ほむら「武装神姫?」 (65)

※思いつきの、まどマギと武装神姫のクロスSSです。設定ガバガバで不定期更新です。
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目覚ましの音が鳴り私は起床する。今までだったら起きてすぐ武器の調達に行っていただろう。

でも今は違う。
あの子に貰ったリボンを髪に結んでいると聞き慣れた声が聞こえた。


QB「おはよう、ほむら。小包が届いているよ」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430399922

ほむら「小包…ね。誰からかしら」スタスタ


QB「君宛に何か郵便物が来るなんて珍しいからね」トコトコ


私はポストから小包を取りだし、宛先を確認する


ほむら「嘘……」


宛先は、は忘れかけていた親からだった。
同封されていた手紙の内容はシンプルだったが、

ほむら「ほむらちゃんの退院、入学祝いをこめて・その子・を送ります。可愛がってあげてね?」ゴソゴソ

手紙を読みながら小包を開く。
そこには…

ほむら「人形?」

http://mup.vip2ch.com/up/vipper45681.jpg

長めの金髪に白い素体が良く似合う人形が入っていた。

QB「良かっじゃないか、プレゼントなんて」


ほむら「普通の中学生なら人形遊びも嬉しいでしょうね。でも…」

私は普通では無い。ワルプルギスの夜を倒す為、あの子を守るために何度も戦ってきた私には、


ほむら「私には必要ない。学校へ行ってくるわ」スタスタ

私は小包や人形を無造作に机に置くと外へ出ていった



その人形が何者であるかも知らずに

【通学路】

仁美「暁美さん。おはようございます」テヲフリフリ


彼女は志筑仁美。美樹さやかの居なくなった後、なんやかんやあって一緒に登校するようになったのよね。

ほむら「おはよう志筑さん」ファサ

私が返事をした直後、彼女の鞄が自然と開いた。そして

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??「マスター仁美の同級生、暁美さん。おはようございます」ヒヨッコリ

鞄から今朝、私に届いた人形に似た……いや白っぽい長髪に黒い素体の人形が・喋った・のだ



QB「驚いたな。あの人形は人工知能を搭載した小型ロボットなのか…」ツイテキタ

仁美「暁美さん、神姫を知らないんですか?」クビヲカシゲ


私の表情を読み取った彼女が質問してきた。まるで知っていて当然かのように、
今までの世界では、こんなロボット存在していなかった。

いやまさか、あの子が世界を改変した時、その副作用で この・神姫・とやらが生み出されたのかしら?
そんなことを思案していると


??「仁美。暁美さんは長く入院していたと聞きました。 知らなくて当然ではないでしょうか?」
その神姫がフォローしてくれた。ありがとう助かったわ。


仁美「そうでしたわね、バリウスの言う通りですわ。
暁美さん申し訳ありませんでした。…神姫について、微力ながらわたくし説明いたしますわ」ペコリ

・神姫とは、人間の補佐をするために作られた体長15cmのパートナー。
自らの感情や知性を持ち、オーナーであるマスターに尽くし、仕える。働く者、戦う者、何気ない日常を過ごす者。全てはマスターの腕次第である・

ほむら(つまり私に届いたあの神姫も、話したりする訳ね。可愛がってねってそう言うことだったの…)

仁美「ちなみに この娘はバイオリン型神姫のバリウスですわ」スタスタ


バリウス「どうぞよろしく、仁美の同級生 暁美さん」ニッコリ



杏子「おーーーい。ほむら、仁美!」タタタッ


佐倉杏子が早足で私達に近づく、
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??「仁美さん、バリウス、そして転校生の暁美さん、おはようございます!」ペコリ


彼女の右肩には緑っぽく黒い素体で何故か犬耳の神姫がいた。


が、私が驚いたのはそこでは無い。


ほむら「み、美樹さやか!?」

その神姫の声は美樹さやかに良く似ていたのだから。


杏子「似てるだろ?中古品だから安かったんだけどな、サヤカ?」ニヤニヤ


サヤカ「そんなに似てますワタシ?」


仁美「ええ、良く♪」クスクス

すみません今日は ここまでです
気づいた方も いるかも知れませんが書くきっかけは 中の人繋がりが多いからです。

【学校】

早乙女「アーンヴァル型はトランシェ2、初期型どちらが良いですか?
はい中沢君!」バシッ


中沢「えっと…どちらも可愛いです」


早乙女「その通り!アーンヴァル型は天使。皆さんも武装の違いで嫌うマスターとは付き合わないように!」ツカツカ


授業を聞きながら私は佐倉杏子とテレパシーで会話していた。少しでも神姫の情報が欲しいからだ。
どうやら神姫というのはバトルすることが流行していて、大会まで開催されているようだ。
しかも神姫は、一般中学生が購入するには高額らしい。


