艦これ(艦隊これくしょん)の二次創作SS
吹雪が鎮守府の仲間を絶望の底へ陥れていくハートフルストーリーです
惚れさせて突き放すのとは似てるけど非なる物
目指すところはまぁ同じ
安価や多数決、コンマをとります
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429208535
~吹雪がまだ純粋(Lv.1)だった頃~
吹雪「わぁぁ……ついに私にも司令官が……!全力でサポートしなくちゃ!!」
吹雪「ふむふむ……履歴書によると、士官学校を首席で卒業したエリート……うぅ、怖い人じゃなきゃいいなぁ」ブルブル
吹雪「あ、写真がある……女の人なんだ!美人さんだなぁ…………」
吹雪「アップ写真と、全体写真」
吹雪「身長は170くらい……一応20歳らしいけど」
吹雪「……うん、独身」
吹雪「なになに……あ、写真で結構外見が分かっちゃった」
提督キャラメイク安価
提督の体つきは…………
1.胸はそれなり魅力は安産尻
2.ツルペタ
3.ボンッキュッボン
>>下2
流石に立てた時間が遅すぎたな
すまん、明日にするわ
安価は訂正して>>下2にして放置、俺も寝よう
ダボダボの着物の上からでも分かる二航戦のムチムチさはいいよなぁ
蒼龍の腕プニプニしたい飛龍の腰グニッてしたい
というわけで再開
吹雪「うわぁスタイルいいなぁ…………」
吹雪「………………」ペタン
吹雪「!!!!」ブンブン
吹雪「この人………帽子を取った写真もある」
吹雪「下ろしたロングヘアだけど…………こんな髪色してるんだぁ……」
提督の髪色は……
>>下2
吹雪「わっ!綺麗な黒髪ー!!」キラキラ
吹雪「あ、備考欄…………ふんふん、視力は…………」
提督は眼鏡を…………
1.視力が悪いのでかけている
2.健康第一裸眼(かけてない)
>>下2
吹雪「『視力に若干の難有』…………だから眼鏡かけてるんだ」
吹雪「外見はこんな感じかな……」
吹雪「あれ、性格診断書まである!性格まで分かるんだぁ……」
提督の性格(属性)は…………
1.姉御肌(元気系)
2.気弱(ほんわか系)
3.生真面目(クール系)
>>下3
吹雪「『責任感が強く、面倒見が良い。明るく元気な姉御肌』…………なるほど、見た目とのギャップ!」
吹雪「こんな司令官がくるんだぁ……!」
吹雪「よし!初期艦として、秘書艦頑張ろう!!おーー!!」
パサッ
【性格診断書】(吹雪が見逃した欄)
『女提督にはコンプレックスがある』
『それは、>>下3 であるため、それについて刺激しないように』
身体的・精神的どちらでも
~提督が鎮守府に着任しました~
提督「ここが私の指揮する鎮守府かぁ……」
提督「……うん、まだまだ小さいけど良いじゃん!」
提督「まだまだ少佐だけど、活躍して立派な提督になってみせる!士官学校主席のエリートとしてね!」
提督「>>下3」
提督の口癖
提督「まだまだこの辺も深海棲艦に支配されてるし……」
提督「どうやらこりゃあ、穏やかじゃないねぇ」ニィッ
某鎮守府の司令官
・身長170cm・体重秘密
・ボンッキュボン
・黒髪ストレート
・視力が悪いため眼鏡使用
・元気な姉御肌
・スタイルが良いことをコンプレックスにしている
・口癖「穏やかじゃない」
~執務室~
提督「ここが執務室ね」
コンコンコン
吹雪「初めまして、司令官!吹雪です!」
提督「おおー!君が秘書艦かぁ!」
吹雪「はい!特型駆逐艦の一番艦です。これから頑張りますので、よろしくお願いしますね!」ニコッ
提督「建前は上司と部下だけど、堅っ苦しいのは無しでいこうね」
吹雪「(よかったぁ……!優しい人だぁ!)」
~着任当初~
提督「まずは鎮守府海域の奪還ねぇ……よし、ここは戦力増強しよう!」
吹雪「資材はどうします?」
提督「こう見えても主席エリートだからね、資材は…………こうだぁ!!」バンッ
4:30:00
吹雪「ええっ!?いきなりこんな……!」
提督「バーナーON!」
ボオオオオオオォォ!!
山城「扶桑型戦艦、妹の方山城です」
提督「戦艦きたああぁぁ!!」
吹雪「あ、山城さーん!!」
~提督が大佐に昇進しました~
提督「フッフッフ、吹雪!ついに大佐よぉぉ!!」バーン
吹雪「すごいですー!!今日はお赤飯にしましょう!」
提督「と、その前に演習と出撃しなくちゃね。吹雪、旗艦任されてくれる?」
吹雪「はい!皆やっつけちゃうんだから!!」
~吹雪が改二になりました~
吹雪「見てください司令官!私ついに改二になりました!!」
提督「おめでとう吹雪!長いこと旗艦やっててくれたから、一番最初に改二になってくれたね」
吹雪「これも司令官のお蔭です!ありがとうございます!!」
提督「いいってことよ!後は私が大佐から昇進しないと……!」
吹雪「司令官ならやれますよ!応援してますし、私も精一杯お手伝いしますね!」ニコッ
~提督が少将に昇進しました~
提督「ついに……ついに大佐から上に上り詰めたわああぁぁ!!」
吹雪「やりましたね司令官!」
提督「うん!吹雪もこんな私についてきてくれてありがとう!」
吹雪「えへへ……そんな褒められることじゃないですよぉ」テレテレ
吹雪「あ、そうだ。今度の出撃の旗艦――」
金剛「HEY提督ゥー!次の出撃も私に任せてほしいデース!」
提督「なんだ金剛。改二になったからって早速暴れたいのー?」
金剛「YES!私の艤装もウズウズしてるネー!」
提督「よっしゃわかった!じゃあ次は金剛を旗艦に重巡と軽空母の部隊でいこう」
吹雪「…………」
吹雪「いけない、ドックに入ってたら執務のお手伝いする時間が無くなっちゃってた!」タッタッタ
吹雪「うぅ……数に限りがあるんだから高速修復剤を使わなくていいって言ったのは私だけど……」タッタッタ
ガチャッ
吹雪「すいません司令官!ドックに入ってたらこんな時間に!」
提督「ん?ああいいよ。結構終わらせたから!」
加賀「まったく……世話の焼ける人です」
提督「ありがとね加賀!お蔭で助かったよー!」
吹雪「あ、加賀さん……?」
提督「吹雪がいなくてどうしよーって思ってたら加賀が手伝ってくれてね!お蔭でようやく終わったの!」
加賀「別にこれくらい、訳ないです」
吹雪「そう、ですか………………」
~別の日~
提督「ん~~~!やっと終わったー!」
吹雪「今日も執務お疲れ様です!ところで、今日の晩御飯なんですけど……私が――」
ガチャッ
比叡「司令、カレーの味見をしてほしいです!!」
提督「げっ!比叡!ちょっとはまともな味にできてるのー?」
比叡「失礼な!私だって日々進歩してるんですよ」
提督「そこまでいうなら……味見くらいはいいよ。食べてあげる!」
比叡「わぁっ!ありがとうございますー!」
吹雪「…………」
吹雪「司令官、次の海域は水雷戦隊じゃないとボスに行けないですよ!」
提督「ええっ、マジ!?うーん…………じゃあ旗艦を神通にして、阿武隈と阿賀野……」
吹雪「あ、あの……司令官、最近私出撃してないですし、そろそろ」
提督「駆逐艦は雪風と叢雲、あとは火力欲しいし夕立ね!」
吹雪「あ、はい!じゃあ皆にそう通達してきますね!」
提督「うん!いつも悪いねぇ……ありがとう」
吹雪「いえいえ!私のお仕事ですから!!」
バタン
吹雪「…………」
~提督が着任してから1年後~
吹雪「(最近、めっきり出撃もなくなった……)」
吹雪「(もうこの辺は奪回しちゃったからっていうのもあるんだろうけど……)」
吹雪「はぁ……」
吹雪「(執務も最近は司令官が1人で全部やっちゃうし……私って……)」
「アハハ!」「ウフフ」
吹雪「………………」
吹雪「(司令官と仲良く話してる…………いつもだったら、そこには私がいたのに……)」
吹雪「(仲間なのに、なんか…………)」
・・・・・・
~港~
吹雪「暇だな~」スタスタ
吹雪「最近楽しいことないかな~」スタスタ
高雄「きゃっ!」
吹雪「大丈夫ですか!?」
高雄「あら、吹雪ちゃん……うん、ちょっと転んじゃって」
吹雪「そうですか……あ、手貸します!」スッ
高雄「ありがとう。海に落ちなくてよかったわ」スッ
吹雪「海に…………」
吹雪「(その瞬間、私の視界には……すぐそこにある海が入った)」
吹雪「(しかも、高雄さんは押せば落ちそうなところにいる)」
吹雪「(……………………)」
吹雪「高雄さん…………」ドンッ
高雄「えっ…………?」グラッ
吹雪「(私は、その瞬間……まるで体を何かに支配されているような感じがした)」
吹雪「(ううん、違う……見たかった。高雄さんが無様に海に落ちるのを)」
吹雪「(要は……)」
吹雪「(押しちゃった………………♪)」
高雄「キャアアァァ!」
ドボォン!
吹雪「ッッ!!」ゾクゾクゾクッ
吹雪「(なに、今の!!?)」
吹雪「(高雄さんが落ちるときの表情…………!なんか、とっても…………!)」
吹雪「(イイッ!!!!!)」
高雄「わっぷ、吹雪ちゃん!?」バシャバシャ
吹雪「すいません高雄さん!こっちも足が滑っちゃって!(大嘘)」
吹雪「捕まってください!」
高雄「うん!」パシッ
吹雪「えいっ!」グイッ
高雄「……」ホッ
吹雪「あっ」パッ
高雄「キャアアアアァァァ!」
ドボォン!!
吹雪「ああっすいません!水で手が滑っちゃって!!(大嘘)」
吹雪「(高雄さんの、助かったって安堵するのが一気に崩れ去る顔…………とってもよかった…………)」
吹雪「(ああ、これが…………私の求めていたものなんだぁ♪)」
吹雪「(この日を境に、私は今までの価値観から脱却した)」
吹雪「(司令官の役に立つことや、皆を守る事よりも、私の心を満たしてくれるもの…………)」
吹雪「(甘い毒のような、その感覚に…………私は支配された)」
~プロローグ終了~
~吹雪の部屋~
吹雪「…………やっぱり、足りない……」
吹雪「(私はあれから色んな人に偶然を装ってイタズラをした)」
吹雪「(ご飯を勝手に食べたり、瑞雲を隠したり、机に落書きをしたり)」
吹雪「でももう、それも生ぬるく感じちゃってる……」
吹雪「こうなったら、もっと酷いことをして……ふふ、ふふふふふふ」
吹雪「まぁどんなにひどいことをしてもドッキリでしたって言えば許してくれるよね♪」
吹雪「流石に体に傷を作るのはやだし、体を重ねるのもムカムカする……」
吹雪「ここは、心を思い切り痛めつけよう!!」
吹雪「みんなの心、私がやっつけちゃうんだから!!」
始まる前に注意
・吹雪はあくまで心をやっつけたいので痛いことや体の傷を傷つける事はNG
・直接的なエロはNG(自慰を目撃とかディープキスなどはOK、情事を目撃はナシ。吹雪や他の艦娘はエロい発想を持ちません)
・露骨な自分ブースト安価取りはNG(安価先が遠かった場合はちゃんと取るかも)
・これは上記に反するなと感じたら安価下にします
・後は頑張れ
連取単発については規制無し
コンマについて、今流行りの反転コンマ?とかはナシ。そのまま
大前提なので、これらに関するクレームは受け付けません
(例:エロ解禁しろ!今のは直接的エロじゃないだろ!リョナを見せろ!そんなに制約あるなら非安価にしろ!)
気持ちはわかる。誰だって安価は取りたいし、高雄のエロい姿見たいよ。
けどここは健全に。エロやリョナを見たきゃ他の人がきっと何か建ててるだろうからそこに行きましょう
長々とごめんな。じゃあはじまりはじまり
吹雪「さーて、誰から心ぶっ壊そうかなぁ」ウキウキ
吹雪「たしか、この鎮守府って居ない艦娘も結構多かったような……」
吹雪「居ないのは
大鯨・矢矧・酒匂・大淀・秋月・名取・鬼怒・瑞鳳・鈴谷・天津風・時津風・磯風
浦風・野分・舞風・朝霜・早霜・清霜・プリンツ・U-511 ・天城・雲龍・香取
かな」
吹雪「まぁ居る人をコテンパンにすればいいよね!」
吹雪「忘れてた。大淀さんは居るんだった……」
・・・・・・
吹雪「でも1人でやるのも限界があるし、すぐ足がついちゃうかもしれない……」
吹雪「ここは使えるてごm…………信頼できる仲間を引き入れなきゃ!!」
吹雪「流石に大人数もアレだし、2人くらいにしとこーっと」
~廊下~
吹雪「ここを通りかかった人に声をかけようかな。結構この道は皆通るし」
吹雪「さーて、私の手足になってくれる人は…………」
スタスタスタ
吹雪「来たッ!」
通りかかった艦娘その1>>88
大和
吹雪「あっ、大和さーん!」フリフリ
大和「あら吹雪ちゃん」ニコッ
吹雪「(これはこれは……なんと使い勝手のいい駒が来たことか)」
吹雪「(大和さんはアニメで私に大恩があるからなぁ……ここは恩着せがましくても……)」
大和「どうしたの吹雪ちゃん。何か用事?」
吹雪「はい!実は…………」
~かくかくしかじか~
大和「え、ええっ!?そんな……吹雪ちゃん駄目よ!そんな酷いこと!」
吹雪「いいえ、私は決めたんです……」
吹雪「(ここは嘘の1つでも吐いておこう)」
吹雪「実は……私、皆にいじめられてるんです……」グスッ
大和「な、なんですって!?吹雪ちゃんが!?」
吹雪「はい……私、初期艦だから……一番司令官の近くにいるからって……」
吹雪「この鎮守府で改二になったのも最初だし、執務をいつも手伝ってるから……それが妬ましいのかわからないけど……」
吹雪「勝手に食べ物を食べられたり、ペンギンさんを隠されたり、机に落書きされたり……」
吹雪「不幸の手紙もいっぱい来て……皆、冷たくて…………」
吹雪「だから……だからぁっ!」ブワッ
大和「ひ、酷い…………!!」
大和「そのいじめてきたのは誰!?私の大切な吹雪ちゃんに……!」ワナワナ
吹雪「…………」ニタァ
吹雪「だから大和さん…………私は復讐するんです……私をいじめた連中に」
大和「吹雪ちゃん…………わかったわ。やられたらやりかえすのね!」
吹雪「はい!協力してくれますか?」
大和「うん。吹雪ちゃんのためだもの……仲間にイジメをする子なんて、懲らしめてやらなきゃ!」
吹雪「(ククク……チョロいチョロい)」
吹雪「じゃあ協力が必要になったらまた……」
大和「ええ!いつでも呼んで!」
スタスタスタ
・・・・・・
吹雪「……ふぅ、1人目……決して裏切ることはないであろう駒を手に入れた」ニヤァ
吹雪「さーて、次に通りかかるのは誰かなぁ……」
スタスタスタ
吹雪「来た来た」ニタァ
通りかかった艦娘その2>>102
伊58
58「うぅ…………もう、オリョクル……いや、でち……」フラフラ
58「あ、膝が……」ガクガク
吹雪「(うわぁ…………)」
吹雪「(しかし好都合……ここまで疲弊してれば私の話も……!)」
吹雪「58ちゃん!」
58「吹雪……?」
吹雪「どうしたの、そんなにフラフラで!!」
58「ははっ、気にすることないよ……いつものこと……」
吹雪「そんな……ひどいよ!!」
58「いいんでち……提督はよくしてくれてるし……まだ、今日30回しかオリョール行ってないし」
吹雪「(…………司令官には恩があるんだぁ……)」
吹雪「(ということは……どうやって58ちゃんを仲間に引き入れようかなぁ)」
吹雪「(なにか弱みを握って従わせるのもアリだし、大和さんみたいに義憤に駆らせるのもありだけど……うーん)」
吹雪が58を仲間にする手段>>110
うまい手料理を食わせてやる
吹雪「58ちゃん……!」ブワッ
58「?」
吹雪「ちょっと来て!!」グイッ
58「えっ!?ちょ、ちょっと!?」
~厨房~
吹雪「ホアアアアアアアアァァァァ!!!!!」ダンダンダンダン
吹雪「キエエエエエエエエエエエェェェェ!!!!!」ジャッジャッジャッ
吹雪「エロイムエッサイム!エロイムエッサイム!!!!!!」ジュウウゥゥ
吹雪「彼を知り己を知れば百戦危うからず!!!!!百戦危うからず!!!からず!!!!!」パッパッパッ
・・・・・・
吹雪「はい、58ちゃん!!!!!!」
豪勢な料理
\デェェェン/
58「ぁ……!こ、これは……!!」グウウゥゥー
吹雪「今日ずっとオリョールで何も食べてないんでしょ!?食べて!!」
58「い、いいの……?」ダラダラ
吹雪「いいよ!沢山食べて!!(涎出てんぞ)」
58「い、いただきます!!!!」
58「あむっ、ハムッ!」ガツガツ
58「うぅ…………美味しいよぉ…………美味しいよぉ」ポロポロ
58「面目ねぇ……!」ポロポロ
吹雪「(サンジに飯を貰ったギンみたいな反応だ)」
吹雪「クソ美味いでしょ!」
58「美味すぎて…………今日初めての、ご飯で……!」
58「やっと、生きてるって、実感……!うわああぁぁぁぁん!!」ガツガツ
吹雪「(言いすぎじゃないの……?)」
・・・・・・
58「ふぅー!ご馳走様でち!!」
58「吹雪、ありがとう!」
吹雪「いいのいいの!私も、こうして誰かに料理を振る舞えて嬉しいし」
58「うわああぁぁぁん!吹雪いいいぃぃ!!」ダキッ
吹雪「それに……皆はこうして食べてくれるわけないし……」
58「えっ?」
吹雪「(後は簡単……大和さんの時と同じように、58ちゃんにも嘘を吹き込んで……)」ニタァ
・・・・・・
58「吹雪が、いじめられて……!」
吹雪「うん。だから私、復讐するの……私を手酷くいじめた人達を……陥れる!」
58「…………わかったよ」
58「吹雪は良い奴……そんな良い奴をいじめるのは……悪い奴でち!!」
吹雪「58ちゃん…………」
58「58は吹雪の味方だよ!!一緒に懲らしめようね!!」
吹雪「うん……ありがとう」ニコッ
吹雪「(本当にありがとう)」ニタァ
~吹雪の部屋~
吹雪「私の為に……ありがとうございます!」
大和「いいのよ。吹雪ちゃんは私の大切な人だから……」ポッ
吹雪「(えっ?)」
58「ご飯の恩、返してやるでち!!」
吹雪「さっそく私をいじめた連中の復讐をするんだけど…………」
大和「そういえば、誰なの?」
58「コテンパンでち!!」
吹雪「連中とは言っても、いきなり多人数相手には無理だから、ここは各個撃破!1人を狙います!」
吹雪「それで、私をいじめてた内の1人は…………>>126なんです!」
霞
吹雪「霞ちゃんなんです…………うぅっ」ブワッ
大和「霞ちゃんが……吹雪ちゃんを?」ゴゴゴゴ
58「確かにあの口の悪さ…………あれで吹雪をいじめたでちか……!」ゴゴゴゴ
吹雪「そうなんですぅぅぅ!!!!」
吹雪「(ケケッ、あの口の悪い霞ちゃんの泣き顔…………拝んでやろう)」ニタァ
吹雪「(流れとしては陥れて、ドッキリ大成功って感じかな……どこまで陥れるかがミソかも)」
大和「許せないわ……早速懲らしめに行きましょう!」
58「罪には罰を!!」
吹雪「まぁまぁ!お2人とも!普通に懲らしめただけじゃ霞ちゃんは反省しないです!」
吹雪「ですから、ここは霞ちゃんにも絶望を味わってもらいましょう」
大和「絶望……?」
吹雪「ええ。霞ちゃんを陥れる…………その為の手段が>>137です」
提督が死んだというデマを流す
吹雪「ここは司令官が死んだっていうデマでも流しましょう」ニタァ
58「ええっ!?提督が?」
大和「それだとこの鎮守府中がパニックになってしまうのでは?」
58「もう霞云々じゃないでち!」
吹雪「まぁまぁ落ち着いてください2人とも」
吹雪「陥れたいのは霞ちゃん。そして……手段は司令官が死ぬというパフォーマンス」
吹雪「ここは、霞ちゃんが司令官を殺した風にすればいいんですよぉ」ニタァ
58「確かに、霞は提督にも口が悪いから……」
大和「その延長線上で霞ちゃんが提督を殺したって知ったら……提督を慕うこの鎮守府の皆…………特に提督Love勢の耳に入ったら……」
吹雪「身の破滅ですよぉ」ヒヒヒ
58「で、でも吹雪、ちょっとやりすぎじゃない?下手したら霞ちゃんが皆から孤立しちゃう!」
