少女「…」(13)
少女「うぅ…」
少女「夏だからとはいえ、夜はさすがに寒いなぁ…」
少女「寝るとこもないし…どうしよう…」ハァ…
少女「ムキになっていきなり家出なんてしちゃったけど…
意味なんてあったのかなぁ…」
少女「そもそもあたしが家出なんてするコトになったのは……」プルプル
少女「……」プルプル
少女「あのクソ兄のせいなのよーっ!!」ピギャー!
少女「絶対許せないんだから…」
少女「まず何であたしが今こうしてるのかをみんなに知って欲しいのよね」
昨夜
少女「スピー スピー」
兄「ふふ…」ソロー
兄「おっ、ラッキー。もう寝てる」
兄「いつもは深夜まで起きてんのに幸運だぜ」
兄「へへ…可愛いなぁ…」
少女「……」(まだ起きてるよばーか)
少女(寝たふりなのに…)
少女(どうして毎日来るのかしら。ホント変態なんだから…)
少女(黙ってれば普通の男なのに…)
兄「今日こそは…妹のパンツを見るぞ」グヘヘ
少女「……」(今日は、ぱっ、パンツ!?)
少女(いつもは下着盗むだけなのにっ)
少女(ついにコイツはあたしの身体に触ろうとしてるのーー!?)アセアセ
少女「…」アセッアセッ
少女(ヤバい、冷や汗がっ)
兄「何か動いてる…?暑いのかな?」
少女(ばっ、バレる!)
兄「まぁいいや。さぁ妹ちゃん。足開いちゃいまーす」ウキウキ
カパァ
少女(ひっ、ヒイィィィィーーー!見られたぁぁぁぁああぁぁぁ)
兄「おぉぉぉぉおおぉぉ……」
兄「随分と真っ白なパンティーで…」
兄「非常によろしい!そそるぜ!」ゲッツ!
少女(み、見られた…)
少女(スカートで寝るんじゃなかった…)ドヨーン
少女(てか早く足離しなさいよ!!見たんならもう帰ってよね!!)イライラ
少女(って怒鳴りつけてやりたいんだけど…そうはいかないわ)
少女(コイツの変態行動の一部始終を部屋に設置してあるこの隠しカメラで…)
少女(バッチリゲット☆彡するまでは…)
少女(我慢するのよ、あたし)
少女(そして恥ずかしい思いさせて、コイツを更生させてやらないと…)
兄「なかなか起きないな…」
兄「なら…この先もしちゃってイイってことっすよね~?ww」ニヨニヨ
少女(ほら来た)
兄「ぱ、パンツが食い込んでてエロいですぜ妹さん」
少女「あんたがずらs…ムグ…ムニャ…」
少女(あ…危なかった……っ)
少女(今のはさすがに…バレたかな…)
兄「可愛い寝言やなぁww」
少女(ほっ)
兄「じゃ、気を取り直して…」
兄「パンツの中身も、見たいなーなんて…」
兄「でも、ここは妹さんに自分から誘ってきてほしいですなぁ」
少女(ぶはっw何言ってんのよコイツ…)
兄「…手ぇ疲れちゃったな」パッ
少女(なっ、ななっ!?)
ズドーン
少女(いったああっぁぁぁああああぁぁっ!!)ズッキーーーーン
兄「わぁぁっ、ごめん妹!!」
少女(何考えてんのよコイツーー!!)
少女(もう我慢の限界!!)ガバッ
兄「え、ええぇっ!?」
少女「このヤローーー!!」
少女「さっきから何あたしのパンツガン見してんの!?」ゲシッ
兄「ぐはっ…ごめ、妹…ッ、ぐはっ」
少女「なんなの、単細胞なの!?」ゲシゲシ
兄「ぐへっ、いたっ、いたいっ」
少女「隠しカメラあんだよっ!?分かってんの?!アンタ自分がどんだけ
の行為したか分かってんのっ!?」ゲシッゲシッ
兄「あんっ、もっとしてぇぇ」
少女「もおぉぉおぉーーッ/////」
少女「と、冗談はここまでにして…」ゴホン
少女「こんなカメラもういらないわ」ポイ
カメラ グシャッ
兄「あぁぁぁーっ」ガーン
少女「何でがっかりしてんのよ」
兄「だって…妹が俺を足蹴にしてるシーンがっ…」
少女「しっ、死ねっ!!バカぁ!!///」バキッ
兄「ひゃうっ」
しばらくして
少女「じゃあもうこんなコトしない?」
兄「は、はい…しません」
少女「あっそう。じゃ、もうあたしのパンツ盗まない?」
兄「や、えーと…それh」
少女「……そう」
少女「あれだけ調教したのに、まだ反省の色がないのね」
少女「家出するから」
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