メートル「やぁ」    ヤード「んあ?」   ポンド「誰だお前?」 (72)

度量衡についての短編です

かなり短約していますが、

ケンオールダー著、吉田三知世訳の「万物の尺度を求めて」に基づいています

興味があれば読んでみてください!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428684097

メートル「初めまして、私はメートルよ。新しいフランスの度量衡なの」

ヤード「メートル?ちんけな度量衡だなぁwwww」

マイル「フランス人は変なものばっか発明しますからねぇwwwww」

フィート「俺達はヤードさんに忠誠誓ってんだよ!くんなks」

インチ「メートルフルボッコすぎワロタwww」

ポンド「しかもwwwおともは『グラム』と『リットル』とかwwwwwなんぞ?それ?」

ガロン「『キロ』とか『ミリ』とか『センチ』とかめんどくせえおまけまで付いてやがるぜwwwww」

オンス「ややこしすぎて草wwww」

エーカー「つうか、フランス人も使ってねぇじゃんwwwwクソワロタ」

フランス「フランスの度量衡の統一を学者さん達に頼んだら訳わかんねぇ新しい単位作りやがったお」

フランス「パリの度量衡を全国に広げればよかったのに・・・・・・・・」

フランス「まぁ、仕方ないから新しい地球基準のメートルとやらにするお・・・・・・・・・・」

フランス「メートルは『地球の直径の4万分の1』って、それだけじゃわかんねぇお」

フランス「メートルの物差しも売ってないし、しょうがないから古いの使うかお」

↑直径じゃないです、全周の、ですすみません

メートル「なんで?どうしてこんな扱いを受けなきゃならないの?」グスッ

メートル「私はあんたたちみたいな、移ろいゆく人間や擦り減っていく人工物を元に決められた単位じゃないのよ!」

メートル「永久に変わるはずのない地球を元に決められてるんだから!」

メートル「地球の全周の4万分の一が私って、フランスのみんなが決めてくれたんだから!」(ほんとは測定したときのずれで地球の直径≠私×4万なんだけどね)

メートル「ドゥランブルさんとメシェンさんがフランス革命の中で命をかけて子午線を測って!」

メートル「ラボアジエさんやコンドルセさん、ラプラスさん達学者のみんなが一生懸命考えたんだから!」ウルウル

メートル「ナポレオンおじちゃんだって『征服者はいつかは去る、だがこの偉業は永遠だ!』って誉めてくれたのよ!」フンスッ

メートル「あなた達には分からないでしょうけど、

     私の祖国じゃ何百の単位が存在して覚えるのもやっとなの!

     それに町や市場で同じ単位なのに大きさが違うからお買い物でズルやいたずらばっかり!

     商人のおじさんたちは大きめの物差しで買って、小さめの物差しで売るのよ?信じられないわ

     それに、お役所だってそんなことがあまりに多くて対処できない・・・・・・

     フランスのみんなが私のこと必要としてたのよ!」ハーハー

グラム「まぁまぁ、落ち着いてメートルさん・・・・・・」

リットル「あなたに何かあったら困るのはわれわれなんですよ?」

リットル「私たちはみんなあなたに基づいて決められてるんですから。ここでへこたれてはいけませんよ!」

グラム「そうそう、メートルさんがフランスで人気がないのはメートル物差しの生産が追いつかないのと

     頭の固い田舎の連中が予想以上に頑固だからですって。メートルさんは悪くないっすよ!」

メートル「そうね、いずれみんな私の価値に気付くはずよ!」

40,000m=40km
地球一周がフルマラソンより短いことになってるぞ!

