だけかもしれないし…この不思議体験は…)

ブサ男「帰ろ……ぇっと、明日は数学1の小テストがあったなぁ…」ガサガサ

ブサ男(ん?)

ブサ男「なんか紙が…」スッ

『ブサ男君、今日の放課後
理科室の準備室に来てください』

ブサ男(……はぁ)

ブサ男「また嫌がらせか…」

ブサ男「どっかで撮られてて、脅されてこき使われるんだ…そーに違いない」

ブサ男「ふっ」

ブサ男(どうせdqnなんかが女子に代筆させたんだろぅ……偽ラブレター擬きに百姓練磨の僕は騙されないぞ…)

飽きた
誰か頼んだぜ★

ブサ男「いや、待てよ…」

ブサ男(今の僕は、顔が奇跡的に整ってらっしゃる…)

ブサ男(も、もしかしてマジな方かもしれん…)

ブサ男(…行ってみるか)

~理解室準備室~

ガラガラ
ブサ男「お、おじゃま?します…」

?「やぁ、ブサ男君…」

ブサ男「!き、きみは」

ブサ男「イケ面君じゃないか…」

ブサ男(え、嘘だろ…もしかして…アッーな展開に)ガクブル

イケ面「君を…待っていたんだ」イライラ

ブサ男「あ、うん、またせてごめんね」

ブサ男(ほ、ほ、掘られるぅー!!?)

イケ面「…単刀直入に聞く」

ブサ男(うぅ…掘られる…)

イケ面「君、今日可笑しなことが起きなかったかい?」(絶対に原因を突き止めてやる…)

ブサ男(今貴方に告白されそうな事が可笑しな事です!?)

イケ面「例えば…日常生活において変化だとか…」

ブサ男(…!!…ふぅー…違ったようだ…掘られずに済んだ…)

ブサ男「あぁ、あったよ…」

イケ面「何かな…それは…」

ブサ男「急に顔が整ったとか?」

イケ面「はぁ!?」

ブサ男「えっ?」

イケ面「何を言ってるんだ君は…眼科行った方がいいんじゃないか?」

ブサ男「え、でも…僕は今かっこ良くて…」

イケ面「いや、君はどう見ても不細工だ」

ブサ男「」

ブサ男(え、え?ど、どうして……確かに鏡で自分を見た時はかっこ良かった筈…)

ブサ男(な、なのにイケ面君は………いや、待てよ…)

ブサ男「……イケ面君…僻みは良くないな…」

イケ面「はぁ?」

ブサ男「僕があまりにカッコいいからって僻みをいう為に放課後、僕を呼びたしたなんて…」

ブサ男「ははっ……じゃ、僕は帰るよ」

イケ面「お、おい!待てよ」

ブサ男「僕は君の戯言に付き合ってる暇はないんだよ…」

ブサ男「……イケ面君…僻みは良くないな…」

イケ面「はぁ?」

ブサ男「僕があまりにカッコいいからって僻みをいう為に放課後、僕を呼びたしたなんて…」

ブサ男「ははっ……じゃ、僕は帰るよ」

イケ面「お、おい!待てよ」

ブサ男「僕は君の戯言に付き合ってる暇はないんだよ…」

~帰り道~
鏡チラチラ
ブサ男「…やっぱりかっこいい顔だよな…」ぷにぷに

ブサ男「自分の顏なのに自分の顏じゃないみたいだ…」ふにふに

タッタッタッタッ

友「おーいブサ男~、一緒に帰ろーぜ」

ブサ男「いいよ」

友「にしてもブサ男はかっこいいよなぁ」

ブサ男「そ、そうか?」

友「あぁ、顏だけ」

ブサ男「そ、そうか…」

~イケ面 自宅~
イケ面「ただいま…」(くそ、あぁ…胸くそ悪いぜ…)イライラ

イケ面母「あんた、家でそんな醜い顏晒さないでもらえるかしら」

イケ面「ちょ、なんだよ母さん!酷すぎないか!」

イケ面母「酷いも何も醜いもんは醜いのよ…はぁ、なんでこんな顔面シェルターが私の息子なのかしら…」グチグチ…

イケ面(……)

