魔王「やだ」
側近「うーん、俺まだ仕事があんだよ。終わったら構ってやるからさ」ナデナデ
魔王「えー、何で?何で仕事があるの?」
側近「それはね、魔王が残した仕事を片付けないといけないから」
魔王「ぶぅーっ、だって書類読むの疲れたんだもん」プンプン
側近「まぁ自業自得ってことで。じゃあ俺行ってくるわ」
魔王「あーっ、側近・・・」
魔王「お父さん!何でこんなに仕事あるの?側近との時間が減ったよ!」プンスカ
魔王父「そりゃあお前、魔王だもん。仕事なんて腐るほどあるぞ。わしだって現役の時はやってたんじゃぞ」
魔王「そうかもしれないけどさぁ・・・。それにしても多すぎるよ。せめてお父さん手伝ってよ!」
魔王父「お前からなりたいって言ったんじゃぞ。だから代替わりしてやったのに」
魔王「だって、側近が『俺、側近になるから。これからあんまり遊んでやれないかも』とかって言うから・・・」
魔王「私も魔王になればずっと一緒にいれるかなと思って・・・」
魔王父「えっ?何それ?わし初めて聞いた」
魔王「それなのにこの仕打ち?ひどくない?」
魔王父「」
魔王「今すぐ魔王やめる!それで側近もやめさせて一緒にイチャコラするんだー!」
魔王父「いや、それは無理じゃよ。あんな大々的に魔物たちに発表したんじゃぞ」
魔王「魔王の言うことは絶・対!」フンス
魔王父「」
魔王「じゃあそういうことで。お父さん、明日から頑張ってねー」タタタッ
魔王父「・・・、甘やかして育て過ぎたじゃろうか・・・」
側近父「それはいけませんね。私もせっかく老後を楽しんでいたというのに」
魔王父「それもこれもお前の息子のせいじゃ!娘を誑かすから・・・」ガルルル
側近父「お言葉ですが、どう見てもそちらの娘さんの方がベタ惚れのご様子ですよ。何を人の息子のせいにしてるんですか」
魔王父「ぐぬぬ。どこで育て方を間違えた・・・」
側近父「まぁずっと一緒に育ててきましたからね。仕事が忙しくて二人きりのことが多かったですし」
魔王父「幼馴染というやつか。それにしてもどうにかせんと・・・」
側近父「とりあえず側近のやつに説得させてみますよ。どうせ息子の頼みなら聞いてくれますよ」
魔王父「アイツに頼むのは癪だが・・・、ここは仕方ない。3日で魔王交代などという状況だけは避けねば」
側近父「・・・、ということだ。まぁいつものワガママと思うが」
側近「うーん、魔王がやめるのはいいとしても俺はなぁ・・・。なりなたくてなった訳だし」
側近父「そうかそうか、いい息子に育ってよかった。どうして一緒に育ってきたのに、魔王の娘っ子はあんな風に育ったのかねぇ」
側近「あの親バカがどっかで聞いてるかもしれん。グチグチ言われんぞ」
側近父「あの馬鹿なら大丈夫だ。とにかく説得よろしく頼む」
側近「あぁ、分かったよ」
側近父「お前に魔界の命運がかかってるからな。すごい重いぞこの責任」ポン
側近「プレッシャーかけんなよ。じゃあちょっと魔王のところ行ってくる」
側近「魔王、入るぞ」ガチャッ
魔王「あー、やっと帰ってきた。これはもう今まで放ったらかしにされた分甘えないと」ダキッ
側近「それはいいんだけどさ、魔王。やめるって聞いたんだけど」
魔王「あー、そのこと。うん!明日からはまた毎日ずっと一緒に遊べるね!」スリスリ
側近「それって俺もなんだよね?」
魔王「そりゃあそうだよ。わたしだけだと意味ないじゃん」
側近「でもさぁ、俺はその・・・、やめたくないんだよね」