吹雪「何言ってるの?それが狙いなのに」
吹雪「孤立して誰も手を差し伸べてくれない状況…………考えただけでも背筋がゾクゾクしちゃう♪」
大和「…………わかったわ」
58「大和さん!?」
大和「相手は吹雪ちゃんをいじめて苦しめた!決して許せない…………それくらいしかるべきよ!」
大和「私達は吹雪ちゃんの為に、鬼になるの!!」
吹雪「(思った通り、大和さんは私の良い仲間です)」
吹雪「もちろん司令官を本当に死なせちゃうわけがありませんし、ちょっと拉致監禁でもすればいいんですよ」
吹雪「あとは機を見てネタバラシ。ね?みんな丸く収まるって!」
58「そうかなぁ…………」
吹雪「……やっぱり、嫌なら抜けてもいいんだよ?58ちゃんは優しいから……きっと心を痛めちゃうし……」
58「ッ、それはない!!吹雪をいじめる奴……!ぜ、絶対思い知らせてやるでち!!」
吹雪「(ククッ……チョロい)」
大和「それで吹雪ちゃん、提督にはどうやって死んでもらうんですか?」
58「霞が殺すように見せかけると言っても、結構色んなシチュエーションがあるしねぇ」
大和「演習で誤射……それとも愛憎ドロドロ?」
吹雪「うん。それも考えてあるの」
吹雪「霞ちゃんは>>149で司令官を殺しちゃうんです」
大本営からの命令
吹雪「いくら口が悪くても、霞ちゃんは本気で司令官を嫌ってるわけじゃありません」
58「ツンデレってやつでち」
吹雪「だから愛憎やら誤射やらでの殺害は難しいんですよ。だから…………」
吹雪「霞ちゃんには大本営からの密命が下ったってことにしちゃいましょう」
大和「密命……?」
吹雪「はい。まぁ詳しいことは追々……まずは霞ちゃんにコレを私に行くんですよ」ピラッ
58「それはなんでち?」
吹雪「私は秘書艦ですから、大本営の命令書なんて簡単に見様見真似で作れます」
吹雪「この封筒の中身は……司令官の暗殺命令」
58「おおー!!スパイ映画みたい!!」
吹雪「ふふっ、じゃあ早速霞ちゃんの所に行きましょう」
大和「渡しに行くのはいいけど、霞ちゃんがどこにいるかわかるの?」
吹雪「ええもちろん!このモニターさえ使えば……」
58「それは?」
吹雪「私が作ったモニターです。鎮守府中の部屋や廊下の監視カメラの映像や、艦娘がどこにいるのかが分かります」
58「ええええぇぇっ!!?」
吹雪「ここに司令官より先に居たのは私ですからね……カメラを仕掛けたり、予防接種と称して艦娘や司令官の体内に発信ナノマシンを仕込むのなんて簡単でしたよ」クックック
吹雪「本当なら仲間が行方不明になった時の為の用意でしたけど……やっと役に立ちましたよぉ」
58「(普通に凄い……)」
大和「それで、霞ちゃんはどこに?」
吹雪「待っててください…………」ポチポチ
58「……(吹雪、007みたい……!カッコイー!)」ウキウキ
吹雪「見つけました!」
吹雪「ふむふむ……なるほど、どうやら>>155にいるみたいですよ」
間宮
吹雪「間宮さんの所ですね」
大和「アイスでも食べてるのかしら?」
58「そんなことはどうでもいいでち!!早速行って渡そうー!!」
吹雪「どうやら霞ちゃんは1人のようだし、好都合!!」
・・・・・・
~甘味処 間宮~
霞「ハムッ……おいしい!」
間宮「フフッ、そんなに喜んでくれるなら嬉しいわ」
霞「ッ、いつからそこに!?」
間宮「霞ちゃんが美味しそうにアイスを食べてくれてるときから♪」
霞「う、うぅ~~~!!こんなアイス!!私の舌に合わないわ!!」
間宮「じゃあもう下げましょうか?」
霞「それも勿体ないでしょ!いくら駄目でもアイスはアイス!食べてあげるわよ!!」モグモグ
霞「(おいしいいい~~~!!)」
間宮「フフッ……素直じゃないんだから」
・・・・・・
大和「どうやらアイスを堪能してるようね」
58「微笑ましいでち……でも、吹雪をいじめた事実は変わらない!!」
吹雪「(あの幸せそうな顔が…………ククッ、考えただけで絶頂モノですよぉ!)」
吹雪「ここは私が渡しに行きますね。秘書艦で最古参だから、多分私が真面目に話をしてたら信じる事でしょう」
大和「頼んだわね、吹雪ちゃん」
58「武運を祈るでち!」
・・・・・・
吹雪「すいませーん」
間宮「あら吹雪ちゃん。吹雪ちゃんもアイス?」
吹雪「いえ、私は今引換券を持ってないので……お茶ください」
間宮「はーい」
吹雪「霞ちゃん、隣いい?」
霞「あら、珍しいわね。いいわよ」
・・・・・・
大和「ううっ!自分をいじめた相手にあんなに明るく振る舞って……!吹雪ちゃん、さぞ辛いでしょうに」
58「吹雪の勇気と頑張りを無駄にしないように、58達も頑張るでち!」
大和「ええ、そうね!」
・・・・・・
間宮「はい、お茶。じゃあごゆっくり~」スタスタスタ
吹雪「……………………」
霞「吹雪、どうしたの?お茶が冷めちゃうわよ」
吹雪「…………霞ちゃん、実は私……霞ちゃんに用があって来たの」
霞「私に?」
霞「(何かしら……いつもの吹雪の雰囲気じゃない……どこか張りつめたような、余裕が無いような、真剣な雰囲気)」
吹雪「うん…………この封筒なんだけど」スッ
霞「それ……あ、見たことある!大本営からの命令書じゃない!」
霞「でもなんで私に?」
吹雪「中身を見れば分かるよ……ただし、見ても驚かないでね」
霞「わ、分かったわ……」ピリッ
【命令書】
『駆逐艦霞へ、貴艦ニ以下ノ命令ヲ通達ス』
『提督暗殺』
霞「………………え?」
吹雪「………………」
霞「ね、ねぇ吹雪……悪い冗談よこれ。イタズラも程々にしなさいよ」
吹雪「………………」
霞「ねぇ、何か言いなさいよ!」
吹雪「………………ごめん……」
霞「ッ!」
霞「提督が何したって言うのよ!確かに嫌味なくらいスタイル良いし、壁がないからこっちにもズカズカ入り込んでくるけど……」
霞「でも、暗殺されるようなことをする人じゃないでしょう!?」
吹雪「(おーおー、霞ちゃんってば司令官を信用してるぅ~)」
吹雪「それが…………私も問い合わせたんだけど…………司令官、深海棲艦と繋がりがあるって……」
霞「ええっ!?」
吹雪「確証も掴んであるから、即座に排除しろって……!」グスッ
霞「本当なの……?」ワナワナ
吹雪「…………」コクッ
霞「大体、なんで私!?意味わかんないったら!」
吹雪「それについては私も分からない…………でも、私にも霞ちゃんのサポートをしろって命令が来たから……」
霞「う、そ…………」
霞「提督…………!」
霞は司令官呼びだったな スマン補完してくれ
吹雪「霞ちゃん、司令官のこと……嫌いなんじゃ……」
霞「そんなわけないでしょ!!」
霞「私は……私は!!」
霞は提督の事を……
1.仲間として、上司として敬愛していた
2.イケナイと分かりつつも愛していた
>>164
1
霞「あの人は、私の憧れなのよ!上司として……大切な仲間として、司令官は大好きなの!」
吹雪「へぇ~」
吹雪「(そんな感情すら無視して暗殺命令を出しちゃう……酷い大本営……ってか私♪)」
吹雪「でも、やるしかないよ……大本営からの、命令だし…………放っておくと、私達も……」
霞「なんで、どうしてぇっ!!」
霞「どうして、司令官がなのぉ……!どうし、て!私なのよぉ…………!!」ヒッグ
吹雪「霞ちゃん……(くぅ~~~これこれ!!これが見たかったんだぁぁ~!!)」
霞「司令官…………どうしてぇ……」
吹雪「霞ちゃん」
霞「吹雪ぃ……!」
吹雪「もう司令官は、裏切り者なの!だから、私達で……せめて、私達の手で!」
霞「うぅっ、ううぅぅぅぅぅ!!」
吹雪「私だって、司令官とは長い…………けど、命令だから……!私はやり遂げる!」
霞「吹雪は、嫌じゃないの……?」
吹雪「嫌に決まってるよ!!…………でも、もう……どうしようもないから……」
吹雪「霞ちゃんができないっていうなら、私1人でも……!」
霞「ッ、待って!」
吹雪「無理しないで霞ちゃん!」
霞「無理、してない……!私も…………私が、やる!」
霞「私だって……この国を守る、艦娘だから……!」
吹雪「霞ちゃん…………わかった、一緒に……司令官を……!」
霞「ええ!!」
・・・・・・
~吹雪の部屋~
吹雪「というわけで、後で霞ちゃんと一緒に司令官を殺しに行きまーす♪」
大和「吹雪ちゃん、さっきのって……演技なのよね?」
吹雪「え?はいそうですけど」
58「あまりの迫力にとても演技だとは思わなかったでち……」
吹雪「まぁその辺はいいじゃない!」
吹雪「霞ちゃんには後で執務中に一緒に行くように言ってあるから……あとは司令官です」
58「なにせ本人が知らない所でスパイ扱い……不憫すぎでち。ざまぁみろ」
吹雪「司令官の性格なら、ちょっとしたドッキリですーって言えば簡単に乗ってくるはず」
大和「提督に全部話す気なの?」
吹雪「まさか。話すのは、霞ちゃんが空砲で撃って来るから死んだふりをしてくれってだけですよ」
吹雪「作戦はこうです。霞ちゃんにはあらかじめ空砲の拳銃を渡しておくので、それを司令官に向かって撃ってもらいます」
吹雪「その瞬間に、司令官は仕込んだ血糊を胸で破裂させて死んだふり」
吹雪「すかさず私が司令官に寄って、スタンガンで気絶させます」
大和「提督はそこですぐネタバラシすると思っているものね」
吹雪「はい。余計な事をされる前に気絶させたら、私の部屋に閉じ込めて出てこれないようにします」
58「そこで霞が提督を殺したように見せかける……」
吹雪「はい!」
大和「分かったわ。私達に手伝えることってある?」
吹雪「2人はデマを鎮守府中に流してください!フリとはいえ霞ちゃんが司令官を殺したっていうのは事実なので、周りが信じなくても霞ちゃんは塞ぎ込みます!」
58「了解!任せてー!」
吹雪「霞ちゃんを徹底的に反省させるために、頑張りましょう!!」
大和・58「おーーーー!!」
ご飯中断
~執務室~
吹雪「――というわけで、司令官にはやられ役をやって欲しいんですよ!」
提督「なるほど、テレビでも見るような『撃たれてるのに生きてるー!!』ってやつ?」
吹雪「はい。空砲が鳴ったら司令官はこの血糊を胸で破裂させて……椅子ごと後ろにバタン!と倒れてください」
吹雪「そこで、私が駆け寄って起こしますので、ほっぺをペチペチと叩いたら起きて『ドッキリ大成功ー!』ってやってくださいね!」
提督「ふむふむ。面白そうじゃん!いいよ!」
吹雪「ありがとうございます!じゃあもうすぐ霞ちゃんが来るので、いい演技お願いしますね!」
提督「任せといて!」
・・・・・・
~執務室前~
霞「この銃で…………本当に、司令官を……」プルプル
<<吹雪「私は司令官の横に居て逃げようとした時に押さえるから、霞ちゃんはこれで……」>>
霞「…………やらなきゃ……」
ガチャッ
霞「…………司令官」
吹雪「あれ、霞ちゃん」
提督「ん?ああ霞。どうしたの?」
霞「……司令官が深海棲艦と繋がりがあるスパイだって、本当?」
提督「(確か、霞は私がスパイだと疑ってる設定だったね。演技演技)」
提督「ッ、どうして……そう思うのかなぁ」
霞「私………………ごめんなさい」チャキッ
提督「なに?その銃は」
霞「私は…………あなたを、尊敬していました」
霞「こんなことになるなんて……!」
提督「何を言ってるかさっぱりだし、その敬語はなに?霞、普通に喋っ――」
霞「黙って!!!!」
霞「私は……私は…………!!」
提督「バカバカしい。吹雪、霞を連れてって」
霞「とぼけないで!!」
霞「クズだゴミだと言ってきたけど……あなたが、本当にクズだとは思わなかった!!」
霞「クズ司令官!!ここで死んで!!」
バァン!!
提督「ぅ……がっ!」
提督「(ここで、血糊!!)」ベチャッ
提督「(んで、椅子ごとバタン)」
ドタン!!
吹雪「司令官!!」タッタッタ
提督「(確かホッペをペチペチされるのを合図に起き上がる……)」
吹雪「ご苦労様でした…………」ニタァ
バチバチバチ!
提督「えっ……?」
バリィッ!
提督「ッ!?」
・・・・・・
提督「」気絶
吹雪「…………死んでる」
霞「…………そう」
吹雪「悲しくないの?」
霞「…………なんかね、意外と……悲しくないわ」
吹雪「そう…………大本営には報告しておくから、お疲れ様。霞ちゃん」
霞「………………うん」
バタン
吹雪「何が悲しくない、なのか……」
吹雪「霞ちゃん、涙ボロボロ流してたくせに……ヒヒッ、ハハハハハハハハ!!!!!」
吹雪「あああああぁぁーーーー!!これ!!これこれこれ!!!!」
吹雪「楽しいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!」
吹雪「さーて、司令官を私の部屋に連れてこーっと」
吹雪「2人とも、準備はいいですか?」
大和『ええ。2時間後から噂を広めればいいのね?』
58『文字通り水面下で霞を追い詰めるね!!』
吹雪「内容は『霞ちゃんだけの単独犯』でお願いしますね」
吹雪「フフッ、フフフフフフフフ…………」
吹雪「さぁて、鎮守府の皆はどういう風に霞ちゃんを責めてくれるのかなぁ。楽しみだなぁ」
~廊下~
吹雪「うんしょ、うんしょ」
吹雪「うぅ……司令官、重くはないんだけど…………」
吹雪「おんぶの体勢だから、背中に大きな胸が…………当たって……」ムカムカ
吹雪「ぐぬぬ……!」
・・・・・・
吹雪「ふぅーやっと着いた!」
吹雪「とりあえずネタバラシまではここで監禁しておこうっと!」
吹雪は油断していた……故に誰かが遠くで見ていても分からなかった……
コンマ一桁奇数→誰も見ていない。計画は順調
コンマ一桁偶数→とある艦娘が見ていた……
直下
(偶数の場合はこのレスから>>下3が見ていた艦娘)
吹雪「誰にも見られてないね……よしよし」
ガチャッ
~吹雪の部屋~
吹雪「うんしょ……!ふぅ」
吹雪「とりあえず椅子に拘束すると血流が悪くなりそうだし、ベッドに縛っておこうっと」
提督「」
吹雪「手足、猿轡……OK!」
吹雪「目隠しは……いっか。目覚めて何も見えないって恐いし」
吹雪「後はー♪事態を静観♪」
・・・・・・
~朝潮型の部屋~
朝潮「霞はどうしちゃったんですか?涙と鼻水でグチャグチャな顔をして帰って来たと思ったら布団にくるまっちゃったし……」
霰「聞いても、答えてくれなかった……」
満潮「まったくだらしないわねぇ。どこで何があったのかは知らないけど」
霞「………………」ギュッ
霞「(司令官…………)」ポロポロ
霞「(ううん、私は正しいことをしたの……深海棲艦のスパイを倒した……それはこの国にとってとても喜ばしいこと)」
霞「(大丈夫……誰にも怒られない…………大丈夫)」ガタガタ
・・・・・・
~2時間後~
榛名「そういえば提督、今どこにいるんでしょうね?」
金剛「私も気になりマース。今さっき執務室に言っても居なかったネ」
比叡「食堂にも来てないですしね」
霧島「私室も訪ねてみたけど、居ませんでした」
大和「(たまたま金剛さん達がそう話しているのを聞いた艦娘達はそろそろ疑わしいと思っているわね)」
58「そろそろでち」
大和「ええ」
・・・・・・
大和「すいません、ちょっといいですか?」
金剛「なんデス?HOTEL」
大和「あ?」
金剛「お?」
榛名「け、喧嘩はいけませんよ!」
58「大和さん、あのこと話さないと!!」
霧島「あのこと?」
大和「おっとそうでした……ヴィッカースの跳ねっ返りに構ってる暇は無いんでした」
58「58がたまたま執務室の前を通ったら、ドアが開いていたの…で、中を見てみると………」
・・・・・・
~回想・執務室前~
大和「あ、58ちゃん。どうしたの?」
58「や、大和さん……執務室の中を見てみるでち……!」プルプル
大和「中って…………ッ!?」
霞「死んで、クズ司令官!!」
バァン!!
提督「ぎゃあああ!!」ドサッ
大和・58「あわわわわわわわわ」
・・・・・・
大和「……ということが(もちろん嘘ですが)」
58「あまりに怖くて、逃げてきちゃったけど……あれは確かに霞だった……」
金剛「そ、それは本当デース!?」
比叡「見間違いとかじゃなくて!?」
大和「はい…………多分、提督はもう…………」グスッ
58「まさか霞が、あんなことをするなんて……」
霧島「ですが……いつも司令にあそこまで冷たく当たっていた霞さんです……本人達の間でなにか確執があったのでは……?」
金剛「そんなことはどうでもいいネ!!霞に直接聞くヨ!!」
・・・・・・
吹雪『上出来です。このまま皆にどんどん話してください』
大和「了解!」
58「なんか楽しくなってきたよ!」
・・・・・・
吹雪「このままいけば霞ちゃんは鎮守府で孤立……」
吹雪「でもこのままただ責めさせるのも面白くないなぁ……」
吹雪「…………あ、そうだ」ニタァ
吹雪「フフフフ……」
・・・・・・
~朝潮型の部屋~
朝潮「霞!私達はご飯に行きますけど、ちゃんと来てくださいね!」
満潮「何があったか知らないけど、ご飯くらい食べなさいよ!」
霰「んじゃ」
バタン
霞「……………………」プルプル
霞「…………」グゥゥー
霞「お腹……減ったなぁ」
コンコンコン
霞「ッ!」ビクッ
ガチャッ
吹雪「霞ちゃん、いる?」
霞「吹雪………………」
・・・・・・
吹雪「そう……やっぱり、辛いよね」
霞「辛く、ないわよ…………これ、くらい」
吹雪「涙の跡がすごいよ……顔拭こう!」
霞「……うん」ゴシゴシ
吹雪「霞ちゃん…………先に謝っておくね……」
霞「え?」
吹雪「たった今、大本営から送られてきたの…………」っ封筒
霞「今度は、何……」
吹雪「私も動揺してる…………まさか……あんな……」
霞「……見せて…………」
ピラッ
『駆逐艦霞・駆逐艦吹雪ヘ』
『先の指令は違う鎮守府へ送る予定だったものを誤送してしまったものであり、貴鎮守府の提督に内通容疑は無い』
『まだ暗殺を決行していない場合は早急に止められたし』
『決行してしまった場合は、折り返し問い合わされよ』
霞「ぇ…………なに、これ…………!」
吹雪「………………」
霞「嘘、でしょ……?吹雪……!」
吹雪「私も、そう思いたいよ……」
霞「じゃあ、私……!何の罪もない、司令官を……!殺したっていうの!!!?」
吹雪「…………うん……」
霞「そ、んな…………どうして、どうして!!!!」
吹雪「大本営の、指令ミスってこと、なんでしょ…………」
霞「なんで!?だからって、私に、司令をぉ!殺させたっていうの!!?」
吹雪「仕方ないよ……霞ちゃんのせいじゃない……誰も予想してないよ……」
霞「そんなんで、司令官は帰ってこないわよ!!!!わ、私……!私!!!」
霞「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!」
吹雪「…………」ゾクゾクッ
霞「しれいかん!!!じ”れ”い”が”ぁ”ん”!!!!!!!」
霞「ひどいよぉ!!!ひどぃよぉ……!!」
霞「大好きだったのに!!なのに!!!!こんなのって……!」
吹雪「(ああ~良い顔なんじゃあ~)」
霞「よりによって、なんで……!こんなぁ!!」
吹雪「霞ちゃん…………」
吹雪「(フフッ、作戦成功♪)」
吹雪「(ただ皆に責めさせても、霞ちゃんには『スパイを排除した』って大義があるからねぇ)」
吹雪「(それをこうして奪い去る……後に残るのは無実の司令官を殺した霞ちゃんだけ……)」
吹雪「(これでもう逃げ場もないし助けもない……ご愁傷様、霞ちゃん)」ニタァ
吹雪「(大和さん達に指示を出してから30分くらい……そろそろかな)」
ドタドタドタ
バンッ!
