東方】アリス「霊夢と魔理沙の娘。種付けすれば生まれるのは必然的に私と魔理沙の子? (19)

少女「ランお母さん!ゆかりママは~?」

藍「紫様ならお出かけしてますよ。貴方の9歳の誕生日を祝って、今日はパーティするですって。良かったわね~。」

少女「パーティ?わーい!嬉しい~!」


橙「パーティ楽しみだね~。・・・そうだ少女ちゃん!お姉ちゃんとお花買いに行かない?」

少女「お花~?」

橙「そう!それを少女ちゃんから紫様にプレゼントするんだよ。9年間育ててくれた紫様に感謝をこめて・・・」

藍「それは名案だ。さすがの紫様もそういったサプライズには驚かれ、きっと感動するだろうね。」

少女「紫様が喜ぶの?」

橙「うん!大喜びだよ!!」

少女「なら、そうする~!」

橙「うんうん!なら早速お花屋さんに行こうね!!」

少女「は~い♪」


藍「夕方までには帰ってくるんだぞ~。」






文「可愛ぃ~ですねぇ~。次の博麗巫女さんは・・・」

藍「ん?なんだカラス、何か用か?」

文「はい。取材しに来ました。幻想郷の未来を担う少女の誕生日を祝って・・」

藍「個人の好奇心なら歓迎だが、新聞にするつもりなら控えてもらいたい。あの娘の情報を、妖怪たちに知られるわけには行かないからな。」

文「そうですね。7年前の異変で死んだことになってますもんね。霊夢さんや魔理沙さんと共に・・・」

藍「あれは・・・私達のせいだからな。紫様や私ですら手に負えない案件・・・それをあの2人は命懸けで解決してくれた。」

文「文字通り、命を捨ててしまわれましたがね・・・。」

藍「おかげで、2人の娘であるあの娘1人が残された。博麗の巫女と魔理沙の娘。2人に恨みを持つ輩は少なくない。だから紫様はあの娘を死んだことにした。」

文「少女ちゃんを守る為・・ですね。ふふっ」

藍「何がおかしい?」

文「本当は博麗巫女の中でも最強クラスだった霊夢の血を引くあの娘を、立派な博麗の巫女に育て上げるつもりで引き取ったのでは?」

藍「・・・否定はしない。霊夢が消えてから、紫様は次の巫女を決めようともせずあの娘に入り浸りだったから・・」


文「ええ。ですから、妖怪達の中にも感づいてる輩が増えつつあります。」

藍「・・・何?」

文「八雲紫が次の巫女を探そうとしないのは、既に用意しているからなのでは?ひょっとして、それは7年前の異変以来〝行方不明”となった霊夢と魔理沙の娘なんじゃないか?って・・・」