魔王「えっ?何で?わたしと一緒にいたくないの?」ウルウル
側近「そういう訳じゃないんだ。俺だって一緒にいたいんだけどさ」
魔王「じゃあいいじゃん。だって仕事多いんだよ!このままじゃ側近成分が足りなくなっちゃうよ!」ギューッ
側近「でもさ、俺は親父に憧れてこの仕事に就いたんだよ。魔王だって知ってんだろ?」
魔王「それは・・・、知ってるけどさ・・・」
側近「今は夢が叶って幸せだしさ、俺が支えてやるから。もうちょっと頑張んない?」
魔王「・・・、わたし、迷惑かけてる?」グスッ
側近「そういう訳じゃないんだ。魔王がいるから俺も頑張れるんだしさ」
魔王「・・・、ホントに?」ウルウル
側近「あぁ。だから、もうワガママ言わないか?」
魔王「・・・、うん。わたしがんばる///」
側近「ゴメンな。これからはもっと魔王と一緒にいれるようにするから」
魔王「じゃあナデナデして」チョイチョイ
側近「あぁ。そんなことでよければいつでもしてやるぞ」ナデナデ
魔王「えへへ。じゃあ魔王権限で、側近にはご飯ができるまでナデナデを要求する!」
側近「はいはい魔王様。なんなりと」ナデナデ
魔王「うーん、よきかな。しかし側近のナデナデはいつまでたっても飽きないね」
側近「小さい頃からやってるのに、昔から甘えん坊だからな、魔王は」
魔王「えへへ///」
側近「俺も昔からやってるのに魔王を撫でるのは飽きないな。素晴らしいものだ」ナデナデ
魔王「じゃ、じゃあ次はねぇ、お姫様抱っこでベッドまで連れてって///」
側近「ご飯できるまでナデナデじゃなかったのか?」
魔王「いいの!ベッドまで行ったらまたナデナデしてもらうから///」
側近「はいはい魔王様。なんなりと」
魔王「うむ。さぁはやくするのじゃ」ワクワク
側近「じゃあ失礼しますよっと。ん?お前軽いな。飯ちゃんと食べてるか?」ヒョイッ
魔王「食べてるよー。それともポッチャリしてる方が好み?」シュン
側近「うんにゃ。お前みたいにちっちゃくて可愛い感じが好みだな」
魔王「・・・、かわいい・・・///」
側近「あぁ。その貧相な胸もかなりグッドだ」
魔王「っ!貧相って!でも側近が好きなら育たなくてもいいかなぁ」ムネサスサス
側近「ほらっ、着きましたよお姫様」ヨイショ
魔王「お姫様じゃない、魔王様!」
側近「失礼いたしました魔王様」
魔王「うむ。ナデナデの再開を要求する」チョイチョイ
側近「はいはい魔王様。なんなりと」ナデナデ
魔王「はぁ。心地好い気分。いつまでもこの時間が続けばいいのになぁ」
コンコン
メイド「失礼します」ガチャッ
側近「ん?どうしたの?」
メイド「夕餉のご用意が整いました。魔王父様と側近父様は先においでになられております」
側近「もうそんな時間か。ほら、行くよ魔王」
魔王「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ
メイド(ひいっ、何かすごく怒ってる)ガクブル
側近「早く行かないと飯冷めるぞ。それに俺がお前の親父に怒られる」
魔王「ぶぅーっ、もう少し一緒にいたかったのにー」プクーッ
側近「ワガママ言うなよ。飯食った後も付き合ってやるからさ」ナデナデ
魔王「じゃあ行く!側近、先に行ってるよー!」タタタッ
側近「変わり身はえぇなオイ」
メイド「・・・、側近様も大変ですね。いつも子守みたいに」
側近「心配してくれてんの?でも、俺も好きでやってるからいいんだよ」
メイド「しかし疲れませんか?いつもワガママばかり言って。現に私さっき殺されるかと」
