比叡「マイクチェックオラァ！」ﾄﾞｶﾞァァァ


提督「ういーす。ドア代お前のから天引きだかんな」


比叡「ひえぇぇ～」


提督「やっぱお前最高だわｗｗｗｗ」


比叡「いや、そんなことはどうでも良いんですよ。お昼一緒にどうですか？」


提督「あー、その前にケッコン相手決めときたい」


比叡「ケッコン？　本気で言ってます？」


提督「おうマジ」


比叡「面白そうですね！」ｷﾗｷﾗ


提督「ちょっち手伝ってくれや。今から適当に艦娘呼び出すから、で、お前がこのストップウォッチ押してゾロ目出たらケッコンな」


比叡「あ～、その選び方ホント脳が髄まで腐った提督っぽくて面白いです！」


提督「アハハハ！　マジで死ねよお前！」


比叡「で、まずは誰を？」


提督「↓1」

秋月「本日はご指名ありが……間違えました。どうしたんですか提督」


比叡「ん～鎮守府ってバイトOKでしたっけ提督」


提督「いや、まぁ良いんじゃないかな。家庭の事情とかあるしさ」


提督「で、ストップウォッチは？」


比叡「↓1でした！」

比叡「84でした！」


提督「ま、そんな上手く行くわけ無いか」


比叡「まだ最初ですし、諦めること無いですよ！」


提督「お前のそういう爽やかにポジティブなところ俺大嫌いだわ」


比叡「あはは！　でも私はそんな提督が好きですよ！」


提督「……うっせ。さっさと↓1呼んでこい」

大和「ホテルです」


提督「ホテヘルかな？」


比叡「デリヘルです！」


大和「ラムネも作れない高速戦艦が生意気言ってんじゃねぇ」


比叡「御召艦にもなれない戦艦のクズ」


提督「で、タイムは」


比叡「↓1ですね」

比叡「09でしたね」


提督「大和、帰っていいぞ。ゾロ目は難しいな。めんどくなったら昼飯食いに行くか」


比叡「次は↓1呼んできますね」

比叡「朝潮ちゃんご苦労様。多分すぐ済むから大丈夫だよ」


朝潮「え……？　これ何かのゲーム？？」


提督「お前の人生を決める運命のゲームだ」


比叡「あはは！　提督ってほんと頭悪いですよね」


提督「タイムは？」


比叡「↓1です」

比叡「58ですね」


提督「あーなんか逆に安心だわこれ。朝潮、帰っていいぞ」


朝潮「？？　なんだったの？」


比叡「まぁまぁ！」



提督「さすがに駆逐艦相手だと興奮してしまうな」


比叡「可愛いですもんね。仕方ないですよ。私には全く理解出来ませんけど」


提督「次↓1」

足柄「何か戦術相談かしら」


比叡「実は提督の……」ﾓｺﾞﾓｺﾞ


提督「いや、なんでもない。なんでもない。あっはっは」


足柄「？」


提督「えー時間は……↓1か」

提督「61か。よし、足柄、帰っていいぞ」


足柄「それ何の数字なの？」


提督「最近占星術にハマっていてな。その数字だ」


比叡「モゴモゴ」


足柄「提督も占いに興味があるのね。それで、61だとどういう意味になるの？」


提督「う～ん待てよ……『コンキハチカシ、マチビトスグクル』だそうだ」


足柄「ホント！？　うふふ！　ありがとうね提督！　もししてあの人かな～」ﾊﾟﾀﾝ



足柄退室



提督「……行ったか」ﾊﾟｯ


比叡「ぷはっ！　もう！　何で止めるんですか！」


提督「お前あることないこと喋るだろうが」


比叡「私は事実しか言いませんよ～」


提督「……不都合な事実もある」


比叡「足柄さん喜んじゃってたんですけど。どう責任取るつもりなんですか？」


提督「責任か。別に足柄ならケッコンしても良かった。いざとなればアイツとケッコンするものアリかもな」


比叡「提督って髪はショートが好きって言ってませんでしたっけ」


提督「あー、確かにショートは好きだが。足柄のああいう純粋なところも嫌いじゃない」


比叡「ショートヘアーで純粋な子とかどうですか！」


提督「まぁ居たら考えるかな。次↓1呼んでこい」

曙「なんか用？」


提督「クソ曙、まぁちょっと待ってろ」


曙「いい度胸ねクソ提督」ﾋﾞｷﾋﾞｷ


比叡「↓1でした！」

比叡「89ですね」


提督「おしいな。残念曙、お前は結局マケボノだ」


曙「ここに連装砲があれば！　ここに連装砲があれば！！！」


比叡「はいはい！　お疲れ様でした～」


曙退室


提督「小さい女とヤル時は背徳感でビンビンになる」


比叡「あ、今7.7mm機銃の話しました？」


提督「……今日の褒美に間宮奢ったろうと思ってたけど、やっぱぜってーおごんねーわ」


比叡「失礼しました！　ラムネ戦艦の主砲の話でしたか！　あ～いや失敬失敬」


提督「次↓1」

マックス「ダンケ」


提督「ダンケシェン」


比叡「↓1」

比叡「お！　揃いましたよ！　66です！」

提督「ドイツ艦とは意外だが、申し分ないな」

マックス「これは何なの？」

比叡「提督のケッコン相手を決めてるんですよ」

