八幡「度重なる暴言やらいろいろなことに耐え続けてきたけどもういいよな?」
八幡「というわけで安価であいつを懲らしめるわ。基本どんな安価だろうと実行してみせる…と約束したい。なぜなら安価は絶対だからな」
八幡「じゃあとりあえず>>3で雪ノ下に軽いジャブをお見舞いしてやろう。聡明な読者諸君、まずは軽めのを頼む」
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キス
八幡「はぁぁぁぁぁぁあ…(糞デカため息)」
八幡「俺は一応怒ってるんだけどな…しかもエリートぼっちで名の知れた比企谷八幡がキスなんてできるわけないだろう…初めてだよファーストキッスだよ」
八幡「まあ安価は絶対だし、雪ノ下自身はきっと嫌がるだろうからとりあえずやってはみるか」
部室
ガララララ
八幡「よう雪ノ下」
雪ノ下「あら…誰かしら?貴方のような目が腐った人の依頼は予定にないのだけれど?」
八幡「…(早速悪態ついてきやがったな…あーイライラしてきた。安価の出番だな)」
スタスタスタ
雪ノ下「どうしたのかしら比企谷君?いきなり近づいてき…!」
チュ
雪ノ下「」
雪ノ下「あ、あ、貴方!いったい自分が何をしたか分かっている…んっ!?」
チュー
八幡(とりあえず嫌がらせになるし、物理的に口も塞げるし成功…なのかな?)
雪ノ下「ん…ぷはっ」
八幡「俺みたいな目が腐ったぼっちにこんなことされたくなかったら金輪際俺に対してむやみやたらと暴言を吐くなよ」
雪ノ下「…ファーストキスだったのよ」ウルウル
八幡「ああそれは俺もだ。知ったことか、安価は絶対なんでな」
雪ノ下「こんな…こんな形で貴方としたくなかったわ」
八幡(あーさすがにこれはヤバかったかなぁ…これ陽乃さんにバレたらとか考えたら怖くなってきたぞ)
雪ノ下「だから…責任を取りなさい。もう一度するのよ比企谷くん。貴方にはその義務があるわ」
八幡(雪ノ下の頭がおかしくなった件)
一時間後…
雪ノ下「ふぅ…今日はもういいわ。部活も終わりにしましょう。由比ヶ浜さんもお友達と遊びに行ってるみたいだから」
八幡(よく分からないが散々キスを堪能されただけだった…しかも終盤は舌まで入れてきたぞあの女…真のビッチは雪ノ下なのか?清楚系ビッチって奴なのかも分からん)
雪ノ下「さようなら比企…八幡。明日も楽しみにしてるわ」
八幡「お、おう。じゃあな雪ノ下」
雪ノ下「雪乃って呼びなさい。キスしてきたってことはそういう関係になることを望んだからなのでしょう?苗字で呼ぶようなよそよそしい関係ではもうないのだから」
八幡(どうしてこうなった)
自宅
八幡「これはおそらく失敗だ…あいつ反省なんか欠片もしてないぞ…」
八幡「まあ偉業を成し遂げた歴史上の人物も何一つ失敗をしなかったわけじゃあない。これを一つの糧として次につながるよう活かせばいい」
八幡「というわけでお仕置き安価はまだやる必要があるな…よし>>14を実行に移すか」
<オニイチャーン!ゴハンデキテルヨー!!
八幡「分かったからデカい声出すな小町!」
「首と胴体を切り離したパンさんのキーホルダー」を雪ノ下の下駄箱に入れる
八幡「雪ノ下はそれで反省するのだろうか…?まあ安価は絶対だし、まだ軽めだしやっとくか」
翌朝
八幡「雪ノ下の下駄箱はここだよな…」ポイッ
八幡「俺のストレスはおまえの愛するパンさんに及ぶほどになってることを思い知ってもらおうか」
ガチャ
雪ノ下「!?」
雪ノ下「誰…誰がこんな無残なことを!何の罪もないパンさんがどうしてこんな姿にならなければいけないの!」
八幡「ショックは受けてるみたいだな…放課後部室で様子を見るか…」チラー
由比ヶ浜「ヒッキー人のことチラチラ見てるとかマジキモい!やめなよ!」
八幡「うるせービッチ。俺は安価の為に行動してるんだから邪魔するな」
由比ヶ浜「び、ビッチじゃないし!ヒッキー最低!もう知らない!」プンプン
八幡(戸塚に言われたらやめようかな…)
放課後
八幡「うーっす雪ノ下。あれ由比ヶ浜は?」
雪ノ下「由比ヶ浜さんはクラスメイトと遊びに行くらしいわ。貴方はいつも通り誘われすらしなかったのでしょうけれど。それに二人きりでいる時くらい下の名前で呼んでちょうだい八幡」
八幡「分かったよ雪乃。これでいいか?それと悪態をつくのはいい加減やめろ」
八幡(ていうか本当にどうしてこうなったんだ俺のソウルドリンクのマックスコーヒーより甘々な空間になっちまってる)
雪ノ下「あと貴方には話しておこうと思うのだけれど今朝とても悲しい事件が起きたわ」
八幡「?何が起こったんだ事件だなんて大仰な」
雪ノ下「これを見てちょうだい」スッ
八幡「…パンさん?のキーホルダーだな。首が撥ねられてる」
雪ノ下「これが私の下足入れに放り込んであったわ」
八幡(自らその話題を切り出してくるとは…さあ雪ノ下はどう出る?)