側近「まぁアイツの性格だし仕方ないだろ。メイドは優しいね」ニコッ
メイド「そんな、優しいだなんて///」
側近「まぁアイツのワガママで何かあったら言ってくれ。俺が行けば多分収まるから」
メイド「はい、ありがとうございます側近様。では側近様も」
側近「あぁ。あんまり待たせるとうるさいからな」
側近「お待たせしました」
魔王父「遅いぞ!いつまで待たせる気だ!」
側近「申し訳ありません。ですが魔王父様ともあろうお方が、お食事の時間が少々遅れたぐらいでお怒りになるとは思いませんでした」
魔王父「うわっ、嫌味言ってきた。コイツ嫌味言ってきたぞ側近父よ」
側近父「息子よ、馬鹿でもそれくらいは通じるのだぞ」ボソボソ
側近「そうなのか。馬鹿だから気付かないかと」ボソボソ
魔王父「ぐぬぬ、親子揃って。聞こえておるぞ!」ガルルル
魔王「お父さん、うるさい。ご飯食べられないじゃない」
側近父「そうですよ。大人気ない」
側近「まったくです。お年を考えてください」
魔王父「ぐぬぬ、なぜかアウェイじゃ。ここ元々わしの城なのに」
魔王「今はわたしの城だもん」ドヤァ
魔王父「で、魔王よ。考えなおしてくれたか?」ムシャムシャ
魔王「うん。側近がやめたくないって言うし、わたしとの時間作ってくれるっていうから続けるよ」モグモグ
魔王父「うーん、理由には納得できんがまぁよしとしよう」
側近「こっちもまた馬鹿がなるかと思うとな」ボソッ
魔王父「何か言ったか?」ギロッ
側近「いえ、耳まで遠くなりましたか?」
魔王「年寄り扱いしおって!お前などわしの一言で地方に飛ばしてやる!」
魔王「そんなことしたらわたしの一言で、お父さんを地方に飛ばすからね」
魔王父「何でじゃ?お父さんはお前の為を思って」オロオロ
側近「ざまぁ」
魔王父「ん?」ギロッ
側近「いえ何でも」
魔王「ふん。側近を嫌いなお父さん大っ嫌い」プイッ
魔王父「何と。側近父よ、こういうときはどうすればよいのじゃ?」オロオロ
側近父「爆ぜればいいと思います」
側近「私もそう思います」
魔王父「ぐぬぬ。この親子は」
魔王「ごちそうさまー。ほら側近、早く行くよー」
側近「あぁ。それではお先に失礼します」
魔王「それにしてもお父さんはさー、何で側近といるときは口悪くなるんだろうねー」
側近「お前のことが心配なんだろ。あそこまでの親バカはさすがに引くけど」
魔王「でもさー、側近のこと嫌いではないと思うんだよねー」
側近「その辺は昔からの付き合いだから俺も分かるよ。でもお前関連だとやっぱウザイ」
魔王「側近もお父さんといると口悪くなるよねー」
側近「もう馬鹿にするのが癖になっちまってるんだよ」
魔王「そっかー。でもお父さんと側近には仲良くしてほしいなー」
側近「あっちが仲良くしようとしたらな」
メイド「魔王様、湯浴みのご用意が整いました。お入りになられますか?」
魔王「うーん。側近一緒に入る?」
側近「いや、先に入れよ。俺はまだ仕事あるし、後で入るから」
魔王「最近一緒に入ってくれないよねー、側近」
側近「最近とか誤解を招くような言い方はよせ。もう何年も一緒に入ってないだろ」
魔王「昔は体洗いっことかしたのに、つまんないのー」プクーッ
側近「ほら、従者たちも仕事があるんだし行ってこい。俺は部屋に戻ってるから」
魔王「ぶぅーっ、じゃあ行ってくるよ。あがったらすぐ行くからねー」タタタッ
側近「行ったか。じゃあ俺も部屋に戻るから」