マックス「……その手に持ったストップウォッチで？」

比叡「うっ。これはただ、候補の艦娘の数が多いので時間制限をですね……」


提督「そうだ。こいつでゾロ目が出ればケッコンすると決めていた」


マックス「ふざけてるわ。……失礼します」

提督「待て」


マックス「……何ですか」


提督「ここでは俺がルールだと初日に言った筈だ」


マックス「……」


提督「俺の権限で普通の女に戻しても良いんだぞ」


マックス「……」


提督「クビにされるなんて嫌だよなぁ？　マックスちゃんは祖国の海を取り戻すんだもんなぁ？」


マックス「くっ……貴方は最低の指揮官だ！」


提督「聞きたいのはそんな返事じゃない」


マックス「……します」


提督「あ？　なんつってるか全然わからねーよ。腹から声出せ」


マックス「貴方と！　ケッコンします！」


提督「よし決まりだ」ﾆｨｨ


比叡「提督！　おめでとうございます！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

【夜】


提督「おら、何今更恥ずかしがってんだ」


マックス「……」


提督「せっかくの初夜を楽しめや」ﾄﾞﾝｯ


マックス「きゃっ！？」

提督「へへへ、良いぞ。可愛い声でもっと鳴け」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ


マックス「助けて……！　誰か……！」


提督「……」ｼﾞｭﾙｼﾞｭﾙ


マックス「うぁっ……！」


提督「……あー、良かった。乳は吸っても出ないか」


提督「たま～に居るんだよな。体質で母乳出る奴ｗ」


提督「俺母乳の味大嫌いだから先言っとくわ。お前、妊娠したら解体な」


マックス「レーベ……ビスマルク……」

提督「さっすがドイツ艦はマンコも綺麗だな」ｸﾁｭｸﾁｭ

提督「なんでドイツがマンコ綺麗かは俺も知らねーけどよｗ」ｸﾁｭｸﾁｭ

マックス「……ぅ、あ」ﾋﾞｸｯ

提督「ドイツ語で愛してるってなんて言うんだったかな」ｸﾁｭｸﾁｭ

マックス「……」

提督「聞いてんのかコラ！？」ﾄﾞｽｯ

マックス「がはっ！？」

提督「あーそうだ。イッヒリーベディッヒだ。イッヒリーベディッヒ」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

提督「自分で思い出せたよ。ごめんねマックスちゃんｗｗ」

マックス「けほっ、けほ」

提督「俺にイッヒリーベディッヒって言えるまで手マン止めないから」ｸﾁｬｸﾁｬ

マックス「う……くっ」

提督「ほら頑張って。言えないと罰ゲームだぞ～」ｸﾁｬｸﾁｬ

マックス「や、め……んんっ！？」ﾋﾞｸ

提督「おっ。ここが弱いんだな～」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

マックス「ああっ！！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

提督「ほらイッヒリーベディッヒ、イッヒリーベディッヒ」ｸﾁｬｸﾁｬ

マックス「ぃっ……ひ、っぁあ……」

提督「惜しい！　その努力を認めて手マンスピードアップ！」ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ

マックス「ひぃぃ！　もう、あぁあ！！」ﾌﾟｼｬｧｧｧ

提督「はい残念」ﾍﾟｯﾍﾟｯ

一時間経過


提督「……」ﾚﾛﾚﾛ

マックス「やめて！　私の……っんあぁ！！　中で！　舌を！　回さないっ……でぇ！」

提督「……はへ。ほへはふへーふ（駄目。これ罰ゲーム）」ﾚﾛﾚﾛ

マックス「やだ！　やだ！　もうイクのやだぁ！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

提督「……」ｼﾞｭﾙﾙﾙﾙ

マックス「イッ……！？　ッッッッ！！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸ

提督「……」

マックス「……」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

提督「また派手にイッたな。一瞬舌が抜けなかったｗ」

提督「前戯はもういいっしょ」

マックス「……」ﾊｧﾊｧ

提督「抵抗しなくていいのかぁ～？」

マックス「どうして……」ﾊｧﾊｧ

提督「ん？」

マックス「どうして……こんな酷いことするの」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

提督（うわ、泣き出したよこいつめんどくさ）

マックス「貴方は不真面目でも根ははいい人だと……信じてたのに」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

