大和亜季「ええ、ゾッコンです」 (73)

のんびりと書いていきます

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---事務所---


ペラッ...


亜季「う~む...どれにするべきか...」


ガチャッ


美紗希「お疲れ様~♪」

彩華「今日のレッスンはちょーっとキツかったわねぇ」

雅「はぁ~、みやびぃ疲れちゃったぁ」

亜季「みんなお疲れ様です、レッスンご苦労様であります!!」

美紗希「あっ、亜季ちゃん、お疲れ~♪」

彩華「今は亜季さん一人なんですかぁ?」

亜季「ええ、ちひろさんはちょっと用があるとのことで私が留守を担当しているであります!」

雅「そうなんだぁ、じゃあみやびぃ自分でお茶淹れちゃおーっと」

亜季「いえ、みんなお疲れでしょうし、ここは私にお任せあれ!」

大和亜季(21)
http://imgur.com/nBdgH0p.jpg
http://imgur.com/Nx6Zo6N.jpg

彩華「いいんですかぁ?」

亜季「もちろんです!ちょっと待っててくださいね!」スタスタ...

雅「はぁ~、ソファーにゴローン♪」ボンッ

美紗希「ちょっとみやびぃ、だらしないわよ?」

雅「だって疲れちゃったんだも~ん」

彩華「そんなんじゃカレシが出来た時に苦労するわよぉ?」

雅「その時にはちゃんとするしぃ♪」

美紗希「まったくもう...んっ?」



美紗希「これって...」

亜季「お待たせしましたー!お茶であります!」

彩華「ありがとうございまぁす」

雅「亜季さんに淹れてもらうなんて初めてかもぉ、いただきまぁす♪」

亜季「どんどん飲んでください!なんならこのプロテインも...」

雅「う~ん、それはいらないかもぉ...」

美紗希「ねえ亜季ちゃん、このソファーに置いてあった雑誌って...」

亜季「ああ、それは私が読んでいた雑誌でありますよ」

彩華「映画雑誌ね、なにか見たいものでもあるんですかぁ?」

亜季「ええ、明日P殿とどの映画を見ようか選んでいたのです」


美紗希「あぁー、なるほどぉ♪」

雅「そういうことなんだぁ♪」

彩華「プロデューサーさんと映画ねぇ♪」


美紗希・雅・彩華「......」




美紗希・雅・彩華「「ええーっ!?」」

月宮雅(18)
http://imgur.com/ZDU1Nnh.jpg
http://imgur.com/j927NEj.jpg

衛藤美紗希(22)
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岸部彩華(19)
http://imgur.com/J9PwoAt.jpg
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亜季「ど、どうしたのですか?」

雅「あ、亜季さん、プロデューサーと映画行くのぉ?」

亜季「そ、そうですが...」

美紗希「うっそぉ!いつからそんな関係になってたワケ?」

亜季「そ、そんな関係とはどういう意味でありますか?」

彩華「ふたりでデートするようになったってことですよぉ!」

亜季「で、デートッ!?ま、まさかそんな...誤解であります!」

雅「えぇっ?だって映画観に行くって...」

亜季「アクションの参考にするためです!研究のために観に行くだけであります!」


彩華・美紗希・雅「じー...」


亜季「な、なんですその目は?まさか私を疑っているのでありますか!?」

美紗希「だって...」

雅「ねぇー?」

彩華「ちなみにぃ、どれくらい前から一緒に行ってたんですかぁ?」

亜季「うーん、ここ2、3ヶ月前くらいから...でしょうか、二週間に一度くらいの頻度で...」

美紗希「おぉー、じゃあ結構前から行ってるんだぁ♪」

雅「それでそれで、どんな映画観るのぉ?」

亜季「もちろんアクション映画です、最近だとこのエクスペンダブルズ3を見ましたがジェット・リーがアクションをしなかったのが不満で...」

美紗希「あー、その辺は別にいいわ...」

彩華「それで、映画観ておしまいですかぁ?」

亜季「うーん...そのあとはご飯を食べますね...」

雅「だよねぇ、デートの定番だもんねぇ♪もちろんオシャレなレストランとかぁ?」

亜季「いえ、普通の牛丼屋とかですが...」

美紗希「牛丼屋ぁ!?」

彩華「それはちょっとぉ...」

亜季「アクション映画を見た後は肉が食べたくなるのです!だから...」

雅「もう~、プロデューサーってばダメダメぇ...」

彩華「せっかくのデートなのにチョイスが牛丼屋は...」

亜季「だ、だからデートではないのです!あくまでも研究の為に...」

美紗希「はいはい、アクション映画のためね、わかってるわかってる、それでその後は?」

亜季「...そうですね、ゲームセンターによく行きます」

彩華「ゲームセンターっていうとぉ...」

雅「あっ、わかったプリクラだぁ♪でしょでしょぉ?」

亜季「プリクラ?いえ、そういうのはやったことがないであります」

雅「えぇ?じゃあなにするのぉ?」

亜季「無論、パンチングマシーンにガンシューティングです!アクションゲームなんかも少々...」

美紗希「もうー!ダメダメぇ!」

亜季「だ、ダメダメとはどういうことですか!?」

美紗希「なによぉ!艶っぽい話が聞けると思ったら、まるで男の人同士が出掛けてるみたいじゃないのよぉ!」

亜季「つ、艶っぽいと言われても...私は...」

雅「みやびぃちょっと期待したんだけど、なんかデートって感じじゃないよねぇ...」

亜季「で、ですからデートでは...」

彩華「あのぉ、一緒に映画を見に行くとき以外にPさんと出かけたりしないんですかぁ?」

亜季「うーむ...となると、ジムに行ったり...」

------


ゴクッ ゴクッ...