メイド「お兄様みたいですね、側近様は」
側近「まぁ似たようなもんだ」
メイド「出過ぎたことを言うようですが、もう少し厳しく接してもいいのではないでしょうか?」
側近「いいんだよ。アイツが甘えて、俺がフォローするっていうのは昔からなんだし」
メイド「それでも・・・、魔王様も大人ですし、甘えてばかりでは今後困ると思うのですが」
側近「だいたいの場合俺がいるんだし、大丈夫でしょ」
側近「話はそれだけ?じゃあ部屋に戻るわ」カッカッ
メイド「はぁ・・・、そういうことではないんですよ・・・」シュン
魔王「側近ー、あがったよ。気持ちよかったー」
側近「あぁ。俺はもう少ししたら入るから」カキカキ
魔王「んー、何してるの?」
側近「今日残った仕事」カキカキ
魔王「そんなこといいからさー、こっち来ておしゃべりでもしよーよ」
側近「これは元々お前の仕事なんだぞ。それを俺がやってるんだからワガママ言わないの」
魔王「ぶぅーっ、じゃあここで我慢する」チョコン
側近「・・・魔王様、俺の膝上はどうでございましょうか?」
魔王「うむ、悪くない。後ろからギュッと抱いてくれたらもっとよいな」
側近「それはそれは。だけど前見えないからどいてほしいな」
魔王「やだ。魔王命令」
側近「うーん、そう言われると断れない」
魔王「じゃあ抱くのじゃ!壊れるくらいに抱きしめるのじゃ!」
側近「はいはい魔王様。なんなりと」ギュッ
魔王「えへへ。しーあーわーせー///。でもこれじゃ側近の顔が見えないから」クルリ
側近「これはなかなかすごい格好だな」
魔王「えへへ。側近が近いなー///」
側近「そうですねー、近いですねー」ナデナデ
魔王「あー、今子供扱いしたー」プクーッ
側近「じゃあ大人な魔王様はお仕事でもしますか?」ニコッ
魔王「もー、今日の側近意地悪だー」ポカポカ
側近「ごめんごめん」ナデナデ
魔王「わたしは精神的に被害を被った。よって賠償を要求する」ムスー
側近「難しい言葉を知ってるなー。で、何すればいい?」
魔王「また子供扱い・・・。そうだなー、それじゃ今日はわたしが寝るまで膝枕!」
側近「はいはい魔王様。なんなりと」
魔王「よし。じゃあお姫様抱っこでベッドまで運んで!」
側近「注文が多いな。よいしょっと」ヒョイッ
魔王「えへへ///」
側近「今日二回目のお姫様抱っこだな」
魔王「何回やっても飽きないからいーの!」
側近「さいですか。ほらっ下ろすぞ」ヨイショ
魔王「よし、じゃあ膝枕!」
側近「分かってるよ。ほれ」ポンポン
魔王「しつれいしまーす」
側近「お加減はよろしいでしょうか、魔王様」
魔王「うむ、よきかな。でも眠くなってきた・・・」ハワワ
側近「寝てもいいぞ。その方が俺の足の負担も軽くなる」
魔王「ぶぅーっ、でもこれは本格的に・・・。zzz・・・zzz・・・」
側近(本当に子供みたいだな。寝付くのが異常に早い)
魔王「zzz・・・、そっきーん」ムニャムニャ
側近(いい寝顔。しばらく眺めても罰は当たらんよな・・・)
魔王「・・・・・・」ムニャムニャ
側近「・・・・・・」ナデナデ
側近(あぁ、何か癒されるな)
魔王「・・・・・・」ムニャムニャ
側近「・・・・・・」ナデナデ
・・・
・・
・
側近「はっ!何か凄い魔力が!」クルッ
魔王父「・・・・・・」ゴゴゴゴ
側近(ドアの隙間から・・・、メッチャ怒ってるな)
側近「そのような所で何をなさっているのでしょうか?」
魔王父「それはこっちのセリフじゃ!」