金剛「霞!いマスか!?」
榛名「霞ちゃん!」
雷「どういうことか説明して頂戴!!」
霞「ぇ…………?」
吹雪「(来たぁ)」
霞「なにが、どう、して……」
雷「とぼけんじゃないわよタコ!司令官を殺したって本当!?」
霞「ッ、え……!?」ビクッ
金剛「執務室で提督を撃ったて、噂デース!」
霞「どうして、それ……を……」
榛名「答えてください!!霞ちゃん!!」
霞「ぁ……ぁっ……わ、私……!」ガクガク
金剛「ホントデスか!?」
榛名「どうなんですか!」
雷「答えなさいよ!!」
霞「ぁ、あ、あっ……!あぁっ!」
吹雪「まぁまぁ3人とも、落ち着いてください!」
金剛「ブッキーは黙っていてください!これは霞の問題ネ!」
榛名「もし本当に提督を、殺してしまったというのなら……許しません!」
雷「私だって……!」
霞「っ、ぁ……ぁっ……!」
霞は…………
1.泣きながら謝った
2.逃げ出した
3.私は悪くないと言い出した
>>204
3
霞「だっ、て……!」
霞「めいれっ……!だいっほんっ……えっ……!」
霞「わらひ……!わる……ないもん……!」
金剛「What?」
霞「わた、私!悪くないもん!!!!!!」
霞「大本営からっ、送られっ!きたの!!」
霞「司令官は深海棲艦のスパイだか、ら!暗殺、しろってぇ!!ホントなの!!!!」
霞「だか、ら!私……悪く、ないっ!悪くないの!!!!」
雷「ど、どういうこと!?」
榛名「提督が、スパイだった……?」
霞「そうなの!!だ、って!吹雪、が!くれた!命令、しょ!」
金剛「それは本当なのデスか!?ブッキー!!」
吹雪は…………
1.霞を裏切って寝返った。180°も
2.命令書があったことは本当だと言った
>>210
2
吹雪「まぁ……そういう命令書が届いていたっていうのは本当です…………」
雷「えええっ!?」
金剛「じゃあ提督は本当に……!?」
吹雪「でも………………」
3人「?」
吹雪「さっき届いた命令書……それによって、司令官は本当は、無実だということが……送られてきたんです」
榛名「えええぇぇ!?じゃ、じゃあ霞さんは……早とちりで!?」
吹雪「まぁ、そういうことになります……」
金剛「そんな…………!」
吹雪「(ククク、今3人の中でせめぎ合っているのは、早とちりとは言え命令書に従ったという霞ちゃんの正当性と、許せないという自分の気持ち)」
吹雪「(でも、結局は自分の気持ちが勝っちゃうんだぁ……だって、司令官は無実の罪で殺されちゃったんだから……)」ニタァ
霞「そうなの!だから、私は悪くないの!!」ポロポロ
金剛「………………でも」
霞「ッ」ビクッ
榛名「もうちょっと、するのを遅らせれば……提督の無実は分かって、こんなことにはならなかったはずです……」
雷「なんで、待たなかったの……!?私なら、少なくとも大本営に確認の問い合わせくらいしたわ!!」
霞「だ、だって……!」
吹雪「(ほうら、やっぱりこうなった)」
吹雪「(司令官が大好きな人達は、霞ちゃんを許せるわけないよねぇ)」
雷「霞は、常日頃から司令官に冷たく当たってたわよね……」
榛名「じゃあ、今回の命令を好機だと!?」
金剛「しめしめと殺したってわけデスか!?」
霞「ち、違うの!違うのぉ!!」
吹雪「(普段の言動が裏目に出ちゃったねぇ……ツンデレはこういうところで弱いよ)」
雷「許せない……!」
金剛「このMother fucker!!」
榛名「私は…………あなたを、許しません!!」
霞「信じてぇ……!私、違うのぉ……!」
霞「吹雪……!吹雪!!吹雪からもなんとか言ってよぉ……!」
吹雪「(助けを求める目で見られている…………ここは)」
吹雪「>>220」
ドッキリ大成功~
この殺人者め
吹雪「(うーん、そろそろかわいそうかなぁ……そろそろドッキリだって明かした方が……)」
吹雪「(でも、私ってそういうところが甘いのかな?)」
吹雪「(どうしよう…………)」
ネタバラシ…………
1.する
2.しない(>>221を言う)
多数決+5まで
俺以外全員2とかひでえなww
吹雪「(いいや、まだ駄目!!)」
吹雪「(ネタバラシはここを乗り切って……すぐだから……もうちょっとだけ待とう)」
吹雪の残虐性が上がりました(特に意味のないステータス)
吹雪「(ということは……)」
霞「吹雪……?」
吹雪「この殺人者…………」
霞「ッ!?」ビクッ
吹雪「聞こえなかったの?殺人者!人間の屑、チンピラ、ゴロツキ、犯罪者!!」
霞「ふ、ふぶき……!?」ワナワナ
吹雪「私は言ったよ!?待とうって!!なのに、すぐ決行しようって言ったのは霞ちゃんじゃない!!」
霞「ええっ!?」
金剛「ブッキーもこの計画に……?」ギロッ
吹雪「はい……一応秘書艦ですから、大本営からの命令は大体、私を通すので……」
吹雪「でも、私は司令官を信じて……大本営に問い合わせをするから待ってって言ったんです……けど、霞ちゃんは……」
霞「そ、そんな!!吹雪!!」
吹雪「(ヒヒヒヒヒッ)」ニタァ
吹雪「信じてたのに!霞ちゃんは口ではああ言ってるけど、本当は司令官の事が大好きだって!」
霞「えっ、ええっ!?」
金剛「やっぱり……私もずっと前からそう思ってまシタ!」
榛名「霞ちゃん……もう、お別れが近いですね」ゴゴゴゴ
雷「酷いわ!大ウソつきのペテン師悪党~!」
吹雪「シンジテタノニ!」
霞「ふ、ぶき……?」
吹雪「近寄るな裏切り者!!!!!!!」
榛名「無実の罪で提督を、提督を奪ったこと!許さない!!」ジャキン
雷「怒りの錨をくらえ!(今のメッチャ面白いわ!)」
金剛「Dead or Die」ジャキン
霞「そんなぁ……ふ、ぶきまで……!」
吹雪「(どう?霞ちゃん……裏切られる気分は……今、霞ちゃんは最高にイイ顔をしてるよ)」ニタァ
吹雪「(にしても3人も3人で、自分の感情を優先してるとはいえ酷いなぁ)」
吹雪「待ってください!いくらなんでもこの場で殺るのはダメです!」
金剛「Don't stop!!」
吹雪「ここは私に任せてください!大本営からの指示を仰ぎますので!!」
榛名「…………でも」
吹雪「大丈夫!間違いとは言え、これだけの事をしたんです。ただで済むはずありません!!」キラキラ
霞「ヒッ……!」ガタガタ
雷「…………わかったわ。ただし、決まったら教えてよね!」
榛名「雷ちゃんがそう言うなら……」
金剛「いいでショウ……」
吹雪「というわけで霞ちゃん、大本営からの返答があるまで……霞ちゃんは独房入りです」
霞「ぁ……どう、して……こんな、ことに……!」
吹雪「(私の目に入ったからだよ♪)」
・・・・・・
~独房~
吹雪「少しの間だから……ガマンしてね」
霞「吹雪…………私、どうなるの……?」
吹雪「えっ?」
霞「司令官を殺しちゃって……仲間にも恨まれて…………もう、死にたいよぉ……」グスッ
吹雪「…………また来るよ」
ギィィ ガチャン
霞「うっ、うぅぅっ……!」
霞「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
・・・・・・
~吹雪の部屋~
吹雪「というわけで、霞ちゃんを懲らしめることができました!」
大和「おめでとう、吹雪ちゃん!」
58「イエーイ!!」
提督「ムグーッ!ムーーーー!!」ジタバタ
吹雪「あ、目が覚めたんですね司令官!猿轡だけでも外してあげます」
提督「プハッ!吹雪!これはどういうこと!?ドッキリは?」
吹雪「ドッキリですよ?ただ司令官に教えたのとは内容が違うだけで……」
提督「何を言ってるの!早くこれを外しなさい!!」
吹雪「駄目ですよー……外したら司令官逃げちゃうじゃないですか。今司令官を皆に見られたらまずいんですよ」
大和「そういうことですので……少し我慢しててください」
58「いい気味でち!オリョールの神が天罰を下したのよ!!」
提督「大和、58!?あなた達まで……!」
提督「何を企んでるのか知らないけど、今すぐやめて解放しなさい!!」
吹雪「もうーうるさいなぁ。やっぱり猿轡はしておきましょう」
提督「ムーーーーーー!!」
・・・・・・
吹雪「というわけで、ネタバラシですね!」
大和「果たして許してくれるかしら……」
吹雪「ダイジョーブダイジョーブヘーキヘーキ!ドッキリは万人に与えられた免罪符です!」
58「で、どういう風にバラすの?」
大和「独房に看板を掲げて持って行くとか?」
吹雪「いいえ…………そんな生ぬるいことはしません……」
吹雪「この復讐のネタバラシをする流れはは…………>>256こそふさわしい」
鎮守府の皆から私刑で解体されるドッキリ
吹雪「そりゃ、ここは司令官を慕う艦娘達の巣窟です」
吹雪「大本営の返答なんて待たずに、皆の恨みの籠った私刑でジ・エンドですよぉ」ニタァ
提督「(なんですって!?いったい何を言ってるの!?)」
大和「なるほど……」
吹雪「まぁグラウンドに磔にして、皆の手による解体を行うってのがベストですね」
吹雪「決行は明日の昼。お2人は皆にそれを広めておいてください」
吹雪「グラウンドでの霞ちゃん大解体ショーのことをね」
58「了解でち!!」
~夜・吹雪の部屋~
提督「(吹雪…………一体どうしちゃったの……)」
提督「(あんな黒い笑い…………見たこと無かった)」
提督「(それにしても……)」モジモジ
提督「(うぅ……この血糊、私の体温のせいか全然固まらない……)」
提督「(胸の間で、ドロドロして……気持ち悪い……)」
提督「(ハァ…………どうして私、こんな体なんだろう……)」
提督「(お蔭で学校では男子にジロジロ見られたし、電車では痴漢されたし…………)」ハァ
提督「(って、いけないいけない!!今はどうやってここを脱出して吹雪の悪事を止めるか!)」
提督「(3人の話を聞く限り、霞を陥れてからドッキリって言ってたわね……)」
提督「(なにがドッキリよ!霞の心には傷が残るってのにぃぃ!!)」グググ
提督「(うぅっ、拘束固い……外れない)」
提督「(ここは…………どうしよう……どうやって抜け出そう……)」
提督「(猿轡をされてるから叫んで助けは呼べないし……)」
提督「(うーん…………吹雪達に頼んでみようかしら)」
提督「(ここは、何かで釣った方がいいわね)」
提督は…………
1.吹雪を愛で釣る
2.大和をご飯で釣る
2.58を休暇で釣る
>>264
2
提督「(大和…………そういえば、この前一緒に見たグルメ番組に異様に興奮してたわね)」
提督「(そこにつけこめば……!)」
・・・・・・
吹雪「私も妹達に解体ショー広めてこよーっと!」
58「ちょっとオリョー…………お料理に行ってくるでち!」
大和「行ってらっしゃい」
バタン
提督「(しめた!大和1人だけ!)ンーーーンンーーーー!!」
大和「どうしたんですか?トイレ?」
提督「ン!ン!」ブンブン
大和「もうーなんなんですか?猿轡外してあげますから、言ってみてください」
提督「プハッ!ホルモン!!」
大和「え?」
提督「カルビ!うな重!!焼き鳥!チャーハン!タコライス!手羽先!カレー!オムライス!!」
大和「な、何を……!」
提督「この前一緒に見たテレビ!大和、アレ食べたいんじゃない!?」
大和「え、ええ……まぁ」
提督「今度連れてってあげる!!!!」
大和「ホントですか!???!?!?」
提督「だから、この縄解いて!!」
大和「ッ、そういう作戦ですか……いけません!吹雪ちゃんを裏切る事なんてできません!」
提督「担々麺!油淋鶏!!」
大和「やめてください!!」グゥウー
提督「どう、食べたいんでしょ!?横浜、銀座、恵比寿!!」
大和「うわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
提督「(やった!効いてる!!)」
大和「ふ、ふん!そんなの……鳳翔さんに作ってもらえば……!」
提督「本場の味!テレビで見た味!!それは換えがたい!!」
提督「ジェニーのサンドイッチ!ジェナーロの仔牛の煮込み!!ジャングルの猪のステーキ!!パパ・ジェノーチのペパロニピッヅァ!!」
大和「ぐ、ぐぬぬ……!」
提督「天ぷら!!かつ丼!!!!」
大和「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
大和は…………
1.食欲には勝てなかったよ……
2.ふ、吹雪は裏切れれれなななないいいい!
>>232
ごめん安価ミスった……
>>下2
大和「(食欲になんか、絶対負けたりしない!!)」
大和「(吹雪ちゃんは、大切!!!!!)」
大和「だめ!吹雪ちゃんを裏切れない!!」
大和「(けど…………)」
大和「(私が誓ったのは吹雪ちゃんの復讐の手助け……それは、もう達成されたんじゃ……?)」
大和「(後はネタバラシだけだし……もういいんじゃ……?」
大和「(もうゴールしてもいいんじゃ……?)」
大和「(そうよ大和……やるべきことは果たした……これは裏切りじゃないわ……)」
大和「てい、とく…………」プルプル
提督「なに?」
大和「本当に、連れてってくれるんですか……?」
提督「もちろん!!」
大和「…………わかりました……」
大和「(ごめんなさい吹雪ちゃん、食欲には勝てなかったわ……)」
提督「じゃあ早速縄を……!」
ガチャッ
吹雪「ただいまでーす!」
提督「ッ」
吹雪「あれ、大和さんなんで猿轡外すんですかー!」カチャリ
大和「ごめんなさい、お話ししたいって言うから……」チラッ
提督「!」コクコク
吹雪「なんだそうですかぁ」
ガチャッ
58「広報完了!!」
吹雪「ありがとう58ちゃん!じゃあ今日は明日に備えて寝よっか!」
大和「はい」
58「了解でち!」
吹雪「司令官は私のベッドで寝てくださいねー」ナデナデ
提督「…………!」キッ
吹雪「ふふっ、無駄ですよ司令官……この縄は自力じゃ解けないんだから」ククク
大和「…………」
・・・・・・
~翌日昼・グラウンド~
霞「…………」磔
ザワザワ
ホントニカスミガ……
吹雪「司令官を慕う皆さん、こんにちは……」
吹雪「もう皆さん知っているかもしれませんが……昨日司令官は、霞ちゃんに殺されました……」
\ドヨッ/
・・・・・・
朝潮「そんな…………霞……!」
満潮「なにしてんのよあのバカ!!」
霰「本当に霞が……?」
朝雲「何かの間違いよ!!」
・・・・・・
吹雪「私は、このような酷いことをした霞ちゃんが許せません……!」
吹雪「大本営からの決断なんて待てない!!私はここで、霞ちゃんを解体します!!!」
金剛「YEAH!Fuck!!」
雷「やっちゃって!!」
吹雪「司令官を慕う皆さん、あなた方にもその権利はあります!!」
吹雪「1人ずつ霞ちゃんを徐々に解体していってください!!」
\解体………… でも、提督を殺したんだし……/
金剛「私は賛成デース!KILL!KILL!」
榛名「許せません!!」
\ああ言ってるし…… 私も、許せない……/
\やれ…… やれ……!/
\やれー!!/
吹雪「だってさ、霞ちゃん♪」
霞「うぅっ……」ジワッ
吹雪「皆酷いよねぇ、こうして霞ちゃんを責めたてて……」
吹雪「ねぇ、今どんな気持ち?」
霞「うっ、うっぅぅっ……」グスッ
吹雪「ふふっ、フフフフフッ…………」
霞は…………
1.泣き叫んだ
2.諦めたように黙った
>>289
1
霞「うっ、ぐぅうぅっ!」グスッ
霞「私、違うのに…………!」
吹雪「まだそんなこと言うの?」
霞「言うわよ!!私は、悪くない!!大本営があああぁぁぁぁ!!」
霞「うああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
吹雪「(フフッ……これが最後だもんね…………思い切り泣くといいよ……♪)」
・・・・・・
~吹雪の部屋~
提督「ありがとう、大和」
大和「いえ…………そこの58ちゃんはどうします?」
58「」拘束
提督「放っとこう。それより早くグラウンドに行かなくちゃ!!」
吹雪「さーて、じゃあ早速解体していきましょうー!」
霞「いやああああぁぁぁぁ!!助けて司令官!!!助けてえええぇぇ!!」
吹雪「この期に及んで命乞い?あはは!まったくお笑いだよ……司令官がいたら、奴も笑うでしょう」
吹雪「でも、その司令官を殺したのは……霞ちゃんだからね」ニタァ
霞「ッ、うわあああああああああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」
・・・・・・
朝潮「ッ、見てられません!」
荒潮「霞…………」
霰「んじゃ」
朝雲「あ、待って!アレ!!」
霰「あれは…………」
提督「待ちなさああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!」ドドドドド
ドヨッ
エ?アレ?
霞「ッ、嘘…………」
金剛「Why!?」
榛名「あ、ああぁぁ!」
吹雪「…………」ニタァ
提督「ふーーーーーーーぶーーーーーーきーーーーーーーーーー!!!!!」
霞「司令官、生きて…………どうして……!?」
吹雪「はい、というわけで霞ちゃん!」パッ
霞「えっ…………?」
【ドッキリ大成功!!】
一同「………………えっ?」
吹雪「ふふっ、フハハッハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
吹雪「ヤーーーーーーーイ!ひっかかーーーーーーーった!!!!!!!!!」
吹雪「バーーーーーーーーーーーカ!!!!!アッハハハハハ!!」
霞「ど、どういうこと……?」
吹雪「どうもこうも、ぜーんぶドッキリ!!司令官は生きてるし、大本営からの命令ってのも嘘でーす!!」
一同「えええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!!?!?!?」
霞「ふ、吹雪ィィィィ!!だ、騙してたのぉぉおぉぉぉ!!?!?」
吹雪「てへっ☆」
霞「こ、この下衆野郎ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」ジタバタ
吹雪「あっははは!手も足も出ないでしょー!!」
吹雪「ねぇ、どんな気持ちぃ?どんなああああああああああ気持ちぃいいいいぃぃぃぃ!?」
吹雪「アーーーーーーッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!」
提督「吹雪ィィィ!」
吹雪「あ、司令官。誰に解いてもらったんですか?大和さん?58ちゃん?」
提督「……知ってたの?」
吹雪「司令官の事だから、このタイミングできっと来ると思ってましたよ!」
吹雪「なんてったって、私の司令官ですから」ニコッ
提督「…………ふーん、ありがとう」ニコニコ
提督「それが最後に言い残したことね♪」
金剛「え、どういうことデース?」
榛名「お姉さま…………要は」
雷「全部吹雪の嘘だったってこと……?」
一同「………………」
皆の反応
1.なーんだ(ホッ)
2.吹雪ふざけんな!!