亜季「ぷはぁっ!いやぁ、いい汗をかきました!弾けろ筋肉!飛び散れ汗!」

P「元気だなぁ、亜季は...」

亜季「わざわざトレーニングに付き合っていただいてありがとうございますっ!」

P「いいよ、俺も少し運動不足だったからちょうどいいさ」

亜季「P殿はプロデューサー業をしていてもしっかり鍛えているのですな、10キロ走ってもビクともしないとはっ!」

P「そうでもないよ、結構キツイぞ?」

亜季「またまたご謙遜を♪あっ、口をつけてしまいましたがドリンクはどうですか?」

P「おっ、ありがとう...んっ...」

亜季「あとで私がマッサージをして差し上げますっ!」

P「いいのか?そこまでしてもらって...」

亜季「当然です、わざわざ付き合っていただいたのですからこれくらいしなくてはっ!」

P「そこまで言うならお願いするよ」

亜季「ええ、お任せあれ!」

P「その前に、シャワー浴びて来るか」

亜季「ええ、そうしましょう、汗びっしょりですからな」

亜季「こんな感じでありますな」

美紗希「おぉー、これはイイ感じねっ☆」

彩華「一緒に汗を流すってなんか素敵ですよねぇ」

雅「みやびぃも今度プロデューサーとジムにいこっかな~♪」

亜季「でしょう?やはり共に汗を流した仲というのはいいもので...」

美紗希「でもなんていうか...プロデューサーさん亜季ちゃんを女の子として見ていない感じがするわよねぇ...」

彩華「う~ん、言われてみればそうかもぉ...」

雅「みやびぃ、フツウこういう時って男の人が『えっ、これってもしかして間接キス!?』みたいなことになると思うなぁ...」

亜季「い、いいではありませんか!P殿はそういう小さなことは気にしない方なのです!女にだらしのないヴァカ男とは違うということです!」

美紗希「でもねぇ...」

彩華「ねぇ?」

雅「あとはどこかへ行ったりしないのぉ?」

亜季「それ以外だとP殿の部屋くらいしか...」



彩華・美紗希・雅「部屋ぁ!?」

------



\サッサトウセロ ベイビー!/



亜季「いやぁ、このシーンは何度見てもカッコイイですなぁ!」

P「まったくだ、でも個人的には『地獄で会おうぜベイビー』の方が好きだったりするんだよ」

亜季「私はどっちも好きです!それぞれの吹き替えに味があっていいですな!」

P「確かに、でもディアズを撃つ時のセリフなら?」

亜季「もちろん『オッケイ!』一択です!」

P「だよなー、ところで次は何見る?」

亜季「何か見たいものはありますか?」

P「お前の好きなのでいいよ」

亜季「それではT-800と来たので今度はジョン・クルーガーにします!」

P「いいねぇ、ポップコーンもう一袋あけるぞ?」

亜季「わかりました、ではコーラも追加するであります」

P「ありがとう、冷蔵庫の...」

亜季「わかってます、下の段の奥の方ですねっ」

P「その通りだ、よく知ってるな」

亜季「もちろんです、プロですから!」

亜季「という感じですが...」

雅「へぇー...」

亜季「なんです?」

美紗希「なーんか普通に家デート満喫してるって感じよねぇ...」

亜季「い、家デート!?」

彩華「だってぇ、二人で映画観ながらおしゃべりしてて楽しそうですよぉ?」

亜季「そ、それはまぁ...確かに楽しいですが...」

雅「でしょぉ?今の話聞いてると、デートにしか聞こえないよぉ?」

亜季「う、うーむ...」

美紗希「...ねえ亜季ちゃん、ショージキなところ聞かせて欲しいんだけど...Pさんのこと、どう思ってるの?」

亜季「ど、どうと言いますと?」



彩華「お料理作って食べさせてあげたいとかぁ...」

雅「ギューって抱きしめて、チューして欲しいとかぁ♪」

美紗希「耳元で『俺の亜季、愛してるぜ』って言って欲しいとか、思わない?」

亜季「そ、それは...」

彩華「なんていうかぁ、亜季さんはPさんのことは嫌いじゃないと思うんですけどぉ...」

彩華「異性としてはどうですかぁ?」

亜季「い、異性として?」

彩華「ずぅーっと一緒にいて欲しいとか、そういう風に考えた事ないですかぁ?」

亜季「......」



亜季「あぅ...///」カアァァァァ



彩華「あはっ、やっぱりぃ♪」

美紗希「うふふっ、これはおもしろくなってきたわねぇ」

雅「えへへぇ、亜季さんはプロデューサーにゾッコンなんだぁ♪」

亜季「ぞ、ゾッコンというわけでは...」

雅「でもぉ、好きなんでしょぉ?」

亜季「むぅぅ!それは...まぁ...」

美紗希「それで、どうするのぉ?」

亜季「どうする...とは?」

美紗希「決まってるじゃないの、明日のデートでどう攻めるかってことよぉ♪」