雪ノ下「私は貴方とは違って好きで一人でいたり人から嫌われてるわけではないのだけれど余り人と接することがないのは分かるでしょう?」
八幡「あぁ、そうだな。確かにお前が奉仕部関連で知り合いになった奴ら以外と話してるのは少なくとも俺は見たことないな(こいつ性懲りもなくまた俺のことdisりやがって)」
雪ノ下「だから他の人には知るはずがないのよ。私がパンさんを心の底から愛してるって。」
雪ノ下「だから単刀直入に聞くわ。これは貴方の仕業なのかしら?」
八幡(これは答えるべきか…しらばっくれるか?>>21よ!頼むぞ)
は?ち、ちげーよ!証拠あんのかよ・・・
八幡「はぁ?ち、ちげーよ証拠あんのかよ…」
雪ノ下「そうね、証拠はもちろんないわ。それに貴方は私の大切な人だもの。そんなことするはずないわね。謝るわ」
八幡「別にいい。とにかくお前は三浦の時もそうだが他人に対してキツい言葉を浴びせる傾向があるだろ?そんなつまらないことで敵を作るからこうなったのかもな」
雪ノ下「っ、そうね。反省しなければならないかもしれないわね」
八幡「分かればいい。お前は元々顔はいいし人と合わせることを覚えりゃ俺と違ってぼっちなんかじゃないはずなんだ。とにかく物腰を柔らかくしたほうがいい」
雪ノ下「ええ、でも私は今回の件で深く傷ついたわ。彼氏である八幡に慰めて欲しいのだけれど?」
八幡「目を閉じて何をしようってんだ…(それ以前に彼氏ってなんだよ)」
雪ノ下「分かるでしょう?焦らさないで八幡。お願い…」
数時間後
雪ノ下「ふぅ…ありがとう八幡。貴方のおかげで傷ついた心も満たされたわ」
八幡「それはどういたしまして(キスとか撫でるだけで喜ぶとかなんだこいつチョロいぞ)」
雪ノ下「では、また明日ね八幡。明日が待ち遠しいわ」
八幡「じゃあな雪乃。」
八幡(今回の行動で雪ノ下が少しでも悪態をつくのを減らしてくれりゃ大成功だ…早くも安価で懲らしめるのも終わりかな。ただ彼氏とか言ってるのを今度はやめさせたい)
八幡「じゃあ最後かどうかは置いといて>>27を実行するか」
↑
八幡「あのリア充と関わるの嫌だなぁ…まあとりあえずやるだけやるか…」
学校
八幡「あ、あの~葉山と海老名さんに用があるんだけど…」
三浦「ヒキオが!?ブッwwwあはははマジ?意外だわー隼人、姫名ぁー呼ばれてるよ~」
戸部「ヒキタニ君が話しかけてきたwwwマジっべーわww」
葉山「じゃあヒキタニ君、ここじゃなんだからちょっと別の場所に行こうか?」
八幡「あぁ、そのほうが助かる(あーこのノリやっぱ無理だわ安価じゃなきゃ絶対に近寄りたくねぇ)」
海老名「これはホモホモしい香りがしますねグフフフフ」
三浦「姫名、少しくらい擬態しろし」バシッ
葉山「じゃあここら辺でいいかな?」
八幡「ああ、いいと思う」
海老名「グフフフフ校舎裏、男子2人で何も起きないはずがなく…グフフフフ」
八幡「じゃあよっこらせっと」
葉山「ひ、ひ、ヒキタニ君!何をするんだ!?」
八幡「そりゃあすなろ抱きだよ。見りゃ分かるだろう。安価は絶対なもんでな」
海老名「グフフフフ」ハナヂブシャー
葉山(そうか、俺の「君とも仲良くしたい、友達になりたい」という思いに今応えようとしてくれているんだな!なら俺もそれに応えないわけにはいかない!)
八幡「安価はこれだけだが雪ノ下に見せなきゃ意味がないよなぁこれ…」
八幡(あっちから誰か来るみたいだ…雪ノ下だなあれは…ご都合主義臭いのは置いといてさて、これから何をしようか?>>34が何をしたらいいか知ってそうな気がするぞ)
ksk
八幡(よしここは…)
チュウウウウウウウ
葉山「!?」
海老名「アタシモウシンデモイイ」ハナヂドババババババババ
雪ノ下「は…ち、まん?」
葉山「君って奴は…ん…」
二 人 は 幸 せ な キ ス を し て 終 了
八幡「俺はこれで本当に良かったのだろうか」
八幡「雪ノ下は塞ぎ込んでしまったし由比ヶ浜とも微妙に距離を置かれるようになった」
八幡「平塚先生は養ってくれる奴なら男でもいいのか?なら別に少しくらい年増でもいいじゃないかと泣きついてきた」
八幡「とつかわいい」
八幡「許されるのなら俺はやり直したい。ここは安価スレ。できないことはないはずだ」
八幡「やり直しが認められることを切に願う」
>>60まで
1.やり直す
2.ホモEND
1
八幡「半々じゃねーか」
じゃあとりあえずやり直す方向性で
余裕があったら海老名さんが喜ぶ終わり方もやるよ
八幡「なんだ…夢か。夢にしても酷すぎやしないかこれ…」
八幡「もう雪ノ下に構ったらよくないことがおこりそうで嫌だ」
八幡「だからもう懲らしめるとか置いといて安価を忠実に行動してみせる」
八幡「手始めに>>72に>>77をしてやるか。覚悟しろよ…」フフフフフ
八幡「まあどうしてもというなら雪ノ下を安価で指名してもいいけどな」
小町(おにいちゃんが最近独り言をたくさん呟いてる…小町的にポイント低いなぁ…)
いろはす
告白
八幡「とりあえず一色をからかってみるか。俺も安価で告白なんてもうリア充の階段駆け上がってね?まああいつ葉山に気がありそうだから俺の輝かしい戦歴に傷がつくと思うと気が引けるんだがな安価だし仕方ない」
生徒会室
いろは「せんぱーい一体全体どういうことですか人がいない生徒会室に呼び出すなんてー?まさか!私にえっちなことでもするんですか!?エロ同人みたいに!」
八幡「人が真面目な話しようとしてるのにしょっぱなから鼻を折るな」
いろは「先輩が真面目な話ですか?なんだか気になりますね、早く話してくださいよ!」ワクワク
八幡「一度しか言わないからよく聞けよ。俺はお前が好きだ」
いろは「え?」
八幡「お前の天真爛漫なその明るい性格が好きだ。いつも邪険にあしらうけどお前のその笑顔に救われたこともある。強引な一面も好きだ。こんな腐った目した嫌われ者で良ければ俺と付き合ってくれ」
いろは「」キュン
八幡「とりあえず言ったからな。安価はこれで終わりだな」
いろは「先輩…私、嬉しいです。先輩と付き合えることになるなんて」
八幡「は?」
いろは「私、先輩の夢である専業主夫をさせてあげられるくらい頑張りますから!よろしくお願いしますね!」
八幡「一色、冗談はもういいぞ。そろそろ日も暮れるし帰ろう。悪かったよ、少しからかいたくなっただけだ」
一色「いや~予想外だったなー!何せ先輩は雪ノ下先輩とか由比ヶ浜先輩だとか周りにいらっしゃるお綺麗な先輩方のことが好きだとばかり思ってましたよー」
八幡「お、おい話を聞けよ…」
一色「あっ、こういった関係になるからにはやっぱりいろはって呼んでほしいですね~!八幡先輩!」
八幡(やべえよやべえよ)
自宅
八幡「はぁ~疲れたよパトラッシュ」バタッ
小町「どうしたのお兄ちゃん?そんな死ぬ寸前の人みたいな疲れ切った顔して」
八幡「今日に限ってはその通りだから何も言い返せねえ…実はかくかくしかじかでな」ペラペラ
小町「えぇー!なんでそんな面白いことしてるの教えてくれなかったの!?じゃあ>>90さんに>>95してみようよ!きっと面白いことになるよ」
小町(それにしてもお兄ちゃんに嘘の告白だとはいえ彼女さんがとうとう出来たとは…親離れをする子供を見るみたいだな~。あっ小町的にポイント高い!)
戸塚
トリップつけました
明日時間空いたら再開します
八幡「うーん、戸塚か…」
小町「どうしたの?お兄ちゃん」
八幡「いや、もしそんな行動して戸塚に万が一嫌われたら俺もう立ち直れないなって」
小町「その気遣いを雪乃さんとか結衣さんにできないものかねごみいちゃんは…」
八幡「はぁ?なんであいつらなんぞにそんな気を使わなきゃいけないんだ」
小町「小町は本気でお兄ちゃんのことが心配になってきたのです…」
八幡「まあ安価は絶対だ。戸塚に嫌われないことを祈りつつ安価を遂行しよう」
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