藍「・・・・」



文「私も必死で情報操作しましたが、もう限界ですね。八雲家が‟2代目霊夢”を匿っている。巷ではもっぱらの噂です。」





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~永遠亭~


永琳「・・・なにが盗まれたって?」

鈴仙「D棚にあった薬品が全部です!皆持ってかれました!」

永琳「で、犯人は誰なの?」

鈴仙「分かりません。いきなり後頭部を殴られて気絶してましたから。」

永琳「D棚・・・。確かあそこにあったのは・・」


鈴仙「・・あれ?そういえばD棚って同じ薬品がいくつも置かれてましたよね。何の薬品だったんですか?」

永琳「さぁ・・?忘れたわ。まぁ大した薬ではなかったはず。それよりその犯人をさっさと捜しましょう!」

鈴仙「は、はい!わかりました。」



永琳「てゐ!来なさい!」

てゐ「なんだよお師匠~。今は忙しいウサ~。」

永琳「貴方、最近変な患者をカウンセリングしたって言ってたわよね。」

てゐ「え?まぁ・・」

永琳「内容は覚えてる?」

てゐ「え~と・・・確か、『好きな女性の娘と子供を作ったならば、その生まれてくる子供はその女生との子供になるか?』って聞かれたウサ。」

永琳「・・・・。それで、貴方はなんて答えたの?」

てゐ「まぁ、血は混ざるんだし、そうなるんじゃね?って答えたウサ。」


永琳「そう。その患者は誰だったの?」

てゐ「誰って・・・全身をコートで隠して声も変えてたから分からなかったウサ。」

永琳「貴方・・・そんな怪しいやつを診察したの?」

てゐ「別に薬とかをあげたわけじゃないし・・問題ないウサ!」


永琳「・・・・問題ない・・か。ホントにそうならいいんだけど・・」

~八雲家~  


阿求「藍さん!」

藍「阿求殿。どうかされましたか?」

阿求「いえ。今日は少女ちゃんの誕生日だと聞いたので、何かお祝いをと・・・」


藍「そうですか。わざわざすみませんね。」

阿求「いえ。少女ちゃんは私にとっても可愛い娘みたいなものですから。」

藍「つも家庭教師していただいてありがとうございます。寺小屋に行けないあの子の為に・・・」


阿求「仕方ないですよ。あの子の身の安全を考えれば当然のことです。それに博麗の巫女の娘ってだけで、里の人間たちにも警戒されるでしょうし。」

藍「ええ。本当に。よくここまで何事もなく成長してくれましたよね。本当に・・・」


阿求「ええ。そうですね。」

藍「・・・ん?阿求殿、手に持ってる紙束は一体・・?」

阿求「・・・。そうですね。先にお見せしときましょうか。これはですね・・」

藍「?」



藍「・・これは・・似顔?私や橙や紫様の・・?」


『ランお母さん!橙お姉ちゃん!ゆかりママ!今までありがとう!』


藍「・・・・これは・・」

阿求「寺小屋に通えないこともありなかなか字が書けるようにならなかった少女ちゃんが、最近頑張って覚えたんですよ。この手紙を書くために・・」

藍「こ、この為に・・?」

阿求「毎日、必死で筆を走らせてました。書くだけならなんとかなりましたが、そしたら私みたいな綺麗な字を書きたいと言い出して・・」


藍「・・・・」


阿求「・・・いい子に育ちましたね。ホントに・・・」

~八雲家周辺の道~

橙「帰ったら楽しみだね~。パーティ。」

少女「うん!楽しみだね~。」



『・・ホント、魔理沙にそっくり・・・」

橙「!?」

少女「お姉ちゃん?どうしたの?」

橙「・・・い、いや・・なんでも・・」

橙(え?何?今の声?・・だって、この道は藍様の結界があるから、私たち以外は誰も通れないはず・・)



少女「・・あれ?」

上海『・・』

少女「なんか道にあるよ~。お人形さんだ~!」

上海『オニンギョー!オニンギョー!』

少女「喋った~!かわいい~!」

上海『ワーイ!ワーイ!』

橙「その人形・・・どこかで・・」

上海A『ワーイ!ワーイ!‟魔理沙”ダー!」

橙「え?」

上海B『魔理沙ダ―!魔理沙ダー!」

少女「うわぁ~!お人形さんがいっぱいだぁ~。かわいい~。」

上海C『魔理沙キター!』

上海D『魔理沙!魔理沙!』


少女「・・・魔理沙?誰のこと?」
  
橙「・・なんなの?その娘は魔理沙さんなんかじゃ・・・」



『魔理沙・・・魔理沙・・!!』


橙(!?強い魔力!?)






アリス「・・・魔理沙・・会いたかった・・」

少女「・・え?」

橙「・・ア、アリスさん!?」

少女「お姉さん・・誰?」

アリス「・・魔理沙・・。7年間・・・いや、10年間ね。貴方が私の前からいなくなったあの日から、ずっと待ってたわ・・。」

橙「・・アリスさ・・?顔が・・目が・・・怖い・・・」


少女「・・・?あの・・その・・」

アリス「でも、あなたは戻ってきてくれた。私の処に・・・」

橙「逃げて!少女ちゃん!!」

少女「え?」


アリス「・・・うるさい。八雲の猫!少し黙ってて!!」

上海D『ジャマダー!ジャマダー!』

橙「は、放して!!少女ちゃん!逃げて!!」

上海C『ダマレー!ダマレー!』

 