イケ面「んだよ!こんのクソばばぁ!!」ボコッ

イケ面母「?!?」

イケ面母「…っ!…なにするのよ!こんの親不孝もん!!」

ダッダッダッダッダッ…
イケ面母「ちょ、待ちなさいイケ面!!」

イケ面(っ…)

ガチャン

イケ面「………」

イケ面「………くそっ」

~ブサ男 自宅~
ブサ男「ただいまぁ」(…イケ面…少し言い方がキツかったよな…明日謝ろ…)

妹「あ、兄さんおかえり」ニコッ

母「あら、ブサ男…おかえり」ニコッ

ブサ男「………」

母「夕飯できてるわよ、先食べる?」

ブサ男「…いや、先にシャワー浴びるよ…」

母「そぅ、じゃあ冷めたらレンジで温めてね、お母さん仕事に行ってくるから」

ブサ男「ありがと、仕事頑張ってね」

母「うん、頑張ってくるね」

…………
………
……


~シャワー~
ジャー
ブサ男「…」

ブサ男(なんだろう…この感じ…)

ブサ男(僕の顔が整ってるだけで、家の雰囲気がたいぶ違う…)

ブサ男(やっぱ、なんだかんだで顏なのかな……)

キュ

ブサ男「出よ…」

ブサ男「あっ」フルチーン
妹「!!?!////」

妹「あ、いや、その、ち、ちがうの!!タオルを置こうと…////」

ブサ男「…?そっか…ありがと」ハミチーン

妹「………///」

ブサ男「あの…」

妹「え、あ、はひっ//」

ブサ男「…出てってくれない?」

妹「あ、ごめんっ!」

洗面所

ブサ男「……」

ブサ男「むぅ…」

ブサ男「誰だこいつ……」

ブサ男(だんだん自分の顔がよくわかんなくなってきた…)

翌朝
ガバッ
ブサ男「……」うつらうつら

トコトコ…

洗面所

ブサ男「…誰だこいつ」

ブサ男「変わらないか…」ぽりぽり…

~イケ面 自宅~
翌朝 朝食time
イケ面父「イケ面…母さんを殴ったんだってな?」

イケ面「……」

イケ面父「何かいう事は無いのか…」

イケ面弟「…」もくもく

イケ面「…」

イケ面父「…全く…貴様というやつは……本当に葛だな」

イケ面「っ!…」

イケ面父「やはり、イケ面弟を後継ぎにするべきだな…」

イケ面「ちょ、ちょっと待ってください!」

イケ面父「貴様はまず言うべき、いや、母さんに謝るべきじゃないのか!?」ダンッ

イケ面「っ!」

イケ面「………母さん……悪かった…」

イケ面父「馬鹿者!!母さんの前でどけ座して謝罪するんだ!!」

イケ面「……っ!」

イケ面「…っ」フルフル

イケ面「す、すみませんでした…」

イケ面父「頭を地面に擦り付けろっ!!」

イケ面「…っ!……ず、ずびまぜ…すびばぜんでしたっ……」_| ̄|○

イケ面父「……」

イケ面弟「……」ニヤニヤ

イケ面母「………」

イケ面(なんで…なんで…こんな…)

イケ面(……あいつだ…あいつのせいだ…)

イケ面それに)

イケ面(なんで…なんで…こんな…)

イケ面(……あいつだ…あいつのせいだ…)

イケ面(それに…周りの奴らも……ゆるさねぇ…許さねえ…)

下駄箱

ブサ男「……」ピラッ

ブサ男(又ラブレター擬き…)

ブサ男(…たぶん本物なんだろうけど…)

ブサ男(…まぁ、僕は……)ビリビリッ

友「おっはローン!なにしてんのー?ブサ男」

ブサ男「いや、なにも…」

友「そうかい、じゃ、行こっか…hr始まっちゃうし」

ブサ男「…あぁ」

………………………
…………………
…………


女1「いやぁ…ブサ男君はいつ見てもかっこいいなぁ…//」

女2「だよねぇ…それに…憂い帯びてる感じもたまんないよねぇ…//」

女1「わかるわかる!」

女12『はぁ……///』

飽きた
誰か頼むぜ★

落とせ

~数日後~

ブサ男「……」

ブサ男(…元に戻らないのかなぁ…)

