【艦これ】それなら麻雀で勝負です!【コンマ安価】 (188)

はじめまして>>1です
初スレ立ての為、ルール・マナー違反等はご指摘いただけると助かります。

ちょっと長めのプロローグから始めて、勝負シーンに移りたいと思いますが、
その際にルール説明をさせてもらいます。(ちょっとややこしくなるかも)

プロローグは書き溜めてありますので、とりあえず投下します。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429010081

<プロローグ>
コンコン
加賀「提督、カスガダマ島沖攻略部隊が帰投しま・・・」
提督「おー、ご苦労さん」
加賀「・・・なんですか、それは」
提督「んー、見れば分るだろう?炬燵だよ、こ・た・つ」
提督「皆が菱餅集め頑張ってくれたからねえ。かなり家具コインも貯まってたんだよ。3月とはいえ、まだ寒いからね。皆で使ってもらおうと思って」
加賀「いえ、それは良いのですが、その麻雀牌はどうしたのですか?」
提督「炬燵を買ったらおまけでついてきたんだよ。というか、おまけがあったから買ったんだけどね」
ジャラジャラ
提督「これでも仕官学校時代は『雀○』とか『む○うぶち』とか呼ばれてたんだぜ?」
加賀「はあ、そうですか・・・(おそらく自称ですね)」

加賀「それより、艦隊が帰投しますよ。いつまでこたつむり化してるつもりですか」
提督「おっと、そうだったな。今回の出撃メンバーは・・・」
ガチャ
雪風「しれぇー!ただいま帰りましたー!」
提督「おー、ご苦労様。旗艦は雪風だったな」
雪風「はい!雪風、がんばりました!」
提督「そうかそうか。えらいえらい」
ナデナデ
雪風「えへー///(無傷)」
提督「時雨、翔鶴、瑞鶴もご苦労様。ありがとうな」
時雨「無事、帰投できたよ。よかったね(カスダメ)」
翔鶴「本当にお疲れ様!(カスダメ)」
瑞鶴「無事帰投しました!よかった~(カスダメ)」
提督「ところで扶桑と山城は?」
翔鶴「それが・・・お二人ともボス戦で大破してしまわれたので・・・先に入渠して頂いてます」
提督「(何故、二人だけ・・・さすがは不幸姉妹)」
加賀「戦艦を二隻とも大破させるなんて・・・。所詮は五航戦ね」
瑞鶴「むっかぁー!なんですってー!」
加賀「聞こえなかったのかしら?腕だけじゃなく耳まで悪いなんて、やはり五航戦ね」
瑞鶴「むっきー!」ジタバタ
提督「おいおい、加賀も言いすぎだぞ。それより時雨、翔鶴、瑞鶴もダメージ喰らってるだろう?報告は後で良いから、先に入渠しておいで」
提督「この後は特に出撃予定もないからゆっくりしてくると良い」
翔鶴「はい、提督」
時雨「提督、少し休んでくるよ」
瑞鶴「あんた!後で覚えておきなさいよ!」
加賀「お断りするわ」
瑞鶴「うがー!」ジタバタ
翔鶴「はいはい、行きますよ」
提督「ああ、そうだ。後で間宮に行っておいで。好きなもの食べられるように話は通しておくから」
提督「扶桑姉妹にも伝えておいてくれ。高速修復剤も使って良いってね」
時雨「提督。ありがとう」
瑞鶴「えっ!ほんと!提督さん、ありがとー!」
翔鶴「まぁ。提督、ありがとうございます。それではお言葉に甘えさせて頂きますね。失礼します」
バタン
加賀「間宮・・・やりました」キラキラ
提督「イジワル言う子にはあげません」
加賀「がーん!!」

雪風「しれー?」

提督「あぁ、雪風の分も間宮券用意しているぞ。先に行って食べておくか?」

雪風「いえ、みなさんの入渠が終わるまでまってます。それより、これはなんですか?」ジャラジャラ

提督「ああ、これは麻雀牌といってな、麻雀というゲームをする為の道具だ」

雪風「『まあじゃん』ですか?へぇー、いろんなもようが描いてあります」

提督「1種類につき4枚ずつ、34種類136枚あるんだ」

提督「萬子の一~九、筒子の①~⑨、索子の1~9、字牌の東、南、西、北、白、発、中」

提督「それぞれが4枚ずつ、全部で136枚」

提督「これらを使って一番早く3枚一組を4つと2枚1組を1つ作った奴の勝ちだ」

提督「色々とルールがあるが、トランプのセブンブリッジとポーカーを合わせたようなゲームだと思っておけば
   大体のイメージがつかめるかな?」

雪風「うーん・・・しれーは『まあじゃん』がお好きですか?」

提督「ああ、好きだよ。麻雀はギャンブルのイメージが強いけど、俺としては最も奥が深いゲームだと思っている。
   運はもちろん、状況把握や駆け引き等の心理戦も重要だからな。艦隊指揮にも役立つぞ」

雪風「じゃあしれー、雪風に『まーじゃん』をおしえて下さい!しれーといっしょに遊びたいです!」

提督「おー、そうかそうか。じゃあ教えて上げるからこっちにおいで」

雪風「はーい!」トテトテ

提督「まず、用語の説明から・・・」

>>2 ご指摘、感謝です

-----提督の麻雀講座 開催中-----

提督「どうだ、少しは分ったか?」

雪風「む~、むずかしいです・・・『役』とか『点数計算』とかぜんぜん覚えられません・・・」ショボンヌ

提督「ははっ、そりゃそうか。まあ、細かいことは追々覚えていけば良いさ」

提督「じゃあ一度、試しに壁打ち(一人でやるシミュレーション)してみるから、分らないことがあったら
   その都度聞いてね」

雪風「はーい」

提督「まずは『場決め』といって、座る場所を決めるんだ」

提督「そして『親』決め。親の場所が“東”になる」

提督「例えば、俺が『起親』だったら、ここが“東”、で、雪風の場所が“南”」

提督「で、間宮無しのショックで死にそうな顔している加賀の場所が“北”になる」

加賀「・・・・・・」ドヨーン

提督「で、牌を並べる訳だが、こうやって17枚ずつ2段の山を作っていくんだ」

カチャカチャ、チャッ、スチャッ

雪風「うわ~、しれー、あざやかですぅ!」

提督「はっはっは、慣れれば誰でもできるよ」

提督「それに、もっと慣れてくると・・・」

カチャカチャ、チャッ、スチャッ

雪風「さらに早くできましたぁ!」

提督「早いだけじゃなくて、こういうこともできる」

クルッ、クルッ、クルッ、クルッ・・・

雪風「すごいです!①から⑨までじゅんばんに並んでます!」

提督「練習すればこのくらいは出来るようになるさ」

雪風「雪風もやってみたいです!」

提督「ああ、やってごらん」

ガシャガシャ、ジャラジャラ

雪風「うんしょ、うんしょ、17枚あつめて・・・」

カチャカチャ

雪風「それを2つつくって・・・」

チャッ

雪風「ちょっと前に出して・・・あっ!」ガシャーン

提督「はっはっは、良くあることだ」

雪風「う~・・・もういちどです!」

ガシャガシャ、ジャラジャラ

雪風「17枚あつめて・・・2つつくって・・・前に出して・・・」

雪風「てまえの列を前の列の上に・・・あー!」ガッシャーン

提督「うん、それも良くあることだな」

雪風「うえ~ん、むずかしいですぅ~」

提督「まあ、ちょっとしたコツがあるんだよ」

提督「教えて上げるから、こっちにおいで」ヒザポンポン

雪風「えっ・・・はいっ!」

トテトテ、ストン

雪風「えへへ~、しれーのおひざはあったかいです」

提督「こんな膝で良ければ何時でもどうぞ。んで、山積みのコツなんだが・・・」

提督「雪風、山を積む時、どうやって持っている?」

雪風「え~と、こうやって持ってます」ガシッ

提督「うん、この時に・・・」ユキカゼハンドニ、テ、ソエーノ

雪風「ひゃっ///」

提督「両方の小指で山の両端を内側に押さえて、残りの指は軽く掴むだけ。すると・・・」コユビ、ビサイド、コユビ

雪風「あうあう///」

提督「ほら、しっかり固定されるだろう?」ミミモトデ、ササヤキーノ

雪風「はう~///」

提督「わかった?これで、一度やってごらん」アタマ、ナデナデ

雪風「ポー///・・・はっ、はい!雪風、がんばります!」

提督「(やっぱり雪風は素直かわいいな・・・)」

雪風「んっしょ、んっしょ・・・」ジャラジャラ

提督「(でも、俺はジェントル提督だからな)」

雪風「んっしょ、んっしょ・・・」チャッチャッ

提督「(いくら股の上でごそごそされようとも・・・)」

雪風「む~・・・」チャララー

提督「(身を乗り出した弾みで裾が捲くれ上がってパンツ丸見えになっていたとしても・・・)」

雪風「そ~と・・・」ズイッ

提督「(変な気持になったりしない!しないったらしないんだ!)」

雪風「・・・!」スチャッ

加賀「・・・」スチャッ

雪風「しれー!できましたー!・・・ところで、加賀さんは何でしれーに矢を向けているんですか?」

加賀「いえ、私の対空電探が不埒な電波をキャッチしたもので」

提督「な、なんのことかな?というか、お前に電探は積んでないぞ」アセダラダラ

加賀「さあ、このまま頭部クリティカルを喰らうか、間宮券を渡すか、お好きな方を選びなさい。このペド野郎」

提督「問答無用!?しかも選択の余地無し!?その上なんで超上から目線!?それと人聞きの悪いこと言わないで!!」

加賀「やりました」キラキラ

提督「くそ~・・・財布が軽くなった・・・」

加賀「では、提督。(早く間宮に行きたいので)遊んでいた分、さっさと執務に戻りましょう」

提督「おう、こんなに時間が経っていたのか。名残惜しいが執務に戻るか・・・。雪風、悪いが今日の麻雀講座はこれにて終了だ」

雪風「はい!しれー、ありがとうございました!・・・また教えてもらってもいいですか?」ウワメヅカイ

提督「もちろんだよ。いつでも・・・って訳にはいかないけど、暇な時なら大丈夫だよ」ナデナデ

提督「そろそろ翔鶴たちも風呂から上がってくる頃だろう。一緒に間宮に行っておいで」

雪風「はい!しれー、ありがとうございました!」トテトテ、バタン

提督「うん、やっぱり可愛いは正義だな」

加賀「・・・幸運の女神のキスを感じちゃいます!」

提督「真顔で言うなよ・・・かなり怖いんだけど」

加賀「頭にきました」

----------甘味処間宮----------

瑞鶴「う~ん!美味ひ~」

翔鶴「瑞鶴、ほうばったまましゃべるのはお行儀が悪いですよ。あら、雪風ちゃん」

雪風「えへー、ちょっと遅れちゃいました」

扶桑「いいのよ、私達が待たせたのだから。さあ、こっちで一緒に頂きましょう?」

時雨「僕の隣が空いてるよ」

雪風「ありがとうございます!」

翔鶴「随分待たせてしまいましたね。退屈しませんでしたか?」

雪風「いえ、しれーに『まあじゃん』を教わっていたので、楽しかったです!」

瑞鶴「へ~、提督さん、麻雀打てるんだ。んで、覚えられた?」

雪風「それが・・・難しくて全然・・・。最初は山も積めませんでしたし・・・」

瑞鶴「あ~。あれってコツがあるものねえ」

雪風「でも、しれーがおひざの上で、こう、手をとってやさしく教えてくれました!だから、もう大丈夫です!」

周りの艦娘「「「「「ガタッ」」」」」

山城「あらまあ、それはよかったわね(私にはどうでも良いけれど)。ねえ、扶桑姉さま・・・?」

扶桑「膝の上で・・・」

翔鶴「手に手を取って・・・」

時雨「提督に優しく抱かれて・・・」

瑞鶴「耳元で甘く囁かれて・・・」←そこまでは言っていない

周りの艦娘「「「「「(うらやまし過ぎる!)」」」」」

雪風「あれ?みなさんどうしたんですか?」


以降、やたらと執務室への訪問者(特に駆逐艦娘)が増えた。


夕立「提督さん、夕立にも麻雀教えてほしいっぽい!」

暁「い、一人前のレディーとして教えてよね!」

雷「もーっと私に教えてもいいのよ!」

曙「べ、別に教えて欲しいんじゃないんだからね!こっち見んな!このクソ提督!」

卯月「ぷっぷくぷ~!」

龍驤「誰が駆逐艦やねん!」

提督「どうしてこうなった・・・」

加賀「自業自得です」


<プロローグ>終わり

さてさて、以下より勝負開始なわけですが、ここでルール説明をさせて頂きます。

・各艦娘の『運(初期値)』を地運値とします。改、改二がある艦娘はそちらで。

・対局毎にコンマ安価をとり、その日のコンディション値(Co値)とします。(00は100扱い)

・(地運値+Co値)/2がその艦娘の基礎値となります。

・また、一局毎にコンマ安価を取り、それぞれの値を天運値とします。

・基礎値+天運値=勝負値とし、これの大小で誰が和了(あが)るか決定しますが、差が30未満の場合は流局です。30以上で1翻、60以上で満貫、
100以上で倍満、150以上で役満となります。同点の場合は最低値の人からのダブロンで。スリーランは流局です。

・天運値がゾロ目及び、連荘(流局連荘含む)1回毎に勝負値に+10されます。連荘分は累積されます(三本場なら+30)が、
親流れでリセットされます。

・勝負値の一の位が偶数ならツモ和了、奇数ならば最低勝負値の人からロン和了です。

・符ハネに関しては、20符:01~10、30符:11~70、40符71~90、50符:91~95、60符:96~00で
70符以上は1翻UPとします。1翻20符は流局扱いです。