亜季「べ、別になにもしなくてもいいのでは...」

彩華「甘いですよぉ亜季さん、そんなんじゃPさん他の人に取られちゃいますよぉ?」

雅「ママも言ってたよぉ?ちゃんと態度で示さないと、好きな人には伝わらないってぇ」

亜季「だ、だとしても、私はそういったことはよくわかりませんし...」

亜季「なにをどうすればいいのか...」

彩華「うふふっ、そういうことなら心配いりませんよぉ?」

雅「そうそう、大丈夫大丈夫ぅ♪」

美紗希「ここはあたしたち、ガールズ・パワーにぃ...」



彩華・美紗希・雅「おまかせぇ♪」

いったん中断します 都築はのちほど

ちょびっとずつ再開していきます

雅「じゃあ、どういう風にしよっかぁ?」

美紗希「今の感じだと、多分Pさんは亜季ちゃんを女の子として意識してない感じよねぇ」

彩華「そんな感じですねぇ、そうなるとまず見た目を変えるのが手っ取り早いかなぁ」

美紗希「そうねぇ、亜季ちゃんって割といっつもボーイッシュっぽくてミリタリーチックな格好だし、明日は思いっきりガーリーな感じでいってみるとかぁ♪」

雅「それいいかもぉ♪ついでに髪の毛も思いっきり盛っちゃうとかはぁ?」

彩華「あはっ、それならあやかがやってあげますよぉ♪もうチョーアゲアゲな感じでぇ☆」


亜季「あの...」


美紗希「それからぁ、仕草よね仕草!亜季ちゃんいつもワイルドでアクティブだけどそれだけじゃダメだと思うのぉ」

彩華「ですよねぇ、やっぱりしおらしいところを見せちゃうとかするとアピールできますよねぇ」

雅「亜季さん普段が普段だからぁ、ちょっとしたことでプロデューサーギャップを感じると思うなぁ♪たとえば言葉づかいを女っぽくするとかぁ」

美紗希「みやびぃナイス!それでいこー!」

亜季「す、少しは私の話を聞いて欲しいでありま...」


彩華「あっ、亜季さんって普段どんなメイクしてますかぁ?」

亜季「メイク?メイクは仕事以外ではあまりしないのですが...」

美紗希「ぶっぶー!それじゃダメよぉ、亜季ちゃん元がいいんだからしっかりしないとぉ!」

彩華「これは徹底的にやらないと、ですねぇ♪」

雅「ねえ亜季さんって今日時間あるぅ?」

亜季「えっ、まあ多少はありますが...」

美紗希「オッケー♪じゃあ買い物行っちゃう?」

雅「いこいこー!ついでに明日のデートプランも立てよぉー!」


亜季「ち、ちょっと三人とも!待ってほしいでありますー!」

---翌日---



P「...遅いな、亜季のやつ、いつもなら先に来てるはずなのに」

「あ、あの!」

P「はい、なんでしょ...!?」


「ど、どうも...」


P(よく手入れされて、背中まで垂らしたロングの黒髪...)

P(白のワンピースの上にショートデニムのジャケット...)

P(足元はシックな黒のサンダル...)

P(服の上からでもわかるスタイルの良さ...)

P(ちょっと恥ずかしそうな表情...)

P(これは...)


「その...遅れて申し訳...」

P「すみません、ちょっとお時間あります?」

「え、ええっ?」

P「いきなりで申し訳ありませんが、アイドルに興味ありませんか?こんな格好ですみませんけど、こう見えても私プロデューサーでして、せめて名刺だけでも...」

「ぴ、P殿!どうなされたのですか?」

P「え、P殿?ってことはもしかして...」


亜季「わ、私です!大和亜季であります!」

テクテク...


P「...悪いな亜季、いつもと感じが違うからよくわからなかったよ」

亜季「い、いえ...」

P「でも急にどうしたんだ?急にそんな格好して...」

亜季「ふ、深い意味はありません!なんとなくです!」

P「そ、そうか...」

亜季「...にしても、今日はなんだか周りの男の人から視線を感じるであります...」

P「そりゃそうだろ、亜季はスタイルいいし今日の服はとっても可愛いからな」

亜季「そ、そうですか...?」

P「うん、なんていうか普段の亜季は『大和亜季』って名前の通り、強くて勇ましい感じだけど...」

P「今日はそうじゃなくて、ただの『亜季』って感じだよ、普通の女の子だ」

亜季「女の子...」



コソッ...


彩華「うふふ、Pさんってば面食らってるぅ♪」

雅「最初の作戦は成功みたいだねぇ」

美紗希「もっとメイクすればよかったかなぁ?」

彩華「大丈夫ですよぉ、亜季ちゃんならあれくらいのナチュラルメイクで充分♪」

雅「でも、重要なのはここからだよねぇ」

美紗希「そうね、それじゃそろそろラインで亜季ちゃんに指示出さないと...」

P「今日はいつも通りこのまま映画館でいいだろ?」

亜季「ええ、問題ありま...」ピピピピッ...