私は授業よりも、親から届いた神姫のことで頭が一杯になっていた……

【放課後】

仁美「暁美さん、もういらっしゃらないですわ」


杏子「いつものことだろ」




マミ「あら、暁美さん、サボりかしら?」トコトコ


ほむら「巴マミ、別に良いじゃない…」


??「ダメなのです。勉強は大切なのです」ヒヨッコリ

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巴マミに似合う金髪に白っぽい素体の神姫が怒ってきた。

マミ「こらレーネ。学校では出てきちゃダメじゃないの」プンプン


レーネ「ご、ごめんなさいなのです」シュン


ほむら「プッ」

思わず笑ってしまった。まるで姉妹のような彼女達……
これが あの子が望んだ世界なのなら、私は受け入れようと思う



レーネ「あ、なぎさからメールなのです。夕食はチーズたっぷりのハンバーグが食べたい。とのことです」ピピッ


【ほむホーム】

私は帰宅すると、机に置いてある手紙と神姫を確認した。

ほむら「起動方法は…パソコンで出来るのね」ガチャガチャ



QB「必要無いんじゃなかったのかい?」トコトコ


ほむら「気が変わったのよ」ガチャガチャ

準備を終えた私は即座に起動スイッチを押した。


??「武装神姫・オールベルン型、全システム無事起動しました」メヲパチリ



ついに目を覚ました私の神姫。カタコトで神姫に関する説明を始める彼女。
でも私には彼女の説明は聞こえなかった


??「~以上になります。マスター、最初の仕事です。私に名前を下さい」トコトコ



ほむら「まど………か」フルフル


マドカ「マドカ、了解しました。今日から私の名前はry」

ほむら「まどかぁあああああああああ!!」ダキィ


>ズサアアア!ドンガラガッシャーン!!

マドカ「まさか起動してすぐに掃除する事になるなんて…」ダイソンナウ


ほむら「ごめんなさい。あまりにも…似てたから」ガチャガチャ


マドカ「そう言えば、まだマスターの名前を聞いていませんでした。マスター教えて下さい」ダイソンオフ


ほむら「暁美ほむら。見滝原中学の生徒よ。」ファサ


マドカ「暁美ほむら、見滝原中…
照合しました」ピピッ


ほむら「は?」


マドカ「私には様々なことを調べられる機能がついています。インターネットはもちろん。家の光熱費から、ペットの健康状態まで、把握できます。マスターの支えになるために」ニッコリ


ほむら「ま、まさか、学校のコンピューターにアクセスしたの?」


マドカ「はい。ほむらさんが優秀な生徒だと、お父様やお母様にメールしておきますね?」ピピッ


ほむら「え!?ちょっ……ちょっとぉ」アワアワ


マドカ「はい。送信無事完了いたしましたよ。ほむらさん」ニッコ



QB「……」ジー

【夜・ほむホーム】

マドカ「ほむらさん、夕食の買い物には行かなくて良いんですか?」

ほむら「カ口リーメイトがあるわ」


マドカ「いけません!成長期なんですから。健康に気を使わないと いけませんよ?」ムスッ


何よ、この娘まるでうるさい母親じゃない……でも声がまどかなら許すわ

ほむら「あなた、口調を変えたり出来ないかしら?もうちょっと砕けた感じに」モシャモシャ


マドカ「…調整します。
これくらいで良いかな?」クビカシゲ


ほむら「追加で、私のことは【ほむらちゃん】と呼ぶこと。出来るかしら?」


マドカ「うん了解だよ。ほむらちゃん」


よし、まどか が真まどかに進化したわ


こうしてマドカとの生活がスタートしたのだった。

神姫の起動音声って

○○製MMSオートマトン神姫
型番 形式番号 起動します

じゃないの?

