モバP「人をダメにするソファねぇ…」 (39)

モバP(以下P)「無○で買ってきたはいいが、確かにラクだしすわり心地は最高なんだ。最高なんだが、

        自宅だと机がしっかりあって、椅子に座ってパソコンをする環境が整ってしまっているため使わなくなってしまった…

        一番デカいの買ったけど邪魔だ…まだ全然使えるし…まぁ事務所に置いておけば杏辺りが昼寝に使うだろう」



そんな長くない

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-----事務所-----

P「おはよざーす」

ちひろ「おはようごz…わぁ、なんですかその大きな…クッション…?」

P「スノービーズが入ったソファですね、買ったはいいんですが使わなくなってしまったので、杏とか仁奈の昼寝用にと思いまして」

ちひろ「へぇー、そんなのもあるんですねー。あ、私ちょっと備品お買い物行ってくるので、すいませんけどよろしくです」

P「了解でーす」


楓「おはようございます」ガチャ

P「楓さんおはようございます。随分早いですね?」

楓「たまたま早くに目が覚めてしまいまして…ってこれはなんですか?」

P「スノービーズが入ったソファですね。通称:人をダメにするソファ。買ったはいいんですが使わなくなってしまったので、持ってきてみました」

楓「人をダメにする?」

P「座ってみたらわかるんじゃないですか?自分はそうでもなかったんですけどね」


楓「では失礼して…」ポスン

P「どうです?体重かけていくと体の形になるんで」

楓「あっ………これ………はぁぁぁぁ………んん…」

P「楓さっ…服はだけてますよ…」

楓「これ………もう………らめ……れす………あぁ………」

P「楓さんが溶けてしまった…」

-----しばらくして-----

亜季「おはようございますであります!」

P「はいおはよう亜季、今日も元気でよろしい」

亜季「あ、楓さんもおはようごz…って、か、楓さん服!服!」

楓「んぁぁん……….zZ」

P「乱れ楓」

亜季「…P殿?」ジロッ

P「いやまぁ楓さんがそうなってるのには訳がありまして…んで服を俺がなおすわけにもいかんだろ…いかんでしょ?」

亜季「いかんですな」

P「というわけで、家からこのソファを持ってきて楓さんが試してみたらダメになってしまった」

亜季「そこまで凄いのですかこのソファは…」

楓「ふへぇ…」ダラァ

P「このままってわけにもいかんし、幸せそうなところ楓さんには悪いが起こしといてくれ」

亜季「了解であります!楓どのー!起きてください!」ユサユサ

楓「んん………」

亜季「ダメでありました…結構強く揺らしたりしてみたんですが、起きる気配がないであります…」

P「あのソファがいけないんだな。亜季、楓さん抱え上げれる?」

亜季「うーん、小学生組はよく上げるのですが、成人女性は上げたことないのでちょっと…」

P「しょうがないな…楓さーん、ちょっと失礼しますよ…っと」

亜季(うおおおお!お姫様だっこと呼ばれるアレではないですか!)

楓「うぅん…」

楓「はっ!私は一体…」

P「おはようございます楓さん」

楓「はい、おはようございます…って、なんで私はPさんに抱え上げられているのでしょうか…///」

P「あ、ごめんなさい。降ろしますね」

楓「あっ…はい…」

亜季(凄く残念そうな顔をしている…いいなぁ私もP殿にお姫様だっこされたい…)

