『何それ?面白いの?』
あきつ丸『面白いか面白くないかはお読みになられた方だけがわかるのであります』
『ふーん。読んでみようかなぁ』
あきつ丸『前作はこちらであります』
提督「この道の先にもいなかった」
提督「この道の先にもいなかった」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428914667/)
『前作?読むの面倒くさいな』
あきつ丸『あらすじを説明するのであります』
UFOキャッチャーにハマった提督殿
いつものようにゲームセンターに行くと
プレミアム減らない高速修復材という景品が目に入ったのであります
苦戦の末、景品を手に入れた提督殿
鎮守府で早速プレミアム減らない高速修復材を使用したのであります
提督殿は不老不死になり、数億年後の誰もいない地球を彷徨い続けるのであります
『高速修復材って艦娘以外にも効くの?』
あきつ丸『・・・・・・・』
あきつ丸『今回も稚拙な文章やキャラ崩壊が含まれているのであります』
あきつ丸『それでは本編始まるよ、であります』
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429165214
今日でどのくらい経ったのだろうか
ここはどこだろうか
進んでも誰もいない
聞こえるのは俺の足音だけ
遠くに何か見える
・・・・・・人?あれは人間なのか?
俺は走った。それが人であることを信じて
提督「あなたは人なのか!?生きているのか!?」
俺の目の前には皺だらけの人間がいる
遠い昔、どこかで見たことがあるような気がする
提督「あなたは実在するのか!?俺の幻覚じゃないだろ!?」
【減らない工廠セット売ります】
提督「減らない工廠セット?何だそれは!?他に生きてる人はいるのか!?」
謎の老婆「それは、お買いになった方だけがわかるのでございます」
工廠?工廠って何だっけ?
思い出した!?そうだ!資材があれば艦娘を作れるかも
提督「買うよ!?」
謎の老婆「700円でございます」
提督「700円・・・・?700円っていくらだ?」
俺はポケットに入っているありったけの金を老婆に渡した
謎の老婆「お買い上げ、ありがとうございます」
提督「ところでこれどうやって使えば」
しかし、その場から老婆は消えていた
提督「さっきの人!どこ!?おーーーーい!」
工廠・・・・?工廠を見つけよう
また誰かと話ができる
『ちょっと待って』
あきつ丸『何でありますか?』
『この提督はどうしてお金を持ってる?必要ないんじゃ?』
あきつ丸『お読みなられた方だけがわかるのであります』
記憶を辿り、道を辿り、数年後
俺はついに鎮守府を見つけた
提督「やった・・・・これでまた、みんなに会える」
工廠はまだ使えそうだ
しかし、この減らない工廠セットは各資材10
これでは建造はできない
提督「そんな・・・・糠喜びさせやがって・・・・」
落胆しかけたその時、俺はあることに気がついた
提督「開発・・・・そうだ!」
もしも本当に資材が減らないなら、開発と解体を繰り返せるかもしれない
そう思った俺は開発を始めた
思った通り、資材は減ることがなかったのだが
提督「ボーキサイトが貯まらない・・・・」
くそ・・・・何でだよ!
なにかないだろうか
廃墟と化した鎮守府とその周辺を探したが何も見つけることはできなかった
俺は途方に暮れていた
そんな時、俺はまたあの老婆に出会った
提督「おばあさん!?」
【減らない烈風売ります】
提督「おばあさん!良かった!減らない烈風!?買うよ!」
謎の老婆「5万円になります」
提督「5万?これで足りる?」
謎の老婆「お買い上げ、ありがとうございます」
減らない烈風もその名の通り、何度解体しても減ることはなかった
俺はようやく各資材を30以上貯めることができたのだった
そして、夢にまで見た建造の時
00:18:00
高速建造材
00:00:00
吹雪「吹雪です」
提督「あぁ・・・うあああああ!」
俺は大声で泣いた
吹雪「し、司令官?」
提督「よがっだぁ!ぐっぶぎぃ!」
吹雪「だからあれだけ言ったのに・・・・」
提督「ぐず・・・あれだげ・・・・?」
吹雪「UFOキャッチャーのことです」
この吹雪は・・・・あの時の吹雪なのか!?
提督「うああああぁ!ぶぶき!ごめん・・・・っ!ほんどうに・・・・!」
誰かがそこにいる
それがどれだけありがたいことなのか
俺はこの日、理解することできた
しかし、幸せというのは長続きしないものだ
吹雪「お腹・・・空きましたね」
お腹が空く?それは何だろう?
吹雪「食べ物・・・・ないんですよね?」
食べ物・・・・?
提督「食べ物って・・・・何だっけ?」
吹雪「そういえば司令官、お腹が空かないんでしたね」
お腹が空くって何だ?食べ物って何だ?