>>21
そうでしたね。ただ思いつきのネタなので難しいことは省きます

すみません。続きは後ほど

【朝・ほむホーム】

マドカ「…ちゃん!ほむらちゃん起きて!」ユッサユッサ


ほむら「なによぉ、今日学校は休みじゃない」フトンナウ


マドカ「早起きは体に良いんだよ。起きてラジオ体操しようよ!」ユッサユッサ


ほむら「夏休みの小学生でも今はやらないわ」フトンナウ



マドカ「起きてくれたら……私特製の朝ごはんをあげるのに」ボソッ

ほむら「はい起きた!!」ガバッ



【数十分後、神姫ショップ】

ほむら「へぇ、ここが神姫ショップなのね」トコトコ


マドカ「今日はクレイドルを買おうよ。電池パックだけじゃ物足りないから」ホムラノカタニイル


ほむら「気になっていたのだけど、お金持ってるの?朝食も冷蔵庫は空だったはずだし」


マドカ「電子マネーだよ。朝食はコンビニから配達してもらったんだ」テッヒヒ


男店員「ようこそ お嬢さん、神姫ショップ・ラピタへ、お探しの物はなんですか?」

ほむら「クレイドルが欲しいの」

男店員「神姫IDを確認しよう。三分間待っていて下さい」スタスタ



待つ間、私とマドカは店内を見ている
ホントに神姫って色々いるのね

ほむら「バイクに変形するアーク。リスのポモック、スプーン型のメリエンダ?」キョトン


マドカ「食事を教育する神姫だよ。ハシの神姫もいるね」


ほむら「なんでもありなのね」


男「お待たせ。クレイドルと、こっちは私からの神姫デビュー祝いだ。受け取ってくれたまえ」スッ



なぎさ「暁美…ほむら」

なぎさ「暁美ほむら!何を企んでいるのです?」タッタタタ


突然現れた彼女。百江なぎさ。確か巴マミと一緒に暮らしていたはず

ほむら「企む?どういうことよ?」


なぎさ「とぼけても無駄なのです。マミに近づいて、あんなことやこんなことをするに決まっているのです!!」プンスカ


??「ストーップ。なぎさちゃん。最初から疑っちゃダメだよ?」ヒョッコリ

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百江なぎさの持つポーチより短髪に黒っぽい素体の神姫が止めに出てくれた。