亜季「んっ?」


美紗希『みっしょん1:Pさんと腕を組んで♡♡』


亜季「なっ!?」

P「どうした?」

亜季「あっ、いえなんでも...」


亜季(う、腕を組む...)

亜季(腕を...)


ギュッ


P「亜季?」

亜季「......」ギュウウウウウウ


P「ど、どうした?」

亜季「あっ...その...」


P(う、腕が...亜季の胸の間に挟まれて...)


P「ぐ、具合でも悪いなら...っ!?」



グイッ!


P「があぁぁぁぁ!痛っイイ!お...折れるう!」

亜季「はっ!す、すみません!つい反射的に!」





美紗希「もぉー、亜季ちゃんったら...」

雅「プロデューサー、怒ったりしてないかなぁ?」

彩華「大丈夫よぉ、Pさん優しいから♪」

美紗希「うーん、腕を組むのは亜季ちゃんが抵抗あるみたいだし...ここは...」

P「いててて...」

亜季「本当にすみません、あの...折れたりしていませんか?」

P「平気平気、なんせ人間の身体には215本も骨があるって言うし、1本くらい折れても...」

亜季「そうはいきません、本当に...」ピピピピッ...

亜季「...今度はいったい」


美紗希『みっしょんへんこー!Pさんと手をつないで!!』


亜季「手を...」

P「そういえば今日の映画なんだけどさ、さっき調べたら...」


ギュッ


P「あっ...」

亜季「も、申し訳ありません!ちょっと歩きにくいので...手を引いて頂けると...その...」

P「うん、別にいいぞ」ギュッ

亜季「は、はい...」

P「......」

亜季「......」


P「...なんていうか」

亜季「な、なんでありますか?」

P「亜季はファンから『軍曹』とか渾名で呼ばれてて、武闘派みたいなイメージあるけど」

P「やっぱりちゃんと女の子だな、手も柔らかいし...」

亜季「は、はぁ...」


亜季「うぅぅ...///」カアァァァァ





雅「おぉー!なんかイイ感じぃ♪」

美紗希「うーん、どうせなら恋人つなぎしてほしかったんだけどぉ...」

彩華「でもだいぶデートっぽくなったしぃ、結果オーライみたいなぁ♪」

美紗希「それもそっかぁ、それじゃ次は映画館ね!」

---映画館---



P「それで、今日はなににするんだ?」

亜季「えーっと...」



雅「美紗希ちゃん、このあとどうするのぉ?」

美紗希「任せてぇ、観てもらう映画は事前に調べて決めてあるからぁ♪」

彩華「さっすが美紗希ちゃん♪」


ピピピピッ...


亜季「むっ...」

P「おっ、コマンドーがリバイバル上映やってるぞ!亜季、これ観るだろ?」

亜季「い、いえ...今日は...これにするであります!」

P「えっ、でもこれって...」

亜季「さあ、行きましょう!早く!」

P「お、おいちょっと...」

------



『愛してるんだ...結婚しよう...』

『無理よ...』

『どうして!?僕は本気で君を...』

『私は...いずれバル・ベルデに帰らなければならないの...だから...』



P「......」

亜季「......」




美紗希「今この映画評判なんだってぇ、恋人との切ない恋愛を描いてるって...」

雅「グスッ...美紗希ちゃんちょっと静かにしてぇ、今いいとこだからぁ...」

彩華「あやかも今度Pさん誘って観に来ようかなぁ♪」

P(な、なんで急にこんな映画をチョイスしたんだろう...)

P(しかも周りはカップルだらけだし...)

P(これじゃまるでデートみたいで...)


スッ...


P「っ!!」

亜季「......」


P(肩に頭を乗せてきた...)

P(ど、どうしたんだ今日の亜季は...)



美紗希「おぉっ!亜季ちゃん積極的ぃ!」

雅「美紗希ちゃんうるさいよぉ!」

彩華「しーっ!ふたりとも、他の人に迷惑ぅ!」

亜季「......」

P「......」ドキドキ...


亜季「んっ...」


P(と、吐息が耳にかかって...)


P「...あ、亜季...あれ?」


亜季「すぅ...すぅ...」


P「...寝てるし」


亜季「んぅ...」


P「ドンパチ賑やかじゃなくて退屈だったのかな...」

P「まあ、でも起こすのもかわいそうだし、寝かせといてやるか...」

P「しかしまあ、なんとも可愛らしい寝顔だ...」プニッ


亜季「んにゅ...」

------



テクテク...


亜季「すみません...自分から選んでおいて眠ってしまうなど、一生の不覚であります...」

P「気にするなよ、確かにちょっと難しい映画だったと思うし」

亜季「ですが...」

P「むしろラッキーだったよ、亜季の寝顔をじっくり鑑賞できたからな」

亜季「なっ...///」カアァァァァ

P「今まであんまり見たことなかったけど、なかなかかわいい寝顔だったぞ?」

亜季「は、恥ずかしいのであります!や、やめてくださいぃぃ!」

P「はっはっは、わかったわかった、それよりもう昼だしなにかご飯を食べに行こうか」ギュッ

亜季「あっ...」

P「どうした?」

亜季「いえ、なにも...」


亜季(P殿から手をつないでくれた...)