>>9
御指摘ありがとうございます

禅宗の4000万分の1ですね・・・・・・

ミスが多くてすみません、

フランス「そろそろ国民全員メートル使えお、使わなきゃ罰則だお」

フランス「ナポレオンのおかげで広がった地域も対象だお、オランダもドイツもイタリアも使えお」

メートル「私の時代到来かしら?」

イギリス「やっぱヤード一択だろjk」

アメリカ「度量衡?そんなことより開拓だろ」

オランダ「ひぇぇ?メートルとかわけわかめ」

ドイツ「メートル強制とかヒドス」

イタリア「全部ナポレオンのせい」

メートル「私の時代到来?・・・・・・」

フランス「やっぱメートルやめるお、古くてバラバラな単位にしたほうが支持率上がるおwww」

メートル「」

イギリス「やっぱヤード一択だろjk」

アメリカ「うちもヤードにするか・・・・・」メートルヤーメタ

オランダ「実は海外で貿易するならメートルでもよくね?」

ドイツ「じつは俺のとこ単位がバラバラで困ってたんだわ、フランスサンキュッ」メートルイイワァ

イタリア「もうメートルでいいや」フランスニクシ、オーストリアニクシ、ウチデセンソウスンナシ

メートル「フランスは私を見捨てたわ・・・・・・」

グラム「けど、中小国どうしの貿易でじわじわと広がってるっぽいです」

リットル「国内の知識人や政財界、学者たちはいまもメートルを見捨ててませんぞ!」


・・・・・・・・・・・


フランス「パリ万博か・・・・・・・・・、そういえば巨額の費用を投じたメートルについて展示すっか」

フランス「このメートル、うちらが考えた世界に通用する単位やで!」

フランス「(ちょいとズレとるけど、)地球の大きさを元に決められた単位や」@パリ万博

デンマーク「地球に基づいている人類普遍の度量衡というコンセプト!感動した」

スペイン「じつはうちはメートルプロジェクトの唯一の協力者なんやで?うちでも測量したんやで?」ドヤッ

ポルトガル「うちもちょうど度量衡統一したかったんや、協力するで!」

ロシア「俺達も地球に基づくメートルを使えば地球市民の仲間入りやなww」

オスマントルコ「メートル有能すぎワロタ」

フランス「なぁ、みんな、メートル正式に採用せんか?(うちは一回廃止してるけども・・・・)」

「メートルええやん!!!!!」「うちも賛成です!」「メートルはよ」

結果全17カ国でメートル法を定めた会議が開かれ、その後も参加国は増えていった

イギリス「戦争してて呼ばれなかったンゴ、でもヤードで充分だろ・・・・・」

アメリカ「メートル採用したのに国内の反発強すぎてヤードがメインのまま・・・・・ワロエナイ」

日本「明治維新のついでにメートル採用したった」

世界中「え?お前メートルにすんの?」「あぁ、やっぱ貿易とかで有利だろ」「じゃぁ、うちも採用すっか」

   「いまのトレンドはメートルだろ」「おまえまだそんな単位使ってんのかよwww」「完全移行したうちは文明国まっしぐらやな」

現在・・・・・・

ヤード「よう」

メートル「あら?どこぞの絶滅危惧種じゃない?」

グラム「レアすぎヤードやんけwww」

リットル「影薄すぎやろwwwww」

フィート「お?ヤードやん。おひさ~」

マイル「お元気~?ではないか・・・」

ポンド「古臭すぎワロタwwww」

インチ「まぁまぁ、テレビでも見てゆっくりしてけってwwww」

ヤード(あいつら・・・・・

     フィートは航空機関連じゃまだ強い
     
     マイルは海で未だ現役だ

     ポンドは俺の祖国で微妙に残ってるし

     インチは・・・・・・テレビだけやん)



ヤード(だが、今の俺は・・・・・最後の盟友アメリカにも見放されそう・・・・・・)

数年前

アメリカ「あれ?ちょ?火星探査機消息を絶ちおった・・・・・・」ヤベェ

アメリカ「アレに一体いくら注ぎ込んだことか・・・・・・・」アセッ

アメリカ「原因究明すっか・・・・・・」ナンデヤネン

アメリカ「お前か?ヤード、お前だったのか・・・・・」プルプル

メートル「NASAでは私が採用されてるのに、どうしてあなたがしゃしゃり出てきたのかしらね?」

アメリカ「お前が1部分だけ使われたから!あの探査機は!プログラムミスで!墜落したんだぁ!」ダンッ

ヤード「・・・・・」オレワルクナクネ?ジンテキミスヤン?