ブサ男(まぁ、顔が整ってるのは、気分は悪くないけど…)

ブサ男(なんか…違うな…)

友「やっハロー!ブサ男聞いたぞぉ*」

ブサ男「ん?なんの事だよ」

友「また告られたんだってなぁ!」

ブサ男「……」

友「通算何回目さ!くそー羨ましいなぁ~」

ブサ男「……」

友「にしても、毎回断ってるのはもったいないだろ…好いてもらえてるの荷さ」

ブサ男「…いや…俺には勿体ないくらい綺麗な人達だったし…」

友「うぜぇ~♪イケメソなんやから釣り合うやんけ」

ブサ男「…そうじゃないんだ…」

友「…?まぁ、なんか知らんけど…お前にその気がないなら仕方ないよな」

ブサ男「……」

~休み時間~

廊下
イケメン(ふぅ~すっきりした)トテトテ

ガヤガヤ
イケメン「ん?教室が騒がしいな…?」

ガラガラ  シーン……
イケメン「……」(……?)スタスタ

イケメン(!?)

イケメン(……俺の机がない…)

イケメン「………どういう…ことだよ…」

dqn1「どーゆーこともこーゆうことでぇーすww」ゲラゲラ

dqn2「おまぇ、キモすぎて俺ら吐き気するさぁ?」ゲラゲラ

dqn1「だーかーらー、机捨てちゃいますたwww」ゲラゲラ

イケメン「……………」

キーンコーンカーンコーン
タッタッタッタ…
友「うひゃー、間に合った…」

ブサ男「お前なぁ…トイレつまらせんなや…」

友「いやぁーン、それは言わんといてー」

友「おろ?なんぞこの空気…」

ブサ男(………?…………!!) 

dqn1「おー!ブサ男じゃーん、それと友」

友「なになにー?この雰囲気ー?」

dqn2「こいつがぁwそこのキメェ奴の机を捨ててきたんよw傑作www」

友「へー」

イケメン「…………」フルフル

ブサ男(……………)

ブサ男「…………せ…」

dqn1「え?」

ブサ男「……机を元に戻せっつてんだよ!!!」

dqn12「?!」
イケ面「!!」

dqn2「…な、なんだよ…いきなり」

ブサ男「…はやくしろよ!」

dqn1「なに?ブサ男はそいつの味方ってか?ぁあ?」

イケメンは性格悪くてブサ男は性格いいって設定になってるあたり
書き手のコンプレックスが出まくってるな

>>59 俺はフツメンだっ

ブサ男「……机は何処にある…」

dqn1「ぁあ?知るかよ」

ブサ男「…はぁ、仕方ない…」

ブサ男「ちょっと面かせよ」

>>60
いつから自分がフツメンだと錯覚していた?

………………………
………………
………


dqn1「っ…くはっ…」

ブサ男「はぁ、やっと吐いたか…」

dqn2「てめぇ…いつか覚えとけよ」

ブサ男「うん、今忘れた。これ以上僕の拳を煩わせないでよ…」

>>62 錯覚…まぁ、中2まで?最近joyに似てると言われたよ

ブサ男「……っ…よっこらせ」

イケ面「……」

ブサ男「流石に机を運びながら階段登るのはキツイね…」フラフラ

イケ面「……て、手伝う…」

ブサ男「あ、うん、ありがと」

イケ面「………」

ブサ男(…………)