少女「お姉さん・・誰?」


アリス「・・・あなたのお母さんの友達。」

少女「・・お母さん?ゆかりママ・・?ランお母さん?」

アリス「いいえ。貴方の本当のお母さんのよ。」

少女「本当の・・・お母さん?それって、人間の・・?」

アリス「・・賢いのね。どうやら分かってるみたいね。貴方のお母さんはあの八雲紫や狐たちでもない、立派なお母さんがいたことを。」

少女「・・・私は人間だもん。ゆかりママとは違う人間のお母さんがいるはず・・。」

アリス「そうね。あなたには本当のお母さんがいるわよ。・・・会いたい?」

少女「・・うん。」


アリス「なら、私と一緒に・・・」




橙「ダメ!!行っちゃダメだよ!!お願い!!」


少女「そのかわり・・」

アリス「ん?」

少女「お姉ちゃんを・・橙お姉ちゃんをいじめないで!」

アリス「え?」

橙「え!?」


少女「お姉ちゃんを放してあげてよ。ひどいことはしないで。お願い・・・」


アリス「え、ええ。別に、足止めするだけのつもりだったし。貴方がついてくるのなら、すぐにでも解放するわよ。」

橙「・・・少女ちゃん・・」

少女「お姉ちゃん・・ごめんね。あたしのせいで、迷惑かけちゃって・・」


アリス(・・・この感じ・・・なんかなつかしい・・)