亜季「...ふふっ♪」ギュッ




美紗希「うんっ!今Pさんからナチュラルに手つないでたねぇ♪」

雅「ラブラブだぁ、いいなぁ~」

彩華「映画の効果あったみたぁい♪」

美紗希「よーし、じゃあこの調子でどんどん指示を出して、二人の恋を応援しようっ!」


雅・彩華「おぉーっ♪」

いったん中断します もうちょいで終わります

ちょびっとずつ再開します

------



『みっしょん3:オシャレなレストランでランチ♪』



亜季「こ、ここはペパロニのピッツァが激ウマだそうです!」

P「へぇー、そうなのか」


「お待たせしましたー、熱々なのでお気を付けくださいねー」


P「おー、来た来た、それじゃ食べ...」

亜季「お、お待ちください!」

P「えっ?」

亜季「わ、私が...食べさせて差し上げます...」

亜季「さ、さあ...口を開けてください!」

P「あ、亜季...別に自分で...」


亜季「ど、どうぞ遠慮せずに...あ、あーん!」

P(顔が真っ赤だ...断ったら泣きそうだな...)

P(なんだかかわいそうだし...)


P「じ、じゃあお言葉に甘えて...あーん...」

亜季「め、召し上がれ!」グイッ!

P「あち!あちちち...はむっ...んぐんぐ...」

亜季「あ、味はどうですか?」

P「うん、美味しいぞ...確かにペパロニだ、100点だ」

亜季「そ、それはよかったです...」


「お待たせしましたー、カナディアンベーコンとジャーマンソーセージの盛り合わせでーす」


P「今度は亜季に食べさせてやるよ、ほら」

亜季「い、いえいえいえ!そんな!」

P「いいからいいから、ほれ」

亜季「は、はむっ...」

P「どうだ?」

亜季「もぐもぐ...美味しいです...」

P「そりゃあよかった」

亜季「これは...クセになりそうですな...」

------


『みっしょん4:ゲームセンターでラブ♡ラブ♡』



P「亜季、今日は何をプレイするんだ?」

亜季「ええっと...」

P「タイムクライシス5か?それともまたパンチングマシーンでお前の超人技を見せてくれるのか?」

亜季「そ、そのですね...」

P「あー、わかったぞ、エイリアンVSプレデターだろ?今日こそダッチ・シェーファーで1コインクリアを...」

亜季「き、今日はこれにするであります!」

P「これって...プリクラか?」

亜季「そ、そうです!さあ、やりましょう!」

亜季「それでこれは...どうすれば...」

P「まずフレームを選ぶんだよ、どれにする?」

亜季「じ、じゃあこれで...」

P「これだな、よしわかった」

亜季「詳しいですな...」

P「何回かやったことあるぞ?事務所のアイドルたちともな」

亜季「そ、そうなのですか?」

P「最近だと年少組と一緒に撮ったな、莉嘉が大好きでさ...」

亜季「なるほど...」


『それじゃあ撮るよ!』


P「亜季、なにかポーズだ!」

亜季「ポ、ポーズですか?」


『3...2...1...』


亜季「えーっと...えいっ!」ギュッ!


パシャッ!

P「......」

亜季「......」


P(亜季が俺の腕にしがみついてる写真ができた...)

P(すごく恥ずかしそうだけど、どこか嬉しそうな亜季が写ってる...)


