老人「人生を愉快にしたいか?」
男「なんだ、聞いてたのかよ」
老人「愉快にしたいか?」
男「そりゃ、したかしたくないかなら、愉快にしたいね」
老人「ほほう、どんな人生を望む?」
男「超能力バトルの主人公で、そりゃもうハーレムよ」
老人「うむ、叶えよう」
男「はあ?」
老人「朝起きたら世界は一変するぞ」
男「…」
ジリリリリリリリリ
けたたましい音で喚く目覚まし時計で目を覚ます。
妹「お兄ちゃん!目覚まし止めたなら起きてよ!」
相変わらず妹が起こしに来るが、
最近ちょっと発育が良くて目のやり場に困ったりもする。
男「わかったわかった、今起き…あれ?」
待て待て、よく考えろ
俺に妹なんていたかぁ?
俺の家族構成は確か、父、母、俺、それにペットの犬(名前をスケロクと言う)だけだったはずだ
俺「…どうなってる」
妹「もう!起きてそうそう何わけわかんないこと言ってんの!?遅刻するよ!」
バリーン
突如として窓ガラスが割れる
男「こんな朝っぱらから!!」
敵だ
女「ふふふ、よくぞ私の奇襲を見破ったねえ」
男「お見通しなんだよバーカ」
女「私の能力はコールドアイ、目があった者を徐々に凍らせてしまう恐ろしい技よ」
男「そうか…ならば!!」
俺の能力は…
続く
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