全員性転換した咲の世界で京ちゃんが主役の乙女ゲー風ss (38)

タイトルの通りです、たぶんたまに安価とります。あと名前を少しいじるです。それだけです。

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それは彼女の高校生活最初の初夏だった……

咲「……」パラ

咲「!」

???「」ツカツカツカ

咲(ぅわ……美形だな)

咲(学年色のスカーフ……あの身長で同じ一年生……)

『宮永咲』
ー清澄高校一年生ー



?「さ~きっ!」ガシッ

咲「わっ!……きょ、京ちゃん」

京ちゃん「やっ!マータこんなところで一人で読書?学食いこ!学食~」

~~~
『京ちゃん』
清澄高校一年生 主役
咲のクラスメート
本名?知ら管
~~~

咲「これ今日が返却日だから読まないと……」

京ちゃん「学食でもよめるでしょ~?」

咲「……じゃあ、レディースランチ買って」

京ちゃん「はいはいわかったからさ!ほら!」クイッ

咲「あ、ちょ……」

咲「……」ギュッ

京ちゃん「はい、レディースランチ」コトッ

咲「ありがとっ」

京ちゃん「それで足りるのかな~?もっと運動しなよ」

咲「いいよ、文系だし……そっちこそそんなに食べて、太るよ?」

京ちゃん「な!?お前~!」グリグリ

咲「痛たたた!」

クラスメート「あはは、また痴話喧嘩?あんたら仲良いね~」

咲「ち、ちが、これいじめ~!!」

京ちゃん「なにをう?このこの~!」グリグリ

咲「ご、ご飯冷めるって~!」



京ちゃん「ふんふん……」カチカチ

咲「……メール?ご飯食べながらは行儀悪いよ」

京ちゃん「いやちがう、これこれ」サッ

咲「……これ、麻雀?」

咲「麻雀って……京ちゃんが?」

京ちゃん「なにその顔」

咲「できなさそう……」

京ちゃん「」ポコッ

咲「あたっ!」

京ちゃん「麻雀部のマネージャー始めたんだ。直接打つことは少ないけど、ルールとかは知らないとーってってやってみたらおもしろいからさ」

咲「ふーん……僕は嫌いだな」

京ちゃん「……いや…そりゃそうでしょ、咲は見るからにこういう心理戦弱そーだしっ」

咲「ムッ……まぁ、できるっちゃできるんだけどさ、何時も家族麻雀でお年玉巻き上げられてたし……」

京ちゃん「……ほほーぅ」

京ちゃん「……ねね、咲。私よく、代わりにレディースランチ買ってきてやってるでしょ?」

咲「え?うん」

京ちゃん「じゃあ、貸しを返してよ」

咲「え?」

京ちゃん「麻雀部、メンツ足りないから今日来てよ」

咲「……へ?」

京ちゃん「牛校舎の屋根裏にあるんだよね。なんでそんなとこにあるのかなー」クスクス

咲「嫌いっていってるのに……まったく……」

京ちゃん「さ、ついたついた!ようこそ、王子様」

咲「王子様て……」

京ちゃん「……いひひ、おーい!カモつれてきたよー」バーン

?「……お客さんかな?」

咲「あ、さっきの……」

京ちゃん「え?和くんのことしってるの?」

和「先ほど橋のところで、本を読んでいましたね」

咲「あ、見られてたんですか……」

~~~
原村和(ハラムラカズ)
清澄高校一年生麻雀部
身長が高い~~~
~~~

京ちゃん「和くんは去年の全国中学校大会の優勝者なんだって」

咲「それは……えと、すごいの?」

?「すごいぜ!」

咲「!」

?「おーっす京ちゃん!」ガバッ

京ちゃん「うわっ!?」

和くん「おい勇希……」

勇希「へへ、学食でタコス買ってきたら遅れちゃったぜ」

京ちゃん「あんたまたタコス……」

~~~
片岡勇希(カタオカユウキ)
清澄高校一年生麻雀部
チビ
~~~

書き込んでから気づいたけど牛校舎じゃなくて旧校舎。かちくごやじゃねーんだから……

勇希「和は本当にすごいんだぜ!インターミドル、全国優勝ってことは最強の中学生ってことで!」

咲「へ、へー」

勇希「しかも親は検事に弁護士!女子のバレンタインチョコは毎年そりゃもう数え切れない!」

京ちゃん「そりゃすごい、ねー、咲」

咲「……別に僕はひとつあればいいし……」

~~~

京ちゃん「部長は?」

和「奥で寝ています。また何か夜更かしでもしたのでしょうか」

京ちゃん「ふーん……じゃあ、私と咲入れて、やろっか」

咲「え」

勇希「お、前よりマシになったか?」ムシャムシャ

京ちゃん「す、すこしはね……」

和「すまないね、須賀さん、マネージャーなのに」

京ちゃん「たのしーからいいのいいの」アハハ

咲「……」

和「……宮永さん、でしたね。構いませんか?」

咲「……うん」

※そういうssではないので麻雀描写はカット



京ちゃん「ぅ~やっぱ勝てない、和くんも勇希もつよー」

和「ごめんね、手加減はできないから」

勇希「まぁまえよりいいよ、また教えてやるぜ」

京ちゃん「ぅー……しかし、咲ってば変な麻雀。折角リーチしたのに変な待ちでさ」

和くん(確かに、わざと手を崩して安手にしていましたね。まぁ、今の須賀さんでは捨て牌から読むことは難しいでしょうか……)クスッ

ゴロゴロゴロ……

京ちゃん「雷!」

ザアァァァァァ

和「夕立、ですね……」

咲「あ、どうしよう、傘……」

京ちゃん「私は持ってるよぉ~う。咲ってば、早起きして天気予報見ないから」