・ノーテン罰符は天運値の平均を取り、平均以上=テンパイ、平均以下=ノーテンです。

・その他、特に記載無き場合は東南戦アリアリ、3万点持ちの3万返し、一発・裏ドラ・カン裏有りです。赤ドラ、花牌は無し。箱割れ終了。

・数値、計算が間違っていたらツッコミ入れて下さい。

自分で書いていて混乱してきましたが、不都合が出てきたらその都度修正するということで・・・

試しに乱数メーカーを使い、一勝負やってみます。

<第1戦:妙高型姉妹>

雷「司令官!今日こそは麻雀教えてよね!」

電「電の本気をみるのです!」

暁「麻雀はレディーの嗜みだって聞いたわ!」

響「Маджонг、面白そう」

提督「あー・・・教えてやりたいところなんだが・・・」

妙高「この書類が終わったら良いですよ」ニコッ

デーン<書類のマウンテン

提督「スマン・・・今日は無理っぽい」

電「夕立ちゃんの真似は結構なのです!」プラズマァ

暁「雪風ちゃんだけずるーい!」

提督「むむむ、困ったなあ・・・」

コンコン、ガチャ

那智「キス島沖レベリング部隊、帰投したぞ」

提督「おー、ご苦労さん。どうだった?」

足柄「もっちろん!大勝利よ!だって私、足柄がいるんだもの!」

那智「MVPは羽黒だがな」

足柄「うぐっ」

提督「後の3人、木曾とまるゆと千代田は?」

羽黒「え~と、木曾さんは大破したまるゆさんを連れてドックへ、千代田さんは・・・その・・・」

提督「あー、千歳のところに一直線か。わかった、ありがとう羽黒。それとMVPおめでとう」ナデナデ

羽黒「はうっ///い、いえ、私なんて・・・その・・・」

妙高「素直に喜びなさい。羽黒も改二になって本当に頑張っているし、姉として鼻が高いわ」

羽黒「妙高姉さん・・・ありがとう!」

提督「うんうん、美しい姉妹愛だな。それに比べて・・・」

ギャーギャー

那智「大体お前はいつも突進し過ぎなんだ。前しか見えてないだろう」

足柄「人を猪みたいに言わないでくれる!?」

那智「今日だって雷巡3隻から集中砲火を喰らいそうになってたじゃないか」

足柄「それはちゃんと避けたじゃない!」

那智「あれは羽黒と木曾が援護射撃してくれたから弾着がばらけたんだ。前しか見えてないからそんなことにも気付かないんだ」

足柄「私が敵を引き付けたから二人に余裕ができたんじゃない!那智姉さんこそ視野が狭いんじゃない?」

那智「なんだと!?」

足柄「なによ!」

提督「あっちはどうしてああなんだ?」

妙高「お恥ずかしい限りです」ハァー

羽黒「那智姉さんも、足柄姉さんも、ほかの娘を守るって意識が強すぎて・・・」

提督「なるほど、堅実派の那智と先手必勝の足柄か・・・まあ、良いコンビと言えなくもないが、そろそろ止めないとな。暁たちが怖がっている」

暁、雷、電「「「ブルブル」」」

響「ハラショー」

提督「さーて、どうやって収めるか・・・そうだ、お前たち姉妹は麻雀できるか?」

妙高「ええ、出撃が無い雨の日とかに、たまに4人で打ちますけれど・・・」

提督「よし、それなら・・・」

那智「がるるー!!」

足柄「しゃー!!」

提督「こらこら、二人とも。そんな猛獣みたいに唸り合っていたらせっかくの美人が台無しだぞ」

那智「がる・・・な、何を言うのだ、いきなり・・・///まあ、貴様がそう言うのなら矛を収めてやっても良いが・・・」

足柄「しゃー・・・え、そ、そんな・・・///ま、まあ当然よね!英国で『飢えた狼のよう』と評された私だもの!」

提督「そうそう、勝負するのは結構だが、女の子はお淑やかにいかないとな」

妙高「(二人ともチョロすぎるわ)」

羽黒「(姉さんたちチョロすぎます)」

提督「まあ、なあなあで終わらせるのも後味が悪いだろうから、ここはひとつ麻雀で勝負しないか?」

足柄「麻雀で?」

提督「そう。妙高型4姉妹で打って、那智か足柄、勝ったほうが次の出撃の旗艦だ」

那智「ふっ、面白そうだな。どうせ勝つのは私だが」

足柄「いいわ。妹の後塵を拝する気持ち、那智姉さんに教えてあげる!」

提督「(お前ら火力も回避もとっくに羽黒に抜かされているっていうのは言わないほうが良いだろうな)」

妙高「あの~提督?あの二人はともかく、私と羽黒には打つメリットが無いんですけど・・・」

提督「それなら、トップを取った者には何か賞品を出そう。俺に出来ることなら何でもいいぞ」

羽黒「なっ、何でもですか!?」

提督「まあ、俺に出来る範囲でな。あんまり高い物はちょっと・・・」

羽黒「やります!(トップを取って司令官さんと・・・///)」

妙高「はぁ~・・・わかりました。東風一回だけですよ?」

提督「それと、第六駆逐隊の皆に後ろから見せてやって欲しいんだ。俺は教えてやれないし、見るだけでも勉強になるからね」

妙高「そういうことですか。分かりましたわ」

提督「と、言う訳だ。皆、今日のところは妙高達が打つのを見て勉強してくれ」

雷「え~、司令官が教えてくれるんじゃないの?」

提督「今日は無理なんだ。ごめんな。その代わり、自分が応援している人がトップを取ったら、その娘にも賞品をあげるよ。誰を応援するかは
自分達で決めていいから」

暁「面白そう!じゃあ、私は足柄さんを応援するわ!レディーのお手本だもの!」

足柄「あら、よく分かっているじゃない?」

雷「私は那智さんを応援するわ!かっこいいし!」

那智「ふっ、貴様に勝利を約束しよう」

電「電は羽黒さんを応援するのです!」

羽黒「同じ末妹同士、頑張りますね」

響「私は妙高さんを応援するよ。やはり長女は頼りになるね」

妙高「うふふ、そう言われると負けられませんね」

提督「ちなみに後ろの娘はほかの人の手を見るの禁止な。後、声、表情、動作で表すのも禁止。じっとして黙って応援すること。いいね?」

暁、雷、電、響「「「「はーい」」」」

提督「それでは、勝負開始だ!」


・勝負条件:トップを取れ!

・特別ルール:東風戦、応援者にもご褒美

<場決め>

妙高-響 ↓1

那智-雷 ↓2

足柄-暁 ↓3

羽黒-電 ↓4

コンマ下、数が大きい方から東、南、・・

<Co値>

妙高 ↓5

那智 ↓6

足柄 ↓7

羽黒 ↓8

乱数:上から89、56、42、76、15、75、95、66

<結果>

東:妙高(24)

南:羽黒(43)

西:那智(47)

北:足柄(58)

◎東一局

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4

乱数:72、5、98、65

ドラ:七

配牌

妙高「(出親としてはまずまずね。あとはツモ次第か)」

三四七八②⑥⑦1245東北白

羽黒「(あ~ん、ひどい配牌・・・那智姉さんと足柄姉さんに期待するしか・・・)」

一二八②④⑦589南西西発

那智「(うむ、これはいける!456の三色か最悪東を鳴くか)」

四五④⑥⑧⑨2345東東中

足柄「(いっくわよ~!まずは中を鳴いて・・・)」

二六八①①③⑤⑧⑨6北中中

一巡目

那智「(うむ、ナイスツモだ!)」

→6 四五④⑥⑧⑨23456東東中 →中

足柄「ポン!」

二六八①①③⑤⑧⑨6北 中中中 →6

那智「一巡目から下りポンとは・・・そんなに急いで何処へ行くんだ?」

足柄「ふんだ、和了ればいいんでしょ?」

8巡目

那智「(くそっ、あれから一向にツモが効いてこない!)」

→二 二四五④⑥⑦⑧23456東東 →二

那智「(おまけに足柄がホンイツ臭いから東も出ない!)」

足柄「(・・・)」

→8 ①①①③⑤⑧⑨8北北白 中中中 →8

ハイテイ

妙高「流局ね。テンパイ」

羽黒「ノーテンです・・・」

那智「くっ、テンパイだ」

足柄「テンパイよ!おしかったわ!」

東一局結果

妙高:30000→31000(+1000)(連荘)

羽黒:30000→27000(-3000)

那智:30000→31000(+1000)

足柄:30000→31000(+1000)

◎東一局 一本場

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4

乱数:72、44、27、9


ドラ:北

妙高「また流局ね。テンパイ」

羽黒「テンパイです」

那智「ノーテン・・・」

足柄「ノーテンね」


東一局 一本場結果

妙高:31000→32500(+1500)(連荘)

羽黒:27000→28500(+1500)

那智:31000→29500(-1500)

足柄:31000→29500(-1500)

◎東一局 二本場

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4


乱数:38、46、26、77


ドラ:一

那智「(東一局の足柄の鳴きから、どうもいけない・・・。ここは少し動いてみるか)」

那智「ポン!チー!」

13巡目

那智「(シャボ待ちにも受けられるが・・・)」

→① 一二三①②北北 123 南南南

那智「(足柄はタンヤオ気配だし、一翻落とすこともないだろう)」

一二三①①②北北 123 南南南 →①

足柄「ロン!やったわ!」

那智「なにぃ!」

一二三②③④⑤⑥⑦⑧⑨東東

足柄「一通、ドラ1で5200は5800ね!」

那智「3面待ちなのにリーチしなかったのか!?」

足柄「だって、リーチしたら絶対出さないじゃない、那智姉さんは」

那智「くっ、やられたな」


東一局 二本場結果

妙高:32500→32500

羽黒:28500→28500

那智:29500→23700(-5800)

足柄:29500→35300(+5800)

◎東二局

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4


乱数:44、78、41、44


ドラ:白

羽黒「(ちょっとは流れが向いてきたかな?)」

二三七九③④⑥⑨246東東発 →⑨

那智「(我慢のしどころだ。少し落ち着こう)」

足柄「(ここでダメ押しを!)」

妙高「・・・」


羽黒「流局ですね。テンパイです」

那智「ノーテン」

足柄「う~ん、ノーテン」

妙高「ノーテンです」


東二局結果

妙高:32500→31500(-1000)

羽黒:28500→31500(+3000)(連荘)

那智:23700→22700(-1000)

足柄:35300→34300(-1000)

◎東二局 一本場

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4


乱数:98、20、5、99

ドラ:四

足柄「(来たわー!こういう配牌を待ってたのよ!」」

三三三五①①55699東北

足柄「(七対子、三暗刻、果ては四暗刻まで狙えるわ!)」

足柄「(来ちゃったー!これでいけるわ!)

→① 三三三五①①①55699東北 →北

八巡目

足柄「(きたきたきたー!)」

→9 三三三五①①①556999東 →東

十一巡目

足柄「(あら?こっちが来ちゃった・・・)」

足柄「(とりあえず五切りで手変わり待ちね)」

→4 三三三五①①①4556999 →五

足柄「(さてさて、場の状況は、と・・・!?)

妙高「・・・」タン

捨て牌 58五七②③⑥726四

足柄「(この巡目でドラの手出し・・・やばいわ)」タラー

十三巡目

那智「・・・」タン

→5

足柄「(もったいないけど・・・)ロ、ロンよ!」

三三三①①①4556999 5

足柄「三暗刻だけ・・・2翻60符の3900は4200よ」

妙高「・・・」

足柄「妙高姉さん、テンパイしてたの?」

妙高「いいえ、まだ1シャンテンだったわ」ニコッ

足柄「なーんだ。それならポンにしとけばよかった・・・」ブツブツ

響「(2枚残りの北単騎待ち・・・おしかった・・・)」

一九①⑨19東南西西白発中

妙高「(まあ、仕方がないわね)」


東二局 一本場結果

妙高:31500→31500

羽黒:31500→31500

那智:22700→18500(-4200)

足柄:34300→38500(+4200)

◎東三局

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4

乱数:74、32、6、77

ドラ:②

七巡目

那智「(この親でなんとか挽回しなくては・・・)」

→9 三四四五六七⑨⑨⑨78白白

那智「(よし、役は無いが3面待ち。ここは足止めも兼ねて・・・)」

那智「リーチだ!」

三四四五六七⑨⑨⑨789白白 →四

八巡目

那智「(くっ・・・ついてないときは一発目が掠るというが・・・)」

→七

足柄「ロン!」

六八②③④⑥⑥⑥33567

那智「ぐっ!」

足柄「タンヤオ、ドラ1で2600ね。これで勝負ありかしら?」

那智「ま、まだだ!まだオーラスがある!」

足柄「でも、逆転には倍満直撃か三倍満ツモが必要なのよ」

那智「ふっ、なら役満を上がるだけのことだ」

足柄「そう?まあ、頑張ってね。暁ちゃ~ん、そろそろ提督に何をお願いするか考えてた方が良いわよ~?」

暁「zzz・・・」

足柄「寝てるし・・・」


東三局結果

妙高:31500→31500

羽黒:31500→31500

那智:18500→14900(-3600)

足柄:38500→42100(+3600)

◎東四局(オーラス)

<天運値>

妙高 ↓1

羽黒 ↓2

那智 ↓3

足柄 ↓4

乱数:97、28、73、28

ドラ:⑧

那智「(これで倍満以上を作るなら・・・チンイツしかあるまい)」

→⑦ 三五②③⑤⑦⑧⑧269南白 →9

九巡目

那智「(ふむ、最後になってツモが効いてきたぞ)」

→④ ②②③④⑤⑤⑥⑦⑦⑧⑧南西白 →白

十四巡目

那智「(よし、テンパイだ!高目、大車輪で役満。安目でも倍満だ!)」

→④ ②②③③④④⑤⑤⑥⑦⑦⑧⑧西 →西

十五巡目

足柄「(あら?変なの引いてきちゃった・・・)」

→⑨ 四五六⑥⑧23466888

足柄「(う~ん。もったいないけど、ここで無理する必要もないかな)」

→⑨ 四五六⑥⑧⑨23466888 →6


那智「ハイテイ~」ギリギリ

那智「だめだ・・・」タン

足柄「はい、ノーテン」

妙高「テンパイです」

羽黒「ノーテンです・・・」

那智「テンパイだ・・・」


東四局結果

妙高:31500→33000(+1500)

羽黒:31500→30000(-1500)

那智:14900→16400(+1500)

足柄:42100→40600(-1500)

提督「勝負ありだな」

足柄「当然の結果よね!大勝利!」

暁「むにゃ・・・別に眠い訳じゃないんだから・・・むにゃ・・・」

那智「ぐぅ・・・こ、これしきのこと、なんてことは、無い・・・」

雷「大丈夫?那智さん。私に頼ってもいいのよ?」

妙高「羽黒も±0で終われたのね。よく頑張ったわ」

羽黒「は、はい・・・ありがとう、妙高姉さん(でも、ご褒美欲しかったなぁ・・・)」

響「妙高さんも惜しかったね。あれが決まっていればトップだったのに」

電「面白かったのです!」

提督「で、次の旗艦は決まりとして・・・賞品は何が欲しいんだ?」

足柄「う~ん、特には考えてなかったのよね・・・勝利の二文字だけで十分だし・・・」チラッ

那智「・・・」ドヨーン

足柄「あっ、そうだ!じゃあ今晩、那智姉さんの自棄酒に付き合ってあげてよ」

那智「なっ!」

足柄「どうせ今日は飲むんでしょう?付き合わされると明日の出撃に響いちゃうし・・・」

提督「それは構わないが・・・良いのか?せっかくの機会、間宮券とか新装備とかでも良いんだぞ?」

足柄「いいのいいの。その代わり、ちゃんと最後まで付き合ってあげてよね」

提督「分かったよ。じゃあ、那智、今宵はとことん飲むか!」

那智「ん?あ、ああ、望むところだ!」


足柄「良かったわね、那智姉さん。提督がさ・い・ご・ま・で付き合ってくれるって」ヒソヒソ

那智「ば、馬鹿者!何を言っているんだ!///」ヒソヒソ

那智「しかし良かったのか?お前だって、その・・・」

足柄「もちろん、勝負に負けるつもりは無いわよ。今回は『敵に塩を送る』ってやつね」

那智「ふっ、その余裕が命取りになるぞ。まあ、次の機会にはたっぷり利子をつけて返してやる。せいぜい楽しみに待っていることだな」

足柄「あら、次も私の大勝利に決まってるじゃない!」


足柄「だって、この私、足柄がいるんだもの!」


<第1戦 妙高型姉妹編 完 勝利者:足柄>

いかがでしたでしょうか?

こんな感じで進めていきたいところですが・・・

実際にやってみてわかったのですが、とにかく時間がかかる!