提督「ごめんなマックス」ｷﾘｯ

マックス「え？」

提督「未熟な俺はこんな方法でしかお前に告白できなかったんだ」ｷﾘｯ

マックス「……」

提督「駆逐艦であるお前に求婚するにはアレしかやり方が無かったんだ」ｷﾘｯ

マックス「提督……」

提督「元々俺はどうしようもない変態で、好きな女を一方的にいじめることでしか性欲を発散させることが出来ない」ｷﾘｯ

マックス「……そうなの？」

提督「本当はお前の涙なんか見たくないのに……。俺はこんな自分が大嫌いだ！」ｷﾘｯ

マックス「……」

提督「謝って許される問題じゃ無いのは分かっているが、本当にすまないこの通りだ」ｷﾘｯ

マックス「……これは、日本のDOGEZA？」

提督「この通りだ！」ｷﾘｯ

マックス「頭を上げてよ提督」

提督「許して……くれるのか……？」

マックス「……私に言った酷いこと、全部嘘なんでしょ？」

提督「当たり前だ！　俺はお前を愛しているんだ！」ｷﾘｯ

マックス「……じゃあ私のこと好きにしていいよ」











提督「その言葉を待っていた！」ｽﾞﾝ

マックス「ひぎっ！？」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ

提督「あー処女のマンコ締まるな～」ｽﾞﾝｽﾞﾝ

マックス「て、提督……痛い……」

提督「ダンケシェーン！！！！！！！！！」ｽﾞﾝｽﾞﾝ

マックス「うぅ……」

提督「中で出すけど孕むなよ。解体するからな」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

マックス「さっ……きのは……嘘って……」

提督「極限状態だからしかたねーけどさー？　もうちょっと敵と味方の区別ツケたほうがいいと思うぞｗ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

マックス「あ……ああ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

提督「涙は出してもいいけど卵子は出すなよ。孕むからｗ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

マックス「……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

提督「あー出る出る」ﾄﾞﾋﾟｭﾄﾞﾋﾟｭ

マックス「うぁ……」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

【喫煙室】


提督「ふー」

比叡「いますかー？　あ、居た」

提督「よう」

比叡「マックスちゃんどうでした？」

提督「泣きつかれて寝てる。つーか気絶？　気の強い女は折る主義だから。楽しんだ」

比叡「サイテーですよねー。どうせ言葉の暴力とかですよねー」

提督「ここから慰めるのが俺流よ？」

比叡「上手な処世術とは思えませんけどね～」

提督「とにかく退屈なのが一番嫌だからな。評価は最初にドン底に落としとけば、あとは登るだけだし？」

比叡「ほんと抜け目ないっていうかー。クズに拍車かけてクズですよ」

提督「クズクズ言うな。ホントにクズになるだろうが」

比叡「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

提督「そうだ。今日手伝ってくれた礼に明日昼飯奢るから」

比叡「明日の昼まで生きてるつもりなんですか？」ｹﾗｹﾗ

提督「当たり前だろ。俺を誰だと思ってる。妻を慰めるくらい簡単だわ」

比叡「……あなたは海軍の大提督で、私の司令です」

提督「そういうこった。あー、また退屈しのぎ思いついたら呼ぶから」

比叡「はい。楽しみにしてますね」

提督「おう」

比叡「ところで……」

提督「ん？　なんだ」

比叡「司令はなんで私に手を出さないんですか？」

提督「は？」

比叡「いやほら？　私もショートカットで可愛いじゃないですか」

提督「それまた寝言？」

比叡「しっかり起きてますよ～！」

提督「いやお前は……」

比叡「お前は？」

提督「……確かに可愛いけど」ﾎﾞｿｯ

比叡「ヒェッ！？」

提督「あ、やべ」

比叡「……や、やっぱり私って可愛いですか！？　やっぱ可愛いですよね！？」

提督「うっさいうっさい。とっとと帰って寝やがれ！　いい加減朝弱いくせに夜更かししやがって」ｸﾞｲｸﾞｲ

比叡「もっと！　もっとそれについて話しましょうよ～！」

提督「はいおやすみー」


比叡退室


提督「……何口走ってんだ俺は。馬鹿じゃねーのか。あんなバカ犬とケッコン出来るわけ」



提督「……」

【廊下】


比叡「あ～あ。追い出されちゃった」

比叡「……あの可愛いって言ったのも作戦なんだろうなぁ」

比叡「ひえぇ～……」ﾊｧ

比叡「私もあの人に振り回されっぱなしだなぁ」


比叡「ん？」ｺﾞｿｺﾞｿ

比叡「あ、ストップウォッチ！　しまった！　司令に返し忘れてた！」

比叡「……ちなみに私がやったらどのコンマになるんだろう」

比叡「えいっ！」ｶﾁｯ


↓1コンマ安価