咲(教えてくれてもいいのに……)ムスッ

?「ふーん、須賀さんは傘あるんだ、じゃ、入れてもらおっかな」スッ

京ちゃん「わあっ!」ビクッ

咲「えっ……?」

咲「生徒会長?!」

久「ん?この学校では学生議会長、だけどね。ね、須賀くん」ズイ

京ちゃん「あ、あはは、そーですね」

和「……部長」

久「あはは、怒られちゃった」スッ

~~~
竹井久(タケイヒサシ)
清澄高校3年学生議会長
スリム
~~~

咲「なんで麻雀部に……」

久「そりゃ麻雀が好きだからさ!昔からやってるんだよ」

咲「はぁ……」

久「どう?須賀くん、上手くなった?また教えてあげようか?」

京ちゃん「い、いえいえ、私はお茶入れてきますから会長は代わりにどうぞどうぞ」ササーッ

久「……避けられてる?」

勇希「がっつきすぎだぜ、部長」

久「なにを、こんなスマートにアピールしてるのに……で、君は今日のゲストか。ありがとね、付き合ってもらっちゃってさ」

咲「い、いえ」

久「さ、丁度空いたし、入れてもらおうか……ん?」

久(このスコア表……)

京ちゃん「部長~、紅茶と日本茶どっちがいいですか~」

久「……ごめん須賀くん、俺の代わりにもう一回入って」

京ちゃん「……は?」

京ちゃん「Sだ……部長は私が打ちのめされる様を見て喜ぶ鬼畜なんだ」ムス

久「なにを言う、こんな人手不足の麻雀部のマネージャーを進んでやってくれた須賀くんに、せめてものお礼に、と麻雀の楽しさを教えようとしてるんじゃないか」

和(いけしゃあしゃあと……何を企んでるんですかね)タンッ

勇希「リーチ!」

咲「あ、ごめん、ロン」

勇希「ぬななっ!?」

久「……」

※カット(ry



咲「……京ちゃん、部長さんは起きてるし、本返しに行かなきゃ行けないから帰らないと」

京ちゃん「あ、そういえばそうだっけ」

勇希「あれ、もう帰っちゃうの?」

和「そうですか、今日はありがとうございました」

久「ふーん……」

京ちゃん
「A.じゃあ、私も帰ろっかな
B.そっかー、じゃあまた明日」

↓2

京ちゃん「じゃあ、私も帰ろっかな」

咲「え?」

京ちゃん「傘、忘れたんでしょ?入れてってあげる」

咲「……あ、ありがと、京ちゃん」

久「え~、須賀さん俺との相合傘は~?」

京ちゃん「部長の家私と方向違うでしょっ」

久「ちぇ~、須賀くんのケチ……ま、いいか。じゃあまた明日」

和「お疲れ様でした」

勇希「お疲れ~」

京ちゃん「じゃ、いこ?」

咲「うん」

バタン……

久「……さて、まことはいないし……とりあえず二人にお話ししとこっかな」

勇希「はい?」

久「咲っていったかな?さっきの彼の牌譜……そして俺が後ろから見てた手牌からして推測される、衝撃の真実を、さ……」

京ちゃん「まったく、今度は傘忘れちゃダメだからね」

咲「あはは、ありがとう」

京ちゃん「もう……しかし、本当に咲ってはへっぽこだったね~」

咲「……うん、いったでしょ?麻雀嫌いだって」

京ちゃん「うんうん、悪かった悪かった。今度はもう誘わないよ」

咲「なんか、ごめんね」

京ちゃん「謝ることないって……」

咲「……京ちゃんは、なんで麻雀部に入ったの?」

京ちゃん「え?私はね……」

「宮永さんっ!!」

咲「!!」

京ちゃん「わっ!?」

和「はぁっはぁっ……」

京ちゃん「か、和くん!?傘もささずに……どうしたの?」

和「3連続±ゼロ……わざとですか……?」

京ちゃん「え……?」

咲「……僕が打つと、いつもあんな風になっちゃうんだ」

京ちゃん「それって……」

和「なんで、そんな打ち方してるんですか……」

咲「家族麻雀で、お年玉巻き上げられないように負けないように、怒られないため勝たないように、そんな風になったんだ」

和「っ……もう一回!もう一局打ってください!」



咲「……ごめん、僕麻雀、あんまり好きじゃないからさ……」

和「……」

咲「……行こう、京ちゃん」

京ちゃん「ちょ、咲……」

ザアァァァァァァァァ……



咲「……ごめんね、京ちゃん」

京ちゃん「……なにが?」

咲「……嘘、ついてて」

京ちゃん「謝らなくていいし、何にも言わなくていいよ。何か、言いたくない事でしょ?」

咲「……うん」

京ちゃん「……こっちこそ誘ってごめんね」

咲「きょ、京ちゃんこそなにも謝る事ないよ……」

京ちゃん「……うん、じゃあこの話おわり。和くん風邪ひかないか心配だけど……きっとすぐに戻るよね?図書館、いこっか」

咲「……うん」

京ちゃん「ふう……いいお湯だった……」ホカホカ

京ちゃん「お、メール……和くんか」

『明日、もしよければ宮永さんを部室に連れて来てもらえませんか?』

京ちゃん「……」カチカチ

翌日……

京ちゃん「さ~きっ!」

咲「わっ!」

京ちゃん「またこんだけしかない食べてないの~?大きくならないよ?」

咲「……京ちゃんみたいな身長高い女よりいいし」

京ちゃん「ははは!妬むな妬むな!」

咲「ぐぬぬ……」

京ちゃん「で、さ。咲、もう一度麻雀部来る気ない?」

咲「……え?」

京ちゃん「いや。無理なら無理でしょうがないよね。もしよければ、ってだけ。放課後までに、考えておいて」

咲「う、うん……」



先生「えー、この問題は……」

咲「……」