自分の筆の遅さはもちろんなのですが、手組みを考えたり、盛り上がりを作ろうとしたりするともう・・・

しかも安価を取るまで次の展開が考えられないという・・・

故に進行は超スローペースになりますが、それでも良ければお付き合いください。

更新は不定期になりますが、土日が多くなると思います。

また、何か対局案がありましたら是非教えて下さい。

今の所、

・一航戦VS五航戦(コンビ戦)

・武蔵、隼鷹、高雄、不知火の高レートガチ勝負

・長門、伊58、雪風、時雨による幸運艦対決

等を考えています。

提督参加もありですが、ボスキャラなので地運値は100です。

あと、提督からのご褒美も付け加えて頂けるとありがたいです。

それでは、またお会いできれば幸いです


毎回四回コンマ取るのも大変だし一つのコンマを上一桁、下一桁に分けて二回のコンマでやるってのはどうだろうか

早速レス下さった皆様、ありがとうございます。
初SSですが、反応があるということはかなり嬉しいものですね。

以前あった「高感度測定SS」がとても面白く、そんな雰囲気の物語を麻雀劇画チックに作ってみたい、というのがスレ立ての動機です。
故に「鳴けば鳴くほど手が高くなる」とか「カンをしたら必ずリンシャンツモ」とかはありません。
地味ですが「黒棒一本差で勝負が決まる!」とか大好きですw

ですので点パネや流局の判定がやや大味になってしまう>>28様の案は次勝負では見送らせていただきたいと思います。
せっかくの改良案を申し訳ありませんが、ご容赦ください。

安価が集まるまでのんびりやっていきたいと思いますので、お見捨て無きようよろしくお願いいたします。

ではでは


反転コンマにしたら良いのでは?
コンマはある程度操れるし

<第2戦 一航戦VS五航戦>

テクテク

赤城「あら?」

加賀「・・・」

翔鶴「あ、先輩方」

瑞鶴「げ・・・」

加賀「『げ』とは何かしら。まともに挨拶もできないなんて、やっぱり五航戦ね」

瑞鶴「意味分かんないわよ!」

翔鶴「だめよ、瑞鶴。挨拶は大事よ。先輩方、演習お疲れ様でした」

赤城「いえいえ、翔鶴さん達こそ出撃ご苦労様でした。瑞鶴さんもMVPを取られたそうですね」

赤城「改になって更に頼もしくなって。これからもよろしくお願いしますね」

瑞鶴「は、はいっ!ありがとうございます!」

加賀「赤城さん。だめですよ、調子に乗せては。また中破して、貧相な胸を晒しながら帰投することになるわ」

瑞鶴「む、胸は関係ないわよ!それに晒してなんかいないでしょうが!?」

加賀「そうね、壊れた弓一本で隠せるのだから。本当に羨ましいわ」

瑞鶴「むがー!!」

赤城「本当、加賀さんと瑞鶴さんは仲良しですね」ニコニコ

翔鶴「そ、そうですね。ははっ」

瑞鶴「もう、あったまにきた!今日こそ目に物見せてやるわ!」

加賀「いいでしょう。では演習場にいらっしゃい。弓が折れても大丈夫なように絆創膏を用意してあげるわ」

瑞鶴「大きなお世話よ!そっちこそ、胸当てが破けて薄い本のモデルにならないように気を付けることね!」

赤城「駄目ですよ。この前提督が『ボーキの無駄使いは飯抜きの刑』っておっしゃってたでしょう?」

赤城「それに加賀さんの薄い本はすでに何百冊と出回ってますよ?」

加賀「なっ!どこにそんなものが!」

赤城「先日、提督が嬉しそうに読んでましたよ。よかったですね」

加賀「べ、別に喜んでなど・・・///」

瑞鶴「あー、もう!正妻空母とかどうでもいいのよ!どうやって白黒つけるのよ!」

赤城「では、最近の流行りに乗って麻雀で勝負したらいかがですか?」

赤城「ちょうど4人いますし。加賀さんと私ペア対瑞鶴さんと翔鶴さんペアでチーム戦です」

翔鶴「麻雀自体は構いませんが・・・負けたらどうなるのです?」

赤城「勝った方は名誉を得る。負けた方は・・・そうですねぇ・・・」

青葉「秋雲さん制作の薄い本のモデルになってもらいましょう!」

瑞鶴「げ、青葉!あんたどこから出てきたの!?」

青葉「まあまあ、細かい事は良いじゃないですか~。ちょうど秋雲さんから次のネタを相談されたんですよね~」

青葉「お互い負ける気は無いでしょうから、かまいませんよね~」

瑞鶴「うっ・・・そ、そうね!勝てば良いのよ、勝てば!」

翔鶴「私は、ちょっと・・・」

コソコソ

青葉「(もちろん、司令官にもお渡ししますよ。本を見た司令官が狼になっちゃうかもしれませんねぇ)」

青葉「(『翔鶴。俺、もう我慢できない』『そ、そんなダメですわ提督・・・』『責任は取る!俺の子を産んでくれ!』)」

青葉「(な~んてことになるかもしれませんよ~)」ヒソヒソ

翔鶴「・・・///」

加賀「何か腹黒いものを感じますが・・・どうせ私達が勝つのですから問題ありません」

赤城「(負けても100冊が101冊になるだけですしね)」

瑞鶴「ふん、それはこっちのセリフよ!今に見てなさい、吠え面かかせてあげるわ!」

翔鶴「(負けても良いかも・・・)」

青葉「では、勝負開始!ですね」

・勝負条件:相手チームを上回れ!

・特別ルール:チーム合計点で勝負、負けたら薄い本のモデル(作:秋雲)

<場決め>

赤城 ↓1

加賀 ↓2

翔鶴 ↓3

瑞鶴 ↓4

コンマ下、数が大きい方から東、南、・・

<Co値>

赤城 ↓5

加賀 ↓6

翔鶴 ↓7

瑞鶴 ↓8

今日はここまでです。

>>コンマ下反転
そうですね、一度試してみます。ご提案ありがとうございます。

皆様こんばんは。>>1、ただ今帰投いたしました。

安価下さった皆様、ありがとうございます。
ルール違反かもしれませんが、8つ目のコンマ安価は自作自演ということで・・・

食事しながら、また、デイリー回しながらポチポチ投下していきます。

それと、特別ルールの追加をいたします。

・安価について、>>32様発案のコンマ以下逆を一部使わせていただきます。表を↓1、裏を↓1←で表記いたします。艦娘ごとの表裏の組み合わせは
色々と検証したいので>>1のフィーリングとさせて下さい。

・今回はチーム戦なので一航戦、五航戦それぞれの勝負値の合計で和了り判定をいたします。
判定基準は通常通り、振り込み者は相手チームの低勝負値艦娘になります。流局時判定はこれまで通りです。

それでは宜しくお願いいたします。

<結果>

東:翔鶴(47)

南:加賀(32)

西:瑞鶴(32)

北:赤城(26)


◎東一局

<天運値>

翔鶴 ↓1

加賀 ↓2

瑞鶴 ↓1←

赤城 ↓2←

◎東一局

----------空母寮 大広間----------

青葉「それでは早速始めちゃってください!記録係は不肖、この青葉が務めさせていただきます!」

加賀「ちょうど上手くチームが対面同士になったわね」

加賀「(下家が瑞鶴・・・良い並びだわ)」

瑞鶴「は?席順なんて関係ないでしょ」

加賀「あなたがそう思うのなら、それで構わないわ」

瑞鶴「なんか含みのある物言いね・・・」

一巡目

ドラ:1

瑞鶴「!!」

翔鶴「・・・」タン

四七八③⑤⑧⑧1257東西発 →西

加賀「(まあまあね。赤城さんの様子次第だけど、まずは親流しを狙うべきね)」タン

→6 一四五②④⑥⑦2468西白白 →一

瑞鶴「ふっふっふ・・・五航戦の本当の力、見せてあげるわ!ダブルリーチ!」

捨て牌 一

加賀「!?」

赤城「あらまあ・・・こまりましたね・・・」タン

→一

四巡目

加賀「(くっ・・・当然だけど安牌がないわ。ここは対子落としで・・・通せ!)」タン

→⑧ 四五②④⑥⑦⑧23468白白 →白

瑞鶴「よし!ツモよ!見たか!瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるんだから!」

→中 三三七七九九⑤⑤1155中

瑞鶴「ダブリー、ツモ、七対子、ドラ2、裏は無いけど跳満で3000、6000よ!」

瑞鶴「へっへ~いい感じじゃない!」

加賀「たかが東一局の3000、6000で勝ったつもり?慢心にも程があるわ」

瑞鶴「あら?負け惜しみ?」

翔鶴「瑞鶴、いけませんよ。那智さんじゃありませんが、『勝って兜の緒を締めよ』ですよ」

瑞鶴「はーい。分かってますよ~だ」

◎東一局結果

翔鶴:30000→24000(-6000)

加賀:30000→27000(-3000)

瑞鶴:30000→42000(+12000)

赤城:30000→27000(-3000)


<次局天運値>

翔鶴 ↓1

加賀 ↓2

瑞鶴 ↓1←

赤城 ↓2←

再開、即、安価下さりありがとうございます。
御覧のとおりのスローペースですが、今日中にあと一局ぐらいは進めたいと思います。
少し食事タイムです。

◎東二局

ドラ:6

一巡目

瑞鶴「(翔鶴姉はああ言ってるけど・・・四人打ちで12000差は大きいわ。それにこの配牌とツモ)」

→⑥ 三五六九③⑤⑥⑦6789東中 →九

瑞鶴「(この局ももらったわね)」パシッ

赤城「・・・」タン

翔鶴「・・・」タン

→⑨

赤城「ポン」

捨て牌 →五

瑞鶴「(一巡目から⑨ポン?一色手かチャンタ系かトイトイ・・・?)」

二巡目

加賀「(・・・赤城さん・・・ありがとうございます)」タン

→④ 一三五八九③④⑤⑦東南西白白 →西

瑞鶴「(筒子と端牌、字牌は切りにくいわね・・・とりあえず・・・)」パシッ

→① 三五六①③⑤⑥⑦6789東中 →三

三巡目

瑞鶴「(あっ、痛っ)」パシッ

→二 五六①③⑤⑥⑦6789東中 →二

赤城「ニコッ」

八巡目

加賀「ツモ、白で2翻40符、1300オールよ」

→四 三四四五五六③④⑤99白白白

瑞鶴「なーんだ、安手じゃないの。両面待ちなんだから、せめてリーチくらいかけなさいよ」

加賀「この局の意味が分からないとは・・・やっぱり所詮は五航戦ね」フッ

瑞鶴「むっか~!どういう事よ!」

加賀「さあね。自分で考えなさい」

瑞鶴「くっ!」

翔鶴「(・・・多分、赤城さんのポンは意味の無い鳴き。手の中はバラバラでしょうね)」

翔鶴「(目的は好調な瑞鶴のツモを加賀さんに渡すこと・・・。恐らく瑞鶴の必要牌が加賀さんに喰い取られている)」

翔鶴「(瑞鶴、先輩方はチームプレイをしているわ。あなたも早く気付いて頂戴・・・)」

◎東二局結果

翔鶴:24000→23700(-1300)

加賀:27000→30900(+3900)(連荘)

瑞鶴:42000→40700(-1300)

赤城:27000→25700(-1300)

<次局天運値>

翔鶴 ↓1

加賀 ↓2

瑞鶴 ↓1←

赤城 ↓2←

◎東二局 一本場

一巡目

瑞鶴「(ふんっ、なによ、思わせぶりな事言っちゃって・・・。私達の有利は変わらないんだから!)」

瑞鶴「(ほら、配牌もツモも最高じゃない!これで決めてやるわ!)」

→三 一二四五五七八八九②③4東 →4

十二巡目

瑞鶴「(なっ、何よこれ!)」

捨て牌 4⑤①3③12②西白4

瑞鶴「(萬子を引いてこないどころか鳴けもしない!しかも234の三色なら和了ってた!?)」パシッ

→④ 一二三三四五五七八八八九東④ →④

翔鶴「(瑞鶴・・・)」


河底

加賀「流局ね。ノーテン」

瑞鶴「テンパイよ・・・」

赤城「テンパイです」

翔鶴「ノーテンですね」


◎東二局一本場結果

翔鶴:22700→21200(-1500)

加賀:30900→29400(-1500)

瑞鶴:40700→42200(+1500)

赤城:25700→27200(+1500)


<次局天運値>

翔鶴 ↓1

加賀 ↓2

瑞鶴 ↓1←

赤城 ↓2←


すいません、東二局結果で計算間違いしていました。
翔鶴:23700ではなく、22700でした。お恥ずかしい限りです。

オリョールの羅針盤が荒ぶり過ぎるので那珂ちゃんのファンやめます。

本日はこの辺で。ありがとうございました。

おつおつのよー

只今、帰投いたしました。
始まったばかりですが、>>56様、>>57様のミラクル安価で決着がついてしまいました。
勝負編とエピローグを投下して本日は終了したいと思います。(長いです)

では、開始します。

◎東三局

ドラ:八

配牌

瑞鶴「(一見、良さそうだけど・・・)」

一二五六八九⑥⑧24688北

瑞鶴「(一通にしても三色にしてもカンチャン、ペンチャンが多くて道のりが遠いわね・・・)」

瑞鶴「(ここは降りる事を考えつつ、面前で手を進めて・・・ん?)」

加賀「・・・」ジー

加賀「・・・ニヤリ」

瑞鶴「(!?、むっか~!いいわ!連荘して私の力で勝負を決めてやるわ!)」パシッ

一二五六八九⑥⑧24688北 →北

三巡目

加賀「・・・」タン

→三

瑞鶴「チーよ!」パシッ

四五六八九⑥24688 三一二 →⑥

七巡目

加賀「・・・」タン

→3

瑞鶴「それもチーよ!」パシッ

四五六八九688 324 三一二 →6

瑞鶴「(よし!テンパイ!一通、ドラ1。安いけど連荘の為・・・翔鶴姉からでも和了るわ!)」

赤城「・・・ニコッ リーチです」

捨て牌 9①68西⑤⑥八

翔鶴「くっ!(あの捨て牌、明らかに萬子の大物手。しかも三元牌が場に一枚も見えていない!・・・この流れではそのうちツモ和了られてしまうわ・・・
瑞鶴が間に合うかしら・・・)」スチャッ

翔鶴「(よりによって発・・・これは打てないわ・・・)」タン

→発 ②②②③④⑤⑨⑨⑨677発西 →西

加賀「・・・」タン

九巡目

瑞鶴「(うぐっ!これは打てない・・・しょうがない、一歩後退よ)」パシッ

→六 四五六六八九88 324 三一二 →8

赤城「・・・」タン

翔鶴「(瑞鶴が回った?これじゃあ、私が勝負するしか・・・)」ギュッ

翔鶴「(よし!とりあえず大三元は無くなったわ。それに瑞鶴の8切りが対子落としだとしたら・・・かわせる!)」

翔鶴「リーチ!」

→発 ②②②③④⑤⑨⑨⑨677発発 →7

翔鶴「(お願い、瑞鶴!私の意図に気付いて!)

