提督「いいんじゃない?」 川内「インザナイッ!」 (59)


鳥海「ヤー! フィールソゥグッド!」

古鷹「ビンビンババンとリズムサンダー!」

川内「クレイジーと呼ばれりゃそれもグーッド!」

提督「愛よりグルーヴのマイッライ――」

天龍「何なんだそのラップ?」

提督「なんだ、いいところだったのに……」

古鷹「ボンバヘっていう曲ですよ」

天龍「ボンバヘ?」

提督「ボム・ア・ヘッドでボンバヘッだ」

天龍「頭を爆破? 意味わかんねえな」

古鷹「そこで真面目に考えてはダメですよ……」

川内「なんかクセになる曲なんだよね~」

鳥海「ええ、ついテンションも上がってしまいます」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428846946

最近書いたものです。

鈴谷「夜はこれから!」
鈴谷「夜はこれから!」 - SSまとめ速報
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加賀「私は無愛想だけど…」
加賀「私は無愛想だけど…」 - SSまとめ速報
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提督「見せてやろう……我が渾身のバーニングラブ」
提督「見せてやろう……我が渾身のバーニングラブ」 - SSまとめ速報
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三つ目はネタが浮かんだ瞬間、こっそりスレを立ててました。
更新は遅めですが、一番上のSSのようなノリで、今回は長く続けていきたいと思ってます。あと、酉はまた適当に付けます。


提督「夜にテンション上げるのもどうかって話だけどな」

川内「いや、夜だからこそテンション上げていくべきなんだよ!」

提督「どういう理屈だ……」

天龍「まあ、いいじゃねえか」

古鷹「夜は長いんですし、楽しくいきましょうよ」

提督「お前たちは本当、夜に強いよな」

天龍「夜に強い……どことなくエロいな」

提督「やかましい」

鳥海「司令官さんも何だかんだで付き合ってくれますよね」

提督「お前たちほどじゃないにせよ、俺も夜型だからな」


川内「しっかし、こんな美人四人に囲まれて……提督は幸せ者だね!」

提督「それは否定せんがな」

鳥海「び、美人……」カアア

天龍「おお、鳥海姉さんが真っ赤に」

古鷹「う、嬉しいです!」

川内「自分で言っておいてなんだけど、照れるねぇ~」

提督「お前に関しては、残念の二文字が上に付くがな」

川内「ええっ、なんで!?」

提督「黙ってれば普通に美人なんだよ黙ってれば」

鳥海「確かにそうですね」

川内「これは喜ぶべきなのかなぁ……?」


天龍「残念と言えば、お前の妹もけっこう損してるよな」

川内「那珂の悪口はやめて!」

古鷹「いや、まだ那珂ちゃんと決まったわけじゃ……」

提督「……川内?」

川内「あ、あはは……」

天龍「ひでえ姉だな……まあ、那珂のやつも黙ってれば相当可愛いと思うんだよ」

提督「わかる」

鳥海「実際、かなりの美少女ですよね」

天龍「一度、姉妹揃ってお淑やかキャラになってみたらどうだ?」

提督「やばい、すごく見てみたい」

川内「私たちは自分を曲げないよ!」

提督「ちぇっ」


川内「そういえば、神通はどうなのさ?」

天龍「正統派美人だろ。まさに大和撫子って感じだな」

鳥海「あの凛とした佇まいにはつい見惚れてしまいます」

古鷹「凛々しく可愛く美しく、だね」

川内「べた褒めだな~」

提督「神通は間違いなく良妻になるだろうな」

天龍「あ~わかるぜそれ」

鳥海「ケッコンしたら夫の三歩後ろを歩いてそうですね」

提督「すごくいいなそれ……神通とケッコンするのもありだな!」

古鷹「……」ポカッ

提督「ん? なんで叩かれたんだ?」

古鷹「……知りません」

天龍(かわいい)