イケ面「…………っ……な、なぁ」

ブサ男「あのさ」

イケ面「っ!…な、なんだ?」

ブサ男「…机、元に戻したら…どっか行かない?」

イケ面「……?」

ブサ男「いや、殺伐とした教室は居づらいかなっと思ってさ…」

ブサ男「授業…サボっちゃおーよ」

~公園~

ブサ男「学校から抜けて来ちゃったね」

イケ面「…あ、ぁぁ…」

イケ面「…あ、あの」

ブサ男「…なに?」

イケ面「ありがとう…本当…」

ブサ男「いや、いいよ……俺も前にされたことあるからさ、…思い出してかカァ~ときちゃった…」

イケ面「そ、そうか…」

イケ面「……」

イケ面「……俺、はじめは…お前の事」

ブサ男「いいよ言わなくて、大体分かる…」

イケ面「……」

ブサ男「…僕、イケ面君に呼び出されたとき、きつく言っちゃったよね……ごめん、悪かった…」

イケ面「…いや、もぅいいさ…」

イケ面「……ブサ男君…」

ブサ男「なに?」

イケ面「やっぱ俺、気になるんだ…」

ブサ男「…それって」

イケ面「あぁ、そうさ…」

ブサ男「…そっか、だよね……僕が急に顔が整うなんて不思議だよね」

イケ面「……ブサ男君…そのことなんだけど…」

ブサ男「な、なに?」

イケ面「やっぱり…俺から見たらブサ男君は不細工だ」

不細男「」

ブサ男「…やっぱ…そうか、ぅん…傷つくね、そうはっきり言われると」

イケ面「……すまん」

ブサ男「いや、いいさ」

イケ面「可笑しいとは思わないか?」

ブサ男「思った、てか思ってる」

イケ面「何か原因がある筈なんだけど…」

ブサ男「だよね…皆が芝居をしてるなら…まぁ、なくはないが…」

イケ面「当の本人は自覚なし…」

ブサ男「まとめるとこうかな…イケ面は正常で、イケ面以外が異常と…」

ブサ男「そして、イケ面君が忌み嫌われ、僕みたいな不細工がチヤホヤと…」

ブサ男「立場が逆転してるね…」

イケ面「…ぁあ…」

イケ面「……ブサ男君は…元に戻りたいと思っているか?」

ブサ男「……」

ブサ男「戻りたい…のかな?よくわかんないけど…前の方が…自分にあってるっていうか…」

ブサ男「イケ面君は前みたいの方が居心地がいいよね」

イケ面「…あ、ぁぁ…」

ブサ男「だよね…」

イケ面「……」

ブサ男「………」

~上空~
神「なかなか面白いものを見たなぁ…まぁ、潮時かな」

神「……よし、戻してやるか…」

神「つまらない展開ならもう一回やり直して今回とは違うシチュエーションにしよう*」

神「ははっ」

神「そーらよっと」
…pi

~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~


ブサ男「はぁ…どうしたことか…」

イケ面「だな…はぁ…」

ブサ男「…なぁ、イケ面君…」

イケ面「なんだ?ブサ男君」

ブサ男「僕達…友達になれないかな?」

イケ面「えっ」

ブサ男「今は…こんな状態なんだ…また今度イケ面君になにかあった時…僕は君を助けたい…」

イケ面「……」

ブサ男「君の苦しみは僕は死ぬほど分かってる…だから、僕みたいな酷い人生を君には送って欲しくない」

ブサ男「すべてがすべて、どーにかできるわけじゃないけど…」

イケ面「………っ…」フルフル

イケ面「……ブサ男君っ」「おーい
やっと見つけたァー!!」

イケ面ブサ男「!?」

友「はぁ~…2人とも、午後の授業なんでサボったのさ…」

ブサ男「そりゃ…dqn達と軽く喧嘩したんだからな…」

友「はぁ?なにを言ってるんだ?君が喧嘩?笑わせないでくれよ…」

ブサ男イケ面「?!」

友「…てか、君達2人の組み合わせって可笑しくない?」

イケ面「…?…どういうことだ…可笑しいないか?」

ブサ男「あぁ……、な、なぁ友…僕達がなんで授業サボったか…理由を知っているか?」

友「いや、知る筈がないよ…確か僕が昼休み1人でトイレに行った帰りに教室行ったが、その頃には君達2人は居なかったじゃないか…」

イケ面「……」ブサ男「……」

イケ面「上手い具合に記憶が改竄されてるな…」

ブサ男「あぁ、だか、これだけじゃまだ信憑性が低い…」

ブサ男「……」(…そうだ!)