十巡目

瑞鶴「(翔鶴姉もリーチかあ・・・邪魔しないようにしないと)」

→西

瑞鶴「(ほっ・・・共通安全牌だわ・・・)」ペシッ

→西 四五六六八九8西 324 三一二 →西

翔鶴「(あぁ・・・瑞鶴・・・駄目だったのね・・・)」

赤城「・・・」タン

翔鶴「・・・」タン

赤城「ロンです。お疲れ様でした」

→ロン四 五六七七七白白白発発中中中

赤城「リーチ、メンホン、小三元、三暗刻、裏ドラ1つで三倍満、24000です。翔鶴さんのトビで終了ですね」

加賀「赤城さん、流石です」

赤城「いえ、加賀さんのおかげですよ。うふふっ」

◎東三局結果

翔鶴:21200→▲3800(-25000)

加賀:29400→29400

瑞鶴:42200→42200

赤城:27200→52200(+25000)

<翔鶴の箱割れにより終了>

<エピローグ>

翔鶴「瑞鶴、ごめんなさいね。かわしきれなかったわ・・・」

瑞鶴「翔鶴姉・・・し、仕方ないよ!あんなの偶々だって!ラッキーパンチが運悪く当たっちゃっただけなんだから!」

加賀「まだそんな事を言っているの?だから貴方は『所詮、五航戦』なのよ」

瑞鶴「何度も何度もうるさいわよ!あんただって、赤城さんのおかげで勝ったようなもんじゃない!それに、私自身はあんたより上だったもんね~だ」

翔鶴「瑞鶴・・・」

フイッ

加賀「翔鶴、良く頑張ったわね。特に最後のリーチは見事だったわ。これからも精進なさい」

翔鶴「は、はいっ!ありがとうございます、加賀先輩。早く先輩方に追いつけるように頑張ります!」

瑞鶴「(なんで箱割れした翔鶴姉の方が評価が高いのよ・・・)」ムー

赤城「ふふふ、納得いかないって顔ね」

瑞鶴「えっ!?いやっ、そんなことは・・・」

赤城「でも、加賀さんの評価は私も正しいと思うわ。不満?なら提督にご相談してみなさい。きっと、お答え下さるわ」

瑞鶴「・・・分りました。そうします」

----------次の日 ヒトヒトマルマル 執務室----------

青葉「という訳で、一航戦の勝利で終わりました!」

提督「なるほど、なるほど。随分と面白い勝負をしてたんだな。お、れ、に、ナ、イ、ショ、で」ギュー

青葉「ヒハイ!ヒハイ!アオハノホッヘハハ、オホヒジャアリハヘン!(痛い!痛い!青葉のほっぺたはお餅じゃありません!)」

提督「まったく・・・今度からちゃんと声掛けてくれよ。んで、瑞鶴が尋ねてくるかもしれないと?」

青葉「はい~。青葉の取材によると、瑞鶴さんは昨夜から元気がなく、考え込みがちだったそうですよ」

提督「なるほどね。じゃあ、こっちも早めに仕事を終わらせておこうか。榛名、頼むよ」

榛名「はいっ、榛名は大丈夫です!」


-----フタマルマルマル 執務室-----

コンコン、ガチャ

瑞鶴「提督さん?」ソローリ

提督「おう、瑞鶴か。どうした?」

瑞鶴「ちょっと、相談があるんだけど・・・」

提督「分った。じゃあ、榛名、今日の仕事はお仕舞いだ。ありがとう」ナデリナデリ

榛名「えへへ・・・/// はい、お疲れ様でした!」ギィ、バタン


提督「瑞鶴、まあ掛けてくれ。さて、相談とやらだが・・・昨日の件か?」

ストン

瑞鶴「なんだ、知ってたの?そうよ・・・」

瑞鶴「確かにチーム戦では負けたけど、個人的には1万点以上浮きの2位だったわ」

瑞鶴「翔鶴姉のせいにするわけじゃないけど、あんなのラッキーパンチだし、私は振り込んでないわ」

提督「なのに、加賀から『瑞鶴だけが悪い』と言われているようで納得がいかない、か?」

瑞鶴「そうよ!・・・でも加賀さんだけじゃなく赤城さんにまでそう言われると、やっぱり自分が悪かったのかなぁって思うんだけど・・・でも理由は分らないし・・・」

提督「(加賀『さん』ねぇ・・・)よし、では良い子の瑞鶴ちゃんに俺が解説して差し上げよう!」グシグシ

瑞鶴「ちょっ、頭撫でないでよ!爆撃するわよ!もう・・・///」

提督「まず最初に断っておくけど、これはあくまで俺の考えだ。加賀や赤城に確認したわけではないしな。正解かどうかは知らない。」

瑞鶴「それでもいいわ。参考にはなるでしょうし」

提督「じゃあ、最初から状況を確認していこうか」

提督「まず、東一局。これぞ正しくラッキーパンチだったな」

瑞鶴「うっ・・・。で、でも、運も実力って言うじゃない!?」

提督「お前は4つ前の自分の台詞を思い出せ。だがまあ、その意見には概ね俺も同意だ」

提督「この勝負の開幕戦において、確かにお前たち五航戦が有利だった。そのまま行けば完全勝利Sも取れてたかもしれない。」

提督「だが、東二局、どうだった?」

瑞鶴「確か・・・赤城さんが一巡目から⑨をポンして、それに気を取られている間に加賀さんが1300オールで和了ったわね」

瑞鶴「私にもミスがあったのは確かだけど、結果的に赤城さんの仕掛けをかわしているわ」

提督「その赤城だが、あれはブラフだぞ」

瑞鶴「えっ?」

提督「赤城の手の内はバラバラだ。仕掛けて見せてお前に警戒させ、手を遅らせる。これが一つ目の狙いだ。そしてもう一つの狙い、こちらが本命だ。」

瑞鶴「・・・」

提督「好調の波に乗りかけているお前のツモ筋を加賀にパスしたんだ。翔鶴からなら鳴ける牌、何でも鳴いただろう」

提督「その結果、お前は和了れず、加賀がツモ和了った」

瑞鶴「で、でも!そんなの結果論じゃない!」

提督「そうかもしれない。だが、赤城の鳴きから加賀のツモには④、四、六、五、四が来ている。どうだ、全部お前の必要牌じゃないか?」

瑞鶴「うっ・・・確かに・・・でも!・・・」

提督「まあ良い。次の東二局一本場は淀んだお前の流れを元に戻さないように、加賀も赤城も徹底的に牌を絞って流局だったな」

瑞鶴「うん・・・」

提督「そして問題の東三局だ。前局のチャンス手をものに出来なかったことで、流れが悪くなっていることに気付くべきだったな」

提督「あそこはじっと我慢すべき場面だったんだ。それを加賀の挑発に乗って無理に和了りにいってしまった」

瑞鶴「・・・」

提督「その結果、赤城に大物手を入れてしまった訳だが、ここまでは仕方がない。問題は翔鶴がリーチしてからだ。翔鶴のリーチをどう考えた?」

瑞鶴「どうって・・・翔鶴姉は最下位だったし、勝負手が入ってオリられなかったんじゃないの?だから私は邪魔しないようにって思ったんだけど」

提督「それが最大のミスだ。翔鶴の手はリーチのみ。オリたお前に差し込んでもらって、赤城の大物手をかわすつもりだったんだ」

提督「翔鶴の待ちは5、8。前巡のお前の対子落としを読んだんだ」

瑞鶴「・・・」ポカーン

提督「あそこでお前が8を切っておけば、親は流れたかも知れんがチーム計では1000点プラス。しかも赤城の大物手を潰した上でだ。

提督「上手くいけば一航戦に傾きかけた流れをまた戻せたかもしれないな」

瑞鶴「そんな・・・本当に?」

提督「それは分からん。最初にも言ったが、あくまで俺の考えだ。ただ、赤城も加賀もこう考えたんじゃないか?」

提督「『瑞鶴は状況判断が甘い。チーム連携を分かっていない』って」

提督「今回はゲームだったから良いが、実戦だったら命取りだからな。つい、二人とも口調がキツくなってしまうんだろう」




瑞鶴「・・・・・・・・・」スクッ

提督「ん?相談とやらはもう良いのか?」

瑞鶴「うん・・・・・・翔鶴姉に謝ってくる・・・」スタスタ、ガチャ

瑞鶴「提督さん?」

提督「どうした?」

瑞鶴「ありがとね・・・」バタン

提督「やれやれ・・・」

----------数日後 執務室----------

翔鶴「あれから瑞鶴もすっかり可愛くなって」

翔鶴「加賀先輩のことを『加賀さん』って呼ぶようになったんですよ。以前は『あんた』とか『一航戦』とか呼んでたのに」

翔鶴「もっとも、本人の前では恥ずかしそうに、ですけれど」

提督「まあ、赤城や加賀の言う事を素直に聞くようになっただけでも大した進歩だ」

提督「これで瑞鶴もより成長するだろう。一航戦と肩を並べるのも、そう遠くないだろうな」

翔鶴「はい。精進いたしますわ」フフッ

コンコン、ガチャッ

瑞鶴「提督さ~ん?」

提督「おお、可愛い可愛い瑞鶴ちゃんじゃないか。どうした?」

瑞鶴「何か含みを感じるけど・・・まあ、いいわ。提督さんに荷物が届いているわよ」バサッ

提督「ん?このサイズは書類か?でも送り主が書いてないぞ」

瑞鶴「危険物ではないって明石が言ってたけど?」

提督「ん~?まあ、明石がそう言うんなら大丈夫だろう。開けてみるか」ビリビリ

バサッ

提督「・・・・・・」

瑞鶴「・・・・・・」

翔鶴「・・・・・・ポッ///」


【五航戦 姉妹丼 ~特盛り汁だくでね!~(R-18) byサークル「おーたむくらうど」】


瑞鶴「て、い、と、く、さ~ん?」

提督「ちょ、ちょっと待て!俺は知らん!誰かの陰謀だ!」

瑞鶴「問答無用!記憶を失いなさい!全機爆装!準備出来次第発艦!目標!提督!」

提督「うぎゃー!」

翔鶴「(見てもらった方が良かったのに・・・)」


< 第2戦 一航戦VS五航戦編 完 勝利チーム:一航戦 >

いかがでしたでしょうか?
ちょっと『流れ』を強調し過ぎた感はありますが、けっこう良くあることですよね?

本日はこれで終了させていただきますが、何か面白い対局組み合わせがありましたらご提案願います。
明日はお休みで、明後日に再開させていただきます。

読んで下さった方、安価下さった方、本当にありがとうございました。

こんばんは、>>1です。

ぽちぽちと投下していきたいと思います。

お付き合いいただければ幸いです。

宜しくお願いいたします。

< 第3戦 駆逐艦対決 >

隼鷹「その⑥ロンだぁ~!親満は12000!ヒャッハ~!」ボインッ

千代田「千歳姉から上がるなんて・・・!彗星!全機発艦準備!」バインッ

千歳「千代田、だめよ。炬燵が壊れちゃうでしょう?でも、12000はきついなぁ・・・」ドプリンッ

龍驤「(・・・これ、イジメとちゃうか?)」ショボーン



提督「今日も執務室は賑やかだ・・・」

長門「すっかり『執務室=麻雀部屋』になってしまったな」

提督「まあ、皆の息抜きになってくれれば良いんだけど・・・」

ガチャッ

白露「はーい、いっちばーん!」

時雨「提督、お邪魔するよ」

村雨「どう?空いてる?」

夕立「あ~!飲兵衛組に先を越されたっぽい!」

千代田「私は飲兵衛じゃないわよ!」

隼鷹「あ~、今、東二局終わったところだから。あと小一時間ほどかなぁ」

白露「え~、そんなに待つの~」

隼鷹「んじゃ、あたしが千歳をブッ飛ばして即刻終わらせてやるよ~」

千歳「あら、今日の飲み代が懸かってるんだから。簡単に負けるわけにはいかないわよ」

ガチャッ

鈴谷「提督~、ちーっす」

利根「ふふふ、今日のわしは一味違うぞ。なんせカタパルトが絶好調だからの!」

最上「わっ、人がいっぱいだよ」

三隈「くまりんこ!」

ワイワイ、ガヤガヤ

提督「これじゃあ・・・ちょっと五月蝿すぎるな・・・なんでここに集まってくるかなあ?」

長門「(まあ、提督がいるからなのだろうが・・・)せめて卓を食堂とかに移すか?」

提督「それも考えたんだが、最近、皆が打っているのを見るのが楽しみの一つになっていてなぁ・・・」

提督「ちょっとした休憩の度に食堂まで見に行くのも面倒だ」

長門「ならばどうする?耳栓でもするか?」

提督「う~ん、ここは一つ本気でアレを考えてみるか・・・」

長門「?」

----------数日後----------

提督「という訳で、執務室隣の作戦会議室を麻雀部屋に改装した!」

古鷹「よろしいのですか?作戦会議室を無くしてしまって」

提督「執務室に壁掛け型作戦海域図を設置した!また、炬燵の代わりに学校机と椅子を置いた!これで十分!」

提督「さらに特注家具職人さんの協力の下、麻雀部屋には全自動卓を四台!空気清浄機も完備!防音も完璧だ!」

提督「さらに執務室とはドア1枚で繋がっている!いつでも俺が覗きに行けるって訳だ!」

古鷹「ずいぶんと張り込みましたね・・・いったいいくら家具コインを使ったのですか?」

提督「10万は超えたかな!足りない分は俺の自腹だ!」

古鷹「なるほど、先程からやけにテンションが高いのはそのような理由ですか」

提督「おう!明日からしばらく砂糖水で過ごすぜ!」


----------次の休日----------

霧島「マイクチェック、ワン、ツー・・・お集まりの皆様、それでは只今より娯楽室開設記念、提督麻雀講座を開催いたします」

ワーイ、マッテマシター、ポイポーイ、ピョン

霧島「受講者は駆逐艦娘優先で、メイン講師は提督が務められます」

提督「よろしく!」

霧島「さらにサブ講師として鳥海、大淀、そして私、霧島が提督のお手伝いをいたします」

霧島「皆様は4人一組で実際に打ちながら、分らない点、疑問に思った点、迷った点等をお近くの講師陣にお尋ね下さい。親切丁寧にお答えいたします」

霧島「また、勝負ではありませんので、一局終わる毎に全員手牌を開けてお互いの考えや打ち筋について意見交換を行ってみて下さい。新たな発見があるかも
しれませんよ?」

霧島「それでは始めて下さい!」

<A卓 吹雪型>

吹雪「あっ、司令官!」

提督「よう。この卓は吹雪、叢雲に・・・・・・」

白雪「・・・白雪です」

磯波「・・・磯波です」

提督「あ、ああ、分ってるよ。頑張ってな」

提督「(しかし・・・叢雲以外そっくりだな)」

東一局

五巡目

吹雪「えーと・・・」

→1 三四五六⑥⑦⑧1123488

吹雪「(司令官、三か六切ってテンパイ、リーチですよね)」ヒソヒソ

提督「(それも一つの手だが、まだ早い巡目だしツモ切っておこうか?)」ヒソヒソ

→1 三四五六⑥⑦⑧1123488 →1

吹雪「(え?でもテンパイ崩しちゃうんですか?)」

提督「(大丈夫だって。それに・・・)」

八巡目

→五 三四五五六⑥⑦⑧123488 →1

提督「(さっきより2翻高くなったぞ)」

吹雪「(あ、本当ですね!)じゃあ、リーチ!」

十巡目

吹雪「ツモッ!裏ドラ1つで2000・4000です!」

提督「よかったな」ナデナデ

吹雪「はい///!司令官、ありがとうございます!」

<B卓 初春型>

初春「リーチじゃ」パシッ

捨て牌 ①北南⑨⑧二七2④4

若葉「ふむ・・・」ペシッ

→⑦ 三三四①①⑤⑥⑦678中中中 →三

初春「一発じゃ若葉。甘いのう」

ロン→三 四五八八八④⑤⑥33678

初春「リーチ、一発、タンヤオ、裏は・・・無しか。親につき7700じゃ」

若葉「痛いぞ・・・だが、悪くない・・・」

大淀「若葉さん、今のは強気に行き過ぎましたね」

大淀「二、七という切り順は二四五七からの二七切りの可能性が高く、三、六は『間4ケン』と言われる超危険牌です」

大淀「自分の手も中のみでしたから、とりあえず一発を避ける意味で①切り、その後四にくっつけば再び勝負というやり方もありましたね」

若葉「うむ、ご指導、感謝する」


次局

初霜「ロンよ!5200は5500」

若葉「痛いぞ・・・だが、悪くない」

次局

子日「ロンだよー!6400!」

若葉「痛いぞ・・・だが、悪くない」

次局

初春「ロンじゃ!跳満は12000じゃ!トビじゃな」

若葉「痛いぞ・・・///だが、悪くない///」ハァハァ

大淀「ダメー!そっちに目覚めちゃダメー!」

<C卓 島風、天津風、時津風、雪風>

東二局

島風「ポン!チー!チー!ロン!」

ロン→⑧ ⑤⑤⑥⑦ ②①③ 八六七 白白白

時津風「え~、まだ六巡目だよ~」

天津風「速さだけならトップね」

島風「へっへ~、みんなおっそーい!」

霧島「島風ちゃん。それも一つの戦法だけど、欠点もあるから気を付けてね」

島風「だいじょーぶ!みんな私にはついて来れないわ。だって早いもん!」


東三局

八巡目

島風「ポン!」

二三四五五六八 東東東 ①②③

島風「(へっへー、また上がっちゃうんだから)」

雪是「う~んと、う~んと、はい!リーチです!」

捨て牌 ⑨9642北西九

島風「(そんな!追いつかれた!?」」

九巡目

島風「(七つもっちゃえ~!)」

→四

島風「(え~!よりによってこんなのツモるの~!?」」

島風「(萬子は全部危ないけど・・・これ!」」

→四 二三四四五五六八 東東東 ①②③ →八

雪風「ロン!一発です!」

ロン→八 二二二三四五六七七七白白白

雪風「リーチ、一発、メンホン、白で跳満は12000です!」

島風「そんなぁ・・・何を切っても当たりなの?・・・」

霧島「これが鳴き麻雀の欠点ね。まず、受けが利かないこと。次に上がり点が安く、一発逆転を喰らい易いこと。最後に自分の流れを掴み難い事。」

霧島「島風ちゃんには分らなかったと思うけど、二巡目に①を鳴いてから雪風ちゃんのツモはほとんど萬子だったわ」

霧島「オカルトだと思うだろうけど、実際に良くあることなのよ」

島風「う~・・・勉強になりましたぁ・・・」

<D卓 陽炎型>

不知火「ロン・・・2600です」

陽炎「な、何なの~」

不知火「ロン・・・6400です」

黒潮「あか~ん・・・こりゃあかんでぇ・・・」

不知火「ロン!・・・親倍は24000!、浜風のトビで終了よ!」

浜風「また・・・大和のそばに・・・いくのか、な・・・」


提督「(なんか、浜風の時だけ気合入ってなかったか)」ヒソヒソ

鳥海「(あー、多分『自分の胸に聞いてみろ!』ってやつですよ)」ヒソヒソ

提督「(・・・今度、不知火、浜風、潮、浦風で打たせてみようか。東一局で終わりそうだな)」コソコソ

鳥海「(いえ、マジ泣きして麻雀にならないと思いますよ)」コソコソ

提督「(号泣するぬいぬい・・・見てみたい!)」


不知火「不知火に何かご用ですか?」ギロッ

提督「い、いや、頑張って下さい、不知火サン」スゴスゴ

----------数時間後----------

提督「さて、皆に一通り打ってもらったが・・・。この麻雀講座の〆として代表者に模擬戦を行ってもらう!」

霧島「私達講師陣が、それぞれ1名ずつ見所のある艦娘を選びました。その4名で半荘戦を打っていただきます」

鳥海「勝負の様子は青葉さんの協力の元、すべて隣の執務室でモニターいたします」

大淀「選外の皆さんにはそれを見て頂き、今日の講座のまとめといたします」

提督「もちろん、講師陣からの解説も随時入れていく。また、疑問があったらどんどん質問するように」

霧島「さらに4名の中でトップを取った艦娘には、提督より『一日ワガママを聞いてもらえる券』が贈られます!」

鳥海「模擬戦とはいえ真剣勝負です。皆さん全力の闘牌を!」

大淀「それでは、選ばれし4名の発表です!」

提督「一人目、年季が入っているのはしゃべりだけではない!打ち筋にも熟練の味、初春!」

初春「わらわの舞が見たいのか?仕方ないのう・・・とくと見るがよいわっ!