~~~

咲『……京ちゃんは、なんで麻雀部に入ったの?』

京ちゃん『え?私はね……』


京ちゃん『……うん、じゃあこの話おわり。和くん風邪ひかないか心配だけど……きっとすぐに戻るよね?図書館、いこっか』

咲『……うん』

~~~

咲(……)

咲(……よし)

放課後……

京ちゃん「こんにちわー。連れて来たよー」

和「あ、須賀さん、ありがとうございます……」

咲「ど、ども……」

久「おお、本当に来た、須賀くんさんは和の言うことには従順だねぇ~」

まこと「お前が普段から無茶なこと言ってるから断られるんじゃろ……おう!お前が噂の±ゼロ男か!なんかおもったより……うん、中性的」

咲「え、えっと……」

まこと「おっと、わしは染谷まこと、麻雀部の二年生じゃ、よろしゅうな」

~~~
染谷まこと
清澄高校二年麻雀部員
ヤクザメガネ(口調のせい)
~~~

咲「えっと、宮永咲です……」

京ちゃん「……咲、本当に大丈夫?」

咲「うん……大丈夫」チラ

和「……」

京ちゃん「じゃあ、飲み物入れてきますね。紅茶でいい?」

和「あ、すいません、お願いします」

まこと「すまんの」

京ちゃん「はーい」


京ちゃん(連れて来たはいいけど、昨日みたいにならないといいな、なんか咲と和くんの空気ピリピリしてるし……±ゼロっていうのがやだったのかな、和くん)コポコポコポ



京ちゃん「おまたせしました。おや……?」

東勇希
南まこと
西咲
北和

京ちゃん「部長はいらないんですか?はいどーぞ」コト

久「ありがと。いやほら、俺が入ると全員ふっ飛ばすからさ」

まこと「いっとけ……おうサンキュ」コト

勇希「あんがと!」コト

和「すいません」コト

咲「ありがとう……」

久「……あれ?宮永さんのだけ緑茶?」

京ちゃん「あぁ、咲は緑茶好きなんですよ」

まこと「ほほーう……わざわざ別にいれてやるたーのぅ……」

咲「へへ……」

勇希(むむむ……)

ごめんなちい、今日はここでお休みでち、ゴールデンウィークに休みがないのはつらいでち

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