ブサ男「な、なぁ友、僕は顔が整ってるいるか?」

友「」

友「は?」

友「ブサ男は面白い冗談を言えるようになったんだな、最高だ傑作傑作」

友「君は不細工だ、どう見ても」

イケ面ブサ男「!?!?」

イケ面「…これで周りの奴らも戻ったってことか…」

ブサ男「あぁ、どうやら美的感覚が正常になったらしい…」

イケ面「いや、まだある」

ブサ男「な、なんだよ」

イケ面「ブサ男自身の美的感覚だ」

イケ面「友君、君、鏡を持っているか?」

友「イェーすぅ!当たり前っしょ、身だしなみには欠かせないze★」

イケ面「そうかい、じゃあ少し貸してもらうよ」(ウゼ)

小さな鏡を取り出して僕に突きつけこう言った「君のフェイスは御臨終」飽きれたが成るh……

ブサ男「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあああぁあああぁぁあああぁあああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあああぁあああぁぁあああぁあああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあああぁあああぁぁあああぁあああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあああぁあああぁぁあああぁあああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁああぁぁああぁぁあああぁぁああああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁああぁぁあああぁぁあああぁぁああぁぁあああぁぁああああああぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁあああぁあああぁぁあああぁあああぁぁぁぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああぁああぁぁああぁぁあああぁぁあああ」

ブサ男「いつもの僕の顔だ」

イケ面「うるさいよ、ゲシュタルト崩壊しちゃう」

ブサ男「いや、僕も今自分の顔を見ていたら軽くゲシュタルト崩壊みたいな症状になったよ」

友「話が見えない」

見てる人居ないだろうけど安価に頼るお!
結末 1.badend
2.happyend
3.seikeiend
4.noridekaityauend

>>85 君に決めた★

全部

うひゃ
全部はキツい…

*87 2つで

面倒だから
badendにします(´д` :)