P「よ、よし!あとはこれに何か書こう!」

亜季「り、了解で...あります...」

P「それとさ、亜季...」

亜季「はい?」

P「もうポーズ取らなくても大丈夫だから、その...腕を離してくれると...」

亜季「あっ...す、すみません!」

P「別に謝らなくてもいいよ、ほら何か書いていいぞ?」

亜季「な、何を書けば...」

P「なんでもいいんだよ、ほらあれだ、亜季の部屋にあったシュワちゃんのポスターみたいな感じで」

亜季「な、なるほど...でしたら...」サラサラ


『 We'll be back』


P「へぇー、亜季らしいセリフのチョイスだなぁ」

亜季「あ、あはは...我ながらなんとも捻りのないというか...」

P「そんなことないさ、じゃあこの言葉通り、また二人でここに来ような」

亜季「P殿...」



亜季「...ええ、また来ましょう」

亜季の部屋のポスター

http://imgur.com/aB0YGwn.jpg

『みっしょん5:楽しくお買いもの♪』



P「見ろよ、最新式のコーヒー沸かし器だ、これ事務所にあったらちひろさん喜ぶかなぁ?」

亜季「うーん、それよりこの温水装置の方が喜ばれるのでは...」

P「なるほど...って、そうじゃない!事務所の買い物はどうでもいいんだ、それよりも亜季は欲しいものとかないのか?」

亜季「私ですか?」

P「ああ、なにかないのか?あんまり高いものは無理だけど少しくらいなら...」

亜季「とんでもないであります!P殿に払っていただかなくとも自分で...」

P「まあまあ、いいじゃないか、たまにはさ」

亜季「ですが...」

P「遠慮しなくていいぞ、俺とお前の仲だろ?」

亜季「...そこまで仰るのでしたら...これを」

P「...髪留め、か?」

亜季「ええ、いけませんか?」

P「いや、ダメじゃないけど...こんな安物でいいのか?」

亜季「...これがいいんです」

P「...わかった、じゃあこれにしよう」

いったん中断します もう少しで終わると思います

ちょっとずつ再開します

---川沿い---



雅「もうすっかり夕方になっちゃったねぇ」

美紗希「色々と指示を出してたらあっという間だったわ♪」

彩華「でもなんだかんだで二人とも楽しくデートできたみたいでよかったぁ♪」

美紗希「よーし!あとは亜季ちゃんの気持ちを伝えるだけね!」





テクテク...


亜季「P殿、ありがとうございます!この髪留め、大切にします!」

P「大げさだなぁ、これくらいで...」

亜季「いえ、P殿からいただいたものを大事にしないわけにはいきません!明日からはこの髪留めをつけてレッスンや仕事に励んで...」

P「ふぅ...よかった」

亜季「なにがですか?」

P「今日の亜季はなんだか元気がないから具合でも悪いのかと思ってたんだ、ずっとうつむいてるような感じだったし」

亜季「いえ、そんなことは...」

P「でも、元気になったみたいで安心したよ、やっといつもみたいに笑ってくれるようになったな」

亜季「あっ...」

P「それに今日は珍しいワンピース姿の亜季も見れたから、なんだか得した気分だよ」

亜季「...あの、変ではありませんでしたか?」

P「まさか、すごく可愛いよ」

亜季「は、はい...」

亜季「...あの、もっと見てみたいとか...思いますか?」

P「そうだなぁ...」

P「...うん、また見たいな」

亜季「P殿...」ピピピピッ...

亜季「こんな時にいったい...?」



美紗希『みっしょん6:『大好き♡』って告白!!』



亜季「っ!!」

P「どうしたんだ亜季?そういえば今日はずっとスマホを気にしてるな」

亜季「あっ、いえ...その...」

P「なにか悩みごとか?俺でよかったら話してみろよ」

亜季「は、話...」

P「ああ、きっと誰かに話すと楽になるぞ?」

亜季「...でしたら...ぴ、P殿!」

P「お、おぉ...なんだ?」

亜季「わ、私はですね...P殿を尊敬しております!」

P「そ、そうか...」

亜季「き、今日もたまの休みにも関わらず...私のアクション映画の研究に付き合っていただいておりますし...」

P「まあ、今日見た映画はアクション映画じゃなかったけどな...」

亜季「そ、それに!いつも私のことを気にかけてくださって...今日も心配していただいて...」

亜季「わ、私は...そんな優しいP殿のことが...す...」

P「す?」

亜季「す...す...すぅ~...」



雅「がんばれがんばれぇ♡」

美紗希「もうちょい!がんばって亜季ちゃん!」

彩華「亜季さん、がんばってぇ♪」



「たすけてー!」



P・亜季「っ!?」

「誰か来てくださーい!」


P「なんだ?子供の声だな...」

亜季「あそこです、行ってみましょう!」




「誰かー!」


P「どうしたんだ一体?」

「友達が川に落ちちゃって溺れてるんです!泳げないんだ!」

P「なんだって!?」


「げほっ...たすけ...」バシャバシャ...


P「頑張れ!すぐに消防に連絡するから...」

亜季「P殿、私の上着を持っていてください」

P「えっ、なんで?」

亜季「今行くぞ!」

P「まさか...おい、やめ...」



亜季「イェア゛ア゛ア゛ア゛アアア!!」


ドボーン!!

美紗希「わっ、亜季ちゃん飛び込んじゃった!」

雅「どうしよぉ!?」

彩華「落ち着いてみやびぃ!」




バシャバシャ...


亜季「助けにきました!もう大丈夫です!」

「ぷはっ...がふっ...」

亜季「さあ、私の腕につかまって!」

「うっ、うぷっ...た、助けて...」ギュッ

亜季「よし、そのまま離さないで!今向こうまで泳いでいきます!」

はぁ...はぁ...」

P「大丈夫か?今救急車が来るからね?」

「あ、ありがとうお姉ちゃん...」

亜季「ええ、どういたしまして♪」

P「亜季...」

亜季「P殿、手を貸していただいてありが...」


バシッ!


亜季「っ!!」

P「お前何考えてんだよ!?」

亜季「えっ...?」

P「いきなり川に飛び込んじまって!」

亜季「で、でも非常事態でしたし...」

P「あのな、素人が飛び込んで助けるなんて自殺行為なんだぞ?下手すりゃお前も溺れてたんだ!」

亜季「うっ...」

P「話してるのに目を逸らすな!お前ってやつは本当に...」



「待ってぇ!」


P「んっ?」

美紗希「Pさんお願い!亜季ちゃん怒らないであげてぇ!」

彩華「亜季さんは一生懸命だっただけなのぉ!」

雅「怒るならみやびぃたちのこと怒ってぇ!」

P「お前らなんでここに...」

美紗希「実は...」

------


P「なるほど、亜季が急にこんな服を着てきたのはそういうわけか...」

美紗希「ゴメンねぇ...」

彩華「...怒ってますぅ?」

P「別に怒ってない、でもお前たちもオフなのにこんなことしなくたって...」

雅「だってぇ、亜季ちゃんの恋を応援してあげたいと思ったんだもん♪」

P「余計なお世話だ」ムニムニ...