どことなく声が巴マミに似てるわね。


マドカ「えーっと、ほむらちゃん。この娘は知り合い?」クビカシゲ


ほむら「先輩の巴マミと同居してる。百江なぎさよ」ファサ


アイネス「ゴメンね。ほむらさん。私がパートナーのアイネスだよ」ニコッ


マドカ「ほむらちゃんのパートナーのマドカです。」ペコリ


その日はすぐに家へと帰宅した。

【数日後・学校】

仁美「暁美さんも神姫を お迎えされたのですね」ニコニコ


杏子「金髪って言うから、アーンヴァル型かと思ったら…オールベルンかよ」ウラヤマシクナイモン


ほむら「フフっ、マドカ。佐倉杏子は羨ましいらしいわよ?」ニヤニヤ


マドカ「そうだね。ツンデレって奴かな?」テッヒヒ



早乙女「皆さん……悲しいお知らせです。

中沢君が《マスター狩り》に遭いました。しばらく入院だそうです…」

>ザワサワ、ガヤガヤ



ほむら「マスターがり?」キョトン


杏子「あぁ、ほむらは知らなくて当然かな?」


サヤカ「簡単に言えば暴走した神姫によるマスターへの直接攻撃です」ヒョッコリ


仁美「本来は制限がかかっていて、神姫はマスターや相手マスターへの攻撃は不可能なんですの。神姫同士による、非公式バトルはソレに該当しませんが」


マドカ「データベースを今調べたよ。同じような事件が前にもあったみたい…酷いなぁ」ピッピピ


杏子「何年前だっけか?アーンヴァル型が標的となって次々と破壊された事件があったのさ。」


バリウス「噂では、戦闘マシーンを作る為に利用されたとか…恐ろしい話です」



杏子「まあ暗い話はヤメにして、今日の放課後ゲーセンに行かないか?ほむらに神姫バトルを見せてやりたいんだ」


仁美「すみません。わたくしは稽古がありまして…」


ほむら「なら二人で行きましょう。マドカそれまでは休んでて良いわよ?」ニコッ


マドカ「うん。わかったよ」ニコッ

【ゲームセンター】


>ザワザワ…サァハジマルドン…ガヤガヤ


ほむら「相変わらずココは五月蝿い場所ね」トコトコ


マドカ「え?ほむらちゃん来たことあるの?」


ほむら「少しだけね?」ニコッ




サヤカ「あ、対戦相手の方が来ましたよ」キョロ


杏子「よし!遊んでやるか!」ギュ


イーダ型「私と対戦したいなんて良い度胸じゃない?
おい豚!用意は良いでしょうね?」ニタァ


モブB「は、はひぃ……女王様…」ドゲザスタイル


イーダ型「ウフフ、良い子ね……このバトル勝てば、もっと良いことをしてあげるわぁ」ニタァ


モブB「ブ、ブヒィイイイイ!!」


ほむら「」

マドカ「」

??「おや、見かけない顔だ。君は初心者かな?」スタスタ


いつの間にか、サラリーマン風の男性が近寄ってきた。この人なら平気そうね

ほむら「はい。でも今日は見学だけにしようかと」


??「もしよければ相手をしてもらいたい。しばらく神姫バトルとは無縁の生活をしていてね…」


どうする?怪しい感じはしないし、仮に上位ランカーだとしても……悩むわ


マドカ「ほむらちゃん私、戦いたい。ほむらちゃんに支える神姫として恥じない戦いをしたいよ!」

??『私、ほむらちゃんの力になりたい。私も契約する!』


あぁ、私は まだ引きずっているのかしら… でも

ほむら「えぇ。望むところよ」ファサ



マミ「お手並み拝見ね」グラサン


レーネ「あの男性どこかで見たような…」グラサン

《バトルシステム》

ほむら「ライドレシオ、これで、私とマドカは一つになるのね」カチャ

マドカ「ほむらちゃん…言い方が変だよぉ」カチャ


私はスタンバイを終え男性を見た。男性の神姫は白い素体にウサ耳をつけていた。中々可愛いじゃない


??「しめやかにエントリー。暁美ほむら=サン、倒すべし!慈悲はない!」バサッ


マドカ「一瞬でスーツを脱いだと思ったら、真っ赤なショーゾクを身にまとったニンジャめいた姿に!?」


モブN「イザ、ライドオン。イヤーーー!!」キィイイン


ミズキ型「イヤーーー!」キィイイン




杏子「あれ?ほむらバトルしてんじゃん」モウオワタ


サヤカ「あ、あの人はニンジャ神姫の使い手のモブNさんですよ!」

マミ「アイエエエ!?モブN、モブNナンデ!?」


レーネ「マミ少し落ち着くのです。あとグラサン落ちたのです」ヒョイ

結果から言えば私達は勝利した。
え?内容を説明しないとダメかしら?
相手のモブNさんは確かにブランクがあったけど上手だったわ
クナイを投げて不意打ちを狙ったり、弓で攻撃しようとしたり

まぁ魔法少女として日々戦ってる私は回避して剣で切るだけの簡単な作業をするだけで勝ったわ

マドカ「凄いよ!ほむらちゃん私、ほむらちゃんのパートナーで良かったよぉ」ティヒヒ


ほむら「私もよマドカ。貴女が一緒にいてくれるだけで嬉しいわ」ニッコリ


杏子「うぁあ、熱々だな」


サヤカ「杏子、帰ろうよ。空気を読むことも大切だよ」



マミ「あのモブNさん。これスシ味のチ゛ェリカンです」スッ


モブN「かたじけない巴マミ=サン」スッ




QB「ライドオンシステム。実に興味深いね」トテトテ

《数日後・放課後の見滝原中》

モブ「中沢、もう大丈夫なのか?」


中沢「たいした傷じゃなかったからね。」



あら、中沢君、退院したのね


仁美「中沢君。犯人の神姫を見たのでしょう?警察には言いましたか?」


中沢「いや、それがさ。見たことも聞いたこともない神姫だったんだよ。
・逆さま・
になった神姫なんてさ」


ほむら「な!?」ガタッ

その瞬間嫌な予感というのかしら。かつて何度も何度も味わったあの感覚を私は体験した。



杏子「その神姫。マスターはいたのか?」


中沢「それがまた、フードを被った怪しい人でさ、顔は見てないんだ」アハハ


ほむら「ありえない、アイツが…アイツが生きてるなんて」ガクガク

マドカ「ほむらちゃん、血圧が低下してるよ?保健室に行く?」ピピッ


サヤカ「ほむらさん、何か心当たりがあるの?例のマスター狩りの犯人」ヒョッコリ


杏子「ほーう?
あたしとしては是非とも戦いたいところだね。ほむら、どんな奴だ?」


ほむら「駄目よ……勝てないわ」ガクガク

そう、本当に存在しているなら勝てる訳がない



ワルプルギス型の神姫なんて!!