>>300
1
金剛「なーんだ、ブッキーのjokeでシタか……」
榛名「ビックリしました……」
雷「うぅ……霞には酷いこと言っちゃったわ……後で謝りましょう」
金剛「そうデスネ」
榛名「はいっ!」
・・・・・・
朝潮「よ、よかったああぁぁ~!」
朝雲「もう心配させて~!」
・・・・・・
提督「さーて、吹雪……どうしてほしいー?」パキポキ
吹雪「あはは、なに怒ってるんですかー?」
提督「当たり前よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「大和が全部話してくれたわ……観念なさい!!」
吹雪「まさか、私が黙ってお仕置きを受けるとでもー?」ニタァ
提督「なんですって……?」
吹雪「こんなこともあろうかと、最終兵器は用意してあります!!!!」
提督「なっ!」
吹雪「大和さんが裏切ったなら…………」
吹雪「いでよ!!最終兵器58ちゃん!!!!!!!!」
シーーーーーーーーーーン
吹雪「あ、あれ?」
吹雪「58ちゃーーーーーーん!!」
シーーーーーーーーン
吹雪「あれぇっ?」
提督「58なら部屋でオネンネよ」
吹雪「んなっ、あの役立たずーーーーーーーーー!!!!!!」
吹雪「こうなったら、霞ちゃんを人質に……!」
霞「だーれを人質ですってー?」
吹雪「霞ちゃん!?磔にされてたんじゃ……!」
金剛「Sorry、霞ちゃん」
榛名「ごめんなさい……」
雷「せめて、拘束だけでも解いてあげたわ」
霞「ありがと!」
吹雪「余計な事をおおおおおおおおおおおおぉぉ!!!!!!!」
提督「さー吹雪、因果応報……払ってもらうわよ~」ニコニコ
吹雪「あ、あはは……司令官……待ってくださいよ~私は初期艦で秘書艦ですよ?話くらい聞いてくれても」
提督「問答無用!!!!!!!!」
吹雪「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
・・・・・・
~執務室~
吹雪(正座)「うぅぅぅ……畜生……畜生……!」
58(正座)「な、何でこんな目に……」
霞「フンッ、当然よ」
提督「さーて、2人へのお仕置きはどうしようかなぁ」
吹雪・58「ヒッ!」ガタガタ
提督「きーめた!」
吹雪へのお仕置き>>305
58へのお仕置き>>306
地下室一週間
艤装を付けずにオリョクル
~吹雪・地下室一週間~
吹雪「うううぅぅぅぅ!しれいかーん!ゆるしてええぇぇ!!」
司令官「ここで反省しなさい!!!!」
吹雪「ほんの出来心なんですううぅぅ!!だからああぁぁ!!!」
司令官「ふんっ!」
ガチャン
吹雪「ぎゃあああああああああああぁぁぁあぁあぁぁ!!!!暗いの怖いよーーーー!!!!!!!」
吹雪「せめて電気つけてええええええええええぇぇぇぇ!!!!!」
吹雪「しれいかーーーーん!みんなーーー!!!!暗いの怖いよーーーーーー!!!!!!」
吹雪「ふぇえええぇぇぇぇぇぇん!!」ビエーン
・・・・・・
提督「(あ、吹雪は暗いのが苦手だったんだった……まいっか)」
提督「(食事を渡しに行った大和曰く、吹雪は毎回暗さのあまりおしっこを漏らしていたという……)」
~58・艤装を付けずにオリョクル~
ドォン!! ダァン!!
58「ちょ、マジでシャレにならないでち!!!」
提督『クロールで避けなさい!!』
58「無茶言うんじゃねぇ!!でち!!!!!」
提督『大丈夫よ!単艦だから大破したら帰港できるわ!!』
58「ね、燃料重いいぃぃ!!」
提督『最低30は持って帰って来なさい!!いいわね!!!!!』
58「はぁ!?そんなこと言ったって…………あ」
ヒュウウウウウウン……
ドォォォォン!!!!
58「ぎにゃああああああああああぁあぁぁぁぁ!!!!!」大破!
・・・・・・
提督「まったく!あの2人はもう!!」
霞「なんで大和は許したのよ?」
提督「大和は最後の最後で協力してくれたから……ま、食事代は1万円しか渡してないけど」
~横浜~
大和「は、初めて中華街に来ました……」ウキウキ
武蔵「おい、私もいいのか?」
大和「ええいいのよ!今日は提督がお金くれたから!!」
武蔵「なるほど……よし、じゃあ今日は食うか!!」
大和「ええ!!」
・・・・・・
「お、お客さんよく食べるアル!」
大和「もっとじゃんじゃん持ってきてー!!」
武蔵「足りんぞ!!20人前追加だ!!」
「ひええええぇぇ!!」
大和「んーーーーーー食べた食べた!!」
武蔵「満腹だ……」
大和「あ、武蔵は先に帰ってていいわよ。ここは私が出すから!」
武蔵「そうか?すまんな……ちょうど土産を買いに行こうと思っていたんだ。先に行って、買ったら帰るとしよう」
大和「うん!」
・・・・・・
「えー……32万7千円アル」
大和「はーい!」
大和「ふふっ、提督ってばこんなずっしりした封筒だもの……きっと中身は100万くらい……」
諭吉x1「やぁ」
大和「…………え?」
大和「え、これだけ……?この重さは…………」
重り「やぁ」
大和「」
「あ、あの……お客さん?」
大和「…………ツケって効きます?」
「ダメアル」
提督「(大和があれから帰ってこない…………なんでも、皿洗いやらなんやらの雑用で飯代を返しているらしい)」
提督「ま、許したとはいえ一味の1人だからね。良い物を食べられただけ幸せよ」
提督「(ちなみに58だが、60回ほど無艤装でオリョクルに行かせたらハイライトの無い目で『ごめんなさい……ゆるしてください……もうしません』と謝って来たので許してやった)」
提督「(吹雪は…………実は、今日がその1週間)」
・・・・・・
~地下室~
ギィィ
提督「どう?吹雪、反省し……って、なにこれ!?」
吹雪「うぅぅぅぅ……しれいかぁん……」ビチョビチョ
提督「もしかしてこれ……おしっこ?」
吹雪「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!怖かったああああああぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」ダキッ
提督「きゃあああぁぁーーーーー!!」
提督「(もうしないことを約束させ、吹雪は地下室から出してあげた……)」
・・・・・・
提督「はぁ……まったく……困った事件だったわ」
提督「(あの後金剛達と霞は和解。吹雪という人柱を使って……)」
提督「(大和は無事帰って来た……ただ、口調が中国っぽくなった気がする。ちなみに姉思いな武蔵も自ら手伝いに行っていたらしい)」
提督「(58は……今日もバシー)」
提督「(何はともあれ、やっと築いたこの鎮守府の平和は、もう少し続きそう……)」
~おしまい~
お疲れ様でした
途中で気付いた……完璧なドッキリは提督、引いては下衆部隊だからこそできる芸当だということに…………
単に力不足かもしれんが、艦娘→艦娘は無理がある!!
というわけで勝手ながら……このスレで愉悦を求めるのは終わりです……
愉悦部の自覚がある人達すまん。今度4周目建てるから許してくれ
このスレは最初に作った女提督と吹雪のヤンデレズスレに移行する
非安価だしきっとR-18になる。それがNGな人はすまない……
ちなみにこの後は、女提督メイクとヤンデレズになる秘書艦娘だけ安価を取ります
スレタイ詐欺もいいとこだが許してくれ
最初は吹雪x最初の女提督
~提督が鎮守府に着任しました~
提督「ここが執務室ね」
コンコンコン
吹雪「初めまして、司令官!吹雪です!」
提督「おおー!君が秘書艦かぁ!」
吹雪「はい!特型駆逐艦の一番艦です。これから頑張りますので、よろしくお願いしますね!」ニコッ
提督「建前は上司と部下だけど、堅っ苦しいのは無しでいこうね」
吹雪「(よかったぁ……!優しい人だぁ!)」
・・・・・・
提督「まずは鎮守府海域の奪還ねぇ……よし、ここは戦力増強しよう!」
吹雪「資材はどうします?」
提督「こう見えても主席エリートだからね、資材は…………こうだぁ!!」バンッ
4:30:00
吹雪「ええっ!?いきなりこんな……!」
提督「バーナーON!」
ボオオオオオオォォ!!
山城「扶桑型戦艦、妹の方山城です」
提督「戦艦きたああぁぁ!!」
吹雪「あ、山城さーん!!」
~提督が大佐に昇進しました~
提督「フッフッフ、吹雪!ついに大佐よぉぉ!!」バーン
吹雪「すごいですー!!今日はお赤飯にしましょう!」
提督「と、その前に演習と出撃しなくちゃね。吹雪、旗艦任されてくれる?」
吹雪「はい!皆やっつけちゃうんだから!!」
~吹雪が改二になりました~
吹雪「見てください司令官!私ついに改二になりました!!」
提督「おめでとう吹雪!長いこと旗艦やっててくれたから、一番最初に改二になってくれたね」
吹雪「これも司令官のお蔭です!ありがとうございます!!」
提督「いいってことよ!後は私が大佐から昇進しないと……!」
吹雪「司令官ならやれますよ!応援してますし、私も精一杯お手伝いしますね!」ニコッ
~提督が少将に昇進しました~
提督「ついに……ついに大佐から上に上り詰めたわああぁぁ!!」
吹雪「やりましたね司令官!」
提督「うん!吹雪もこんな私についてきてくれてありがとう!」
吹雪「えへへ……そんな褒められることじゃないですよぉ」テレテレ
吹雪「あ、そうだ。今度の出撃の旗艦――」
金剛「HEY提督ゥー!次の出撃も私に任せてほしいデース!」
提督「なーに金剛。改二になったからって早速暴れたいのー?」
金剛「YES!私の艤装もウズウズしてるネー!」
提督「よっしゃわかった!じゃあ次は金剛を旗艦に重巡と軽空母の部隊でいこう」
吹雪「…………」
~別の日~
吹雪「いけない、ドックに入ってたら執務のお手伝いする時間が無くなっちゃってた!」タッタッタ
吹雪「うぅ……数に限りがあるんだから高速修復剤を使わなくていいって言ったのは私だけど……」タッタッタ
ガチャッ
吹雪「すいません司令官!ドックに入ってたらこんな時間に!」
提督「ん?ああいいよ。結構終わらせたから!」
加賀「まったく……世話の焼ける人です」
提督「ありがとね加賀!お蔭で助かったよー!」
吹雪「あ、加賀さん……?」
提督「吹雪がいなくてどうしよーって思ってたら加賀が手伝ってくれてね!お蔭でようやく終わったの!」
加賀「別にこれくらい、訳ないです」
吹雪「そう、ですか………………」
~また別の日~
提督「ん~~~!やっと終わったー!」
吹雪「今日も執務お疲れ様です!ところで、今日の晩御飯なんですけど……私が――」
ガチャッ
比叡「司令、カレーの味見をしてほしいです!!」
提督「げっ!比叡!ちょっとはまともな味にできてるのー?」
比叡「失礼な!私だって日々進歩してるんですよ」
提督「そこまでいうなら……味見くらいはいいよ。食べてあげる!」
比叡「わぁっ!ありがとうございますー!」
吹雪「…………」
~またまた別の日~
吹雪「司令官、次の海域は水雷戦隊じゃないとボスに行けないですよ!」
提督「ええっ、マジ!?うーん…………じゃあ旗艦を神通にして、阿武隈と阿賀野……」
吹雪「あ、あの……司令官、最近私出撃してないですし、そろそろ」
提督「駆逐艦は雪風と叢雲、あとは火力欲しいし夕立ね!」
吹雪「あ、はい!じゃあ皆にそう通達してきますね!」
提督「うん!いつも悪いねぇ……ありがとう」
吹雪「いえいえ!私のお仕事ですから!!」
バタン
吹雪「…………」
~提督が着任してから1年後~
吹雪「(最近、めっきり出撃もなくなった……)」
吹雪「(もうこの辺は奪回しちゃったからっていうのもあるんだろうけど……)」
吹雪「はぁ……」
吹雪「(執務も最近は司令官が1人で全部やっちゃうし……私って……)」
「アハハ!」「ウフフ」
吹雪「………………」
吹雪「(他の子が司令官と仲良く話してる…………いつもだったら、そこには私がいたのに……)」
吹雪「(司令官…………)」
吹雪「(……司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官司令官)」
吹雪「ダメ…………司令官は、皆の…………」
吹雪「皆、の………………」
吹雪「…………違う……司令官は、私の…………」
吹雪「私の司令官…………」
~ある日~
提督「ん、んー!」セノビ
提督「ふあぁぁ……あっ!」ガタッ
バシャッ
提督「いけない!お茶こぼしちゃったぁ!!」
吹雪「大丈夫ですか?司令官」フキフキ
提督「ありがとう吹雪!やっぱ吹雪が居ないと私は穏やかじゃないよぉ~!」
吹雪「フフッ、もう司令官ってば」ニコッ
・・・・・・
吹雪「今日は褒められちゃった…………」
吹雪「フフッ、司令官ったら……私が居ないとダメなんだからぁ……♪」
吹雪「待っていてください……司令官…………」
吹雪「吹雪がすぐに、司令官の全てになります……」
というわけでここまで
~別のある日~
提督「はぁ~……穏やかじゃないなぁ」
吹雪「(司令官の口癖……ため息をつきながら言う時は、大体面倒なことが起こっている)」
吹雪「どうかしたんですか?」
提督「うん……ウチの部隊が哨戒中、原住民とトラブルになったらしくてさぁ……」
提督「『サブ島は我々の物だ。今すぐサブ島から去れ、死か自由かだ!』って」
提督「ったく、誰があの島を安全にしてやったと思ってるのよ……」クドクド
吹雪「へぇーそんなことが……」
提督「どうせ連中が欲しいのは平和じゃないわ。ただ密売したいだけよ、コカインを」
吹雪「あ、あはは……」
・・・・・・
吹雪「悩ましく頭を抱える司令官…………可愛かったなぁ」
吹雪「司令官……心配しないでください。司令官を悩ませるすべてのものは、私が許しません……」
~また別のある日~
提督「………………ううぅ、穏やかなわけないよぉ」
吹雪「今度はどうしました?原住民とは交渉して和解したはずですけど……?」
提督「ああ吹雪…………それがね……なんか、私……結婚するみたいなの」
吹雪「ええっ、け、結婚!?」
提督「相手は政府のお偉いさん……私の功績を見て、お見合い話を持ち掛けてきたんだけど……」
吹雪「乗り気じゃない、と?」
提督「当たり前じゃない!写真を見てみたけど、あんなカエルみたいな親父とは死んでも結婚なんてできないわ!!」
吹雪「じゃあそういう風に言えばいいじゃないですか?」
提督「言いたいのは山々なんだけど……ソイツ大本営にも顔がきくから、下手に断ったら色々マズそうなんだよなぁ……」ハァ
吹雪「………………そうですかぁ……」
・・・・・・
吹雪「…………この人かぁ……私の司令官を狙ってるウジ虫は……」カチカチ
吹雪「こういう手合いの人種は……叩けば埃が…………出てきた……♪」カチカチ
吹雪「へぇー……裏で複数の殺人、誘拐、強姦、通貨法違反、それに麻薬の密売かぁ……」カチカチ
吹雪「マスコミに送っちゃおう。インターネット社会って便利」カチカチ
~そして~
提督「吹雪!やったよ!あの親父、裏で色々やってたらしくてさ。ついに逮捕されたみたい!」
吹雪「へぇーよかったじゃないですか!」
提督「これで婚約話も白紙!いやぁよかったぁ……!」
吹雪「ふふっ」ニコニコ
・・・・・・
吹雪「司令官のあの安心した顔……ふふっ、よかったぁ」
吹雪「やっぱり司令官には私がいないとダメなんだ……他の艦娘じゃ、ここまでしてあげられないもの」
吹雪「…………でも、また司令官を狙う狼が増えたら…………」
吹雪「嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!」
吹雪「司令官は渡さない……司令官には私がいる!司令官は…………!!」
吹雪「……仕方ないよね……司令官は魅力的だもの。下半身にしか血が集まらない猿共にとっては格好の的……」
吹雪「こうなったら、誰かに取られる前に…………私が、司令官を取っちゃえば……私が司令官の…………全てに」
・・・・・・
吹雪「司令官っ♪」
提督「ん?どうしたの吹雪。今日はやけに機嫌がいいじゃない」
吹雪「はい!今日は私と司令官の大切な日ですから!!」
提督「大切な日……?あれ、なにかあったっけ」
吹雪「ああ、別に去年この日に何があったってわけじゃないですよ」
提督「?」
吹雪「この日は、今日から毎年……私達にとって大切な日になるんです」ニッコリ
提督「何を言って………………あ、れ……?」グラッ
ドサッ
提督「…………」Zzz
吹雪「ふふっ……久しぶりに食べた私の手料理は美味しかったですか?隠し味がちょっと特殊でしたけど♪」
・・・・・・
~吹雪の隠し部屋~
提督「ん…………うぅ…………あれ、ここは……」
吹雪「お目覚めですか、司令官」
提督「吹雪……?」
吹雪「はいっ!あなたの大切な大切な吹雪です!」
提督「一体、なに……これ……ベッドに寝かしつけられてて……」
吹雪「あ、体はまだ動かないと思いますよ。痺れ薬を飲ませちゃいましたから!」
提督「どうし、て……」
吹雪「吹雪は思ったんです。このままじゃ、また嫌な物事が司令官を悩ませる……」
吹雪「それじゃあ司令官が疲れて、ダメになっちゃいます」
吹雪「だから、私が司令官を何もない……静かで他に何も必要のない場所に連れてきたんです」
提督「それがここ、だって?」
吹雪「はいっ」
吹雪「ここなら誰も司令官を見つけられない、誰も司令官に近づけない、誰も司令官を傷つけられない」
吹雪「司令官をダメにしようとするもの全部を、遮断できるんです」ニコッ
提督「…………やめ、なさい……」
吹雪「えっ?」
提督「吹雪の気持ちは嬉しい…………けど、それじゃダメなの……」
提督「私は色んな物事を見てきた……汚いことだって沢山…………だけど、その度に私は、乗り切って強くなれた……」
提督「だから私は、私を襲うあらゆる困難を否定しない……乗り切って、打ち砕いてみせる……」
吹雪「………………」
提督「確かに吹雪の言う通り、ここは他者の介在する余地のない世界……きっとストレスとは無縁の、何もない世界」
提督「でも、ここに居たら私は弱くなっちゃう……人はね、困難が無ければ強くなれないの……」
提督「だから、私はここにはいられない……お願い吹雪……私をここから出して」
提督「あなたが心配するような、私がダメになるなんてことは絶対にありえないわ。だから、ね?」
提督「私を、強いままの私でいさせて……」
吹雪「………………そうですか」
吹雪「わかりました…………」スッ
提督「吹雪!」パァァ
吹雪「なら、強くなくていいんです」
提督「えっ……?」
吹雪「どうして強くある必要があるんですか?ここなら強くある必要はない。弱くても十分です!」
吹雪「私がいるのに……他に目移りしちゃダメですよ」
吹雪「司令官…………私の顔をよく見てください。どんな顔をしていますか?」
提督「…………笑っているわ……可愛い」
吹雪「そうでしょう♪じゃあ、この顔をよく覚えていてくださいね」スッ
吹雪「もう、司令官がコレをかけることは無いですから……」
提督「あっ!眼鏡返して!!」
吹雪「ダメです。こんな、司令官と外界を繋いじゃうような物!」ガチャンッ
バキッ
吹雪「こんなのはいらない!司令官、私が司令官の目になります!こんな物より、ずっといい世界を司令官に見させてあげます!」
提督「ふ、ぶき……!」キッ
吹雪「ここにいる限り……声も私の声しか聞こえない……ふふっ、私は司令官の耳にもなってあげられます」
吹雪「司令官に触ることができるのは私だけ…………司令官が嗅ぐにおいも、私のだけ…………」
吹雪「司令官が口に含んで味わうのも……私の作った料理と…………」