ヤード「ってことが俺にもあったんだよ。だから気にすんなよ」

寸「そうか~ヤードにもおんなじ経験がね~」

尺「老兵はただ消え去るのみ、ですか」

ヤード「そういうことだ、あきらめるしかねぇや」

匁「・・・・・・なんかさびしいなぁ」

ヤード「・・・・・・・がんばれよ、メートル。俺達旧時代の度量衡の欠点を克服したお前なら、きっと何だってできるさ」

ヤード「世界征服だってアト少しだけだしよぉ、お前なら月だけじゃなくて火星や木星にもいけるさ」

ヤード「だけど、できることなら・・・・・俺だってもうちょっとくらい、夢見たかったな・・・・・・・」





おわり

ご覧いただきありがとうございました

以上になりますが、↓にメートルについての補足だけ書いて終わらせます

まず、メートル以前のフランスには上に書いたとおり非常に多くの単位系が存在し、

これは効率的な税の回収や、役人の汚職、市場取り引きの不透明に大きな影響を与えていました

名前が違えば大きさが変わるのはもちろん、同じ名前の単位でも地域ごとに大きさが違ったり、用いる場合によってまちまちな単位が混在していたのです

参考図書にあった例を上げると、

「田舎からパリへとやってきた男がビールを注文したとしよう、
 
 もし彼がビールをパイントで注文していたのなら、グラスの中身が3分の1に過ぎないのを見て失望するだろう

 パリの単位が地方のものより数倍小さいことは珍しいことではなかったし、その逆もあった」

また、畑の面積を表すには「オンム」(人間という意味)または「ジュルネ」(一日という意味)という、一人の農夫が一日に耕したり収穫できる面積で表されたり、

「アルパン」という、穀物を育てるならその面積に対してどれだけの穀物の種が必要か、という値で表されたりしました

これらとは別に、広さを長さ×長さの平方として表す単位(現在の平方メートルとおなじ)も存在したが、

基準となる長さがこれまた地域ごとにバラバラだったため、本当にさまざまな単位系があったことがわかります

けれど、今では絶滅したこのような単位も様々な弊害があった一方でメリットもありました

農夫は、その地方のオンムの元となった平均的な農夫の働きよりももっと効率よく、長時間働いて

他の農民よりも多くの収穫を得ても、支払う税金は他の農民と同じだけで済みました

また、土地が肥沃でなく作物が育たない土地のアルパンは他の地域の土地のアルパンよりも広いのに

支払う税金は同じだけで済む、などの公平性を目的に地域ごとの単位の差が認められている場合も多かったのでした

また、現在の日本でも問題となっているTPPのように

輸出入による経済活動の活発化には他国との差異のある法規制などを撤廃することが有効であるのと同様に

地域ごとの度量衡の差異は地域ごとの経済交流を妨げていました

これは裏を返せば、町や村の小規模な工房や卸売業者を大都市の大手業者から守ることに役立ち、雇用の確保にもなりました

現在のグローバル化と同様、地域ごとの差異の撤廃はメリット・デメリットの両方があったのです

しかし、結局はこうした昔ながらの人間の生活に基づいた度量衡は改善すべきとの意見が受け入れられ、

フランス革命後の君主制の時代にルイ16世の名のもとでメートル制定のプロジェクトが初まったのです

これには、やはり大きさが違う単位は分かりずらいという意見のほか

税収や経済的な観点、ひいては大砲や軍服といった軍需品の効率的な生産の為という軍事的な目論見もあったようです

「測ること」などの意味を持つラテン語あたりが由来のメートルですが、