〔放課後・某所〕

なぎさ「ま、マミぃ」フルフル


マミ「離れないで、大丈夫」ギリッ


フードの人物「…やれ、ウィッチ…」


ウィッチ「イエス・マスター」ギリギリ



マミ(神姫は上下逆さまで、上には沢山の歯車や、砲身のような武装、噂のマスター狩りに出くわしちゃったのね)


レーネ「神姫は人間には攻撃できないのです!何故貴女は!?」



ウィッチ「排除開始」ギリギリ


<ギャアアアア!
グワアアア!!


なぎさ「ま、魔獣!?」


マミ「あの神姫、魔獣を産み出せるの!?
結界も無しに!」シュパーン



フードの人物「フフフ、アハハハハハハ!!」

〔同時刻・裏通り〕

サヤカ「今日は帰ったら焼き肉にする?」


杏子「お、良いなバトルでもらった金も余裕あるし、ほむらも来るか?」クルリ


ほむら「貴女が意外と私生活をエンジョイしてることに驚きよ…」

マドカ「ほむらちゃん、どんな目で佐倉さんを見てたの…」


ほむら「主食・リンゴ」スッ


杏子「おい!?言いながらリンゴ飴差し出すとかいじめかよ」アハハ

<<<アハハハハハハハ

〔その日の夜〕

ほむら「お休み、マドカ」ニコッ


マドカ「お休み、明日は味噌汁を作っておくね」ニコッ


ほむら「ふふ、楽しみにしているわ」ナデナデ



QB「ほむら!大変だ!マミが、マスター狩りに襲われた!」ピョーン


ほむら「…空気の読めない奴ね」

マドカ「え、えっと…救急箱を用意したら、いいかな?」アタフタ




〔マミホーム〕

マミ「はぁ、はぁ…」ボロッ


なぎさ「マミィ」ポロポロ


杏子「マジかよ。マミがここまでやられるなんて。しかも相手の神姫は魔獣を産むぅ?
とんだラスボスだね」


サヤカ「ケガはたいしたことないみたい。魔力をかなり消耗してるんだね」ピピピ


マドカ「魔力って、私達計測できる機能ついてるの?」


ほむら「多分ないはずよ」

というのか、サヤカもマドカも魔法少女の存在に驚かないのね


レーネ「マミは必死で、なぎさちゃんを守ったのです。でも相手が容赦なく攻撃したのです」カイフクナウ


アイネス「あのウィッチって神姫、規格外だけじゃない。マスターも相当やり手だよ。まるで常にライドオンしてるみたいだった」


ほむら「そこまで強いなんて…」ギリッ

ワルプルギスの夜、アナタはどこまで私達に絶望をふりまくの……

QB「ボクなりにも調べたけど、あのマスター・生体反応を感知しなかったよ」ヒョコ



サヤカ「えぇ、なんですかそれ!敵のマスターは人間じゃないの?」

なぎさ「じゃ、じゃあアノ人は幽霊なのですか?」


杏子「幽霊って…そんなオカルトあるのかよ」




マミ「人型……殺人兵器」ムクリ


ほむら「え?」

いつの間にか巴マミが起きていた。


マミ「何年か前、アーンヴァル型が襲われた事件。犯人グループの目的が人間型の殺人兵器を作ることだったのよ」


サヤカ「でもあの事件、爆発事故で施設が跡形もなく吹きとんだんじゃ?」


マミ「確かにね。
でも研究員の一人がデータを持って抜け出したとしたら?」スイリナウ

ほむら「つまり、その研究員が作った人型兵器が神姫を操ってるの?」


QB「推測になるけど、兵器は不完全に完成したんじゃないかな?
でも兵器は自分では人を襲えない。そこで神姫に人を襲わせることを考えた」


レーネ「なんてこと…」

マドカ「…」


杏子「でも、どうすりゃ良いんだ?そんな奴と戦うにしても対策か…」