川内「でも夫婦喧嘩になったら大変だよ~?」

提督「……勝てる気がせんな」

古鷹「あの子は怒ると怖いですよね……」

天龍「怒った神通はオレよりも怖いな」

鳥海「その表現だと、あまり怖さが伝わりませんよ?」

天龍「ね、姐さん……」

提督「プ~クスクス」

天龍「あ~腹立つわぁ~」


川内「この鎮守府で一番腕っ節の強い艦娘って誰かな?」

提督「武蔵か大和」

川内「即答……」

鳥海「特に異論はありませんね」

天龍「あの二人には勝てねえよな」

古鷹「この中だったら、誰が一番かな?」

提督「ふむ……実際に試してみるか?」

鳥海「試すって……何をする気ですか?」


提督「ドキッ! 艦娘だらけの腕相撲大会!」

川内「ポロリもあるの?」

古鷹「ぽ、ポロリ……」

天龍「あるわけねえだろ」

鳥海「名前はともかく、腕相撲をするのはおもしろそうですね」

提督「俺は参加しないから、四人のトーナメント方式でいいな」

川内「まず私と天龍でやろうよ」

天龍「いいぜ。軽くひねってやんよ」コキッ

提督「小物くさっ……」ボソッ

天龍「聞こえてんぞコラ」


提督「レディ……ファイ!」バッ

天龍「おらぁ!」グッ

川内「ふっ!」グッ

天龍「ちっ……」

川内「ぬぬぬ……!」

古鷹(川内が少し押してるかな?)

天龍「く、くそ……!」


川内「どーん!」グイッ

提督「川内、ウィン!」

川内「当然の結果ね!」

天龍「ち、チクショー……」

川内「フフフ、怖いか?」

天龍「こ、小馬鹿にしやがって……!」


川内「私は天龍の屍を越えていくよ」

天龍「勝手に殺すんじゃねえ」

提督「よ~し、次いくぞー」

古鷹「私たちの番ですね」

鳥海「ええ……負けませんよ」

古鷹「私だって!」


提督「レディ……ファイ!」バッ

古鷹「えいっ!」グッ

鳥海「はあっ!」グッ

古鷹「や、やりますね……!」

鳥海「古鷹さんこそ……」

天龍「膠着状態かあ?」

川内「いや……これは……」


古鷹「くぅ……!」

鳥海「……ふっ!」グイッ

提督「鳥海、ウィン!」

鳥海「ふう……計算通りね」

川内「腕相撲に計算とかあるんだ……」

古鷹「う~ん、負けちゃったかぁ」

提督「決勝戦いくぞ~」


提督「始める前に……川内さん、一言お願いします」

川内「別に重巡を倒してしまっても構わんのだろう?」

天龍「負けフラグじゃねえか……」

提督「アチャーな展開にならなければいいですね」

川内「うまくないよ?」

提督「……次に鳥海さん、どうぞ」

鳥海「がんばります」

古鷹(普通だ……)


提督「それじゃ、いくぞ……レディ……ファイ!」バッ

川内「ふっ!」グッ

鳥海「はっ!」グッ

川内「つ、強――」

鳥海「はあっ!」グイッ

提督「鳥海、ウィン!」


鳥海「キングは一人……この私です!」

提督「キングじゃなくてクイーンだろ」

天龍「細かいことはいいんだよ……さすがっす姐さん!」

鳥海「ええ、ありがとうございます」

川内「負けちゃったか。悔しいな~」

古鷹「鳥海さん、強いね~」

提督「鳥海、お前がナンバーワンだ」


提督「ビリ決定戦もやるか?」

天龍「今までの勝負見てきた感じ、古鷹に勝てる気がしねーんだけど」

川内「珍しく弱気だね~」

提督「ヘイ、天龍ビビってる~」

天龍「あんだとぉ……やってやろうじゃねえか!」

鳥海(チョロい……)


古鷹「まあ、せっかくですしやりましょう」

提督「うむ……そうだ。負けた方は罰ゲームとして、俺のハグを受けてもらおうかな?」

天龍「何言ってんだコラ」

古鷹「わ、私はかまいませんけど!」

提督「まあまあ、そう真に受けるな……提督ジョークってやつだ」

川内「そんなの聞いたことないよ」

古鷹「……」


提督「レディ……ファイ!」

天龍「おりゃあ!」グッ

古鷹「う、う~ん……」ググ

鳥海「天龍さんが優勢ですね」

天龍「もらったぁ!」グイッ

提督「天龍、ウィン!」

天龍(……なんか妙な感じだったな)


提督「ちょっと意外だな。古鷹が勝つと思ってた」

古鷹「……提督、私負けちゃいました」

提督「うん? そうだな」

古鷹「負けちゃったから、罰ゲームを受けなきゃいけませんね」

提督「いや、さっきも言ったが、あれは冗談で――」

古鷹「聞いてませんでした」ギュッ

提督「おおっ?」


鳥海「わっ……」

天龍(自分から抱きついて……さっきの妙な感じはやっぱり……)

川内「古鷹、だいた~ん」

鳥海「スリー?」

川内「今そういうボケは求めてないかな~」

提督「物好きなやつだなぁ」ギュッ

古鷹「……えへへ」

とりあえず書いた分は全部投下しました。
正直、特定の艦娘と提督二人によるイチャラブを書きたくなってきてしまいました。
このスレを早めに切り上げるか少し放置したまま、イチャラブ路線のスレを別に立てることも考えてます。
悪しからず。