雅「うにゃ~ん!やめてぇ~!」

亜季「三人とも、すみません...せっかく選んでいただいた服、ビショビショになってしまいました...」

美紗希「いいのよ別に、気にしないでぇ♪」

彩華「それよりそのままだと亜季さん風邪ひいちゃうわねぇ、なにか羽織らないと...」


スッ...


亜季「P殿...」

P「俺の上着を着てろ、ないよりはマシだろ」

亜季「あ、ありがとうございます...それと、申し訳ありま...」

P「亜季...」


ギュッ


亜季「わっ...ぴ、P殿!?」

P「もうあんな無茶はするな、心配するだろ...」

亜季「は、はい...」

P「なにかあってからじゃ遅いんだからな?」

亜季「はい...心配してくださって、ありがとうございます...」



雅「あっ、なんかいい感じぃ♪」

美紗希「うんうん、お互い気持ちが通じ合ってる感じねぇ☆」

彩華「美紗希ちゃん、この後はどうするつもりだったのぉ?」

美紗希「う~ん、オシャレなバーとかに行ってもらうつもりだったんだけど、あの格好じゃ無理よねぇ...」

雅「それならみやびぃにいい考えがあるよぉ♪」

美紗希・彩華「いい考え?」

雅「ねえプロデューサー、ちょっと聞きたいんだけどぉ?」

P「んっ、なんだ?」


雅「プロデューサーの家って、ここから近い?」

------



彩華「でねぇ?あやかはもっと盛った感じの髪型がいいって言ったんですけどぉ、亜季さんがどうしてもイヤだって...」

P「なるほどなぁ」

美紗希「ちなみに、服を選んだのはあたし♪どうだったPさん?」

P「最初はビックリしたよ、思わずスカウトしようと思って声かけたくらいで...」

雅「みやびぃはねぇ、とにかく可愛くってアドバイスしたのぉ♪」

P「アドバイスかそれ...?」

雅「なによぉ、褒めてくれたっていいでしょぉ?」


ガチャッ


亜季「P殿、シャワーありがとうございました、ドライヤーもお借りしてよろしいですか?」

P「ああ、洗面台にあるのを使っていいからな」

亜季「ええ、ありがとうございます」

美紗希「...さて、そろそろあたしたちは先にお暇しよっか」

雅「そうだねぇ、もう遅いしぃ」

彩華「じゃああやかはタクシー呼ぶねぇ」

P「気を付けてな、3人とも明日のレッスン遅れるなよ?」

雅「わかってるぅ、大丈夫だよぉ♪」

彩華「Pさんこそ、亜季さんのことよろしくお願いしますよぉ?」

P「わかってるって、大丈夫だよ」

彩華「...ちゃーんと見てあげてくださいね?」

P「...ああ」



美紗希「ねえ亜季ちゃん、あたしたち先に帰るからねぇ?」

亜季「ええ、わかりました、お気をつけて」

美紗希「帰る前に一つだけ言っておきたいの、ちょっと耳を貸して」

亜季「なんです?」

美紗希「Pさんにぃ...ってお願いしてみて♪」

亜季「えっ?しかしそこまでやっていただくのは...」

美紗希「ダーメ、あと一押しなんだからぁ♪」

亜季「むぅぅ...」

美紗希「それに、まだ一番大事なことを伝えてないでしょ?」

亜季「それは...」

美紗希「うふふっ、がんばってねぇ♪それじゃ」

P「忘れ物はないか?」

雅「大丈夫だよ~、じゃあね~♪」

彩華「Pさん、おやすみなさぁい♪」

美紗希「おやすみ~、明日事務所でねぇ☆」

P「ああ、おやすみ」


バタン


P「やれやれ...」

亜季「P殿...みんな帰りましたか?」

P「うん、今帰ったところだ」

亜季「そ、そうですか...」

P「亜季はもうちょっと落ち着いてからでいいからな、今日は疲れただろうし...」

亜季「あの...P殿...」

P「なんだ?」

亜季「ひとつお願いがあるのですが...」

P「お願い?」


亜季「わ、私の髪の毛を乾かすのを...手伝っていただけないでしょうか!」

ウィィィィィン...


亜季「んっ...」

P「あっ、ゴメン!痛かったか?」

亜季「い、いえ大丈夫です!すみません、変な声を出して...」

P「亜季の髪はやっぱり綺麗だな」

亜季「そうですか?」

P「美紗希や彩華も言ってたけど、たまには髪形を変えてみたらどうだ?」

亜季「うーん、あまりそういった事は興味がないので...」

P「ははっ、まあ亜季らしいな」

亜季「それは褒め言葉と受け取っておきます」

P「ああ、そうしてくれ、よしオッケーだ」

亜季「では、これでくくってください」

P「今日買った髪留めか」

亜季「ええ、P殿に買っていただいたものですから、付けないわけにはいきません」

P「大げさだなぁ、ほいできたぞ」

亜季「...よし、これで準備オッケーです!」

P「準備?」


クルッ


亜季「P殿!」


ダキッ!