イケ面「…なんだか急すぎて実感が湧かないが…戻ったんだよな?」

ブサ男「まぁ…そうみたいだね…」

友「よくわかんないけど、ブサ男、夕方だし帰ろうよ」

ブサ男「う、うん」

ブサ男「じゃ、じゃあまたねイケ面君…」

イケ面「…また明日な」

~ブサ男 自宅~

ブサ男「ただいま…」

~リビング~
妹「げっ、なんだよ帰ってきたのかよ生ゴミ…」

ブサ男「はは、ごめん」

妹「…なに笑ってんの気持ち悪い…いや、気持ち悪いを通り越して気色悪い」

ブサ男「そっか、悪かったね」

妹「……あ、夕食…お母さんが貴方達でなんとかしてだって」

ブサ男「…じゃあ、兄さんが腕を振るってやろう」

妹「え、いいよ面倒だし、出前とろうよ」

ブサ男「うちにはそんな余裕はありません……なんか食べたい物あるか?」

妹「じゃあ…トマト使った食べ物…」

ブサ男「よし、じゃあトマト麺にしよっか」

妹「作れるの?」

ブサ男「舐めんなよ?作れるさ」

~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~

ブサ男「ふぅ、出来上がり~」

妹「うわ、本当に作っちゃったよ…」

ブサ男「よし、頂きまーす」

妹「頂きます…」チュル

妹「んっ……おいし…」

ブサ男「そっか、よかった…」

妹「どこで覚えたのよ、料理…」

ブサ男「ん?母さんから」

妹「何時の間に…」

ブサ男「お前より先に起きた時はいつも朝食作ってんだぞ」

ブサ男「あと、ついでにお前の弁当もたまに兄さんが作ってんだぜ?」

妹「し、知らなかった…」

妹「弁当はいつから…」

ブサ男「お前が高校入学してから…だから一年ちょいお前の弁当作ってたことになるな」

妹「……」

ブサ男「…どした?」

妹「……ありがと…」

ブサ男「ん?いいよ別に…弁当ぐらいで…」

妹「うぅん…いつも、美味しかった…」

ブサ男「ん、どーも」

妹「…私、性格…悪いでしょ?」

ブサ男「悪いなんて思わないよ」

妹「でも私…いつも…兄さんに…酷い事言って…」

ブサ男「慣れたさ」

妹「悪いから…私…友達できなくて…いつも1人で…学校なんて嫌だと思ってた…」

ブサ男「………」

妹「でも……弁当を食べる昼休みの時間が唯一私は嬉しくて……」

ブサ男「……」

妹「その…ね、…弁当を食べるとすっごい安心した気持ちになって……*っ…ひっぐ…だがら…弁当を…づぐってくれるのが…兄さんだって…今聞いて…*ぅ…」

ブサ男「そっか、分かったよ」

妹「ごめんなさい…いつも…、私…学校の腹いせを…兄さんに…悪口で…」

ブサ男「いいよ、わかったから…大丈夫だから…気にしなくていいよ…」

ブサ男「たまにだからな?あとは母さんが作ってんだから…」

妹「たまにって…週何回…?」

ブサ男「4…回?」

妹「それって殆どじゃん…」

ブサ男「ははっ……」

妹「……」

~~~~~~

~学校~
女1「うわっ、見なよあいつ…」

女2「キンモォww今日も顔面崩壊ぱねぇw」

ブサ男「………」

女2「あ、女1!あの人来たよ!///」キャーキャー

女1「え!どこどこ!///」キャーキャー

イケ面「はぁ……間に合ったぁ…」

ガラガラ
教師「おーし、hr始めるぞー。お、イケ面~ギリギリじゃないかぁ?にしてもかっこいいなっイケ面は!」

イケ面「やめてくださいよ~先生っ//」

女1女2「/////」キャーキャー

ブサ男「……」

~昼休み~

ブサ男(やっぱこうなるのか…)

dqn1「おいてめぇ、なにこっちジロジロ見てんだよゴラァ!」

ブサ男「…見てません」

dqn2「なんだぁてめぇ…その態度?舐めてんのかぁ?あぁ?!」

ブサ男「…………」

ガヤガヤ…

ブサ男(……)

イケ面「………」

ブサ男(……!……)

イケ面(!)プイ

ブサ男(………)フッ

dqn1「てめぇ、放課後ツラかせよ…たっぷり遊んでやるよ」

dqn2「てか、マジこいつ目障り~、なぁ皆さーん、この不細工野郎目障りデスよね~wwなぁー皆?」

男1「……っ!…目障りだよ」

男2「そうだよ!目障りなんだよ!」

女1「そうね…気持ち悪いわ…」

dqn2「だってさww」

ブサ男「………」

dqn1「てめぇの居場所はここにはねぇんだよ、さっさと引きこもれ屑がww」

ブサ男「…」

dqn2「なぁ、イケ面?お前もそう思うだろ?」

イケ面「………」

ブサ男「………」

イケ面「あぁ、そうだね…君みたいな不細工は目障りなんだよ……みんなの為にも消えてくれないか?……」

ブサ男「………」

ブサ男「…はぁ…なんだかな…」スタスタ…

ガラガラガラ……バタンッ

dqn1「おー、帰ったったww」

dqn2「俺の拳を煩わせなかったなww」

イケ面「………」