提督「二人目、見てくれ、この圧倒的な火力!重巡にだって引けを取らない!夕立!」

夕立「さあ、素敵なパーティーしましょ!」

提督「三人目、その眼光はもはや戦艦クラス!攻撃、防御共に落ち度は無し!不知火!」

不知火「期待に応えてみせます!」

提督「四人目、防空駆逐艦の名は伊達じゃない!近寄るものはすべて焼き鳥だ!秋月!」

秋月「秋月、推参します!」

提督「以上4名で対局だ。それでは勝負開始!」


・勝負条件:トップと取れ!

・特別ルール:優勝賞品(『提督に1日ワガママを聞いてもらえる券』)あり


<場決め>

初春 ↓1

夕立 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

コンマ下、数が大きい方から東、南、・・

<Co値>

初春 ↓3

夕立 ↓4

不知火 ↓3←

秋月 ↓4←

眠気が限界なので、本日はここまでです。

提督の指導に対するご意見、ツッコミ、大歓迎です。

それでは、失礼いたします。

おはようございます。
昨夜は早々にダウンしてしまい申し訳ありませんでした。
安価、コメント下さった方々、誠にありがとうございます。
それでは、ポチポチと進めていきたいと思います。

<結果>

東:夕立(23)

南:初春(32)

西:不知火(48)

北:赤城(32)


◎東一局

<天運値>

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←

駆逐艦勝負らしく少数また、僅差の基礎値となりました。
流局が多くなると思いますがお付き合いください。

◎東一局

夕立「(まず、何から打とうかしら?)」

二四①⑤⑧29東東北白発中中 →⑤

初春「(うふふっ、わらわには見えるぞ)」

→西 一二三七八八④⑥57東西発中 →西

不知火「(駆逐艦でありながらその胸・・・沈め!)」

→北 一六七九①③⑥⑧⑧6南北白発 →北

秋月「(さあ、始めましょう。撃ち方始め!)」

→南 三七九①③④⑦⑦4556南白 →南

提督「配牌は皆、似たようなものかな。夕立だけは東と中が対子で速そうに見えるが」

霧島「数牌の伸び次第ですね。とりあえずは⑤切りでチャンタ系、萬子一色、あわよくば国士無双、といったところですか」

大淀「東と中が初春さんの手に1枚ずつありますね。切るか切らないか、鳴けるか鳴けないかで展開が変わるように思われます」


河底

夕立「テンパイっぽい」

初春「ノーテンじゃ」

不知火「テンパイ・・・」

秋月「テンパイです」

鳥海「結局、初春さんは東も中も切りませんでしたね」

提督「ああ、勢いに乗せると夕立は手を付けられないからな。意地でも和了らせたくなかったんだろう」

提督「ただ誤算は、夕立がそれでも尚、七対子でテンパイしたことだ。理想はノーテンで流局親流れだったからな。結局、夕立を抑えに行った初春が一人で割りを喰った形だ。この結果がが吉と出るか凶と出るか・・・」

<東一局 結果>

夕立 30000 → 31000(+1000)(連荘)

初春 30000 → 27000(-3000)

不知火 30000 → 31000(+1000)

秋月 30000 → 31000(+1000)

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←

◎東一局 1本場

ドラ:五

三巡目

不知火「(・・・)」

→④ 四七③④⑤⑤⑥⑥⑦⑧⑨東発中 →七

秋月「(・・・)」

→七 三五五六七七七①3678南発 →①

大淀「不知火さんも秋月さんも良い形ですね」

提督「うむ、どちらも満貫、跳満を狙える好手牌だ。だが和了りに近いのは秋月だな」

朝潮「司令官、どうしてですか?どちらも三シャンテンですが?」

提督「あくまで面前で仕上げるならその通りだ。だが、鳴き仕掛けを考慮した場合、秋月は萬子、索子は問題無く鳴けるのに対し、不知火の筒子は初春が絶対切らないだろう」

朝潮「なるほど!ご教示感謝いたします!」ピシッ

提督「どういたしまして。朝潮は真面目可愛いな」ナデナデ

朝潮「そ、そんな・・・///」テレテレ

荒潮「あらあら、素敵な事するわね」

霞「朝潮姉にさわるな!このクズ!」

山雲「あ~、駄目よ~、司令さんに~そんな事言っては~」

霧島「はいはい、静かに。状況が動いたみたいよ」

九巡目

不知火「(・・・)」

→東 ③④④⑤⑤⑤⑥⑥⑦⑧⑨⑨東東

時雨「提督、不知火は何を長考しているんだい?⑨切りで④⑦待ち、⑧切りで⑨と東のシャボ待ちだろう?」

提督「うん、それはそうなんだが、場に④⑦は3枚切れ。⑨東は4枚生きだが、東はこの先出てこないだろう。それなら・・・」

不知火「・・・」パシッ

→東 ③④④⑤⑤⑤⑥⑥⑦⑧⑨⑨東東 →東

提督「ツモ切りして筒子の好形待ちにするだろうな」

時雨「なるほど。流石は提督だね。教えてくれてありがとう」

提督「お褒めにあずかり、光栄だよ」ナデナデ

時雨「・・・///」←手を取ってほっぺでスリスリ

曙「なっ!何やってんのよ!このクソ提督!」

提督「えっ、俺が悪いの!?」

十巡目

秋月「リーチです!」

→六 三四五五六六七七七44678 →七

鳥海「リーチに行きましたね」

提督「高目跳満の三面待ち。もう降りるという選択肢は無いからね。不知火が筒子の染手である以上、足止めになっても良し、向かってこられても良しだ」

黒潮「司令はん、闇テンで確実に満貫を拾うっちゅうのは無しか?」

提督「もちろん、それも有りだ。ただ、秋月はここを勝負所と見たんだろう。裏ドラ乗せてMAX倍満を取りに行ったんじゃないか?」

黒潮「なるほどなあ・・・ところでウチにはナデナデ無しか?」

提督「すまん・・・さっき曙と漣が両親指を結束バンドで繋いでいったんだ」

黒潮「はずしたろーか?」

提督「有り難いが、はずそうとすると雷電コンビに魚雷でケツバットされるぞ」

雷電「「・・・」」ブンッ、ブンッ

浜風「・・・」プスプス

黒潮「あー・・・(浜風には別の恨みもこもっとるみたいやなぁ)ほな1回貸しっちゅうことで」

提督「それまで両手が無事だったらな」

十五巡目

不知火「・・・」

→④ ③④④④⑤⑤⑤⑥⑥⑦⑧⑨⑨東 →東

大淀「ラス④を引いてきましたね。これで③⑥⑨テンパイです」

提督「ここまできたらめくり合いだ。夕立も初春も降りているしな。どっちの勢いが上かな?」

河底

夕立「ノーテンっぽい」

初春「ノーテンじゃ」

不知火「テンパイ・・・」

秋月「テンパイです」

提督「結局、流局か」

霧島「まだ決定的な差は付いていないという事ですね」

提督「ああ、だからこそ次の局は見ものだぞ。好調2人を抑えきった夕立、初春。連続テンパイはしたものの大チャンス手を逃した不知火、秋月。幸運の女神はどちらに微笑むかな?」

提督「それと、そろそろ親指の感覚が無くなってきたので外していただけませんか?」

曙漣雷電「「「「ヒソヒソ」」」」

<東一局1本場 結果>

夕立 31000 → 29500(-1500)

初春 27000 → 25500(-1500)

不知火 31000 → 32500(+1500)

秋月 31000 → 31500(+500)

リーチ棒供託:1000

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←

<東二局2本場>

ドラ:西

一巡目

初春「・・・」

→東 一七①②⑤⑧6678東北北発 →一

不知火「・・・」

→2 四五九⑥23349南西西白発 →九

秋月「・・・」

→④ 一三四五八八①②③④⑦5南発 →南

夕立「・・・」

→三 三三四四④⑧⑨11459発中 →9

霧島「一気に手が重くなりましたねえ・・・。皆さん似たり寄ったりですね」

提督「ああ、動いて良さそうな娘はいないな。すべてはツモ次第ということか」ナデナデ

電「へへへ~なのです///」

霧島「ところで、何をなさっているんです?」

提督「一局ごとに交代で、膝の上で観戦するらしい。両親指を人質に取られてはいたしかたなかろう」

電「司令官さん、手が止まっているのです!」

提督「ああ、すまんな」ナデナデ

電「へへへ~なのです///」

雷「一局毎に交代だからね!」

漣「ご主人様、あと二局の辛抱です!漣がたっぷりサービスしますからね!」

曙「わ、私は別にどうでもいいんだけど、一度決まったことだから仕方がないわね!」

その他艦娘「・・・」ズラ~

霧島「・・・あとでバン○リンでも用意しときましょうか?」

提督「頼む・・・」

河底

初春「流局ね。ノーテン」

不知火「ノーテン・・・」

秋月「ノーテンです」

夕立「テンパイっぽい」

<東二局2本場 結果>

夕立 29500 → 32500(+3000)

初春 25500 → 24500(-1000)

不知火 32500 → 31500(-1000)

秋月 31500 → 30500(-1000)

リーチ棒供託:1000

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

<東三局3本場>

ドラ:南

一巡目

不知火「・・・」

七①④⑤⑤⑦23489中中中 →①

大淀「ここで不知火さんが配牌で中暗刻ですよ!」

提督「数牌の並びも良い。親番でこの配牌は有り難いな」ナデナデ

雷「もーと、撫でていいのよ!」

提督「(手首が痛くなってきた・・・)」ナデリンコ

八巡目

不知火「リーチ!」

→9 ④⑤⑦⑦2348999中中中 →8

鳥海「③⑥待ちですね」

提督「これは・・・どうかな?」

鳥海「何か?」

提督「うん、あの配牌からツモった有効牌は⑦、9、9だ。こういうときは③⑥の筋が他家に使われている場合が多いんだ。いわゆる対子場ってやつだよ」

鳥海「という事は、空振りになる可能性が高いと?」

提督「まあ、どうなるかは神のみぞ知るだ」

夕立「チー!」

一二三四五六①③③南南 七八九 →①

提督「あっ、これで分からなくなったぞ」

十一巡目

不知火「ツモ!」

→⑥ ④⑤⑥⑦⑦234999中中中

不知火「リーチ、ツモ、中、3翻40符で2600オールは2900オール!」

提督「これで不知火が一歩リードか。夕立の鳴きが結果的に有利に働いたな」

大淀「でも、あの形からなら鳴いた夕立さんを責められませんね」

提督「そう、すべての状況が不知火有利に働いたということだろうな・・・。ところで、なんで大淀まで並んでるの?」

大淀「えっ?いえ、せっかくですから講演料の他にご褒美を頂こうかと///」

提督「駆逐艦娘以外はセクハラっぽくなるから禁止」

大淀、鳥海「え~!?」

霧島「(金剛姉さまがいなくて良かったわ・・・)」

<東三局3本場 結果>

夕立 32500 → 29600(-2900)

初春 24500 → 21600(-2900)

不知火 31500 → 41200(+9700)(連荘)

秋月 30500 → 27600(-2900)

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

<東三局4本場>

提督「さてさて、とりあえず動きがあったが・・・」

漣「ご主人様?気持良いですか?」カタ、モミモミ

提督「あ~、最高だ~。右手が攣りそうだっただったからな~、流石は漣だな。今度何かお礼しないとな」

漣「(特別ボーナス、キタコレ!)それでは、今度は右腕をマッサージしますね」

曙「(や、やるわね・・・私はどうしようかしら・・・)」

三巡目

秋月「チー!」

八②③⑨⑨468東西西 一二三 →4

捨て牌 ⑤⑥4

不知火「・・・」

霧島「これは・・・チャンタ狙いですか?あまりにも遠いと思われますが」

提督「承知の上だろう。不知火に自由に打たせないためのブラフだよ」

霧島「でも、不知火さんがこれ位で引きますかね?」

提督「これだけなら厳しいだろうね。あとは初春次第かな」

五巡目

初春「リーチじゃ!」

→八 六七八①①⑦⑨2224567 →7

提督「これで不知火は厳しくなったな。振り込みは無いだろうが、テンパイまで持っていけるかどうか・・・」

河底

不知火「テンパイ・・・」

秋月「ノーテンです」

夕立「ノーテンっぽい」

初春「テンパイじゃ」

提督「流石、不知火だな。あの状況でベタオリせずに上手く回してテンパイさせるとはな」

大淀「先に秋月さんがオリてしまいましたからね」

提督「さあ、5本場だ。2翻縛りだな。あ、漣ありがとうな。おかげで楽になったよ」ナデナデナデ

漣「それは良かったです、ご主人様。じゃあ、『お礼』を楽しみにしてますね。あ、食べ物系は禁止ですよ。形に残るものが良いです」

提督「ああ、わかったよ。期待しておいてくれ」

<東三局4本場 結果>

夕立 29600 → 28100(-1500)

初春 21600 → 22100(+500)

不知火 41200 → 42700(+1500)(連荘)

秋月 27600 → 26100(-1500)