P「おわっ...」

亜季「......」ギュウウウウウウウ

P「あ、亜季?」

亜季「P殿、そのままで聞いてください」

P「うん...」

亜季「私は...自分で言うのもなんですがあまり恋愛には縁のない人生でした」

亜季「同年代の友達が恋だのなんだのに没頭している時もひたすら趣味に時間を費やしていました」

亜季「別に恋愛を否定する気もありませんが、そこまで情熱をかけられる理由がわからなかったのです」

亜季「ですが...P殿と出逢って苦楽を共にして...」

亜季「なぜ、友人たちが恋愛に夢中になるかわかったのです」

亜季「そして、これによって思い悩むのがこんなにモヤモヤするということも...」

亜季「だからなるべく考えないようにしていたのですが...美紗希殿たちに焚きつけらてしまいました」

P「そうか...」

亜季「...どうせP殿はカンのいい方ですし、もう知られてしまっているでしょうから言ってしまいます」

亜季「一度しかいいませんよ?すぅぅぅ...」


亜季「私は、貴方にゾッコン惚れ込んでおります!」

亜季「上官としても男性としても、好きです!」


P「ああ...」

P「......」

亜季「......」


亜季「うっ...」

亜季「うわぁぁぁぁ!!」ジタバタジタバタ...

P「お、おい亜季...」

亜季「こ、これは...思った以上に恥ずかしいでありますぅぅ!!」

P「自分で言ったんじゃないか...」

亜季「あ、あの...返事とかは結構ですので!た、ただ純粋に私の気持ちを知って欲しかったので...」

P「あっ、そうなのか...」

亜季「はい、でもひとつだけお願いしたいのは...」


亜季「また、今日のように...研究のために映画を見に...」

亜季「...いえ、デートをしていただいても、よろしいでしょうか...?」

P「...ああ、もちろん」

亜季「ほ、本当ですか!?」

P「じゃあ、俺からも条件を付けてもいいか?」

亜季「条件?」

P「今度からは、今日みたいなオシャレをしなくていいからな」

亜季「えっ?そ、そうですよね...私には似合っていませんし...」

P「違う違う、すごく似合ってて可愛かったけどさ、なんか無理してるように見えたし...」

P「もっとリラックスした格好で来てくれってことだ、女らしい格好は亜季がしたかったらしてくれればいい」

亜季「P殿...」

亜季「...了解であります!」

P「とりあえず次の映画は恋愛映画じゃないのを見ようか、亜季が寝ちゃうしな」

亜季「ええ、ドンパチ賑やかなのをお願いします!」

P「本当にアクション映画が好きだなぁ」

亜季「もちろんですが...」


亜季「最近は、好きな人と一緒に見るのが...大好きなのです!」



おわり

ちょっとだけおまけ



チュンチュン...



P「ん~...」

P「あぁ、やめてくださいちひろさん...口座番号だけは勘弁して...」

「P殿...」ユサユサ...

P「んっ...」

亜季「おはようございます」

P「ああ、おはよう...」

亜季「大丈夫ですか?うなされていましたよ?」チュッ

P「ヒドイ夢だった...」

亜季「災難でしたね、ですが...」

P「なんだ?」

亜季「女性の名前を呼んでいましたよ?それも私以外の...」

P「亜季...夢の中の女にジェラシーかい?」

亜季「他の女性に夢中になられては困りますので♪」

P「そんなことあるわけないだろ?」

亜季「どうでしょう?P殿はモテますからな」


チュッ


P「本当さ...」

亜季「ふふっ...ていやっ!」グイッ!

P「おわぁっ!」ドサッ!

亜季「P殿...ちゅっ...」

P「亜季、重い...」

亜季「ふふっ...昨夜は私が下でしたので、今日は私が上です♪」

P「なるほどね...」

亜季「ほーら、敵機来襲ですよ...」プルン♪

P「本当だ、大型機が目の前に...撃墜しなきゃ...」

亜季「んっ...♡P殿ぉ...♡」

P「んぷっ...息ができない...」

亜季「ふふっ♪」

P「ん~...おりゃっ!」グイッ!

亜季「きゃあっ!」ドサッ!

P「今度の俺の番だな♪」

亜季「もう...ズルイですよ?」

P「嫌いになったか?」

亜季「いいえ...」

P「亜季...」

亜季「ほら...武器なんか捨てて、かかってこいであります♪」

P「じゃあそうしよう...」

亜季「んっ...ちゅっ...んっ...♡」



P「好きだぞ...」

亜季「私も...です...」




ほんとにおわり

駄文失礼しました~
亜季は声がついてますます魅力的になったと思います
個人的にはかなりイメージ通りの声でした
皆さんもリコール社で好みのタイプを聞かれたら
『ブルネット・筋肉質・奔放・従順』と答えましょう
ではまた~

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