P「カクカクシカジカで楓さんが溶けてしまいまして、俺が抱え上げて救出したわけです」

亜季「覚えておられないのですか?楓殿は」

楓「えっと、Pさんに「座ってみる?」って聞かれて、座った途端に全身が脱力していって…そのまま凄い幸福感に包まれてふわふわしていました…」

亜季「私が声をかけたりしたのも気づいておられなかったようですが」

楓「あっと…なんというか、水面に浮かんでいるような感覚で、何も聞こえていなかったみたいです…ごめんなさい」

亜季「いえいえ!しかしそんなに凄いのでありますか…」

亜季「P殿!私も座ってみていいでありますか!」

P「ん?亜季も多分溶けちまうぞ」

亜季「普段から鍛えてるこの大和亜季が、ソファ如きに負けるわけがないであります!」

P「あっ…(察し)」

亜季「でももし溶けてしまったら、3分くらい放置してから助けてくれると嬉しいであります!」

P「はいよ」

楓「いってらっしゃーい」

亜季「はぁぁぁぁぁぁん…」

P「即堕ちすぎるだろ…まぁどう考えてもこうなるってわかってたけども」

楓「すごい…いつもの凛々しい亜季ちゃんから想像できないうっとりした顔してますね」

P「楓さんも凄い幸せそうな顔してましたよ」

楓「わ…忘れてください…って亜季ちゃんよだれまで垂らして…」フキフキ

亜季「ぁん………」

P「どれ、そろそろ起こしますかね…っと」

亜季「はっ!」

P「はい、おはようお姫様」

亜季「Pッ…P殿!?///」

P「はい、降ろすなー」

亜季「りょっ…了解であります…」

楓「凄い幸せそうな顔してましたよー」

亜季「お、お恥ずかしいところを…」

P「やっぱり溶けたじゃないか…(呆れ)」

亜季「魔のソファには勝てませんでした…不覚!大和亜季!鍛え直しが必要なようです!」

P「しかし凄いなあのソファ、俺にはまるで効果なかったのになぁ…」


ガチャッ

雪美「...おはよう...ございます...」

P「お、雪美おはよう」

楓「雪美ちゃん、おはようございます」

亜季「ペロ殿もおはようです!」

ペロ「ニャウ」

ペロ「ニャッ」バッ

楓「あっ、ペロちゃんがソファに…」

ペロ「…」

亜季「お?ペロちゃんにはソファは効かないのかな?」

ペロ「…フニャアアアアアン」ベタァ

亜季「ペロちゃんも溶けた…」

雪美「...こら...ペロ...」

P「んん!?」

P「なんか雪美がソファに吸い込まれたように見えたんですけど」

雪美「スゥ…スゥ…」

楓「ふふっ、ペロちゃん抱えたまま丸くなってソファにすっぽりと…可愛いですね」ナデナデ

亜季「うーむ、猫も例外なく溶かしてダメにするソファ、恐るべし」

P「逆に誰が溶けないのかって試してみたい気はするな」

亜季「…のあさん、木場さん、和久井さん…」

P「それは逆に溶けたところが見たすぎるんだが」

小梅「...おはようございます」

P「お、小梅おはよう」

小梅「!...雪美ちゃん...スカートが...」

雪美「うんん……ペロ………えへぇ…」

小梅「...ん?...このソファ...」

P「どうした、なんか憑いてる?」


亜季「え゛っ!?」

小梅「...う、うん...特に危害を加えるわけじゃないけど...ナマケモノ?...みたいなのが...招き猫みたいに...手招きしてる...」

楓「なるほどー」

P「だからか…」

小梅「...?」

P「実はカクカクシカジカでなー」

小梅「だったら多分...この子のせい...」

P「でもなんで俺には効かなかったんだろうな?」

小梅(ソファのある位置...が...ナマケモノ?の......その......あれだから......じゃないかな...黙っておこう...)

P「まぁきっちり供養して処分するかな」

楓「それがいいですね…供養…くよう…」

亜季「楓殿、無理にダジャレを考えなくても…というかなんで平気なんですか…」



「…聞いたわ…聞いちゃったわ!これは楽しくなりそうな予感よ!アーッハッh…ゲホッゲホッ」


つづかない

話題になる前に無印で見て買ったはいいけど、冒頭のPと同じ理由で使わなくなってしまった。

悪の組織のボス最後に出したけどパッション編はありません。はい。気が向いたらやります。

硬い面と柔らかい面があるやつ買うといいよ

柔らかい面を横にする(硬い面に座る)と深く沈み込む
硬い面を横にする(柔らかい面に座る)と沈みは浅い


こたつとかでノートPCで生活してる人にはいいんだろうけど、3万くらいの社長イス持ってて、PCラックついた机が生活基準になってる人にはおすすめしない
使わないからな

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