吹雪「んっ……」チュウウ
提督「ッ!?」
提督「(な、なに!?キスされてるの!?)」
吹雪「しれいかっ、飲んで……」ダラァ
提督「ンンー!(し、舌が……口に入ってきて……唾がぁ……)」
吹雪「…………んっ、ぷはっ……」
提督「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………!」トローン
吹雪「あはっ、飲んでくれたぁ…………嬉しいです、司令官……」
提督「(視界がボヤけて……見えない……吹雪がどんな顔をしているのか……)」
提督「(でも、きっと…………笑ってる……)」
吹雪「あはは!あっはははは!!」
提督「(こんなに、吹雪の声が聞こえてくるんだもの…………笑ってるわ……きっと)」
吹雪「あはははは!あっははははは!!」ポロポロ
吹雪「くっ、ひひっ!うぅぅっ!グスッ、あははは!」ポロポロ
吹雪「司令官……っ、わ、たし!司令官の全てに……なれましたぁ?」ポロポロ
提督「(眼鏡を取られて、口にするものも、私に触れられるのも……吹雪だけ……)」
提督「(これじゃ、本当に……私の全部……吹雪に……)」
吹雪「答えてくださいよぉ……ねぇ、司令官」ユサユサ
提督「吹雪…………お願い……出して、ここから……」
吹雪「…………まだ、そういうこと言うんですね……」
吹雪「わかりました…………そこまで言うなら……」
吹雪「司令官の体…………全部、いただいちゃいます」スルスル
提督「ッ、何を……!?」
提督「(見えない……!吹雪が、何をしようとしてるのかも……!)」
吹雪「司令官も、脱がせてあげますね」プチプチ
提督「い、嫌……やめ……」
吹雪「体が動かないから自分じゃ脱げませんもんね。それも私がします……これからもずーっと」
提督「(う、うぅっ……脱がされ……)」
吹雪「下着もとっちゃいます!」ポイッ
提督「うっ……」
吹雪「あぁっ……やっぱり司令官の体……魅力的です……」
提督「やめて…………こんな体、好きじゃないの……」
吹雪「どうしてですか?こんなに大きなお胸や引き締まったお腹をしてるのに」ムニッ
提督「むっ、胸を揉まないでぇ……!私、小さい頃からこんなんで……だから……」
吹雪「…………昔から、男の人にそういう目で見られてたって?」
提督「そうなの……だから、こんな体……無ければいいと思ってたわ」
吹雪「そうですか…………じゃあ、さぞ視姦されて、痴漢もされたんでしょうね……」サワサワ
提督「うっっ……!」ビクッ
吹雪「でも、大丈夫ですよ司令官…………もう、司令官にそういうことをする男の人はいません」
吹雪「これからは私だけが、司令官を見て司令官に触れるんですから……」
提督「吹雪……だけ…………」
吹雪「そうです。ここには私しかいません……だから、安心して……私に全部委ねてください」ニコッ
提督「ぁ…………ぁっ……」
吹雪「ふふふっ……」モミモミ
提督「んうっ!」ビクビクッ
吹雪「司令官のお胸……健康的っていうんですかね……モチモチです」
提督「うっ、うぅうぅっ……!」
吹雪「先端もこんなに硬くなって……気持ちいいですか?」コリコリ
提督「き、もち……?」
吹雪「はいっ、こうするとどうでしょう……あむっ」パクッ
提督「ひうっ!?」
吹雪「こうひれぇ……ちくび、吸ったり……舐めたりぃ……」
提督「んっ、あぁっ……!」
吹雪「ふふっ……可愛いですよ……司令官……」
提督「わ、たし……!」ビクビクッ
吹雪「ふふっ……お胸はこのくらいでしょうかね……次は……」グイッ
提督「ッ!あ、脚!開かないでぇ!」カァァ
吹雪「どうしてですか?私だって大体同じ構造してるんだから、恥ずかしくないですよ」
吹雪「司令官のココ…………綺麗なピンク色で……」ヌチッ
提督「あっ……!」
吹雪「もうこんなになってますね……」ヌチヌチ
提督「や、めてぇ……いじらない、でっ……!」
吹雪「司令官……触ってください……私のも、もうこんなに……」
提督「ッ(吹雪、服を着てないの!?)」
吹雪「はぁっ、はぁっ……ど、うです……?」
提督「すごく濡れてる……」ツプッ
吹雪「んあぁぁっ!ゆ、指入って来たあぁ!!」ビクビクッ
提督「(吹雪の中……指1本入れただけで……こんなにキュウキュウ締めつけ……!)」クイクイ
吹雪「んんぅっ!う、動かしちゃ……んああぁぁっ!」
吹雪「わ、私もぉ……!」ツプッ
提督「ッ、ヒィッ!」ビクビクッ
吹雪「お返し、ですっ……!」クイクイ
提督「んっ、ああぁぁっ!ふぶっ、だめぇっ!」
吹雪「もしかして、こういうことをするのは初めてなんですかぁ?」
提督「初めて、だからぁっ!動かさないでぇ!!」ビクビクッ
吹雪「オナニーもしたことないんですか?」
提督「お、な……!」
吹雪「どうなんです?」クイッ
提督「くひぃっ!し、してた!してたからぁっ!!」
吹雪「じゃあ、ここも弄って大丈夫ですね」クリクリ
提督「だ、そこはだめぇっ!お、ねがい!!くりと、弄らないでぇぇ!!」
吹雪「司令官…………しれいかぁん!」
提督「そんなっ、はげし!うっ、んあああああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっ!!!!」ビクビクビクビクッ
吹雪「あはっ!イッてくれたぁ!!司令官…………嬉しい……!」
提督「うぅぅっ……」ピクピクッ
吹雪「おや、イッたからでしょうか……ココ、降りてきますよ」コリコリ
提督「ッ、うぅっ!!」
吹雪「赤ちゃんの部屋……子宮ですね…………ここに精子をビューって出されると、妊娠しちゃいますねぇ……」
提督「にん、しん…………い、嫌ぁ……」
吹雪「大丈夫ですよ。私は男の人じゃないから……司令官は妊娠なんてしません」ナデナデ
提督「本当……?」
吹雪「はいっ……大丈夫ですから、安心してください」ナデナデ
提督「よかっ…………た……」
・・・・・・
吹雪「(眠った司令官はその後、目を覚ますと別人のように私に甘えてきた)」
~月日が経って~
提督「吹雪…………今日は何をしてくれるの?」
吹雪「そうですねぇ……テレビ番組でも見ましょう!」
提督「うん!」
ポチッ
TV『失踪した某鎮守府の提督と艦娘は、現在も捜索を続けていますが、未だ行方がわかっていません』
TV『警察は、海軍と協力して捜査を続けていく方針です』
提督「ねぇ吹雪、鎮守府ってなぁに?」
吹雪「鎮守府ですか……そうですね…………ふふっ、司令官は知らなくていいことですよぉ」ナデナデ
提督「そっか!」
吹雪「(皆司令官と私が鎮守府の外に逃げたと思い込んでるみたい。本当はただの鎮守府の中なのに……誰も見つけられない……)」
吹雪「(ここならお風呂だってあるし、外への抜け道もある。備蓄財産で買い物にも行けるから衣食住の心配は無い)」
吹雪「(この閉鎖した空間で……私達は幸せを手に入れたんだ)」
吹雪「さぁ司令官、そろそろご飯を作ってきますね!」
提督「うん!行ってらっしゃい!」
吹雪「(これは……私と司令官の、純愛のお話)」
【END】
純愛って素晴らしい というわけで大体30分くらい休憩を挟んだら次の秘書艦(初期艦)安価と提督メイクを行います
ちなみに艦種は問いません
伊8ちゃんの太腿プニプニしたい。改二になる前の鳥海のお腹に顔を押し付けたい。時雨は改二になる前の姿の方が好みだった……
というわけで再開
~某新設鎮守府~
『初期艦が鎮守府に着任しました』
初期艦>>370
龍田
龍田「ここが私が配属される鎮守府なのね~」
龍田「天龍ちゃんは……まぁ、居るわけないわね」
・・・・・・
龍田「さーて、着任する提督は誰かしら~?」
パサッ
龍田「フンフン……女の人ねぇ……これなら天龍ちゃんも取られないわね」
龍田「履歴書によると、士官学校を首席で卒業したエリート……だから初期艦が軽巡の私なのねぇ」
龍田「身長170cm、年齢は……20になったばかり」
龍田「外見は…………これが写真ね」
提督の体つきは…………
1.胸はそれなり尻は安産
2.ツルペタ
3.爆乳カグラ
>>下3
龍田「…………お尻に目が行っちゃうわ……安産型、っていうのかしら?」
龍田「ふーん…………ま、胸は同じくらいかしら」
龍田「帽子を取った写真もあるのねぇ」
龍田「髪は……肩くらいまでのふんわりした髪質ねぇ。うらやましいわぁ」
髪の色は…………>>下3
龍田「黒…………?いえ、よく見たら緑色かしら」
龍田「夕雲ちゃんをさらに黒くしたような色ねぇ」
龍田「……どうやら眼鏡やアクセサリー類はしてないようねぇ」
龍田「あら?なにかしらこれ」
【性格診断書】
龍田「性格診断…………へぇ、こんなのまで」
提督の性格(属性)は……
1.今時若者系(チョイチャラ系)
2.気弱(大人しい系)
3.生真面目(クール系)
>>下4
龍田「…………?」
龍田「どっちかしら~」
多数決
1.大和撫子でいいと思うよ
2.選択肢にないし、安価下(気弱)
>>下5まで
龍田「そうねぇ……次からは『4.その他』って感じで入れてみるわね」
龍田「ごめんね~」ニコッ
龍田「…………」パラパラ
龍田「あら?なにかしらこのページ……」
龍田「コンプレックス……?」
龍田「…………なるほどねぇ……着任してくる司令官はこんなコンプレックスを抱えているのねぇ」
そのコンプレックスとは…………(精神的・肉体的どちらでも)
例:精神→コミュ障を気にしてる 肉体→お尻に青あざがある など
>>417
頭が悪い
龍田「頭が悪い…………?主席エリートなのに……?」
龍田「これには何か裏がありそうね~……おもしろそう」
龍田「今度聞いてみようかなぁ」
今回犠牲となる女提督
・身長170cm 体重56kg
・胸はそれなり、デカ尻安産型
・緑の黒髪で、肩くらいまでのフンワリ
・大人しく気弱
・頭が悪いのがコンプレックス
~提督が鎮守府に着任しました~
提督「う、うぅ……ここが鎮守府……」
提督「私、ちゃんとうまくやっていけるかなぁ……」
龍田「(執務室で右往左往してるわ……こっちに気付いてないのかしら?)」
龍田「こんにちはぁ♪」
提督「ひいいぃぃ!!ごめんなさい!ごめんなさい!!」
龍田「え、ええっ?」
提督「ハッ!すいません……急に話しかけられたものだから……」
龍田「あ、いやいいのよ~」
龍田「私は天龍型2番艦の龍田だよ~よろしくね」ニッコリ
提督「あっ、わ、私はこの度配属された……提督です。よろしくお願いします!」
龍田「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよぉ~ここにはまだ私しかいませんし」
提督「いや、あの……これはクセというか、なんというか……」
龍田「(なるほどね~そういうタイプかぁ)」
別にヤンデレズが艦娘だけとは言っていない
・・・・・・
龍田「じゃあ早速何をしますか~?出撃?建造?開発?」
提督「あ、ああああえと……あの……じゃ、じゃあ、開発…………」
龍田「分かったわ~。デイリーでもあるし、開発しましょう」
提督「は、はい……」
ウィーン、ガシャン!
【20.3cm連装砲】
提督「これって……良いんでしょうか?」
龍田「まぁ……重巡の初期装備だけど、良いと思いますよ~」
龍田「装備しちゃいます。火力アップ~」
~提督が大佐に昇進しました~
提督「や、やりました……!こんな私でも、昇進できた……!」
龍田「おめでとうございます~、私から見ても、提督は有能ですよ~」
提督「そ、そうですか…………?エヘヘ……」
龍田「はい。私も秘書艦として、鼻が高いわ~」
~龍田が改になりました~
龍田「また強くなっちゃったみたい♪」
提督「た、龍田さん!その……改になれましたね……!お、おめでとうございます!」
龍田「ありがとう~♪天龍ちゃんも育ててあげてね~?」
提督「はい!」
・・・・・・
龍田「(このまま行けば、提督は少将ねぇ~)」
龍田「(でも、やっぱり気になるわ……あのコンプレックス欄……)」
龍田「(大事な提督だし、明日聞いてみようかしら)」
龍田「(…………大事と言っても、天龍ちゃん程じゃないわよ、私)」
・・・・・・
~次の日~
龍田「提督~ちょっとお時間いいですかぁ~?」
提督「え?あ、はい!」ガタッ
龍田「執務が終わってからでもいいので~」
龍田「(あんな性格だから皆と距離を取ろうとしてるけど、執務も采配もそつなくこなしてるし……頭が悪そうには見えないわ)」
龍田「(なんなのかなぁ~)」
・・・・・・
~提督の私室~
提督「話ってなんでしょう?」
龍田「うん……それは、あなたの悩みについてなんです」
提督「悩み……?」
龍田「提督は、自分の頭が悪いと思っている……そうですよね?」
提督「ッ、ど、どうしてそれを!?」
龍田「ちょっと……知る機会が」ニコッ
提督「(うぅ……こ、怖いぃ)」
龍田「でも今まで見てきたけど、別に間違った指示は出してないし、お勉強だけっていう感じでもないから……気になって」
提督「そう、ですか………………」
龍田「話しづらいことなら、無理に話さなくてもいいですよ?」
提督「いいえ……龍田さんには話しますね…………ここまで一緒にやってきて、私なんかの面倒を見てくれた龍田さんになら、お話します……」
提督「私の士官学校での成績は知ってますよね……?」
龍田「ええ。主席で卒業するほどだったそうじゃないですか」
提督「……それについても、関係があるんです…………」
龍田「…………?」
・・・・・・
提督「私は海軍大将の父と、女性政治家だった母との間に生まれました……」
提督「仕事が仕事ですから……父は家にあんまり帰ってこないし、母は私をお人形のように扱っていました」
提督「私は物心ついたときから、母に勉強を教わっていました」
提督「学校で習うような基礎的なものから、経済や軍学や帝王学…………家柄に固執した母は、傍から見れば教育ママそのもの」
提督「母の教育は、とにかくスパルタでした…………問題は正解するのが当たり前……間違えたり理解できないと、暴力と罵倒の嵐……」
提督「『なんでこんなのもできないの』『頭の悪い子ね』『あなたは馬鹿よ』……そのせいでしょうか……私の自分へのイメージは『頭の悪い子』でした」
提督「いつの間にか自分を卑下するようになり……元々の性格もあってか、私は臆病な人間になってしまいました……」
提督「ですから……学校に通っても、友達らしい友達はいなくて…………ずっと1人で勉強と読書を積み重ねていました」
提督「そんな生活は高校を卒業するまで続いて……卒業後は、寮のある士官学校へ逃げるように入学したんです」
提督「でも、幼いころのトラウマや習慣は消えなくて……成績だけはいつもトップだけど、友達なんていなくて……」
提督「何度もイジメにあいました。よくある嫉妬と言う奴です……それでも、退学したりトップから落ちたりしたら、また母に殴られ、罵倒される」
提督「その強迫観念からか、私はいつの間にか……首席で卒業していたんです……」
提督「鎮守府の提督を選んだのも、実家に帰ることがほとんど無い仕事だからですね……」
提督「以上が、私の青春なんて無い青春時代です……ごめんなさい、つまらない話でしたね」ハハ
龍田「………………いいえ……」
提督「えっ?」
龍田「……ごめんなさい、提督にそんなことがあったなんて……知らなくて」ダキッ
提督「あはは、大丈夫ですよ……もう慣れましたから……こうして話を聞いてくれたのは、龍田さんが初めてです……」
提督「でも、初めて話したせいでしょうか…………」グスッ
提督「涙が…………止まりません……」ポロポロ
龍田「いいんです……泣いて、私がいます…………」ナデナデ
提督「うっ、ううぅっ、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
龍田「(この人は今まで苦しい思いをしてきた…………)」
龍田「(なら私は、どうしましょう)」
龍田「(そうね…………この人の傍で役に立ってあげることが、私にできる精一杯かしら)」
龍田「(ごめんねぇ天龍ちゃん……浮気じゃないけど、この人も心配で見てられないの)」
龍田「(できれば、2人で支えていきましょうね……)」
提督「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
龍田「よしよし……」ナデナデ
・・・・・・
龍田「落ち着きましたぁ?」
提督「グスッ……はい……」
龍田「それならよかったです~」
提督「龍田さん…………ありがとうございます……」
龍田「いえいえ、こちらこそ話してくれてありがとうございます」
提督「私…………すっかり龍田さんに甘えちゃって……」
龍田「私でよければ、いつでも甘えて来ていいですからね~」ナデナデ
提督「うぅっ……はい……」ギュウウ
~提督が少将に昇進しました~
提督「やりました龍田さん!少将です!」
龍田「おめでとうございます~♪今夜はお赤飯かしら~」
提督「これからも頑張って、海の奪回を目指しますね……!」
天龍「なんか提督、感じ変わったな~」
提督「え?」
天龍「いや、なんかさ。俺が着任してきた時は、どこかオロオロしてて見てらんなかったっつーか……でも、今じゃどっしり構えてる感じがする」
天龍「俺はこっちの方が好きだぜ!」
提督「あ、ありがとうございます……」モジモジ
龍田「うふふ……皆とも順調に仲良くなってて……嬉しい限りだわ~」
提督「龍田さん、その…………今夜もいいですか……?」
龍田「はいはい。いいですよ~」
龍田「(皆の前じゃ、まだ元気に振る舞ってる提督だけど……時たま私を呼び出して、甘えてくるのよね~)」
・・・・・・
~提督の私室~
提督「うぅ……龍田さん…………この前曙さんに、クソ提督って言われました…………嫌われてるんです……」グスッ
龍田「あらあら、それはいけないわねぇ」ナデナデ
龍田「でも、曙ちゃんだって提督が嫌いで言ってるんじゃないんですよぉ?」
提督「ホントですか……?」
龍田「ええ。曙ちゃんは照れ屋だから、ああして照れ隠しに口を悪くしちゃうだけなんです」
龍田「だから、嫌われてないですよぉ~大丈夫、大丈夫」ナデナデ
提督「はい…………龍田さん、ありがとうございます……」ギュウウ
・・・・・・
~ある日~
提督「あ、あの……龍田さん……今日も……」
龍田「ごめんなさい……天龍ちゃんが大破しちゃったから、お見舞いに行かなくちゃ……」
提督「あ、そ、そうですか…………」
龍田「それに、もう私に甘えなくても十分提督は自立できますよ~」
提督「そう、かな…………ううぅっ、分かりました……」
・・・・・・
~別のある日~
龍田「じゃあ今日は水雷戦隊の遠征に行ってきますね」
提督「うぅぅぅ……龍田さぁん……2日もどっかに行っちゃうんですか……」
龍田「仕方ないですよ。空いてる軽巡が私しかいないんですから~」
龍田「皆の指揮は任せましたよ」ニコッ
提督「うぅ…………はい……………………」
~また別の日~
提督「…………(もう1ヶ月も龍田さんに甘えられてない……)」
提督「(遠征が終わるまであと2時間……)ハァ……龍田さん……」
伊58「提督!帰ったでちー!休みが欲しいでち!!」
伊8「死にそう……」
伊19「もう嫌なのね……」
伊168「……(ライン返さなきゃ)」
提督「え?あ……はい……わかりました……」ボー
伊19「大丈夫ー?イク達より顔色悪いのー!」
提督「大丈夫です…………じゃあ、次は東京急行、行ってらっしゃい……」ボー
4人「はぁ!?」
出撃!!