リーチ棒供託:1000

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

※2翻縛り特別ルール:勝負値判定で和了りが出た時、その艦娘の勝負値に+10。つまり、和了れば強制的に2翻以上になる。

<東三局5本場>

ドラ:5

十五巡目

不知火「・・・」

→北 一二三345⑤⑤⑦⑧北 東東東 →北

秋月「・・・」

→白 一二⑥⑥白発発発 八七九 中中中 →白

夕立「・・・」

→四 三三三四⑤⑤⑨⑨888 999 →四

初春「・・・」

→9 八八九九⑥⑥⑨⑨669北北発 →9

鳥海「見事にお互いがお互いの待ち牌を潰してますね」

提督「ここまで来るとチキンレースだな。誰が一歩引いてしまうか・・・下手に手変わりすると振り込みも有りうるからな」

曙「・・・」

提督「ところで曙は静かだな。撫でなくていいのか?」

曙「いっ、いらない!いいから大人しく解説してなさい!このクソ提督!」

大淀「(撫でられたいけど、提督の腕を思いやってるのね。相変わらずツンデレなんだから・・・)」

河底

不知火「テンパイ・・・」

秋月「テンパイです」

夕立「ノーテンっぽい・・・」

初春「テンパイじゃ」

大淀「夕立ちゃんは最後にドラを引いてきて撤退ね」

提督「今日の不調さがこんなところにも出ているな」

曙「・・・」スッ、トボトボ

大淀「(あ、提督?曙ちゃんにも・・・)」ヒソヒソ

提督「(ああ、分かってるよ)」ヒソヒソ

提督「そうだ、曙?」オイデオイデ

曙「・・・なによ?」トコトコ

提督「(今度買い物に行くんだが、一緒に来てくれないか?アドバイザーが欲しいんだ)」ヒソヒソ

曙「(っ!それって・・・い、いいわ!仕方がないから付き合ってあげる!感謝なさい!)」コソコソ

<東三局5本場 結果>

夕立 28100 → 25100(-3000)

初春 22100 → 23100(+1000)

不知火 42700 → 43700(+1000)(連荘)

秋月 26100 → 27100(+1000)

リーチ棒供託:1000

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←

<東三局6本場>

ドラ:⑦

七巡目

夕立「ぽい・・・」

→六 五六六六六七③④⑤⑦⑦579

夕立「(こんなところが入っちゃった・・・手変わりを待つのも有りだけど・・・)」

夕立「ここはリーチっぽい!」

→六 五六六六六七③④⑤⑦⑦579 →9


鳥海「夕立さんが勝負に出ましたね」

提督「初めての先制攻撃のチャンスだからな。状況的にも行かざるを得ないだろう」


初春「(リーチか・・・2翻に届かんし、無理に行く手牌ではないのう・・・)」

→二 二三四九九①①②③④⑤西西西 →西

初春「(筒子が伸びて平和になったら、改めて勝負じゃの)」

八巡目

不知火「・・・リーチ」

捨て牌 北南一⑨⑧東5⑥

夕立「う~・・・これはやばいっぽい・・・」キュッ

夕立「ほ~・・・現物~」タン

→北

初春「(現物は無しか・・・捨て牌はタンピン系じゃのう・・・)」

→② 二三四九九①①②②③④⑤西西 →西



不知火「ロン!」ニヤリ


初春「な、なんじゃと!」


→ロン西 二三四②③④⑤⑤⑤234西西

不知火「リーチ、一発、三色、親満12000は13800です」


初春「くうっ、まだじゃ、まだこの程度では沈まぬぞ!」

霧島「司令、あれは・・・」

提督「ああ、西の暗刻落としを読まれたな」

夕雲「うふっ・・・」

霧島「なぜ不知火さんは①④⑦⑥待ちでリーチしなかったのでしょう?」

夕雲「ふぅ・・・」

提督「①以外なら闇でも和了れるからな。夕立のリーチで思案のしどころになったろうが、初春の暗刻落としを見抜き、ちょうど西を引いてきた。⑥切りが多少危なかったが、夕立が⑨を切っていたし⑤が壁だ。不知火にとっては勝算が高い賭けだったんだろう」

夕雲「はぁ~・・・」

提督「あの・・・夕雲さん?膝の上で艶かしい声を出すのやめてもらえませんか?」

夕雲「あら?提督、甘えられるのはお嫌いですか?」

提督「どちらかといえば好きですが、さっきから雷電コンビがすっごい目で睨んでますので・・・」

夕雲「そうなの?残念ね」


<東三局6本場 結果>

夕立 25100 → 24100(-1000)

初春 23100 → 9300(-13800)

不知火 43700 → 59500(+15800)(連荘)

秋月 27100 → 27100(±0)


◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←


本日はここまでにしたいと思います。ぬいぬいの連荘が止まりませんw
平日は1~2局ずつの進行になると思いますがご容赦ください。
コメント、安価下さった方、お付き合い頂き誠にありがとうございました。
失礼いたします

こんばんわ>>1です
少しだけですが話を進めたいと思います。
では、今宵もお付き合いください。

<東三局7本場>

提督「さてさて、これはもう決まったかな?」

鳥海「そうですねぇ・・・でもまだ東三局ですよ。何とか不知火さんの親を流せば、まだまだ秋月さんや夕立さんにはチャンスがあると思いますが?」

提督「親を流して、2翻縛りを無くせたらね。ただ、不知火は絶好調、所謂『仕上がった』状態だ。親流れより早く誰かをトバしてしまうと思うよ」

卯月「む~、よそ見してないで、もっとうーちゃんに構うっぴょん!うーちゃん、ほっとくと寂しくて死んじゃうっぴょん!」

提督「卯月、向かい合わせに座ってちゃ、モニターが見えないだろ?観戦しない娘は膝に乗っちゃ駄目なんだぞ」

卯月「う~、司令官はうーちゃんに冷たいっぴょん・・・」

提督「ほら、次の局が始まるぞ。前見て、前」ナデナデ

卯月「う~・・・見ている間抱っこしてくれたら我慢するっぴょん」

提督「わかった、わかった」ギュ

卯月「ぷっぷくぷぅ~///」

ドラ:発

一巡目

不知火「・・・」

一四五③④④⑤⑤⑦⑨357北 →一

鳥海「なるほど・・・これが『仕上がった』ということですか・・・」

提督「ああ。こうなったらもう止められない。不知火がミスを犯すまではね」

二~五巡目

→三→北、→九→九、→4→7、→東→東、


六巡目

不知火「リーチ!」

→⑦ 三四五③④④⑤⑤⑦⑦⑨345 →⑨

鳥海「ミスのしようが無かったですね。テンパイまで一本道です」

提督「そんなもんだ。多分すぐツモると思うぞ。例え、一発を消したとしても・・・」

秋月「チーです!」

一七九九①②②12南南 ⑨⑦⑧ →一

鳥海「動きましたね」

提督「一応、チャンタ狙いではあるんだが、実際はツモ筋をずらしに来たとんだと思う。しかし・・・」


八巡目

不知火「ツモ!」

→⑥ 三四五③④④⑤⑤⑥⑦⑦345

不知火「メン、タン、ピン、ツモ、三色、跳満6000オールは6700オールです!」

提督「な?どのみち和了ってしまうんだ。多分、あの辺りに③⑥がゴロゴロしているぞ」

卯月「夕立達がかわいそうっぴょん・・・」

提督「実際の勝負でこんな状態にしてしまったとしたら、最小限の負けに抑えてすぐに席を立つ。それが最善だな」

鳥海「逃げるが勝ち・・・ですね」

提督「そういう事。前に進むことしか知らない猪は名将足りえんということだ」

卯月「提督、いつからローエングラム侯爵になったっぴょん?」

提督「・・・ごめん」

卯月「それともヤン提督・・・」

提督「お願いです!やめてください!」


<東三局7本場 結果>

夕立 24100 → 17400(-6700)

初春 9300 → 2600(-6700)

不知火 59500 → 79600(+20100)(連荘)

秋月 27100 → 20400(-6700)


◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

<東三局8本場>

提督「あー・・・こりゃ、何処までもつかだな」

響「司令官、ここで不知火が和了したら八連荘という役満にはならないのかい?」

提督「響は良く知っているなあ。でも八連荘には積み棒は関係ないんだよ。純粋に一人のプレイヤーが8回連続して和了った時に適応される役満なんだ。だからこの場合、不知火はこの局を含めて6連続で和了らなければならないんだ」ナデナデ

響「なるほど、分かったよ。Спасибо」


一巡目

ドラ:⑤

夕立「(来たっぽい!これを和了れば・・・!)」

→⑨ 七九④⑤⑦⑨東北白白発発中中 →九

夕立「(さあ、ソロモンの悪夢、見せてあげる!)」


大淀「いきなりすごい手が入りましたね・・・」

提督「ああ、自動卓では稀にあることだが・・・問題は、これが女神の祝福なのか悪魔の誘いなのかってことだ」

響「どういうことだい?」

提督「まあ、見ていれば分かるさ」


三巡目

夕立「ポイ!」

七④⑤⑦⑨東北白白中中 発発発 →七


七巡目

夕立「ポイ!」

④④⑤⑦⑨東中中 白白白 発発発 →東

大淀「皆、押してきますね」

提督「とにかく不知火の親を流して欲しいんだろう。・・・自棄になっているだけかもしれないがな」


九巡目

夕立「(来たっぽい!)」

→⑥ ④④⑤⑥⑦⑨中中 白白白 発発発

夕立「(不知火の捨牌が不気味だけど・・・)

不知火捨牌 ⑧西四④六4⑤一9

夕立「(ここで大三元を捨てることは出来ない!)」

→⑥ ④④⑤⑥⑦⑨中中 白白白 発発発 →⑨

不知火「ロン!」

→ロン⑨ 一二三①②③⑦⑧⑨123西西

不知火「平和、チャンタ、三色で満貫、12000は14400!」

夕立「ぽ、ぽい~・・・」

提督「結局、悪魔の誘いだった訳だな」

響「じゃあ、④を切って嵌⑧待ちにすべきだったのかい?」

提督「いや、それをするとしばらくツキが落ちると思うよ。しかるべき時にはしかるべき牌を切る。たとえそれで振り込んだとしても、だ。」

響「小事に囚われ、大局を見失ってはならない、ということかな?」

提督「その通りだ。響は賢いな」ナデナデ

響「不死鳥の名は伊達ではないさ///」

大淀「(不死鳥、関係ありませんね)」


<東三局8本場 結果>

夕立 17400 → 3000(-14400)

初春 2600 → 2600(±0)

不知火 79600 → 94000(+14400)(連荘)

秋月 20400 → 20400(±0)


◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←



ぬいぬい強しw

まあ、システム上、ここまで連荘するとこのような結果になってしまう訳ですが・・・。今後の課題ですね。

短いですが、本日はここまでにさせて頂きます。
明日はエピローグまで投下してしまいたいと思います。
ぬいぬいのご褒美を何にしましょうか・・・

本日もご協力、ありがとうございました。
失礼いたします。

お疲れ様です。>>1、只今帰投いたしました。
早速ですが、9本場を投下したいと思います。
今宵もお付き合いください。

<東三局9本場>

ドラ:三

一巡目

秋月「(夕立さんも初春さんも大破してしまったわ・・・なら、私が何とかするしか・・・)」

→二 二三五七④⑦⑨344東西北発 →北

秋月「(防空駆逐艦の名に懸けて!)」

八巡目

初春「チーじゃ」

456889白白 234 中中中 →9

霧島「初春さんにテンパイが入りましたね」

提督「ああ、だが不知火も既にテンパイだ」

九巡目

不知火「・・・」

→③ 三四四五五六⑤⑥23488 →③


提督「8は不知火の手の中、白は1枚切れているから実質残り1枚か。テンパイしたは良いが、初春は厳しいな」

霧島「これまでの流れから見ても初春さんが不利ですね」


秋月「(初春さんは索子のホンイツでテンパイ。不知火さんも脂っこい牌のツモ切りが続いているし、恐らく萬子か筒子でテンパイ。厳しいですね・・・)」

→西 二三四五七④⑤⑤⑥⑦234西 →西


初春「(くっ!ここでこの牌か・・・)」

→④ 456889白白 234 中中中 

初春「(危険じゃが、ここで降りる訳にもいかん。毒を喰らわば皿までじゃ)」バシッ

→④ ④45688白白 234 中中中 →④


霧島「やはり、不知火さんの和了になりましたね」

提督「ああ、そうだn・・・いや、ちょっと待て!」


不知火「・・・」

→八 三四四五五六⑤⑥23488 →八


霧島「・・・ノータイムで見逃しましたね」

提督「和了れば初春は箱割れ終了。不知火のトップが確定するのに・・・何を考えている?」


秋月「(④が通った!これなら勝負にいける!)」

→六 二三四五六七④⑤⑤⑥⑦234

秋月「リーチ!」

→六 二三四五六七④⑤⑤⑥⑦234 →④

不知火「ロン!リーチ棒は不要よ」

→ロン④ 三四四五五六④⑤⑥23488

不知火「タンピン、ドラ1。5800の9本場で8500よ」

秋月「なっ、何故!?初春さんの④で和了っていたんじゃ・・・!?」

不知火「貴方はまだ沈んでいない。それだけのことよ」

秋月「くっ・・・!」

提督「不知火め・・・さては全員同時箱割れ終了の完全勝利Sを狙う気だな」

鳥海「提督、よろしいのですか?」

提督「ああ、ルール的には問題無い。だが、和了られた秋月も見逃された初春も良い気はしないだろう」

提督「しかしエキシビジョンマッチとはいえ、なぜここで狙いに行くんだ?3人に何か恨みでもあるのか?」

鳥海「(提督、恐らくその理由は・・・)」

陽炎「(胸ね)」

野分「(胸ですね)」

黒潮「(胸やろな~、やっぱり)」

浜風、浦風、磯風「「「(ガクガク、ブルブル)」」」


<東三局9本場 結果>

夕立 3000 → 3000(±0)

初春 2600 → 2600(±0)

不知火 94000 → 102500(+8500)(連荘)

秋月 20400 → 11900(-8500)


◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←


もうちょっとだけ続くんじゃ(亀)

麻雀詳しくないからよくわからんけどなんでこんなにぬいぬいに偏ってしまうん?

<東三局10本場>

一巡目

不知火「(うっ・・・)」

七②③③⑧⑨179東北白白中

不知火「(7種8牌・・・どうして急に・・・)」


提督「あーあ、やっぱりこうなったか・・・」

大淀「どういうことですか?」

提督「要は、変な事するから麻雀の神様がへそを曲げたってことかな?」

子日「ねぇのひぃだよ~!」

大淀「・・・」


河底

不知火「・・・ノーテン」

秋月「テンパイよ!」

夕立「ノーテンっぽい」

初春「テンパイじゃ」


提督「やっと不知火の親は流れたが、2翻縛りは変わらずか。夕立と初春がトビのピンチである事は同じだな」

大淀「次が11本場ですからね。誰がどんな手をツモっても夕立さんはトビになりますね」

提督「初春も振り込んだ時点で終了だ。さてさて、二人がどんな戦術に出るかだな・・・」

子日「今日は何の日!?」

提督、子日「「ねーのひーだよー!」」ナデナデ

大淀「(本当、駆逐艦娘には甘々ですね。提督ロリコン疑惑が真実味を帯びてきました)」


<東三局10本場 結果>

夕立 3000 → 1500(-1500)

初春 2600 → 4100(+1500)

不知火 102500 → 101000(-1500)

秋月 11900 → 13400(+1500)

◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓2

不知火 ↓1←

秋月 ↓2←

>>127様 それはこのルールの不備としか・・・スイマセン
ただ、実際こんな現象も珍しくないんですよ?(特に自動卓)

<東四局11本場>

ドラ:6

配牌

不知火「(また・・・)」

二二四六九①②⑧14南白発


提督「不知火の手が完全に死んでしまったな」

鳥海「別に振り込んだ訳でもなく、むしろ和了って勢いが増してもおかしくないのに・・・」

提督「麻雀には『王牌』という絶対不可侵な場所がある。そこには『偶然』という名の神が住んでいるんだ。麻雀卓の上は神の支配する領域。そこで不実を働く者には、必ず罰が当たるのさ」