側近「膝枕ですが何か?」
魔王父「それは見れば分かる!なぜ我が娘がお前の膝の上で寝ているのかと聞いておるのだ!」
側近「これはまぁ、罰のようなものでして」
魔王父「こんなにも愛らしい娘の膝枕が罰と言うか!こちとら何年もしていないというのに・・・。代われ!今すぐその座を代われ!」
側近「そんな大きい声では起きてしまいますよ?」
魔王父「ぐぬぬ。この際構わん!魔王、起きるのだ!」ユサユサ
魔王「んー、もう朝?」
側近「まだ朝じゃないよ。そこの馬鹿親父、おっと失礼。魔王父様が起こしたんだ」
魔王「今のわざとじゃろ!?絶対わざとじゃろ!?というか普段そういう風に思ってないと出てこんじゃろそういう言葉」
側近「常日頃思っております」
魔王父「こんのクソガキが!バーカ、バーカ」
側近「魔王父様、頭の悪さが露呈してしまいます。今時子供でももっとマシな悪口を言いますよ」
魔王父「やかましわ!やかましわやかましわやかましわ!」
魔王「お父さんが少し黙ってよー。ところでお父さん何してんの?」
魔王父「はっ、そうじゃった。本題を忘れるところじゃった。それもこれも全部お前のせいじゃ!」
側近「自分のボケ加減を人のせいにされては困ります」
魔王父「ぐぬぬ」
魔王「もう、二人とも話が見えないよー」
魔王父「そうじゃそうじゃ。魔王、どうしてそんな男の膝で寝ておるのだ?」
魔王「・・・、は?」
魔王父「こんな奴の膝で眠るぐらいならお父さんがやってあげるのに。わしならいつでも準備オッケーじゃぞ」
魔王「・・・、そんなことで起こしたの?」
魔王父「そんなこととはなんじゃ。さぁ今すぐわしの部屋へ!朝まで子守唄を歌ってやるぞ」
魔王「・・・・・・」ゴゴゴゴ
魔王父「ひいっ、何かすごく怒っておる!わし何か怒らせるようなことした?」
側近「原因はあなたの存在自体です」
魔王父「え、なにそれこわい」
魔王「もう出てってよ!せっかく側近の膝の上で気持ち良く寝てたのに!」
魔王父「だ、だから、わしの膝の上d」ゴフッ
魔王「そんなに明日から地方で仕事したいんだ?」イライラ
魔王父「ぐぬぬ。この状況どうにかせい側近!」
側近「北の方で人員が足らないみたいなので、よろしくお願いします」
魔王父「貴様も乗るんじゃない!」
魔王「出てけー、馬鹿オヤジ!」
魔王父「ぐぬぬ、ここは一旦引くぞ。撤退じゃ」
魔王「ふん。次やったら一生口聞いてやんないから」プイッ
魔王父「ぐふっ、わしのhpはもう赤く点滅しておるというのに・・・。あんまりじゃ」ヨロヨロ ガチャッ
魔王「もうっ!何考えてんのよまったく」プンプン
側近「まぁそう怒りなさんな」ナデナデ
魔王「えへへ、魔法のナデナデだね。もう怒りがおさまったよー」
側近「そいつはよかった。じゃあ、そろそろ部屋に戻って寝な」
魔王「えー、寝るまで膝枕はー?」
側近「さっきやったでしょ、起きちゃったけど」
魔王「再度、膝枕を要求する」フンス
側近「いや、俺も寝たいし今日は勘弁して。風呂にも入らないと」
魔王「ぶぅーっ、ケチ」
側近「そういうこと言わないの。ほらっ、明日も朝早いんだし」
魔王「じゃあ最後にだっこ」
側近「ほらっ、これでいいか?」ダキッ
魔王「えへへ。これで側近成分注入しましたー」
側近「じゃあほら、部屋に戻って寝なさいな」ナデナデ
魔王「うん。じゃあまた明日ねー」ブンブン
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