4人「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
提督「はぁ……龍田さん……」
天龍「艦隊が帰還したぜー!」
提督「ッ!」バッ
龍田「ただいま戻りました~」
提督「龍田さぁん!!」ダキッ
龍田「きゃっ!?」
提督「龍田さぁん……龍田さぁん……!」スリスリ
龍田「ちょ、ちょっと……?お触りは禁止されてます~!」バッ
提督「あっ……」
提督「(今……龍田さんに…………拒まれた……?)」
龍田「(流石に皆の前では恥ずかしいわよ~)」
提督「(龍田さんに、拒まれ…………)」
龍田「それよりも提督、遠征中に深海棲艦と遭遇しちゃって……天龍ちゃんが大破しちゃったんです……」
天龍「こんなのどうってことねぇ!俺は死ぬまで戦うぞ!!」ボロッ
龍田「もう、天龍ちゃんってば……」
提督「…………分かりました。天龍さんはそのまま東京急行の支援艦隊として向かってください……」
天龍・龍田「え”っ”!!?」
提督「戦いたいんですよね……?」
天龍「え、あーいや……それは気持ちであって、体がついてこないっていうかー」ダラダラ
龍田「提督、冗談が過ぎますよ?」
提督「天龍さんと、第六駆逐隊の皆さんで伊号の皆さんを援護…………」
龍田「提督!!」
提督「ッ!」
龍田「…………あんまりオイタしては、メッですよ?」
提督「……はい、すいません……皆さんはドックへ行ってください……」
天龍「お、おう。なんかすまねぇな」アセアセ
バタン
提督「…………また天龍さんの心配ばかり……」
提督「どうして私に、構ってくれないんですか…………龍田さん……………………」
一旦中断
~天龍型の部屋~
ガチャッ
提督「(今なら……龍田さんも天龍さんもドック…………)」
提督「龍田さんの、ベッド…………!」ボフン
提督「スーーーハーーー……龍田さんの、におい…………」
提督「…………ごめんなさい、龍田さん……」ガサゴソ
提督「た、龍田さんの……!しゃ、シャツ……!!」
提督「…………」キョロキョロ
提督「い、1枚くらい……いいよね……?」サッ
・・・・・・
ガチャッ
天龍「いやぁいい湯だったぜ!」
龍田「そうねぇ」フフ
天龍「さーて!着替えて飯行くかー!!」
龍田「…………あら?」
天龍「ん、どうした?」
龍田「シャツが足りないような……」
天龍「気のせいじゃないのか?この前一斉に洗いに出したばかりだし」
龍田「うーん……そうかもね~」
・・・・・・
~提督の私室~
提督「んっ……たつ、たさぁん……!」スースー
提督「(私…………いけない人だ……龍田さんのシャツのにおいで……)」
提督「っ、ひうぅぅぅうぅぅぅーーーっ!!」ビクビクビクッ
提督「ッ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」
提督「はぁ………………」
提督「(足りない…………)」
提督「やっぱり、龍田さんじゃないと…………」グスッ
・・・・・・
~食堂~
天龍「くっ……手強いぜ……マグロラーメン赤城スペシャル!」
天龍「特に量が…………」ウップ
雷「頑張って!」
暁「天龍さんならやれるわ!」
響「Поцелуй ваша мать hips」
電「おらとっとと食え」
龍田「フフフ……」
ピンポンパンポーン
『軽巡洋艦龍田さん、提督の私室まで来てください』
龍田「あら?なにかしら~」
と、短いけどいったん夜まで中断
~提督の私室~
コンコンコン ガチャッ
龍田「失礼します~」
龍田「あら?誰もいない……?」
ダキッ
龍田「ッ!?」ビクッ
龍田「あ、あら……後ろから抱き付いてくるなんて、マナー違反じゃありませんぁ?」
提督「ごめんなさい、龍田さん……龍田さんの姿を見たら、思わず抱き付いちゃいました」
龍田「というか、気配なんか消してどこにいたんですか?」
提督「ドアの裏に居ました」
龍田「あらあら。この部屋のドアは押戸だから、もし私が勢いよくドアを開けてたら……提督、ぺちゃんこでしたよぉ?」
提督「龍田さんは、そんなことしませんから」
龍田「まぁそうですけどねぇ」
龍田「それで、なんで私を呼んだんですかぁ?」
提督「…………最近、龍田さんに甘えられてないから……」
龍田「だからって府内放送をすることもないですよぉ~」
提督「だって、龍田さん……そうでもしないと来ないじゃないですか」
龍田「そんなことないわよぉ。呼ばれればいつでも――」
提督「嘘を吐かないでください!!!!!!!」
龍田「ッ!?」
提督「…………龍田さんは焦らすのが上手です……だから、もう甘えるだけじゃ……足りなくなっちゃいました」
龍田「ちょっと~?何言って……」
提督「龍田さんを、私のモノにしたくなってしまいました……」スッ
プスッ
龍田「なっ!?こ、れは……?」
提督「ちょっと眠くなるお薬です。体に害はありません」
龍田「てい、とく…………あなた…………」
ドサッ
提督「エヘヘ……そんなに褒めないでくださいよ……龍田さん」
・・・・・・
龍田「(ん……私、寝ちゃってた……?)」
龍田「(駄目ね……せっかく提督が甘えてきたのに…………あら?)」
龍田「(提督が甘えて………………ッ!!!)」
龍田「提督!?」
提督「あ、起きましたか?」
龍田「何を……ひんっ!?」
提督「えへへ……龍田さんが寝ている間に、脱がせちゃいました……勿論、私も脱いじゃいました」ペロペロ
提督「龍田さんのここ……とってもおいしいです」ジュルル
龍田「くっ…………はぁっ!」ビクビクッ
提督「あれ、龍田さん……今軽くイッちゃいました?」
龍田「わ、たし…………」ハァハァ
提督「やっぱり誰でも気持ちいいんだぁ……お豆さん」ニコッ
龍田「どうしてぇ……こんな……」
提督「どうして?……どうして、ですかぁ…………それはさっき言ったじゃないですか」
提督「龍田さんを私のモノにするって」
龍田「ッ……!」ビクッ
提督「えへへ……龍田さん……龍田さぁん……」
龍田「(彼女の、光の無い目を見て……私は全てを察してしまった……)」
龍田「(思えば彼女は……そうだった…………人との接し方を知らず……)」
龍田「(彼女にとって私は…………最初の友達であり、理解者だったのかしら……)」
龍田「(きっと天龍ちゃんがいなかったら……私も……)」
提督「龍田さぁん……見てください……これ何か分かります?」
龍田「…………ええ。分かるわ……」
提督「流石龍田さん!双頭ディルド?だっけ……」
龍田「それをどうする気……とは言わないわぁ……」
提督「嫌だったらいいんですよ……?別に手足は縛ってないし……」
龍田「ううん…………拒まないわぁ……」
龍田「(あなたをこんな風にしてしまったのは、私…………)」
提督「じゃあ、入れますよ……」グググ
龍田「ッ……!い、たっ……!」ツー
龍田「(だから、私は………………提督、あなたを拒まないわぁ……)」
提督「あはぁっ!入った…………!」
龍田「ッ、い、痛いわぁ……」
提督「我慢してくださいね…………私も、その痛みを…………ッ!!」ググッ
龍田「(私の中に入ってる物が……提督の中にも…………)」
龍田「(嬉しい…………)」
提督「見てください龍田さん……私達、繋がってます……!」ポロポロ
龍田「ええ……見えてるわぁ……」ポロポロ
提督「龍田さん……泣いてるんですか?」
龍田「提督こそ……」
提督「おかしいなぁ…………うれし涙かなぁ……」
龍田「さぁ……どうでしょう…………」
提督「動き……ます」
龍田「ええ…………」
ズッ……ズッ……
提督「い、たぁい……」プルプル
龍田「無理しないで……」
提督「いえ……無理じゃ、ありません……!」
龍田「(提督の顔が痛みで歪む……そんな彼女を尻目に、私は快楽を貪っていた)」
龍田「提督…………気持ちいいですよ」
提督「わ、たしもぉ……!慣れて……きました!」
ズチュッズチュッ
龍田「うっ、さっき……イッちゃったせいで……また……!」
提督「イッてください!龍田さん!」
龍田「んっ、くぅぅっ!」
提督「だいっ、大好きです!!」
龍田「ッッ!」
龍田「くああああぁ…………っ!!」ビクビクビクッ
・・・・・・
龍田「提督…………」
提督「えへへ…………龍田さぁん……」スリスリ
龍田「……提督、もう何も聞かないわぁ…………全部、私にぶつけて……」ギュウウ
提督「いいん、ですか……?」
龍田「ええ……」
龍田「責任…………取らなくちゃ」ニコッ
龍田「私の全てはあなたのモノ…………でしょう?提督」
提督「…………!」パァァ
龍田「(ここで彼女を突き放したらどうなるか…………それは想像に難くない)」
龍田「(なら私が……狂ってしまった彼女の……抜身の刃物のような彼女の心の鞘になれたら……)」
龍田「(それはどんなに、幸せなんでしょう)」
・・・・・・
~そして~
天龍「今日こそは……マグロラーメン赤城スペシャルを食ってみせる!!」
雷「頑張って天龍さん!」
暁「その意気よ!!」
電「あれ、そういえば龍田さんはどうしたのですか?」
響「この前から姿が見えないけど」
天龍「え?ああ、龍田は…………部屋を出てったよ」
第六「ええーっ!?」
暁「ど、どうして!?」
電「喧嘩しちゃったのです!?」
天龍「いや、そういうんじゃなくてな……」
<<龍田「ごめんねぇ天龍ちゃん…………やっぱり私、提督と一緒にいなきゃ……」>>
天龍「アイツは秘書艦の仕事が忙しいから、提督の部屋で寝泊まりするそうなんだ」
第六「へぇー……」
天龍「(龍田に何があったのか、それを聞いちまうほど俺は野暮じゃねぇ)」
天龍「(でも、俺の自慢の妹だ……きっと大丈夫だろう)」
~提督の私室~
龍田「ねぇ提督…………そろそろ執務の時間じゃないですかぁ?」
提督「今日の分は終わらせました……龍田さんと早くこうしたくて」
龍田「(薄暗いこの部屋のベッドの上で……全裸の2人)」
龍田「(前なら想像もつかないわ…………)」
提督「あははっ…………龍田さん…………大好きです」ギュウウウ
龍田「ええ……私も大好きよぉ」ギュウウ
龍田「(もう私はこの部屋を出ることを……自分から拒んだ)」
龍田「(トイレやお風呂以外は全部ここにいる……私は、提督のモノなのだから)」
龍田「(思えば、最初に彼女の過去を聞いた時から……こうなる運命だったのかも…………なんてね……)」
提督「ずっとすっと大好きです龍田さん…………」
龍田「そうねぇ……どれくらい好きぃ?どこまで愛してくれるのかしら~」
提督「そりゃあもちろん……」
提督「死ぬまで、です」ニコッ
【龍田編END】
いつもは病んでるから、逆にヤンデレに詰め寄られる龍田が書いてみたかったのだ
ちょっとしたらまた秘書艦安価をとります
あと2人くらいで終わらせようかな
~新しい鎮守府が設立されました~
~某新設鎮守府~
『新しく初期艦が配備されました』
艦娘>>490
朝潮
朝潮「朝潮型1番艦朝潮!着任しました!」
朝潮「着任するのもいっちばーん!…………って、違う違う!」ブンブン
朝潮「私は司令官が着任する前に、ちゃんとその人の事を知っておかなければならないのでした!」
朝潮「ふむふむ……なるほど、これが履歴書と写真ですか」
朝潮「女性の方……珍しいですね。女性の海軍将校なんて」
朝潮「どうやらこれが全体写真…………むむむ」
提督の体つきは…………
1.ツルペタチビ(合法ロリ)
2.境界線上の爆乳
3.バレー部系ムチムチ
>>下3
朝潮「え、これ……間違えてお子さんの写真を……?」
朝潮「だって……私と同じくらいか、下手したらそれより…………」
朝潮「ど、どうやら書類に不備はないみたいだし…………これで20歳……!?」
朝潮「世の中は不思議な事だらけだわ……」
朝潮「っといけないいけない!」
朝潮「あ、帽子を取った写真もあるー……」
朝潮「年相応…………じゃなかった、見た目相応…………ぱっつん前髪だし、まるで初雪さんみたい」
提督の髪色は…………>>下2
朝潮「黒い前髪ぱっつん…………まさに初雪さん……!」
朝潮「あ、でも目はパッチリクリクリで……明るい印象」
朝潮「なるほどなるほど…………視力も健康で裸眼……と」
朝潮「外見に関してはこんなもんでしょうかね!」
朝潮「さて、次は…………内面。性格です」
朝潮「この性格診断書によると…………この司令官は……」
提督の性格(属性)は……
1.気が強い(ツンデレ系)
2.生真面目(クール系)
3.心は大人(コナン系)
4.その他自由安価
>>下3
朝潮「『まるでアポトキシンを飲まされた高校生探偵のような仕草で、斜に構えているところがある』…………なんでしょうかコレ……」
朝潮「うーん……でも、まぁ心が大人ってことは少なくとも子供ではないということ!安心しました!!」
朝潮「そうですよそうですよ。履歴書にも、士官学校を首席で卒業したエリートと書いてありますし……」ウンウン
朝潮「さて、次のページは……」ペラッ
【コンプレックス欄】
朝潮「?なんでしょうかこれ……」
『提督には、人に話したくないほどのコンプレックスがある』
『それは>>下3であるので、くれぐれも刺激しないこと』
そのコンプレックスとは…………(精神的・肉体的どちらでも)
例:精神→コミュ障を気にしてる 肉体→お尻に青あざがある など
朝潮「なになに……『自分でも制御できない程のガチロリコンであるため、駆逐艦諸君は特に注意するように』……って、なによこれえぇ!?」
朝潮「ロリは本人でしょーが!!!!!!」バシンッ
朝潮「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!!」
朝潮「で、でもコンプレックスの欄にあるってことは、自分で気にしているということ!」
朝潮「つまり、自分でもそのロリコンの病に困っているという事!!」
朝潮「…………はぁ、めんどいです」
朝潮「何が悲しくて見ず知らずの人のフォローなんて……」クドクド
朝潮「でもこの人が着任するんだ…………!頑張らなきゃ!!」
今回の生贄となる女提督
・身長149cm・体重40kg
・ツルペタロリ
・ぱっつん黒髪ストレート
・体は子供、頭脳は大人!
・コンプレックスは『ガチロリコン』
・口癖『バーロー』『そうか……そういうことだったのね!!』
・特技はサッカー
・初期装備:提督バッジ、キック力増強シューズ、蝶ネクタイ型ロリサーチ、腕時計型麻酔銃
~提督が鎮守府に着任しました~
提督「ここが私の指揮する鎮守府…………フッ」
提督「なんてったって、首席卒業のエリートだからねぇ……私に相応しい鎮守府だわ」
提督「さて、さっそく執務…………あれっ」ヒョコッ
提督「あれっ、椅子が…………成人男性用……!」
提督「机も高い……!!」
提督「バーロー!家具職人め……!着任する提督に合わせてオーダーメイドしろっつの!」
朝潮「あ、あのー……」
提督「きゃああああああぁぁぁ!?」ビクッ
朝潮「ひっ!?な、なんですかいきなり!!」
提督「い、いやごめんね!あなたが秘書艦?」
朝潮「は、はい!朝潮型1番艦朝潮、これより司令官のサポートをさせていただきます!!」
提督「…………(ヘイヘイ、ロリだ…………悪かねぇ)」ニタァ
提督「(って、ダメダメ!ロリコンは卒業するのよ私!!)」
提督「(……でも、美味しそうなツルペタペロペロボディ……!)」ハァハァ
朝潮「(やっぱり私は駄目かもしれない)」
提督「ッ、コホン!私はこの前20歳になった提督です。よろしく」スッ
朝潮「(あっ握手)よろしくお願いします」スッ
ガシッ!!
提督「んふふ……」ニマニマ
朝潮「あ、あはは……」
ニギニギ
提督「………………」ニギニギ
朝潮「あのー……そろそろ提督業しませんか?司令官……」
朝潮「で、早速どうしますか?現在この鎮守府に配属されている艦娘は私1人ですけど……」
提督「うーん……そうねぇ……」
(ピアノ線が切れるような効果音)
提督「(待てよ!?もしかして……!)」
提督「ねぇ朝潮、出撃すればドロップされる艦娘もいるのよね?」
朝潮「ええ、まぁ」
提督「(出撃でドロップ……つまり、建造するよりコストがかからない!そうか、そういうことだったのね!!)」
提督「じゃあ早速で悪いど……行ってもらってもいいかしら?」
朝潮「出撃ですか!?は、はい!!朝潮型1番艦の力、見せましょう!!」
提督「お願い!!」
~鎮守府海域~
朝潮「よし!突撃する!!」ダァン
イ級「グオオオオオーーー!」
朝潮「やった、倒した!」
完全勝利!S
『新しい艦娘がドロップしました』
提督『やったぁ!来たぁ!!』
朝潮「誰でしょうか……!」
吹雪「初めまして、吹雪です!」
提督『やったああああああぁぁぁぁ!!駆逐艦だあああぁぁぁぁ!!』
朝潮「(ああ……被害者がもう1人……)」
提督『じゃあ今日の所はこれまで!母港に帰還!!』
朝潮「はーい」
・・・・・・
~鎮守府海域奪還!!~
提督「やったぁ!これでこの辺の海は安全だわ!」
朝潮「やりましたね、司令官!」
提督「ええ!ありがとう朝潮!ありがとう皆!!」
朝潮「(よかったぁ……最初は駆逐艦を見るなり野獣のような目を向けていたけど……今じゃ大人しいや)」
~提督が大佐に昇進しました~
提督「ついに私も大佐かぁ……」
朝潮「これも司令官の頑張りの賜物ですよ!」
提督「よし、なら貴様は、朝潮コーラサワーと名乗れ。私はマネキンと名乗る」
朝潮「え?司令官何言って……」
提督「口を慎め!!上官だぞ!!」
朝潮「ひいぃっ!司令官、怖いですよぉ!!」
提督「……そう?」
朝潮「かなり!!てか口調も変わってました!!」
提督「そっかぁ……じゃあやめとこーっと」
提督「じゃあ不死身の朝潮でいいや」
朝潮「じゃあってなんですか!私は私ですー!!」
~提督が少将に昇進しました~
提督「ついに私も少将かぁ……ふっ、まぁ私の有能さから言って、妥当ね」
朝潮「おめでたいですよぉ!お赤飯炊きましょう!」
提督「ムッ、私を子供のような外見だとバカにしたな!?とっくに初潮は来てるわ!!!」
朝潮「えっ?」
提督「えっ?」
~提督が鎮守府に来て1年が経ちました~
朝潮「(もう1年になるんだぁ……色々あったなぁ)」
朝潮「(1年間ずっと、私は秘書艦をやりつづけた……)」
朝潮「(やっぱり駆逐艦だから、旗艦をやり続けるというのはできなかったけど……)」
朝潮「(こんなハチャメチャな司令官の隣でお仕事ができて……私は幸せなんだと思う)」
・・・・・・
朝潮「(そういえばこの前、司令官は朝潮型の皆と一緒に温泉旅行に行ってくれました)」
朝潮「(あの時はいきなり連続殺人が起こって大変だったなぁ……)」
・・・・・・
~回想~
提督「ねぇねぇ刑事さん」
刑事「ん?なんだ子供じゃないか。危ないからあっち行ってなよお嬢ちゃん」
提督「あれれー?おかしいよー?さっきまであったはずの花瓶が、あっちに移動してるー!」
刑事「どれどれ?あっ!本当だ!!」
提督「(よし、今の内に!)」パシュッ
刑事「はうっ!?はらほらひれ~」
朝潮「あれ、司令官、さっき刑事さんと話してなかったですか?」
提督「何のことよ。邪魔だったから事件の真相を伝えた置いてきたの」
朝潮「ええっ!?司令官、事件のこともうわかっちゃったんですかぁ!?」
提督「この私にかかれば朝飯前よ……真実は、いつも1つ!!」ビシッ
朝潮「ほわあぁぁぁぁ……!」キラキラ
・・・・・・
朝潮「(思えばあの頃から……私は司令官を目で追ってるのかもしれません)」
今日はここまで……
何故だろう……朝潮はギャグこそ活きる気がする……いや、ちゃんとヤンデレズに持って行くが
https://www.youtube.com/watch?v=8Yrz6elGxTc
http://www.youtube.com/watch?v=NsdNlqlcl2s
・・・・・・