初霜「・・・私は大丈夫でしょうか?罰が当らないでしょうか?」

提督「初霜は大丈夫だよ。逆にご褒美をくれるんじゃないかな?」ナデナデ

初霜「・・・はい、提督がそうおっしゃるなら安心です///」

鳥海「(提督は罰まみれになりそうですがね)」


河底

秋月「テンパイです」

夕立「う~・・・ノーテンっぽい~」

初春「テンパイじゃ」

不知火「・・・ノーテン」


初霜「夕立さんが持ち点0になりましたよ?」

提督「0点は続行だ。ただし、リーチしたり、チョンボをしたりしてマイナスになった時点で終了だ」

初霜「では、和了るか、最低でもテンパイしないと終わりということですね」

提督「そういうことだ」ナデナデ

初霜「あっ、きょ、今日は魚雷管は着けていませんよ?///」

鳥海「(・・・このロリコンめ!」

提督「鳥海君、声に出ているよ」


<東四局11本場 結果>

夕立 1500 → 0(-1500)

初春 4100 → 5600(+1500)

不知火 101000 → 99500(-1500)

秋月 13400 → 14900(+1500)(連荘)


◎次局 天運値

夕立 ↓1

初春 ↓1←

不知火 ↓2

秋月 ↓2←

<東四局12本場 >

ドラ:中

十三巡目

秋月「(くっ!・・・)」

二三四五六⑥⑥⑥88中中中

秋月「(リーチはかけられない。ツモ上がりもできない。・・・八方塞がりだわ)」

夕立「(ぽい~)」

二二③③⑦⑦⑨⑨449東北

夕立「(イーシャンテンからちっとも動かないっぽい~)」


河底

秋月「(ここでテンパイ宣言はできない。夕立さんがトンでしまう・・・)」

秋月「・・・ノーテンです」

夕立「・・・ノーテン・・・ぽい」

初春「ノーテンじゃ」

秋月「(ここで不知火さんがノーテンなら!)」

不知火「・・・テンパイです」

秋月「(あぁ~、終わりですか・・・)」

提督「勝負ありだな・・・」


<東四局12本場 結果>

夕立 0 → ▲1000(-1000)

初春 5600 → 4600(-1000)

不知火 99500 → 102500(+3000)

秋月 14900 → 13900(-1000)(連荘)


<夕立の箱割れにより終了>


初春「おい!不知火!貴様!」

不知火「・・・なにか?」

初春「『なにか?』ではないわ!あの山越しはどういうつもりじゃ!」

秋月「初春さん!もう良いではないですか。どの道、不知火さんの大トップだったのですから」

初春「しかしのう・・・」

不知火「・・・」クルッ、スタスタ

初春「あやつ・・・」

夕立「・・・ぬいぬい、どうしても勝ちたい理由があったっぽい?」

初春、秋月、夕立「「「・・・」」」


はぁ~、長かった!まさか12本場までいくとは・・・
システムの見直しが必要かもしれませんが、アイデアがでません・・・アドバイス宜しくです。

この後、エピローグを投下して、本日は終了です。

本日もお付き合いありがとうございました。

ではまた

<エピローグ>

提督「色々有ったが、とにかく不知火の優勝だ。おめでとう!」

不知火「ありがとうございます」

霧島「こちらが優勝賞品の『提督に1日ワガママを聞いてもらえる券』です」

ワーワー、パチパチ、オメデトー、ウラヤマシー、ハンブンヨコセ!

不知火「感謝します。それでは提督、早速使わせて頂きたいのですが・・・」

提督「おう、もう決まっているのか。良いぞ、言ってごらん。まあ、出来ることと出来ないことが・・・」

不知火「不知火にも『改二』を!」

提督「へ?」

不知火「不知火にも『改二』を実装して下さい!」

提督「い、いや、『改二』計画は大本営の判断だから、俺の一存ではどうにも・・・」

不知火「では、近代化改修でも構いません!それで・・・不知火をボインボインにして下さい!」

提督「ボ、ボインボインって、お前・・・」

不知火「提督には分らないのです!妹達に胸の大きさで追い抜かれる姉の気持ちを!」クッ

提督「・・・」

不知火「ランジェリーショップで新作ブラを選ぶ妹達を横目に、量販店でスポーツブラを買う姉の惨めさを!」ブワッ

提督「・・・」

不知火「肩がこるとか!うつ伏せで寝られないとか!ノーブラで走ると先っちょが擦れて痛いとか!嫌味ったらしい話を聞かされる姉の気持ちが!提督には分るというのですか・・・」エグッ、エグッ

提督「(そりゃ、流石に分らんなぁ・・・)」

不知火「グスッ、秋月や妹達は痩せても枯れても新型艦。改良の結果と言われれば仕方がありませんが・・・」

不知火「なぜ、私達陽炎型よりも旧型の初春や夕立の方が大きいのですか!」バンッ

不知火「特に白露型!改二が無い白露や村雨まで『ないすばでぃ』だなんて卑怯です!7人中4人がボインだなんて贔屓が過ぎますよ!」バンッ、バンッ

不知火「そうは思いませんか!陽炎姉さん!黒潮!」

陽炎「んー、私は別に気にしてないけどねー。あっても邪魔なだけだし」

黒潮「ん~、うちは龍驤はんと『ロリ関西弁』コンビで売っとるからな~。このまんまでエエわ」

不知火「裏切り者―!」ガーン

提督「まあまあ、不知火。別に胸だけが女性の魅力と言う訳でもないだろう?そんなものに関係なく、不知火は魅力的だよ(フッ、決まったな)」

不知火「では、提督。大きな胸と小さな胸、どちらがお好きですか?」

提督「ファッ!?い、いや、そんなこと比べることじゃ・・・」

不知火「質問を変えましょう。大きな胸と小さな胸、どちらが『より』提督の好みに近いのですか?」

提督「そ、それは、だなぁ・・・」

不知火「まさか提督ともあろうお方が『どちらとも好き』等という玉虫色の回答をなさりませんよね?」ニヤッ

提督「(しまった、逃げ道を塞がれた!)」

不知火「さあ、さあ、回答を!」ジリジリ

バコーーーーーン!

金剛「話は全て聞かせてもらったネー!」

千歳「提督は大きいほうが好きに決まってるわ!」

愛宕「わたしの実力、わかってるでしょ?ふふっ」

伊19「イク、イクの~!」

ドゴーーーーーン!

龍驤「キミィ、はっきり言うたりぃ!そんな脂肪の塊には興味無いって!なあ、なあって!」

瑞鳳「て、提督!か、格納庫・・・まさぐっても・・・い、いいよ・・・」

最上「提督!ボクが一番なんだろ?」

呂500「ろーちゃんが1番ですか?Danke!ですって!」

赤城「提督、素直になったら、夢の一航戦サンドが待ってますよ。ふふっ」

瑞鶴「なによ!五航戦姉妹丼の方が美味しいんだから!」

加賀「翔鶴、あなたまでそんな世迷い事を言うのかしら?失望したわ」

翔鶴「ごめんなさい・・・でも、いくら先輩といえど譲れぬものがあります!」

ビス子「提督、貴方は少し趣向が歪んでいるようね。私が一から(巨乳の良さを)教えてあげるわ。」

プリンツ「さすがビスマルク姉さま!素敵です!」

レーベ「提督、僕はいつでも一緒だよ」

マックス「レーベ、われらの本当の力を見せてやりましょう!」

武蔵「馬鹿者どもが!この武蔵に勝てると思うか!」

大鳳「良い気合です!さあ、第601航空部隊、発艦始め!」

大和「戦艦大和、推して参ります!」

伊168「海のスナイパー、イムヤにお任せ!戦艦だって仕留めちゃうから」


大和「う~、こうなったら・・・46cm3連装砲、全砲門薙ぎ払え!」

カッ!チュドーーーーーン!

----------数日後----------

陽炎「結局、答えは聞けなかったわね」

黒潮「司令はん、あのまま入院してもうたからなあ~」

不知火「しかも面会謝絶で、見舞えるのは数名の艦娘だけですから」

陽炎「よっぽど、あの騒ぎが堪えたのね。駆逐艦娘まで会えないらしいわ」

黒潮「へ~・・・ほな、今付き添うとる娘って誰なん?」

不知火「確か、白露、村雨、飛鷹、長良、秋月、大鳳だったと・・・ん?」

陽炎「これは・・・」

陽炎、不知火、黒潮「「「尻だ!」」」


<第3戦 駆逐艦対決 勝者 不知火?>

こんばんは>>1です。
遅くなってしまったので、導入部分だけ投下していきたいと思います。
短い間ですがお付き合い下さい。

<第4戦 金剛姉妹編>

----------金剛姉妹 御茶会中----------

金剛「最近、提督がいないから寂しいデース・・・」

霧島「まだ入院中ですからね」

榛名「(榛名も大丈夫じゃありません・・・)」

比叡「お姉様、退院はいつなのですか?」

金剛「その辺りの情報は、大淀が一切教えてくれまセーン・・・」

榛名「お見舞い要員の飛鷹さんや大鳳さんも詳しくは知らされて無いそうです」

霧島「私の計算によると、そろそろのはずですが・・・」

比叡「(本当はいない方が良いのですが、お姉様の悲しい顔は見ていて辛いです)」

コンコン

長門「長門だ。入るぞ」ガチャ

金剛「オー、長門が来るなんて珍しいネー」

榛名「あ、今お茶をご用意しますね」

長門「いや、伝言を伝えに来ただけだ、すぐ帰る。気遣いは無用だ」

比叡「伝言・・・ですか?」

長門「ああ、大淀からでな。明日の午後、提督が退院するから誰か一人護衛という名の荷物持ちに行って欲しいとのことだ」

霧島「何か、すごくぞんざいな言い様をされたような・・・」

長門「いやなら構わん。大淀からは『戦艦娘を一人』としか聞いていない。日向にでも頼むさ」

金剛「ちょっと待ッター!護衛でも荷物持ちでも何でもイイヨー!提督に会えるならワタシが行くネー!」

榛名「わ、私も行きます!」

長門「いや、大淀からのオーダーはあくまで『一人』だ。どちらかにしてもらおう」

金剛「・・・」チラッ

榛名「・・・」チラッ

金剛「コホン、榛名は最近お疲れ気味デース。ここは私に任せて休むとイイネー」

榛名「いえ、榛名は大丈夫です。それに荷物持ちなんて金剛姉様にさせる訳にはいきません。ここは榛名が」

金剛、榛名「「ムムム・・・」」


金剛「ここは姉に譲るのが筋デース!」ジャキン

榛名「たとえ金剛姉様でもこれは譲れません!」ジャキン

長門「あー、待て待て。こんなところで艤装を展開するな。こういう場合はアレしかあるまい」

比叡「アレ?アレって何ですか?」

霧島「アレってまさか・・・」

長門「そう、麻雀だ」

長門「ちょうど4人いることだし、勝った者が荷物 ゲフンゲフン 護衛役だ」

比叡「そう・・・なら、私が勝ったらお姉様にお譲りしますね!」

金剛「比叡!Youはvery niceなsisterネ!」ギュ~

比叡「ひ、ひぇ~///」

榛名「比叡姉様、ずるいです!」

霧島「では、私は榛名姉さんに協力しましょう。これで2対2です」

榛名「霧島~」ダキッ

長門「では決まりだな。2対2の東南戦1回勝負だ。恨みっこなしだぞ」

金剛「OK!姉の偉大さを見せてあげるネー!」

榛名「榛名、全力で参ります!」


・勝負条件:相手チームを上回れ!

・特別ルール:チーム合計点で勝負、勝ったら提督の護衛役(荷物持ち)。その他は一航戦VS五航戦時と同じ


<場決め>

金剛 ↓1

比叡 ↓2

榛名 ↓1←

霧島 ↓2←

コンマ下、数が大きい方から東、南、・・


<Co値>

金剛 ↓3

比叡 ↓3←

榛名 ↓4

霧島 ↓4←

<結果>

東:霧島(37)

南:比叡(35)

西:金剛(40)

北:榛名(68)


◎東一局

<天運値>

霧島 ↓1

比叡 ↓2

金剛 ↓1←

榛名 ↓2←


本日はここまでとさせていただきます。
榛名チーム有利ですね。以前の一航戦VS五航戦のようにあっさり終わる気がします。
次のネタを考えないと・・・

それでは皆様、本日もありがとうございました。

こんばんは、>>1です。

睦月、如月の改二が実装されましたね。
新米提督の私としては、まだまだ手を付けられそうにありませんが・・・

そんな訳で、本日の投下も短めです。気長にお待ちいただければ幸いです。

◎東一局

ドラ:七


一巡目

霧島「(まあ、普通位ですか・・・)」

霧島「(タンヤオに寄せつつ、ツモが良ければ三色狙いで・・・)」

一三五六③⑤⑦6889南北白 →9

比叡「気合!入れて!行きます!」

→七 四六七②②⑤⑧35578東中 →中

金剛「OH!比叡、頼もしいネー!But、対局中はあまりお喋りしたらNoネー」

→① 一二五七九①②3444西白白 →西

榛名「(席の並びが悪いわ・・・霧島を援護したほうが良いのかしら)」

→② ②③④④⑥⑥⑦⑨1799東発 →1

長門「(ふむ、出だしは大差無しか。榛名は筒子の一色が見えるが、金剛が鳴かせてくれるかどうか・・・。金剛は白対子はあるが、その他がペンチャン、カンチャンだらけだ。ふふ、どうなって行くかな?)」


十一巡目

比叡「ツモ!ドラ1つで700-1300です!」

→ツモ八 六七八②②⑨⑨⑨555789

金剛「比叡、Niceネー!霧島の親を落としたヨ!」

霧島「(まあ、最初はこんなものですかね)」

榛名「(まだまだ、榛名は大丈夫です!)」


◎東一局 結果

霧島 30000 → 28700(-1300)

比叡 30000 → 32700(+2700)

金剛 30000 → 29300(-700)

榛名 30000 → 29300(-700)


◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓1←

金剛 ↓2

榛名 ↓2←

◎東二局

ドラ:1

一巡目

霧島「・・・」

→⑨ 一五五六八①③⑧355南北 →一

長門「(親を簡単に蹴られた霧島は、やはり厳しいか・・・)」

八巡目

長門「(ふむ、ツモは生きていたか・・・①、2、5待ちの変則3面待ちだな)」

霧島「・・・」

→三 三四五五六七①①③34555

長門「(リーチしてツモれば500-1000。さっきのマイナスは帳消しだな)」

霧島「・・・」パシッ

→三 三四五五六七①①③34555 →①

長門「(なに?嵌②に取って、しかも闇テンだと?三色の手変わり待ちか?)」

九巡目

霧島「・・・」パシッ

→6 三四五五六七①③345556 →①

長門「(今度はイーシャンテンに戻した?)」

十巡目

霧島「リーチ」

→5 三四五五六七③3455556 →③

十一巡目

霧島「一発ツモ!」

→ツモ4 三四五五六七34455556

霧島「リーチ、一発、ツモ、タンピン、裏ドラ3で跳満!6000-3000!」ドヤッ

比叡「ひぇ~!霧島、やりすぎです~」

金剛「う~、まだツキが残ってたみたいデスネ~」

榛名「霧島、ありがとう!」

長門「(うむ、確かに良いツモ筋ではあったが、最初のテンパイで手に蓋をしていればリーチ、ツモ、裏ドラ1の1000-2000。目先のテンパイに囚われず、高目追求したおかげで成った跳満か。流石だな)」

◎東一局 結果

霧島 28700 → 40700(+12000)

比叡 32700 → 26700(-6000)

金剛 29300 → 26300(-3000)

榛名 29300 → 26300(-3000)

◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓2←

金剛 ↓1←

榛名 ↓2

短いですが、本日はここまでとさせていただきます。
明日はお休みさせて頂いて、次は土曜日の更新になります。お時間ございましたら覗いてやって下さい。
本SSの半分は皆さまの優しさで出来ております。
本日もお付き合い、ありがとうございました。

こんばんは、>>1です。
前回投下分、ラストの『東一局 結果』は『東二局 結果』の間違いでした。
お詫びと共に訂正いたします。
では今夜もお付き合いください。

◎東三局

ドラ:④

一巡目

金剛「(う~ん、まだ始まったばかりとはいえ、12000点のbehindは痛いデース・・・)」

→4 五七九④⑤112468東中中 →東

金剛「(面子は足りてマスが、カンチャンだらけ・・・鳴いて連荘狙いデース)」


八巡目

金剛「やったネ!ツモデース!」

→③ ③④⑤11234 768 中中中 


金剛「中、ドラ1で1000オールネ!連荘デース!」

比叡「お姉様、流石です!」

榛名「追いつきませんでした・・・」

霧島「榛名姉様、次で流れを切りましょう」


◎東三局 結果

霧島 40700 → 39700(-1000)