 
魔理沙『悪いなアリス!あたしのせいで迷惑かけてしまって・・』


アリス「・・魔理沙・・」

~守谷家~

加奈子「ごほん。・・・早苗。」

早苗「はい。なんでしょうか?」

加奈子「おまえはよくやってくれてる。この7年間、お前が広報に励んでくれたこともあり、今や里での信者の層は確たるものへと成長した。」

早苗「はい。ありがとうございます。」

諏訪子「巫女を失った博麗神社の衰退のおかげで早苗の妖怪討伐が増えたのも、理由のひとつだよね~。」

加奈子「おい!コラ!」


早苗「博麗・・・巫女・・」

加奈子「さ、早苗!今は私達の話だ!博麗は関係ない!」

早苗「はい。大丈夫です。博麗神社の霊夢さんは元気ですから。」

諏訪子「うわぁ~・・」


加奈子「そ、そこでだな。早苗。そろそろ・・その、早苗も神である一方で人間でもあるんだ。・・・こ、恋なんかもしちゃったりしてさ・・」

早苗「恋ですか?しかし、わたしには信仰を人々に伝えていくという使命が・・・」


加奈子「そ、そうだ!だからこそ!人々に信仰を伝えるには、早苗自身が信頼できる相手を見つけてだな・・」

諏訪子「ほら。配偶者の1人も持たない輩に信仰を語られても説得力ないじゃんか。そうだろ?」

早苗「なるほど・・・一理ありますね。」

諏訪子「そうそう。だから、早く結婚したほうがいいよ。できれば、神社の権力が増すような有力者とね。」

早苗「それなら、同じ宗教家でありかつ永年争ってきたライバルでもある・・」


諏訪子「ヤバッ!?」

加奈子「あちゃ~」

早苗「博麗霊夢さん!結婚するなら、幻想郷最強であるあの方しか考えられません!!」


諏訪子「・・・加奈子。もう駄目だよ。あきらめよう。」

加奈子「いや!ダメだ!霊夢が死んでからというもの、早苗はただただ信仰を唱えるだけの宗教散布マシーンになってる。このままでは・・」

諏訪子「早苗が壊れてしまう。・・いや、もうすでにイってしまってるようにも見えるんだが・・」

加奈子「・・何か方法はないものだろうか。早苗を正気にもどす方法・・」

諏訪子「それもこれも博麗の巫女のせいだよ。早苗の心を盗んだままあの世に行きやがって・・」


早苗「・・霊夢さん・・。あのすばらしいお方と、あの人と共に織りなす遺伝子が生み出す子供は、きっと神々しい現人神へとなるでしょう!」


加奈子「・・・まずいな。早苗があーでは、私達の神社も先がない・・」

諏訪子「せめて霊夢と瓜二つの奴でも現れてくれればなぁ・・・」


加奈子「・・瓜二つ・・。霊夢の・・こども・・とか?」

諏訪子「はぁ?まぁ・・って、加奈子!?あんたまさか八雲の処の・・!?」

~アリス宅~


アリス「さぁ、入って。」

少女「お、おじゃまします。」

上海A『ウェルカム!ウェツカム!』


アリス「上海達。貴方たちは地下室に戻ってなさい。」

上海B『ハーイ!』

上海D『ジャマモノハ退散ダー!』


少女「・・か、可愛い家・・だね。」

アリス「え?ああ、そうね。無駄なものは置かないシンプルなのが好きだから・・」

少女「そ、そう・・・ですか・・」


アリス「・・・魔理沙も、あいつも初めて私の家に来た時に同じことを言ったわね。」

少女「え?」

アリス「そうよ。貴方と同じセリフを・・・ね。」


少女「お母さん・・・。魔理沙って、お母さんの名前なの?」

アリス「そうよ。そんなことも知らなかったの?あの女に教わらなかったの?」

少女「ゆ、ゆかりママは・・・」


アリス「紫は貴方を博麗霊夢とみているからね。」

少女「え?博麗・・?」

アリス「あの女はいつもそう。霊夢のことばっか。あいつだって、霊夢に捨てられたくせに、未練がましく娘の貴方を引き取っちゃうんだもん。」

少女「え?え?何?」

アリス「あいつは、貴方のことを自分の娘と思ってる。魔理沙なんて眼中にない。あなたのことをあたかも自分と霊夢が作った子供のように考えてる。」

少女「どういうこと?あたあしはゆかりママの子供だよ?・・本当のお母さんがいたとしても、ゆかりママだってお母さんだよ!!」


アリス「そうね。貴方が誰の娘かなんて関係ない。」

少女「あたしはゆかりママの子だもん!」


アリス「ただ、あなた魔理沙。私にとっての魔理沙・・・」

少女「あたしは・・あたしは・・・グスン・・ゆかりママの・・・」

アリス「いいの。貴方が、たとえ憎き博麗霊夢の血を持ってたとしても。大丈夫だから。これから作る私達の子供には、あんな女の血なんてほとんど残らないんだから・・・」


少女「・・え?」


シュルルッ・・

アリス「ねえ・・・魔理沙。私を見て・・」

少女「お姉さん?どうして裸に・・」

アリス「・・・あなたのために・・」

少女「・・?」

アリス「私・・・‟生やした”のよ・・・」


文『ロリコンフタナリレズ痴女キター!!!好きな人の娘を前にして、積年の欲望をさらけ出す!!!痴女のカガミ!!ヤンデレのカガミ!!』

文『さぁさぁさぁさぁ!!!アリマリファンを裏切る霊夢による魔理沙さんのNTR展開にかつては敗北したアリスさん!その大逆転劇がはじまる!!NTRれた?ならその子供を犯ればいい!!』



アリス「・・・ようやく、ようやくこの時が・・」

少女「ひぃっ!?な、なんなんの!?」

アリス「なにを怯えてるの?どうして怖がるの?」

少女「なにそれ・・?なんか怖い・・!!」

アリス「あらあら・・・。さすがに紫には教わらなかったのね。これは小作りの為の大事なツールよ。」

少女「・・・やだ。怖い・・・」


アリス「大丈夫。大丈夫だから・・・」


少女「いやっ!来ないで!!!」






にとり「おんやぁ~、盟友のにおいがするね~。」

アリス「!?」

少女「ふぇ?」


にとり「ふぅ~ん。誰かと思えば、変態魔法使いが裸でナニかしてるね~。」

アリス「・・・河童・・・」



文『おおっと~!!まさかのにとりが参入!これは、まさか・・」


にとり「へぇ~。この娘がスキマ妖怪の隠してた魔理沙の娘かぁ~。」

アリス「離れなさい河童。あんたは大人しく池でキュウリをしゃぶってればいいのよ。」

にとり「悪いね。私も興味があるんだよ。魔理沙がいなくなってからというもの退屈でね~。」

少女「・・?」


バサッ!!