パリの単位系を地方に押し付けて統一すればいいじゃないかという意見もありました

しかし、時代はフランス革命直後、世界の全ての人々に人権を認め旧来の専制君主制を打倒した啓蒙主義の台頭したころです

フランスの学者たちは今回新たに制定する単位系はフランス一国にとどまらず

同じような度量衡の不統一に苦しむ世界中の国々に共有されるべきものにしようと考えたのです

そうした中で地球を基準にした長さと、それを元にした重さと体積の単位を新たに決めようと決められました

長さの元とするものは、やがて基準となる原器が摩耗した時にもう一度同じ大きさの原器を作れるよう

絶対不変の対象物をもとに長さを決めるべきとの意見と

世界中全ての国に普及させるためにはフランスらしい基準物よりもよりグローバルなものがふさわしいとの考えから

地球を基準にするのはこれ以上ないほどのアイデアでした

結果、全周の4千万分の一ならば、大きさも手ごろでふさわしいため1メートルと定めることになりましたが

そのためには地球の正確な全周を求める必要がありました

その方法として、地球上の北極から南極までの直線(子午線)のうちの一部の長さを測り、

その長さの両端の緯度を求めて(経度は同じため測らない)地球の360°の全周に換算して求めることになりました

そのための子午線はフランスの北端、ダンケルクからパリを通ってスペインのバルセロナに至るものと定められ

1792年にパリからダンケルクへドゥランブルが

フランスと血縁関係にあったスペインのバルセロナへはメシェンが向かいました

また、パリで彼らのサポートをするフランス科学アカデミーの主要なメンバーには理系さんおなじみのラボアジエもいました

本来なら一年で終わるはずのこのプロジェクトでしたが、

このあとすぐに国王ルイ16世が亡命しようとして捕えられ、王妃マリーアントワネット共々処刑されてしまいました

国内ではブルボン家に関係ある人々が次々ギロチン送りとなる恐怖政治の時代となり

またルイ16世のいとこのスペイン王や革命を恐れたヨーロッパ各国はフランスに宣戦布告しました

そのため、すでにスペインに入って測量していたメシェンは身動きがとれなくなり(当時、正確な地図は非常に軍事的な価値がありました)

ドゥランブルもパリへ近づくプロイセン軍や急激なインフレのほか、

ルイ16世の名のもとに初まったプロジェクトだったため、王党派と間違えられ命の危険にさらされたりもしました

また、国王の名のもとに税務を管轄していた学者のひとり、ラボアジエもこのとき処刑されてしまいました

そんな中でドゥランブルとメシェンは7年の歳月をかけようやくこの子午線測量プロジェクトを終えました

彼らは、もちろん光学式の計器も、GPSも、人工衛星もない時代だったので

三角測量という技術を駆使して子午線の長さを求めたのでした

△三角測量▽(分かんなくても大丈夫です)

2点間の距離と2つの角度から三角形の高さ(=2点間を結ぶ直線と残る一点の距離)が求められる

これを三角形をつなげながら繰り返すことで離れた2点間の距離を計算で求められるという測量法

詳しくはググってみてください

2人の測定結果はフランス中の学者の他、フランス国外からも来た大勢の学者のもとで計算されました。

その結果驚くべき事実が明らかになりました

当時の人々は、地球は赤道あたりで遠心力で膨らんだ楕円を回転させた形であると考えられていました

そのため、測定結果を全て海面と同じ高さに補正すれば(現在はジオイドと名が付いています)