次は土日のうちに更新します。思ったよか、良い展開が浮かばず書くのが遅くなってしまってます。
出来る限り、このスレ内で書きたいことを書けるようにがんばります。


提督「もういいか?」

古鷹「はい……ありがとうございました」

提督「はは、お礼を言われることでもないさ」

川内「古鷹ってば、嬉しそうにしちゃって」

古鷹「そ、そう?」

天龍「最下位が一番得するってのも変な話だな」

川内「確かにね」

鳥海「私にもなにか御褒美はないのですか?」


提督「そうだな……冷蔵庫にプリン入ってるから食べていいぞ」

鳥海「ありがとうございます」

川内「プリン……あっ」

提督「どうした?」

川内「な、何でもないよ~」

古鷹(なんか目が泳いでるような……)

鳥海「じゃあ取ってきますね」


鳥海「冷蔵庫見てきたんですが、プリンなんてありませんでしたよ?」

提督「そんなはずはないんだが……」

古鷹「誰かが食べちゃった、とか?」

提督(そういえばさっき……)

提督「なあ、川内……ひとつ質問いいかな?」

川内「な、何?」

提督「俺の買ったプリン、どこにやった?」

川内「……君のような勘のいい提督は嫌いだよ」


提督「やっぱりお前か!」

川内「ごめんなさい!」バッ

天龍「おお、見事な土下座」

提督「まったく……勝手に人のものを食うんじゃない」

川内「以後気をつけます」

鳥海「私のプリン……」

川内「ごめんなさい!」バッ

古鷹「また土下座……」

提督「まあ食べてしまったもんはしかたない。また今度買ってきてやる」

鳥海「はい……」

とりあえずここまで。更新が遅くて申し訳ありません

――

川内「最近お寿司食べてないや」

天龍「言われてみりゃオレも」

川内「今日食べに行かない?」

提督「それもいいな」

古鷹「回る方? 回らない方?」

天龍「回る方でいいだろ」

鳥海「あまり散財するのも良くないですしね」


川内「ていうか提督、ビリなんだから早くカード切ってよ」

提督「わかってるわかってる」

古鷹「次で最後にしません?」

鳥海「ええ……さすがに眠くなってきましたし」

提督「そうするか……ところで、お前らは何の寿司ネタが好きだ?」

古鷹「エビが好きですね」

天龍「オレはイクラかな」

鳥海「私はホタテです」

川内「やっぱりサーモンが一番だよ!」

提督「そういや、鈴谷もサーモン好きだったな」

川内「へえ~そうなんだ……さっ、二枚ちょうだい」

提督「おう」


川内「えっ、提督の手札弱すぎない?」

提督「うるせえ」

古鷹「そんなにひどいの?」

川内「ジョーカーどころかエースすらないよ」

提督「コラコラ、ばらすんじゃない」

天龍「こりゃ提督がビリのまま終わりそうだな」

提督「言ってろ……まだ希望はある」


提督「八切りからの……おらぁ! 革命だ!」

鳥海「あっ、それ返します」

提督「えっ、革命返し?」

鳥海「はい」

提督「……」

川内「万策尽きたって顔だね」

天龍「提督よ……これが絶望だ」


天龍「これで上がりっと」

提督「だー! 結局ビリかよ!」

鳥海「順位はさっきと変わらず、ですね」

川内「私がいっちばーん!」

古鷹「白露ちゃんの真似?」

川内「特に意識はしてなかったよ」

天龍「さ~て、もう寝ようぜ」

鳥海「そうですね……ふわあぁ」


古鷹「そろそろ加古も戻ってきてるかなぁ?」

天龍「あいつ、こんな時間まで何してるんだ?」

鳥海「人のこと言える立場でもないけど……」

古鷹「今日は那智さん足柄さん隼鷹さんの三人といっしょに飲んでます」

川内「なるほど……その四人なら、この時間まで飲んでそうだね」

提督「あいつら、一晩飲み明かすこともざらにあるからな」

天龍「一晩飲み明かすとか……すげえな」

提督「本当に飲めないもんなお前」

川内「妹の龍田さんはけっこう強いのにねー」

天龍「体質的な問題なんだよ。こればっかりはどうしようもねえ」


鳥海「もう戻りましょうか」

天龍「そうっすね」

古鷹「ふわああ……眠い」

川内「提督はもう寝る?」

提督「うむ」