アリス「!?あ、あんた・・!?」

にとり「私も独り身が寂しくなったからね。だから家族が欲しい。ってね!!」


文『まさかのフタナリ河童キター!!!!これはあれか!?にとマリ!?にとマリなのかー!?」



アリス「・・ふざけないでよ!わたしだって10年間待ってたのよ!!こうなる日をずっと!!」

にとり「わたしだって・・・わたしだって!!魔理沙の笑顔がいつか私のものになるって!ずっと思ってた!!なのにあの巫女がぁ!!!」

アリス「魔理沙は魔法使いなのよ!?魔法使いが河童なんかと付き合うわけないでしょ!!」

にとり「だとしても、お前みたいな根暗ストーカーなんかと付き合うわけないだろ!!」


文『・・・・・。なんかひどい光景・・』

少女「え?え?・・どうしたら・・」

『・・早く・・』

少女「!ゆ、ゆかりママ!?」

『こっちへ・・早く!!スキマに飛び込みなさい!』

少女「ママ!分かった!そっちに行くから!!」


文『あらら?今の声は紫さんですね・・。てことは・・」

永琳『紫。約束の薬・・』 

紫『ありがとう。感謝するわ・・』

永琳『・・・はっきり言って、私はあなたに賛同できない。』

紫『え?何がかしら?』

永琳『すべてがよ。貴方の式たちは了承してるの?』

紫『藍たちに話す必要なんてないわ。これは私と‟霊夢”の問題だから・・」

永琳『・・せめて、あの子がもっと大きくなるまで待てなかったの?』






少女「ゆかりママ!!」

紫「おかえり。大丈夫だった?」

少女「うん!平気だよ。」


紫「・・そう。貴方、9歳になったものね。しっかりしてるわね。」

少女「うん。ママたちが、育ててくれたから・・・」



紫「博麗の巫女。」

少女「え?」

紫「最強の巫女であった博麗霊夢。あの才能、あの血を絶やすわけにはいかない。」

少女「・・・博麗?」

紫「そう。あなたのお母さんの名前よ。本当に手間のかかる、けど愛らしくて、強くて、最高の巫女だった。私の理想の巫女だった。
私は魔理沙とあの子が一緒になったって別によかった。あの子が、いずれ帰ってきてくれる・・そう思ってたから・・」


紫「最強の博麗の巫女とスキマを操る大妖怪の間に生まれる子、その子こそが幻想郷の未来を担う者へとなる。」


少女「・・ゆかりママ・・」

紫「・・永琳。早速、薬を使わせてもらうわよ。」


少女「ママ?どうしたの?ママ?」

紫「・・もう、ママって呼ばなくていいのよ。」

少女「え?」

紫「紫・・。そう呼んでちょうだい。霊夢。」

霊夢「ママ・・?どうしたの?」


紫「・・霊夢。私の愛おしい霊夢・・。あなたが私のもとへやってきた時から、私の地獄が始まった。あなたを前に、貴方への愛情を押し殺す地獄が・・・」

霊夢「ママ・・?」




~八雲家~

藍「カラス!?また来たのか?」

文「あやや?紫さんは?それに霊夢ちゃんは?」

橙「霊夢ちゃんはアリスさんに連れてかれましたよ!!」

藍「ああ、だが紫様が何とかしてくださるといってたから、もう安心だな。」


文「・・そうですか。」



文(・・・おかしい。先ほど紫さんがスキマを使って霊夢ちゃんを救出してたのに、ここにはいない?ではどこへ?)


文「そういえば、藍さん。」

藍「ん?なんだ?」

文「私の情報では、霊夢ちゃんの母親である博麗霊夢さんは、元々霊夢ちゃんに別の名前をつけていたはずなんですけど。」

藍「ああ、確かにそうだ。だが7年前に紫様があの子を連れてきた時から、あの子のことを霊夢と呼びづつけてきたからな。あの子自身も自分の名前を霊夢だと認識しだしたんだ。」


文「なぜ紫さんはそのような真似を?」

藍「さぁ・・。将来博麗の巫女にするのに、先代の名前を継がせたほうが都合がいいから・・とか?」


文「・・ひょっとしたら、単に霊夢さんへの未練を、霊夢ちゃん相手に放出したのでは?」

藍「はぁ?そんなまさか・・・」



つづく

つづくとかいって、つづきが思いつかない

元々、パチュマリ展開を考えてて、やはりアリスが2人の娘を狙う展開を考えていたけど
霊マリにしたほうが霊夢好きの輩(紫や早苗)も出せていいかなとおもった、しかし逆にカオスな展開になった

ただ、レイマリ前提でしかも子供がいる世界観がなんか新鮮で考えるのがたのしかった

このSSまとめへのコメント

1 :  博霊   2015年09月29日 (火) 18:47:54   ID: 3s2vn1FU

気に入った♪

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