QB「いるじゃないか。かつて何度もワルプルギスの夜に戦いを挑んだ魔法少女が」クルリ



ほむら「っ!?」

マドカ「ほむらちゃん、怖いの?」トコトコ


マドカが心配そうに私の側まで寄ってきた。


ほむら「当たり前っじゃない…」ポロ



杏子「おいおい。ほむら泣くなよ。美少女が台無しだよ?」つハンカチ

五月蝿いわね佐倉杏子!私がどれだけアイツを倒すのに苦労したけとか知らないのに…


マミ「暁美さん、私は貴女の指揮に従うわ。逃げたいなら逃げれば良いわ」


なぎさ「マミ…」グスン



私の答えは、もう決まっている。あの娘が残してくれた、この世界。


そして



マドカ「ほむらちゃん」ギュッ


このマドカと私は生きて行くんだ。負けたくない。負けるもんですか!!

ほむら「やるわ。
ウィッチだろうが殺人兵器だろうが、絶対に倒す。
私達、魔法少女だから」ファサ


〔数日後・朝〕

仁美「今日は、暁美さんも、佐倉さんも、お休みですか」タメイキ

バリウス「仁美、ため息をすると幸せが逃げますよ?」ヒョコ


仁美「そうですわね。お二人とも何か利用があるんですわ」



<ドゴーーン! バラララ!!


バリウス「戦闘音!こんな街中で!?」ピピピ


仁美「……バリウス。今すぐ神姫ネットで原因を調べてわたくしを連れていってください」キッ


バリウス「な、何を言ってるんです?今日は学校と稽古が2つありますよ?」


仁美「マスターの命令です!!
早く!!」

<バラララ!!


杏子「おいおい。マスターは力が無いとか言ったの誰だよ!
あたしの槍が弾かれちまったよ」シュタ


マドカ「近づこうにも魔獣が次々と来るよぅ…」


ほむら「っ!」シュピーン


切り込みはサヤカと杏子に任せてはいるが、杏子の槍も私の弓も弾かれる。予想以上の強さね


サヤカ「今日のために武装を追加したからね!暴れるよ~」ガガガ


<ドゴーーーーン!
<バキィイ!!


フードの人物「排除…魔法少女は…排除」バララ


ウィッチ「了解、排除します」ギリリ

杏子「ああん!もう面倒くさい!!」ダッ!


サヤカ「杏子!?」


フードの人物「?」


杏子「終わりだよ!」ジャキン


魔獣達をかいくぐり、槍を構え突撃する佐倉杏子に


フードの人物「排除」ドカン

殺人兵器の容赦ない攻撃が命中した


サヤカ「き、杏子おおお」ブワッ




杏子「バカだね、それは偽物さ」バッ

フードの人物「!?」クルリ


<<イイイイイイイイン!!




槍と兵器の腕のぶつかる音が当たりに響く、杏子の幻影がなせる不意討ちが効いたわね

ほむら「今!!」ギリッ


??『ティロ・フィナーレ!!』
<ズガガガカガン!



ほむら「終わりよ!」シュパパパ


巴マミの遠距離からの砲撃に加え、私の放つ弓が全て兵器に命中




フードの人物は、ただの喋るグズ鉄になっていた。

兵器「う、ウィッ……チ?」バチバチ


ウィッチ「マスターどうされましたか?」シュタ


兵器「ゴメン…ネ…」グラッ

<ゴシャァ



杏子「やったぜ!」


ウィッチ「マスターが、

いない」ビリッ


ほむら「な!?」


マドカ「ウィッチの体内から謎の反応が増大してるよ!」ピピピ


マミ「なにこの魔力…本体はウィッチだったの!?」タタタ


なぎさ「あの神姫、泣いてるのですか?」


ウィッチ「マスターマスターマスターマスタマスタマスタマスタ

マスタアアアアアアAAAAAAAAAA!!!」バチバチバチバチ


<<<<グアアアアア! ギャアアアアア!