提督「この資材はなくならないから大丈夫だよ」
吹雪「資材は食べ物じゃないのですが・・・」
思い出せ・・・・食べ物・・・・食べ物・・・野菜・・・肉・・・
そうだ!あの老婆なら何か持ってるかも
提督「待ってて!すぐに何か持ってくるから」
俺は鎮守府を出て、あの老婆を捜すことにした
提督「おばあさーん!どこにいるんだ!」
困ってる時にはいつもあの老婆はいる
・・・・・いた!今日も何か売ってる!食べ物も売ってるかもしれない
提督「おばあさん!食べ物売ってくれ!」
謎の老婆「申し訳ございません。食べ物は売っておりません」
提督「そんな・・・」
【減らないナイフ売ります】
提督「減らないナイフ?良くわからないけど売ってくれ」
謎の老婆「10万円になります」
提督「これで足りるかな?」
謎の老婆「お買い上げありがとうございます」
ナイフ、これを使えば
肉が手に入る
提督「吹雪、肉を手に入れてきたよ」
吹雪「何の肉ですか?」
提督「俺の肉」
吹雪「?」
提督「このナイフでふくらはぎを・・・・」
吹雪「ちょっ!司令官!何やってるんですか!」
提督「ほら、つっ・・うぅ・・」ズチャズチャ
吹雪「ひっ・・・・」
提督「取れた。身体はすぐに修復されるけど肉はそのままだから大丈夫だよ」
提督「さあ食べて」
吹雪「食べれるわけないじゃないですか!」
食べれない?これは食べ物じゃないのか?
どうして?じゃあ、どうすればいいんだ?
食べ物がないとどうなるんだ?
提督「吹雪?どうしたんだ?」
吹雪が動かなくなった
甘ったるい匂いがするようになった
その内、吹雪が吹雪じゃなくなった
俺はまた、一人になった
完
『え!?終り!?』
あきつ丸『冗談でありますよ。まだ続くのであります』
『良かった。これで終わってたらクソストーリーだったよ』
「反省してますカー?」
声が聞こえる
「そろそろ起こしマース」
俺の周りが闇に包まれる
提督「ん?」
金剛「Good morning!」
提督「あれ?ここどこ?」
金剛「資材庫デース」
提督「・・・・何で?」
金剛「それはですね・・・・」
~回想~
金剛「提督とのデートはいつもゲームセンターばかりデース・・・・」
【嫌になる茶葉売ります】
金剛「嫌になる茶葉って何ですカー?」
明石「嫌になるという意味です」
金剛「・・・・・・」
明石「・・・・・・」
金剛「日本語は難しいデース。どんな茶葉なんですカー?」
明石「それはお買いになった方だけがわかるのです」
金剛「買いマース」
明石「500円でございます」
金剛「ハイ」
明石「お買い上げ、ありがとうございます」
金剛(見たところ普通の茶葉のようデス)
川内「夜戦!早く夜戦!」
金剛(川内で実験してみマース)
金剛「川内、この紅茶飲んでくだサーイ」
川内「ありがとう」ゴクゴク
川内「急に眠く・・・zzz」
金剛「!?」
~数分後~
川内「もう夜戦なんて嫌だぁ」
金剛「何かあったんですカー?」
川内「酷い夢をみてさぁ・・・・」
金剛「!?」
金剛(これは使えマース)
時雨「もう諦めよう。提督はもう治らないんだよ」
夕立「まだ諦めちゃだめっぽい」
時雨「提督・・・・どうしてこんなことに・・・・・」
金剛「私にいい考えがありマース!」
時雨「いい考え?」
金剛「この紅茶でUFOキャッチャーの悪夢を見せるんデース!」
金剛「HEY提督ゥ!この紅茶を飲んでくだサーイ!」
提督「丁度喉が渇いてたんだよ」ゴクゴク
金剛「フフフフ・・・・」
提督「眠い・・・すごく眠い・・・でもゲーセンに行・・・zzz」
時雨(あんな紅茶で本当に治るのかな)
鬼怒「ゲームセンターでハッスルしてる頃かなぁ(夢の中で)」
吹雪「あんなクソ司令官のことなんてどうでもいいよ」
鬼怒「あのことまだ怒ってたんだ」
吹雪「あの人は・・・・・あいつだけは許せない!」」
時雨「・・・・・・」
鬼怒「あの紅茶、本当に大丈夫なのかな?嫌な予感がする」
時雨「川内の様子もおかしかった」
吹雪「明石さん、最近おかしなもの開発してるよね?」
時雨「そういえば、明石の工廠に行ったきり戻ってこない整備士さんがいたね・・・・まさか」
鬼怒「このままじゃ鎮守府そのものが」
時雨「そうだね。こうなったら殴ってでも(夢から)連れ戻そう」
天龍「オレも行くぜ!」