きれいな放物線になるものと考えていたのです

また、そうした考えが前提である故に子午線の一部を求めれば地球の全周が求められるはずなのでした

しかし、子午線は完璧な曲線ではありませんでした

それどころか、地球はきれいな楕円の回転体であるという仮定まで覆ってしまいました

地球はでこぼことしたジャガイモのような表面だと分かったのです

これは一つの重大な科学的発見であったとはいえ、この時ばかりは歓迎されませんでした

すでにフランスとその占領地にはメートルへの移行が予告され、多くの国民が結果を待ち望んでいたからです・・・・・

結果的にこの、完璧でないとわかってしまった測定結果は、支払った膨大な経費と

新度量衡を待ち望む国民の為にそのままメートルに使われることになりました

この、不完全な観測結果によるもののほか、測定時の避けられない誤差により

現在、人口衛星の測定値による地球の全周から求めた『完璧な』メートルよりも

いま私たちの使うメートルは0.2mmだけ短くなってしまいました

当時の装置と方法であったため仕方ないものの、1メートルに対してコピー用紙2枚分だけの誤差は大きいとみるか小さいとみるか・・・・・

この誤差は、当時たぐいまれな努力によってプロジェクトを完遂した学者たちに敬意を表して、

また、世界規模となったメートルの修正が容易でないために

その後メートル原器を作り直したり、光の速度で定義しなおしたりしたときも

誤差は残されたままになりました

話をメートル成立直後に戻します

あれだけ待ち望まれたメートルですが、前述した旧度量衡のメリットやメートル定規の生産が追い付かずに

普及は非常に遅れました

特に地方では度量衡の変化に対応できず、折からのナポレオン戦争によって経済は混乱していました

結果的にナポレオンがまだ皇帝だったころに旧来の度量衡に戻すことが決められてしまいました

まぁ、メートル以外の単位を罰するはずのお役所でさえ古い単位で書類を書いていたようなので仕方ないかもしれません・・・・・

この後、フランスはナポレオンがセントヘレナに流され、王政が復古

その後さらにナポレオンが皇帝に復活し、百日天下を経てワーテルローで敗れたために、再びブルボン家のルイ18世が即位します

次の国王のシャルルゥ10世ィの時に7月革命が起こり、フィリップ王の立憲君主制になります

この、ルイ・フィリップ王(別名国民王)の時に、旧体制の破棄とフランス革命の偉業の継承という形で

ようやくメートルが復活します

この後の2月革命と第2共和制、6月蜂起とナポレオン3世の第3帝政とつづく中でもメートルは維持され

次第に旧時代の度量衡は駆逐されていき、メートルの時代がはじまります

これ以前にベネルクス三国ではフランス統治時代からメートルは使われていました

それ以外の国々はイタリアが国内の勢力統一を為す中でメートル採用となったほか

スペイン、ポルトガルの採用は中南米への普及を促しました

そして1851年のパリ万博では

世界中の度量衡の測定器を展示して、来客を世界の単位の多様さに感嘆させた上で

最後に新たな単位としてプラチナ製のメートル原器を展示させるというあざとい方法でメートルの知名度を上げました

こうして1870年のメートル会議では主要国のほとんどすべてが参加し、メートル条約に批准しました

もっとも、批准してからもメートルへの完全移行にはタイムラグがあり

ロシアはソヴィエト連邦になってから以降し、

日本も1870年に始まり、1875年に締結されたメートル条約に参加しているものの、尺貫メインの単位系は

2次大戦後にようやくメートルに移行します

さらにイギリスは2001年にメートルの使用が義務付けられます

現在世界中の国が使用するメートルも、Wikipediaによると3カ国の例外があります

そのうちのひとつ、アメリカでは先述した探査機消失などがあっても未だに完全に移行されていません

残りアメリカ、リベリア、ミャンマーが採用すればメートルは世界征服を為したといってよいのではないでしょうか?

フランス革命に初まった「自由・平等・博愛」の精神も、民主主義もまだまだ世界には例外が多いです

けれどそれらと同じく、「全ての国の、全ての人に」というコンセプトのメートルを見れば、

格差も貧困も争いもない世界、他者と当時の学者たちの言葉を借りれば「ユートピア」も、いずれは・・・・・・

と思えてくる一方で、果たして世界から度量衡に続いて次は何を統一するのか?どんな違いをなくすのか?

果たして世界から差異をなくすのは正しいことなのか?などなどいろんな考えが浮かんできます

グローバル社会となった今、旧時代の度量衡からも見えてくるものもあるのではないでしょうか?

以上です、後半つまらなかったかも知れませんが、読んでくれてありがとう!

最初のショートストーリーだけ書きたかったのに・・・・・どうしてこうなった・・・・・・・

とりあえず、私たちが普段使うメートルの出身地とか、みんな知らなくてかわいそうだったので書きました

尋ねると 大抵の人はアメリカと、次点でイギリスと答えてくれるのですが

実際は真逆なのがいつも興味深いです

後半の文はおまけなんで、最後上手くまとめようとしたら大好きなメートルに懐疑的な文になっちゃったよ・・・

とりあえず、メートルはフランス生まれ!が言えたので満足です

ご覧いただきありがとうございました!!!

それから、読み返すと誤字やミスとかも多く、何度か指摘していただきありがとうございました

メートルに興味があれば参考図書3000円くらいなので是非どうぞ!!!

2人の測定者ドゥランブルとメシェンのやりとりと、世界中にバラバラに隠された、秘められたメートルの真実!!!

ドゥランブルとメシェン夫人のスキャンダラスな手紙の内容とは?

マラリアにかかったメシェン、最期の測量とその果てに求めたものは一体!?

などなど、今回省かせてもらった部分もたくさんあります。マイナーな本なんで少なくとも日本語じゃネットでヒットしないことばっかです!

最後に、読んで下すった方、レスを下った方ありがとうございました!!!、

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom