比企谷八幡「なんだこれ?」 (25)

八幡「おはよ」

小町「おっはよーってお兄ちゃん顎になんかついてるよ?」

八幡「ん?」サワリサワリ

八幡「何か妙な感触が」

小町つ手鏡

八幡(なんだこれ・・・・・・キノコ?)

八幡(!? これってまさか・・・・・・)

八幡(とりあえずかさの部分だけ抜いてマフラーで隠すか・・・冬で助かった)

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ガラッ

雪乃「こんにちは。ヒキニートくん」

八幡「入ってきてそうそうの罵倒はやめろ。ってやめるわけないか」

結衣「やっはろー! ヒッキーもやっはろー」

八幡「教室で会ってるだろ」

結衣「ねーゆきのんあのさー」ペラペラペラ


八幡(由比ヶ浜で試してみるか)ニヤリ

八幡(えーっとひもになるものと輪っかは家で用意してきたから・・・)

八幡「由比ヶ浜、このわっかをじっと見てろ」

結衣「ん? なになに?」

雪乃「いきなり何を始めるのかしらこの男は。ついに頭まで腐ったの?」

八幡「うるせ。いいから由比ヶ浜」

結衣「じー」

八幡「ワンツージバキュンバキュン ンゴ←放送禁止用語の時に流れる音 で眠くなる」

八幡「いくぞ・・・ワンツージバキュンバキュンンゴ」

結衣 zZZ・・・バタン

結衣 スヤスヤ

雪乃「由比ヶ浜さん? 由比ヶ浜さんどうしたの? 比企谷くんいったい何をしたの?」

八幡「催眠術をちょっと・・・・・・」

雪乃「催眠術? ばかばかしい。そんなものがこの世にあるわけないでしょ」

八幡「じゃあおまえにもやってみようか?」

雪乃「そんなくだらないことに時間を使わせないで頂戴」

八幡「さいですか」

八幡(といっても何かに使えるわけじゃねえよなこれ」

帰り道

テクテクテクテク

八幡「くれーなずーむまちーのー ひかーりーとかげのーなかーっと」

八幡「ん?」キャーヒッタクリーソイツツカマエテー

男「へっへーんだ 追いついてみろぉ!」

八幡(前から男が!)ドシンッ 

男「くっどこ見てんだてめえ! どけっ」

八幡(よしっ!)「あーこれ見て」

八幡「ワンツージャンゴ!」

男「」zZZZ・・・・・・

八幡(寝た・・・のか? )

「ありがとうございます助かりましたーっって・・・」

八幡(相模?)

相模「」

八幡(うえぇー何この空気)

相模「あ、あのえっとありがとね・・・捨て身でタックルしたんだ?」

八幡「・・・ああ」(ぶつかっただけなんだが・・・そういうことにしとこう)

八幡つカバン

相模「ん」

八幡「じゃあな」

相模「うん」

スタスタスタ

八幡「気まずかった・・・」

翌日

八幡(眠い……)

八幡 バタン スカー クー

静「今日はここまで」

八幡(授業終わったか?)パチン

静「比企谷、後で職員室に来るように」

八幡「えー」

静「私の授業で居眠りとはいい度胸じゃないか」ビキビキ

八幡「まあテストで点とりゃ問題なんだじゃないですか」アセアセ

静「はあ…君はほんとに点数だけはいいから困るよ…」

八幡「いいじゃないですか。結果が全てですよ」

八幡「先生も古い考えにとらわれていると若い人に置いて行かれ…わーストップストップ!」

静「覚悟はいいな? 衝撃のォ!」ゴゴゴゴ

八幡「ワンツージャンゴで眠くなれ! ワンツージャンゴ!」バッ

静「zZZ……」クカー バタン スヤスヤ

八幡「間一髪セーフ」


ガラッ

雪乃「あら、ひきこもりくんじゃない? 久しぶりね会いたくなったわ」

八幡「俺も不本意だがお前とは毎日会ってるよ!」

雪乃 ペラッ

八幡「俺の反論はシカトかよおまえ……」

八幡「で、由比ヶ浜は?」

雪乃「今日は三浦さんたちと遊びに行くそうよ」

八幡「あっそ」







雪乃「今日は終わりにしましょうか」パタン

八幡「なんもなかったな。いつものことだが」

帰り道

テクテクテク

八幡「ゆーぐーれーのーかなーたからしんきろーおー」

八幡「んっ?」

イイジャンヨ
ヤダヨヤメロッッテ

八幡「ありゃりゃ三浦じゃねえか」

八幡「クラスの女王が委縮してるな。かかわらないほうがよさそうだ…ここはUターン!」

八幡(いや…知ってる女が絡まれてるってのに見捨てるってのは…)

八幡「おいその辺で」

男「あぁん?」

八幡「ひっ、いやーあのー」

男「んだよどっかいけテメー」

八幡「ちょっといいですかねー」

男「?」

八幡「ワンツージャンゴで眠くなれ! ワンツージャンゴ!」バッ

男「zZZ……」クカー バタン スヤスヤ

八幡 ホッ

三浦「ヒキオ…あんた…」

八幡「お、おー」

三浦「あ、あんたがやったの? これ」

八幡「まあそんな感じ」(説明すんの面倒だしいいか)

三浦「あ、ありがとね」

八幡「おう、じゃ」スタスタ

三浦「あんたにもこんな一面あんだね。あーしまじビビったわ」

八幡「別に」(早く帰りてえええ)

三浦「ありがと…」

八幡(また言った! こいつのお礼って裏がありそうでこわいよー)

八幡「じゃ」スタスタ

三浦 ポケー

オハヨー オハヨー

八幡「ふあぁぁぁ…ねみ」

八幡 ドンッ 「いてっ」

 「あっごめんねーだいじょ、比企谷くん?」

八幡「ああ城廻先輩、おはようございます」

めぐり「おはよーねー聞いてよ、きのうさー」

八幡(なんか長話始まる気配が…)

めぐり ペラペラペラ

八幡(教室入りたい眠りたい…先輩ごめんなさい!)

八幡「城廻先輩!」

めぐり「ん? なあに?」

八幡「この輪をじっと見てください」

めぐり「なになにー?」

八幡「ワンツージャンゴ!」

めぐり「zZZ……」クカー バタン スヤスヤ

八幡(よし、これで突然気を失ったことにして保健室に)

またあしたーーーーーーーーー

休み時間

八幡(とりあえず形式だけでもお見舞いしとくか)


ガラッ
八幡「城廻先輩」

めぐり「あっ比企谷くん、どうもありがとう」

八幡「やーいいっすよそんくらい。大丈夫ですか」

めぐり「うん。先生から話聞いたんだけど私気を失ったんだって? 」

八幡「ええ突然パタリと」

めぐり「おかしいなあ。いつも通り元気いっぱいだったはずなんだけど」

八幡「そ、そういうのは自覚がないもんですよ…まあよかったじゃないですか大事には至らなくて」

めぐり「そうだねーで、比企谷くんは何しに?」

八幡「先輩を…お見舞いに…まずかったですか」(なんでわからないんだこの人は…)

めぐり「いやいやそんなわけないよーありがとねー」(すっごい嬉しいなー)

八幡「元気そうで嬉しいです。じゃこれで」

めぐり「うん」(ちょっとドキッとしちゃった)

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