男｢ええええええ｣


女泥棒｢…………｣ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ


男｢人ん家に勝手に入ったくせに更に漏らして汚すとか｣


女泥棒｢…………｣



男｢ないわー引くわー｣


女泥棒｢…………ｸﾞｽｯ｣


男｢嘘ですやり過ぎました本当にすみませんでした｣

女泥棒｢お…お前が全部悪いんじゃ!慰謝料として金目の物は全ていただいて……｣


男｢そぉおい!!｣ﾊﾞﾁｰﾝ


女泥棒｢あいたぁ(°д°)!!｣ﾋﾞﾀｰﾝ


男｢それはそれ､これはこれじゃ!｣

男｢この御時世に泥棒とはいい度胸じゃ!｣


女泥棒｢ちょ……まって!｣


男｢泥棒の癖になにをいっとる!｣

女泥棒(き…聞く耳をもってくれない……おわった……きっとグチャグチャに犯されてどっかに売り飛ばされるんだ……)


女泥棒(なんて…なんて惨めな人生なんだ……)ｸﾞｽｯ



男｢覚悟は決まったか!｣



女泥棒｢………はい｣ｸﾞｽｯ



男｢よし!じゃあ取り合えずそこののれんしまって｣



女泥棒｢………ん?｣

男｢せいっ｣ﾊﾞｺｯ



女泥棒｢あたぁ(°д°)!なんでぶつの!?｣



男｢なんてやつだ……仕事の基本も知らんというのか!｣



女泥棒｢…え?…え?｣



男｢指示されたら元気よく大きな声で｣



男｢ハイィィィィィ!｣



男｢基本だろうがっ!｣

女泥棒｢ちょっとまって!………私ここで働くの?｣



男｢あん?なにを今さら｣



女泥棒｢て…てっきり性奴隷にでもされるのかと…｣ﾍﾅﾍﾅ



男｢せいどっ……はぁ!?犯罪じゃろうが!｣



女泥棒｢そしてﾊﾞｯｺﾊﾞｺにされたあとに身売りされるかと｣



男｢どこの国それ!?性奴隷とか身売りとか……まさかそういう願望をもってらっしゃる方ですか!｣



女｢｣ﾊﾞﾁｰﾝ



男｢あいたぁ(°д°)!｣

男｢おまっ……人の家に泥棒に入った上にお漏らしして更に家主をビンタ……これはひどい…ひどいぞぉ……｣ｸﾞｽｯ



女泥棒｢おもらっ………それ誰のせいだと思ってんだ//!あと今なら言える!｣



女泥棒｢私泥棒じゃねえええええ!!｣

男｢あーそういうのいいから 本物に限っていかにも私違いますよみたいなね そういう演技うまいからねー｣ｺﾞｼｺﾞｼ



男｢アレだよ?今俺のわずかな良心と君の可愛さによって警察行きを免れているんだよ?反抗的な態度はやめましょう｣



女泥棒｢かわいい………///いやいやほんとに泥棒じゃないから!!｣


男｢えぇ～まだ粘っちゃうぅ～?どーしよっかなぁー警察呼んじゃうかなー｣ｸﾈｸﾈ



女泥棒｢｣ﾊﾞﾁｰﾝ



男｢ぷべらァ(°д°)!｣ﾄﾞｻｯ

男｢な…なんちゅうバイオレンス娘だ……ﾔﾍﾞｯ涙出てきた｣ｺﾞｼｺﾞｼ


女泥棒｢…あんたちょいちょい俺の家っていってるけど｣



女泥棒｢ここおでんの屋台だよね｣


男｢まぁな!二階建てで上にすんでるから家なのにかわりなかろう!｣


女泥棒｢わたし客として来てたんだけど｣

男｢あーはいはいうそうそ だって俺帰ってきたら色々物色しようとしてたじゃん｣



女｢ちがう!あれは初めて入ったからどういうふうに注文するかとかわからなかったの!!｣



男｢うそだーん 見ればだいたいわかるじゃないの｣



女｢わ…わたし実は…小さい頃からあんまり外に出してもらえなくて｣



女｢こんなに自由でいられるの初めてだからちょっと舞い上がっちゃって………迷惑かけたならごめん｣



男｢っはっはっは!なんじゃいその設定は!小さい頃から外に出してもらえなかっただぁ?｣



男｢金持ちの世間知らずのお嬢様かお前はっ!っはっはっは!｣



女｢………///｣