イケ面(ごめん、ごめんブサ男君……、俺は…無理だった…怖かった…怖気付いてしまった……また、あんな目に合いそうな気がしてきて……)

badend

じゃないと俺が書くぞ

>>103
乗っ取りか?!悦いぞ~悦いぞ~

まぁ、気長に書きますよ

>>97辺りから

~昼休み~

ブサ男(やっぱこうなるのか…)

dqn1「おいてめぇ、なにこっちジロジロ見てんだよゴラァ!」

ブサ男「…見てません」

dqn2「なんだぁてめぇ…その態度?舐めてんのかぁ?あぁ?!」

ブサ男「…………」

ガヤガヤ…

ブサ男(……)

イケ面「………」


dqn1「てめぇ、放課後ツラかせよ…たっぷり遊んでやるよ」

dqn2「てか、マジこいつ目障り~、なぁ皆さーん、この不細工野郎目障りデスよね~wwなぁー皆?」

男1「……っ!…目障りだよ」

男2「そうだよ!目障りなんだよ!」

女1「そうね…気持ち悪いわ…」

dqn2「だってさww」

ブサ男「………」

dqn1「てめぇの居場所はここにはねぇんだよ、さっさと引きこもれ屑がww」

ブサ男「…」

ガタァッ
イケ面「お前いい加減にしろよぉ!!」

dqn1.2「?!」ビクッ

イケ面「フゥー…フゥー…」

dqn1「は、ははっ…脅かすんゃじゃぇよ…」

イケ面「うるせぇ!うるせぇうるせぇうるせぇ!!…謝れよっ…!ブサ男君に謝れよぉ!!」

dqn2「なんだこいつ……イっちゃってるぜ…」

ブサ男「イ、イケ面君っ…」

dqn2「てかお前、この不細工庇って何の得があんだよ?」

dqn1「偽善者乙ww」

イケ面「っ!てめぇ!!」バッ

バキィ!!

dqn1「ッグ…ひっ…?!」

dqn2「お、おい…鼻が」

dqn1「い、ぃでェええっ…!!」

女1「い、いやぁーーーーー!!!!」

ガヤガヤ…
オイドウシタ…
ナ、オマエラナニヤッテイル!!
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


あの後イケ面君とdqn達は
生徒指導を受け
dqn達は二週間停学
イケ面君退学処分になった…

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー


ブサ男「…本当に申し訳ない……どうやって償えば…」

イケ面「いや、気にしなくていいよ…俺が勝手にやった事なんだから…」

ブサ男「で、でも…」

イケ面「俺は…」

イケ面「俺は、あの時君に助けられた…なにか遭ったら助けたいって言ってくれた……そして友達になろうと言ってくれた…」

イケ面「…だから、俺も君みたいに…友達を助けたかったんだ」

ブサ男「……イケ面君…」

イケ面「さぁて…これからどうしようかな…」

ブサ男「………」

イケ面「あぁ!ごめんごめん!」

イケ面(……今は親に勘当されて、昔から貯めてた小遣いと懸賞金で繋ぎ止めてるけど、そろそろバイト探さないとなぁ…)

ブサ男「……死んで詫びます」

イケ面「あぁ!!本当ごめん!…ってぇ!心読まないでよ!」

イケ面「……ブサ男君…俺、最近叶えたい夢が出来たんだ」

ブサ男「えっ…なに?」

イケ面「スクールカウンセラー、臨床心理士資格を取得しようと思ってるんだ」

ブサ男「…すごいね」

イケ面「あぁ、でも競争倍率が凄いらしくてね……」

イケ面「でも、必ずなりたいんだ…」

イケ面「思ったんだ……前の自分は自分さえ良ければいいと思ってた…でもブサ男君…君との出会い、そして不思議な体験を通して思ったんだ…自分は容姿だけで自分が忌み嫌らわれる事を恐れた…ブサ男君は…色んな嫌なことがあっても必死に耐え続け…誰の所為にもしなくて…凄いくて…強くて…優しいくて…勇敢だった…」

イケ面「そんな君をみて…僕は君みたいになりたいと思った。僕は僕にできる事を探した…君と同等になれる方法を探した…君と並べるような人間になりたい……」

イケ面「だから、臨床心理士資格を取得してスクールカウンセラーになって、色んな苦しみ…切実な悩み」を抱えた子供達を救いたいっ…!助けたいっ…!力になりたいっ…!君が僕にしたように…」

ブサ男「……イケ面君…」

ブサ男「僕、応援する…力になる……イケ面君…君なら絶対になれるって思う」

イケ面「ありがとう……俺、頑張るよ!」

ブサ男「うん!」

~上空~
神「んふふ~いい物みたな~」

神「めでたしめでたしっ」

happyend

弟と後継者の伏線回収はよ

謝辞

グタグタな展開ですみませんでした
最後まで読んでくれた人ありがとうございました!

>>117
深く考えてなかった( ;´д`)
てか親に勘当されたから
関係無くなったお

これはつまらないssでしたね

作者のコンプレックス満載の作品でした

>>120
えへへ!罵倒ありがとう
褒め言葉です

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