川内「私とオールナイトする気はない?」

提督「ないな」

川内「私と二人きりは嫌……?」

提督「上目遣いされても困るぞ。俺もけっこう眠いんだ」

川内「ちぇ~」

翌日

提督「ZZZ……」

鈴谷「提督ぅ」ユサユサ

提督「んあ?」パチッ

鈴谷「やっと起きたね。おはよー」

提督「鈴谷か……おはよ……」

提督「……」

鈴谷「せっかく鈴谷さんが起こしに来てあげたんだから二度寝しようとするなし」

提督「むぅ……あと五分」

鈴谷「それ絶対五分じゃすまないやつじゃん」

提督「……zzz」

鈴谷「そっちがその気なら……ふぅ~」

提督「うおっ!?」バッ


鈴谷「おっ、効果テキメンだねぇ~」

提督「耳に息を吹きかけるな……びっくりするだろ」

鈴谷「起きない提督が悪いんじゃん」

提督「それを言われちゃ返す言葉もないが……」

鈴谷「ほらほら、さっさと布団から出る!」

提督「ふぁ~い」

鈴谷「服はそこに出しておいたからね」

提督「お前は俺のお母さんか」

鈴谷「今まさに、手のかかる子をもった母親の心境だよ」

提督「誰が手のかかる子だって?」

鈴谷「はいはい……いいから着替えて」

提督「おうよ」ヌギッ


鈴谷「異性の前だってのに、良い脱ぎっぷりだねぇ」

提督「いちいち恥ずかしがることでもないな」

鈴谷「ふ~ん……しっかし相変わらず良い体してるね」

提督「イヤン」サッ

鈴谷「さすがにキモイよ提督」

提督「ちょっとした茶目っ気だっての……那智のトレーニングに付き合ったりしてるからな」

鈴谷「ちょっとポーズとってみてよ」

提督「むっ……こんな感じか?」

鈴谷「あはは、バカみた~い」

提督「はっ倒すぞこんにゃろ」

鈴谷「DVはんた~い!」

提督「DVではないだろう……」

――

古鷹「あっ、提督に鈴谷、おはようございます」

提督「おはよう」

鈴谷「おはよー。古鷹は今日もかわいいねぇ」

古鷹「や、やめてよ鈴谷……」

提督「いや、俺もかわいいと思うぞ?」

古鷹「えっ……え?」

鈴谷「かわいい! かわいい!」

提督「大天使フルタカエルかわいい!」

古鷹「うぅ……」カアア

天龍「イジメかっ!」


提督「おお、グッモーニン、スカイドラゴン」

鈴谷「確かドラクエにそんなのいたよね」

天龍「おはようさん。人の名前を英訳するな……それと、あんまり古鷹をいじってんじゃねーよ」

提督「かわいいもんはかわいいんだよなぁ」

鈴谷「ね~?」

天龍「こいつらは……ったく」

提督「もちろん天龍もかわいいぞ?」

鈴谷「かわいいよ?」

天龍「お前らはお口チャックしとけよ」

古鷹「表現がかわいい……」

今日中にある程度進めたいと思います
更新が遅くて大変申し訳ありません


神通「賑やかでいいですね」

那珂「おはようございまーす!」

提督「おはよう、正統派美人の神通に残念系美少女アイドルの那珂ちゃん」

神通「はあ……ありがとうございます?」

那珂「残念系は余計だよ!」

鈴谷「美少女アイドルとか鈴谷とキャラ被るじゃん」

那珂「ええ~……そんなの知らないよ」

鈴谷「艦隊のアイドル、鈴谷だよー」

那珂「あ~! 那珂ちゃんの真似禁止!」

天龍「なにやってんだか……」


古鷹「そういえば、川内はいっしょじゃないんだね」

神通「姉さんはまだ寝ていますね」

天龍「あいつはこの時間には起きてこねえよ」

提督「まったくだらしないやつだ」

鈴谷「二度寝しようとした提督がそれを言う?」

提督「密に密に……」

古鷹「ふ~ん、川内もなんだ」

天龍「川内も?」


提督「もしかして、加古のやつか?」

古鷹「はい、加古もまだ寝ています」

天龍「そういや、結局いつまで飲んでたんだあいつ?」

古鷹「それがわからないんです。私が寝る前に部屋に戻ってこなかったので」

天龍「オレたちが解散したのも相当遅い時間だったような……」

提督「やはりと言うか何と言うか……朝まで飲んでやがったな」

神通「す、すごいですね」

那珂「お酒好きにも程があるよ……」

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