戦艦棲姫×2「ワタシタチ・・・・モ・・・・イコウ・・・」
夕立「ぽいぽい」
変質者「テイトクコロス」
長門「よし!艦隊、この長門に続け!」
天龍「何か変な奴が混ざってるぞ。警備員は何やってるんだ?」
変質者「ゲームセンターで散財して給料が払えなくなったという理由でクビにされたんだ」
天龍「ん・・・?よく見たら、あんた元警備員の富士丸さんじゃないか!何でここに?」
変質者(元警備員の富士丸)「知りたいか?それを知るには勇気がいるぞ」
天龍「お、教えてくれ」
変質者(元警備員の富士丸)「一人で間宮さんの料理を食べに来た」
天龍「・・・・・・」
金剛(誰にも邪魔させるわけにはいかないデース。資材庫に連れて行きマース)
~現在~
提督「なるほど・・・・」
金剛「UFOキャッチャーもいいけどサー、時間と頻度をわきまえなヨ!」
提督「はい」
金剛「わかってくれましたカー?」
提督「これからは週5回までにするよ」
金剛「ハ?」
提督「というわけで早速行ってくる!」
金剛「・・・・・」
金剛「はあ・・・・」
【嫌になるシャツ売ります】
金剛「また変なものが売ってますネ」
金剛「どんな効果があるんですカー?」
明石「それはお買いになった方だけがわかるのです」
金剛「いくらデース?」
明石「1000円でございます」
金剛「ハイ」
明石「お買い上げ、ありがとうございます」
~数時間後~
提督「ただいま」
金剛「oh.....景品をたくさん持ってマース」
提督「いやあwwwwwwww今日も大量大量wwwwwwww」
金剛「提督これ着てくだサーイ」
提督「シャツ?ありがと。早速着てみるよ」
金剛「ここで着替えるんですカー?」
提督「何故かわからないけど、すぐに着てみたいんだよ」
金剛(いったいどんな効果が・・・・?)
提督「どう?似合う?」
金剛「とっても似合ってマース」
提督「・・・・・急に踊りたくなってきた」
金剛「!?」
提督「そういえば夢の中で面白い歌と踊りを考えたんだよ!見てくれ!」
提督「俺は財布と旅に出る♪」クネクネ
金剛(oh......)
提督「いいだろ?踊ってみた動画でも投稿してみるかな」
~次の日~
提督「今日は5時間ぶっ続けで踊って歌うぜ!」キラキラ
伊58「ゴーヤたちはオリョクルに行くでち」
提督「ボエー♪」グニャグニャ
春雨(誰か助けて)大破
漣(もうやだこのご主人様)大破
吹雪(こんな人とケッコンしなくて良かった・・・)大破
暁「・・・・・・」轟沈
天龍(暁が気絶してる・・・・)大破
金剛(嫌になるというのは提督のことが嫌になるという意味だったのですネ・・・・)大破
金剛「出撃してないのに大破してしまいマシタ」
【嫌になる木の苗売ります】
金剛「・・・・・」
明石「・・・・・」
金剛「いくらデスカ?」
明石「5万円でございます」
金剛「少し高いデスネ」
明石「高いか安いかはお客様のお考えしだいでございます」
金剛「・・・・・買いマース」
明石「お買い上げ、ありがとうございます」
金剛「提督、これあげマース」
提督「苗?早速植えてみよう!」
苗は植えてから一晩で10メール以上の木となった
そして
提督は木の枝にロープをかけて首を吊っていた
つまり、首treeという意味である
指令室の机には遺書があり
ただ一言『生きるのが嫌になった』と書かれていた
金剛「私は・・・そんなつもりじゃなかったのに・・・・私もすぐにいきマース」
完
提督「という話はどうかな?タイトルは週艦ストーリーランド」
秋雲「完全に週間ストーリーランドのパクリじゃん」
提督「そうだね」
秋雲「無理があるところも多い」
提督「そうなんだ~」
秋雲「最後のダジャレもつまらないし」
提督「はいはいワロスワロス」
秋雲「・・・・・・」
提督「もう続編の構想もあるんだよ!早速描こう!」
秋雲「今からじゃ間に合わないよ」
提督「あっそ」
秋雲「・・・・・・」
提督「せっかくの合作同人誌なんだぞ!もっとやる気出せよ!」
秋雲「今から新しいの描いてたら間に合わないって!」
提督「ふ~ん」
秋雲(うぜぇ・・・・)
提督「販売員はあきつ丸に任せよう」
そして冒頭へ
糸冬
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