朝潮「(それにしても、司令官のガチロリコンはどうなったのだろう……)」
朝潮「(ここ1年、私なりに皆に被害が及ばないようにって……私なりに司令官を監視してきた……)」
朝潮「(自分でもコンプレックスって言うくらいだから、中々私からは相談できなかったけど…………もしかして、克服した?)」
・・・・・・
~廊下~
朝潮「えーっと……今日はクルージング部隊の休暇申請の受理…………」
朝潮「休暇先は……ドイツ旅行…………」
朝潮「…………ドイツかぁ……いいなぁ…………ここはドイツっぽいバシー島旅行に行かせてあげようっと」
朝潮「国外旅行なんて受理するわけないし」
朝潮「次は………………あれ、司令官の部屋から……なんか変な声が」
朝潮「司令官、何を…………」ギィィ
・・・・・・
提督「あははっ!あはははっ!!」
夕立「ちょっ、提督さん!やめっ……!」
提督「何のために改二にせずに育ててきたと思ってるの……?こうするためよ!!」ビリィッ
夕立「ぽいいーーーーーーーー!?」
提督「ハァハァ……!い、いただきまーす!!」
夕立「ひゃああぁぁぁぁ!!」
・・・・・・
朝潮「あ…………あぁ!」ガクガク
朝潮「(し、信じられないことが起きてる……!!)」
朝潮「(司令官が……夕立ちゃんをレイポゥしてるううぅぅぅぅぅ!!!!)」
提督「時雨が夕立には手を出さないでって言ってたけど……ガマンできないよぉぉぉ!!」
・・・・・・
朝潮「(なんということでしょう)」
朝潮「(司令官め…………私の目を盗んで……!駆逐艦達にぃ!手を出していたなんてえぇぇ!!)」
朝潮「(許せません……!皆を傷物にして……!!)」
朝潮「(ここは私が……司令官を矯正してあげなきゃ!!)」
・・・・・・
~執務室~
提督「(あああああぁぁぁぁ…………!またやってしまったぁぁぁぁ……)」
提督「(欲求に負けて2人も…………時雨に夕立…………ごめんんんんん!!!!)」
ガチャッ
朝潮「司令官…………」
提督「ッ、朝潮!?な、なに!?」
朝潮「………………」
提督「朝潮?」
朝潮「司令官…………私、見ちゃいました……」
提督「えっ?」
朝潮「司令官が夕立ちゃんを……犯している瞬間を……」
提督「ッッ!!?」
提督「あれれーおかしいよぉ?な、なんの話かなぁ……?私子供だからわかんなー……」
朝潮「とぼけないでください!」
提督「ヒッ!」
朝潮「私は知ってるんです……司令官が、ガチロリコンだってこと」
提督「んなっ!?」
朝潮「司令官が着任してからずっと、監視してきたつもりでした……なのに、なのに!!」
提督「朝潮…………」
朝潮「誰に被害が及んだかは、私が知り及ぶところではありません…………こうなってしまったのは、私の責任です」
朝潮「だから、私が皆を守るんです……あなたから!」
~地下室~
提督「ちょっと!どういうつもりよ!!私にこんなことして、タダで済むと思ってるの!?」
朝潮「だまらっしゃい!これ以上同僚に泣かれたくないんですよ!!」
提督「うぅぅっ……!」
朝潮「さーて、まずは司令官をノーマルな趣味に戻すために……はい、男の人の写真集!」
提督「ヒッ!男やだ!!女の子がいい!小さい女の子が!!」
朝潮「自分だって小さい女の子じゃないですか!」
提督「わ、私はいいのよ!」
朝潮「そもそも……なんでそんな小さい女の子ばかり……」
提督「……聞きたい?」
朝潮「ええ、まぁ」
提督「オッケー!」
提督「私って、こんな体でしょ?」
朝潮「ええ……実は最初、20歳だとは思いませんでした」
提督「そうよねぇ……私も驚き」
提督「不思議なことに私は成長しても……身長は伸びず、体型はツルペタ……全然大人には見えない……」
朝潮「(子供に戻る薬を飲まされたのかと思ってた……)」
提督「周りはどんどん大きくなって、私の時が止まっているかのような感覚に……」
提督「だから、私は無意識の内に……いずれ大人になってしまう子供たちに目が行くようになった」
提督「それが性欲に繋がり……私はロリコンになっちゃったの……」
朝潮「…………そんな、ことが……」
提督「だから…………」ガシッ
朝潮「えっ?(拘束してたはずじゃ……)」
提督「もう我慢できないいいいぃぃぃぃ!!!!」ビリッ
朝潮「きゃああああぁぁぁぁ!!」
提督「ごめんねええぇぇ!!私、着任してからずっとあなたを狙ってたのおおおぉぉ!!」ビリビリッ
朝潮「お、お願い司令官!やめてください!!」
提督「朝潮がいけないんだよ……こんなおいしそうな体してるからぁ!!」ガバッ
朝潮「ひうっ!?」
提督「あああぁぁ……ニーソに包まれた細い脚……スベスベで気持ちいいなぁ……」
朝潮「や、めっ!」
提督「この小ぶりだけどちょっと膨らみかけてるおっぱい……いけないなぁ……朝潮も成長しちゃうのぉ?」ペロペロ
朝潮「ひゃあぁぁっ!!」
・・・・・・
朝潮「はぁっ……はぁっ…………ひ、酷いよぉ……」グスッ
提督「気持ちよかったぁ……ね?朝潮も気持ちよかったでしょう?」
朝潮「気持ちよくなんて……」
提督「嘘ばっかり。最後になったら朝潮も気持ちよさそうにヒィヒィ言ってたくせにぃ」ツンツン
朝潮「…………私は、あなたを許しません……!」
朝潮「だから、もう…………」
提督「え?」
朝潮「……私しか見れないように……!」
提督「なにー?」
朝潮「いえ……司令官の矯正に失敗しちゃったのも私の責任です……ですから」
朝潮「誓ってください。私以外に手を出さないって………………じゃないと」
提督「じゃないと?」
朝潮「私はその子を殺しちゃいます……♪」
・・・・・・
~それから~
提督「ペロッ……これは、時雨の愛液!」
朝潮「へぇ~ここに何で時雨さんの愛液がぁ?」
提督「え、あ、あはは…………」
朝潮「……時雨さんを殺してきます」
提督「待って!私の魔が差しただけなの!時雨に罪は無いの!!」
・・・・・・
提督「うぅ…………朝潮が怖い……」
朝潮「そうでもしないと、司令官は皆を傷物にしちゃいますからねぇ」
朝潮「(でも、それがだんだん私の本当の気持ちになってきている気がする……)」
朝潮「(私だけが司令官の本当の事を知っている……それが、とっても嬉しい)」
プルルル
提督「はい、鎮守府探偵事務所」
提督「なんですって!?ベイカ町で殺し!?」
提督「わかったわ!すぐ行く!!」
提督「ちょっと外に出てくるわ!」
朝潮「私も行きますよ」
提督「え”っ”?」
朝潮「司令官が道行くガチロリに手を出したらかないませんからね」
提督「ぐぬぬ……」
朝潮「(エヘヘ……司令官とおでかけ!)」
提督「うぅ……なんか最近、朝潮に全部コントロールされてる気が……」
朝潮「(されてる気、じゃなくて……してるんですよぉ……)」
・・・・・・
提督「(結局この後、私は朝潮とケッコンした……)」
提督「(朝潮は私好みのロリロリボディ……不満は無いんだけど……)」
朝潮「司令官…………大丈夫ですか?もしかして、また誰かに手を出したんですか?」ギロッ
提督「えっ!?そんなことないよぉ!」
提督「(まぁ最初に私が手を出してしまったのがいけないんだけど…………)」
提督「(私は、多分一生朝潮と一緒にいる…………そんな気がする)」
朝潮「(司令官は私のモノ……司令官は私の…………フフフ)」
【朝潮編END】
朝潮って可愛いんだなぁ……
次で最後です また大体11時前後くらいに艦娘安価をとります
ではここまで
次のお話を始める前に幕間
『名探提督 暴食の一航戦(アカガ)』
http://www.youtube.com/watch?v=y5EjmzlicBY
パシャパシャッ
提督「……」クルッ
提督「ふっ」ドヤァ
提督「私の名前は提督。初期艦の朝潮と食堂に行った時、正規空母の連中の、怪しげな取引現場を目撃した」
提督「取引に夢中になっていた私は、背後からやって来るもう1人の空母に気付かなかった!」
ドカッ! ドサッ
提督「私はその空母に食べ物を奢らされ…………目が覚めたら」
提督「財布の中身が無くなっていた!」
提督「頭脳は大人!体は…………まぁ幼児体型ってのは認めるけど大人よぉ!!」
提督「迷宮無しの名探提督!真実は、いつも1つ!!」
・・・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=kNIWl5xyyss
~食堂~
提督「まさか赤城が命を落とすなんて……」
朝潮「ふむ、この大きなたんこぶ…………死因は鈍器でボカッといったところですね。誰もいないこの食堂でつまみ食いをしているところを後ろから……」
龍驤「ひどいことするもんやなぁ」
加賀(正規空母)「まさか、赤城さんが……」
翔鶴(正規空母)「一航戦とはいえ、お悔やみ申し上げますわ」
瑞鶴(正規空母)「…………」
龍驤「提督、どないすんねや?」
提督「私達の捜査の結果、容疑者はあなた方3人の内の誰かということになりました」
加賀「私が赤城さんを殺すと……?」
翔鶴「私達が、赤城さんにそんな……!」
瑞鶴「そうよ!ふざけないで!!そもそも私達にはアリバイがあるの!」
提督「とにかくあなた方の中に犯人がいるの!!」
龍驤「せやかて提督!犯行時刻3人にはアリバイがあるっちゅー話やんか!」
加賀「私は摩耶さんと一緒にトイレにいました」
翔鶴「私は明石さんに頼まれて機械の部品を運んでいました……」
瑞鶴「私は駆逐隊とお風呂に行ってたわ!」
提督「(確かにアリバイがある…………クッ、どうすれば……!)」
提督「ちょっと、トイレに行ってくるわ……皆はここにいて」
~トイレ~
提督「あれ、明石」
明石「あ、提督!聞いてくださいよ。さっき翔鶴さんが持ってきてくれた部品で、空飛ぶスケボーが開発できるんですよ!!」
提督「ああそうなの…………ッ!」
http://www.youtube.com/watch?v=Qy4bP0s5KTE
提督「明石!その翔鶴が持って来たって言う部品はある!?」
明石「え?ええ、工廠に行けば…………」
提督「見せて!!」
~工廠~
http://www.youtube.com/watch?v=dHPrus4Jobk
明石「これです」
提督「…………あった!これよこれ!」
明石「?」
提督「そうよ、やっぱりそういうことだったのよ!!」
~食堂~
提督「ただいまー!」
朝潮「遅いです司令官!待ちくたびれましたよー」
提督「まぁまぁ……あ、そうそう。朝潮、そこに座って?」
朝潮「え?ここですか……?」
提督「……!」プシュッ
朝潮「ヘッ!?あ、んんぅ…………」Zzz
翔鶴「朝潮さん!?」
提督「朝潮は邪魔だったので眠らせました」
龍驤「(キタんやな……事件を解く時には必ず朝潮を眠らせる、眠らせの提督が)」
提督「赤城さん殺人事件の犯人は…………あなただ、翔鶴さん!」
翔鶴「ええっ!?」
瑞鶴「翔鶴姉ぇが!?」
龍驤「なんやて提督!?」
翔鶴「冗談が過ぎますよ提督……大体、私には動機が……」
提督「あなたは五航戦として、一航戦の赤城を目の敵にしていた……そしてついに、手にかけてしまった……」
翔鶴「ふ、ふん!たとえそうだとしても、私にはアリバイがあるんです!明石さんに頼まれて部品を運んでいたというアリバイが!」
提督「倉庫から工廠まで行く道には、この食堂の前の廊下も含まれています。あなたが道中赤城さんを殺害していたとしても不思議じゃない!」
翔鶴「でも私は食堂には入ってません!」
提督「あれれーおかしいよー?じゃあこれは何だろうー?」
加賀「それは……ネジ?」
提督「そう、これは翔鶴さんが明石さんに持って行った部品の内のひとつ……それがこの食堂の隅で発見されたんですよ」
提督「これはすなわち、翔鶴さんがこの食堂に寄って、間違って部品の1つを落としてしまったということ!」
翔鶴「だから何!?私がこの食堂に寄ったからって、赤城さんを殺すと!?そんなのたまたま立ち寄った人なら誰でもできるわよ!!」
翔鶴「大体、私がやったという証拠がないわ!!」
提督「証拠ならありますよ」
翔鶴「な、なんですって……!?」
提督「あなたが明石に頼まれて運んでいたという部品……その中に…………こんなものがあったんじゃないですかねぇ、翔鶴さん」っハンマー
翔鶴「ッ!そ、それは……!!」
http://www.youtube.com/watch?v=-42LyUr_AoQ
提督「そう、あなたが凶器に使ったハンマーです!!!!」
提督「このハンマーを調べれば、あなたの指紋と……赤城さんの血液跡が出るでしょう」
提督「これが、あなたが赤城さんを殺したという動かぬ証拠だ!!」
翔鶴「…ぐぬぬ……………」ガクッ
瑞鶴「翔鶴姉ぇ…………本当に?」
翔鶴「……そうよ……私がやったわ……」
瑞鶴「そんな……!」
加賀「どうして……!」
翔鶴「どうして……?あなたには分からないわ!!一航戦のあなたに、私達五航戦の苦労なんて……!!」
http://www.youtube.com/watch?v=5NdcUtahcEI
翔鶴「あの女は……あの女はよりにもよってぇ……!!」グスッ
~回想~
翔鶴「あら赤城さん、どうしたんですか?」
赤城「ふふっ、私今度……提督とケッコンすることになりました!」
翔鶴「ッ、そ、そうですか…………」
赤城「これも随伴艦のあなたのお蔭よ。ありがとう」ニヤァツ
翔鶴「ッッ!!」ピシッ
赤城「あなたはまだ練度が足りなかったわね…………せいぜい見てるといいわ。私が提督とイチャコラする様を……アッハッハハハハ!」
翔鶴「………………!!!!」プルプル
・・・・・・
翔鶴「私も提督とケッコンしたかったのに、先を越されて……!しかも、それを見せつけて来て……!!」
翔鶴「許せなかった……!あの女を、許せなかったのよぉおぉぉぉぉ!!!!」
提督「…………」
加賀「翔鶴さん、あなたがやったことは犯罪です…………ついて行ってあげるから、自首しなさい」
翔鶴「…………はい……」
瑞鶴「そんな、翔鶴姉ぇ……」
翔鶴「瑞鶴…………」
瑞鶴「うぅ……」
翔鶴「提督と、頑張るのよ……私の代わりに」
瑞鶴「うわあああぁぁぁん!!」
・・・・・・
朝潮「んん……ハッ!事件は!?」
提督「翔鶴さんが犯人だったわよ…………嫌な、事件だったわ」
朝潮「そうですか…………って、また私を眠らせましたね司令官!!」
提督「いやぁゴメンゴメン!朝潮がいるとついつい推理の邪魔で……」
龍驤「てかどないすんねん、この赤城はんの死体…………流石にこのまま放置ってわけには……」
赤城「ふわぁぁぁ……よく寝ました……」
提督・朝潮・龍驤「!!!?!?!?!?!?!?」
赤城「あら?皆さんごきげんよう」
提督「赤城……!?殺されたんじゃ……」
赤城「え?私が……?」
龍驤「もしかして、ただ気絶して倒れてただけやっちゅうのか!?」
提督「…………翔鶴を連れ戻して!!」
朝潮「はいっ!!」
提督「(こうして、この事件は幕を閉じた…………)」
提督「真実は、いつも1つ!!」
~おしまい~
この提督の設定はもったいないと思い書いただけ
12時にまた再開して、秘書艦安価をとります
~某新設鎮守府~
『秘書艦が配備されました』
配備された艦娘>>604
ちなみに、この艦娘で最後にします
春雨
春雨「私が初期艦に…………ええっ!?」
・・・・・・
春雨「うぅ……私の司令官……どんな人なんだろう……」ペラペラ
春雨「女の人だ。士官学校を、首席で卒業……!凄すぎる人だったぁ!!」
春雨「あ、写真がある……」
提督の体つきは……
1.境界線上の爆乳
2.バレー部系ムチムチ
3.春雨と同じ
>>下3
春雨「この人……ちょっと小柄で……まるで私みたい……なんてね」アハハ
春雨「髪型は右留めのサイドテールかぁ……」
提督の髪色は……>>下2
春雨「青いんだぁ……それに、目もちょっと青いかも」
春雨「備考欄…………あ、この人…………」
提督は眼鏡を…………
1.かけている
2.かけていない
>>下2
春雨「視力は両目ともに2.0……すごい」
春雨「あれ?まだ備考欄がある…………」
提督は…………
1.脚が無く車椅子生活
2.五体満足
>>下3
春雨「あれっ!?脚が無くて車椅子生活って…………この全体写真は?」
『注:この写真は義足をはめて撮った写真です』
春雨「そ、そっかぁ……」
春雨「なんか、体型が同じで髪型と髪色が正反対な感じって…………まるで鏡を見てるみたい」
春雨「でも流石に私と性格は違うよね!」
春雨「たしか、ここに同封されていた性格診断書が……」
提督の性格は……
1.気が強い(ツンデレ系)
2.生真面目(クール系)
3.物静か(感情表現少系)
>>下3
春雨「『クールで中々動じない芯の強さを持つ。生真面目すぎるのがたまにきず』かぁ」
春雨「うぅ……ミスしたら怒られちゃうのかなぁ…………い、いや、そんなことは無いはず!!」
春雨「もうおしまいかな?」ペラッ
【コンプレックス欄】
春雨「…………な、なにこれ…………」
春雨「司令官のコンプレックス……かな。うぅ、開けてみよう……こ、これも初期艦の義務!!」
『女提督にはとあるコンプレックスがあり、それを刺激するとよくないので、注意されたし』
『そのコンプレックスというのが、>>下3である』
そのコンプレックスとは…………(精神的・肉体的どちらでも)
例:精神→コミュ障を気にしてる 肉体→お尻に青あざがある など
春雨「『過去のトラウマにより、暗所恐怖症であるため、くれぐれも暗い所に閉じ込めてはならない』…………」
春雨「過去のトラウマ?」
春雨「ま、まぁいっかぁ!とにかく、司令官は常に明るい所に!!」
今回犠牲となる女提督
・身長、体重、体つき……春雨と同じ
・青い目に青いサイドテール(春雨と鏡)
・生真面目クール
・脚が無く、車椅子生活
・コンプレックス『暗所恐怖症』
~提督が鎮守府に着任しました~
提督「………………ここが鎮守府ね」
春雨「はっ、初めまして司令官!私は白露型五番艦の春雨といいます!」
提督「提督よ。あなたが私のパートナーとなる駆逐艦ね」
春雨「は、はいっ!」
提督「そう緊張しなくてもいいわ。やることだけやってくれれば」
春雨「(司令官……本当に車椅子だ……)」
提督「私の脚が気になる?」
春雨「えっ?あ、その……」
提督「まぁ気になるわよね……昔ちょっとやらかして、この様ってこと」
春雨「そう、なんでえうか?」
提督「ええ…………早速執務に入ります」
春雨「(声まで似てた…………どうしてだろう?)」
提督「(嫌にどこまでもソックリ………まるで自分を鏡で見てるみたい…性格は違うようだけど)」
~着任当初~
提督「春雨、開発と建造を一通り終えたけど……艦隊はどうなった?」
春雨「はい。現在鎮守府に所属する艦娘は私を含め4隻」
春雨「艦隊も私を旗艦に如月、初霜、伊58の第一艦隊がスタンバイしています」
提督「よし……第一艦隊は出撃。鎮守府近海を制圧して」
春雨「了解!」
春雨「(執務も瞬時にこなして、決断力もあり、鎮守府の運営は滞りない……完璧超人みたいな司令官です……)」
春雨「(でも……自分とそっくりなその顔や姿のせいで…………なんか、素直に喜べませんね)」
~提督が中佐に昇進しました~
春雨「司令官、遠征なんてどうでしょう!資源も増えますし、多少ですが練度も上がります!」
提督「珍しいわね、あなたがそんなにはしゃぐなんて」
春雨「はい!遠征は好きなので!」
提督「そうね……じゃあ第二艦隊に頼もうかしら」
春雨「では私を旗艦に睦月型の皆さんで行ってきますね!!」タッタッタ
提督「……まだ采配伝えてないのに……まぁいっか」
提督「別に間違った編成じゃないし、仮に追いかけようとしても……これじゃあね……」フッ
提督「さて、遠征と同時に第一艦隊にも出撃を命じましょう」※第三艦隊未開放時
提督「ここの編成は…………こうね。よし、出撃」
出撃!!