比叡 26700 → 25700(-1000)

金剛 26300 → 29300(+3000)(連荘)

榛名 26300 → 26300(-1000)


◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓1←

金剛 ↓2

榛名 ↓2←

◎東三局 1本場

ドラ:7

一巡目

金剛「(流れが向いてきたネ!)」

二四②②③④⑧3467東西中 →⑧

榛名「(タンピン三色も狙える好配牌だけど・・・)」

→三 三四④④⑤⑥⑦⑦135西北発 →北

六巡目

金剛「・・・」タンッ

→⑥ 二四②②③④⑥345678東 →⑥

榛名「チーです」

三四④④⑥⑦1356発 ⑤⑥⑦ →1

長門「(ん?もう鳴いてしまうのか?少し勿体ないような・・・)」


八巡目

金剛「(来たネー!これで高目跳満ヨ!)リーチ!」

→五 二四五②②③④⑤345678 →二

霧島「(駄目ね。ここは現物で・・・)」パシッ

→⑧

榛名「霧島、ロンよ」

→ロン⑧ 二三四④④⑥⑦⑧567 ⑤⑥⑦

榛名「タンヤオ、ドラ1、2000点は2300点です」

金剛「No―――!一回もツモれなっかったヨ!」

霧島「榛名姉様、お見事です」

榛名「うふふ。霧島、ありがとう」

長門「(なるほど。金剛有利とみて、金剛の現物でテンパイすることを優先させた訳か。見事なかわし手だな)」


◎東三局 結果

霧島 39700 → 37400(-2300)

比叡 25700 → 25700(±0)

金剛 29300 → 28300(-1000)

榛名 25300 → 28600(+3300)

◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓2

金剛 ↓1←

榛名 ↓2←

色々と書き間違いがありました・・・orz
>>159 榛名点数 26300 ⇒ 25300
>>162 東三局 結果 ⇒ 東三局1本場 結果
です。計算と結果は合ってますので・・・スイマセン

◎東四局

ドラ:①

一巡目

榛名「東ラスですね」

→六 三四五六八②②⑤367東南中 →南

榛名「(ツキは平たくなっているはず。手なりでどこまでいけるかがポイントね)」

七巡目

榛名「(先手は取れましたが・・・)」

→② 三四五六七八②②⑤⑥⑥67 →⑤

長門「(ほう、リーチはせずか)」

榛名「(金剛姉様の捨て牌が不気味です。ここは様子見ですね)」

金剛「・・・」

捨て牌 ⑧8④⑦5東

八巡目

榛名「・・・」

→六 三四五六六七八②②②⑥⑥67

榛名「(考えすぎかもしれませんが・・・一応フォローしておきましょう)」タンッ

→六 三四五六六七八②②②⑥⑥67 →6

金剛「(む~・・・せっかくテンパイしたのに、なかなか出ませんネ・・・)」

→北 一三三四五六七八九九九西西北 →北

九巡目

榛名「(これでテンパイ復帰ですね)」

→二 二三四五六六七八②②②⑥⑥7 →7

十三巡目

榛名「ツモ!」

→ツモ四 二三四四五六六七八②②②⑥⑥

榛名「ツモ、タンヤオで1000オールです」

金剛「う~ん、ツイてないデース・・・」パタッ

長門「(いや、今のは榛名の隠れたファインプレーだな。これで流れに乗れるかな・・・)」


◎東四局 結果

霧島 37400 → 36400(-1000)

比叡 25700 → 24700(-1000)

金剛 28300 → 27300(-1000)

榛名 28600 → 31600(+3000)(連荘)

◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓1←

金剛 ↓2

榛名 ↓2←

◎東四局1本場

ドラ:⑧

一巡目

榛名「(まあまあ、ですかね)」

三五五七八八③④2468東西 →西

比叡「ポン!」

→ポン西 ①③⑤⑦⑦⑧589白白 西西西 →9


四巡目

比叡「チーです!」

→チー② ⑤⑦⑦⑧5東白白 ②①③ 西西西 →5


五巡目

榛名「(これは・・・もう撤退ですね)」

→白 三五五七八八③④246東白発 →6

長門「(手が進まないうえに生牌だらけ・・・ドラ色の一色手には向かっていけないか・・・)」


河底

榛名「ノーテンです」

霧島「テンパイ」

比叡「テンパイ!」

金剛「テンパイネー」

長門「(結果的に、東四局は点棒移動無しか。なかなかどうして、拮抗した良い勝負じゃないか)」


◎東四局1本場 結果

霧島 36400 → 37400(+1000)

比叡 24700 → 25700(+1000)

金剛 27300 → 28300(+1000)

榛名 31600 → 28600(-3000)


◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓1←

金剛 ↓2

榛名 ↓2←

◎南一局

ドラ:三


八巡目

榛名「チーです」

→チー⑦ ②③④⑥⑥南白白  ⑦⑧⑨ 中中中 →南

金剛「(不味いデース・・・もう筒子と字牌は打てまセーン・・・)」


十巡目

金剛「(一応イーシャンテンにはなったケド・・・筒子が切れないから厳しいネー・・・)」

→⑤ 三四五②④⑤⑤⑤⑦⑧6678 →6

榛名「・・・」

→② ②②③④⑥⑥南白白  ⑦⑧⑨ 中中中 →②


十一巡目

霧島「・・・」タンッ →3

比叡「・・・」タンッ →八


金剛「(Wow!Niceツモネー!)」

→⑥ 三四五②④⑤⑤⑤⑥⑦⑧678

金剛「(②はさっき通ったし、③⑥⑨④の3面張なら・・・勝てるネ!)」

金剛「リーチ!」

→⑥ 三四五②④⑤⑤⑤⑥⑦⑧678 →②


霧島「金剛姉様、ロンです!リーチ棒は不要ですわ!」

金剛「What!?」

→ロン② 一二三①②③⑨⑨⑨11123

霧島「ジュンチャン、三色、ドラ1、跳満は18000です!」

榛名「霧島!」キラキラ

金剛「No――――!!!霧島、榛名の②は!?」

霧島「今、テンパイしたんですよ。ツイてませんでしたね、金剛姉様」

金剛「そんなぁ・・・ショック大デース・・・」

比叡「お、お姉様、まだいけますよ!気合!入れて!いきましょう!」


長門「(ふむ、霧島の3は空切りだったな・・・。榛名の②は見逃して金剛から和了ったか。チーム戦ならではの直取りだな)」


◎南一局 結果

霧島 37400 → 55400(+18000)(連荘)

比叡 25700 → 25700(±0)

金剛 28300 → 10300(-18000)

榛名 28600 → 28600(±0)

◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓2

金剛 ↓1←

榛名 ↓2←

◎南一局1本場

ドラ:白


五巡目

霧島「リーチです!」

→⑨ 一二三四五六⑦⑧⑨44468 →8

比叡「ひえ~・・・」

金剛「調子に乗せてしまったネ~・・・」

榛名「(ここは霧島にお任せね)」


六巡目

霧島「一発ツモ!」

→6 一二三四五六⑦⑧⑨44466

霧島「裏ドラは無し。2000オールは2100オールです!」

金剛「Oh my God!これは不味いデース・・・」

榛名「霧島!その調子よ!」


長門「(う~む、これは勝負ありか?それとも金剛チームにもあとワンチャンあるか?)」


◎南一局1本場 結果

霧島 55400 → 61700(+6300)(連荘)

比叡 25700 → 23600(-2100)

金剛 10300 → 8200(-2100)

榛名 28600 → 26500(-2100)


◎次局 天運値

霧島 ↓1←

比叡 ↓2←

金剛 ↓1

榛名 ↓2

◎南一局2本場

ドラ:②


一巡目

榛名「(こ、これは・・・!?)」

→北 五①157東東南南西西北北中 →①


三巡目

榛名「ポン!」

→ポン西 1457東東南南北北中 西西西 →1


四巡目

榛名「ポンです!」

→ポン東 457南南北北中 東東東 西西西 →7

金剛「(風牌が1枚も見えていまセーン。これはやばいデース・・・)」

比叡「(ひえ~)」


七巡目

金剛「(Ouch!これは切れまセ~ン・・・)」

→南 四五六②③③④④⑤⑧⑧46南 →⑧


九巡目

金剛「(Sit!こっちまで引かされたネー。この手はおしまいデス・・・)」

→北 四五六②③③④④⑤⑧46南北 →⑧

十三巡目

霧島「・・・」パシッ

榛名「!ポン!」

→ポン北 45南南中 北北北 東東東 西西西 →中

金剛「(No―――――!霧島、なんて事するネ!)」

霧島「(ふふ、金剛姉様、申し訳ありませんが、ここは榛名姉様に和了って頂きます)」


十五巡目

榛名「ツモ!」

→ツモ3 345南南 北北北 東東東 西西西

榛名「小四喜!役満です!」

金剛「No―――――――――――――――!!!」

比叡「ひえっ、ひえ~~~~~~~~~~」

霧島「おめでとうございます、榛名姉様」

榛名「ううん、霧島のおかげよ!本当にありがとう!」


長門「(これで決まりだとは思うが・・・親の残っている金剛を飛ばせなかったのがどう影響するかな?)」


◎南一局2本場 結果

霧島 61700 → 45500(-16200)

比叡 23600 → 15400(-8200)

金剛 8200 → 0(-8200)

榛名 26500 → 59100(+32600)


◎次局 天運値

霧島 ↓1

比叡 ↓2

金剛 ↓1←

榛名 ↓2←

◎南二局

ドラ:五


八巡目

比叡「(テンパイしましたが・・・)」

→三 三四五五六七3334567西 →西

比叡「(当然、お姉様からは和了れないし、ツモ和了りもできない・・・霧島か榛名からの直撃しか・・・)」

金剛「・・・」ペチ

→8

比叡「(う~ん、当たれませんね・・・見逃すしかありません・・・)」

榛名「・・・」タンッ

→7

比叡「(・・・同巡だから当たれません)」

霧島「・・・」パシッ

→2

比叡「(ひえ~何でわざわざ同巡に切るんですか!)」


十巡目

比叡「(ツモりましたが和了れません・・・終了です(;;))」

→4 三四五五六七33344567 →七


河底

比叡「ノーテンです・・・」

金剛「テンパイデース」

榛名「ノーテンです」

霧島「テンパイです」


◎南二局 結果

霧島 45500 → 47000(+1500)

比叡 15400 → 13900(-1500)

金剛 0 → 1500(+1500)

榛名 59100 → 57600(-1500)

◎次局 天運値

霧島 ↓1←

比叡 ↓2←

金剛 ↓1

榛名 ↓2

◎南三局

ドラ:九

金剛「(このラス親で連荘しないと、もう後がないデース・・・)」


三巡目

金剛「(何とかこの手をモノにするネー!)」

一三五六八九九九④24東東西 →④

比叡「(お姉様は萬子の一色・・・それならば!)」

→⑤ 一二四六七八⑤⑧⑨666東白 →東

金剛「ポンデース!」

→ポン東 一三五六八九九九24西 東東東 →4


四巡目

比叡「(これはどうですか?)」

→③ 一二四六七八③⑤⑧⑨666白 →白

榛名「ポンです」

→ポン白 四五①①②⑦⑧1367 白白白 →四

比叡「(あちゃ~、そちらでしたか)」


六巡目

比叡「・・・」パシッ

→① 二四六七八①③⑤⑧⑨⑨666 →二

金剛「チーネ!」

→チー二 五六八九九九2西 二一三 東東東 →2

榛名「チーです」

→チー2 五①①②⑦⑧67 213 白白白 →五


長門「(榛名は完全に金剛からの余り牌狙いだな。筒子、索子で面子を作っている。比叡の抜き打ちより早くテンパイ出来るかな?)」


七巡目

比叡「・・・」パシッ

→3 四六七八①③⑤⑧⑨⑨3666 →四

金剛「それもチーデース!」

→チー四 八九九九西 四五六 二一三 東東東 →西

金剛「(よしっ!これでテンパイデース!)」


八巡目

比叡「(さあ、お姉様にプレゼントですよ!)」バシッ

→1 六七八①③⑤⑧⑨⑨13666 →八

金剛「・・・」

比叡「(あれ?和了りじゃないんですか?)」


九巡目

比叡「(こちらなら和了りでしょう!)」

→8 六七①③⑤⑧⑨⑨136668 →七

金剛「・・・」

比叡「(なんで~・・・まさか、まだテンパってないとか?)」


金剛「(比叡、気持はありがたいデスが、和了るとYouが飛んでしまいマース・・・)」

→北 八九九九北 四五六 二一三 東東東 →北


霧島「・・・」タンッ

榛名「ロンです」

→ロン⑨ ①①⑦⑧⑨567 213 白白白

榛名「白のみ。1000点です」


霧島「ふ~。何とか間に合いましたね」

榛名「うふふ。そうね、ありがとう」

<エピローグ>


長門「勝負ありだな」

比叡「ちょ、ちょっと待って下さい!まだ、オーラスが残ってますよ!」

金剛「No・・・長門の言うとおりデース・・・これで点差は89200点。役満直撃しても変わりまセーン」

比叡「なら、ダブル役満でなら・・・!」

金剛「残念ながら、今回のルールでは役満の複合は認められて無いネー」

比叡「な、ならダブロンがあります!お姉様と私、合計で44600点の手で和了れば・・・!」

金剛「そのためには二人が三倍満以上の手で、しかも同じ待ちをしなくてはイケマセーン。常識で考えて不可能デース」

比叡「で、でもっ!」

金剛「もう良いデス、比叡。私の為に頑張ってくれて、Very Very Thanxネー」ギュッ

比叡「お、お姉様~」グスッ

金剛「比叡はワタシのLovery sister ネ・・・」ナデナデ

比叡「お、おねいしゃま~~~~」エーン、エーン


霧島「ま、金剛姉様も怒ってないようだし、比叡姉様は幸せそうだし、一件落着という所ですか」

榛名「霧島・・・ありがとうね」ジリッ、ジリッ

霧島「宜しいのですよ。私は自分の頭脳を試したかっただけですから。ですから抱擁なんていりません。血走った眼で両手広げて近づいてこないでください」ジリッ、ジリッ

榛名「恥ずかしがらなくて良いのよ。さあ、姉様の胸に飛び込んでいらっしゃい」ハアハア

霧島「ちょ、榛名姉様、お気を確かに!」ダッシュ!

榛名「いえ、榛名は大丈夫です!」ダッシュ!


長門「やれやれ、明日のお迎えの事を忘れていないだろうな・・・。まあ、命令書だけ置いておくか」

長門「(まあ、忘れて集合時間になっても来なくても、私が代理で行けば済む事だからな)」ガチャ、バタン


金剛「よしよし、比叡は甘えん坊デース」ナデナデ

比叡「(えへへ・・・お姉様の胸、あったかくて、柔らかくて・・・)」ハアハア

霧島「榛名姉様、お、落ち着いて!・・・あれ!?何か書類を踏みましたよ?」ダダダッ

榛名「それは大変だわ!怪我がないか診てあげるから止まりなさい!」ダダダッ

霧島「いーーーーやーーーー!」ダダダッ


<第4戦 金剛姉妹編 勝者 榛名?>

こんにちは>>1です。
金剛姉妹編 これにて閉幕です。
やはりチーム戦にすると大物手が出やすくなりますね。対局ネタも考え易いです。
とりあえず、本日はここまでにさせて頂きます。
次の更新はネタが浮かび次第という事で・・・。極力、早目に再開できるようにはしたいと思います。
イベント中も、スレが消えてしまわない程度には投下していきたいと思います。
それでは、またお会いできる日まで、皆様のご健勝を祈念いたします。

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