杏子「暴走してやがる」ギッ


サヤカ「魔獣を生み出す速度が上昇してる!計算が追い付かないよ!」ピピピ


レーネ「もう…ダメなのですか?」

アイネス「あんな量の魔獣。なぎさちゃん達で対処できないよぉ。せめてライドオンしないと…」


マミ「ここにはライドオンする施設が無い。万事休すかしら…」ギリッ


??「はいはーい。お困りですか?」ヒューン

いつの間にか青っぽい素体の鳥のようなアーマーをつけた神姫が私達の後ろにいた


マドカ「エウクランテ型!なんでここに!?」


エウクランテ型「マスターの命令により、これを届けに来たよ」ヒョーイ


マミ、杏子、なぎさ、そして私に手渡されたのは謎の機械


マミ「これもしかして…ライドオンギア!?」ガチャ


なぎさ「知っているのですか?」ガチャ


杏子「ま、マジかよ施設無しでライドオンできるって代物だろ?なんでココに?」ガチャ


ほむら「キュウべえ、やるじゃない」ガチャ


エウクランテ型「では私はこれで!」ヒューン



ウィッチ「アアアアアアアアアアAAAAAAAAAA!!」ビリビリ



皆「「「ライドオン!」」」

サヤカ「よっしゃああああ!!いくよ杏子!!」ダッ


杏子「おう!」ダッ

<<ガガガガガ


杏子、サヤカが突破口を開きつつ



なぎさ「マミ!」キィィン

マミ「なぎさちゃん!」キィィン

レーネ「アイネス!武装交換なのです!!」ガチャン

アイネス「姉妹神姫だからこそできる武装、火傷しちゃうよ!!」ガチャン

<<ズガガガガガ


お互い武装を交換した神姫が宙を舞い



マドカ「なんだろ…コレ」パアアア


ほむら「マドカの体が、赤を主体とした姿に!?」


マドカ「オールベルン・ガーネット。
ティヒヒ!まるでほむらちゃんの名前みたいに真っ赤になっちゃったね」パアアア


ほむら「…行くわよ!!」ギリッ


マドカ「うん!行こう!」バッ!


私とマドカがウィッチへと近づく


<<グギャアアアアアア


だ、ダメ!
魔獣が道を塞いでるわ!!


マドカ「っ!」シャキ

??「止まりなさい」

<~♪♪♪♪~♪


ほむら「音楽!?」


<ぐ、グガァ


マドカ「志筑さん!バリウス!」クルリ


そこには志筑仁美と神姫のバリウスがいて、バリウスの演奏で魔獣の動きが止まっていた


ほむら「なんで貴女が…」


仁美「それはこちらの台詞ですわ暁美さん。積もる話は後回し、わたくしも加勢いたしますわ」ニコッ

マドカ「ありがとう!」


ほむら「マドカ、一気に仕掛けるわ!!」シュピーン





ウィッチ「AAAAAAAAAAアアアアアアアアアア!」バチバチ


マドカ「辛いよね。マスターが居なくなるのって。
私も辛いのよく解るよ。
でもね


貴女がしてることは絶対に許せない。
私たちが貴女を止める!!」グサッ

マドカの剣がウィッチの胸を貫いた。


〈その後しばらくして〉

[マミホーム]

マミ「はい今日は、ちゃんこ鍋よ」つ


なぎさ「チーズもたっぷりなのです!ありがとうマミィ」ダキィ


レーネ「アイネスもイチゴ味のヂェリカンをどうぞなのです」ニコッ


アイネス「レーネ、私も!!」ガバッ



[見滝原中]

早乙女「皆さん、この前の神姫バトル全国大会で佐倉さんが優勝されました」パチパチ


杏子「サインはダメだよ~」ニヒヒ

サヤカ「応援ありがとうございます!」フリフリ


仁美「暁美さん…」ボソッ



[見滝原駅]

マドカ「お父さん、お母さんへの連絡は済んだよ。

本当に見滝原を離れるの?」クビカシゲ


ほむら「えぇ、私は見滝原に居すぎたわ。次は田舎町にでも行こうと思うの」ファサ


マドカ「ほむらちゃんが決めたことだもん。私は着いていくよ ?」

ほむら「着いたらまずバイト先でも探そうかしら?」ニコッ


マドカ「えー、ほむらちゃんがバイト?」ティヒヒ



QB「魔法少女と神姫。この不思議な組み合わせが、どんな人生を歩んでいくか、ボクは監視を続けよう」トテテ


・おわり・

グダりましたが、完結しました。
ここまで見てくださり感謝です

FAGの発売までに間に合って良かった…

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