・・・・・・
提督「………………遠征と出撃だけで鎮守府中の艦娘が出払ってしまったわ……」
提督「えっと、確か遠征先はそこの小島だから……結構早く帰って来るのね」
提督「もしかしたら、出撃した部隊よりも早く帰って来るかも」
~夜~
提督「そろそろどっちかが帰って来る時間かしら……?」
バツンッ
提督「ッ、なに、停電!?」
提督「うっ、ううぅっ!く、暗い……!!」カタカタ
提督「はやく、カーテン開けて……!月明かりだけでも…………きゃぁっ!」ドテッ
提督「(慌てたあまり……く、車椅子から落ちちゃった……!)」
提督「(うぅ……自分で座れないし、このままカーテンを開けようにも、届かない……!)」グスッ
提督「嫌っ……暗いの…………怖いよぉ…………」ポロポロ
提督「暗い……暗い、暗い……!暗イ……!!」カタカタ
提督「嫌……もう、暗いのは……いやぁっ!!」カタカタ
提督「誰か…………誰かぁ……!」グスッ
提督「うっ、うぇぇぇん………………」ポロポロ
ガチャッ
提督「ッ!」
春雨「司令官、大丈夫ですか!?(ううっ、暗くて司令官がどこにいるのか……!)」
提督「はる、さめ…………?」
春雨「そこですか!」タッタッタ
提督「春雨ぇ……!」ダキッ
春雨「よしよし……大丈夫ですよ……ただの停電だったみたいで、私も帰って来て鎮守府に明かりが無くてビックリしました」ナデナデ
提督「よかったぁ……」
春雨「(司令官が暗所恐怖症っていうのを思い出してよかった……)」
パツン
春雨「ほら、電気も点きました!」
提督「うん……」
春雨「(涙の跡…………いつもクールで完璧超人の司令官が…………涙……)」
提督「は、早く車椅子に座らせて……このままじゃ無様極まりないわ」
春雨「え?あ、はーい」ヨイショ
春雨「(なんだろう……接しづらいと思っていた司令官が……可愛いと思えるくらい近くに感じちゃった……自分そっくりな外見なのに)」
春雨「(むしろ、今まで敬遠してた分……好き?に……)」
春雨「(でも、また停電になったらどうしよう……今みたいなことは、もう…………)」
春雨「(こうなったら、私が司令官を守らなくちゃ……!!司令官のコンプレックスは、私がもっと注意することでなんとかするぞー!!)」
~提督が大佐に昇進しました~
提督「大佐、ねぇ……あまり肩書に興味は無いわね」
春雨「流石司令官!いつもクールで憧れちゃいます!」
提督「ありがとう。ところで…………あなたはいつまで私に付きまとう気?」
春雨「私は司令官をお守りする立場!たとえ火の中水の中!」
提督「いらないわよそんなの……むしろプライバシーの問題が発生してきてるんだけど」
春雨「へー……じゃあまた突然暗くなっても、1人で平気なんですね」
提督「ッ、あなた!そのこと……誰にも話さないでね」
春雨「分かってますよ!司令官が私の事を認めてくだされば……」ニヤッ
提督「あなた…………随分したたかになったわね……」
~春雨が改になりました~
春雨「やりました司令官!これでもっともっと司令官をお守りできます!」
提督「私を守るのはいいから、敵を倒してよね」
春雨「どっちもやります!」
提督「はぁ…………」
春雨「さ、お布団に行きましょう!!」
提督「今日も一緒に寝るの……?」
春雨「勿論です!ベッドの中でも司令官をお守りします!」
提督「(……実は最近、春雨がいる安心感で安眠できてるなんて言いたくない)」
誤爆した…………
みんなも誤爆には注意してね、死にたくなるから
~提督が少将に昇進しました~
提督「少将……か……なんか、ようやく偉くなったって感じね」
春雨「司令官も偉くなりたい願望、あったんですか?」
提督「そういうのは無いけど……でも、来るところまで来たって感じはするわ」
春雨「この辺の海域も、司令官のお蔭で平和になりましたし……ようやくですね!!」
提督「ええ」
~提督が着任してから1年が経ちました~
~食堂~
提督「今日はこの鎮守府が設立された日よ。ささやかながら、宴の席を用意したから食べてください」
一同「はーーーーーーーい!!!!!」
暁「ガツガツ!」
雷「ムシャムシャ!」
天龍「おらガキどもー、喉詰めるなよー」
赤城「ガツガツ!」
大和「ムシャムシャ!」
鳳翔「ちょっと、鍋から直接食べない!行儀が悪いです!」
提督「…………」
ガチャッ バタン
春雨「(司令官?なんで出て行ったんだろう……)」
村雨「春雨ー食べないのー?」
春雨「ちょっとトイレに行ってきますね!」
夕立「首を洗うっぽいー?」
時雨「なんでそうなるのさ……」
~提督の私室~
提督「………………ふぅ……ん、しょっと」ギシッ
提督「自分で車椅子からベッドに移動するのも……ざっと1年ぶりくらいね」
提督「(今まで……いつも春雨がしてくれたから……)」
提督「ああー疲れた……」ノビー
提督「人が多い所は好きじゃないわ……」
春雨「それと、暗い所もですよね」
提督「ひゃああぁっ!?」
春雨「駄目ですよーベッドで休む時はパジャマに着替えなきゃ」
提督「い、いつのまに……」
春雨「ドア、開けっ放しでしたよ」
提督「あっ」
春雨「フフッ」
春雨「よければ一緒に寝っ転がりますよ?」
提督「……勝手にすれば」
春雨「はーい♪」ギシッ
・・・・・・
提督「…………なんか、暗くない?」
春雨「パーティーに電力使ってますからねー」
提督「また停電になったりしないわよね……?」ガタガタ
春雨「大丈夫ですよ。私が居ますから……」
提督「あなたがいなくても、問題ないわよ……」
春雨「そうですか?じゃあ部屋の電気を消して出てちゃおうかなぁ」
提督「ちょっと!」
春雨「冗談ですよー」ナデナデ
提督「もう……」
春雨「司令官、抱き付いていいですか?」
提督「勝手にしなさい」
http://www.youtube.com/watch?v=FMZ2Z2ts5sc
春雨「エヘヘ……」ダキッ
提督「…………」
・・・・・・
春雨「司令官、私……司令官のこと、色々調べたんです」
提督「ッ」ビクッ
春雨「司令官が、なんでこの脚なのか……司令官がなんで、暗い所が嫌なのか……全部、知ってます」
提督「どうして……?」
春雨「私は司令官の護衛ですから……それに…………」
春雨「司令官が大好きですからっ」ニコッ
提督「ッ!!」カァァ
提督「そ、そう!分かったからもうどきなさい!」
春雨「あはは、分かりましたよ」
春雨「パーティーに戻りますね。終わったらまたここに帰ってきますので、待っててください!」
提督「ええ……分かったわ」
春雨「はいっ!」
ガチャッ バタン
提督「………………」
提督「大好き…………って、どういう意味で……?」カァァ
今日はここまで
再開は明日のお昼に
・・・・・・
~資料室~
春雨「司令官の過去…………司令官はとある富豪の妾の子として生まれた」
春雨「当主が妾すら大事にするタイプだったため、幼少期は裕福かつ愛情を受けて育った」
春雨「彼女のターニングポイントは、10歳。豪華客船の世界一周旅行に家族全員で行ったとき」
春雨「客船が夜に氷山に激突し沈没…………乗組員や乗客は救命ボートで逃げたものの、司令官家族は全員死亡」
春雨「司令官は客室で休んでいたところに事件発生。衝撃に揺れたクローゼットが倒れ、脚を下敷きにした」
春雨「窓を破って入って来る水、身動きができない状況、暗く閉じ込められた密室……それらは少女の心にトラウマを植え付けるには過ぎたものだった」
春雨「間一髪のところで救命隊が助けに来たため、一命を取り留めたが、重いクローゼットの下敷きになった脚は既に切断を余儀なくされる程の炎症を起こし……」
春雨「こうして司令官は家族と脚を無くし、暗所恐怖症というコンプレックスを得た」
春雨「その後は当主の生前遺書通り、生き残った子供――司令官に全財産が相続された」
春雨「その後継人は、当主の親友。相続と身元引受はすぐに済み、彼女の新しい人生は始まった」
春雨「そして海軍の士官学校に入り、卒業し今に至る…………と」
春雨「士官学校の志望動機は『自分のような海難被害者を増やさないために、自分で海の平和を守りたいから』かぁ…………」
春雨「司令官…………ますます尊敬します……」ウットリ
・・・・・
~執務室~
提督「……よし、今日の執務は終わり。春雨も下がっていいわよ」
春雨「駄目です。司令官と一緒にいます」
提督「今は野暮用。お願いだから時間作らせて」
春雨「ぶー……わかりましたよ」
ガチャッ バタン
提督「……………さて」
・・・・・・
春雨「…………司令官が私を部屋から追い出すなんて、初めて…………」
春雨「一体何が……?」
春雨「…………ちょっと覗くくらいなら……!」ソー
ギィィ
提督「……………………♪」
春雨「(なんだろう……楽しそうに手紙を読んでる……大本営からのやつじゃないだろうし……)」
春雨「………………」
キィィ パタン
・・・・・・
~夜・提督の私室~
提督「さて、そろそろ寝ようかしら」
春雨「あ、私ちょっと寝る前におトイレに!」タッタッタ
・・・・・・
~執務室~
春雨「今日司令官が読んでいた手紙…………確かここに……あった!」ガサゴソ
春雨「なんだろう……」ピラッ
『提督へ。久しぶりですね、お元気ですか?僕は元気にやってます。
あなたは司令官、僕は事務官になってからもう1年が経ちますね。
今まではバタバタして中々連絡が取れませんでしたが、僕もようやっと落ち着いてきたのでこうして手紙を書きました。
あなたの活躍は、僕の耳にも届いています。幼馴染として鼻が高いです。
よかったら、今度久しぶりに食事にでも行きませんか?先輩に教えてもらった美味しいラーメン屋が……って、あなたを誘うならホテルのレストランかな?
ともあれ、連絡待ってますね。
事務官』
春雨「……………………」
春雨「誰だろう…………この人……」
春雨「男の人……司令官の事が好きな?……いや、司令官がこの人の事を……?」
<<提督「……………………♪」>>
春雨「ッッ!!」
春雨「だ、め……だめ、駄目、ダメ、だめ、だめ、ダメ、駄目、駄目、駄目……」
春雨「司令官は私が守る……守る……守らなきゃ、司令官……守る」
春雨「司令官を…………何から守るんだっけ……」
春雨「あ、そうか…………全部からだ……」
春雨「私は……司令官を、あの人を脅かす全てのものから……守るんだ」
春雨「だから……この男の人は……!」
・・・・・・
~事務官の家~
ピンポーン
事務官「ん?なんだろう」
「宅配便でーす」
事務官「はーい」
・・・・・・
事務官「送り元は、鎮守府…………あ、あの人からか!」
事務官「嬉しいなぁ、手紙の返事をくれるなんて……」
事務官「それにしても、随分重い荷物だなぁ……何が入ってるんだろう?」
事務官「あ、手紙がある」ピラッ
『さようなら 顔も知らない男の人』
事務官「えっ………………?」
・・・・・・
TV『速報です。先程、某所の一軒家が爆発するという事故が起こりました』
TV『この家の家主は、事務官の○○氏であり、政府関係者を狙ったテロではないかという声もあり――』
TV『しかし、爆発物等の原因がまったく分からないということであり、調査は難航し――』
・・・・・・
『言われた通り、男に爆弾を届けましたぜ』
春雨「ありがとうございます。爆弾なんて民間の業者を使ったら一発でバレちゃいますからね……こうして運び屋を使うのが一番ですね」
『それで、金の方は……』
春雨「既に振り込んであります。今回の事は他言無用で」
『わかりましたよ。あっしら運び屋にも信頼ってのがあるんでね。それじゃ』
・・・・・・
春雨「(司令官はあのニュースを見てから、執務もロクにせず塞ぎ込んでしまいました)」
春雨「(たかが死んだ程度で司令官をここまで追い詰める……やはりあの男の人は、司令官の害になる存在だった)」
~提督の私室~
提督「………………」
春雨「司令官、そろそろ執務をしないと……たまってますよ?」
提督「…………」
春雨「(涙の跡……これを見るのは2度目……)」
春雨「司令官」
提督「…………爆発事故のニュース、見た?」
春雨「ええ。事務官の家が狙われたとか」
提督「……私の事は調べたから知ってるって言ってたでしょ。事務官と私の関係は?」
春雨「いえ、特に存じていません」
提督「事務官はね、私の後継人の息子さんで……家族を失って腐っていた私の心を立ち直らせてくれた恩人だったの」
提督「ずっと私の事を守るって言ってくれてて……一緒の学校に通っててね……士官学校にまでついてきた時はどうしようかと思ったくらい」
提督「彼も提督になるって息巻いてたけど……やっぱり、人には得手不得手があるみたいでね。こうして事務官になったってわけ」
提督「なにが、私をずっと守る……よ……!」グスッ
提督「なんで……死んじゃったら、守れないじゃないのよぉ…………!」ポロポロ
春雨「司令官は、その男の人を?」
提督「ええ……初恋だったわ……多分」
提督「つい最近ね、手紙が届いてたの。元気ですか、今度会いましょうって…………すごく嬉しくて」
提督「こんな私にも、恋ができるんだって…………なのにぃ……!」
提督「あんまりよぉ…………」
春雨「………………」
春雨「(司令官………………)」
春雨「(悲しむことなんてないのに)」
春雨「(その人、司令官を守るって……?ははっ、ちゃんちゃらおかしい)」
春雨「(司令官を守るのは私…………事務官さんとやら、あなたじゃ役不足なんですよ)」
春雨「(でも安心して逝ってください。司令官は私がちゃんとお守りしますから)」ニタァ
春雨「司令官、大丈夫です……」ギュウウ
春雨「司令官は私がお守りします……ずっと……永遠に」
提督「……ありがとう……その言葉だけでも嬉しいわ…………」
春雨「ええ、だから…………よいしょっ」
提督「え?」
春雨「逃げられないように、ベッドに移動しましょうねー」
提督「え、ちょ、何を?」
春雨「私は司令官をお守りします…………その男の人を忘れるくらいに、司令官を愛します」
提督「何、言って…………」
春雨「何って、これから司令官と私は結ばれるんです。そして、ずっとずっと私がお守りするんです」
提督「だから、意味が分からないわ」
春雨「はぁ…………司令官、私言いましたよね」
春雨「司令官の事が、大好きだって」
春雨「司令官、愛してます……」プチプチ
提督「ちょ!やめなさい春雨!私は、そんな気は……!」
春雨「抵抗しないでください!まぁ、腕だけじゃ私からは逃げられませんけど」プチプチ
春雨「ほら、司令官の可愛いお胸が見えました……」
提督「や、め!」
春雨「…………この手は使いたくなかったですが」ピッ
バツン
提督「ヒッ!!?」カタカタ
春雨「実はこの部屋、リモコンで照明を操れるんですよー」
提督「い、や…………いやぁ…………」
春雨「大丈夫です。私がいます。私がいますから、安心してください」
提督「はるさめぇ……はる、さ、めぇ……!」
提督「お願い、助けてぇ……」カタカタ
春雨「下も脱がせますね……」スルスル
提督「ッ、ダメぇ!脚、見ないでぇ!」
春雨「もう脱がせちゃいましたよー」
提督「いやぁぁぁぁ……!」
春雨「ふんふん、見事に腿から先が無いんですね……でも大丈夫。気持ち悪いとかは全然思ってませんよ」
提督「そういうんじゃ、ないわよぉ……」
春雨「フフッ、司令官の可愛いオマ○コ……隠せないから丸見えですよぉ」
提督「いや!見ないで!!」
春雨「もう見ちゃってます……それに」ペロッ
提督「ひうっ!?」ビクッ
春雨「司令官の体…………私とそっくりだから、どうすれば司令官が気持ちよくなるかも、分かります」
春雨「まずはちゃんと舐めてほぐしてあげないと、指も入らないですからね」ペロペロ
提督「いやぁぁ……やめてよぉ、春雨ぇ……」ポロポロ
提督「暗いの、やだよぉ……」ポロポロ
春雨「司令官、見えないのはお互い様です。だから感じてください……司令官の中で動く私の舌を」
提督「春雨の、舌…………」
提督「ッ、ひううぅぅぅっ!!」ビクビクッ
提督「嫌ぁ……なんで、分かっちゃうのぉ……!春雨の舌、私の気持ちいいところにぃ……!」
春雨「フフフ……お豆さん、気持ちいいですよねぇ……私もそうです。多分皆そうじゃないですか?」ペロペロ
提督「ッ、な、なにか……来ちゃう!」
春雨「いいんですよ。来ちゃっても。それっ」ペロッ
提督「い、いやああぁぁぁぁ!!」ビクビクビクッ
春雨「あはっ♪イッちゃいましたね、司令官」
提督「うぅ……」
春雨「さて、次は指です」ツプッ
提督「ッ、中……入ってきて……!」
春雨「司令官もオナニーくらいしたことありますよねぇ……誰を想像してですか?」
春雨「事務官さん?だとしたら…………」クイッ
提督「ひあっ!?」ビクッ
春雨「全部私に塗り替えなきゃいけないですね」クチュクチュ
提督「は、るさめ!だめ!そこぉ!!」
春雨「やっぱり気持ちいい所は私と同じですね。不思議……だけど、嬉しい」
提督「あ、だめ!だめ、ひああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ビクビクッ
春雨「またイッちゃいましたね……でもやめません」クチュクチュ
提督「お願い、ゆるしれぇ!」
春雨「気持ちいい所、全部分かるんですから……全部責めてあげます……」
春雨「もう司令官が、私以外を見れなくなるまで、ずっとずぅーっと……」
・・・・・・
クチュックチュッ
春雨「はぁっ、司令官!これわかりますかぁ?貝合わせ、っていう、んですよぉ!!」ズリズリ
提督「ひ、はぁぃ……!かい、あわしぇ……」
春雨「そうです!だから、私も……イッちゃいまっ……くあぁぁぁぁ!!」ビクビクッ
提督「いやっ、また……いやあああああぁぁぁぁぁ!!!!」プシャアアァァ
・・・・・・
提督「春雨……そこにいるのぉ……?」
春雨「いますよ……はい、司令官も舐めてください。69って言うらしいですよ」ペロペロ
提督「うん……舐め、るぅ……」ペロペロ
春雨「んっ……気持ちいいですよ、司令官……」
提督「よかった……嬉しい……」ニコッ
・・・・・・
提督「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」
春雨「司令官、何回イキました?」
提督「わから、ないぃ……」
春雨「じゃあ、そろそろコレを使いましょう」
提督「何を、使うのぉ……」ゼェゼェ
春雨「指や舌よりも太いけど…………きっと、気持ちいいですよ……」ズズッ
提督「ッ!?な、なにか……太いのが……!入って、く…るぅ…!」
春雨「ディルドっていうらしいです。司令官の処女……もらっちゃいました……」
提督「しょ、じょぉ…………せっかく、彼、に……とってたのにぃ……」
春雨「…………その人はもういません。だから、私がもらって…………私もあげます……んっ」ズズッ
提督「はる、さめぇ?」
春雨「このディルド、両側が入るようになってるんです……!これで、私達……繋がりましたよ」
提督「本当?見えないよぉ…………」
春雨「見えなくても、ほらっ」グリッ
提督「くひぃぃっ!」ビクビクッ
春雨「いっぱいイッたから、痛くないですね!司令官!」グリグリ
提督「う、うんんっ!!」
春雨「こうして、目に見えなくても!私は一緒にいます!」ズチュッズチュッ
春雨「私達は、繋がってるんですからぁっ!」
提督「うんっ!感じるっ……!春雨、好きぃ!」
春雨「私も好き!大好きです!」
提督「わら、ひ……そろしょろ……!」
春雨「私も…………!」
提督・春雨「イッ、ちゃうぅぅぅぅぅぅ!!!!」プシャァァ
・・・・・・
提督・春雨「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」ゼェゼェ
提督「これ、が……リモコンね……」ポチッ
春雨「あっ、だめ!」
提督「ふぅ……やっと見える…………」
春雨「司令官……?」
提督「春雨…………」ギロッ
提督「こ、今度は…………私が春雨を気持ちよくする番よ……」ギシッ
春雨「えっ?」
提督「春雨のこと、私も大好きだから…………文句は言わせない」ズプッ
春雨「ちょ、司令官……きゃっ!」
・・・・・・
春雨「(こうして、私達は鎮守府公認のカップルになった)」
春雨「(司令官はいつものクールな司令官に戻って、執務をこなしている)」
春雨「(今でも私は、司令官をお守りしている。全てのものから……)」
春雨「(深海棲艦や、政府の汚い圧力……それらはどんな手を使ってでも、私が許していない)」
春雨「(私が司令官を守る…………他の子には渡さない。私だけが、司令官を守ることができるんだ……)」
・・・・・・
春雨「司令官…………」
提督「なに?」
春雨「暗いの、もう慣れました?」
提督「そりゃあ……まぁ……ね。あなたがセックスを求めてくる度に真っ暗にしてるんだから……」
提督「もう何十回もされれば、慣れるわよ」
春雨「じゃあもう怖くないですか?」
提督「ちょっとは怖いけど…………前程じゃないわ」
春雨「そうですか!よかったです!」
春雨「(私が司令官の過去を、全部払拭して、全部私になるまで……あと何年かなぁ…………楽しみだなぁ)」
春雨「(司令官、私がずっとお守りしますからね……司令官に仇なすものは、皆…………私がやっつけちゃうんだから!)」
【春雨編END】
お疲れ様でした
皆、今一度スレタイを見てほしい……何て書いてある?
なにはともあれ美しい純愛を書けてよかったです。純愛は良いですね
それでは、駄文を読んでくださり、ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
機会があったら続編を立てられて欲しいっす。
穏やかじゃないでシュルク思い出してしもた